3681 ブイキューブ 2020-11-12 15:30:00
2020年12月期第3四半期 決算説明資料 [pdf]

        2020年12月期 第3四半期
        決算説明資料



        株式会社ブイキューブ
        2020年11月12日



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目次




                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.3Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 参考資料




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ハイライト

         FY2020.3Q
      8/13上方修正時の3Q累計見込に対し大幅に進捗(昨年対比 売上高8億円増、営業利益7億円増)
      汎用Web会議領域がコロナ禍におけるテレワーク関連需要を取込後、高水準で推移
          (ストック型売上の積み上げ)

      公共空間向けテレキューブ・オンプレミス・製薬Web講演会は2Qの緊急事態宣言下で
       の遅延から徐々に案件の進捗が戻り始める
          (製薬Web講演会は7月以降急増し、通期では期初計画通りの見込)


         FY2020通期

      11/9上方修正                          売上高79億円、営業利益9億円の予想
      配当予想も1株あたり2円から4円に増配予定(FY2019実績:1株あたり1円)
      テレキューブの設置台数が急拡大、今年度の設置台数は2,000台に迫る勢いへ
      イベント・セミナー配信事業が製薬/非製薬業界とも急成長、対面回避だけでなくコス
       ト面や集客等オンライン化効果の認知拡大(”SaaS+Service”モデルによる競争優位)

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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.3Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 参考資料




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2020年の注力分野毎の成長


       一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議                         用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」



                                                    ⑤                     ⑥                     ⑦
                                  ①


                  ②                                 映像組み込み (SDK)              製薬ウェブ講演会等         緊急対策・災害対策
                                                    様々な業界での映像のニーズに、           製薬業界におけるウェブ講演会の   緊急対策、災害対策、現場支援ソ
                                                    API/SDKを提供し、共同での事業展       配信。リモートディテーリング・   リューション。
                                                    開を行う。                     オンライン診療・服薬指導の為の
                                                    (教育・ソーシャル・医療, etc)        仕組みを展開。




      ③                                         ④                         ⑧                     ⑨
                                                                                                    LMS/TMS


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2020年度の事業進捗について


                                                     1Q             2Q                         3Q
               注力事業                      No.
                                                 Beforeコロナ       緊急事態宣言下                   Withコロナ


  V-CUBEミーティング                            ①     • 例年並み
                                                                   ◎
                                                              • テレワークの認知拡大によ
                                                                り需要拡大
                                                                                            〇
                                                                                 • 2Qから減少もBeforeコロナより高い水準を維持




   イベント
                    製薬業界
                  (Web講演会)
                                          ⑥
                                                  △
                                                • 1,2月:計画通り
                                                • 3月:開催延期
                                                                   ×
                                                              • 開催自粛により延期
                                                              • 6月下旬より再開
                                                                                     ◎
                                                                                 • 本格再開
                                                                                 • オンラインシフト加速   • 急増した需要により
                                                                                                  キャパシティ超過



                                                  〇                          ◎
   配信事業                                         • 1,2月:例年並み                                     • 4Q以降の供給体制整
                                                              • 様々な業界で実地セミナーがオンライン開催にシフト
                   製薬業界以外                 ①     • 3月:人材系領域                                        備のための先行投資
                                                              • 人材系領域の他、バーチャル株主総会やIR等にも展開
                                                  の急増


  映像組み込み(SDK)                             ⑤     • 例年並み
                                                              • 利用分数が急増(p.8参照)

                                                                              ◎
                                                              • 外出自粛等による配信系サービスの需要の高まり


  テレキューブ                                  ⑥
                                                  △
                                                • 3月より遅延
                                                                  △
                                                              • 商談/納品の顕著な遅延
                                                              • 公共向けのニーズ拡大
                                                                                            〇
                                                                                 • JRや公共向けの再開(都心から郊外に需要拡大)
                                                                                 • 企業向け:一人用+サブスクの需要拡大

  オンプレミス
  緊急対策・災害対策
                                          ③
                                          ⑦

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                                                  △
                                                • 2月より遅延      • 商談/納品の遅延が継続
                                                                                  △                            6
                                                                                ( )内は3Q実績と期初計画(営業利益5億円)との差
2020年の注力分野毎の成長 – 第3四半期の計画比                                                      [ ] 内は最新の通期計画(営業利益9億円)

                                                                                                                  (単位:百万円)
       一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議                            用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」



           売上:2,472 (+707)[3,303]
                                                          売上:261(+107) 売上:729(▲140) 売上:308(▲79)
           限利:1,995 (+566)[2,648]
                                                               [428]                   [1,399]            [443]
                                                          限利:204(+55)             限利:514(▲180) 限利:220(▲24)
                                                               [335]                   [993]              [317]

                 売上:58 (▲39)[67]
                 限利: 24 (▲10)[28]
                                                          映像組み込み (SDK)             製薬ウェブ講演会等         緊急対策・災害対策
                                                          様々な業界での映像のニーズに、          製薬業界におけるウェブ講演会の   緊急対策、災害対策、現場支援ソ
                                                          API/SDKを提供し、共同での事業展      配信。リモートディテーリング・   リューション。
                                                          開を行う。                    オンライン診療・服薬指導の為の
                                                          (教育・ソーシャル・医療, etc)       仕組みを展開。


  売上:221(▲148)                        売上:582(▲194)
          [275]                                 [1,039]
  限利:173 (▲144) 限利:254(+5)                                       売上:154(+12)[207]                売上:315(+32)[418]
          [216]                                 [453]            限利:87(▲6)[135]                  限利:280(+24)[371]

                                                                                                         LMS/TMS


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コロナ禍におけるリモート化・オンライン化の拡大

  リモート化・オンライン化を支援するサービスが成長を継続、デジタルの有効活用が進む
  Web会議サービスV-CUBEミーティングもコロナ禍で増加した利用水準で推移

                                             問い合わせ数                                                                       セミナー(イベント)開催数                                       SDK利用分数

                                                                                                                                                     緊急事態宣言以降の
                                                                                                                                                        急成長
                                                                                                                         緊急事態宣言による
                                                                                                                          接触回避の影響

          コロナ禍前の水準
                 19/10
                         19/11
                                 19/12
                                         20/01
                                                 20/02
                                                         20/03
                                                                 20/04
                                                                         20/05
                                                                                 20/06
                                                                                         20/07
                                                                                                 20/08
                                                                                                         20/09
                                                                                                                 20/10




                                                                                                                                                  19/01

                                                                                                                                                          19/03

                                                                                                                                                                  19/05

                                                                                                                                                                          19/07

                                                                                                                                                                                  19/09

                                                                                                                                                                                          19/11

                                                                                                                                                                                                  20/01

                                                                                                                                                                                                          20/03

                                                                                                                                                                                                                  20/05

                                                                                                                                                                                                                          20/07

                                                                                                                                                                                                                                  20/09
                                                             V-CUBEミーティング
                                                                                                                                                V-CUBEミーティング 利用時間
         コロナ禍前の水準                                         ポート数(同時接続数の契約数)
                                                                                                                                     コロナ禍前の水準




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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.3Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 参考資料




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FY2020.3Q 実績:連結P/L

   社会全体のリモートシフトにより利益率の高い汎用Web会議が大きく成長し、増収・黒字化
   11/9修正予想はサービス提供体制強化のための先行投資を含み、その費用を上回る売上増加を実現見込み
   (売上増加約7億円、営業利益増加約2億円)



                                                FY2019      FY2020               FY2020通期予想
                 (百万円)
                                                                                    8/13       11/9
                                                 3Q          3Q         期初予想
                                                                                   修正予想       修正予想

                 売上高                              4,528       5,314      7,237       7,201      7,900

                 営業利益                             △166            556      500         708       900

                 経常利益                             △195            550      359         665       860

                 親会社株主に
                 帰属する当期純利益                            481         635      185         623      1,000



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FY2020.3Q 実績:営業利益の推移(対前年比)

   VCセグメントの汎用Web会議やSDKを中心に大きく成長
   事業売却による収益性改善や昨年発生したロイヤルティ費用の減少により利益貢献
                                                                                                                (単位:百万円)
                 700

                                                      主に汎用Web会議や
                 600
                                                     SDKビジネスの大幅成長                          31            ▲40
                                                                              69
                 500

                                                                                                  社内DXに向けた投資
                 400

                                                                            子会社Wizlearnの
                 300      FY19のアイスタディ売却
                                                                           企業向けLMSの成長                                556
                          によるLMSの収益性改善
                 200                                                562
                                                     FY19のロイヤルティ
                                                                                                テレキューブ
                 100                                 費用の一括計上の影響
                                                                                                 事業の成長

                   0


                 -100      ▲166                            55
                                                45
                 -200


                 -300
                        FY19 3Q 営業利益     事業売却の影響       ロイヤルティ費用     VC事業    LMS事業          AP事業          全社費用    FY20 3Q 営業利益




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FY2020.3Q 実績:連結B/S

  期初計画に比べて事業が伸長していることによる営業CFの良化等により、
  Net Debt(純有利子負債)は約14億円から約5億円となり、財務的な安全性が改善


                 (百万円)                          2019年12月31日   2020年9月30日    増減

                                  流動資産             2,269        4,342      +2,073
                           (うち 現金及び預金)             (790)        (2,695)    (+1,905)

                                  固定資産             4,733        4,798       +65
                           (うち ソフトウエア)             (2,025)      (2,067)     (+42)
                             (うち のれん)               (879)        (780)      (△99)

                                    総資産            7,002        9,140      +2,138
                                  流動負債
                  (うち 短期借入金、1年内返済の長期
                                                   2,248        4,753      +2,505
                          借入金)                     (546)        (2,547)    (+2,001)

                                  固定負債             1,705         828       △877
                              (うち 長期借入金)           (1,663)       (648)     (△1,015)

                                    純資産            3,049        3,557      +508


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株主還元

  財務状況を勘案しながら、安定的かつ継続的に株主還元を行っていく


                                                FY2020期末配当予想:4円、 FY2019期末配当:1円
                     配当                         原則、一過性の利益を除く親会社株主に帰属する当期純利益に対して20%の配
                                                当性向を目指し、将来的には30%を目指す




                自社株買い                           11/12発表   3億円規模での実施(期間 2020/11/13~12/18)
                                                FY2019は約1億円の自社株買い




                  株主優待                          株主数増加等により、主に配当での株主還元にシフト
                                                (テレキューブ利用券優待の中止)




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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.3Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 参考資料




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セグメント概況

   VC事業 :昨年度は特殊事情により一時的に利益率が悪化、今年度は期初予算を上回る実績
   LMS事業:シンガポール子会社Wizlearn主体の安定したセグメントに
   AP事業 :緊急事態宣言下の遅延より下期は需要拡大で急成長。販売モデルの変化により収益性は良化見込

                                                       FY2019    FY2020     FY2020    FY2020    FY2020
                                    (百万円)                                    期初       8/13修正    11/9修正
                                                       3Q実績      3Q実績       通期予想      通期予想      通期予想
                     ビジュアル                       売上高   2,929     3,848      4,692     4,866     5,746
                   コミュニケーション                    営業利益    139       755        750       944      1,066
                       事業                       (率)    (4.8%)    (19.6%)    (16.0%)   (19.4%)   (18.6%)
                    ラーニング                        売上高    812       581        830       825       767
                  マネジメントシステム                    営業利益    △35        79         70        90       107
                      事業                        (率)     (-%)     ( 13.6%)   (8.4%)    (10.9%)   (14.0%)
                                                 売上高    786       885       1,715     1,510     1,387
                      アプライアンス
                                                営業利益     86       117        218       203       295
                         事業
                                                (率)    (11.0%)   (13.3%)    (12.7%)   (13.4%)   (21.3%)
                                                 売上高    -         -          -         -         -
                          全社費用                  営業利益   △356      △396       △538      △528      △568
                                                (率)    ( -%)     ( -%)      ( -%)     ( -%)     ( -%)
                                                 売上高   4,528     5,314      7,237     7,201     7,900
                             合計                 営業利益   △166       556        500       708       900
                                                (率)     (-%)     ( 10.5%)   (6.9%)    (9.8%)    (11.4%)

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ビジュアルコミュニケーション事業

   月額サブスクはコロナ禍により急増したパイプラインを着実に積み上げ、一段成長した水準で推移
   年額サブスクは緊急事態宣言下での製薬Web講演会の延期があったものの、対象顧客の拡大により大きく成長

                                       FY2019          FY2020        FY2020          FY2020
                     (百万円)
                                                                      8/13修正         11/9修正
                                        3Q実績           3Q実績           通期予想           通期予想
                     売上高                  2,929         3,848          4,866          5,746
                     営業利益                  139           755            944           1,066
                      (率)                 (4.8%)       (19.6%)        (19.4%)         (18.6%)

                                      サブスク型売上高
 (百万円)                                    月額サブスク        年額サブスク
     1,400
                                                                                                       年額サブスク
     1,200
                                                                                                       製薬、金融、HR業界などセミナー配信プラン
     1,000
                                                                                                582    開催都度売上計上
       800                                                                            293
                                        287      322                  347      329
       600     289     203     243                     274     258                                     月額サブスク

       400                                                                                             月額契約や半年以上の長期契約
                                                                                      658       642
               469     515     525      536      513   494     504    510      512                     毎月定額売上計上
       200

         0
             FY18.1Q FY18.2Q FY18.3Q FY18.4Q FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q FY20.3Q

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ビジュアルコミュニケーション事業のKPI

   請求単価と請求社数は、Web会議需要の高まりにより契約ボリューム増を獲得し高い水準で推移
   解約率は、2Qは旧システムの終息に伴う解約、3Qは緊急事態宣言下で増加した臨時契約の一部解約により上昇

                                     月額サブスクKPI                                     国内Web会議市場13年連続シェアNo.1(2020年3月24日発表)
        月額平均請求単価(千円)
          FY14    FY15     FY16    FY17     FY18    FY19
                                                            FY20   FY20    FY20         ASP(SaaS)型+SI(オンプレミス)型
                                                             1Q     2Q      3Q

           139     137     134      137     141     139     137    158     156

        請求社数(社)
                                                            FY20   FY20    FY20
          FY14    FY15     FY16    FY17     FY18    FY19
                                                             1Q     2Q      3Q
                                                                                               その他        ブイキューブ
          1,065   1,155    1,225   1,228    1,211   1,215   1245   1,393   1,368                30%         28%
        1か月平均解約率(%)
                                                            FY20   FY20    FY20
          FY14    FY15     FY16    FY17     FY18    FY19
                                                             1Q     2Q      3Q

          1.27     1.13    0.90     0.95    0.94    0.91    1,08   1.45    1.69

                                                                                             Z社             C社
                                     競合企業との差別化                                               10%            22%
                                           セキュリティ
                                                                                                   J社
                                           プライバシー                                                  10%
                                    サポート
                           (24時間365日問い合わせ日本語対応)
                                                                                         (株)シード・プランニング『2020 ビデオ会議/Web会議の
                                                                                         最新市場とビデオコミュニケーション機器・サービス動向』

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ラーニングマネジメントシステム事業

   シンガポール子会社Wizlearnは、学校/企業向けにオンライン学習/研修プラットフォームを提供
   政府による内製化や少子化の影響により学校向けビジネスの縮小傾向を見越し、コスト抑制で収益率維持

                                          FY2019            FY2020     FY2020    FY2020
                     (百万円)
                                                                       8/13修正    11/9修正
                                           3Q実績             3Q実績       通期予想      通期予想
                         売上高                    812            581      825       767
                  (アイスタディ
                  除いた売上高)                       691            581      825       767

                     営業利益                       △35             79       90       107
                          (率)                   (-%)        ( 13.6%)   (10.9%)   (14.0%)


    (千SGD)                 Wizlearn売上内訳推移
     14,000
     12,000                                                            【売上】
     10,000                                                             ・FY19.1Qまでアイスタディ(現:クシム)連結対象
      8,000                                                             ・Wizlearnの売上が約9割
                                6,491
      6,000       6,627                         5,124       3,470      【利益】
      4,000                                                             Wizlearn
      2,000       3,120         3,655           4,053       4,940       ・学校向け:ストック収益で安定的な利益率を確保
          0                                                             ・企業向け:ストック収益+個別カスタマイズ案件
                  FY17          FY18            FY19       FY20見込

                企業向け        学校向け        周辺諸国           その他サポート等

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アプライアンス事業

   公共向けテレキューブでコロナ禍における納品遅延が継続
   企業向けテレキューブは3Qに大きく進捗し、期初目標の設置1,000台を達成見込み

                                       FY2019          FY2020         FY2020    FY2020
                    (百万円)
                                                                      8/13修正    11/9修正
                                       3Q実績            3Q実績           通期予想      通期予想
                     売上高                    786          885           1,510     1,387
                    営業利益                    86           117           203       295
                      (率)               (11.0%)        (13.3%)        (13.4%)   (21.3%)


                           テレキューブ四半期毎設置台数                                                             テレキューブ累計設置台数
                      企業向け             企業向け(サブスク)                     公共空間向け
                                                                                                 企業向け        企業向け(サブスク)                  公共空間向け
                                                                       39                                                                  152
                   (台)                                                 45                                                                   72
                                                                                          (台)


                                                                                                                                   113
                                                       25                                                                           27
                                                        9                                                                   90
                                                                       449                                                   9            1164
                                                                 23
                                                                 18
                                                       240                                                          65             715
                                       37         15                                                        50             559
                              3                                156                                  13             319
                      10               80         91                                        10             228
                      43      66                                                            82     148
                   FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q FY20.3Q                FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q FY20.3Q


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テレキューブ事業概要

   設置場所に適した商流で拡大中、社会インフラとなることを目指す
   テレワークする場所がない課題を解決、今後は行政手続きなどテレワーク以外の活用も(11/11青梅市役所設置)
   直近では、ターミナル駅から生活圏でのニーズ、社員の安全な出社の為の個室としてのニーズが拡大中

               区分                         商流     当社から見た販売モデル            備考            FY2020期初目標

                                    直販・              売り切り        会議室不足、作業集中などプラ
          企業向け                    当社通常代理店            サブスク        イベート空間利用               500~1,000台
       (FY19:280台)                                                                    (3Q時点で845台)
                                                                 商流には入らず、ロイヤリティ
                                  オカムラ代理店           ロイヤリティ
                                                                 収入を計上

                                    テレキューブ
                                                                 オフィスエントランスや複合施
                                     サービス            売り切り
                                                                 設、私鉄駅構内への設置
                                     株式会社
       公共空間向け
                                                                                         200~400台
      (FY19:65台)                                                 「STATION BOOTH」として    (3Q時点で87台)
                                                                 駅構内に設置
                                     JR東日本様          売り切り
                                                                 2025年度までに1,000カ所展開
                                                                 予定

    1台あたり平均価格(FY2020実績)                         売り切り:2,948千円   サブスク:81千円(月額)
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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.3Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 参考資料




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ミッション




                                         Evenな社会の実現
                                     ~すべての人が平等に機会を得られる社会の実現~

                                            誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。

                                                人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、
                                                     より豊かな社会を実現できる考えています。

                                          大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、
                                              課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題を
                                                ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、
                                         社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。


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セグメント概要



                                 ビジュアルコミュニケーション事業


                                 • V-CUBEミーティング、V-CUBEセミナー、V-CUBE Video SDK、 V-CUBEセールスプラス、
                                  agora.io、Krisp、Qumu
                                 • 各子会社においてブイキューブのサービスラインナップ



                                 ラーニングマネジメントシステム事業


                                 • [Wizlearn Technologies Pte. Ltd.] AsknLearn



                                 アプライアンス事業


                                 • テレキューブ、V-CUBE Box、V-CUBEデバイス(マイク、スピーカー、カメラ
                                   等)、V-CUBEボード(災害対策ソリューション)



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会社概要 (2020年9月30日現在)

   テレワークで日本を変える、コミュニケーションのDXカンパニー




                             会社名                株式会社ブイキューブ

                             設立                 1998年10月16日

                             決算期                12月

                             資本金(資本準備金含む)       2,882百万円

                             上場市場               東京証券取引所市場第一部(3681)

                             グループ会社             国内3、海外5(シンガポール3,米国1,タイ1)

                             役員数・従業員数           役員15名・従業員370名(連結)
                                                ※2020年6月30日現在




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グループ会社 (2020年9月30日現在)

   6社の子会社を含め、日本や米国、ASEANを中心に展開




                                                                                                                 シンガポール
                                                                株式会社ブイキューブ




                                  テレキューブ(株)                V-cube Global Services Pte. Ltd.         V-cube USA, Inc.




                          テレキューブサービス(株)
                                                ※持分法適用会社
                                                           Wizlearn Technologies Pte. Ltd.        V-cube (Thailand) Co., Ltd.



                                                              Pave Education Pte. Ltd.



                                                                                              他グループ会社:株式会社センシンロボティクス

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沿革

                     創業 (有)ブイキューブインターネット設立、ウェブ制作やシステム開発、アプリ開発を受託
                          株式会社に組織変更
                              テレビ会議が高くて買えず、ウェブ会議を自社利用目的に開発、販売開始
                                 株式会社ブイキューブに商号変更、映像コミュニケーションに特化を決定
                                      Intel Capital からの投資、アジア展開開始
                                                     東証マザーズ上場
                                                            東証一部上場
                1998     2001     2004      2009      2012      2013       2014       2015       2016         2017       2018       2019         2020
                                   2003 V-cube USA, INC
                                                2009 V-cube Malaysia Sdn. Bhd.                                                        売却
                                                           2012 V-cube Global Services Pte. Ltd. Singapore
                                                           2012 PT. V-cube INDONESIA                                                            売却
        売上高(百万円)                                                       2013 威立方(天津)信息技術有限公司                         売却
           関連会社                                    7,960
                                  7,239                                          2014 パイオニアVC                                         吸収合併後、電子黒板事業売却
           単体                              6,638            6,369
                         6,083                                                              2015 Wizlearn Technologies Pte. Ltd.
           海外比率                    26.5%
                 4,681   21.4%                                                              2015 iStudy Co., Ltd.                               売却
                                           17.1% 15.6%
                14.7%                                                                                        2016 V-cube (Thailand) Co., Ltd.
        2,525                                              19.8%
                                                            5,020
      9.5%                3,540   3,972            5,924                                                                                         2019 テレキューブ
                 3,149                     3,483
        2,419


        2013     2014     2015    2016     2017    2018     2019


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主要通貨の為替レート



                                                                   FY19                    FY20
               通期                                      通期
                                                      (期初想定)
                                                                  期中平均
                                                                   (実績)
                                                                               期末日
                                                                               (実績)
                                                                                           通期
                                                                                           (想定)
                                         (円)


                                                US$      111.00      109.06      109.55      111.00


                                                S$        81.00       79.95       81.06       81.00



                                                      FY19.3Q     FY20.3Q     FY19.3Q     FY20.3Q
               3Q                                     期中平均        期中平均         期末日         期末日
                                         (円)           (実績)        (実績)        (実績)        (実績)

                                                US$     109.15      107.60      107.96      105.81

                                                S$        80.01      77.40       78.12        77.34



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マネジメントチーム(2020年9月30日現在)

   創業時からのメンバーを中心としたマネジメントチーム


                                                代表取締役社長 CEO                        常務取締役 CRO (Chief Revenue Officer)
                                                間下       直晃                        水谷      潤
                                                1977年   東京生まれ                      2006年   当社入社(新卒一期生)
                                                1998年   当社設立                       2009年   営業本部グループマネージャー
                                                2000年   慶應義塾大学理工学部卒業               2012年   営業本部副本部長就任
                                                2002年   慶應義塾大学大学院修了                2014年   カスタマーエクスペリエンス長兼任
                                                2003年   V-cube USA, Inc. 設立        2015年   営業本部本部長就任
                                                2009年   V-cube Malaysia 設立         2016年   当社取締役就任(営業担当)
                                                2012年   V-cube@Singapore 設立        2019年   当社常務取締役就任
                                                2012年   P.T. V-cube Indonesia 設立
                                                2015年   ブイキューブロボティクス設立




                                                代表取締役副社長 COO                       取締役 CTO
                                                高田       雅也                        亀﨑      洋介
                                                2001年 ㈱ブイキューブインターネット               2002年   ㈱ブイキューブインターネット入社
                                                         取締役就任                     2003年   ウェブ会議の原型を開発
                                                2002年 慶應義塾大学大学院修了                  2007年   当社執行役員就任
                                                2006年 当社取締役副社長就任                   2012年   当社取締役就任(技術担当)
                                                2012年 当社代表取締役副社長就任




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社外役員(2020年9月30日現在)

   経験豊かで強力な社外取締役、監査役によるコーポレートガバナンス


                                     役職           氏名                      略歴
                                                         ㈱村上憲郎事務所 代表取締役
                                 社外取締役          村上 憲郎    セルソース㈱ 社外取締役
                                                         元 Google,Inc.副社長 兼 グーグル㈱ 代表取締役社長
                                                         ㈱白山 社外取締役
                                 社外取締役          西村 憲一    元 ㈱NTTネオメイト 代表取締役社長
                                                         元 ㈱ミライト 相談役
                                                         ㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
                                 社外取締役           中野 創
                                                         REVICパートナーズ㈱ 取締役
                                                         三浦法律事務所 弁護士
                                 社外取締役           越 直美
                                                         元 大津市長
                                                         サクセス・コーチング・スタジオ 代表
                              常勤社外監査役           福島 規久夫

                                                         小田嶋清治税理士事務所 代表弁護士
                                 社外監査役          小田嶋 清治
                                                         エバラ食品工業㈱ 社外監査役
                                                         ㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
                                 社外監査役          砂田 有史
                                                         REVICパートナーズ㈱ シニア・ディレクター




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グループ従業員(契約社員等を除く)の状況(2020年6月30日現在)


                                    グループ別                                     地域別                             機能別

                                    単体    子会社                     日本       シンガポール      その他            技術      営業・マーケ        管理

                                                                   402                                  402
                             402                                                     370                              370
                                                 370
                                                                    9                                   52
                             166                                                     15                                   59
                                                 127               153               108                129
                                                                                                                          131

                             236                 234               240               247                221               180


                         '19/12末                '20/6末           '19/12末            '20/6末        '19/12末            '20/6末


                                                                         従業員数の推移

                                   500                                   単体         子会社
                                                         450      457
                                                                                      420       402
                                                                                                                    370
                                   296                   201      213                 174      166                  136



                                   204                   249      244                 246      236                  234



                              '16/12末                  '17/12末   '18/12末             '19/6末   '19/12末            '20/6末

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