2021年12月期
上期(第2四半期累計)
決算短信補足資料
連結決算（IFRS）
株式会社ホットリンク
2021年8月11日
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目次
⚫ 事業とサービス P.2
⚫ 2021年度上期決算結果
• 連結業績(PL)トピックス P.18
• 事業別分析 P.21
• 利益推移 P.26
• 2021年度 連結業績予想に対する進捗 P.27
• 新型コロナウイルスの事業への影響 P.28
• SDGsへの取り組み P.29
⚫ 参考資料１（５カ年目標 再掲） P.30
⚫ 参考資料２ P.57
1
事業とサービス
存在意義
- Make the World “HOTTO” -
わたしたちは、人と社会のつながりを再設計し、
世界中の人々が“HOTTO（ほっと） ”できる社会
の実現に貢献します
2
事業とサービス
ホットリンクロゴをリニューアルしました
①あたたかみ があり ②決まった形がなく ③動く
3
事業とサービス
ソーシャルメディアに軸足をおいた 3本柱の事業ポートフォリオ
新事業区分 商材・サービス
SNS SNSマーケティング支援サービス
マーケティング （コンサル、SNS広告運用、SNSアカウント運用、コンテンツ制作）
支援事業 SNS分析ツール
中国越境EC支援サービス
クロスバウンド
クロスバウンド 中国マーケティング支援サービス（アウトバウンド、インバウンド）
事業事業
中国ビッグデータ分析サービス（SNS・EC分析）
DaaS事業 各種SNSデータアクセス権
4
事業とサービス
ビッグデータ活用の３つのステップ
ステップ３ 活用
ステップ２ 分析
ステップ１ 収集
ビッグデータ
5
事業とサービス
ビッグデータ活用の収集・分析・活用まで統合した事業
SNSマーケティング
クロスバウンド事業
支援事業
越境EC支援
SNSマーケティング
活用 中国マーケティン
支援サービス
グ支援サービス
中国ビッグデータ
分析 SNS分析ツール
分析サービス
収集 DaaS事業
6
事業とサービス
2020年に事業の軸足を大転換しました！
SNSマーケティング
クロスバウンド事業
支援事業
越境EC支援
活用
SNSマーケティング
中国マーケティン
現在：
支援サービス データの「活用」
グ支援サービス
が主事業
中国ビッグデータ
分析 SNS分析ツール
分析サービス
以前：
データの
「分析」「収集」
が主事業
収集 DaaS事業
7
事業とサービス
「活用領域」を「攻めの事業」と位置づけ、積極投資
2020年に事業の軸足を大転換しました！
SNSマーケティング
クロスバウンド事業
支援事業
越境EC支援
活用
SNSマーケティング
中国マーケティン
現在：
支援サービス データの「活用」
グ支援サービス
が主事業
中国ビッグデータ
分析 SNS分析ツール
分析サービス
以前：
データの
「分析」「収集」
が主事業
収集 DaaS事業
8
事業転換前と後の変化
• 変わったこと
• ビッグデータ活用のマネタイズポイントを、
「収集」「分析」から「活用：マーケティングサービス」へ
• 顧客の予算規模が、 ２桁上がりました。
（「リサーチ予算」から「宣伝広告予算」に）
• データの収集・分析・活用までを統合した
データドリブンのマーケティングを提供できるOnly１企業に
• 変えていないこと
• 本質は、データの収集・分析技術を基盤としたテクノロジー企業
9
事業とサービス：SNSマーケティング支援事業
SNSを活用して お客様のマーケティングを支援
Twitterを活用し TwitterとInstagramを活用し
EC売上約50倍の成⻑に 口コミ数を6倍、
貢献 インスタライブ配信を支援し
オリオンビール様 ミルボン様 45万視聴の大反響
TwitterとInstagramを活用し Twitterを活用し、集客支援
口コミ数を9倍にし、 再売り出しメニューの
口コミ数に⽐例し売上の増加 初速販売数1.9倍に貢献
ジョンソンヴィル様 に貢献
丸亀製麺様
Twitterを活用し、 Twitterを活用し、口コミ数約4倍
Twitterフォロワー35万人超 指名検索数1.7倍、
を獲得し、 ブランド力向上に貢献
店舗売上の増加に貢献 ジンズ様
シャトレーゼ様
他、乳製品、自動車メーカー等々 多数 10
SNSマーケティング支援事例 ： 某お菓子メーカー様
ホットリンク
支援開始
200,000
100,000 売上高前年⽐ 115%
110%
75,000
105%
言及数
50,000 100%
95%
25,000
90%
0 85%
16
16
16
16
16
16
16
16
16
17
17
17 3
17
17 5
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17
17
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17
17
18
18
18
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19
19
19
19
19
19
年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年
4
5
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1
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6
月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月
月 月 月 月 月 月 月 月 月
11
事業とサービス：クロスバウンド事業
お客様の 中国市場向け マーケティングを支援
SNSプロモーションを実施
インバウンドのみならず、
EC・リアル店舗での売上増に
資生堂ジャパン様 小林製薬 中国法人様
も貢献
ネット上の情報を分析し
キャンペーンを支援
期間中の売上を前年⽐2倍に
貢献
ピジョン上海様
アース製薬中国法人様
日本アニメキャラとコラボし
た
コンテンツを開発 ソニー チャイナ様
サンスター上海様 独身の日の越境EC売上を前
年⽐ 2倍に貢献
他、化粧品、衛生薬品、美容機器 等々 多数
12
事業とサービス： DaaS事業
世界中のSNSデータへのアクセス権の販売
③データ活用 セールス その他、 国内企業
IBM オラクル SAP
プレイヤー フォース.com データ活用企業
Gnip ホットリン
②データ流通 (Twitter)
Socialgist
ク
プレイヤー
米国の アジアの ヨーロッパの 日本の
①データ保有 世界中の
Twitter ソーシャル ソーシャル ソーシャル 13 ソーシャル
BBS/ブログ
プレイヤー メディア メディア メディア メディア
13
ホットリンクグループのサービスとビジネスモデル
積み上げ型ビジネスと、単発型ビジネスを融合し、
プラットフォームサービスを指向
ブランド
ユーザー SNSマーケ支援事業 企業
消費者
クロスバウンド事業 （顧客）
ECプラットフォーム（積み上げ型）
プロモーション 広告運用代行（単発型）
活用
コンテンツ制作（単発型）
SNS (マーケティング)
BBS
ブログ SNSアカウント運用（積み上げ型）
等々
コンサル（積み上げ型）
分析ツール（積み上げ型）
分析
分析企業
DaaS事業 （顧客）
データアクセス権
データ （積み上げ型） IBM, Microsoft,
収集 オラクル,
セールスフォース
SAP等々 14
ホットリンクグループの差別性
収集・分析・活用までを統合し、データドリブンの
マーケティングを提供できるOnly1の会社です
・SNSのEarned (消費者の声)も含めた施策立案力
活用 ・顧客の売上増を実現する施策ノウハウ
・自然言語処理、機械学習などの分析技術
分析 ・過去15年間の分析ノウハウ
・世界中のSNSデータへアクセス権
収集 ・過去15年間の蓄積データ
15
ホットリンクグループの差別性
・SNSのEarned (消費者の声)も含めた施策立案力
活用 ・顧客の売上増を実現する施策ノウハウ の補足説明
HTLグループ
←
Earned / ブログ
リアルの SNS上の
掲示板
消費者の声 井戸端会議
口コミサイト
口コミ
TVCM/ Twitter広告/
Paid / 看板広告/
検索エンジン
FB広告 / ← 従来の広告代理店
広告媒体 広告 の提供範囲
ちらし Insta広告
Owned / 店舗 企業HP 企業SNS
自社媒体 イベント 企業ブログ アカウント
時間軸
マスメディア期 Web2.0期 SNS全盛期
16
2021年度上期決算結果
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17
連結業績(PL)トピックス
⚫ 売上高 上期で 2,635百万円。過去最高売上 (前期⽐ 1.39倍）
⚫ 営業利益 上期で 77百万円。継続した利益創出状態に
18
連結業績(PL)トピックス
SNSマーケティング支援サービスとクロスバウンド事業 が成⻑を牽引
2,635
連結売上高 上期推移 (YoY 1.39倍)
SNSマー ィ 支
ケテ ング 援
事業（SNS ー ィ
マ ケテ ン
グ支援サービ ）
ス
642
クロスバウンド事業
363
97 185 850
230
82 434
373 DaaS事業
684
e-ｍining事業(譲渡済) 567 636 750
838 881 887 SNSマー ィ 支
ケテ ング 援
126 128 136 133 事業（分析ツ ル）
ー
116 123
502 533 509 478
419 391
[百万円]
244 220 256
2013上 2014上 2015上 2016上 2017上 2018上 2019上 2020上 2021上
19
連結業績(PL)トピックス
継続的な利益創出状態に
売上高・営業利益 Q推移
1,389 1,379
1,256
売上高
1,131 1,097
1,100
特殊要因を除いた営業利益 953
944 925 944
827 843
752 794
715
600
65 63
50
20
19 13
100
2018Q12018Q22018Q32018Q42019Q12019Q22019Q32019Q42020Q12020Q22020Q32020Q42021Q12021Q2
△ 29
[特殊要因]
※1
△ 400
2018Q4 e-mining譲渡益 +378
△64 -
※2 2019Q3 Effyisのれんの減損 △759 △ 92
※3 2019Q4 SaaS新規ﾂｰﾙ既存資産の除却 △178
※4 2020Q1 前期の税金還付 +24 △ 147 △136
△ 160
※5 2020Q2 米国の新型コロナ補償返済免除 +55
△ 900 -
※6 2020Q3 開発人員転籍 受取手数料 +11 △ 192
2020Q4 無し
2021Q1 無し
2021Q2 無し
※1 △ 261 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 20
△ 1,400 -
事業別分析： SNSマーケティング支援事業
上期売上高 前年同期⽐ 1.77倍
順調 に事業成⻑
SNSマーケティング支援サービスの売上高推移 2021上期実績
半期推移
1.77倍 • 当社支援による顧客の売上
アップ成功事例の積み上が
りが継続
→当社サービスへの顧客
評価が広まり、更なる
案件増加へ
630 642 • Instagram支援案件が徐々
に増加
363
293 • 利益は順調に増加中
156 185
97 • 採用・体制は順調に拡大中
[百万円] 2018年上期 2018年下期 2019年上期 2019年下期 2020年上期 2020年下期 2021年上期
21
SNSマーケティング支援サービスの構成
ストック型サービスの契約数が着実に増加
それにともなって単発型サービスも増加
契約件数 Q推移 単発型 (キャンペーン毎)
（SNS広告、レポート、
コンテンツ制作）
ストック型
（コンサルティング、
SNSアカウント運用代行）
2018Q1 2018Q2 2018Q3 2018Q4 2019Q1 2019Q2 2019Q3 2019Q4 2020Q1 2020Q2 2020Q3 2020Q4 2021Q1 2021Q2
22
ホットリンクのブランド
「SNSマーケティングと言えば、ホットリンク」
としてのブランドを強化してきております
2021年新たに出版
アスリートのためのソー 1億人のSNSマーケティング
シャルメディア活用術 バズを生み出す最強メソッド
五勝出 拳一, 飯髙 悠太 〈SNS検索、インフルエン
敷田 憲司, 室谷 良平
サー、UGC、ULSSAS〉
データで見抜くSNSマーケティング ゼロからわかるビジネスInstagram
の罠（MarkeZine Digital First） 結果につながるSNS時代のマーケ
ティング戦略 朝山 高至
私がエレン
Twitterのフォロ
ワーを増やす方法: Instagramのフォロワー 2021年3月31日発売 2021年4月15日発売
明日から実践できる 私がエレン を増やす方法: 明日から
ワザ 実践できるワザ 高至朝山
23
事業別分析：クロスバウンド事業
上期売上高 前年同期⽐ 1.96倍
事業構造変革 が着実に進捗
クロスバウンド事業の売上高推移 2021上期実績
半期推移 850
中国経済のプラス成長に
合わせ、
1.96倍 • 引き続きアウトバウン
ド需要へ注力し、順調
非ストック型売上
に事業成長
• 越境ECプラットフォー
ムの新開発サービス
718 680 (トランザクション型)が
トランザクション型・
ストック型売上 大きく伸長し、売上に
434 貢献
377 373
230
※クロスバウンド事業は、中国の独身の日等
[百万円] 2018年上期 2018年下期 2019年上期 2019年下期 2020年上期 2020年下期 2021年上期
の影響による季節性があり、下期に売上
が大きくなる傾向 24
事業別分析：DaaS事業
上期売上高 前年同期⽐ 1.07倍
DaaS事業の売上推移 2021上期実績
半期推移 1.07倍 ・Q2にSNSデータアクセス
非ストック型売上 権の１つが契約終了
（地政学的問題の影響と捉
えている）
➢ 売上高への影響は、
3億円減少の見込
956
887 ➢ すぐに関連コストを削
875 838 880
750
810 ストック型売上 減し、事業全体の年間
利益予算に対し、△1千
万円の着地見込みに抑
制
・営業利益は引き続きプラス
[百万円]
2018年上期 2018年下期 2019年上期 2019年下期 2020年上期 2020年下期 2021年上期
25
利益推移
Q1からQ2に利益は減少
利益率の高いDaaS事業の売上高の減少と、クロスバウンド事業の売上構成の変化による
1,389 1,379
1,256
売上高
1,131 1,097
1,100
特殊要因を除いた営業利益 953
944 925 944
827 843
752 794
715
600
63
65
50
20 19
13
100
△ 29
[特殊要因] △ 400 △64
※1 2018Q4 e-mining譲渡益 +378 -
※2 2019Q3 Effyisのれんの減損 △759
△ 92
※3 2019Q4 SaaS新規ﾂｰﾙ既存資産の除却 △178 △136
※4 2020Q1 前期の税金還付 +24 △ 147
※5 △ 900
2020Q2 米国の新型コロナ補償返済免除 +55 △ 160
-
※6 2020Q3 開発人員転籍 受取手数料 +11 △ 192
2020Q4 無し
2021Q1 無し
2021Q2 無し △ 261 26
※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6
2021年度 連結業績予想に対する進捗
上期は 計画を上回る進捗、着地見込数値については 精査中
修正が必要であると判断した場合には、速やかに開示をいたします
（単位：百万円）
2021年12月期 2021年12月期
業績予想 上期 進捗率
売上高 5,366 2,635 49.1%
営業利益
(IFRS)
147 77 52.6%
営業利益率 2.7% 2.9%
当期利益 181 160 88.6%
27
新型コロナウイルスの事業への影響
・コロナ禍の影響により、一部業種への影響はあるものの、
SNSマーケティング市場全体としては、需要が高まっていると考えられます
・現在、全従業員が完全リモートワークで業務を実施中
・社内業務・社外との業務含め、すべての部門で業務は問題なく実施できて
おります
・業務の大部分において、業務の生産性は下がっておらず、逆に 生産性が上
がっております
・緊急事態宣言期間の長期化による、顧客の予算引き締めも出ております
28
SDGsへの取り組み
当社サービスを通じて実現しうるSDGs 当社内で貢献しうるSDGs
・社員の学習のための毎月の補
助金枠
・データサイエンス学習の機会
の提供
・国籍、性別、年齢、障害の有無、
性的指向、性自認などに関係なく、
すべてのメンバーが働きやすい社
内規定・環境の整備
・Famieeプロジェクトへの寄付/
SNSマーケティングで、消費者と企業が直接つ 人的サポート
ながり、会話し、協力することで、製品・サー
ビスの企画・生産から消費までが無駄なく、効 ・すべてのメンバーが、働きが
率的に行われる、持続可能な生産・消費の形の いのある人間らしい仕事の機会
の提供
模索に繋げます。 ・リモートワークによる自由な
働き方の実現
29
参考資料 1
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30
連結業績（BS）(IFRS)
財務は安定
（単位：百万円）
2021年6月末 2020年12月末 前期増減
流動資産 2,925 2,710 +215
非流動資産 3,348 3,057 +291
資産合計 6,273 5,767 +506
流動負債 855 932 △77
非流動負債 2,007 1,863 +144
負債合計 2,862 2,795 +67
資本合計 3,411 2,972 +439
負債資本合計 6,273 5,767 +506
31
連結業績（PL）(IFRS)
（単位：百万円）
前年同期 前年同期
2021年上期 2020 上期
増減率
2021 Q2 2020 Q2
増減率
売上高 2,635 1,897 +38.9% 1,379 953 +44.7%
売上総利益 927 665 +39.5% 445 350 +26.9%
売上総利益率 35.2% 35.0% 32.3% 36.8%
販売費及び
854 811 +5.3% 434 395 +9.9%
一般管理費
販管費率 32.4% 42.7% 31.5% 41.5%
その他費用・収益 4 24 △83.2% 3 35 △94.6%
営業利益 77 △121 - 13 △9 -
金融費用・収益 ※ 140 △33 - 1 △19 -
当期利益 160 △144 - 6 △45 -
EBITDA 274 97 +181.5% 113 94 +19.9%
※ IFRS会計により有価証券の評価益82百万円含む 32
コーポレート・ガバナンス(1)
2021年度 経営体制
資本上の親子関係
HTL取締役会 マネジメントライン
代表取締役グループCEO 内山 幸樹
取 締 役 安宅 和人
取 締 役 松田 清人
取 締 役 椎名 茂
グループ
戦略室
HTL執行役員会
CEO CEO
代表取締役社⻑
濱野 智成 桧野 安弘 内山 幸樹
33
コーポレート・ガバナンス(2)
取締役4名中、社外取締役3名（独立社外取締役3名)
経営の客観性・透明性・多様性を重視しています
社内取締役 社外取締役
独立社外取締役
内山 幸樹 安宅 和人 松田 清人 椎名 茂
重要な兼職の状況
当社ファウンダー、 トパーズ・キャピタル(株)取締役会長 Digital Entertainment Asset Pte.Ltd. CEO
ヤフー(株)チーフストラテジー
代表取締役グループCEO SCSK(株)社外取締役 株式会社ミクニ社外取締役
オフィサー
慶應義塾大学環境情報学部教授 スルガ銀行(株)社外取締役 慶雄慶應義塾大学理工学部訪問教授
日本障害者スキー連盟会長
34
2021年度IR活動
ゴール：
・市場性＆当社の事業成⻑の進捗を多くの投資家に知っていただき、
当社の成長可能性をProveする。
方針：昨年度方針の継続
【マーケティングにおける顧客】＝【IRにおける投資家】と捉え、
セールスマーケティングの概念をIRに応用
メッセージ：
• SNSマーケティング市場は、急成⻑市場
• その市場で、当社はOnly1 のポジションを築いている
• 着実に、売上・利益成⻑の実績があがっている
35
5カ年目標
※2020年2月12日に発表したものから変更はありません
Copyright © 2002-2021 Hotto Link Inc. All Rights Reserved.
36
ホットリンクグループの目線 (5カ年目標)
トップラインの成⻑を最重要指標とし、
平均売上成⻑率1.35倍で成⻑させます
2019年12月期 2020年12月期 2021年12月期 2025年12月期
(実績) (実績) (予想) (目標)
売上高 36.95億円 43.85億円 53.66億円 2020→2025 200億円
売上
年平均成⻑率
営業利益 △16.99億円 △0.25億円 1.47億円 24.6億円
(IFRS) 1.35倍
営業利益率
△46.0% △0.6% 2.7% 12.3%
(IFRS)
当期利益 △16.79億円 △0.51億円 1.81億円
37
ホットリンクグループの目線 (5カ年)
目標値の前提
• 既存事業・既存ビジネスモデルのみでの成長を積み上げ
• 現時点で計画していない新規事業への投資や売上・利益は含
まない
• M&Aによる売上・利益増は含めていない
• 既存事業・既存ビジネスモデル内での、サービスの強化・追
加は考慮する。
• ビジネス成長に伴う、採用・教育・体制強化の費用を見込む。
• 現時点で計画していない大きな設備投資は、含めていない
38
5カ年目標達成に向けた
中期戦略
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39
市場環境
インターネット広告費はTVを上回り、
2020年は、２. 2兆円へ（前年⽐+5.9%）
(兆円)
インターネット広告費
2.0 テレビメディア
広告費
1.5
1.0
0.5 新聞
雑誌
ラジオ
0.0
2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
出所： 電通「2020年日本の広告費 」より作成
40
市場環境
インターネット広告市場の中でも、
ソーシャルメディア広告市場が拡大し、
次の主戦場に！
兆円
日本の総広告費
ソーシャル
メディア広告費
インターネット広告費
雑誌・中吊り
新聞
ソーシャル
TV Google Yahoo! メディア
Twitter
インターネット
1990年 20xx年
41
市場環境（米国）
先行する米国では、
SNS広告費は、ネット広告費の29％まで増加見込！
米国
約18.9兆円
約14.4兆円 約5.5兆円
(29%)
約４兆円
(28%)
2020(見込) 2024(見込)
出所： Statista 2020年7月 (COVID-19の影響を見込む) より作成
42
市場環境（日本）
日本のソーシャルメディアマーケティング市場は
1兆円規模に成⻑見込
1.1兆円
1兆円
8.9千億円
7.8千億円
6.7千億円
5.5千億円
5.2千億円
4.2千億円
[億円]
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
(見込) (見込) (見込) (見込) (見込) (見込)
国内ソーシャルメディアマーケティング市場 年間推移
出典：「【国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模推計・予測（2018年-2025年）】サイバー・バズ／デジタルインファクト調べ」より当社作成
43
市場環境（日本）
SNSマーケティング支援事業の拡大余地は大きい
日本のソーシャルメディアマーケティング市場 1.1兆円
・ソーシャルメディア広告（獲得目的） ※1
・インフルエンサーマーケティング
ホットリンクが現在提供するサービスの市場 4,441億円
・ソーシャルメディア広告（ブランド認知）※1
・キャンペーンプランニング&コンサルティング
・ SNSアカウント運用支援
・分析ツール
出典：「【国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模推計・予測（2018年-2025年）】サイバー・バズ／デジタルインファクト調べ」2025年数値より当社作成
※1ソーシャルメディア広告のダイレクト/ブランドの比率は当社推定 44
市場環境（中国）
①日本企業にとって650兆円規模の中国市場は重要
②中国においてもSNSマーケティングが重要な役割を担う。
中国の巨大消費市場
消費の獲得
650兆円 ※1
1.中国現地進出
中国国内EC市場 2.越境EC需要
204兆円 ※2 （ 3.インバウンド需要）
越境EC&
インバウンド消費市場
3.6兆円 ※2
(急成長中)
出典：※1 人民網日本語版 2020年10月20日
※2, 3 「令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業（電子商取引に関する市場調査）」経産省 45
なぜSNSの重要性が高まっているのか
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46
市場環境：大SNS時代の到来
マーケティングファネルにおける
認知・興味喚起の役割が重要な時代に
時代 マスメディア期 WEB2.0期 SNS全盛期
主要な
マーケティング
手法
47
市場環境：大SNS時代の到来
SNSマーケティングにも、
３つの異なる媒体がある 非常に大きな影響を
持ち始めた。
企業が制御できない
Earned / ブログ
リアルの SNS上の
掲示板
消費者の声 井戸端会議
口コミサイト
口コミ
TVCM/ Twitter広告/ 従来の広告代理店
Paid / 検索エンジン ←
看板広告/ FB広告 / の提供範囲
広告媒体 広告
ちらし Insta広告
Owned / 店舗 企業HP 企業SNS
自社媒体 イベント 企業ブログ アカウント
時間軸
マスメディア期 Web2.0期 SNS全盛期
48
ホットリンクの差別性
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ホットリンクグループの差別性
収集・分析・活用までを統合し、データドリブンの
マーケティングを提供できるOnly1の会社です
・SNSのEarned (消費者の声)も含めた施策立案力
活用 ・顧客の売上増を実現する施策ノウハウ
・自然言語処理、機械学習などの分析技術
分析 ・過去15年間の分析ノウハウ
・世界中のSNSデータへアクセス権
収集 ・過去15年間の蓄積データ
50
ホットリンクグループの差別性
・SNSのEarned (消費者の声)も含めた施策立案力
活用 ・顧客の売上増を実現する施策ノウハウ の補足説明
HTLグループ
←
Earned / ブログ
リアルの SNS上の
掲示板
消費者の声 井戸端会議
口コミサイト
口コミ
TVCM/ Twitter広告/
Paid / 看板広告/
検索エンジン
FB広告 / ← 従来の広告代理店
広告媒体 広告 の提供範囲
ちらし Insta広告
Owned / 店舗 企業HP 企業SNS
自社媒体 イベント 企業ブログ アカウント
時間軸
マスメディア期 Web2.0期 SNS全盛期
51
5カ年目標のブレークダウン
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ホットリンクグループの目線 (5カ年目標)
トップラインの成⻑を最重要指標とし、
平均売上成⻑率1.35倍で成⻑させます
2019年12月期 2020年12月期 2021年12月期 2025年12月期
(実績) (実績) (予想) (目標)
売上高 36.95億円 43.85億円 53.66億円 2020→2025 200億円
売上
年平均成⻑率
営業利益 △16.99億円 △0.25億円 1.47億円 24.6億円
(IFRS) 1.35倍
営業利益率
△46.0% △0.6% 2.7% 12.3%
(IFRS)
当期利益 △16.79億円 △0.51億円 1.81億円
53
事業別のブレークダウン
SNSマーケティング支援事業とクロスバウンド事業が
成⻑を牽引します
事業別売上
200億円
成⻑率1.35倍/年
SNSマーケティング
支援事業（サービス）
78億円
1.5倍/年
クロスバウンド事業
91億円
43.85億円 1.5倍/年 DaaS事業
10億円 SNSマーケティング
11億円 支援事業（分析ツール）
18億円 1.1倍/年 27億円
2020 2025 54
事業別のブレークダウン
過去の成⻑実績は、
計画値の年成⻑率 1.５倍を大きく超える
過去実績
SNSマーケティング
支援事業（サービス）
SNSﾏｰｹ
SNSﾏｰｹ 2.08倍
1.89倍 ｱｳﾄﾊﾞｳﾝﾄﾞ クロスバウンド事業
アウトバウンド
ｸﾛｽﾊﾞｳﾝﾄﾞ 2.3倍 アウトバウンド
1.8倍 インバウンド
DaaS事業
SNSマーケティング
支援事業（分析ツール）
2018 2019 2020 55
事業別のブレークダウン
５カ年目標の事業別利益貢献イメージ
貢献度
SNSマーケティング クロスバウンド
支援事業 事業
DaaS事業
DaaS事業
SNSマーケティング
支援事業
黒字ライン
クロスバウンド
事業
2020年 2025年
56
参考資料 2
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57
デジタルマーケティングにおけるメディアの種類
メディアのタイプ マーケティング手法 強み
自社でコントロールできな
個人が発信したクチコミ
Earned / い消費者が発信するメディ • 自社でコントロール不能
の増幅、
消費者の ア • 情報到達力×説得力は活
消費者による自発的な
声 (消費者のブログ・Twitter 用次第で強大
クチコミ創出
アカウント等のSNS)
• 自社で一部コントロール
検索エンジン広告、 可能
SNS広告 • 情報到達力は投下広告費
広告費用を払って露出でき
用による
Paid / る他社が所有するメディア
広告媒体 (検索エンジン広告、SNS広 • 自社で一部コントロール
告、ニュースサイト等) インフルエンサーによる 可能
情報発信 • 情報到達力は依頼するイ
ンフルエンサーによる
自社が所有するメディア
自社のTwitterアカウント • 自社で完全にコントロー
Owned / (自社ウェブサイト、自社の
等での ル可能だが
自社媒体 Twitterアカウント等の
情報発信 • 情報到達力は弱い
SNS)
58
デジタルマーケティング市場において
起こっている大きな環境変化
デジタルマーケティング市場に激変が起こっている
世界的な個人情報保護の動き 今までデジタルマーケティング
• 欧州におけるGDPR 市場を牽引してきた
• 米国におけるカリフォルニア州消費者
プライバシー法 ペイドメディアにおける
• Appleによる広告トラッキング規制 ターゲティング広告に異変が生
• Cookie規制 じてきている
59
デジタルマーケティングにおけるメディアの種類
メディアのタイプ マーケティング手法 強み
自社でコントロールできな
個人が発信したクチコミ
Earned / い消費者が発信するメディ • 自社でコントロール不能
の増幅、
消費者の ア
消費者による自発的な
• 情報到達力×説得力は活 ⬅チャンス！
声 (消費者のブログ・Twitter 用次第で強大
クチコミ創出
アカウント等のSNS)
• 自社で一部コントロール
検索エンジン広告、 可能 ⬅ 異変
SNS広告 • 情報到達力は投下広告費
広告費用を払って露出でき 用による
Paid / る他社が所有するメディア
広告媒体 (検索エンジン広告、SNS広 • 自社で一部コントロール
告、ニュースサイト等) インフルエンサーによる 可能
情報発信 • 情報到達力は依頼するイ
ンフルエンサーによる
自社が所有するメディア
自社のTwitterアカウント • 自社で完全にコントロー
Owned / (自社ウェブサイト、自社の
等での ル可能だが
自社媒体 Twitterアカウント等の
情報発信 • 情報到達力は弱い
SNS)
60
デジタルマーケティングにおける
ホットリンクのポジション
メディアのタイプ マーケティング手法 支援企業
自社でコントロールできない 個人が発信したクチコミ(UGC)
Earned /
消費者の
消費者が発信するメディア の増幅、 稀有 ⬅チャンス！
(消費者のブログ・Twitterア 消費者による自発的な (ホットリンク)
声
カウント等のSNS) クチコミ創出
検索エンジン広告、SNS広告 多数
広告費用を払って露出できる
Paid / 他社が所有するメディア
広告媒体 (検索エンジン広告、SNS広
告) インフルエンサーによる
少数
情報発信
自社が所有するメディア
Owned / 自社のTwitterアカウント等での
(自社ウェブサイト、自社の 多数
自社媒体 情報発信
Twitterアカウント等のSNS)
61
ホットリンクのSNSマーケティング：
ULSSAS
ホットリンクが提唱するSNS時代の購買行動プロセス
UGC（ユーザー発信のクチコミ）→Like（いいね）→Search1（SNSでの検索）
→ Search2（検索エンジンでの検索）→Action→Spread（拡散）という一連のユーザー行動を表す
【例】
新商品を発売、ユーザーが
U
写真つきのツイートを投稿
＝UGC
UGC
商品の写真を撮り
SNSに投稿する 投稿（UGC）に
S いいね！がつき
サイクルが回り始める
spread
商品を購入する
A L UGCを見たユーザーが投稿に
いいね！やリツイートをする
action Like
Google/Yahoo!検索
商品を買える最寄りの店舗を
Ｓ Ｓ SNS検索
いいね！がついたUGCを見た
ユーザーが、商品について気
知りたいと思い、検索エンジ search search になり始める。SNS上で検索
ンで指名検索をする 2 1 をして情報収集する 62
SDGs への取り組み
SDGsにおけるジェンダー平等の実現・不平等の
解消に積極的に取り組んでいます
１. 社員の社会貢献活動の積極的な推奨
・代表 内山が新経済連盟のLGBT等性的マイノリティが生きやすい環境を創るための
『SOGIエンパワーメントチーム』のプロジェクトリーダーに就任
・社員が、 多様な家族形成が認められる社会の実現を目指すFamieeプロジェクトに協力
2. 社外のジェンダー平等の実現・不平等の解消活動に関する
会社としての支援
・Famieeプロジェクトへの運営資金の寄付/人的サポート /オフィスの提供
3. LGBTの人たちが働きやすい社内規程の改定・環境の整備
・Famiee発行 「パートナーシップ証明書」当社も導入開始
LGBTに関する取り組みの評価指標「 PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を受賞
63
SDGs への取り組み
ホットリンクが支援しているFamieeの活動の紹介
多様な家族形態が当たり前に認められる社会を実現するために
1. LGBTカップル等、法律上夫婦・親子と認められない家族に対して、ブロックチェーン技術を
活用した家族関係証明書を発行し、
2. その証明書を元に、家族としてのサービスを提供してくれる企業ネットワークを作る
（社内の福利厚生、生命保険の受取人指定、住宅ローン、マイル）
2021年2月25日スマホのアプリで完結する同性パートナーのための
「パートナーシップ証明書」、⺠間発行開始
大手企業50社、自治体1つが利用を表明（2021年7月末時点） 64