3678 メディアドゥ 2021-10-14 15:00:00
2022年2月期 第2四半期決算説明会 [pdf]

FY2021
2Q
Ended August 31, 2021



株式会社メディアドゥ
2022年2月期 第2四半期決算説明会
INDEX



 1. 連結業績ハイライト
 2. 今後の成長方針
        ① 電子書籍流通事業 -Legacyを創りに行くー
        ② 電子書籍流通事業 -Legacyを作るー
        ③ その他事業

 3. 参考資料


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                                                                                       1
Earnings Results

1. 連結業績ハイライト
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                                                                                          2
連結業績ハイライト①

  連結売上高・営業利益は上期として
      過去最高を更新
             前期2Q累計                                           当期2Q累計                    前年同期比

売上高           417億円                                            552億円                    +32.3%
営業利益     15.2億円                                             16.8億円                      +10.3%
EBITDA   18.9億円                                             22.2億円                      +17.4%
当期純利益           9.1億円                                             8.3億円                 ▲8.1%
 のれんの減損処理(Nagisa)により当期純利益は前期比マイナスも
       今期の業績予想達成に向けて順調に進捗
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                                                                                                 3
 連結業績ハイライト②

         四半期連結売上高・連結EBITDA共に
            前年同期比プラスで推移
四半期連結                                                                                  四半期連結
                                    前年同期+25.1%                                                                                   前年同期+18.2%
売上高 推移                                                                                 EBITDA 推移
         (百万円)                                                                                  (百万円)

30,000                                                             26,825          1,400
                 2Qは電子書籍市場拡大継続                                                                                        M&Aにより取得した
                 に加え、M&Aにより取得し                                                     1,200
                                                                                                                    子会社の利益貢献により、                     1,157
25,000            た子会社が売上増に寄与                                                                                      EBITDAは過去最高益を達成
                                                                                   1,000
20,000

                                                                                     800
15,000
                                                                                     600

10,000
                                                                                     400


 5,000
                                                                                     200


    0                                                                                   0
          1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q                               1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
           2018年2月期    2019年2月期    2020年2月期        2021年2月期          2022年2月期                    2018年2月期           2019年2月期   2020年2月期   2021年2月期   2022年2月期

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連結業績ハイライト③

当社事業の多くは市場成長や顧客拡大により
安定した収益が見込まれる「ストック売上」
                                                                                                            (前年同期比)
当社連結売上高推移(単位:億円)                                                                       284
  取次ストック売上    その他ストック売上        フロー売上                                                 一部電子書店          268    +25.1%
                                                                                     における大型
 ※各売上の定義は次ページに記載
                                                                                     キャンペーン
                                                                                      の影響

                                           214                           215
                             202                          202                                                             売上高に占める
                                                                                                                         ストック売上構成比
                    178
        164   160
 154
                                                                                                                           93.0%
                                                                                         275         242    +18.1%
                               193           205                          205
                                                            193
                    168
        152   149
 145


                                                                                                            +5.7%
                                                                                                     8.4
        9.7   8.6   9.5        8.5            7.9           7.6            7.4           6.6         18.6
  7.3                                                                                                       +635%
  1Q     2Q    3Q    4Q         1Q            2Q             3Q             4Q            1Q          2Q    日本文芸社のグループ
                                                                                                              加入による増加
        2020年2月期                             2021年2月期                                     2022年2月期
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                                                                                                                                   5
連結業績ハイライト④

 取次ストック売上が生み出す資金を用い
  新たな事業基盤の早期確立を目指す
 Legacyを作る

 取次ストック売上
  出版社・電子書店間の電子書籍取次からもたらされる売上                                                                               電子書籍市場拡大を支え当社
                                                                                       市場拡大により
                                                                                                           シェアを高めるための再投資
                        電子書籍          当社                    当社
                                                                                      今後もキャッシュ
     KPI     売上高   =    市場規模
                                ×    市場シェア
                                                     ×    テイクレート                       を安定的に創出

                       電子書籍市場    シェア拡大に向け                サービス向上
                       は今後も拡大    システム追加開発                による料率維持

                                                                                                           新たな事業軸を
                                                                                                           生み出し、拡大
Legacyを創りに行く           その他事業
                                                                                                           するための投資
 その他ストック売上
  出版DX SaaS事業(Firebrand、NetGalley)やコミなび/フライヤーなど月額課金サービス売上
  ※ 2QよりFirebrandグループが追加、今後は出版ERPサービス「PUBNAVI」などを開発提供予定

 フロー売上
  インプリント事業(日本文芸社、JIVE)や、Nagisa(ゼロコミ)など都度課金サービスの売上



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                                                                                                                           6
連結業績ハイライト⑤

                    期初予想に対し
                  売上・利益とも順調に推移
                               通期予想※と2Qまでの累計連結業績比較



売上高                                       552億円
                                                                                                                   通期予想

                                                                                                               1,000億円
(達成率)                                         55.2%
            2021年2月期2Q                           54.1%                                         ※2Q決算発表時に上方修正
            2020年2月期2Q                           53.1%                                         ※3Q決算発表時に上方修正




                         22.2億円
                                                                           通期予想

EBITDA                                                               40億円
(達成率)                          55.6%
            2021年2月期2Q          63.0%                        ※2Q決算発表時に上方修正
            2020年2月期2Q          55.7%                        ※3Q決算発表時に上方修正



※ 通期予想は2021年4月13日に公表した数値を記載。
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Business Strategy

2. 今後の成長方針
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                                                                                          8
電子書籍流通事業




Legacyを創りに行く
Invent future eBook markets



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                                                                                               9
Legacyを創りに行く①

     メディアドゥがブロックチェーン
      技術を用いて実現したい世界
 クライアントサーバープラットフォーム                                                            ブロックチェーンプラットフォーム
  →現在のデジタルコンテンツサービス(Spotify、                                                                      メディアドゥが提案する
    Kindle、YouTube、Netflixなど)の主流                                                                 新しいコンテンツサービス



                                                                                                 ④アセットモデル
       ①コンテンツ販売モデル


                                                                                                 DCA
             (制限なし)


     ②サブスクリプションモデル
                                                                                       デジタルコンテンツアセット®
                                                                                                   (当社商標登録済み)
           ③広告モデル
                                                                                                  “保有”の概念を持ち
                                                                                                 ファンアイテム化を実現
        音楽・本・映像 他
                                                                                                 音楽・本・映像

     →IPホルダーに新たなビジネスモデルの選択肢を提供
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                                                                                                                10
Legacyを創りに行く②

NFT(個数の概念を持つデジタルコンテンツ)の台頭により
  新たなデジタルコンテンツ時代が到来
          暗号通貨                                 NFT            (Non-Fungible Token)
                                                                                                    これまでの
                                                                                                  デジタルコンテンツ

       非中央集権型システム                              非中央集権型システム
 技術                                                                                             中央集権型システム
       (パブリックチェーン)                             (パブリックチェーン)

              あり                                                   なし                                   あり
 代替性   (誰が持っている1Bitcoinでも                    (シリアルナンバーを持ち、同じも                                (同じコンテンツなら誰が持ってい
           価値は同じ)                            のがなく、保有証明があるデータ)                                     ても同じもの)

            暗号通貨                                 コレクションアイテム                                    一般に配信されてきた
 具体例    (Bitcoin、Ethereum、                  (デジタル収集品:NBA Top Shot、                             電子書籍、音楽、映像
            Rippleなど)                           CryptoKittiesなど)                             (Kindle, YouTube, Spotifyなど)

                                                   →“保有”の概念                                        →“消費”の概念

 →NBA Top Shot※は2020年末のサービス開始以来、                                                             出所:Dapper Labs Webページ
                                                                                             (https://www.dapperlabs.com/)
                                                                                             ※ 米プロバスケットボールリーグ(NBA)選手の
  1,000万回以上の取引、取引総額7.3億ドル以上                                                                    写真やプレイ動画をデジタルカードとして収集および
                                                                                               売買することができる



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Legacyを創りに行く③

 メディアドゥが手掛けるNFTサービス
  FanTopを10月12日にリリース
                              コレクションする喜びを




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                                                                                       12
Legacyを創りに行く④

所有者を明確にし、所有者情報を確実に
  記録する技術としてNFTを採用
                 【物理アイテムの場合】
                    保有していることを
                    明示できる価値




【デジタルの場合】
誰が保有者なのか                                                           パブリックチェーンを使えば、
示せず不明瞭
                                                                     発行者でも改竄不可能


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                                                                                       13
Legacyを創りに行く⑤

 FanTopが提供するファンアイテムは
一般の人々がコレクションを楽しめる商品


 暗号通貨を保有している                                                メタバース要素、ARなど、
 一部のユーザーのみが手に入れる                                            先端技術を扱いつつも、
 ことができ、所有感を得られる                                             多くのファンの手に届き、
 高額アイテム                                                     コレクションやトレードが楽しめる
 一点もののアート作品                                                 比較的安価なアイテム




              メディアドゥが目指すNFTの実現は
                Ethereum Mainnetの様に
      高コストなブロックチェーンでは難しい
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                                                                                        14
Legacyを創りに行く⑥

    低コストで大量のNFTを処理可能
    海外展開にも有利な    を選択
          従来のブロックチェーンの課題                                                                    2021年のブロックチェーン別NFT取引数
                                                                                                                                                     (単位:百万)
 • 膨大なトランザクションを処理できない                                                                            10.05
 • トランザクション費用(Gas代)が大きい
     →結果、暗号通貨を使zった高額取引が大部分を占める                                                                           主要ブロックチェーンの中で
                                                                                                         NFT取引数が最も大きいのは
                                                                                                               Flow
                                                                                                              6.23
  現時点でFlowは我々のユースケースに
  最も適したブロックチェーン
  • Dapper Labsが開発、NBA Topshotなどグローバルで採用                                                                                     3.20
  • トランザクション費用が低額
   (取引手数料はEthereum 2,000~10,000円、Flow 0.002円)
  • 膨大なトランザクションを処理可能
                                                                                                                                            0.15          0.01
  • USD決済への対応が容易
  • 低電力で環境負荷が低い                                                                                   Flow        Ronin       Ethereum        Polygon         BSC

     →法定通貨を使った少額取引に対応                                                                      出所:CryptoSlam
                                                                                           https://blog.coinlist.co/the-state-of-flow-a-year-in-review/




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                                                                                                                                                                 15
Legacyを創りに行く⑦

一次販売と二次販売で手数料売上を見込む
 IPホルダーにも双方で収益機会を提供
          一次流通                                                                              二次流通




NFTが事業者からユーザーに販売される際に収益獲得                                     NFTがユーザー間でトレードされるたびに収益獲得
                                                              2021年12月にリリース予定、ドル対応は2022年予定
                                                              ※二次流通前提ではなく、ファンが保有する楽しみを得られる世
                                                              界観を大切にしているため、二次流通は段階的にスタート予定


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                                                                                                   16
Legacyを創りに行く⑧

    NFTデジタルコンテンツ第一弾
         ラインナップ
      北斗の拳                                                                          JAM Project
      漢の死に様シリーズ 南斗六聖拳                                                               JAM ProjectJacketArt Collection
      コアミックス様                                                                       バンダイナムコアーツ様
      1ボックス 4,910円(税込)/418個発売                                                       1ボックス 2,200円(税込)/717個発売



      チート薬師のスローライフ                                                                  銀牙伝説シリーズ
      デジタルアートボードシリーズ                                                                NFTアートシリーズ「ノア&WEED」
      エディア様                                                                         日本文芸社様
      1ボックス 550円(税込)/3,000個発売                                                       1ボックス 2,200円(税込)/1,200個発売


      したら領
      ファンクラブ会員証
      コルク様
                                                                    北斗の拳は発売開始後
      非売品
      ※ファンクラブ加入者に限定配布                                                            2時間で完売

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                                                                                                                      17
Legacyを創りに行く⑨

トーハンを通じ全国書店でNFTが購入可能
  潜在NFTユーザーの掘り起こしへ
                 トーハンとの連携により
                 全国最大5,000店の書店に配本可能
                                   書籍の価格上昇 & NFTユーザーの獲得




                NFT引き換えコードはCD、イベントなどにも活用可能

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                                                                                       18
Legacyを創りに行く⑩

    IPホルダーがファンにリーチする
        多様な選択肢を提供




  メディアドゥNFTソリューションの特徴
  • 誰でも購入できるよう、暗号通貨でなく日本円でトレード
                                                                                             →メディアドゥなら
  • “保有”の概念を真に証明するため、パブリックチェーンFlowに都度書き込み                                                     多様な販売手法を
  • NFTにさらなる付加価値を、アプリでAR、メタバース要素の提供
                                                                                              提供可能
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                                                                                                         19
Legacyを創りに行く⑪

FanTopの全機能を各ブランドの世界観で
実現できるホワイトレーベル(OEM)を展開
                                                                                         FanTop   独自PF
• 自社ブランドの世界観を活かしたサービスを展開可能
• 高い開発力は不要(決済機能導入済)
• 売上・版権利用料の管理も可能
• ユーザーデータを自社管理できる
• USドル取引、外国語対応可能
• MyAnimeListを使って海外マーケティング
• FanTopアプリと連携可能

→NFTへの参入プレイヤーを増やし、
 市場を活性化
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                                                                                                         20
Legacyを創りに行く⑫

    NFT事業の拡大に向けて
 サービス充実や多面展開を迅速に実施

                           2021年内に、NFTデジタルコンテンツを楽しめる
                           ビューワアプリをリリース

                                  2021年内に、NFTマーケットプレイス上での二次流通開始

                                            2022年、MyAnimeListでマンガ・アニメの
                                            NFT流通開始(米ドル決済)
                                                                                            アプリ

                                                    2022年、ホワイトレーベル(OEM)開始

                                            •   NFTが閲覧できる                              •   仮想ルームに飾れる(メタバース)
            アプリ開発中                          •   AR対応NFTは拡張現実
                                                に配置可能
                                                                                       •   将来はVR対応も予定
                                                                                           2021年12月リリース予定




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                                                                                                              21
電子書籍流通事業




Legacyを作る
Stimulate the growth of eBook markets


                Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                           22
Legacyを作る①

            メディアドゥが目指す姿=
          デジタル活用による出版市場拡大
                    日本のコミック市場規模推移
        (億円)
6,000


5,000                                                                                                 デジタル化によって
4,000
                                                                                                      コミック市場規模は
                                                                                                       過去最高を更新
3,000


2,000

                                                                                                      出版 DX 推進が
                                                                                                      市場拡大に寄与
1,000


   0



               紙コミック書籍(雑誌扱+書籍扱)           紙雑誌(コミック)                    電子コミック
 出所:出版科学研究所
                           Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                  23
Legacyを作る②

  メディアドゥ×トーハンの連携により
   出版業界の DX 推進を強力に支援
                                                                                                   • リアル書店での電子書籍販売
                                                                                                   • 「マーケットイン型流通」にNetGalleyを活用

   出版社           紙書籍                                                                                           リアル書店
                                                                                                               Web書店

                電子書籍                                                                                            図書館
                                                                                                              (電子図書館)
                                                                                                              次ページに詳細記載

                                                      書誌情報DB
   出版ERP                                                                                                        電子書店

                 書誌情報


                                                                                                   • トーハンの全国16支店・営業所の営業体制と
 • 中小出版社向けERP開発に                                                                                     図書館への納入実績を持つ有力書店網を活用、
   Firebrandのノウハウを活用                                                                                 電子図書館導入を促進


        →紙と電子を統合して扱う、出版の世界標準化を推進
                        Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                            24
Legacyを作る③

 メディアドゥ×トーハンの協創により
経済的価値・社会的価値双方の創出を加速
 電子書籍取次No.1

               ×
                                                                                               紙出版物取次及び流通の最大手



                                                                ×
 電子図書館サービス世界最大手
                                                                                     •        全国16支店・営業所を有する営業体制
 • 世界93カ国に展開:65,000の公共・学校図書館
                                                                                     •        取引先書店の多くが各地域で学校や公共図書
 • 出版社:5,000以上
                                                                                              館への書籍納入実績を持つ有力書店
 • 提供コンテンツ:370万以上(100言語以上)
                ※日本への提供は約300万コンテンツ



                 コロナによるフィジカル活動の制限
   システム&ノウハウ                                                                                        営業力&営業網
                  自治体や教育現場からの需要増
                 デジタル対応/英語学習機会の提供                                                                              成約数
                                                                                                              前年対比


        トーハンとの出版DX推進はWithコロナという                                                                               2倍
         社会課題の解決を図りながら着実に進展                                                                              (上期累計ベース)


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                                                                                                                     25
Legacyを作る④

投稿サイトと出版のハイブリッドモデル
   「エブリスタ」を子会社化
              2021年12月にDeNAより70%の株式取得予定(9/29開示)


                                                       プラットフォーム事業                                       プロデュース事業
                   会社概要
設立:2010年4月                                                                                     作品活用
株主:DeNA70%、NTTドコモ30%    ※現時点
従業員数:約20名                                                     小説投稿サイト                                   「エブリスタ」
業績:売上高8.8億円、営業利益2.3億円(21/3期)                                  「エブリスタ」                                    作品の出版/
■近年のヒット作品                                                       の運営                                       映像化
             ◆にぶんのいち夫婦                                           累積公開作品数                      作家/読者流入
             ・地上波ドラマ化                                            180万作品以上
             ・めちゃコミック2021年上半期
              ランキング女性部門第9位


             ◆私の夫は冷凍庫に眠っている                                  月額収益/広告収益                                    出版収益

              ・地上波ドラマ化                                 →両事業のシナジー創出による出版収益の拡大に注力
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                                                                                                                   26
Legacyを作る➄

世界的なコンテンツビジネスの興隆から
    原作の持つ価値が高まる

  コンテンツ       ×     デジタル
                    通信環境の改善、
                                                 = (グローバル化/大手資本参入)
                                                    コンテンツビジネス拡大
                    デバイスの進化




                  大手によるコンテンツ獲得競争が激化
      •   Netflix、2021年度のコンテンツ製作に170億ドルの予算
      •   ディズニーによるマーベル・スタジオ、ルーカスフィルム、21世紀フォックス買収
      •   アマゾンによるメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)買収
      •   NAVERによるカナダの小説創作プラットフォーム「Wattpad」買収
      •   Kakaoによる連載小説アプリ「Radish」、Webtoonポータルサイト「Tapas Media」買収



  →コンテンツ創作のカギを握る「原作」の価値が向上
                    Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                               27
Legacyを作る⑥

    更なる原作創出と多面展開を推進
                                                                       = 原作の源泉

    出版機能・作画支援機能
           ジャイブ                                               コンテンツメーカーとの協業による
                                                                マルチコンテンツ展開を加速
  出版社との協業による小説・マンガ化



              マンガ/                                                  ドラマ/
      小説                                                                                  アニメ   ゲーム
             Webtoon         小説やマンガの                                 映画
                              ヒット作品を
                            他コンテンツへ展開


           →IPとしての原作の価値を最大化
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その他事業




事業拡大に向けた
積極的な投資実行
Proactive investment for business expansion



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 インプリント事業(日本文芸社)

         実用書や電子書籍が好調、PMIが奏功し
         売上・営業利益とも前期比プラスでの進捗
             日本文芸社の業績推移
                              (単位:百万円)

5,000                            営業利益   500
         売上高       営業利益       前年同期比+41.5%
                               (2Q累計時点)                                 PMIにおける注力施策
         4,061    3,888
4,000                                                  400
                                                                         1 デジタルコンテンツの充実
                           3,522
                                                                           • 利益率の高い電子書籍の制作強化
3,000                                                  300
                                                                           • 既存人気作品のWebtoon(縦読み+フルカラー)化
                            193
2,000                                                  200               2 インプリント構想推進
                                                                           • 在庫管理やマーケットイン配本
1,000                                                  100                 • PMIモニタリングによる体制強化

                    5
          -37
    0                                                  0


         2018年度   2019年度   2020年度    2021年度                      雑誌売上減も配本コントロールにより返本率改善
-1,000                                 見込              -100      実用書や電子書籍売上が好調、前期売上を上回る
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                                                                                                               30
メディア事業(MyAnimeList)

 MyAnimeListは新たなステージへ
移行するため総額13.6億円の増資を完了
                                     メディアドゥグループ参画後のPMIの成果
             MAU:1,100万人 →                           1,800万人                              月間PV数:1.8億PV →   2.7億PV
                                                     ※買収時(2019年3月)と直近時点の比較
                                    →アニメ・マンガコミュニティとしての価値向上

            増資                                                                         追加増資
         9億1,200万円                                                                   4億4,800万円
       アカツキ、アニメタイムズ、
      KADOKAWA、講談社、集英社、                                             電通グループ、ブシロード
     小学館、DMM.com、メディアドゥ                                                                   他事業協力会社
                           (50音順)




      日本発コンテンツの売上拡大                                            国内クライアントからの広告売上増加

 →世界最大級のアニメ・マンガコミュニティの価値を最大限活用
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事業拡大の方向性

デジタル化による事業拡大の好機を捉え
コンテンツ流通からコンテンツ創出へ
 コンテンツ      ×     デジタル
                  通信環境の改善、
                  デバイスの進化
                                          =                コンテンツビジネス拡大



         コンテンツを広げる                                                                             コンテンツを生み出す




                                                                                                  ジャイブ㈱

                                 電子書籍                                                          出版・作画           出版ERP・
電子書籍取次   メディア   海外展開支援                                                           NFT                   原作提供
                                  PF                                                             支援           システム開発


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Appendix

3. 参考資料
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                                                                                      33
2022年2月期2Q実績(P/L)
                                                        2021年2月期                                                                      2022年2月期
         (単位:百万円)         1Q                    2Q                           3Q                              4Q                  1Q                   2Q

売上高                    20,292             21,441                       20,272                       21,533                     28,408              26,825
     電子書籍流通事業         20,064   98.9% 21,141           98.6% 19,957                 98.4% 21,186                   98.4% 28,074        98.8% 24,807         92.5%
                                                                                                                                              ※2
     その他事業              228     1.1%        299         1.4%             314         1.6%             347         1.6%         334    1.2%         2,017   7.5%

売上原価、販売管理費           19,560 96.4% 20,643 96.3% 19,650 96.9% 21,020 97.6% 27,571 97.1% 25,973 96.8%
                                                                                                                          ※1                  ※3
     著作料・その他原価        17,862   88.0% 18,878           88.0% 17,750                 87.6% 19,012                   88.3% 25,669        90.4% 23,426         87.3%

     手数料等                54    0.3%            57       0.3%               53        0.3%               51        0.2%          42     0.1%          37     0.1%

     広告宣伝費              214     1.1%        200         0.9%             237         1.2%             226         1.0%         121    0.4%          160    0.6%
                                                                                                                                              ※2
     人件費等               750    3.7%         784         3.7%             799         3.9%             852         4.0%         899    3.2%         1,456   5.4%

     償却費等               182    0.9%         181         0.8%             184         0.9%             210         1.0%         229    0.8%          305     1.1%

     その他                494    2.4%         541         2.5%             624         3.1%             666          3.1%        610     2.1%         587    2.2%

営業利益                    732    3.6%         797         3.7%             621         3.1%            512          2.4%         836    2.9%          851    3.2%

経常利益                    734    3.6%         849         4.0%             615         3.0%             521         2.4%         846    3.0%          836     3.1%
                                                                                                                          ※4                  ※4
親会社に帰属する当期純利益           450    2.2%         459          2.1%            354         1.8%             254         1.2%         617    2.2% ※5       218    0.8%

EBITDA                  914    4.5%         979         4.6%             806        4.0%             723          3.4%     1,065      3.8%     1,157       4.3%
※1   一部書店のキャンペーン協力による一時的な原価率上昇
※2   日本文芸社(5ヶ月分)、Firebrandグループの子会社化による売上・費用増加
※3   電子書籍流通事業に係る金額は22,599百万円
※4   連結子会社から持分法への移行に伴い「連結上のMyAnimeList持分を簿価純資産相当額で評価替を行った」ことにより、特別利益(持分変動利益)が1Qに117百万円、2Qに91百万円発生
※5   のれんの減損処理(Nagisa)が394百万円発生
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                                                                                                                                                              34
2022年2月期売上高推移

       巣ごもり消費により前期売上は底上げ
       今期2Qは市場成長に伴い堅調に推移
  電子書籍流通事業売上高 対前年比推移                                                                            前期(2021年2月期)
                    一部電子書店が実施した
                                                                               コロナウイルスによる外出自粛
220%
                    大型キャンペーン※の影響                                             →巣ごもり消費によるエンタメ需要拡大
200%
                                                                                 電子書籍市場全体が伸長
                     昨年4・5月、7・8月は
180%
                    巣ごもり消費による売上増加

160%                                                                                            今期(2022年2月期)
                                                                          紙から電子への移行は不可逆なトレンド
140%
                                                                         →好機ととらえた電子書店が大規模販促実施
120%                                                                       企業体力の有無が成長の分かれ目に

100%
                                                                       →大手を中心に150超の電子書店と取引がある
80%                                                                     メディアドゥは今期も市場成長を享受できる
                                                                             独自のポジションを堅持
                                                                  ※ DMMブックスが実施した、最大100冊まで全作品70%OFFとなるキャンペーン。
         2022年2月期   2021年2月期                                        DMMブックスで有料作品を購入したことがないユーザーを対象に実施し、
                                                                    好評につき4月12日11:59で早期打ち切りとなった。

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M&Aによる連結業績への影響予測
(参考)この1年でM&Aによってグループ参画した各社の今期P/Lへの取込
          社名           グループ参画                     1Q                      2Q                     3Q            4Q
 メディアドゥ                   ―                      3-5月分                   6-8月分                9-11月分 12-翌2月分
 Nagisa                2020年10月                  3-5月分                   6-8月分                9-11月分 12-翌2月分
 Firebrandグループ         2021年1月                                -          4-6月分                   7-9月分        10-12月分
 日本文芸社                 2021年3月                                -          4-8月分                9-11月分 12-翌2月分
                                                                                          Firebrandグループ・日本文芸社は2QからP/L取込み
                                                                                          ※ 日本文芸社は2Qに5か月分を計上
M&Aによる今期P/Lへの影響
                          前期                                                           今期着地見込み
 (百万円)                    通期                 1Q(実績)                  2Q(実績)                     3Q※            4Q※         通期※
           Nagisa                  69                   110                     124                    110          110      454
           Firebrand                  -                       -                 353                    340          340     1,033
 売上高
           日本文芸社                      -                       -             1,429                      920      1,010       3,359
           合計                      69                   110                 1,906                     1,370     1,460       4,846
           Nagisa                -49                     -67                     -95                    -90      -110        -362
 のれん  Firebrand                       -                       -                    22                   20           20          62
 償却後
 営業利益 日本文芸社                           -                       -                 119                     10           50      179
      合計                         -49                     -67                      46                    -60          -40    -121
                                                                                                                           ※ 概算値

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                                                                                                                                      36
2022年2月期2Q実績(B/S)
                       2022年2月期                2022年2月期                   前四半期増減
                                                                                                      主たる変動要因、他
            (単位:百万円)       1Q                         2Q                (金額ベース)
 流動資産                           40,807                     37,359                     -3,448
  現金及び預金                        10,790                     11,948                       1,157
  受取手形及び売掛金 ※1                  28,592                     24,300                      -4,292一部書店のキャンペーン協力により1Q末は一時的に増加
 固定資産                           15,089                     14,710                        -379
  有形固定資産                             409                        379                        -29
  ソフトウェア                             706                        737                          30
  のれん                             7,858                      6,632                     -1,225のれんの減損処理による特別損失が発生
  投資有価証券                          6,122                      6,236                         114
資産合計                            55,897                     52,069                     -3,827
 流動負債                           34,270                     30,364                     -3,905
  支払手形及び買掛金 ※1                  30,375                     26,825                      -3,550一部書店のキャンペーン協力により1Q末は一時的に増加
  1年内返済予定の長期借入金                   1,154                      1,113                         -41借入金返済による減少
 固定負債合計                          5,914                      5,752                        -161
  長期借入金                           5,201                      4,948                       -253借入金返済による減少
負債合計                            40,185                     36,117                     -4,067
 株主資本合計                         15,350                     15,619                          268
   資本金                            5,883                      5,908                           24
   資本剰余金                          7,172                      7,197                           24
   利益剰余金                          2,295                      2,514                         218
 その他包括利益累計額合計                        314                        301                        -13
 新株予約権                                  0                          0                         -
 非支配株主持分                               47                         30                       -16
純資産の合計                          15,712                     15,951                         239
負債・純資産合計                        55,897                     52,069                     -3,827
※1 M&Aに伴い科目名を変更                                                                                                           37
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B/S指標推移

                    2021年4月の増資完了を経て
                        財務安定性が改善
(百万円)
                  自己資本比率推移                                                                (百万円)
                                                                                                                            主要B/S指標推移
                                                                                 35.0%

                                                            52,069
                                                                                                                                        トーハン株式取得                    15,951
                                                                     30.6%                                                           日本文芸社子会社化による増加
                                                                                 30.0%
                                    43,188
                                                                                                                                                           12,869
                                               28.0%
                                                                                 25.0%                                                          12,169


                   34,062                                                                           10,063
 30,963                                                                          20.0%
                                                                                               8,710                                    8,475
                                                                                                                        8,3758,241
                            17.0%
                                                                                 15.0%                                                      6,653
          14.1%                                                                                                                                                 6,061
                                                                                                                                5,838
                                                                 15,920                                    4,461
                                                                                 10.0%
                                             12,104


                        5,791                                                    5.0%
     4,368


                                                                                 0.0%
 2019年2月           2020年2月              2021年2月             2021年8月                               2019年2月                   2020年2月      2021年2月               2021年8月


                  総資産           自己資本           自己資本比率                                                                のれん+投資有価証券         有利子負債            純資産

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ミッション/ビジョン



 Mission: 著作物の健全なる創造サイクルの実現
  Vision:ひとつでも多くのコンテンツを、
         ひとりでも多くの人へ
                                           具体的には




    メディアドゥの Position を活かし、
 人 × IT × 戦略によって電子書籍を世に広め、
         出版市場自体を拡大する
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                                                                                        39
メディアドゥの強み①

                                                 メディアドゥ最大の強み

                                                    Position

            流通の中核機能                                                                              圧倒的なシェア
    電子書籍を手掛ける出版社2,200社超、                                                          流通総額1,580億円※を誇る、世界でも
    大手を含むほぼ全ての電子書店150書店                                                          Amazonに次ぐ第2位の電子書籍流通事業者
    と取引している独自のポジションを確立                                                                                      ※ 2021年2月期実績




グローバルにおける存在感                                                                                     業界からの支援
       W3C※のPublishing Business Groupの
         共同議長にアジアから唯一就任                                                                 4大出版社※やトーハンを中心とした
        日本人初のW3Cエヴァンジェリスト                                                                 出版業界の株主シェア 14%超
 ※ 電子書籍の国際標準規格を含む、インターネット技術の世界的標準化推進団体「World                                                 ※ KADOKAWA・講談社・集英社・小学館(50音順)
 Wide Web Consortium」。世界最大の出版社である米ペンギン・ランダムハウスなど欧米                                           保有比率は2021年2月末時点の発行済株式数を基に計算
 それぞれ1名ずつの代表者と並び、 Media Do InternationalのCEO 塩濵が共同議長として
 2019年2月に選出。2021年1月よりW3Cにおける日本人初のエヴァンジェリストに就任。



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メディアドゥの強み②




                        Technology

 全ての開発を自社で行う                                                               取次からSaaSへ
 エンジニア100名体制を擁し、大規模トラ                                      メディアドゥは電子書籍流通事業参入当初か
 フィックを支える電子書籍流通基盤から、                                      ら、コスト面・利便性に優れたSaaS※を志向。
 ブロックチェーン等の先端技術を活用した                                        新取次システムへの移行・統合により流通
    システム開発を全て自社で実現                                         カロリーを削減し、さらなる業界発展に貢献
                                                                                    ※ 「Software as a Service」の略




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                                                                                                                  41
電子書籍流通事業概要①

電子書籍流通の35%はメディアドゥ経由
                  電子書籍取次
                              うち

             メディアドゥ                                                                  ①
              流通総額
 作                                                                       電                       利用者
 家               1,580億円                                                 子
 ・   出             (2020年度)                                              書                    市場規模
 著
 作
     版
     社
                                                                         店
                                                                                     ②        4,558
 権                                                                                               億円※
 者

                     ③出版社直営電子書店


                                                                                     出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2021」
                                                                                     ※ 2020年度の実績値を記載。

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                                                                                                                   42
電子書籍流通事業概要②

メディアドゥは「電子書籍取次最大手」


  作
  家   出                                                                              電
  ・   版                                                                              子   読
  著   社                                                                              書   者
  作                                                                                  店
  者




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                                                                                             43
電子書籍流通事業概要③


 4つの機能を提供し、電子書籍流通に貢献

   ①出版社との                                                       ②出版社・著者への
  取引・契約を仲介                                                        売上を分配
 電子書店のコンテンツラインナップを充実化                                                 電子書店での毎月の売上データを集計




  ③配信システムの                                                  ④様々なキャンペーン
     運営                                                        を実施
     出版社から預かった                                                                 出版社・電子書店と連携した
   コンテンツを電子書店に提供                                                               割引・無料などの施策を実施



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                                                                                               44
電子書籍流通事業概要④

                     メディアドゥの実績

                 • 出版社口座数2,200以上
  出版社              →うち非マンガ出版社1,680社
  からの
   信頼            • 主要出版社※1のすべて
                 • 電子書籍を提供する出版社の99%以上※2

 書店から            • 取引書店数150店以上
 の信頼
                 • ユーザー利用率上位20書店※3のすべて
 ※1 日本書籍出版協会に加盟している出版社(2020年10月31日現在、402社)のうち、オーディオブックなど非出版系の出版社を除いた企業を主要出版社と定義
 ※2 メディアドゥ調べ。なお、売上高が少額、または、定期的な刊行物がない出版社等を除く
 ※3 インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」における「購入・課金したことのある電子書籍ストア Top20」、出版社直営書店は除く


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                                                                                                    45
電子書籍流通事業概要⑤

当社グループの主力は電子書籍取次事業
                                       電子書籍流通事業
   835億円                 ㈱メディアドゥ                       ㈱出版デジタル機構
                   ㈱メディアドゥテック徳島                           ㈱Nagisa

                                               その他事業
                  Media Do International, Inc.    アルトラエンタテインメント㈱
                 米サンディエゴに位置する、メディアドゥ              電子マンガのカラーリングや、漫画家向け
                    グループの国際事業展開拠点                     の作画支援サービス提供
     823億円             ㈱Jコミックテラス                        ㈱フライヤー
     (98.6%)
                 無料電子コミックサービス「マンガ図書館               書籍の要約コンテンツを提供する
                    Z」運営等の電子書籍配信業                    サービス「flier」を運営
                          ㈱マンガ新聞                       ㈱MyAnimeList
                  マンガに関する情報やレビューを扱う               世界最大級のアニメ・マンガのコミュニ
                 メディア「東京マンガレビュアーズ」を運営              ティメディア「MyAnimeList」運営

                           ジャイブ㈱                         ㈱日本文芸社
     12億円        次世代型出版「インプリント事業」を手掛              実用書・コミック・小説など、幅広い雑誌
     (1.4%)
                  け、女性向けマンガレーベルを保有                 や書籍を紙・電子を問わず出版・販売
 2021年2月期通期売上高       Quality Solutions, Inc.            NetGalley, LLC
                  出版ワークフロー管理や書誌情報管理                書籍のWebマーケティングツール
                       サービスの提供                        「NetGalley」の提供       46
メディアドゥを取り巻く環境①

    電子書籍市場の拡大ペースは上昇傾向
                                                                        +28.5%
                                                                   コロナウイルスによる                    6,747億円    2024年度

       成長機会を捉え、                                                    巣ごもり消費による増加
                                                                                           6,414億円
                                                                                       6,093億円
                                                                                                            市場規模は
                                                                                                           745億円増加


   機動的かつ積極的な投資が不可欠                                                               5,772億円
                                                                             5,378億円
                                                                                                           2021年版予想



                                                +22.1%                 4,821億円                             2020年版予想
                                           2018年4月の大手海賊版
                                            サイト閉鎖による成長
                                                                   3,750億円                                 2019年版予想

                                                             3,122億円

                                                         2,556億円
                                                    2,278億円
                                                1,826億円
                                          1,411億円
                                      1,013億円
                                   768億円
                              651億円




出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2021」
                                                                                                                 47
メディアドゥを取り巻く環境②

 コミック市場は前年対比23%増と伸長
 文字ものの電子化余地は引き続き大きい
2020年のジャンル別出版市場規模
     電子書籍割合
     62.2%       前回から
                 +1.3ポイント上昇                                       5.8%               前回から
                                                                                     +0.7ポイント上昇        2.9%
                                                                          401億円                        110億円

電子           3,420億円                             米国・中国の出版市場における
                                                  電子書籍シェアは30~40%


紙
              2,078億円                                                   6,459億円                        3,700億円
                コミック                                 文字もの(小説や教養書など)                                      雑誌
              5,498億円                                                   6,860億円                        3,810億円
     出所:出版科学研究所
     ※ 出版科学研究所が発表する紙出版物の統計では、コミック書籍の90%が「雑誌扱いコミック」として「雑誌」に分類されているため、上記では「雑誌扱いコミック書籍」を書籍として
       集計し直した値を記載。また、コミック売上には紙・電子とも「コミック書籍」のみ計上、「コミック雑誌」は雑誌に含めている。
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メディアドゥを取り巻く環境③

マンガはデジタルシフトで市場規模が拡大
         コミックス(単行本)市場規模推移
(億円)
6,000
           紙・電子合計の年平均成長率 +7%
                                                                                             いつでもどこでも買えるデジタルならでは
5,000                                                                                         のタッチポイントの多さが寄与し、
                                                                                              電子コミックは紙コミック市場を超過
                                                                年平均
4,000                                                      62% 成長率
                                                               +23.9%
                                                                                             デジタルへの露出がカタログ効果となって
3,000
                                                                                              紙コミック売上の減少も歯止め傾向
                                                                                                           …電子コンテンツを読むことがきっかけとして、
                                                                                         カタログ効果
2,000                                                                                                       紙・電子のコンテンツが売れるようになる効果

                                                                      年平均
1,000                                                      38%        成長率
                                                                      ▲0.2%
                                                                                         電子書籍の流通増加は
   0
          2015   2016   2017    2018        2019          2020
                                                                                       出版市場全体の活性化に直結
                 紙コミック         電子コミック
       出所:「出版指標年報」
       ※ 紙コミック市場は単行本市場のみ記載。
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                                                                                                                                    49
海賊版サイトへの対応①

1月1日改正著作権法施行、違法行為は刑事罰対象に
            違法サイトの歴史                                                                                 業界・政府による対策
2004年 P2Pサービスを介した違法コンテンツが流通                                                           コンテンツ海外流通促進機構設立(2002年)
2007年 動画共有サイトの違法コンテンツが問題に                                                     (音楽・映像)違法ダウンロードの刑事罰化(2012年)
2011年 リーチサイト等侵害の形が多様化
                                                                                        電子書籍に対応した出版権整備(2013年)
     海賊版サイトによる大規模被害
                                                                                        リーチサイトへの対応審議開始(2016年)
  はるか夢の址  首謀者に対し懲役2年4ヶ月~3年6ヶ月
 2015年~2017年10月   の実刑判決と損害賠償約1億6,000万円
                                                                                            「STOP! 海賊版」キャンペーン展開、
   FreeBooks                                                                                「ABJマーク※」利用促進(2018年)
  2017年1月~5月                                                                           (のち一般社団法人ABJを設立し代表理事に当社新名が就任)

     漫画村          著作権法違反の疑いで運営グループの
                                                                                           ISPや通信業界と連携し、幅広な海賊版
2017年5月~2018年4月   メンバーを逮捕
                                                                                            サイト閲覧禁止策を検討(2019年)
    星のロミ
  2019年5月~9月                                                 2020年
                                                                                            2020年10月 リーチサイト違法化
 ベトナム発サイト         コロナでの在宅時間増加を背景として
  2020年5月~        7月以降、アクセス数が増加傾向
                                                            2021年
                                                                                        2021年1月 書籍も違法DL規制対象に

  ①海賊版被害への迅速対応                     ②社会変化に順応した著作物利用の推進                                                      ③著作権の保護
                                            ※「Authorized Books of Japan」の略で、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す商標。
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                                                                                                                       50
海賊版サイトへの対応②

重要なESG課題として海賊版対策を推進
業界全体の振興および文化の発展に寄与
                  出版業界&通信事業者による協働
                                                             海賊版サイト
    一般社団法人ABJ                                               情報共有スキーム
    (2020年4月設立)                                              タスクフォース                               協力事業者

  代表理事:                                                 一般社団法人セーファー                              フィルタリング事業者
  当社取締役副社長 COO 新名 新                                     インターネット協会                                セキュリティ事業者
  ・出版広報センター
  ・デジタルコミック協議会                         リスト • 海賊版サイトリス リスト • 各社の提供サービ
  ・日本電子書籍出版 等
                                       提供    ト共有スキーム  提供    スにリスト反映
  • 海賊版サイトの情報収集/                             全体の検討/運用       (ユーザー保護)
    判定/管理
  • ABJマークの付与/認定
                                                        リスト策定/共有を一体となって実施
  • 海賊版対策全般の啓蒙活動



出版業界・通信業界・関係省庁との連携による広範な対応・啓発を推進
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                                                                                                              51
今期の取り組み①         期初発表時

                 トーハン系列リアル書店網で販売可能な限定版デジタル付録と
                  メディアドゥNFTマーケットプレイスを年内リリース
     Legacyを     ブロックチェーンサービス第1弾 ソーシャル映像視聴サービス
     創りに行く        「GREET」について、3月にα版、11月にβ版リリース
                 その他にもブロックチェーンプロダクトを順次開発、リリース
重                FirebrandグループのPMI推進、出版ERP開発、ならびにトーハンとの
点                 提携に基づく出版業界のDX推進に貢献
施                クラウド型取次システムへの移行によるコスト削減実現ならびに
策   Legacyを作る     中小出版社のDX推進に向けた次世代取次システム開発
                 NagisaのPMI推進、マンガアプリ「ゼロコミ」の広告投資ならびに
                  コンテンツ増強によるサービス伸長

    事業拡大に向けた     日本文芸社のPMI推進、インプリント(自社出版)体制整備
      投資実行       フライヤー、アルトラエンタテインメント等の事業拡大に向けた投資




海賊版サイトの被害拡大による売上成長鈍化・競争環境激化
     一方で、事業拡大に向けた投資の好機

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                                                                                             52
今期の取り組み②           期初発表時

電子書籍市場の堅調な成長やM&Aに伴い売上増加
事業拡大の好機を捉えた投資実行により利益微増
  連結業績
                 2021年2月期                           2022年2月期
                                                                                                 前期との差異
                    実績                                 予想
                                                ※1
     売上高            835億円                         1,000億円                                 +165億円(+19.7%)
                                                ※2
    営業利益           26.6億円                             30.0億円                                  +3.4億円(+12.6%)
    経常利益           27.2億円                       ※3
                                                      28.2億円                                  +1.0億円(+3.7%)
   当期純利益           15.1億円                             16.0億円                                  +0.9億円(+5.3%)
    EBITDA         34.2億円                             40.0億円                                  +5.8億円(+16.8%)
  ※1 メディアドゥNFTマーケットプレイス事業立ち上げによる売上増加は見込んでいない
  ※2 M&Aに伴うのれん償却費の増加は、前期比+2億円と想定
  ※3 2021年2月期は投資利益等を営業外収益に計上、2022年2月期は㈱MyAnimeListの持分法適用会社化(2021年5月
     予定)に伴う持分法投資損失などを織り込み
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 今期の取り組み③                  期初発表時


           足元の急激な環境変化を捉え
         DCAの実現や出版 DX の推進を急ぐ
連結EBITDA
              計+17.1億円
                                    51.3億円
                         M&Aによる
                          増加分                              新システム
                  コスト削減
                   効果発現 +2.2億円
                                                           開発投資等
                                                                   Nagisa                                                40.0億円
                                                           ▲3.5億円 広告等投資                            ブロック
                  +3.0億円                                                                           チェーン    子会社
                                                                                                                 その他
                                                                  ▲3.5億円                                  投資継続
34.2億円                                                                                             関連投資         体制強化等
                                                                                                  ▲2.1億円 ▲1.4億円
                                                                                                                ▲0.8億円
          粗利益
          増加分
        +11.9億円                                                           事業拡大の好機を捉えた投資
                                                                                              11.3億円

2021年                               投資をせず                                                                                2022年
 2月期                                短期利益を                                                                                 2月期
 通期                                優先する場合                                                                                 計画
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                                                                                                                             54
今期の取り組み④

 クラウド型取次システムへの移行完了
 コスト削減効果発現+新機能開発を推進
                     クラウド型取次システム
                Phase 1                                                            Phase 2
           システム統合によるコスト削減                                               新機能追加による利便性向上
オンプレミス型
旧取次システム    2020年6月移管完了              2021年3月旧システム完全停止



                      コスト削減 2022年2月期 3.0億円
                            2021年2月旧システム完全停止
メディアドゥ                ※業務委託費+インフラ費用、前期は1.5億円削減

          統合
出版デジタル
  機構                                                        新機能追加開発
                                         機能追加によりさらなる利便性向上を目指す




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                                                                                             55
今期の取り組み⑤

    出版社の DX 推進に貢献すべく
     次世代システムの開発に着手
                           次世代出版 DX システム
                  Phase 3                                                                 Phase 4
          社内DXを目的とした次世代システム構築                                                             出版ERPと融合

      徐々に既存システムをリプレイス


            これから誕生する新たな事業モデルや
  クラウド型      コンテンツにも柔軟に対応
 取次システム
            自動化による業務効率のさらなる改善
            電子書籍業界における基盤データベースに


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                                                                                                     56
今期の取り組み⑥

      3月リリースの業界向けα版は好評価を獲得
       12月予定の一般公開に向け順調に進捗
    映像を同時視聴しながら会話ができるという目新しさ/過去の映像作品の新たな価値創造に繋がる可能性



                                                                                                   上映会の開催
    膨大なコンテンツ                                                           映像作品・売上
                                                                                                        Organizer
                                                                                                        (上映会主催者)
                       映像作品
                                                                                                           著名人/
                                                                                               一般ユーザー
                                                                                                         インフルエンサー
                           売上

                                                                                                          Audience
 Artist(コンテンツ権利者)                                                                                         (視聴者)
                                                                               チケット代


過去の映像作品に新たな価値をもたらす流通モデルへの挑戦
①オンラインでの共同視聴              ②新たなマネタイズ手法の構築                                                   ③ファンマーケティングへの利活用
音楽・アニメなどの映像作品を好きな仲間       熱狂的なファンが過去の映像作品に新たな                                              視聴などのユーザーの行動履歴を永続的に記録・
と、オンライン上映会を楽しめる           価値をもたらし、収益を生み出す                                                  分析し、マーケティング活動を支援する

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                                                                                                                     57
今期の取り組み⑦

   売上印税管理システム「PUBNAVI」
   により出版業界の DX 推進に貢献する
                                                                                              進捗状況
                 ㈱光和コンピューター

                紙書籍を中心とするシス                                         • ジャイブ㈱、㈱秀和システム及び㈱竹書房の出版
 電子書籍取次No.1                                                           3社が参画し、実証実験を実施
                テム構築に豊富な経験
                                                                    • 売上取込や支払処理での業務削減効果で高い評価
       安価で容易に導入可能な                                                    を獲得

     SaaS型の出版ERPを共同開発                                               • 今後は更に多くの出版社に参加いただき、β版
                                                                      テストは10月1日より順次開始予定
→出版社の事務作業効率化とコスト削減を実現                                               • 10月27日に出版社向け発表会を実施(申込受付中)
                                                                      機能説明と価格設定の発表を予定
         PUBNAVIの機能
         電子書籍販売管理                                                                          来春にサービスイン予定

         電子書籍印税計算

       印税支払管理(紙+電子)                                               サービスイン後に紙書籍の売上印税管理等の
                                                                  機能を拡充し、出版ERPへと発展させていく
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                                                                                                         58
売上高推移
                                                                                                                                                                               100,000
                                                                                                                                                                               (予想)
      当社沿革
      1994年:代表取締役社長CEO藤田が大学在籍時に創業
      1996年:名古屋市に有限会社フジテクノを設立
                                                                                                                                                                             83,540
      1999年:名古屋市中村区名駅に株式会社メディアドゥを設立(その後、2社が合併)
      2006年:電子書籍事業スタート
      2013年:東証マザーズに上場                                                                                                                                                          4Q
                                                                                                                                                                             21,533
      2014年:名古屋から東京へ本社移転                                                                                                                                            65,860

      2016年:東証第1部に市場変更
      2017年:株式会社出版デジタル機構を完全子会社化
            持株会社体制へ移行し、社名をメディアドゥホールディングスに変更                                                                                                                    50,568          3Q
                                                                                                                                                                             20,272
            新たに事業子会社として株式会社メディアドゥを設立
                                                                                                                                                                                    2Q
      2019年:株式会社出版デジタル機構と株式会社メディアドゥが合併                                                                                                                    37,213
                                                                                                                                                                                  26,825

           (合併後の社名は株式会社メディアドゥ)
      2020年:株式会社メディアドゥホールディングスが株式会社メディアドゥを吸収合併                                                                                                                                 2Q
                                                                                                                                                                             21,441
           (合併後の社名は株式会社メディアドゥ)

                                                                                                                                                     15,532
                                                                                                                                                                                    1Q
                                                                                                                                                11,242                            28,408
                                                                                                                                                                               1Q
                                                                                                                                        8,074                                20,292
                                                                                                                                5,544
                                                                                                3,602 4,086
                  1,415   617   2,141 1,880                                   1,962 2,659 3,000
            812                                977    319     810 1,210 1,831
197   139          411 1,676
                  2000/2 2001/2 2002/2 2003/2 2004/2 2005/2 2006/2 2007/2 2008/2 2009/2 2010/2 2011/2 2012/2 2013/2 2014/2 2015/2 2016/2 2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2 2022/2
                  (1999) (2000) (2001) (2002) (2003) (2004) (2005) (2006) (2007) (2008) (2009) (2010) (2011) (2012) (2013) (2014) (2015) (2016) (2017) (2018) (2019) (2020) (2021)

                                                     Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                                                                                       59
 上場以来の当社株価・出来高推移
 (円)                                                                                                                                  (千株)
              株価(左軸)        出来高(右軸)
9,000                                                                                                                                 9,000
                                                                                                2020年10月21日
                                                                                                上場来高値 9,090円
8,000                                                                                                                                 8,000


7,000                                                                                                                                 7,000


6,000                                                                                                                                 6,000


5,000                                                                                                                                 5,000


4,000        上場時公募価格 3,300円                                                                                                           4,000


                               2017年2月28日                                                                               2021年10月13日
3,000                                                                                                                    終値 4,315円    3,000
                               出版デジタル機構
                                子会社化発表
2,000                                                                                                                                 2,000


1,000                                                                                                                                 1,000
                  2016年2月23日
                   東証一部指定
   0                                                                                                                                  0
 2013年11月      2014年11月    2015年11月        2016年11月               2017年11月                2018年11月           2019年11月   2020年11月
        ※ 2014年3月1日、2014年12月1日の株式分割(2分割)にともなう調整後株価を記載。

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                                                                                                                                          60
上場以来の当社時価総額推移                                                                                              2021年10月13日終値ベース
                                                                                      2020年10月20日終値ベース            684億円
                                                                                            1,290億円


1,200億円
    1.2E+11




1,000億円
     1E+11




 800億円
    8E+10




 600億円
    6E+10




 400億円
    4E+10




 200億円
    2E+10




         0
    2013年 2014年
     2013年11月21日           2015年
                 2014年11月21日            2016年
                              2015年11月21日            2017年
                                           2016年11月21日            2018年
                                                        2017年11月21日            2019年
                                                                     2018年11月21日            2020年 2021年
                                                                                  2019年11月21日  2020年11月21日

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                                                                                                                         61
会社概要

商               号   :株式会社メディアドゥ(MEDIA DO Co., Ltd.)

設               立   :1999年4月

資       本       金   :5,908百万円(2021年8月末日現在)

上   場   取   引   所   :東京証券取引所 市場第一部
証   券   コ   ー   ド   :3678

役               員   :代表取締役        藤田 恭嗣                     執行役員           花村      佳代子
                     取締役          新名 新                      執行役員           塚本      進
                     取締役          鈴木 克征                     執行役員           泉       純一郎
                     取締役          溝口 敦                      執行役員           山田      亮
                     社外取締役        榎  啓一                     執行役員           千原      陽一
                                                                                                                ジャイブ株式会社
                     社外取締役        金丸 絢子                     執行役員           苅田      明史
                     常勤監査役        大和田 和惠                    執行役員           鈴村      元
                                                                                                                             株式会社
                     社外監査役        森藤 利明
                                                                                                                           出版デジタル機構
                     社外監査役        椎名 毅

本      社            :東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル5F(竹橋)
徳島木頭オフィス            :徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字イワツシ5-23

子   会       社   等   :(国内)株式会社メディアドゥテック徳島、アルトラエンタテインメント株式会社、株式会社Jコミックテラス、
                         株式会社出版デジタル機構、株式会社フライヤー、株式会社マンガ新聞、ジャイブ株式会社、
                         株式会社Nagisa、株式会社日本文芸社
                     (海外)Media Do International, Inc.、Quality Solutions, Inc.(Firebrand Technologies)、NetGalley, LLC

関   連       会   社   :株式会社MyAnimeList、株式会社エーアイスクエア、テック情報株式会社



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                                                                                                                                      62
経営陣紹介(社内取締役)

        藤田 恭嗣                                                                           新名 新
        代表取締役社長 CEO                                                                     取締役副社長 COO
        1994年 大学在籍時に創業。その後1996年に                                                        1980年 (株)中央公論社(現(株)中央公論新
        (有)フジテクノ(2001年11月当社に吸収合併)                                                       社)に入社。1996年 (株)角川書店(現(株)
        を設立したのち、1999年に当社設立。創業時より                                                        KADOKAWA)に入社し、2003年 同社書籍事業部
        様々な事業を手掛け、2006年より電子書籍流通事                                                        部長に就任。2007年より同社常務取締役、2008
        業を開始。2013年 東証マザーズ上場、2016年東                                                      年より(株)角川エディトリアル 代表取締役、
        証一部へ市場変更。CEOとして、当社の経営戦                                                          2012年より(株)ブックウォーカー取締役などを
        略、特に新たな企業価値の柱の創造を担う。                                                            歴任。2013年に一般財団法人角川文化振興財団の
        また、2020年には起業家支援を目的とした一般社                                                        事務局長に就任。2014年より(株)出版デジタル
        団法人徳島イノベーションベースを設立し、代表                                                          機構(2019年3月に(株)メディアドゥに社名変
        理事に就任。起業家組織EO Tokyo 第24期会長を                                                     更)の代表取締役社長に就任。2018年より当社取
        務めるなど、起業家としての社会貢献にも取り組                                                          締役副社長 COOに就任。2020年より海賊版対策
        む傍ら、地元である徳島県木頭村(現・那賀町)                                                          の業界団体である一般社団法人ABJ代表理事に就
        にて、2013年より地方創生事業にも精力的に取り                                                        任。
        組む。                                                                             長年の文芸編集者としての経験と、四半世紀にわ
                                                                                        たり電子出版に携わってきた豊富な経験を活か
                                                                                        し、今後もCOOとして出版業界と最前線で向き合
                                                                                        い、当社主力の電子書籍流通事業の全体統括や出
                                                                                        版支援事業を担う。


        鈴木 克征                                                                           溝口 敦
        取締役 CAO                                                                         取締役 CBDO
        1986年 高橋会計事務所に入所。(株)レッドホッ                                                       2000年 (株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現
        トカンパニー、朝日インテック(株)、(株)                                                           (株)NTTドコモ)に入社。iモードベースの「着
        ワールドブライダルを経て2007年 当社に入社。                                                        うた」立ち上げなどのコンテンツ事業に携わる。
        2008年 執行役員 経営管理部長に就任。2015年                                                      2008年 当社に入社。2010年 執行役員 営業本部
        執行役員 管理本部長、2016年 取締役 管理本部長                                                      長、2016年 取締役 事業開発本部長、2017年 取
        を歴任。2020年6月より、管理部門・財務経理を                                                        締役 グループCOOなどを歴任。2019年より当社
        統括すべく取締役 CAOに就任。                                                                グループ MyAnimeList, LLC.の代表取締役に就
        当社に入社以来一貫して管理部門全体を管轄して                                                          任。2020年6月より、新規事業およびアライアン
        おり、引き続きCAOとして当社の根幹となる経理                                                         スの統括として取締役 CBDOに就任。
        計数管理を一挙に担う。                                                                     CBDOとして、これまでに当社の主軸となる電子書
                                                                                        籍流通事業や、電子図書館、新規事業などに従事
                                                                                        した幅広い経験、モバイル通信やITに関する知見
                                                                                        を活かし、取扱いコンテンツの領域拡大や、国内
                                                                                        外の新規市場開拓を担う。




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                                                                                                  山田 亮
経営陣紹介(執行役員)                                                                                       執行役員 CFO
                                                                                                  1998年 日本電気(株)に入社し、経営企画、事業開発等に従事。2010年 楽
                                                                                                  天(株)に入社し事業開発業務に従事したのち、2017年に同社事業開発部長とし
                                                                                                  て同社グループのM&Aを統括。2018年 当社に入社し、経営企画室担当部長、
   花村 佳代子                                                                                         経営管理部長を歴任。2019年 執行役員 財務経理部長に就任。2020年6月よ
   執行役員 CEDO(Chief Ebook Distribution Officer)                                                    り、財務戦略、資金調達などを担うべく執行役員 CFOに就任。
                                                                                                  CFOとして、これまで長く事業開発業務に従事してきた経験を活かし、当社グ
   2000年 (株)フォーサイドに入社。一貫してコンテンツ事業に従事し、2003
                                                                                                  ループの多角的かつ非連続な成長を支えるべく、ファイナンスやM&A、PMIな
   年より部長、2007年より執行役員、2010年より取締役を歴任。2015年 当社
                                                                                                  どを担う。
   に入社し、ライセンスビジネス部部長や電子書籍事業本部本部長、執行役員を
   歴任し電子書籍事業全般に従事。2020年6月より、当社の主軸である電子書籍
   流通事業のなかで取次事業を中心に管轄するべく執行役員 CEDOに就任。
   CEDOとして、これまで長きに渡りコンテンツ事業に従事してきた経験を活か                                                           千原 陽一
   し、出版社・書店のニーズを把握しながら電子書籍流通事業全体の企画立案か
   ら運用管理までの一連のオペレーション体制構築を担う。
                                                                                                  執行役員 CHRO
                                                                                                  1981年 日本電気(株)に入社。1998年 日電(中国)有限公司にて人力資源
                                                                                                  部長、2003年 NEC液晶テクノロジー(株)(現Tianma Japan(株))にて
                                                                                                  人事総務部長、2012年 日本電気(株)にて人事部長、2014年 NEC企業年金
                                                                                                  基金 常務理事を歴任。2019年 当社に入社し人事部長に就任。2020年6月よ
   塚本 進                                                                                           り、人事、総務、法務・コーポレートガバナンス部門の統括を担うべく執行役
                                                                                                  員CHROに就任。
   執行役員 CPSO(Chief Publication Solutions Officer)
                                                                                                  CHROとして、多様化する価値観・ワークスタイルに対応した組織設計を進
   1980年 (株)トーハンに入社。雑誌仕入10年、海外事業8年、台灣東販総経                                                         め、従業員満足度と業務生産性の向上の両面を担う。
   理を4年半務める。1998年 (株)角川書店(現(株)KADOKAWA)に入社。台
   湾角川を設立し総経理を勤め、その後香港、広州、タイ、マレーシア、北米の
   拠点の立ち上げに従事。2012年 (株)KADOKAWA 取締役海外事業部長に就
   任。2015年 Japan Manga Alliance設立に参与、取締役に就任。2017年 同社
                                                                                                  苅田 明史
   常務執行役員、2019年 同社顧問を歴任。2020年6月より、主に国際事業部、                                                        執行役員 CSO
   PUBRID事業部を管轄するべく当社執行役員CPSOに就任。                                                                 2008年 UBS 証券会社投資銀行本部(現UBS証券(株)投資銀行本部)に入社
   CPSOとして、出版流通および海外ビジネスの豊富な経験を活かし、資本や業                                                           し、M&Aアドバイザリーや資金調達等の助言を実施。2009年 フロンティア・
   務の提携などを通じた積極的な海外市場開拓とIPO創造を担う。                                                                 マネジメント(株)に入社し、事業再生や経営支援の経営計画の策定・実行支
                                                                                                  援に従事。2013年 (株)フライヤーを共同設立し取締役CFOに就任。2016年
                                                                                                  同社が当社グループに参画。2018年、当社に入社し、2019年 経営企画室長に
                                                                                                  就任。2020年6月より、経営戦略立案、IRを担うべく執行役員 CSOに就任。
   泉