3681 ブイキューブ 2020-08-13 15:42:00
2020年12月期第2四半期 決算説明資料 [pdf]

        2020年12月期 第2四半期
        決算説明資料



        株式会社ブイキューブ
        2020年8月13日



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目次




                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.2Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



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ハイライト


         FY2020.2Q

      上方修正した2Q業績予想を更に上回って着地(営業利益:修正予想対比116%、昨年対比4億円増)
      汎用Web会議領域がテレワーク関連需要により想定を上回る積み上げ
      テレキューブ・オンプレミス・製薬Web講演会は1Q以上に緊急事態宣言等の影響を受
       け、3Q以降に先送りへ(製薬Web講演会だけで上期で2.5億円程度のマイナス影響)

         FY2020通期

      ウィズコロナ・アフターコロナ時代において、テレワークやあらゆる業界のリモート化
       需要は更なる拡大を想定(コミュニケーションDXへの更なる注力)
      製薬Web講演会のオンライン化が急加速。”SaaS+Service”のコンセプトが競合優位性
       を大きく発揮。その他の業界でも対面回避によるイベントのオンライン化の引き合いが
       急増し、対象顧客の業界が広がり始める
      営業利益の業績予想は当初予想の5億円から7億円に、引き続き9億円も目指す。配当
       予想は1株あたり1円から2円に倍増
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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.2Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



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2020年の注力分野毎の成長


       一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議                         用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」



                                                    ⑤                     ⑥                     ⑦
                                  ①


                  ②                                 映像組み込み (SDK)              製薬ウェブ講演会等         緊急対策・災害対策
                                                    様々な業界での映像のニーズに、           製薬業界におけるウェブ講演会の   緊急対策、災害対策、現場支援ソ
                                                    API/SDKを提供し、共同での事業展       配信。リモートディテーリング・   リューション。
                                                    開を行う。                     オンライン診療・服薬指導の為の
                                                    (教育・ソーシャル・医療, etc)        仕組みを展開。




      ③                                         ④                         ⑧                     ⑨
                                                                                                    LMS/TMS


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新型コロナウイルスによる主な事業への影響(Q毎の状況推移)

  短期ではマイナスの影響もあるものの、中長期的には総じて大きく事業拡大を後押しする状況に

                                                1Q                  2Q

                        ①(売上影響+125百万円)                   ①(累計売上影響+487百万円)
                         テレワーク人口急増によるWeb会議利用の増加           パイプラインを積み上げ、多くの新規案件を獲得
         短                                                Zoomの販売も伸長
                         イベントのオンライン配信置き換え需要
         期                                                様々な業界のお客様から継続的な配信案件を受注
         影
         響
         (              ⑤ あらゆる業界のサービスに映像サービスを組み込み        ⑤ お客様のオンライン事業の活発化により、
         3                オンライン配信等を実現するSDK                 配信分数に応じた従量課金が大幅拡大
         月                                                (累計売上予82百万円 実140百万円)
         、
         4              ③ オンプレミス案件の受注・納品遅延               ③ 引き続き受注・納品遅延あり
         月
         、              ④ テレキューブ納品の遅延(売上影響△55百万円)        ④ 企業向けは納品遅延により計画を下回るが、
         5                                                 前年を大きく上回る。公共向けは引き続き納品遅延大
         月
         )                                               ⑥ 6月中旬以降配信件数が戻り、通期・下期共に計画
                        ⑥ 製薬業界向けセミナー配信の先送り(売上影響△80百万円)
                                                          を上回る想定(累計売上影響△255百万円)
                        ⑦ 緊急対策ソリューションのハード部分納品遅延          ⑦ 引き続き受注・納品遅延あり




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                                                                                ( )内は2Q実績と期初計画(営業利益5億円)との差
2020年の注力分野毎の成長 – 第2四半期の計画比                                                      [ ] 内は期初の通期計画(営業利益5億円)

                                                                                                             (単位:百万円)
       一般的なWeb会議(汎用Web会議)・テレビ会議                            用途特化の映像コミュニケーション「映像を事業活用するならブイキューブ」



                                                                                  売上:205(▲42)
         売上:1,651 (+487)[2,220]
                                                          売上:140(+58) 売上:334(▲255)   [545]
         限利:1,329 (+410)[1,770]                                  [236]              [1,217]
                                                                                  限利:149(▲2)
                                                          限利:122(+42) 限利:251(▲221)   [335]
                                                                 [228]              [975]
                売上:40 (▲32)[164]
                限利: 17 (▲8)[57]
                                                          映像組み込み (SDK)          製薬ウェブ講演会等          緊急対策・災害対策
                                                          様々な業界での映像のニーズに、       製薬業界におけるウェブ講演会の    緊急対策、災害対策、現場支援ソ
                                                          API/SDKを提供し、共同での事業展   配信。リモートディテーリング・    リューション。
                                                          開を行う。                 オンライン診療・服薬指導の為の
                                                          (教育・ソーシャル・医療, etc)    仕組みを展開。


   売上:173(▲141)売上:269(▲66)
            [532]                               [1,064]
                                                                  売上:97(+6)[214]              売上:167(▲19)[380]
   限利:139 (▲133)限利:128(▲14)
            [464]
                                                                  限利:56(▲2)[144]              限利:151(▲16)[344]
                                                [308]
                                                                                                         LMS/TMS


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コロナ禍におけるWeb会議の需要を取り込み

 パイプラインは引き続きこれまでにない件数で推移し、緊急事態宣言解除後もWeb会議利用が定着
 オンラインセミナーの利用が大きく拡大へ

                                        問い合わせ数                                                           V-CUBEミーティング 利用時間



                                                                                         コロナ禍前の水準


              コロナ禍前の水準




          19/08 19/09 19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07     19/08 19/09 19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07



                                 V-CUBEミーティング
                                                                                                          セミナー(イベント)開催数
                              ポート数(同時接続数の契約数)




            19/08 19/09 19/10 19/11 19/12 20/01 20/02 20/03 20/04 20/05 20/06 20/07


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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.2Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



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FY2020.2Q 実績:連結P/L

   事業の選択と集中による収益性改善、社会全体のリモートシフトにより利益率の高い汎用Web会議が急伸し貢献
   製薬Web講演会、テレキューブ等の下期先送り案件なども多く、下期偏重を見込む

                                                FY2019    FY2020               FY2020通期予想
                  (百万円)
                                                                                               進捗率
                                                 2Q        2Q       期初予想        8/13修正予想     (対最新予想)

                  売上高                             3,111     3,266     7,237         7,201       45.4%

                     売上原価                         2,066     1,749      4,250         3,988      43.9%

                  売上総利益                           1,045     1,517     2,986         3,183       47.7%

                     販管費                          1,192     1,258      2,486         2,474      50.8%

                  営業利益                            △146       259       500           708        36.6%

                  経常利益                            △176       266       359           665        40.0%

                  親会社株主に
                  帰属する当期純利益
                                                   187       422       185           623        67.7%




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FY2020.2Q 実績:営業利益の推移(対前年比)

   VCセグメントの汎用Web会議やSDKを中心に大きく成長
   事業売却による収益性改善や昨年発生したロイヤルティ費用の減少により利益貢献

                                                                        子会社Wizlearnの
                                                  主に汎用Web会議や           企業向けLMSの成長                              (単位:百万円)
                                                 SDKビジネスの大幅成長
       350

       300
                                                                                            14        ▲33
       250                                                                    30

       200
                  FY19のアイスタディ売却
       150        によるLMSの収益性改善                                                         テレキューブ     社内DXに向けた投資
                                                FY19のロイヤルティ     263                     事業の成長
                                                                                                                   259
       100
                                                  費用の一括計上
        50

         0

       -50
                                                       86
                  ▲146
      -100
                                        45
      -150

      -200
             FY19 2Q 営業利益         事業売却の影響          ロイヤルティ費用     VC事業       LMS事業           AP事業      全社費用      FY20 2Q 営業利益




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FY2020.2Q 実績:連結C/F

  汎用Web会議領域の成長等により、営業活動C/F及びフリーキャッシュ・フローは大幅に増加
  財務活動C/F:前年度末の一時的な借入金返済後、借入残高を戻したことによるもの


                 (百万円)                          2019年6月30日   2020年6月30日

                                      営業活動C/F      209          957

                                      投資活動C/F     △153         △252

                                      財務活動C/F     △702          898

                            フリーキャッシュ・フロー            56          704

                     現金及び現金同等物に係る換算差額              △9           △17

                          現金及び現金同等物の増減額           △655          1,585

                        現金及び現金同等物の期末残高             2,064        2,376



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FY2020.2Q 実績:連結B/S

  Net Debt(純有利子負債)は約14億円から約7億円となり、財務的な安全性が改善
  自己資本比率は40.9%


                  (百万円)                         2019年12月31日   2020年6月30日    増減

                                   流動資産            2,269        3,396      +1,127
                           (うち 現金及び預金)             (790)        (2,376)    (+1,586)

                                   固定資産            4,733        4,686       △47
                           (うち ソフトウエア)             (2,025)      (2,013)     (△12)
                             (うち のれん)               (879)        (800)      (△79)

                                    総資産            7,002        8,083      +1,081
                                   流動負債
                   (うち 短期借入金、1年内返済の長期
                                                   2,248        4,120      +1,872
                           借入金)                    (546)        (2,584)    (+2,038)

                                   固定負債            1,705         623       △1,082
                              (うち 長期借入金)           (1,663)       (533)     (△1,130)

                                    純資産            3,049        3,339      +290


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株主還元

   8/13 配当予想を修正し、増配予定
   株主還元施策は財務状況を鑑みながら継続して実施する方針




                                            • FY2020期末配当予想:2円、 FY2019期末配当:1円
                     配当                     • 原則、一過性の利益を除く親会社株主に帰属する当期純利益に対して20%の
                                              配当性向を目指し、将来的には30%を目指す




                                            • FY2019 テレキューブ利用券10,000円分を贈呈
                  株主優待                      (12月末時点100株以上を保有する株主様が対象)
                                            • 利用期間2020年4月1日~12月31日
                                                                        ご利用はこちらから→




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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.2Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



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セグメント概況

   VC事業の昨年度は特殊事情により一時的に利益率が悪化、今年度は予算を上回る実績
   LMS事業はシンガポール子会社Wizlearn主体の安定したセグメントに
   AP事業は顧客オフィスや設置場所の閉鎖によるテレキューブの設置遅延があるものの、昨年対比では成長
                                                       FY2019    FY2020    FY2020     FY2020    FY2020
                                   (百万円)                         6/1修正                 期初       8/13修正
                                                       2Q実績       2Q予想
                                                                           2Q実績       通期予想      通期予想
                     ビジュアル                       売上高   2,014     2,193     2,345      4,692     4,866
                   コミュニケーション                    営業利益    64        350       413        750       944
                       事業                       (率)    (3.2%)    (16.0%)   (17.6%)    (16.0%)   (19.4%)

                   ラーニング                         売上高    596       411       391        830       825
                 マネジメントシステム                     営業利益    △35        40        40         70        90
                     事業                         (率)     (-%)     ( 9.7%)   ( 10.2%)   (8.4%)    (10.9%)
                                                 売上高    500       691       529       1,715     1,510
                      アプライアンス
                                                営業利益     51        93        66        218       203
                         事業
                                                (率)    (10.2%)   (13.5%)   (12.5%)    (12.7%)   (13.4%)
                                                 売上高    -         -         -          -         -
                          全社費用                  営業利益   △227      △260      △260       △538      △528
                                                (率)    ( -%)     ( -%)     ( -%)      ( -%)     ( -%)
                                                 売上高   3,111     3,295     3,266      7,237     7,201
                            合計                  営業利益   △146       223       259        500       708
                                                (率)     (-%)     ( 6.8%)   ( 7.9%)    (6.9%)    (9.8%)

               【略称説明】VC:ビジュアルコミュニケーション、LMS:ラーニングマネジメントシステム、AP:アプライアンス

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ビジュアルコミュニケーション事業

   2Q業績予想を達成。コロナ禍により急増したパイプラインを着実に積み上げ、月額サブスクは増加基調に
   年額サブスクは緊急事態宣言下での製薬Web講演会案件の延期による影響を受けているが前年同期比増加

                                             FY2019             FY2020          FY2020          FY2020
                       (百万円)
                                                                6/1修正                           8/13修正
                                             2Q実績               2Q予想            2Q実績            通期予想
                        売上高                     2,014            2,193           2,345           4,866
                      営業利益                       64               350            413             944
                        (率)                     (3.2%)          (16.0%)         (17.6%)         (19.4%)

                                      サブスク型売上高                            製薬Web講演会延期による逸失収益
  (百万円)                               月額サブスク             年額サブスク
     1,200
                                                                                                          年額サブスク
     1,000
                                                                                                          製薬、金融、HR業界などセミナー配信のアカウントプラン
       800                                                                                293             開催都度売上計上
                               243     287       322                      347     329
       600    289     203                                 274     258
                                                                                                          月額サブスク
       400
                                                                                          658             月額契約や半年以上の長期契約
              469     515      525     536       513      494     504     510     512                     毎月定額売上計上
       200

         0
             FY18.1QFY18.2QFY18.3QFY18.4QFY19.1QFY19.2QFY19.3QFY19.4QFY20.1QFY20.2Q

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ビジュアルコミュニケーション事業のKPI

   請求単価と請求社数は、Web会議需要の高まりにより新規契約や契約ボリューム増を獲得し増加
   解約率はV-CUBEセミナー旧システムの終息に伴う解約の影響を受けて一時的に増加

                            月額サブスクKPI                                   国内Web会議市場13年連続シェアNo.1(2020年3月24日発表)
        月額平均請求単価(千円)
         FY14    FY15    FY16    FY17    FY18    FY19
                                                         FY20   FY20         ASP(SaaS)型+SI(オンプレミス)型
                                                          1Q     2Q

          139     137     134     137     141    139     137    143

        請求社数(社)
                                                         FY20   FY20
         FY14    FY15    FY16    FY17    FY18    FY19
                                                          1Q     2Q
                                                                                    その他        ブイキューブ
         1,065   1,155   1,225   1,228   1,211   1,215   1245   1,393                30%         28%
        解約率(%)
                                                         19/4   19/7
         FY14    FY15    FY16    FY17    FY18    FY19     ~      ~
                                                         20/3   20/6
          19.0    16.9    13.7    14.4   12.2    10.7    10.4   11.9
                                                                                  Z社             C社
                                                                                  10%            22%
                                 競合企業との差別化
                                  セキュリティ                                                J社
                                                                                        10%
                                  プライバシー
                              サポート
                     (24時間365日問い合わせ日本語対応)                                     (株)シード・プランニング『2020 ビデオ会議/Web会議の
                                                                              最新市場とビデオコミュニケーション機器・サービス動向』

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ビジュアルコミュニケーション事業 – 製薬Web講演会

   2020年3~6月中旬は新型コロナウイルスの影響で顕著に減少したものの、FY20下期は延期案件の配信並びに、
   オンライン化の加速で開催回数は期初計画を上回る見込み

       (回)           300
                                                                                                                                         281


                                                                                          244
                     250                                                                                    236


                                                                  197               198
                     200                                                      192               191
                                                            173                                       173
                                          164
                                   144                                                                            自粛期間
                     150                              136                                                                          138
                                                                        127

                            102                 102                                                               101
                     100

                                                                                                                         56
                                                                                                                              43
                      50



                       0




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ラーニングマネジメントシステム事業

   シンガポール子会社Wizlearnは、学校/企業向けにオンライン学習/研修プラットフォームを提供
   企業向けサービス提供がロックダウンの影響により一部遅れ

                                                  FY2019               FY2020       FY2020     FY2020
                          (百万円)
                                                                       6/1修正                   8/13修正
                                                  2Q実績                 2Q予想         2Q実績       通期予想
                          売上高                           596             411          391        825
                         (アイスタディ
                         除いた売上高)                        475             411          391        825

                          営業利益                         △35               40           40         90
                           (率)                         (-%)            ( 9.7%)      ( 10.2%)   (10.9%)


    (千SGD)                Wizlearn売上内訳推移
     14,000                                                                      【売上】
     12,000
                                                                                  ・FY19.1Qまでアイスタディ(現:クシム)連結対象
     10,000
                                                                                  ・約9割がWizlearnの売上
      8,000
                  6,627         6,491           5,124          3,470
      6,000
                                                                                 【利益】
      4,000
                                                               4,940              Wizlearn
      2,000                     3,655           4,053
                  3,120                                                           ・学校向け:ストック収益で安定的な利益率を確保
          0
                  FY17          FY18            FY19          FY20見込              ・企業向け:ストック収益+個別カスタマイズ案件
                企業向け        学校向け        周辺諸国           その他サポート等

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アプライアンス事業

   テレキューブでコロナ禍における納品遅延が継続
   企業向けは計画を下回るものの、昨年対比では大幅に増加

                                          FY2019           FY2020     FY2020    FY2020
                        (百万円)
                                                            6/1修正               8/13修正
                                          2Q実績              2Q予想      2Q実績      通期予想
                        売上高                     500          691       529       1,510
                        営業利益                    51            93        66        203
                        (率)                (10.2%)          (13.5%)   (12.5%)   (13.4%)


                    テレキューブ四半期毎設置台数
                                                                                     テレキューブ累計設置台数
                   企業向け           企業向け(サブスク)                   公共空間向け
                                                                                    企業向け         企業向け(サブスク)               公共空間向け
                                                      25                                                                  113
               (台)                                    9
                                                                                                                           27
                                                                                (台)
                                                                                                                   90
                                                                23                                                  9
                                                                18

                                                      240                                                                 715
                                     37         15                                                         65
                                                               156                                 50             559
                             3
                   10                           91                                         13             319
                            66       80                                                           228
                   43                                                              10     148
                                                                                   82
                FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q                  FY19.1Q FY19.2Q FY19.3Q FY19.4Q FY20.1Q FY20.2Q

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テレキューブ事業概要

   設置場所に適した商流で拡大中、社会インフラとなることを目指す
   テレワークする場所がない課題を解決、今後は行政手続きなどテレワーク以外の活用も
   直近では、ターミナル駅から生活圏でのニーズ、社員の安全な出社の為の個室としてのニーズが拡大中

               区分                         商流     当社から見た販売モデル             備考              FY2020目標

                                    直販・              売り切り        会議室不足、作業集中などプラ         500~1,000台
          企業向け                    当社通常代理店            サブスク        イベート空間利用             (2Q時点で396台)
       (FY19:280台)
                                                                 商流には入らず、ロイヤリティ
                                  オカムラ代理店           ロイヤリティ
                                                                 収入を計上

                                    テレキューブ
                                                                 オフィスエントランスや複合施
                                     サービス            売り切り                                200~400台
                                                                 設、私鉄駅構内への設置
                                     株式会社
       公共空間向け                                                                         JR東日本様:
      (FY19:65台)                                                 「STATION BOOTH」として   「STATION BOOTH」
                                                                 駅構内に設置               2020年に30駅への展
                                     JR東日本様          売り切り                             開予定(コロナ禍によ
                                                                 シェアオフィス「STATION
                                                                 DESK」にも導入            り遅れあり)

    1台あたり平均価格(FY2020実績)                         売り切り:2,982千円   サブスク:85千円(月額)
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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.2Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



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FY2020 見通し(2020年8月13日業績予想修正)

   営業利益の予想を5億円から7億円に上方修正

                                                FY2019          FY2020                 YoY
          (百万円)
                                                通期実績          8/13修正業績予想       増減             増減率

          売上高                                       6,369           7,201           +832       +13.1%
             売上原価                                    4,056           3,988           △68         △1.7%

          売上総利益                                     2,313           3,183           +870       +37.6%
             販管費                                     2,598           2,474          △124         △4.8%

          営業利益                                     △284                  708        +992            ー%
          経常利益                                     △341                  665    +1,006              ー%
          親会社株主に
                                                         34              623        +579     +1,732.4%
          帰属する当期純利益


                                          目標:売上高78億円、営業利益9億円
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ブイキューブの目指すポジション

   成長戦略:コミュニケーションのDX                                ”SaaS + Service”



                     SaaS
          テクノロジーによるDX支援
                                                +                            Service
                                                                       プロフェッショナルサービスによるDX支援



                                                      コミュニケーション文化の変革
                                                               導入支援             ×      コミュニケーション文化の定着
                                                                                            運用支援




                契約件数の拡大                                  業界特化モデルの構築                       サポート力の強化



       コミュニケーション                                        業界ごとの商慣習や                      運用や配信サポートを通じた
        シーンに合わせた                                       業務フローに合わせた                      文化の定着を支援しながら、
     サービスラインナップの拡充                                  カスタマイズによる高付加価値化                       回数、単価の増加


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ブイキューブの目指すポジション

   (例)イベント配信における SaaS + Service



                     SaaS
          テクノロジーによるDX支援
                                                +                    Service
                                                            プロフェッショナルサービスによるDX支援



                                                    コミュニケーション文化の変革
                                                         導入支援          ×       コミュニケーション文化の定着
                                                                                    運用支援




                契約件数の拡大                              業界特化モデルの構築                   サポート力の強化



オフラインからオンラインへの転換                                     新卒/中途採用説明会            全国どの会議室、当社スタジオでも
     業界横展開                                           バーチャル株主総会                配信業務を一括フル対応
効率的な集客実現によるアップセル                                       製薬Web講演会
                                                      社内向け研修/集会

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用途特化の映像コミュニケーション・・・ 映像組み込み(SDK)

   高品質な映像、音声機能を自社サービスUIに合わせて映像コミュニケーションサービスを実装可能
   オンラインでのサービス開始・強化のニーズが高まり利用が急増中

    <お客様導入事例>
                                        ライブ配信プラットフォーム                                                                                                                                                   オンライン対話型プラットフォーム

                                        パソコン、スマートフォン向けのライブ                                                                                                                                              双方向型の映像コミュニケーションインフラ
                                        配信やライブコマースといった大規模                                                                                                                                               ・オンライン英会話スクール
                                        映像配信サービスインフラ                                                                                                                                                    ・オンラインフィットネス
                                                                                                                                                                                                        ・オンライン採用面接

                                                                                SDK利用分数
          2019/01

                    2019/02

                              2019/03

                                        2019/04

                                                  2019/05

                                                            2019/06

                                                                      2019/07

                                                                                2019/08

                                                                                          2019/09

                                                                                                    2019/10

                                                                                                              2019/11

                                                                                                                        2019/12

                                                                                                                                  2020/01

                                                                                                                                            2020/02

                                                                                                                                                      2020/03

                                                                                                                                                                2020/04

                                                                                                                                                                          2020/05

                                                                                                                                                                                    2020/06

                                                                                                                                                                                              2020/07




Copyright © V-cube, Inc. All Rights Reserved.                                                                                                                                                                                  27
                             テレワークで日本を変える
                           コミュニケーションのDXカンパニー




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                                    1. コロナ禍における事業の進捗

                                    2. FY2020.1Q 実績

                                    3. セグメントとKPI

                                    4. 現在の取り組み

                                    5. 参考資料



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ミッション




                                         Evenな社会の実現
                                     ~すべての人が平等に機会を得られる社会の実現~

                                            誰もが境遇に左右されず、機会を平等に得られる世界をつくりたい。

                                                人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮めることで、
                                                     より豊かな社会を実現できる考えています。

                                          大都市一極集中、少子高齢化社会、長時間労働、教育/医療格差など、
                                              課題先進国の日本をはじめとした、世界が抱える課題を
                                                ビジュアルコミュニケーションを通じて解決し、
                                         社会を担うすべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。


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SDGsへの取り組み

   社会課題を事業を通じて解決するブイキューブ


                                                映像コミュニケーションにより時間と距離の制限がなくなることで、
                                                全ての人が平等に教育、雇用、医療などの機会を得られる

                                                性別や居住地域を問わず個々の事情に合わせた多様な働き方の実現に貢献




                                                テレワークの普及によって移動による負担を軽減し、働きやすく住みやすい
                                                社会の実現に貢献

                                                災害など有事の際でも出社することなく会議を開催でき、対策を検討できる




                                                テレワークが当たり前の社会になることで無駄な移動が減り、
                                                移動に伴うCO2排出量の削減に貢献



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セグメント概要



                                 ビジュアルコミュニケーション事業


                                 • V-CUBEミーティング、V-CUBEセミナー、V-CUBE Video SDK、 V-CUBEセールスプラス、
                                  agora.io、Krisp、Qumu
                                 • 各子会社においてブイキューブのサービスラインナップ



                                 ラーニングマネジメントシステム事業


                                 • [Wizlearn Technologies Pte. Ltd.] AsknLearn



                                 アプライアンス事業


                                 • テレキューブ、V-CUBE Box、V-CUBEデバイス(マイク、スピーカー、カメラ
                                   等)、V-CUBEボード(災害対策ソリューション)



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会社概要 (2020年6月30日現在)

   テレワークで日本を変える、コミュニケーションのDXカンパニー




                             会社名                株式会社ブイキューブ

                             設立                 1998年10月16日

                             決算期                12月

                             資本金(資本準備金含む)       2,881百万円

                             上場市場               東京証券取引所市場第一部(3681)

                             グループ会社             国内3、海外5(シンガポール3,米国1,タイ1)

                             役員数・従業員数           役員15名・従業員370名(連結)
                                                ※2020年6月30日現在




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グループ会社 (2020年6月30日現在)

   6社の子会社を含め、日本や米国、ASEANを中心に展開




                                                                                                                 シンガポール
                                                                株式会社ブイキューブ




                                  テレキューブ(株)                V-cube Global Services Pte. Ltd.         V-cube USA, Inc.




                          テレキューブサービス(株)
                                                ※持分法適用会社
                                                           Wizlearn Technologies Pte. Ltd.        V-cube (Thailand) Co., Ltd.



                                                              Pave Education Pte. Ltd.



                                                                                              他グループ会社:株式会社センシンロボティクス

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沿革

                     創業 (有)ブイキューブインターネット設立、ウェブ制作やシステム開発、アプリ開発を受託
                          株式会社に組織変更
                              テレビ会議が高くて買えず、ウェブ会議を自社利用目的に開発、販売開始
                                 株式会社ブイキューブに商号変更、映像コミュニケーションに特化を決定
                                      Intel Capital からの投資、アジア展開開始
                                                     東証マザーズ上場
                                                            東証一部上場
                1998     2001     2004      2009      2012      2013       2014       2015       2016         2017       2018       2019         2020
                                   2003 V-cube USA, INC
                                                2009 V-cube Malaysia Sdn. Bhd.                                                        売却
                                                           2012 V-cube Global Services Pte. Ltd. Singapore
                                                           2012 PT. V-cube INDONESIA                                                            売却
        売上高(百万円)                                                       2013 威立方(天津)信息技術有限公司                         売却
           関連会社                                    7,960
                                  7,239                                          2014 パイオニアVC                                         吸収合併後、電子黒板事業売却
           単体                              6,638            6,369
                         6,083                                                              2015 Wizlearn Technologies Pte. Ltd.
           海外比率                    26.5%
                 4,681   21.4%                                                              2015 iStudy Co., Ltd.                               売却
                                           17.1% 15.6%
                14.7%                                                                                        2016 V-cube (Thailand) Co., Ltd.
        2,525                                              19.8%
                                                            5,020
      9.5%                3,540   3,972            5,924                                                                                         2019 テレキューブ
                 3,149                     3,483
        2,419


        2013     2014     2015    2016     2017    2018     2019


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主要通貨の為替レート



                                                                   FY19                    FY20
               通期                                      通期
                                                      (期初想定)
                                                                  期中平均
                                                                   (実績)
                                                                               期末日
                                                                               (実績)
                                                                                           通期
                                                                                           (想定)
                                         (円)


                                                US$      111.00      109.06      109.55      111.00


                                                S$        81.00       79.95       81.06       81.00



                                                      FY19.2Q     FY20.2Q     FY19.2Q     FY20.2Q
               2Q                                     期中平均        期中平均         期末日         期末日
                                         (円)           (実績)        (実績)        (実績)        (実績)

                                                US$     110.06      108.30      106.27      107.74

                                                S$        80.99      77.47       81.01        77.32



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マネジメントチーム(2020年6月30日現在)

   創業時からのメンバーを中心としたマネジメントチーム


                                                代表取締役社長 CEO                        常務取締役 CRO (Chief Revenue Officer)
                                                間下       直晃                        水谷      潤
                                                1977年   東京生まれ                      2006年   当社入社(新卒一期生)
                                                1998年   当社設立                       2009年   営業本部グループマネージャー
                                                2000年   慶應義塾大学理工学部卒業               2012年   営業本部副本部長就任
                                                2002年   慶應義塾大学大学院修了                2014年   カスタマーエクスペリエンス長兼任
                                                2003年   V-cube USA, Inc. 設立        2015年   営業本部本部長就任
                                                2009年   V-cube Malaysia 設立         2016年   当社取締役就任(営業担当)
                                                2012年   V-cube@Singapore 設立        2019年   当社常務取締役就任
                                                2012年   P.T. V-cube Indonesia 設立
                                                2015年   ブイキューブロボティクス設立




                                                代表取締役副社長 COO                       取締役 CTO
                                                高田       雅也                        亀﨑      洋介
                                                2001年 ㈱ブイキューブインターネット               2002年   ㈱ブイキューブインターネット入社
                                                         取締役就任                     2003年   ウェブ会議の原型を開発
                                                2002年 慶應義塾大学大学院修了                  2007年   当社執行役員就任
                                                2006年 当社取締役副社長就任                   2012年   当社取締役就任(技術担当)
                                                2012年 当社代表取締役副社長就任




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社外役員(2020年6月30日現在)

   経験豊かで強力な社外取締役、監査役によるコーポレートガバナンス


                                     役職           氏名                      略歴
                                                         ㈱村上憲郎事務所 代表取締役
                                 社外取締役          村上 憲郎    セルソース㈱ 社外取締役
                                                         元 Google,Inc.副社長 兼 グーグル㈱ 代表取締役社長
                                                         ㈱白山 社外取締役
                                 社外取締役          西村 憲一    元 ㈱NTTネオメイト 代表取締役社長
                                                         元 ㈱ミライト 相談役
                                                         ㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
                                 社外取締役           中野 創
                                                         REVICパートナーズ㈱ 取締役
                                                         元 西村あさひ法律事務所弁護士
                                 社外取締役           越 直美
                                                         元 大津市長
                                                         サクセス・コーチング・スタジオ 代表
                              常勤社外監査役           福島 規久夫

                                                         小田嶋清治税理士事務所 代表弁護士
                                 社外監査役          小田嶋 清治
                                                         エバラ食品工業㈱ 社外監査役
                                                         ㈱地域経済活性化支援機構 シニア・ディレクター
                                 社外監査役          砂田 有史
                                                         REVICパートナーズ㈱ シニア・ディレクター




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グループ従業員(契約社員等を除く)の状況(2020年6月30日現在)


                                    グループ別                                     地域別                             機能別

                                    単体    子会社                     日本       シンガポール      その他            技術      営業・マーケ        管理

                                                                   402                                  402
                             402                                                     370                              370
                                                 370
                                                                    9                                   52
                             166                                                     15                                   59
                                                 127               153               108                129
                                                                                                                          131

                             236                 234               240               247                221               180


                         '19/12末                '20/6末           '19/12末            '20/6末        '19/12末            '20/6末


                                                                         従業員数の推移

                                   500                                   単体         子会社
                                                         450      457
                                                                                      420       402
                                                                                                                    370
                                   296                   201      213                 174      166                  136



                                   204                   249      244                 246      236                  234



                              '16/12末                  '17/12末   '18/12末             '19/6末   '19/12末            '20/6末

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