3681 ブイキューブ 2019-10-25 15:30:00
マス広告開始による業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                             2019 年 10 月 25 日
各     位
                               会 社 名 株 式 会 社 ブ イ キ ュ ー ブ
                               代表者名 代 表 取 締 役 社 長    間下 直晃
                                       (コード番号:3681 東証第一部)
                               問合せ先 CFO 経営企画本部長      山本 一輝
                                             (TEL. 03-5475-7250)



                 マス広告開始による業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、テレワーク市場活性化並びに「テレキューブ」関連事業の急拡大を受けた本格的なマス
広告投資実行を決定したことに伴い、2019 年5月 15 日に公表した 2019 年 12 月期(2019 年1月1
日~2019 年 12 月 31 日)の連結業績予想を修正しましたので、下記の通りお知らせいたします。

                                       記

1. 2019 年 12 月期通期連結業績予想数値の修正
     (2019 年1月1日~2019 年 12 月 31 日)                            (単位:百万円)
                                                   親会社株主に
                                                               1株当たり
                     売上高       営業利益        経常利益      帰属する
                                                               当期純利益
                                                    当期純利益
    前回発表予想(A)          6,497         345     283       717       29 円 66 銭
    今回修正予想(B)          6,550          0      △62       372       15 円 37 銭
    増減額(B-A)              53     △345       △345      △345
    増減率(%)               0.8          -        -         -
    (ご参考)前期実績          7,960         345     259       456       18 円 95 銭
    (2018 年 12 月期)
(注)前回発表予想の1株当たり当期純利益は、2019 年5月 15 日現在の発行済株式総数
(24,184,600 株)を基に、今回修正予想は、2019 年 10 月 25 日現在の発行済株式総数(24,201,400
株)を基に算出しております。


2. 修正の理由
    当社は、日本国内におけるテレワークの広まりによるウェブ会議などのコミュニケーション
   サービスの顧客規模拡大、及び、テレワークのためのコミュニケーションブース「テレキュー
   ブ」の展開を加速し、2020 年以降の中長期的な成長を実現すべく、テレビCMを含むマス広告
   を今年度中に実施することを決定いたしました。従前はマス広告の機が熟してないと判断し、
   規模の獲得に限界はあるものの、効率の高いオンライン広告を中心とした小規模なマーケティ
   ング活動のみの展開をしてまいりましたが、昨今の社会動向や「テレキューブ」の好調な推移
   を受け、本格的なマス広告への取り組みを決定いたしました。これに伴い、本マーケティング
   費用を営業赤字とならない水準で織り込むことを想定し、営業利益は 0 円となる見込みです。
   また、本マス広告の効果は当期にはほぼ影響はないものの、売上高は前回発表予想より微増と
   なり、6,550 百万円となる見込みです。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前述
   のマス広告費用の影響を織り込み、前回発表予想を下回る見込みとなりました。
    なお、今期の配当予想は従来の 1 円から変更ありません。

      当社がこのタイミングで大規模なマーケティング投資の実行に踏み切った理由として、以下
     のような背景が挙げられます。

       【テレワークの急速な広まり】
       ・オリンピックに向けた政府のキャンペーン・要請
   ・大企業だけではない中小企業への裾野の広がり
   ・度重なる台風などの災害に伴うテレワーク活用の意識の高まり
   ・「テレキューブ」の駅・街中への本格的な普及の開始と高い利用状況

   【当社における動向】
   ・ウェブ会議の既存ユーザの利用状況の活発化  (直近 3 ヶ月の平均利用時間は昨年対比 133%、
  利用回数は 143%)
   ・認知度不足という課題認識(テレワークの急速な広まりが当社の成長に直結していない。
  または「テレキューブ」の認知度は向上しているものの、当社の認知と直結していない。)
   ・「テレキューブ」の商材特性による、問い合わせ後の高い成約率(通常の 8.4 倍)
   ・「テレキューブ」のサブスクリプションモデルの開始(月額サブスクリプションの成長ド
  ライバー)
   ・既に宮崎県でのテレビ CM によるマス広告を先行して行っており、一定の効果を得た。

   本マーケティング投資により、新規顧客を獲得し、月額サブスクリプションを中心とした来
  年度の売上及び営業利益の拡大を確実なものにするとともに、再来年度以降の更なる成長の加
  速につなげてまいります。

3. 今後の見通し
    本マーケティング施策の効果を確認したのち、3ヶ年の中期経営計画を 2020 年2月に発表す
   る予定であります。



                                                以 上