3680 M-ホットリンク 2019-11-14 15:00:00
減損損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                           2019年11月14日
各   位
                            会 社 名 株 式 会 社 ホ ッ              ト リ ン ク
                            代 表 者 名 代表取締役会長                 内 山 幸 樹
                                   (コード番号:3680             東証マザーズ)
                            問 合 せ 先 執行役員CFO                 大 塚 義 人
                                            ( TEL.         03-6261-6931)

         減損損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ


 最近の業績の動向等を踏まえ、2019 年2月 15 日に公表した 2019 年 12 月期通期連結業績予想を下
記のとおり修正しましたので、お知らせいたします。

                                記

1.減損損失の計上について
  2019年12月期第3四半期の連結決算において、連結子会社である米国Effyis社に対するのれんの
 減損損失759百万円を計上いたしました。
  Effyis社が主要事業とするソーシャルメディアビッグデータアクセス権市場において、GDPR施行
 により市場環境が変化し、ロイヤリティ(権利使用料)の付加された原価の高いデータアクセス権
 が売上の高い比率を占めるなど、当期において売上構成の変化が起こました。Effyis社の売上高は
 期初予想のとおり順調に増加しておりますが、上記の要因により売上総利益率が悪化、変化対応の
 ための新規市場開拓に伴う費用が拡大し、想定されていた利益が見込まれないこととなりました。
 これを受けて、国際会計基準(IFRS)に基づく減損テストを実施し、その公正価値が帳簿価額を下
 回ることとなったため、減損損失を計上することといたしました。

2.業績予想の修正について
  2019年12月期通期 連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)            (単位:百万円)
                                                親会社の所有
                                                            基本的1株
              売上高        営業利益        当期純利益      者に帰属する
                                                           当たり当期利益
                                                 当期利益

前回発表予想(A)        4,272          35         49         64            3.48
今回修正予想(B)        3,519    △1,533       △1,539     △1,500         △97.60
増減額(B-A)         △753     △1,570       △1,588     △1,564
増減率(%)              -           -          -          -
(ご参考)前期実績
                 3,241       328           82        111            7.78
(2018年12月期)

3.修正の理由
  当社は、当事業年度において事業規模の拡大を最優先し、過去最高の売上高を実現するため積極
 的に投資を進めてまいりました。この結果、売上高は順調に推移し、第3四半期連結累計期間として
 は過去最高の売上高となりました。
  しかし、中国経済の減速の影響により、クロスバウンド事業における越境ECサービスの中国国内
 での購買意欲の低下が続くものと予想され、売上高においては当初予定より下回ることが見込まれ
 ます。
  また利益面につきましても、人材などの先行投資や一時的費用の増加に加え、GDPR施行による米
国のソーシャルメディアビッグデータアクセス権市場環境の変化に伴う売上構成の変化が起こり、
Effyis社の売上総利益率が悪化、また対応費用が拡大する結果となりました。また上記「1. 減損損
失の計上について」に記載とおり、のれんの減損損失759百万円を2019年12月期第3四半期連結決算
において計上いたします。これらの要因により、営業利益は当初予想を下回り、この結果、経常利
益ならびに親会社に帰属する四半期純利益につきましても当初予想を下回る見込みであります。

(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいております。実際の業績は、
  様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
                                           以 上