3683 サイバーリンクス 2020-03-16 15:30:00
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [pdf]
2020年3月16日
各 位
会 社 名 株式会社 サイバーリンクス
代 表 者 名 代表取締役社長 村上 恒夫
(コード番号:3683 東証第一部)
問 合 せ 先 総合管理部長 鳥居 孝行
(TEL. 073-448-3600)
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について
当社は、取締役会の実効性を高め、その機能を向上させることを目的として、当社コーポレート
ガバナンス・ガイドラインに基づいて取締役会の実効性に関する評価を実施いたしましたので、そ
の概要をお知らせいたします。
記
1.分析・評価方法について
2019年12月期を評価対象期間として取締役会の実効性を分析・評価するにあたり、前年度と
同様、すべての取締役及び監査役に「取締役会評価に関する質問票」を配付し、その回答結果
を参考に分析・評価を行いました。
<質問票の項目>
・取締役会の運営について
・取締役会での審議充実に向けて
・取締役会を支える体制について
・取締役会における監査役の役割・期待の発揮に向けて
・株主との関係充実に向けて
・役員自身の取り組みについて
・その他自由記載
2.分析・評価結果について
(1)分析・評価結果の概要
以下の観点から、取締役会の実効性は確保できていると評価いたしました。
① 取締役会の開催頻度、付議事項の数、審議の時期は適切であり、審議に十分な時間が
確保されている。
② 取締役会の議事進行は適切であり、自由に発言できる雰囲気になっている。
③ 審議に必要な情報提供の機会確保や的確な工夫等、取締役会を支える体制については、
適切に整備されている。
前年度の調査と比較し、取締役会資料について事前検討確保のためのポイントを絞った資
料の分量削減や、新任取締役2名増員における新任取締役に対するトレーニングの機会の提
供・支援、さらには、取締役・監査役と内部監査室との連携体制については改善が図られま
した。一方で、取締役会資料の早期提供、取締役会における事業に影響する主要なリスクの
審議充実等については、引き続き改善の余地があると認められました。
(2)評価結果から抽出された課題
当社取締役会の実効性を更に高めるために取り組むべきこととして、以下の課題を抽出い
たしました。
① 社外取締役の増員も含め、取締役会の構成の多様性を検討すること。
② 取締役会資料について、取締役の事前検討の時間を確保するために、内容に応じて議
題の提案時期を早期化するとともに、議案資料についても早期提供を図ること。
③ 取締役会において、後継者の計画や事業に影響する主要なリスクについてより一層の
審議充実を図ること。
3.今後の対応について
当社取締役会は、上記の分析・評価結果を踏まえ、上記2.(2)で抽出された課題の改善
に取り組み、取締役会の実効性の更なる向上に努め、より充実したコーポレートガバナンスと
企業価値向上を目指してまいります。
以上