3678 メディアドゥ 2021-07-15 15:00:00
2022年2月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]

FY2021
1Q
Ended May 2021



株式会社メディアドゥ
2022年2月期 第1四半期決算説明会
INDEX



 1. 連結業績ハイライト
 2. 今後の成長方針
        ① 電子書籍流通事業 -Legacyを創りに行くー
        ② 電子書籍流通事業 -Legacyを作るー
        ③ その他事業

 3. 参考資料


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                                                                                       1
Earnings Results

1. 連結業績ハイライト
               Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                          2
連結業績ハイライト①

   電子書籍市場は拡大継続しており
   売上・利益ともに過去最高を更新
 連結1Q

  売上高     284億円(前年同期比+40.0%)
  営業利益    8.3億円(前年同期比+14.3%)
  EBITDA 10.6億円(前年同期比+16.5%)
  当期純利益 6.1億円  (前年同期比+37.0%)
 うち電子書籍流通事業1Q                                                                           売上構成比
                                                                                        98.8%
  売上高          280億円(前年同期比+39.9%)
  営業利益         8.7億円(前年同期比+26.7%)
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                                                                                                3
連結業績ハイライト②
(参考)この1年でM&Aによってグループ参画した各社の今期P/Lへの取込
          社名           グループ参画                     1Q                     2Q                      3Q            4Q
 メディアドゥ                   ―                      3-5月分                   6-8月分                9-11月分 12-翌2月分
 Nagisa                2020年10月                  3-5月分                   6-8月分                9-11月分 12-翌2月分
 Firebrandグループ         2021年1月                                -          4-6月分                  7-9月分         10-12月分
 日本文芸社                 2021年3月                                -          4-8月分                9-11月分 12-翌2月分
                                                                                          Firebrandグループ・日本文芸社は2QからP/L取込み
                                                                                          ※ 日本文芸社は2Qに5か月分を計上
M&Aによる今期P/Lへの影響
                          前期                                                   今期着地予想(概算値)
 (百万円)                    通期                      1Q                      2Q                      3Q           4Q         通期
           Nagisa                  69                   110                     140                    190          240     680
           Firebrand                  -                       -                 360                    340          340    1,040
 売上高
           日本文芸社                      -                       -             1,340                      920      1,010      3,270
           合計                      69                   110                 1,840                     1,450     1,590     4,990
           Nagisa                -49                     -60                     -90                   -110      -130      -390
 のれん       Firebrand                  -                       -                    20                   20           20        60
 償却後
 営業利益      日本文芸社                      -                       -                    20                   10           50        80
           合計                    -49                     -60                    -50                     -80         -60    -250

 上記のほか、P.47 記載のとおり子会社投資継続による対前年比でのEBITDA影響を▲1.4億円と見込んでいる
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                                                                                                                                    4
連結業績ハイライト③

         四半期連結売上高・連結EBITDA共に
              過去最高を更新
四半期連結                                                                                   四半期連結
                                     前年同期+40.0%                                                                                  前年同期+16.5%
売上高 推移                                                                                  EBITDA 推移
         (百万円)                                                                                     (百万円)
30,000
                                                           28,408                        1,200
                     一部電子書店における                                                                                        先行投資実施も                    1,065
25,000                キャンペーンが寄与                                                                                     売上拡大により過去最高益
                                                                                         1,000
                       (詳細は次項)                                                                                           を実現

20,000                                                                                     800


15,000                                                                                     600



10,000                                                                                     400



 5,000                                                                                     200



    0                                                                                          0
         1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q                                        1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
          2018年2月期    2019年2月期    2020年2月期     2021年2月期          2022年2月期                            2018年2月期        2019年2月期   2020年2月期   2021年2月期   2022年2月期


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連結業績ハイライト④

   4月に実施された一部書店による
  キャンペーンが売上増加に大きく寄与
電子書籍流通事業売上高 対前年比推移

220%                                                                       一部電子書店が実施した大型キャンペーン※
                                                                             により4月の当社売上が大きく伸長
200%


180%                         昨年4・5月は巣ごもり
                              消費による売上増加
160%                                                                       巣ごもり消費の影響を受けて
                                                                        好調だった前期第1四半期からさらに成長
140%


120%                                                                      2021年4月13日に発表した連結業績予想には
                                                                              当キャンペーンの影響を一部織込済
100%
                                                                             今後は必要に応じて今期連結業績見通しの
80%
                                                                                    修正を検討
       1月   2月    3月   4月        5月           6月
                                                                      ※ DMMブックスが実施した、最大100冊まで全作品70%OFFとなるキャンペーン。
            2022年2月期   2021年2月期                                         DMMブックスで有料作品を購入したことがないユーザーを対象に実施し、
                                                                        好評につき4月12日11:59で早期打ち切りとなった。

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                                                                                                                   6
連結業績ハイライト⑤

前期は巣ごもり消費に伴い市場全体が拡大
 今期は個別施策による市場成長に期待
電子出版市場規模推移                                                                                             前期(2021年2月期)
                                             各社販促等による
       コロナウイルスによる
        巣ごもり消費増加
                                               市場拡大                                    コロナウイルスによる外出自粛
                                                                                     →巣ごもり消費によるエンタメ需要拡大
                                4,442億円
                                                  4,812億円
                                                                                         電子書籍市場全体が伸長
2018年4月の大手海賊版
                                                   (従来予想)
 サイト閉鎖による成長
                      3,750億円

            3,112億円
                                                                                                       今期(2022年2月期)
  2,556億円
                                                                                 紙から電子への移行は不可逆なトレンド
                                                                                →好機ととらえた電子書店が大規模販促実施
                                                                                  企業体力の有無が成長の分かれ目に


                                                                  →大手を中心に150超の電子書店と取引がある
                                                                   メディアドゥは今期も市場成長を享受できる
  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度

   出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」
                                                                       独自のポジションを堅持
   注:2019年度まで実績、2020年度・2021年度は予想値

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連結業績ハイライト⑥

国内最大手の電子書籍取次として築いた
   独自のポジションに変化なし
                                      メディアドゥ最大の強み

                                         Position
     流通の中核機能                                                                          圧倒的なシェア
  電子書籍を手掛ける出版社2,200社超、                                                 流通総額1,550億円※を誇る、世界でも
大手を含むほぼ全ての電子書店150書店と取引                                                Amazonに次ぐ第2位の電子書籍流通事業者
                                                                                                 ※ 2021年2月期実績




グローバルにおける存在感                                                                          業界からの支援
   W3CのPublishing Business Groupの                                            4大出版社※やトーハンを中心とした
     共同議長にアジアから唯一就任                                                            出版業界の株主シェア 14%超
   日本人初のW3Cエヴァンジェリスト                                                  ※ KADOKAWA・講談社・集英社・小学館(50音順)。2021年2月末時点。



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                                                                                                                 8
連結業績ハイライト⑦

当社事業の多くは市場成長や顧客拡大により
安定した収益が見込まれる「ストック売上」
                                                                                                          (前年同期比)
当社連結売上高推移(単位:億円)
  取次ストック売上   その他ストック売上        フロー売上                                                       284             +40.0%
 ※各売上の定義は次頁に記載



                                            214                           215                                          売上高に占める
                             202                           202                                                        ストック売上構成比
                   178
       164   160
154                                                                                                                     98.6%
                                                                                           275            +42.3%
                              193            205                            205
                                                             193
                   168
       152   149
 145


                                                                                                          ▲22.1%
                                                                                                          コミなび事業見直し
                                                                                                            に伴う縮小
 7.3   9.7   8.6   9.5         8.5            7.9            7.6            7.4            6.6
 1Q    2Q    3Q    4Q          1Q             2Q             3Q              4Q             1Q
                                                                                                    3.9   +80.9%
        2020年2月期                               2021年2月期                             2022年2月期
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                                                                                                                                9
連結業績ハイライト⑧

 取次ストック売上が生み出す資金を用い
  新たな事業基盤の早期確立を目指す
 Legacyを作る

 取次ストック売上
  出版社・電子書店間の電子書籍取次からもたらされる売上                                                                               電子書籍市場拡大を支え当社
                                                                                       市場拡大により
                                                                                                           シェアを高めるための再投資
                        電子書籍          当社                    当社
                                                                                      今後もキャッシュ
     KPI     売上高   =    市場規模
                                ×    市場シェア
                                                     ×    テイクレート                       を安定的に創出

                       電子書籍市場    シェア拡大に向け                サービス向上
                       は今後も拡大    システム追加開発                による料率維持

                                                                                                           新たな事業軸を
                                                                                                           生み出し、拡大
Legacyを創りに行く           その他事業
                                                                                                           するための投資
 その他ストック売上
  出版DX SaaS事業(Firebrand、NetGalley)やコミなび/フライヤーなど月額課金サービス売上
  ※ コミなび事業見直しに伴い売上規模は対前年比で縮小も、2QよりFirebrandグループが加わるほか、
    今後は出版ERPサービス「PUBNAVI」などを開発提供予定

 フロー売上
  インプリント事業(日本文芸社、JIVE)や、Nagisa(ゼロコミ)など都度課金サービスの売上


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                                                                                                                       10
連結業績ハイライト⑨

  今年に入って実施したM&Aは、
紙・電子合わせた出版DXに向けた第一歩
2021年1月グループ会社化                                取得費用
       Firebrandグループ                        14.8億円
                               (2021年1月15日時点の為替レート
                                                                                            紙も含めた
                                (1ドル=103.83円)で換算)                                    基幹システム

2021年3月子会社化

                                            15.1億円
                                     (アドバイザリー費用含)
                                                                                            紙も含めた   紙も含めた
                                                                                   出版コンテンツ          出版 DX の
                                                                                                      実現
2021年4月株式取得

                                            29.3億円
                                  (トーハン株式5.56%を引受)                                      紙書店流通


                       取得額合計                    59.2億円
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                                                                                                              11
連結業績ハイライト⑩

                    期初予想に対し
                  売上・利益とも順調に推移
                                     通期予想※と1Qまでの連結業績比較


売上高
                                                                                                                 通期予想
                         284億円
(達成率)                          28.4%
                                                                                                             1,000億円
            2021年2月期1Q            26.4%                 ※2Q決算発表時に上方修正
            2020年2月期1Q            25.7%                 ※3Q決算発表時に上方修正




EBITDA 10.6億円
                                                                             通期予想


                         26.6%
                                                                       40億円
(達成率)
            2021年2月期1Q    30.4%                 ※2Q決算発表時に上方修正
            2020年2月期1Q    26.5%                 ※3Q決算発表時に上方修正




          →期初の業績予想達成に向け順調に推移
※ 通期予想は2021年4月13日に公表した数値を記載。
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Business Strategy

2. 今後の成長方針
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                                                                                          13
電子書籍流通事業




Legacyを創りに行く
Invent future eBook markets



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                                                                                               14
Legacyを創りに行く①

     メディアドゥがブロックチェーン
      技術を用いて実現したい世界
   中央サーバープラットフォーム                                                              ブロックチェーンプラットフォーム
  →現在のデジタルコンテンツサービス(Spotify、                                                                      メディアドゥが提案する
    Kindle、YouTube、Netflixなど)の主流                                                                 新しいコンテンツサービス


                                                                                                 ④アセットモデル

                                                                                                 DCA
       ①コンテンツ販売モデル
             (制限なし)



     ②サブスクリプションモデル                                                                     デジタルコンテンツアセット©
                                                                                                   (当社商標登録済み)


                                                                                  “個数”の概念を持ち、プレミアム
           ③広告モデル
                                                                                   を実現するデジタルコンテンツ

        音楽・本・映像 他                                                                                音楽・本・映像


 →テクノロジーを駆使し、コンテンツの価値を最大化
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                                                                                                                15
Legacyを創りに行く②

 NFT(個数の概念を持つデジタルコンテンツ)の台頭により
 新たなデジタルコンテンツ時代が到来
                                                                                                             これまでの
                 暗号通貨                                  NFT            (Non-Fungible Token)
                                                                                                     デジタルコンテンツ
             非中央集権型システム                                非中央集権型システム
技術                                                                                                      中央集権型システム
             (パブリックチェーン)                               (パブリックチェーン)

                      あり                                                   なし                                   あり
代替性           (誰が持っている1Bitcoinでも                     (シリアルナンバーを持ち、同じも                                (同じコンテンツなら誰が持ってい
                  価値は同じ)                             のがなく、所有証明があるデータ)                                     ても同じもの)

                    暗号通貨                                 コレクションアイテム                                    一般に配信されてきた
具体例             (Bitcoin、Ethereum、                  (デジタル収集品:NBA Top Shot、                             電子書籍、音楽、映像
                    Rippleなど)                           CryptoKittiesなど)                             (Kindle, YouTube, Spotifyなど)

                                                           →“所有”の概念                                       →“消費”の概念

               →NBA Top Shot※は2020年末のサービス開始以来、
               300万回以上の取引、取引総額 5 億ドル以上(2021年3月末公表数値)
出所:Dapper Labs Webページ(https://www.dapperlabs.com/)
※ 米プロバスケットボールリーグ(NBA)選手の写真やプレイ動画をデジタルカードとして収集および売買することができる
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                                                                                                                                    16
Legacyを創りに行く③

トーハンを通して、NFTを活用したデジタル
付録つきの本を流通し、全国の書店を活性化
         全国の
                                                                                             紙書籍ユーザー
        リアル書店

                                                                     NFT
 出版社                                                                                       (=リアルファン層)が
                                                                                             NFT目的に来店


                                                             書店で販売する紙本に
                                                             限定版デジタル特典
                                                                を付与
                                                                  (動画、音楽なども可能)




                                ファン層へのダイレクトマーケティング


 NFTを本の特典として付与することで書店売上増加に寄与
 KADOKAWA、講談社、集英社、小学館や他出版社と企画推進中
                                                                      (五十音順)
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                                                                                                     17
Legacyを創りに行く④

    メディアドゥが手掛ける
NFTマーケットプレイスは年内リリース
                             技術開発は今夏、サービス展開は年内

            ブロックチェーン技術による、デジタル所有の安全な移行を実現




                出品                             メディアドゥ                                           購入

                                                    NFT
                支払                     マーケットプレイス                                                支払

 限定版デジタル特典保有者                                                                                        購入者




   グローバルな取引を実現(日本円や米ドルで取引可能)
   デジタル特典の売買・取引履歴を可視化(著者・出版社に還元可能)
                ※デジタル特典以外の事業モデルも開発中
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                                                                                                           18
電子書籍流通事業




Legacyを作る
Stimulate the growth of eBook markets


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                                                                                           19
 Legacyを作る①

  国内出版市場は電子書籍の拡大によって
       市場規模は回復傾向
国内出版合計(2008年)
  2兆595億円
                                         2008年を100としたとき                        国内出版市場はピーク時の1996年の2.65兆円から
                                         米国 97.8                                 2018年には1.54兆円へ(▲42%縮小)
                                         ドイツ 96.6
                                国内出版合計(2020年)
                                 1兆6,168億円
                                                電子雑誌 110億円
                                                電子書籍 401億円                            電子書籍市場の拡大に伴って
                                                電子コミック 3,420億円
                                                                                       出版市場は下げ止まり、
                                                紙雑誌 5,576億円
                                                                                        市場規模は回復傾向
                                                (1996年 10,931億円)




                                                紙書籍 6,661億円                          出版業界の DX 推進に貢献し
                                                (1996年 15,633億円)
                                                                                       さらなる市場拡大へ
  2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 2018年 2020年
  出所:出版科学研究所
                                   Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                              20
Legacyを作る➁

 メディアドゥ×Firebrand×トーハン
の連携により出版 DX 推進を強力に支援
                                                                                                   • リアル書店での電子書籍販売
                                                                                                   • 「マーケットイン型流通」にNetGalleyを活用

   出版社           紙書籍                                                                                           リアル書店
                                                                                                               Web書店

                電子書籍                                                                                            図書館
                                                                                                              (電子図書館)

                                                      書誌情報DB
   出版ERP                                                                                                        電子書店

                 書誌情報


                                                                                                   • トーハンの全国16支店・営業所の営業体制と
 • 中小出版社向けERP開発に                                                                                     図書館への納入実績を持つ有力書店網を活用、
   Firebrandのノウハウを活用                                                                                 電子図書館導入を促進



  →紙と電子を統合して扱う、出版の世界標準化を推進
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                                                                                                                            21
Legacyを作る③

   売上印税管理システム「PUBNAVI」
   により出版業界の DX 推進に貢献する
                                                                                              進捗状況
                 ㈱光和コンピューター

                紙書籍を中心とするシス                                        ・ジャイブ㈱、㈱秀和システム及び㈱竹書房の出版
 電子書籍取次No.1
                テム構築に豊富な経験                                          3社が参画し、実証実験を実施

       安価で容易に導入可能な                                                 ・売上取込や支払処理での業務削減効果で高い評価
     SaaS型の出版ERPを共同開発                                               を獲得

                                                                   ・今後は更に多くの出版社に参加いただき、β版
→出版社の事務作業効率化とコスト削減を実現                                               テストを実施予定

         PUBNAVIの機能
         電子書籍販売管理                                                                          年内にサービスイン予定

         電子書籍印税計算

       印税支払管理(紙+電子)                                               サービスイン後に紙書籍の売上印税管理等の
                                                                  機能を拡充し、出版ERPへと発展させていく
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                                                                                                         22
その他事業




事業拡大に向けた
積極的な投資実行
Proactive investment for business expansion



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                                                                                                23
インプリント事業

  日本文芸社PMIの初期フェーズが完了
 今期はインプリント構想実現に向けた第一歩
                              設立 1959年1月
                              社員数 72名(うち編集34名)                                                               今期の注力施策

   マンガコンテンツ                               確立された
     制作体制                                出版管理体制                                               1 デジタルコンテンツ充実
                                                                                                  • 『ガンニバル』『ギフト±』『モンキーピーク』
連載1,400回超の『ミナミの帝王』               在庫管理強化やマーケットイ
                                                                                                    のようなデジタルでヒットする漫画作品の開発
電子書籍ヒット作『ギフト±』など                 ン配本により、2020年3月期
 多数の有力コンテンツを保有                       黒字化を達成                                                       • 既存人気作品のWebtoon(縦読み+フルカラー)
                                                                                                    化を推進
             直近3年間の業績推移(単位:百万円)                                                                   • 新規Webtoon作品制作を強化、新たなデジタル
                                                                                                    コンテンツ制作のための人員増強など体制強化
    5,000       売上高       営業利益   電子への移行や体質
                                    500
             4,061                改善による利益増
                      3,888
                              3,522                                                           2 インプリント構想推進
    3,000                               300                                                       • 適正部数コントロールやPMIモニタリングなど
                                                                                                    管理体制のさらなる強化
                                 193
                                                                                                  • デジタル化された効率的な出版管理体制を構築し、
    1,000                               100                                                         将来的のインプリント事業M&Aの受け皿に
                         5
    -1,000
                -37
                                        -100
                                                                                                 →PMIは当初想定通りに進捗
             2019年    2020年   2021年
               1
              3月期       2
                       3月期      3
                               3月期
                                  Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                                24
メディア事業等①

世界中のアニメ・マンガファンにリーチする
マーケティングプラットフォームを目指す
                                                                                                         アニメ産業市場
                 メディア運営                                                          (億円)
                                                                                 26,000                                      25,110


                           世界最大級のアニメ・                                            24,000

                         マンガのコミュニティサイト                                           22,000


                                                                                 20,000
        当期2Q以降、持分法適用会社化                                                                        18,290
        • コミュニティ機能の大幅リニューアル、好調なオフィ                                               18,000

今期の       シャルAppの機能追加等                                                                         2015     2016   2017   2018   2019
                                                                                   出所:一般社団法人日本動画協会
取り組み    • 新規株主となった出版社やメディアをはじめとするコン
          テンツホルダー等との協働によるコンテンツ企画、実行
        • NFTビジネスビジネスとの連動・連携も模索


       昨年10月から提供開始した公式モバイルアプリが
       100万ダウンロード突破                                                                            月間ページビュー数2億7,000万PV
                                                                                               世界230以上の国と地域のユーザー
1Q概況   講談社、集英社、小学館に続き、
       新たに3億1,100万円をアカツキ、アニメタイムズ、
       KADOKAWA、DMM.comが引受
                                                                                      拡大する日本アニメ・マンガファンの

       MAU:1,800万人             総額:9億円
                                                                                     興味や需要を捉えた有効なIP販売および
                                                                                      マーケティングプラットフォームへ
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                                                                                                                                      25
メディア事業等②

社会全体や出版業界のDXトレンドといった
 変化を捉え周辺事業は堅調に事業を拡大
              メディア運営                                                                         作画・制作支援

                                                                                               電子コミックのカラーリング、
                                                                                                コミックの作画支援サービス
            ビジネス書の要約サービス

       法人向け事業拡大の継続                                                           増加する制作・支援需要に対応する体制構築
       • 2022年末までに累計120万会員を目標に置く                                             • 縦読み需要やモーションマンガといった新たなデジ
今期の
       • 2021年1月に第3者割当増資によりマイナビ等から                                             タルコンテンツ制作への対応等を進める
取り組み     総額2億円を調達し、法人向けSaaS事業を成長の主                                           • 拡大する需要を取り込むべくオフィスを移転・増床
         軸に据え事業拡大を推進中                                                          し、採用加速によるキャパシティの増強を図る


       会員数80万人突破。 2022年に120万人を目指す                                            オフィス移転・増床完了
       BtoB事業の拡大に向けて法人獲得施策としての                                               引き続き、各種提供サービスに関する好調な需要増
1Q概況                                                                         への着実な対応を実施
       マス広告や営業体制構築に向けた採用費などの投
       資を先行                                                                  採用強化を継続

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新市場区分「プライム市場」適合




2022年4月実施予定の市場区分見直しにおいて、東京証券取引所より
   「上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果」を受領

→当社の「プライム市場」の上場維持基準への適合を確認



 さらなるガバナンス向上推進、当社機関決定を経て、
 プライム市場への上場申請に係る手続きを進める予定


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Appendix

3. 参考資料
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                                                                                      28
2022年2月期1Q実績(P/L)
                                                                  2021年2月期                                                              2022年2月期

         (単位:百万円)        1Q                             2Q                               3Q                         4Q                     1Q

売上高                    20,292                       21,441                           20,272                       21,533                 28,408

  電子書籍流通事業           20,064   98.9%           21,141            98.6%           19,957            98.4%         21,186   98.4%         28,074   98.8%

  その他事業                228       1.1%               299           1.4%               314            1.6%          347      1.6%          334      1.2%

売上原価、販売管理費          19,560    96.4%          20,643            96.3%           19,650            96.9%      21,020       97.6%         27,571 97.1%
                                                                                                                                  ※2
  著作料・その他原価          17,862   88.0%           18,878            88.0%           17,750            87.6%         19,012   88.3%         25,669   90.4%

  手数料等                  54      0.3%                  57          0.3%                 53           0.3%           51      0.2%           42      0.1%

  広告宣伝費                214       1.1%               200           0.9%               237            1.2%          226      1.0%          121      0.4%
                                                                                                           ※1
  人件費等                 750      3.7%                784           3.7%               799            3.9%          852      4.0%          899      3.2%

  償却費等                 182      0.9%                181           0.8%               184            0.9%          210      1.0%          229      0.8%

  その他                  494      2.4%                541           2.5%               624            3.1%          666      3.1%          610      2.1%

営業利益                   732      3.6%               797           3.7%                621           3.1%           512      2.4%          836    2.9%

経常利益                   734      3.6%                849           4.0%               615            3.0%          521      2.4%          846      3.0%
                                                                                                                                  ※3
親会社に帰属する当期純利益          450      2.2%                459           2.1%               354            1.8%          254      1.2%          617      2.2%

EBITDA                 914      4.5%               979           4.6%                806           4.0%           723      3.4%         1,065   3.8%
※1 Nagisaの子会社化による費用増加
※2 一部書店のキャンペーン協力による一時的な原価率上昇
※3 連結子会社から持分法への移行に伴い「連結上のMAL持分を簿価純資産相当額で評価替を行った」ことにより、特別利益(持分変動利益)が117百万円発生

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2022年2月期1Q実績(B/S)
                       2021年2月期                2022年2月期                   前四半期増減
                                                                                                    主たる変動要因、他
            (単位:百万円)       4Q                         1Q                 (金額ベース)
 流動資産                           33,902                     40,807                      6,905
  現金及び預金                        12,703                     10,790                      -1,913M&A、配当支払、税金支払による減少
  受取手形及び売掛金 ※1                  19,921                     28,592                       8,670売上増加と連動した増加、M&Aによる増加
 固定資産                            9,285                     15,089                      5,804
  有形固定資産                             303                        409                        105
  ソフトウェア                             556                        706                        150
  のれん                             5,713                      7,858                      2,144M&Aによる増加
  投資有価証券                          2,761                      6,122                      3,361資本提携による増加
資産合計                            43,187                     55,897                    12,709
 流動負債                           25,425                     34,270                      8,845
  支払手形及び買掛金 ※1                  22,507                     30,375                       7,867売上増加と連動した増加、M&Aによる増加
  1年内返済予定の長期借入金                   1,181                      1,154                         -26
 固定負債合計                          5,593                      5,914                         320
  長期借入金                           5,471                      5,201                        -270返済による減少
負債合計                            31,018                     40,185                      9,166
 株主資本合計                         11,903                     15,350                       3,447
   資本金                            4,415                      5,883                      1,468第三者割当増資による増加
   資本剰余金                          5,489                      7,172                      1,683第三者割当増資による増加
   利益剰余金                          2,000                      2,295                         294
 その他包括利益累計額合計                        201                        314                        113
 新株予約権                                 11                          0                       -10
 非支配株主持分                               53                         47                         -6
純資産の合計                          12,169                     15,712                      3,542
負債・純資産合計                        43,187                     55,897                    12,709
※1 M&Aに伴い科目名を変更                                                                                                     30
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B/S指標推移

                      2021年4月の増資完了を経て
                          財務安定性が改善
                          自己資本比率推移                                                                                            主要B/S指標推移
(百万円)                                                                                           (百万円)
70,000                                                                           35.0%
                                                                                                                                                                              15,712
                 31.3%
60,000                                                           55,897     30.0%                                                                                         13,980
                                                 28.0%                 28.0%
                                                                                                                                                                    12,169
50,000                                                                           25.0%
                                                                                                                      11,387
                                                      43,188
                                                                                                                  10,327             10,063
40,000                                                                           20.0%                                                          8,375
                         15.3%             34,063                                                                                   8,710                       8,474
                                 30,942          17.0%                                                                                              8,241
30,000              26,699                                                       15.0%                                                                            6,654
                                      14.1%                                                                                                                                  6,356
                                                                                                                                                        5,838

20,000                                                                           10.0%                                      4,218       4,461
                                                                     15,665
                                                        12,104                                           2,767
         8,683                                                                                     1,754
10,000                                        5,791                              5.0%                 1,460
                         4,096     4,368
           2,716

    0                                                                            0.0%
         2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 2021年5月                                            2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 2021年5月


                         総資産          自己資本            自己資本比率                                                         のれん+投資有価証券                   有利子負債             純資産

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ミッション/ビジョン



 Mission: 著作物の健全なる創造サイクルの実現
  Vision:ひとつでも多くのコンテンツを、
         ひとりでも多くの人へ
                                           具体的には




    メディアドゥの Position を活かし、
 人 × IT × 戦略によって電子書籍を世に広め、
         出版市場自体を拡大する
             Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                        32
メディアドゥの強み①

                                                 メディアドゥ最大の強み

                                                    Position

            流通の中核機能                                                                              圧倒的なシェア
    電子書籍を手掛ける出版社2,200社超、                                                          流通総額1,550億円※を誇る、世界でも
    大手を含むほぼ全ての電子書店150書店                                                          Amazonに次ぐ第2位の電子書籍流通事業者
    と取引している独自のポジションを確立                                                                                      ※ 2021年2月期実績




グローバルにおける存在感                                                                                     業界からの支援
       W3C※のPublishing Business Groupの
         共同議長にアジアから唯一就任                                                                 4大出版社※やトーハンを中心とした
        日本人初のW3Cエヴァンジェリスト                                                                 出版業界の株主シェア 14%超
 ※ 電子書籍の国際標準規格を含む、インターネット技術の世界的標準化推進団体「World                                                 ※ KADOKAWA・講談社・集英社・小学館(50音順)
 Wide Web Consortium」。世界最大の出版社である米ペンギン・ランダムハウスなど欧米                                           保有比率は2021年2月末時点の発行済株式数を基に計算
 それぞれ1名ずつの代表者と並び、 Media Do InternationalのCEO 塩濵が共同議長として
 2019年2月に選出。2021年1月よりW3Cにおける日本人初のエヴァンジェリストに就任。



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                                                                                                                            33
メディアドゥの強み②




                        Technology

 全ての開発を自社で行う                                                               取次からSaaSへ
 エンジニア100名体制を擁し、大規模トラ                                  メディアドゥは電子書籍流通事業参入当初から、
 フィックを支える電子書籍流通基盤から、                                    コスト面・利便性に優れたSaaS※を志向。
 ブロックチェーン等の先端技術を活用した                                     新取次システムへの移行・統合により流通
    システム開発を全て自社で実現                                      カロリーを削減し、さらなる業界発展に貢献
                                                                                    ※ 「Software as a Service」の略




             Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                  34
電子書籍流通事業概要①

電子書籍流通の35%はメディアドゥ経由
                   電子書籍取次
                               うち

              メディアドゥ                                                                  ①
  作            流通総額                                                            電
  家                                                                            子                  利用者
  ・   出   1,200億円                         (2019年度)                             書
  著   版   (2020年度は1,550億円)                                                     店               市場規模
  作
  権
      社                                                                               ②        3,750
  者                                                                                               億円※


                      ③出版社直営電子書店


                                                                                      出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」
                                                                                      ※ 2019年度の実績値を記載。

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                                                                                                                    35
電子書籍流通事業概要②

メディアドゥは「電子書籍取次最大手」


   作
   家   出                                                                              電
   ・                                                                                  子   読
   著   版
                                                                                      書   者
   作   社
                                                                                      店
   者




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                                                                                              36
電子書籍流通事業概要③


 4つの機能を提供し、電子書籍流通に貢献

   ①出版社との                                                       ②出版社・著者への
  取引・契約を仲介                                                        売上を分配
 電子書店のコンテンツラインナップを充実化                                                 電子書店での毎月の売上データを集計




  ③配信システムの                                                  ④様々なキャンペーン
     運営                                                        を実施
     出版社から預かった                                                                 出版社・電子書店と連携した
   コンテンツを電子書店に提供                                                               割引・無料などの施策を実施



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                                                                                               37
電子書籍流通事業概要④

                     メディアドゥの実績

                 • 出版社口座数2,200以上
  出版社              →うち非マンガ出版社1,530社
  からの
   信頼            • 主要出版社※1のすべて
                 • 電子書籍を提供する出版社の99%以上※2

 書店から            • 取引書店数150店以上
 の信頼
                 • ユーザー利用率上位20書店※3のすべて
 ※1 日本書籍出版協会に加盟している出版社(2020年10月31日現在、402社)のうち、オーディオブックなど非出版系の出版社を除いた企業を主要出版社と定義
 ※2 メディアドゥ調べ。なお、売上高が少額、または、定期的な刊行物がない出版社等を除く
 ※3 インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」における「購入・課金したことのある電子書籍ストア Top20」、出版社直営書店は除く


                         Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                    38
電子書籍流通事業概要⑤

当社グループの主力は電子書籍取次事業
                                       電子書籍流通事業
   835億円                 ㈱メディアドゥ                       ㈱出版デジタル機構
                   ㈱メディアドゥテック徳島                           ㈱Nagisa


                                               その他事業
                  Media Do International, Inc.    アルトラエンタテインメント㈱
                 米サンディエゴに位置する、メディアドゥ              電子マンガのカラーリングや、漫画家向け
                    グループの国際事業展開拠点                     の作画支援サービス提供
     823億円             ㈱Jコミックテラス                        ㈱フライヤー
     (98.6%)
                 無料電子コミックサービス「マンガ図書館               書籍の要約コンテンツを提供する
                    Z」運営等の電子書籍配信業                    サービス「flier」を運営
                          ㈱マンガ新聞                       ㈱MyAnimeList
                   マンガに関する情報やレビューを扱う              世界最大級のアニメ・マンガのコミュニ
                 メディア「東京マンガレビュアーズ」を運営              ティメディア「MyAnimeList」運営

                           ジャイブ㈱                         ㈱日本文芸社
     12億円        次世代型出版「インプリント事業」を手掛              実用書・コミック・小説など、幅広い雑誌
     (1.4%)
                   け、女性向けマンガレーベルを保有                や書籍を紙・電子を問わず出版・販売
 2021年2月期通期売上高       Quality Solutions, Inc.            NetGalley, LLC
                  出版ワークフロー管理や書誌情報管理                書籍のWebマーケティングツール
                       サービスの提供                        「NetGalley」の提供       39
メディアドゥを取り巻く環境①

  電子書籍市場の拡大ペースは上昇傾向
                                                                                                      +18.5%              5,669億円
                                                                                                                                     2023年度
                                                                                             コロナウイルスによる      5,368億円                 市場規模は
                                                                                              巣ごもり消費増加
     成長機会を捉え、
                                                                                                        5,124億円                     788億円増加

                                                                                                                4,812億円


 機動的かつ積極的な投資が不可欠
                                                                                                                                    2020年版予想
                                                                                                          4,442億円



                                                             +22.1%                                   3,750億円                       2019年版予想
                                                    2018年4月の大手海賊版
                                                     サイト閉鎖による成長
                                                                                              3,112億円
                                                                                                                                    2018年版予想

                                                                                      2,556億円
                                                                             2,278億円

                                                                     1,826億円

                                                             1,411億円

                                                  1,013億円
                                               768億円
                                       651億円




出所:インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2020」

                           Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                                         40
メディアドゥを取り巻く環境②

 コミック市場は前年対比23%増と伸長
 文字ものの電子化余地は引き続き大きい
2020年のジャンル別出版市場規模
     電子書籍割合
     62.2%       前回から
                 +1.3ポイント上昇                                       5.8%               前回から
                                                                                     +0.7ポイント上昇        1.9%
                                                                          401億円                        110億円

電子           3,420億円                             米国・中国の出版市場における
                                                  電子書籍シェアは30~40%


紙
              2,078億円                                                   6,459億円                        3,700億円
                コミック                                 文字もの(小説や教養書など)                                      雑誌
              5,498億円                                                   6,860億円                        3,810億円
     出所:出版科学研究所
     ※ 出版科学研究所が発表する紙出版物の統計では、コミック書籍の90%が「雑誌扱いコミック」として「雑誌」に分類されているため、上記では「雑誌扱いコミック書籍」を書籍として
       集計し直した値を記載。また、コミック売上には紙・電子とも「コミック書籍」のみ計上、「コミック雑誌」は雑誌に含めている。
                            Copyright © MEDIA DO Co., Ltd. All Rights Reserved. - https://mediado.jp
                                                                                                                 41
メディアドゥを取り巻く環境③

マンガはデジタルシフトで市場規模が拡大
         コミックス(単行本)市場規模推移
(億円)
6,000
           紙・電子合計の年平均成長率 約+7%
                                                                                             いつでもどこでも買えるデジタルならでは
5,000                                                                                         のタッチポイントの多さが寄与し、
                                                                                              電子コミックは紙コミック市場を超過
                                                                年平均
4,000                                                      62% 成長率
                                                               +23.9%
                                                                                             デジタルへの露出がカタログ効果となって
3,000
                                                                                              紙コミック売上の減少も歯止め傾向
                                                                                                           …電子コンテンツを読むことがきっかけとして、
                                                                                         カタログ効果
2,000                                                                                                       紙・電子のコンテンツが売れるようになる効果

                                                                      年平均
1,000                                                      38%        成長率
                                                                      ▲0.2%
                                                                                         電子書籍の流通増加は
                                                                                       出版市場全体の活性化に直結
   0
          2015   2016   2017    2018        2019          2020

                 紙コミック         電子コミック
       出所:「出版指標年報」
       ※ 紙コミック市場は単行本市場のみ記載。
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海賊版サイトへの対応①

1月1日改正著作権法施行、違法行為は刑事罰対象に
            違法サイトの歴史                                                                                 業界・政府による対策
2004年 P2Pサービスを介した違法コンテンツが流通                                                           コンテンツ海外流通促進機構設立(2002年)
2007年 動画共有サイトの違法コンテンツが問題に                                                     (音楽・映像)違法ダウンロードの刑事罰化(2012年)
2011年 リーチサイト等侵害の形が多様化
                                                                                        電子書籍に対応した出版権整備(2013年)
     海賊版サイトによる大規模被害
                                                                                        リーチサイトへの対応審議開始(2016年)
  はるか夢の址  首謀者に対し懲役2年4ヶ月~3年6ヶ月
 2015年~2017年10月   の実刑判決と損害賠償約1億6,000万円
                                                                                            「STOP! 海賊版」キャンペーン展開、
   FreeBooks                                                                                「ABJマーク※」利用促進(2018年)
  2017年1月~5月                                                                           (のち一般社団法人ABJを設立し代表理事に当社新名が就任)

     漫画村          著作権法違反の疑いで運営グループの
                                                                                           ISPや通信業界と連携し、幅広な海賊版
2017年5月~2018年4月   メンバーを逮捕
                                                                                            サイト閲覧禁止策を検討(2019年)
    星のロミ
  2019年5月~9月                                                 2020年
                                                                                            2020年10月 リーチサイト違法化
 ベトナム発サイト         コロナでの在宅時間増加を背景として
  2020年5月~        7月以降、アクセス数が増加傾向
                                                            2021年
                                                                                        2021年1月 書籍も違法DL規制対象に

  ①海賊版被害への迅速対応                     ②社会変化に順応した著作物利用の推進                                                      ③著作権の保護
                                            ※「Authorized Books of Japan」の略で、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す商標。
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                                                                                                                       43
海賊版サイトへの対応②

重要なESG課題として海賊版対策を推進
業界全体の振興および文化の発展に寄与
                  出版業界&通信事業者による協働
                                                             海賊版サイト
    一般社団法人ABJ                                               情報共有スキーム
    (2020年4月設立)                                              タスクフォース                               協力事業者

  代表理事:                                                 一般社団法人セーファー                              フィルタリング事業者
  当社取締役副社長 COO 新名 新                                     インターネット協会                                セキュリティ事業者
  ・出版広報センター
  ・デジタルコミック協議会                         リスト • 海賊版サイトリス リスト • 各社の提供サービ
  ・日本電子書籍出版 等
                                       提供    ト共有スキーム  提供    スにリスト反映
  • 海賊版サイトの情報収集/                             全体の検討/運用       (ユーザー保護)
    判定/管理
  • ABJマークの付与/認定
                                                        リスト策定/共有を一体となって実施
  • 海賊版対策全般の啓蒙活動



出版業界・通信業界・関係省庁との連携による広範な対応・啓発を推進
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                                                                                                              44
今期の取り組み①
                トーハン系列リアル書店網で販売可能な限定版デジタル付録と
                メディアドゥNFTマーケットプレイスを年内リリース
     Legacyを    ブロックチェーンサービス第1弾 ソーシャル映像視聴サービス
     創りに行く      「GREET」について、3月にα版、11月にβ版リリース

重               その他にもブロックチェーンプロダクトを順次開発、リリース
点               FirebrandグループのPMI推進、出版ERP開発、ならびにトーハンとの
施               提携に基づく出版業界のDX推進に貢献
策               クラウド型取次システムへの移行によるコスト削減実現ならびに
    Legacyを作る   中小出版社のDX推進に向けた次世代取次システム開発
                NagisaのPMI推進、マンガアプリ「ゼロコミ」の広告投資ならびに
                コンテンツ増強によるサービス伸長

    事業拡大に向けた    日本文芸社のPMI推進、インプリント(自社出版)体制整備
      投資実行      フライヤー、アルトラエンタテインメント等の事業拡大に向けた投資




海賊版サイトの被害拡大による売上成長鈍化・競争環境激化
     一方で、事業拡大に向けた投資の好機

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                                                                                           45
今期の取り組み②

電子書籍市場の堅調な成長やM&Aに伴い売上増加
事業拡大の好機を捉えた投資実行により利益微増
  連結業績
                 2021年2月期                           2022年2月期
                                                                                                 前期との差異
                    実績                                 予想
                                                ※1
     売上高            835億円                         1,000億円                                 +165億円(+19.7%)
                   26.6億円                             30.0億円                                  +3.4億円(+12.6%)
                                                ※2
    営業利益

    経常利益           27.2億円                       ※3
                                                      28.2億円                                  +1.0億円(+3.7%)
   当期純利益           15.1億円                             16.0億円                                  +0.9億円(+5.3%)
    EBITDA         34.2億円                             40.0億円                                  +5.8億円(+16.8%)
  ※1 メディアドゥNFTマーケットプレイス事業立ち上げによる売上増加は見込んでいない
  ※2 M&Aに伴うのれん償却費の増加は、前期比+2億円と想定
  ※3 2021年2月期は投資利益等を営業外収益に計上、2022年2月期は㈱MyAnimeListの持分法適用会社化(2021年5月
     予定)に伴う持分法投資損失などを織り込み
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                                                                                                               46
 今期の取り組み③

           足元の急激な環境変化を捉え
         DCAの実現や出版 DX の推進を急ぐ
連結EBITDA
              計+17.1億円
                                    51.3億円
                         M&Aによる
                          増加分                              新システム
                  コスト削減
                   効果発現 +2.2億円
                                                           開発投資等
                                                                   Nagisa                                               40.0億円
                                                           ▲3.5億円 広告等投資                           ブロック
                  +3.0億円                                                                          チェーン    子会社
                                                                                                                その他
                                                                  ▲3.5億円                                 投資継続
34.2億円                                                                                            関連投資         体制強化等
                                                                                                 ▲2.1億円 ▲1.4億円
                                                                                                               ▲0.8億円
          粗利益
          増加分
        +11.9億円                                                           事業拡大の好機を捉えた投資
                                                                                              11.3億円

2021年                               投資をせず                                                                               2022年
 2月期                                短期利益を                                                                                2月期
 通期                                優先する場合                                                                                計画
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                                                                                                                            47
今期の取り組み④

 クラウド型取次システムへの移行完了
 コスト削減効果発現+新機能開発を推進
                     クラウド型取次システム
                Phase 1                                                            Phase 2
           システム統合によるコスト削減                                               新機能追加による利便性向上
オンプレミス型
旧取次システム    2020年6月移管完了              2021年3月旧システム完全停止



                      コスト削減 2022年2月期 3.0億円
                            2021年2月旧システム完全停止
メディアドゥ                ※業務委託費+インフラ費用、前期は1.5億円削減

          統合
出版デジタル
  機構                                                        新機能追加開発
                                         機能追加によりさらなる利便性向上を目指す




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                                                                                             48
今期の取り組み⑤

    出版社の DX 推進に貢献すべく
     次世代システムの開発に着手
                           次世代出版 DX システム
                  Phase 3                                                                 Phase 4
          社内DXを目的とした次世代システム構築                                                             出版ERPと融合

      徐々に既存システムをリプレイス


            これから誕生する新たな事業モデルや
  クラウド型     コンテンツにも柔軟に対応
 取次システム
            自動化による業務効率のさらなる改善
            電子書籍業界における基盤データベースに


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                                                                                                     49
今期の取り組み⑥

      3月リリースの業界向けα版は好評価を獲得
       11月予定の一般公開に向け順調に進捗
    映像を同時視聴しながら会話ができるという目新しさ/過去の映像作品の新たな価値創造に繋がる可能性



                                                                                                   上映会の開催
    膨大なコンテンツ                                                           映像作品・売上
                                                                                                        Organizer
                                                                                                        (上映会主催者)
                       映像作品
                                                                                                           著名人/
                                                                                               一般ユーザー
                                                                                                         インフルエンサー
                           売上

                                                                                                          Audience
 Artist(コンテンツ権利者)                                                                                         (視聴者)
                                                                               チケット代


過去の映像作品に新たな価値をもたらす流通モデルへの挑戦
①オンラインでの共同視聴              ②新たなマネタイズ手法の構築                                                   ③ファンマーケティングへの利活用
音楽・アニメなどの映像作品を好きな仲間       熱狂的なファンが過去の映像作品に新たな                                              視聴などのユーザーの行動履歴を永続的に記録・
と、オンライン上映会を楽しめる           価値をもたらし、収益を生み出す                                                  分析し、マーケティング活動を支援する

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                                                                                                                     50
今期の取り組み⑦

  着実なシナジーによる実績を元に
  今期は成長に向けた基盤整備を図る
     今期の取り組み
                                                                              大手出版社からフリーミアムモデルでの掲載
 MDグループ参画による大きなシナジー                                                           許諾獲得
                                                             1Q
・コンテンツの拡充                                                       に             2021年3月にフルリニューアルを完了
大手出版社との取引拡大(連載、単行本)                                               お           ・UI/UXの一新によるユーザー体験の向上
                                                                    け         ・メディアドゥのシステムとの連携による単行本の販売開始
・コンテンツの運用                                                             る
                                                                        実
大手出版社作品を加えたキャンペーン運用                                                       績
                                                                                   にて大手出版2社作品の配信開始

      Nagisaの強み                                                                              シナジー効果が
                                                                                                発現
・効果的かつ効率的なマーケティング                                                    今
                                                                     後
・アプリの機能拡張                                                            の
                                                                     展         拡充したコンテンツを利用し、積極的か
無料お試し版などのキャンペーン機能の実装                                                 望         つ最適な広告投資と機能拡張
webtoon(縦読み)対応
予約購入、新刊カレンダーなど
                                                                              ユーザー拡大               LTV増大
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                                                                                                            51
売上高推移
                                                                                                                                                                               100,000
                                                                                                                                                                                (予想)
      当社沿革
      1994年:代表取締役社長CEO藤田が大学在籍時に創業
      1996年:名古屋市に有限会社フジテクノを設立
                                                                                                                                                                             83,540
      1999年:名古屋市中村区名駅に株式会社メディアドゥを設立(その後、2社が合併)
      2006年:電子書籍事業スタート
      2013年:東証マザーズに上場                                                                                                                                                          4Q
                                                                                                                                                                             21,533

      2014年:名古屋から東京へ本社移転                                                                                                                                            65,860

      2016年:東証第1部に市場変更
      2017年:株式会社出版デジタル機構を完全子会社化
            持株会社体制へ移行し、社名をメディアドゥホールディングスに変更                                                                                                                    50,568          3Q
                                                                                                                                                                             20,272
            新たに事業子会社として株式会社メディアドゥを設立
      2019年:株式会社出版デジタル機構と株式会社メディアドゥが合併                                                                                                                    37,213
           (合併後の社名は株式会社メディアドゥ)
      2020年:株式会社メディアドゥホールディングスが株式会社メディアドゥを吸収合併                                                                                                                                 2Q
                                                                                                                                                                             21,441
           (合併後の社名は株式会社メディアドゥ)

                                                                                                                                                     15,532
                                                                                                                                                                                    1Q
                                                                                                                                                11,242                            28,408
                                                                                                                                                                               1Q
                                                                                                                                        8,074                                20,292
                                                                                                                                5,544
                                                                                                3,602 4,086
                  1,415   617   2,141 1,880                                   1,962 2,659 3,000
            812                                977    319     810 1,210 1,831
197   139          411 1,676
                  2000/2 2001/2 2002/2 2003/2 2004/2 2005/2 2006/2 2007/2 2008/2 2009/2 2010/2 2011/2 2012/2 2013/2 2014/2 2015/2 2016/2 2017/2 2018/2 2019/2 2020/2 2021/2 2022/2
                  (1999) (2000) (2001) (2002) (2003) (2004) (2005) (2006) (2007) (2008) (2009) (2010) (2011) (2012) (2013) (2014) (2015) (2016) (2017) (2018) (2019) (2020) (2021)

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上場以来の当社株価・出来高推移
 (円)                                                                                                                                (千株)
              株価(左軸)        出来高(右軸)
9,000                                                                                                                               9,000
                                                                                                      2020年10月21日
                                                                                                      上場来高値 9,090円
8,000                                                                                                                               8,000


7,000                                                                                                                               7,000


6,000                                                                                                                               6,000


5,000                                                                                                                               5,000


4,000        上場時公募価格 3,300円                                                                                                         4,000

                                                                                                                       2021年7月14日
3,000                           2017年2月28日                                                                              終値 4,660円   3,000
                                出版デジタル機構
                                 子会社化発表
2,000                                                                                                                               2,000


1,000                                                                                                                               1,000
                   2016年2月23日
                    東証一部指定
   0                                                                                                                                0
 2013年11月      2014年11月     2015年11月          2016年11月                2017年11月                 2018年11月     2019年11月   2020年11月
        ※ 2014年3月1日、2014年12月1日の株式分割(2分割)にともなう調整後株価を記載。

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上場以来の当社時価総額推移
                                                                                                              2020年10月20日終値ベース
                                                                                                                    1,290億円


1,200億円
    1.2E+11




1,000億円
     1E+11


                                                                                                           2021年7月14日終値ベース
                                                                                                                 739億円
 800億円
    8E+10




 600億円
    6E+10




 400億円
    4E+10




 200億円
    2E+10




         0
    2013年 2014年
     2013年11月21日           2015年
                 2014年11月21日            2016年
                              2015年11月21日            2017年
                                           2016年11月21日            2018年
                                                        2017年11月21日            2019年
                                                                     2018年11月21日            2020年 2021年
                                                                                  2019年11月21日  2020年11月21日

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会社概要

商               号   :株式会社メディアドゥ(MEDIA DO Co., Ltd.)

設               立   :1999年4月

資       本       金   :5,883百万円(2021年5月末日現在)

上   場   取   引   所   :東京証券取引所 市場第一部
証   券   コ   ー   ド   :3678

役               員   :代表取締役        藤田 恭嗣                     執行役員           花村      佳代子
                     取締役          新名 新                      執行役員           塚本      進
                     取締役          鈴木 克征                     執行役員           泉       純一郎
                     取締役          溝口 敦                      執行役員           山田      亮
                     社外取締役        榎  啓一                     執行役員           千原      陽一
                                                                                                                ジャイブ株式会社
                     社外取締役        金丸 絢子                     執行役員           苅田      明史
                     常勤監査役        大和田 和惠                    執行役員           鈴村      元
                                                                                                                             株式会社
                     社外監査役        森藤 利明
                                                                                                                           出版デジタル機構
                     社外監査役        椎名 毅

本      社            :東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル5F(竹橋)
徳島木頭オフィス            :徳島県那賀郡那賀町木頭和無田字イワツシ5-23

子   会       社   等   :(国内)株式会社メディアドゥテック徳島、アルトラエンタテインメント株式会社、株式会社Jコミックテラス、
                         株式会社出版デジタル機構、株式会社フライヤー、株式会社マンガ新聞、ジャイブ株式会社、
                         株式会社Nagisa、株式会社日本文芸社
                     (海外)Media Do International, Inc.、Quality Solutions, Inc.(Firebrand Technologies)、NetGalley, LLC

関   連       会   社   :株式会社MyAnimeList、LINE Book Distribution株式会社、株式会社エーアイスクエア、テック情報株式会社



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経営陣紹介(社内取締役)

        藤田 恭嗣                                                                           新名 新
        代表取締役社長 CEO                                                                     取締役副社長 COO
        1994年 大学在籍時に創業。その後1996年に                                                        1980年 (株)中央公論社(現(株)中央公論新
        (有)フジテクノ(2001年11月当社に吸収合併)                                                       社)に入社。1996年 (株)角川書店(現(株)
        を設立したのち、1999年に当社設立。創業時より                                                        KADOKAWA)に入社し、2003年 同社書籍事業部
        様々な事業を手掛け、2006年より電子書籍流通事                                                        部長に就任。2007年より同社常務取締役、2008
        業を開始。2013年 東証マザーズ上場、2016年東                                                      年より(株)角川エディトリアル 代表取締役、
        証一部へ市場変更。CEOとして、当社の経営戦略、                                                        2012年より(株)ブックウォーカー取締役などを
        特に新たな企業価値の柱の創造を担う。                                                              歴任。2013年に一般財団法人角川文化振興財団の
        また、2020年には起業家支援を目的とした一般社                                                        事務局長に就任。2014年より(株)出版デジタル
        団法人徳島イノベーションベースを設立し、代表                                                          機構(2019年3月に(株)メディアドゥに社名変
        理事に就任。起業家組織EO Tokyo 第24期会長を                                                     更)の代表取締役社長に就任。2018年より当社取
        務めるなど、起業家としての社会貢献にも取り組                                                          締役副社長 COOに就任。2020年より海賊版対策
        む傍ら、地元である徳島県木頭村(現・那賀町)                                                          の業界団体である一般社団法人ABJ代表理事に就任。
        にて、2013年より地方創生事業にも精力的に取り                                                        長年の文芸編集者としての経験と、四半世紀にわ
        組む。                                                                             たり電子出版に携わってきた豊富な経験を活かし、
                                                                                        今後もCOOとして出版業界と最前線で向き合い、
                                                                                        当社主力の電子書籍流通事業の全体統括や出版支
                                                                                        援事業を担う。



        鈴木 克征                                                                           溝口 敦
        取締役 CAO                                                                         取締役 CBDO
        1986年 高橋会計事務所に入所。(株)レッドホッ                                                       2000年 (株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(現
        トカンパニー、朝日インテック(株)、(株)                                                           (株)NTTドコモ)に入社。iモードベースの「着
        ワールドブライダルを経て2007年 当社に入社。                                                        うた」立ち上げなどのコンテンツ事業に携わる。
        2008年 執行役員 経営管理部長に就任。2015年                                                      2008年 当社に入社。2010年 執行役員 営業本部
        執行役員 管理本部長、2016年 取締役 管理本部長                                                      長、2016年 取締役 事業開発本部長、2017年 取
        を歴任。2020年6月より、管理部門・財務経理を                                                        締役 グループCOOなどを歴任。2019年より当社
        統括すべく取締役 CAOに就任。                                                                グループ MyAnimeList, LLC.の代表取締役に就任。
        当社に入社以来一貫して管理部門全体を管轄して                                                          2020年6月より、新規事業およびアライアンスの
        おり、引き続きCAOとして当社の根幹となる経理                                                         統括として取締役 CBDOに就任。
        計数管理を一挙に担う。                                                                     CBDOとして、これまでに当社の主軸となる電子書
                                                                                        籍流通事業や、電子図書館、新規事業などに従事
                                                                                        した幅広い経験、モバイル通信やITに関する知見
                                                                                        を活かし、取扱いコンテンツの領域拡大や、国内
                                                                                        外の新規市場開拓を担う。




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                                                                                                  山田 亮
経営陣紹介(執行役員)                                                                                       執行役員 CFO
                                                                                                  1998年 日本電気(株)に入社し、経営企画、事業開発等に従事。2010年 楽
                                                                                                  天(株)に入社し事業開発業務に従事したのち、2017年に同社事業開発部長とし
                                                                                                  て同社グループのM&Aを統括。2018年 当社に入社し、経営企画室担当部長、
   花村 佳代子                                                                                         経営管理部長を歴任。2019年 執行役員 財務経理部長に就任。2020年6月より、
   執行役員 CEDO(Chief Ebook Distribution Officer)                                                    財務戦略、資金調達などを担うべく執行役員 CFOに就任。
                                                                                                  CFOとして、これまで長く事業開発業務に従事してきた経験を活かし、当社グ
   2000年 (株)フォーサイドに入社。一貫してコンテンツ事業に従事し、2003
                                                                                                  ループの多角的かつ非連続な成長を支えるべく、ファイナンスやM&A、PMIな
   年より部長、2007年より執行役員、2010年より取締役を歴任。2015年 当社
                                                                                                  どを担う。
   に入社し、ライセンスビジネス部部長や電子書籍事業本部本部長、執行役員を
   歴任し電子書籍事業全般に従事。2020年6月より、当社の主軸である電子書籍
   流通事業のなかで取次事業を中心に管轄するべく執行役員 CEDOに就任。
   CEDOとして、これまで長きに渡りコンテンツ事業に従事してきた経験を活か                                                           千原 陽一
   し、出版社・書店のニーズを把握しながら電子書籍流通事業全体の企画立案か
                                                                                                  執行役員 CHRO
   ら運用管理までの一連のオペレーション体制構築を担う。
                                                                                                  1981年 日本電気(株)に入社。1998年 日電(中国)有限公司にて人力資源
                                                                                                  部長、2003年 NEC液晶テクノロジー(株)(現Tianma Japan(株))にて
                                                                                                  人事総務部長、2012年 日本電気(株)にて人事部長、2014年 NEC企業年金
                                                                                                  基金 常務理事を歴任。2019年 当社に入社し人事部長に就任。2020年6月より、
   塚本 進                                                                                           人事、総務、法務・コーポレートガバナンス部門の統括を担うべく執行役員
                                                                                                  CHROに就任。
   執行役員 CPSO(Chief Publication Solutions Officer)
                                                                                                  CHROとして、多様化する価値観・ワークスタイルに対応した組織設計を進め、
   1980年 (株)トーハンに入社。雑誌仕入10年、海外事業8年、台灣東販総経                                                         従業員満足度と業務生産性の向上の両面を担う。
   理を4年半務める。1998年 (株)角川書店(現(株)KADOKAWA)に入社。台
   湾角川を設立し総経理を勤め、その後香港、広州、タイ、マレーシア、北米の
   拠点の立ち上げに従事。2012年 (株)KADOKAWA 取締役海外事業部長に就
   任。2015年 Japan Manga Alliance設立に参与、取締役に就任。2017年 同社
                                                                                                  苅田 明史
   常務執行役員、2019年 同社顧問を歴任。2020年6月より、主に国際事業部、                                                        執行役員 CSO
   PUBRID事業部を管轄するべく当社執行役員CPSOに就任。                                                                 2008年 UBS 証券会社投資銀行本部(現UBS証券(株)投資銀行本部)に入社
   CPSOとして、出版流通および海外ビジネスの豊富な経験を活かし、資本や業                                                           し、M&Aアドバイザリーや資金調達等の助言を実施。2009年 フロンティア・
   務の提携などを通じた積極的な海外市場開拓とIPO創造を担う。                                                                 マネジメント(株)に入社し、事業再生や経営支援の経営計画の策定・実行支
                                                                                                  援に従事。2013年 (株)フライヤーを共同設立し取締役CFOに就任。2016年
                                                                                                  同社が当社グループに参画。2018年、当社に入社し、2019年 経営企画室長に
                                                                                                  就任。2020年6月より、経営戦略立案、IRを担うべく執行役員 CSOに就任。
   泉 純一郎                                                                                          CSOとして、豊富な金融知識、コンサルティングスキルと、自身が起業した経
   執行役員 CTO                                                                                       験を活かし、コーポレート戦略の立案や様々なステークホルダーとの調整を担
   2007年 (株)ワークスアプリケーションズに入社し、ERPパッケージソフト                                                         う。著書複数。
   の開発に従事。2015年に(株)リクルートテクノロジーズに入社しリクナビ
   の開発プロジェクトに参画。2016年に(株)ワークスアプリケーションズに                                                           鈴村 元
   再度入社しSaaS型のERPシステムの立ち上げに従事。2018年 当社に入社し、
   技術本部・新規サービス開発部部長としてクラウドの導入や新配信システムの                                                            執行役員 CIO(Chief Integration Officer)
   開発に従事。2020年6月より、ビジネス戦略を進めるための新製品の開発や既                                                          2006年 (株)三井住友銀行に入行し、法人営業、総務コンプライアンス業務
   存製品の強化を担うべく執行役員 CTOに就任。                                                                        を担当。2009年 企業再生ファンドに入社し、地方商業施設などの事業再生投
   CTOとして、テクノロジーを活用して、電子書籍にとどまらず、出版業界全体                                                           資、PMIなどを手掛ける。2014年 (株)リヴァンプに入社し、2016年より同
   に貢献するシステムの開発・展開を担う。                                                                            社CFOに就任。グループ全体の経営管理全般の統括・上場準備推進などに従事。
                                                                                                  2019年 当社に入社し、社長室長として戦略、広報、地方創生、全社横断業務
                                                                                                  改革などを統括。2021年6月より部門間連携や全社統合業務を担うべく執行役
                                                                                                  員 CIOに就任。
                                                                                                  CIOとして、事業部門・管理部門、経営・実務、親会社・子会社などの幅広い
                                                                                                  立場での経験を活かし、全社横断での業務改革などを担う。

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将来見通しに関する注意事項と会計監査について
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を
招き得る不確実性を含んでおります。


それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な
経済状況が含まれます。今後、新し