3681 ブイキューブ 2020-08-13 15:42:00
2020年12月期第2四半期 決算説明資料 [pdf]
2020年12月期 第2四半期
決算説明資料
株式会社ブイキューブ
2020年8月13日
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目次
1. コロナ禍における事業の進捗
2. FY2020.2Q 実績
3. セグメントとKPI
4. 現在の取り組み
5. 参考資料
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ハイライト
FY2020.2Q
上方修正した2Q業績予想を更に上回って着地(営業利益:修正予想対比116%、昨年対比4億円増)
汎用Web会議領域がテレワーク関連需要により想定を上回る積み上げ
テレキューブ・オンプレミス・製薬Web講演会は1Q以上に緊急事態宣言等の影響を受
け、3Q以降に先送りへ(製薬Web講演会だけで上期で2.5億円程度のマイナス影響)
FY2020通期
ウィズコロナ・アフターコロナ時代において、テレワークやあらゆる業界のリモート化
需要は更なる拡大を想定(コミュニケーションDXへの更なる注力)
製薬Web講演会のオンライン化が急加速。”SaaS+Service”のコンセプトが競合優位性
を大きく発揮。その他の業界でも対面回避によるイベントのオンライン化の引き合いが
急増し、対象顧客の業界が広がり始める
営業利益の業績予想は当初予想の5億円から7億円に、引き続き9億円も目指す。配当
予想は1株あたり1円から2円に倍増
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1. コロナ禍における事業の進捗
2. FY2020.2Q 実績
3. セグメントとKPI
4. 現在の取り組み
5. 参考資料
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2020年の注力分野毎の成長
一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議 用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」
⑤ ⑥ ⑦
①
② 映像組み込み (SDK) 製薬ウェブ講演会等 緊急対策・災害対策
様々な業界での映像のニーズに、 製薬業界におけるウェブ講演会の 緊急対策、災害対策、現場支援ソ
API/SDKを提供し、共同での事業展 配信。リモートディテーリング・ リューション。
開を行う。 オンライン診療・服薬指導の為の
(教育・ソーシャル・医療, etc) 仕組みを展開。
③ ④ ⑧ ⑨
LMS/TMS
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新型コロナウイルスによる主な事業への影響(Q毎の状況推移)
短期ではマイナスの影響もあるものの、中長期的には総じて大きく事業拡大を後押しする状況に
1Q 2Q
①(売上影響+125百万円) ①(累計売上影響+487百万円)
テレワーク人口急増によるWeb会議利用の増加 パイプラインを積み上げ、多くの新規案件を獲得
短 Zoomの販売も伸長
イベントのオンライン配信置き換え需要
期 様々な業界のお客様から継続的な配信案件を受注
影
響
( ⑤ あらゆる業界のサービスに映像サービスを組み込み ⑤ お客様のオンライン事業の活発化により、
3 オンライン配信等を実現するSDK 配信分数に応じた従量課金が大幅拡大
月 (累計売上予82百万円 実140百万円)
、
4 ③ オンプレミス案件の受注・納品遅延 ③ 引き続き受注・納品遅延あり
月
、 ④ テレキューブ納品の遅延(売上影響△55百万円) ④ 企業向けは納品遅延により計画を下回るが、
5 前年を大きく上回る。公共向けは引き続き納品遅延大
月
) ⑥ 6月中旬以降配信件数が戻り、通期・下期共に計画
⑥ 製薬業界向けセミナー配信の先送り(売上影響△80百万円)
を上回る想定(累計売上影響△255百万円)
⑦ 緊急対策ソリューションのハード部分納品遅延 ⑦ 引き続き受注・納品遅延あり
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( )内は2Q実績と期初計画(営業利益5億円)との差
2020年の注力分野毎の成長 – 第2四半期の計画比 [ ] 内は期初の通期計画(営業利益5億円)
(単位:百万円)
一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議 用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」
売上:205(▲42)
売上:1,651 (+487)[2,220]
売上:140(+58) 売上:334(▲255) [545]
限利:1,329 (+410)[1,770] [236] [1,217]
限利:149(▲2)
限利:122(+42) 限利:251(▲221) [335]
[228] [975]
売上:40 (▲32)[164]
限利: 17 (▲8)[57]
映像組み込み (SDK) 製薬ウェブ講演会等 緊急対策・災害対策
様々な業界での映像のニーズに、 製薬業界におけるウェブ講演会の 緊急対策、災害対策、現場支援ソ
API/SDKを提供し、共同での事業展 配信。リモートディテーリング・ リューション。
開を行う。 オンライン診療・服薬指導の為の
(教育・ソーシャル・医療, etc) 仕組みを展開。
売上:173(▲141)売上:269(▲66)
[532] [1,064]
売上:97(+6)[214] 売上:167(▲19)[380]
限利:139 (▲133)限利:128(▲14)
[464]
限利:56(▲2)[144] 限利:151(▲16)[344]
[308]
LMS/TMS
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コロナ禍におけるWeb会議の需要を取り込み
パイプラインは引き続きこれまでにない件数で推移し、緊急事態宣言解除後もWeb会議利用が定着
オンラインセミナーの利用が大きく拡大へ
問い合わせ数 V-CUBEミーティング 利用時間
コロナ禍前の水準
コロナ禍前の水準
19/08 19/09 19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07 19/08 19/09 19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07
V-CUBEミーティング
セミナー(イベント)開催数
ポート数(同時接続数の契約数)
19/08 19/09 19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07
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1. コロナ禍における事業の進捗
2. FY2020.2Q 実績
3. セグメントとKPI
4. 現在の取り組み
5. 参考資料
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FY2020.2Q 実績:連結P/L
事業の選択と集中による収益性改善、社会全体のリモートシフトにより利益率の高い汎用Web会議が急伸し貢献
製薬Web講演会、テレキューブ等の下期先送り案件なども多く、下期偏重を見込む
FY2019 FY2020 FY2020通期予想
(百万円)
進捗率
2Q 2Q 期初予想 8/13修正予想 (対最新予想)
売上高 3,111 3,266 7,237 7,201 45.4%
売上原価 2,066 1,749 4,250 3,988 43.9%
売上総利益 1,045 1,517 2,986 3,183 47.7%
販管費 1,192 1,258 2,486 2,474 50.8%
営業利益 △146 259 500 708 36.6%
経常利益 △176 266 359 665 40.0%
親会社株主に
帰属する当期純利益
187 422 185 623 67.7%
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FY2020.2Q 実績:営業利益の推移(対前年比)
VCセグメントの汎用Web会議やSDKを中心に大きく成長
事業売却による収益性改善や昨年発生したロイヤルティ費用の減少により利益貢献
子会社Wizlearnの
主に汎用Web会議や 企業向けLMSの成長 (単位:百万円)
SDKビジネスの大幅成長
350
300
14 ▲33
250 30
200
FY19のアイスタディ売却
150 によるLMSの収益性改善 テレキューブ 社内DXに向けた投資
FY19のロイヤルティ 263 事業の成長
259
100
費用の一括計上
50
0
-50
86
▲146
-100
45
-150
-200
FY19 2Q 営業利益 事業売却の影響 ロイヤルティ費用 VC事業 LMS事業 AP事業 全社費用 FY20 2Q 営業利益
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FY2020.2Q 実績:連結C/F
汎用Web会議領域の成長等により、営業活動C/F及びフリーキャッシュ・フローは大幅に増加
財務活動C/F:前年度末の一時的な借入金返済後、借入残高を戻したことによるもの
(百万円) 2019年6月30日 2020年6月30日
営業活動C/F 209 957
投資活動C/F △153 △252
財務活動C/F △702 898
フリーキャッシュ・フロー 56 704
現金及び現金同等物に係る換算差額 △9 △17
現金及び現金同等物の増減額 △655 1,585
現金及び現金同等物の期末残高 2,064 2,376
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FY2020.2Q 実績:連結B/S
Net Debt(純有利子負債)は約14億円から約7億円となり、財務的な安全性が改善
自己資本比率は40.9%
(百万円) 2019年12月31日 2020年6月30日 増減
流動資産 2,269 3,396 +1,127
(うち 現金及び預金) (790) (2,376) (+1,586)
固定資産 4,733 4,686 △47
(うち ソフトウエア) (2,025) (2,013) (△12)
(うち のれん) (879) (800) (△79)
総資産 7,002 8,083 +1,081
流動負債
(うち 短期借入金、1年内返済の長期
2,248 4,120 +1,872
借入金) (546) (2,584) (+2,038)
固定負債 1,705 623 △1,082
(うち 長期借入金) (1,663) (533) (△1,130)
純資産 3,049 3,339 +290
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株主還元
8/13 配当予想を修正し、増配予定
株主還元施策は財務状況を鑑みながら継続して実施する方針
• FY2020期末配当予想:2円、 FY2019期末配当:1円
配当 • 原則、一過性の利益を除く親会社株主に帰属する当期純利益に対して20%の
配当性向を目指し、将来的には30%を目指す
• FY2019 テレキューブ利用券10,000円分を贈呈
株主優待 (12月末時点100株以上を保有する株主様が対象)
• 利用期間2020年4月1日~12月31日
ご利用はこちらから→
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1. コロナ禍における事業の進捗
2. FY2020.2Q 実績
3. セグメントとKPI
4. 現在の取り組み
5. 参考資料
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セグメント概況
VC事業の昨年度は特殊事情により一時的に利益率が悪化、今年度は予算を上回る実績
LMS事業はシンガポール子会社Wizlearn主体の安定したセグメントに
AP事業は顧客オフィスや設置場所の閉鎖によるテレキューブの設置遅延があるものの、昨年対比では成長
FY2019 FY2020 FY2020 FY2020 FY2020
(百万円) 6/1修正 期初 8/13修正
2Q実績 2Q予想
2Q実績 通期予想 通期予想
ビジュアル 売上高 2,014 2,193 2,345 4,692 4,866
コミュニケーション 営業利益 64 350 413 750 944
事業 (率) (3.2%) (16.0%) (17.6%) (16.0%) (19.4%)
ラーニング 売上高 596 411 391 830 825
マネジメントシステム 営業利益 △35 40 40 70 90
事業 (率) (-%) ( 9.7%) ( 10.2%) (8.4%) (10.9%)
売上高 500 691 529 1,715 1,510
アプライアンス
営業利益 51 93 66 218 203
事業
(率) (10.2%) (13.5%) (12.5%) (12.7%) (13.4%)
売上高 - - - - -
全社費用 営業利益 △227 △260 △260 △538 △528
(率) ( -%) ( -%) ( -%) ( -%) ( -%)
売上高 3,111 3,295 3,266 7,237 7,201
合計 営業利益 △146 223 259 500 708
(率) (-%) ( 6.8%) ( 7.9%) (6.9%) (9.8%)
【略称説明】VC:ビジュアルコミュニケーション、LMS:ラーニングマネジメントシステム、AP:アプライアンス
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ビジュアルコミュニケーション事業
2Q業績予想を達成。コロナ禍により急増したパイプラインを着実に積み上げ、月額サブスクは増加基調に
年額サブスクは緊急事態宣言下での製薬Web講演会案件の延期による影響を受けているが前年同期比増加
FY2019 FY2020 FY2020 FY2020
(百万円)
6/1修正 8/13修正
2Q実績 2Q予想 2Q実績 通期予想
売上高 2,014 2,193 2,345 4,866
営業利益 64 350 413 944
(率) (3.2%) (16.0%) (17.6%) (19.4%)
サブスク型売上高 製薬Web講演会延期による逸失収益
(百万円) 月額サブスク 年額サブスク
1,200
年額サブスク
1,000
製薬、金融、HR業界などセミナー配信のアカウントプラン
800 293 開催都度売上計上
243 287 322 347 329
600 289 203 274 258
月額サブスク
400
658 月額契約や半年以上の長期契約
469 515 525 536 513 494 504 510 512 毎月定額売上計上
200
0
FY18.1QFY18.2QFY18.3QFY18.4QFY19.1QFY19.2QFY19.3QFY19.4QFY20.1QFY20.2Q
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ビジュアルコミュニケーション事業のKPI
請求単価と請求社数は、Web会議需要の高まりにより新規契約や契約ボリューム増を獲得し増加
解約率はV-CUBEセミナー旧システムの終息に伴う解約の影響を受けて一時的に増加
月額サブスクKPI 国内Web会議市場13年連続シェアNo.1(2020年3月24日発表)
月額平均請求単価(千円)
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19
FY20 FY20 ASP(SaaS)型+SI(オンプレミス)型
1Q 2Q
139 137 134 137 141 139 137 143
請求社数(社)
FY20 FY20
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19
1Q 2Q
その他 ブイキューブ
1,065 1,155 1,225 1,228 1,211 1,215 1245 1,393 30% 28%
解約率(%)
19/4 19/7
FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 ~ ~
20/3 20/6
19.0 16.9 13.7 14.4 12.2 10.7 10.4 11.9
Z社 C社
10% 22%
競合企業との差別化
セキュリティ J社
10%
プライバシー
サポート
(24時間365日問い合わせ日本語対応) (株)シード・プランニング『2020 ビデオ会議/Web会議の
最新市場とビデオコミュニケーション機器・サービス動向』
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ビジュアルコミュニケーション事業 – 製薬Web講演会
2020年3~6月中旬は新型コロナウイルスの影響で顕著に減少したものの、FY20下期は延期案件の配信並びに、
オンライン化の加速で開催回数は期初計画を上回る見込み
(回) 300
281
244
250 236
197 198
200 192 191
173 173
164
144 自粛期間
150 136 138
127
102 102 101
100
56
43
50
0
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ラーニングマネジメントシステム事業
シンガポール子会社Wizlearnは、学校/企業向けにオンライン学習/研修プラットフォームを提供
企業向けサービス提供がロックダウンの影響により一部遅れ
FY2019 FY2020 FY2020 FY2020
(百万円)
6/1修正 8/13修正
2Q実績 2Q予想 2Q実績 通期予想
売上高 596 411 391 825
(アイスタディ
除いた売上高) 475 411 391 825
営業利益 △35 40 40 90
(率) (-%) ( 9.7%) ( 10.2%) (10.9%)
(千SGD) Wizlearn売上内訳推移
14,000 【売上】
12,000
・FY19.1Qまでアイスタディ(現:クシム)連結対象
10,000
・約9割がWizlearnの売上
8,000
6,627 6,491 5,124 3,470
6,000
【利益】
4,000
4,940 Wizlearn
2,000 3,655 4,053
3,120 ・学校向け:ストック収益で安定的な利益率を確保
0
FY17 FY18 FY19 FY20見込 ・企業向け:ストック収益+個別カスタマイズ案件
企業向け 学校向け 周辺諸国 その他サポート等
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アプライアンス事業
テレキューブでコロナ禍における納品遅延が継続
企業向けは計画を下回るものの、昨年対比では大幅に増加
FY2019 FY2020 FY2020 FY2020
(百万円)
6/1修正 8/13修正
2Q実績 2Q予想 2Q実績 通期予想
売上高 500 691 529 1,510
営業利益 51 93 66 203
(率) (10.2%) (13.5%) (12.5%) (13.4%)
テレキューブ四半期毎設置台数
テレキューブ累計設置台数
企業向け 企業向け(サブスク) 公共空間向け
企業向け 企業向け(サブスク) 公共空間向け
25 113
(台) 9
27
(台)
90
23 9
18
240 715
37 15 65
156 50 559
3
10 91 13 319
66 80 228
43 10 148
82
FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q
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テレキューブ事業概要
設置場所に適した商流で拡大中、社会インフラとなることを目指す
テレワークする場所がない課題を解決、今後は行政手続きなどテレワーク以外の活用も
直近では、ターミナル駅から生活圏でのニーズ、社員の安全な出社の為の個室としてのニーズが拡大中
区分 商流 当社から見た販売モデル 備考 FY2020目標
直販・ 売り切り 会議室不足、作業集中などプラ 500~1,000台
企業向け 当社通常代理店 サブスク イベート空間利用 (2Q時点で396台)
(FY19:280台)
商流には入らず、ロイヤリティ
オカムラ代理店 ロイヤリティ
収入を計上
テレキューブ
オフィスエントランスや複合施
サービス 売り切り 200~400台
設、私鉄駅構内への設置
株式会社
公共空間向け JR東日本様:
(FY19:65台) 「STATION BOOTH」として 「STATION BOOTH」
駅構内に設置 2020年に30駅への展
JR東日本様 売り切り 開予定(コロナ禍によ
シェアオフィス「STATION
DESK」にも導入 り遅れあり)
1台あたり平均価格(FY2020実績) 売り切り:2,982千円 サブスク:85千円(月額)
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1. コロナ禍における事業の進捗
2. FY2020.2Q 実績
3. セグメントとKPI
4. 現在の取り組み
5. 参考資料
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FY2020 見通し(2020年8月13日業績予想修正)
営業利益の予想を5億円から7億円に上方修正
FY2019 FY2020 YoY
(百万円)
通期実績 8/13修正業績予想 増減 増減率
売上高 6,369 7,201 +832 +13.1%
売上原価 4,056 3,988 △68 △1.7%
売上総利益 2,313 3,183 +870 +37.6%
販管費 2,598 2,474 △124 △4.8%
営業利益 △284 708 +992 ー%
経常利益 △341 665 +1,006 ー%
親会社株主に
34 623 +579 +1,732.4%
帰属する当期純利益
目標:売上高78億円、営業利益9億円
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ブイキューブの目指すポジション
成長戦略:コミュニケーションのDX ”SaaS + Service”
SaaS
テクノロジーによるDX支援
+ Service
プロフェッショナルサービスによるDX支援
コミュニケーション文化の変革
導入支援 × コミュニケーション文化の定着
運用支援
契約件数の拡大 業界特化モデルの構築 サポート力の強化
コミュニケーション 業界ごとの商慣習や 運用や配信サポートを通じた
シーンに合わせた 業務フローに合わせた 文化の定着を支援しながら、
サービスラインナップの拡充 カスタマイズによる高付加価値化 回数、単価の増加
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ブイキューブの目指すポジション
(例)イベント配信における SaaS + Service
SaaS
テクノロジーによるDX支援
+ Service
プロフェッショナルサービスによるDX支援
コミュニケーション文化の変革
導入支援 × コミュニケーション文化の定着
運用支援
契約件数の拡大 業界特化モデルの構築 サポート力の強化
オフラインからオンラインへの転換 新卒/中途採用説明会 全国どの会議室、当社スタジオでも
業界横展開 バーチャル株主総会 配信業務を一括フル対応
効率的な集客実現によるアップセル 製薬Web講演会
社内向け研修/集会
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用途特化の映像コミュニケーション・・・ 映像組み込み(SDK)
高品質な映像、音声機能を自社サービスUIに合わせて映像コミュニケーションサービスを実装可能
オンラインでのサービス開始・強化のニーズが高まり利用が急増中
<お客様導入事例>
ライブ配信プラットフォーム オンライン対話型プラットフォーム
パソコン、スマートフォン向けのライブ 双方向型の映像コミュニケーションインフラ
配信やライブコマースといった大規模 ・オンライン英会話スクール
映像配信サービスインフラ ・オンラインフィットネス
・オンライン採用面接
SDK利用分数
2019/01
2019/02
2019/03
2019/04
2019/05
2019/06
2019/07
2019/08
2019/09
2019/10
2019/11
2019/12
2020/01
2020/02
2020/03
2020/04
2020/05
2020/06
2020/07
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テレワークで日本を変える
コミュニケーションのDXカンパニー
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1. コロナ禍における事業の進捗
2. FY2020.1Q 実績
3. セグメントとKPI
4. 現在の取り組み
5. 参考資料
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ミッション
Evenな社会の実現
~すべての人が平等に機会を得られる社会の実現~
誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。
人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、
より豊かな社会を実現できる考えています。
大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、
課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題を
ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、
社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
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SDGsへの取り組み
社会課題を事業を通じて解決するブイキューブ
映像コミュニケーションにより時間と距離の制限がなくなることで、
全ての人が平等に教育、雇用、医療などの機会を得られる
性別や居住地域を問わず個々の事情に合わせた多様な働き方の実現に貢献
テレワークの普及によって移動による負担を軽減し、働きやすく住みやすい
社会の実現に貢献
災害など有事の際でも出社することなく会議を開催でき、対策を検討できる
テレワークが当たり前の社会になることで無駄な移動が減り、
移動に伴うCO2排出量の削減に貢献
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セグメント概要
ビジュアルコミュニケーション事業
• V-CUBEミーティング、V-CUBEセミナー、V-CUBE Video SDK、 V-CUBEセールスプラス、
agora.io、Krisp、Qumu
• 各子会社においてブイキューブのサービスラインナップ
ラーニングマネジメントシステム事業
• [Wizlearn Technologies Pte. Ltd.] AsknLearn
アプライアンス事業
• テレキューブ、V-CUBE Box、V-CUBEデバイス(マイク、スピーカー、カメラ
等)、V-CUBEボード(災害対策ソリューション)
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会社概要 (2020年6月30日現在)
テレワークで日本を変える、コミュニケーションのDXカンパニー
会社名 株式会社ブイキューブ
設立 1998年10月16日
決算期 12月
資本金(資本準備金含む) 2,881百万円
上場市場 東京証券取引所市場第一部(3681)
グループ会社 国内3、海外5(シンガポール3,米国1,タイ1)
役員数・従業員数 役員15名・従業員370名(連結)
※2020年6月30日現在
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グループ会社 (2020年6月30日現在)
6社の子会社を含め、日本や米国、ASEANを中心に展開
シンガポール
株式会社ブイキューブ
テレキューブ(株) V-cube Global Services Pte. Ltd. V-cube USA, Inc.
テレキューブサービス(株)
※持分法適用会社
Wizlearn Technologies Pte. Ltd. V-cube (Thailand) Co., Ltd.
Pave Education Pte. Ltd.
他グループ会社:株式会社センシンロボティクス
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沿革
創業 (有)ブイキューブインターネット設立、ウェブ制作やシステム開発、アプリ開発を受託
株式会社に組織変更
テレビ会議が高くて買えず、ウェブ会議を自社利用目的に開発、販売開始
株式会社ブイキューブに商号変更、映像コミュニケーションに特化を決定
Intel Capital からの投資、アジア展開開始
東証マザーズ上場
東証一部上場
1998 2001 2004 2009 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020
2003 V-cube USA, INC
2009 V-cube Malaysia Sdn. Bhd. 売却
2012 V-cube Global Services Pte. Ltd. Singapore
2012 PT. V-cube INDONESIA 売却
売上高(百万円) 2013 威立方(天津)信息技術有限公司 売却
関連会社 7,960
7,239 2014 パイオニアVC 吸収合併後、電子黒板事業売却
単体 6,638 6,369
6,083 2015 Wizlearn Technologies Pte. Ltd.
海外比率 26.5%
4,681 21.4% 2015 iStudy Co., Ltd. 売却
17.1% 15.6%
14.7% 2016 V-cube (Thailand) Co., Ltd.
2,525 19.8%
5,020
9.5% 3,540 3,972 5,924 2019 テレキューブ
3,149 3,483
2,419
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
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主要通貨の為替レート
FY19 FY20
通期 通期
(期初想定)
期中平均
(実績)
期末日
(実績)
通期
(想定)
(円)
US$ 111.00 109.06 109.55 111.00
S$ 81.00 79.95 81.06 81.00
FY19.2Q FY20.2Q FY19.2Q FY20.2Q
2Q 期中平均 期中平均 期末日 期末日
(円) (実績) (実績) (実績) (実績)
US$ 110.06 108.30 106.27 107.74
S$ 80.99 77.47 81.01 77.32
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マネジメントチーム(2020年6月30日現在)
創業時からのメンバーを中心としたマネジメントチーム
代表取締役社長 CEO 常務取締役 CRO (Chief Revenue Officer)
間下 直晃 水谷 潤
1977年 東京生まれ 2006年 当社入社(新卒一期生)
1998年 当社設立 2009年 営業本部グループマネージャー
2000年 慶應義塾大学理工学部卒業 2012年 営業本部副本部長就任
2002年 慶應義塾大学大学院修了 2014年 カスタマーエクスペリエンス長兼任
2003年 V-cube USA, Inc. 設立 2015年 営業本部本部長就任
2009年 V-cube Malaysia 設立 2016年 当社取締役就任(営業担当)
2012年 V-cube@Singapore 設立 2019年 当社常務取締役就任
2012年 P.T. V-cube Indonesia 設立
2015年 ブイキューブロボティクス設立
代表取締役副社長 COO 取締役 CTO
高田 雅也 亀﨑 洋介
2001年 ㈱ブイキューブインターネット 2002年 ㈱ブイキューブインターネット入社
取締役就任 2003年 ウェブ会議の原型を開発
2002年 慶應義塾大学大学院修了 2007年 当社執行役員就任
2006年 当社取締役副社長就任 2012年 当社取締役就任(技術担当)
2012年 当社代表取締役副社長就任
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社外役員(2020年6月30日現在)
経験豊かで強力な社外取締役、監査役によるコーポレートガバナンス
役職 氏名 略歴
㈱村上憲郎事務所 代表取締役
社外取締役 村上 憲郎 セルソース㈱ 社外取締役
元 Google,Inc.副社長 兼 グーグル㈱ 代表取締役社長
㈱白山 社外取締役
社外取締役 西村 憲一 元 ㈱NTTネオメイト 代表取締役社長
元 ㈱ミライト 相談役
㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
社外取締役 中野 創
REVICパートナーズ㈱ 取締役
元 西村あさひ法律事務所弁護士
社外取締役 越 直美
元 大津市長
サクセス・コーチング・スタジオ 代表
常勤社外監査役 福島 規久夫
小田嶋清治税理士事務所 代表弁護士
社外監査役 小田嶋 清治
エバラ食品工業㈱ 社外監査役
㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
社外監査役 砂田 有史
REVICパートナーズ㈱ シニア・ディレクター
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グループ従業員(契約社員等を除く)の状況(2020年6月30日現在)
グループ別 地域別 機能別
単体 子会社 日本 シンガポール その他 技術 営業・マーケ 管理
402 402
402 370 370
370
9 52
166 15 59
127 153 108 129
131
236 234 240 247 221 180
'19/12末 '20/6末 '19/12末 '20/6末 '19/12末 '20/6末
従業員数の推移
500 単体 子会社
450 457
420 402
370
296 201 213 174 166 136
204 249 244 246 236 234
'16/12末 '17/12末 '18/12末 '19/6末 '19/12末 '20/6末
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本資料の取り扱いについて
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