3681 ブイキューブ 2020-05-14 16:10:00
20120年12月期第1四半期 決算説明資料 [pdf]

        2020年12月期 第1四半期
        決算説明資料



        株式会社ブイキューブ
        2020年5月14日



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.   1
目次




                                    1. コロナ禍の当社への影響

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.         2
ハイライト


         FY2020.1Q

      新型コロナの影響により、テレキューブなど物理的な納品の延期、製薬業界向けセミ
       ナー配信延期が多発し、約1億4000万円ほど売上を計上出来ず。
      当期は減益見込みだった汎用ウェブ会議が急拡大し始め、上記の遅延プロジェクトを
       補い、売上未達も営業利益は予算を7500万円程度上振れ。
      これまでにない問い合わせの急増、ユーザー利用時間の激増
      テレキューブの設置障害発生も、昨年同期比5倍となる265台を3ヶ月で設置
                                      (新型コロナ影響により設置作業が行えない等)



         FY2020通期

      コロナ禍の長期化や、終息後もテレワークの需要は更なる拡大を想定
      バーチャル株主総会配信サービスの提供開始、減益見込みだった汎用ウェブ会議が成
       長基調へ。1Qの納品・実施延期プロジェクトの実施へ。
      業績予想は据え置くも、予想の180%となる9億円の営業利益を目指す
Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                  3
                                    1. コロナ禍の当社への影響

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.         4
2020年の注力分野毎の成長


       一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議                         用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」



                                                    ⑤                     ⑥                     ⑦
                                  ①


                  ②                                 映像組み込み (SDK)              製薬ウェブ講演会等         緊急対策・災害対策
                                                    様々な業界での映像のニーズに、           製薬業界におけるウェブ講演会の   緊急対策、災害対策、現場支援ソ
                                                    API/SDKを提供し、共同での事業展       配信。リモートディテーリング・   リューション。
                                                    開を行う。                     オンライン診療・服薬指導の為の
                                                    (教育・ソーシャル・医療, etc)        仕組みを展開。




      ③                                         ④                         ⑧                     ⑨
                                                                                                    LMS/TMS


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                     5
新型コロナウイルスによる事業への影響

  短期ではマイナスの影響もあるものの、中長期的には総じて大きく事業拡大を後押しする状況に


                                                    ①テレワーク人口急増によるWeb会議利用の増加

                                          超         ①「密」の回避による説明会やセミナーのオンライン配信置き換え需要
                                          短
              中                           期
                                                         (売上+1億2500万円)

              長
              期                                        ⑥製薬業界向けセミナー配信の先送り(売上△8000万円)
                                                超
                 (




                 非                                     ④テレキューブ納品の遅延(売上△5500万円)
                 常
                 事
                                                短
                 態                              期      ③オンプレミス案件の受注・納品遅延
                 宣
                 言                                     ⑦緊急対策ソリューションのハード部分納品遅延
                 解
                 除
                 以
                 降                   ⑤あらゆる業界のサービスに映像を組み込みリモートを実現するためのSDK提供
                 )




                                     ⑧企業内の状況共有の為に映像を活用するQUMUや、営業活動のオンライン化の為のセールスプラス
                                     ⑨オンライン教育を実現する為のLMS/TMS


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                          6
2020年の注力分野毎の成長 – 第1四半期の計画比
                                                                                                (単位:百万円)
       一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議                  用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」




                   売上:669 (+125)
                   限利:592 (+147)                売上:34(▲1) 売上:219(▲84) 売上:107(▲25)
                                                限利:34(▲1) 限利:164(▲81) 限利:71(▲11)
                       売上:18 (▲3)
                       限利: 6 (▲1)
                                                映像組み込み (SDK)          製薬ウェブ講演会等         緊急対策・災害対策
                                                様々な業界での映像のニーズに、       製薬業界におけるウェブ講演会の   緊急対策、災害対策、現場支援ソ
                                                API/SDKを提供し、共同での事業展   配信。リモートディテーリング・   リューション。
                                                開を行う。                 オンライン診療・服薬指導の為の
                                                (教育・ソーシャル・医療, etc)    仕組みを展開。




     売上:92(+10) 売上:165(▲50)
     限利:72 (+2) 限利:68(+1)                                    売上:39(ー)                   売上:96(+5)
                                                             限利:23(▲1)                  限利:87(+5)
                                                                                           LMS/TMS


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                             7
パイプライン急増と既存ユーザー利用の増加

  新規契約の積み上げへ。既存ユーザの利用も増えアップセルが急増中。
                          問い合わせ数の推移                                    ポート数(同時接続数の契約数)の推移

                            4月昨年対比10倍




                  V-CUBEミーティング 利用時間/日                                          最大同時接続数/日

                                4月昨年対比3.6倍                                         4月昨年対比4.6倍




  2020/1/1           2020/2/1         2020/3/1   2020/4/1   2020/1/1    2020/2/1      2020/3/1   2020/4/1


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                               8
収益貢献イメージ

  主力ビジネスであるWeb会議・セミナー配信は、コロナ禍により今後の業績に貢献する見込み


                               Web会議 売上計上                                       イベント・セミナー配信                        売上計上
                                       既存       今年の新規                                                開催数



                  計上は積み上げ型となり、長期的な成長へ                                           計上は配信開催毎となり、短期的な実績に

                                                                           開催先送り⇒2Q以降



                 新規
              新規 1件
           新規 1件
           1件




           1月     2月    3月    4月    5月     6月   7月   8月   9月 10月 11月 12月   1月   2月   3月   4月   5月   6月   7月   8月   9月 10月 11月 12月
Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                                       9
                                    1. コロナ禍の当社への影響

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.         10
FY2020.1Q 実績:連結P/L

  前年同期比ではアイスタディの売却により減収となったものの、本業拡大による収益性改善により増益
  コロナウイルスの影響による案件の遅延・延期は第2四半期以降に貢献する見込み

                                                FY2019      FY2020           FY2020予想
                  (百万円)
                                                 1Q          1Q         通期              進捗率

                  売上高                              1,715       1,549     7,237            21.4%

                     売上原価                          1,048          841        4,250        19.8%

                  売上総利益                               666         708    2,986            23.7%

                     販管費                              638         637        2,486        25.6%

                  営業利益                                28          70         500          14.0%

                  経常利益                                △5          87         359          24.2%

                  親会社株主に
                  帰属する当期純利益
                                                      △5          73         255          28.6%




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                     11
FY2020.1Q 実績:連結B/S

  総資産の増加は前年度末の一時的な借入金返済による負債圧縮の反動。
  短期借入金、1年以内返済の長期借入金は、19.3Q:1,233百万円、19.4Q:546百万円、20.1Q:1,682百万円


                  (百万円)                         2019年12月31日   2020年3月31日    増減

                                   流動資産            2,269        3,249      +980
                           (うち 現金及び預金)             (790)        (1,790)    (+1,000)

                                   固定資産            4,733        4,435      △298
                           (うち ソフトウエア)             (2,025)      (2,001)     (△24)
                             (うち のれん)               (879)        (809)      (△70)

                                    総資産            7,002        7,685      +691
                                   流動負債
                   (うち 短期借入金、1年内返済の長期
                                                   2,248        3,141      +893
                           借入金)                    (546)        (1,682)    (+1,135)

                                   固定負債            1,705        1,561      △144
                              (うち 長期借入金)           (1,663)      (1,520)    (△142)

                                    純資産            3,049        2,982       △67


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                         12
株主還元


  昨年実施した株主還元施策は継続して実施する方針




                                            • FY2020期末配当予想:1円、 FY2019期末配当:1円
                     配当                     • 原則、一過性の利益を除く親会社株主に帰属する当期純利益に対して20%の
                                              配当性向を目指し、将来的には30%を目指す




                                            • テレキューブ利用券10,000円分を贈呈
                  株主優待                      (12月末時点100株以上を保有する株主様が対象)
                                            • 利用期間2020年4月1日~12月31日
                                                                        ご利用はこちらから→




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                        13
                                    1. コロナ禍の当社への影響

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.         14
セグメント概況

  VC事業は昨年の特殊事情が影響し減益になるが、予算比大幅増
  LMS事業は事業整理が進みWizlearn主体の底堅いセグメントに、AP事業はテレキューブの設置遅延あり

                                                       FY2019    FY2020    FY2020    FY2020    FY2020
                                (百万円)
                                                       1Q実績      1Q予算      1Q実績      2Q予想      通期予想

                ビジュアル                            売上高   1,046     1,065     1,058     2,200     4,692
              コミュニケーション                         営業利益    152       83        146       238       750
                  事業                            (率)    (14.5%)   (7.8%)    (13.9%)   (10.9%)   (16.0%)

               ラーニング                             売上高    365       195       210       396       830
             マネジメントシステム                         営業利益    -46        6         20        20        70
                 事業                             (率)     (-%)     (3.6%)    ( 9.5%)   (5.0%)    (8.4%)
                                                 売上高    303       324       280       735      1,715
                 アプライアンス
                                                営業利益     39        34        36        78       218
                    事業
                                                (率)    (13.1%)   (10.7%)   (12.8%)   (10.6%)   (12.7%)
                                                 売上高    -         -         -         -         -
                     全社費用                       営業利益   △117      △129      △132      △188      △538
                                                (率)    ( -%)     ( -%)     ( -%)     ( -%)     ( -%)
                                                 売上高   1,715     1,585     1,549     3,331     7,237
                        合計                      営業利益    28        △5         70       148       500
                                                (率)    (1.6%)     (-%)     ( 4.5%)   ( 4.4%)   (6.9%)
        【略称説明】
         VC:ビジュアルコミュニケーション、LMS:ラーニングマネジメントシステム、AP:アプライアンス
Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                            15
ビジュアルコミュニケーション事業

  売上高は微増したものの、製薬業界向けセミナー案件の延期等により営業利益率が減少
  昨年の大型案件により減益だが、汎用ウェブ会議の急増(特に他業界のセミナー案件)により大幅予算達成
                                        FY2019          FY2020              FY2020    FY2020
                 (百万円)
                                        1Q実績                1Q予算            1Q実績      通期予想
                  売上高                     1,046              1,065           1,058     4,692
                営業利益                       152                83             146       750
                    (率)                  (14.5%)             (7.8%)         (13.9%)   (16.0%)


                                     サブスク型売上高                                 配信延期等による逸失収益
  (百万円)                              月額サブスク        年額サブスク
    1,000
                                                                                           年額サブスク
      800
                                                                                           製薬、金融、HR業界などセミナー配信のアカウントプラン
                                        287      322                  347     329          開催都度売上計上
                       203     243                     274      258
      600     289

                                                                                           月額サブスク
      400

                       515     525      536      513                  510     512
                                                                                           月額契約や半年以上の長期契約
              469                                      494      504
      200                                                                                  毎月定額売上計上

        0
            FY18.1Q FY18.2Q FY18.3Q FY18.4Q FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                            16
ビジュアルコミュニケーション事業のKPI

  コロナ禍でのWeb会議需要の高まりにより新規契約が増え、請求社数は増加
  解約率は継続的に低減
                            月額サブスクKPI                             国内Web会議市場13年連続シェアNo.1(2020年3月24日発表)
        月額平均請求単価(千円)
                                                                             ASP(SaaS)型+
                                                           FY20
          FY14    FY15    FY16     FY17    FY18    FY19
                                                            1Q              SI(オンプレミス)型
          139      137     134     137      141    139     137

        請求社数(社)
                                                           FY20
          FY14    FY15    FY16     FY17    FY18    FY19
                                                            1Q
                                                                                       ブイキューブ
                                                                             その他
          1,065   1,155   1,225    1,228   1,211   1,215   1245
                                                                              30%        28%
        解約率(%)
                                                           19/4
          FY14    FY15    FY16     FY17    FY18    FY19     ~
                                                           20/3
          19.0     16.9    13.7    14.4    12.2    10.7    10.4
                                                                           Z社           C社
                                                                           10%          22%
                   Update
        ソースネクストとの協業(2020年3月10日発表)                                                J社
        中小企業、個人の顧客層をもつソースネクストの販売チャネルで                                            10%
        「V-CUBEミーティング」「Krisp」を販売




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                           17
ラーニングマネジメントシステム事業

  売却済み子会社アイスタディ(現:クシム)はFY19.1Qまで実績あり
  シンガポール子会社Wizlearnを中心に企業のオンライン研修領域にて業績拡大へ

                                                 FY2019               FY2020    FY2020      FY2020
                    (百万円)
                                                 1Q実績                 1Q予算      1Q実績        通期予想
                     売上高                               365              195       210         830
                 (アイスタディ
                 除いた売上高)                               244              195       210         830

                    営業利益                           △46                   6        20          70
                      (率)                          (-%)                (3.6%)    (9.5%)      (8.4%)


    (千SGD)                Wizlearn売上内訳推移
     14,000
                                                                                ----------増減要因----------
     12,000                                                             【売上】
     10,000                                                              ・FY19.1Qまでアイスタディ(現:クシム)連結対象
      8,000                                                              ・約9割がWizlearn
                  6,627         6,491           5,124         3470
      6,000
      4,000                                                             【利益】
      2,000       3,120         3,655           4,053         4940       Wizlearnは増益
          0                                                              ・学校向け:ストック収益で安定的な利益率を確保
                  FY17          FY18            FY19         FY20見込
                                                                         ・企業向け:ストック収益+個別カスタマイズ案件
                企業向け        学校向け        周辺諸国           その他サポート等

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                              18
アプライアンス事業

 引き続き「テレキューブ」は設置拡大中。
 売却済事業分の売上減少や、人とモノの動きが鈍化し納品遅延が発生

                                          FY2019             FY2020                FY2020     FY2020
           (百万円)
                                          1Q実績               1Q予算                  1Q実績      通期予想

                    売上高                         303               324               280        1,715
                  営業利益                          39                 34                36        218
                     (率)                   (12.8%)               (10.7%)           (12.8%)    (12.7%)



          テレキューブ設置台数                              テレキューブ累計設置台数                                          ----------増減要因----------
     (台)                                   (台)             企業向け            公共向け              【売上】
                                                                                      90      ・売却済電子黒板サービス事業 FY2019.1Q 55百万円
                                                                                              ・モノの納品を伴う案件の遅延
                                                                             65
                           265                                                       559
                                                                     50                      【利益】
                                                      3
                                                            13
                                                                     228
                                                                             319              ・FY19.1Qに利益率の高いテレキューブ実証実験案件
             53                                            148
                                                     105                                       があったため微減
          FY19.1Q       FY20.1Q                  FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                                      19
テレキューブ事業概要

  設置場所に適した商流で拡大中、社会インフラとなることを目指す
  テレワークする場所がない課題を解決、今後は行政手続きなどテレワーク以外の活用も
  また、コロナ終息後は、社員の安全な出社の為の個室としてニーズ拡大

               区分                         商流    当社から見た販売モデル           備考              FY2020目標

                                    直販・             購入        会議室不足、作業集中などプラ         500~1,000台
          企業向け                    当社通常代理店          サブスク       イベート空間利用
       (FY19:280台)                                                                 FY20.1Q:
                                                              商流には入らず、ロイヤリティ       サブスクモデルの実績
                                  オカムラ代理店         ロイヤリティ
                                                              収入を計上                が出始める

                                    テレキューブ
                                                              オフィスエントランスや複合施
                                     サービス           購入                                200~400台
                                                              設、私鉄駅構内への設置
                                     株式会社
       公共空間向け                                                                      JR東日本様:
      (FY19:65台)                                              「STATION BOOTH」として   「STATION BOOTH」
                                                              駅構内に設置               2020年に30駅への展
                                     JR東日本様         購入                             開予定
                                                              シェアオフィス「STATION
                                                              DESK」にも導入



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                        20
                                    1. コロナ禍の当社への影響

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.         21
経営体制

  2020年3月25日定時株主総会:越 直美 社外取締役の就任
  社外取締役の比率を更に高め、ガバナンスをより一層強固に

                                                                                    大津市長を2期8年務める
                                                                                    働き方改革、行政のデジタル化、ドローン
                                                                                    の活用、女性の起業支援や就業支援、子育
                                                                                    て施策(待機児童ゼロ達成)、自動運転な
                                                                                    どのスマートシティプロジェクトなどを積
                                                                                    極的に主導してきた

                                                                         越   直美
                                                                      元大津市長
          代表取締役社長CEO                            代表取締役副社長COO       元西村あさひ法律事務所弁護士
            間下 直晃                                  高田 雅也

                                                                社外取締役         村上    憲郎
                                                                社外取締役         西村    憲一
                                                                社外取締役         中野    創
                                                              新任 社外取締役        越    直美
                                                                常勤社外監査役       福島    規久夫
              常務取締役CRO                            取締役CTO
                水谷 潤                              亀﨑 洋介         社外監査役         小田嶋       清治
                                                                社外監査役         砂田    有史
Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                             22
FY2020 見通し


                                                FY2019        FY2020                 YoY
          (百万円)
                                                通期実績          業績予想           増減            増減率

          売上高                                       6,369         7,237           +868      +13.6%
             売上原価                                    4,056         4,250          +194           +4.8%

          売上総利益                                     2,313         2,986           +673      +29.1%
             販管費                                     2,598         2,486          △112       △4.3%

          営業利益                                     △284                500        +784           ー%
          経常利益                                     △341                359        +700           ー%
          親会社株主に
                                                         34       ※255            +221     +650.0%
          帰属する当期純利益
        ※2020年3月13日業績予想修正

                           目標:売上高78億円、営業利益9億円をターゲットに

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                            23
バーチャル株主総会配信サービス

   コロナ禍で長時間人が集まれなくなったことにより、株主総会に多くの株主が参加することが難しい状況
   経産省から発表されているガイドラインや各種法規則に沿ったハイブリット型バーチャル株主総会を実現
                         ・株主毎に固有に発行されるIDでログイン、オンラインで株主総会に参加できる
                         ・双方向性と即時性を確保することで会社法上の「出席」を実現
                         ・議長への質問や議決権の行使も可能

                                                                                 議案や賛成or反対のボタンを表示




                                                配信設計から当日の配信まで                      議決権行使を含めた
                                                包括的サポート                            システム面もバックアップ




                                                2020年3月25日 定時株主総会   バーチャル株主総会の試験運用を実施
                                                            ⇒例年の3倍の視聴者数

                                                        2020年5月からサービス提供開始

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                       24
用途特化の映像コミュニケーション・・・ 映像組み込み(SDK)

   高品質な映像、音声機能を自社サービスUIに合わせて映像コミュニケーションサービスを実装可能
   独自のコミュニケーションサービスの提供や、遠隔地から映像を見ながらの業務サポート



                                                ライブ配信の流行や外出自粛によるオンライン完結サービスのニーズが高まる
                                                    月額課金型の収益モデルでFY19下半期から実績が急上昇
    <お客様導入事例>
                    ライブ配信プラットフォーム                                    オンライン対話型プラットフォーム

                    パソコン、スマートフォン向けのライブ                               双方向型の映像コミュニケーションインフラ
                    配信やライブコマースといった大規模                                ・オンライン英会話スクール
                    映像配信サービスインフラ                                     ・オンラインフィットネス
                                                                     ・オンライン採用面接
                                                                     ・遠隔診療
    <今後の導入・・・用途や目的に応じた映像組み込み>
                    店舗の省人化、無人化
                                                                      現場作業の省人化、無人化
                    省人化、無人化が進む店舗にて、セルフレ
                                                                      省人化、無人化が進むIoT建機や自動運転の車な
                    ジやATM、デジタルサイネージなどに組み
                                                                      どに組み込み、高度技術者による遠隔監視・操作
                    込み、遠隔サポートが必要な場合に使い方
                                                                      や、ウェアラブルグラスに組み込み、建設現場、
                    説明や案内のガイドを行う
                                                                      インフラ設備点検での遠隔地から作業支援

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                   25
                                 テレワークで日本を変える、
                                 映像コミュニケーションの
                                 総合ソリューションプロバイダー




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.      26
目次




                                    1. 社会情勢の当社への影響

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.         27
ミッション




                                            Evenな社会の実現
                                     ~すべての人が平等に機会を得られる社会の実現~

                                            誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。

                                                人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、
                                                     より豊かな社会を実現できる考えています。

                                          大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、
                                              課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題を
                                                ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、
                                         社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                   28
SDGsへの取り組み

  社会課題を事業を通じて解決するブイキューブ

                                                映像コミュニケーションにより時間と距離の制限がなくなることで、
                                                全ての人が平等に教育、雇用、医療などの機会を得られる

                                                性別や居住地域を問わず個々の事情に合わせた多様な働き方の実現に貢献




                                                テレワークの普及によって移動による負担を軽減し、働きやすく住みやすい
                                                社会の実現に貢献

                                                災害など有事の際でも出社することなく会議を開催でき、対策を検討できる




                                                テレワークが当たり前の社会になることで無駄な移動が減り、
                                                移動に伴うCO2排出量の削減に貢献



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                        29
セグメント概要



                                     ビジュアルコミュニケーション事業


                                    • V-CUBEミーティング, V-CUBEセミナー、 Agora.io、セールスプラス、Krisp、
                                      Qumu、V-CUBE Video SDK
                                    • 各子会社においてブイキューブのサービスラインナップ



                                     ラーニングマネジメントシステム事業


                                    • [Wizlearn Technologies Pte. Ltd.] AsknLearn



                                     アプライアンス事業


                                    • テレキューブ、V-CUBE Box、V-CUBEデバイス(マイク、スピーカー、
                                       カメラ等)、V-CUBEボード(災害対策ソリューション)



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                             30
会社概要 (2019年12月31日現在)

        テレワークで日本を変える、映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダー



                             会社名                株式会社ブイキューブ

                             設立                 1998年10月16日

                             決算期                12月

                             資本金(資本準備金含む)       2,857百万円

                             上場市場               東京証券取引所市場第一部(3681)

                             グループ会社             国内3、海外5(シンガポール3,米国1,タイ1)

                             役員数・従業員数           役員14名・従業員402名(連結)
                                                ※2019年12月31日現在




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                              31
グループ会社 (2020年3月31日現在)

        6社の子会社を含め、日本や米国、ASEANを中心に展開



                                                                                                                 シンガポール
                                                                株式会社ブイキューブ




                                  テレキューブ(株)                V-cube Global Services Pte. Ltd.         V-cube USA, Inc.




                          テレキューブサービス(株)
                                                ※持分法適用会社
                                                           Wizlearn Technologies Pte. Ltd.        V-cube (Thailand) Co., Ltd.



                                                              Pave Education Pte. Ltd.



                                                                                              他グループ会社:株式会社センシンロボティクス

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                                   32
沿革

                     創業 (有)ブイキューブインターネット設立、ウェブ制作やシステム開発、アプリ開発を受託
                          株式会社に組織変更
                              テレビ会議が高くて買えず、ウェブ会議を自社利用目的に開発、販売開始
                                 株式会社ブイキューブに商号変更、映像コミュニケーションに特化を決定
                                      Intel Capital からの投資、アジア展開開始
                                                     東証マザーズ上場
                                                            東証一部上場
                1998     2001     2004      2009      2012      2013       2014       2015       2016         2017       2018       2019
                                   2003 V-cube USA, INC
                                                2009 V-cube Malaysia Sdn. Bhd.                                                        売却
                                                           2012 V-cube Global Services Pte. Ltd. Singapore
                                                           2012 PT. V-cube INDONESIA                                                            売却
        売上高(百万円)                                                       2013 威立方(天津)信息技術有限公司                         売却
           関連会社                                    7,960
                                  7,239                                          2014 パイオニアVC                                         吸収合併後、電子黒板事業売却
           単体                              6,638            6,369
                         6,083                                                              2015 Wizlearn Technologies Pte. Ltd.
           海外比率                    26.5%
                 4,681   21.4%                                                              2015 iStudy Co., Ltd.                               売却
                                           17.1% 15.6%
                14.7%                                                                                        2016 V-cube (Thailand) Co., Ltd.
        2,525                                              19.8%
                                                            5,020
      9.5%                3,540   3,972            5,924                                                                                         2019 テレキューブ
                 3,149                     3,483
        2,419


        2013     2014     2015    2016     2017    2018     2019


Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                                                                  33
主要通貨の為替レート



                                                                   FY19                    FY20
               通期                                      通期
                                                      (期初想定)
                                                                  期中平均
                                                                   (実績)
                                                                               期末日
                                                                               (実績)
                                                                                           通期
                                                                                           (想定)
                                         (円)


                                                US$      111.00      109.06      109.55      111.00


                                                S$        81.00       79.95       81.06       81.00



                                                      FY19.1Q     FY20.1Q     FY19.1Q     FY20.1Q
               1Q                                     期中平均        期中平均         期末日         期末日
                                         (円)           (実績)        (実績)        (実績)        (実績)

                                                US$      110.21      108.97      111.01      108.83


                                                S$        81.36       78.73       81.89       76.31



Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                         34
マネジメントチーム(2020年3月31日現在)

        創業時からのメンバーを中心としたマネジメントチーム


                                                代表取締役社長 CEO                        常務取締役 CRO (Chief Revenue Officer)
                                                間下       直晃                        水谷      潤
                                                1977年   東京生まれ                      2006年   当社入社(新卒一期生)
                                                1998年   当社設立                       2009年   営業本部グループマネージャー
                                                2000年   慶應義塾大学理工学部卒業               2012年   営業本部副本部長就任
                                                2002年   慶應義塾大学大学院修了                2014年   カスタマーエクスペリエンス長兼任
                                                2003年   V-cube USA, Inc. 設立        2015年   営業本部本部長就任
                                                2009年   V-cube Malaysia 設立         2016年   当社取締役就任(営業担当)
                                                2012年   V-cube@Singapore 設立        2019年   当社常務取締役就任
                                                2012年   P.T. V-cube Indonesia 設立
                                                2015年   ブイキューブロボティクス設立




                                                代表取締役副社長 COO                       取締役 CTO
                                                高田       雅也                        亀﨑      洋介
                                                2001年 ㈱ブイキューブインターネット               2002年   ㈱ブイキューブインターネット入社
                                                         取締役就任                     2003年   ウェブ会議の原型を開発
                                                2002年 慶應義塾大学大学院修了                  2007年   当社執行役員就任
                                                2006年 当社取締役副社長就任                   2012年   当社取締役就任(技術担当)
                                                2012年 当社代表取締役副社長就任




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                          35
社外役員(2020年3月31日現在)

        経験豊かで強力な社外取締役、監査役によるコーポレートガバナンス


                                役職                氏名                           略歴

                                                           ㈱村上憲郎事務所 代表取締役
                            社外取締役               村上    憲郎   セルソース㈱ 社外取締役
                                                           元 Google,Inc.副社長 兼 グーグル㈱ 代表取締役社長
                                                           ㈱白山 社外取締役
                            社外取締役               西村    憲一   元 ㈱NTTネオメイト 代表取締役社長
                                                           元 ㈱ミライト 相談役
                                                           ㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
                            社外取締役                中野   創    REVICパートナーズ㈱ 取締役
                                                           ㈱千趣会 社外監査役
                                                           元 西村あさひ法律事務所弁護士
                            社外取締役                越   直美
                                                           元 大津市長
                                                           サクセス・コーチング・スタジオ 代表
                          常勤社外監査役               福島   規久夫

                                                           小田嶋清治税理士事務所 代表弁護士
                            社外監査役               小田嶋   清治
                                                           エバラ食品工業㈱ 社外監査役
                                                           ㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
                            社外監査役               砂田    有史   REVICパートナーズ㈱ シニア・ディレクター
                                                           ㈱I-ne 社外監査役




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                 36
グループ従業員の状況(2019年12月31日現在)


                                    グループ別                                      地域別                              機能別

                                    単体    子会社                      日本       シンガポール      その他             技術      営業・マーケ        管理
                            420                                     420                                  420
                                                  402                                 402                                402
                                                                    16                  9                50                 52
                             174                  166               158                153               141                129


                             246                  236               246                240               229                221


                          '19/6末                '19/12末           '19/6末             '19/12末           '19/6末         '19/12末


                                                                          従業員数の推移

                                                                          単体         子会社
                                470                      500
                                                                    450                457       420                  402

                                                         296       201                  213      174
                                   284                                                                                166



                                                         204       249                  244      246                  236
                                   186


                              '15/12末                   '16/12末   '17/12末             '18/12末   '19/6末             '19/12末

Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                                      37
本資料の取り扱いについて


        本書は、株式会社ブイキューブ(連結子会社を含む)に関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する
        記述を含みます。これらの記述は、当社が本書の作成時点において入手した情報に基づき、本書の作成時点にお
        ける予測等を基礎として記載されています。また、これらの記述のためには、一定の前提(仮定)を使用してい
        ます。これらの記述または前提(仮定)は主観的なものであり、将来において不正確であることが判明したり、
        将来実現しない可能性があります。このような事態の原因となりうる不確実性やリスクに関する追加情報につい
        ては、当社の決算短信、有価証券報告書、ディスクロージャー誌、アニュアルレポート等をご参照ください 。
           本書における将来に関する記述は、本書の作成時点のものであり、本書の作成時点の後に生じた事情によりこ
        れらの記述に変更があった場合でも、当社は本書を改訂する義務は負いかねますのでご了承ください。
           本書における当社以外の企業等にかかわる記述は、公開情報等から引用したものであり、かかる情報の正確性・
        適切性等について、当社はこれを保証するものではありません。本書で使用するデータまたは表現等の欠落、誤
        謬、本書の使用により引き起こされる損害等に対する責任は負いかねますのでご了承ください。
           本書にかかる一切の権利は、株式会社ブイキューブに帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、い
        かなる目的であれ、当社の書面による承諾を得ずに複製または転送等を行わないようお願いいたします 。




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                   38