3676 デジハHD 2021-11-09 16:00:00
2022年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月9日
上場会社名 株式会社デジタルハーツホールディングス 上場取引所 東
コード番号 3676 URL https://www.digitalhearts-hd.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 CEO (氏名)二宮 康真
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長 CFO (氏名)筑紫 敏矢 (TEL) 03(3373)0081
四半期報告書提出予定日 2021年11月10日 配当支払開始予定日 2021年12月6日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家及びアナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 13,498 28.2 1,370 159.7 1,431 151.0 917 157.9
2021年3月期第2四半期 10,531 3.0 527 1.8 570 11.1 355 28.1
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 1,012百万円 (213.0%) 2021年3月期第2四半期 323百万円 (22.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 42.45 -
2021年3月期第2四半期 16.50 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 16,026 7,195 40.6
2021年3月期 14,338 6,314 39.7
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 6,501百万円 2021年3月期 5,691百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 7.00 - 7.00 14.00
2022年3月期 - 7.50
2022年3月期(予想) - 7.50 15.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 28,420 25.4 2,100 10.0 2,100 6.3 1,400 43.7 64.77
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規1社 (社名)株式会社アイデンティティー 除外-社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、四半期決算短信(添付資料)の12ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務
諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 23,890,800株 2021年3月期 23,890,800株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 2,259,952株 2021年3月期 2,277,431株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 21,618,054株 2021年3月期2Q 21,552,756株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)の5ペー
ジ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
・当社は、2021年11月10日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。この説明会で使用す
る決算説明資料については、四半期決算短信開示後速やかにTDnet及び当社ホームページに掲載致します。
株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
- 1 -
株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
2021年3月期 2022年3月期
増減率
第2四半期 第2四半期
(%)
(千円) (千円)
売上高 10,531,202 13,498,983 28.2
営業利益 527,590 1,370,201 159.7
経常利益 570,358 1,431,322 151.0
親会社株主に帰属する四半期純利益 355,791 917,581 157.9
当社グループを取り巻くデジタル関連市場においては、IoT(Internet of Things)の進展やDX(デジタルトランス
フォーメーション)の加速等を背景に、コンテンツやサービスの多様化が急速に進んでおります。その一方、各企
業においては、その開発及び運用を支えるIT人材が慢性的に不足していることから、ソフトウェアの開発、テス
ト、保守・運用、セキュリティ等の支援サービスを提供している当社グループの収益機会は、今後も引き続き拡大
するものと見込んでおります。
このような状況のもと、当社グループでは、注力事業と位置付けるエンタープライズ事業において、これまで構
築してきた人材・技術・顧客基盤をより強固なものへと進化させることで、引き続き高い成長を目指しておりま
す。当第2四半期連結累計期間においては、継続案件や大型案件の獲得に向け、提案型の営業ができる人材の育成や
新しい営業体制の構築に努めて参りました。また、引き続き社内エンジニアの採用・育成に注力するとともに、ベ
トナム拠点の自動化エンジニアやM&Aにより2021年6月に子会社化した株式会社アイデンティティーが有するフリー
ランスエンジニアのグループ活用に向けた取り組みを推進致しました。
一方、主力のエンターテインメント事業では、国内デバッグサービスにおいて、テストセンターであるLab.の業
務効率化やコスト構造の見直しを強化することで、収益性の改善を図って参りました。また、新たな成長の柱と位
置付けるグローバルサービスにおいては、M&Aにより子会社化したDIGITAL HEARTS CROSS Marketing and Solutions
Limited(旧:Metaps Entertainment Limited)とのシナジーの早期発現に向けグループ連携を強化して参りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、エンタープライズ事業・エンターテインメント事業ともに高い
成長を達成するとともに、M&Aの効果もあり、13,498,983千円(前年同四半期比28.2%増)となりました。また、利益
面においても、エンタープライズ事業において利益体質への転換が図れたことに加え、エンターテインメント事業
の収益性改善に向けた取り組みの効果が発現したこと等から、営業利益は1,370,201千円(前年同四半期比159.7%
増)、経常利益は1,431,322千円(前年同四半期比151.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は917,581千円(前
年同四半期比157.9%増)と大幅な増益を達成致しました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
2021年3月期 2022年3月期
増減率
第2四半期 第2四半期
(%)
(千円) (千円)
売上高 10,531,202 13,498,983 28.2
エンタープライズ事業 3,064,536 4,863,034 58.7
エンターテインメント事業 7,466,666 8,635,948 15.7
調整額 - - -
営業利益又は営業損失 527,590 1,370,201 159.7
エンタープライズ事業 △28,845 232,816 -
エンターテインメント事業 1,217,192 1,906,295 56.6
調整額 △660,756 △768,910 -
なお、各セグメントの売上高については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しており、セグメ
ント利益又は損失は営業利益ベースとなっております。
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株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
① エンタープライズ事業
当セグメントでは、主に、エンタープライズシステムの不具合を検出するシステムテストサービス、システム
の受託開発や保守・運用、セキュリティ検査・監視の提供を行うITサービス・セキュリティサービスを提供して
おります。
エンタープライズ事業におけるサービス別の売上高は以下のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告するサービス区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比
較・分析は、変更後の区分に基づいて実施しております。
2021年3月期 2022年3月期
増減率
第2四半期 第2四半期
(%)
(千円) (千円)
システムテスト 1,565,469 2,162,409 38.1
ITサービス・セキュリティ 1,499,066 2,700,625 80.2
エンタープライズ事業 合計 3,064,536 4,863,034 58.7
(ⅰ)システムテスト
システムテストサービスでは、主に、エンタープライズシステムの不具合を検出するサービスを提供して
おります。
当第2四半期連結累計期間においては、近年増加するテスト自動化需要の獲得に向け、米国子会社の
LOGIGEAR CORPORATIONやアライアンスパートナー各社が有する自動化ツールを活用した提案営業を積極的に
展開致しました。また、自動化の提案をフックに、従来当社グループが得意とするマニュアルテストや脆弱
性診断といった品質向上に関する多様なサービスを顧客ニーズに合わせ柔軟に提案することで、新規顧客開
拓及び既存顧客との取引拡大を実現致しました。さらに、事業拡大に必要不可欠なエンジニアに対する継続
的な投資を行うとともに、グループ連携を強化することで、ベトナム拠点のエンジニアやフリーランスエン
ジニア等の活用本格化に向けた取り組みを推進致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のシステムテストサービスの売上高は、2,162,409千円(前年同四半期
比38.1%増)となりました。
(ⅱ)ITサービス・セキュリティ
ITサービス・セキュリティサービスでは、システムの受託開発や保守・運用支援サービス、セキュリティ
監視・検査サービス等を提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、システムの受託開発、保守・運用、セキュリティサービスすべてにおいて2
桁増収を達成致しました。特にセキュリティサービスでは、リモートワークの拡大や東京2020オリンピッ
ク・パラリンピックの開催等を背景にセキュリティ検査・監視の需要が増加したこと等から、前年同四半期
比約2倍の成長を実現致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のITサービス・セキュリティサービスの売上高は、当期実施したM&A
の効果もあり、2,700,625千円(前年同四半期比80.2%増)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエンタープライズ事業の売上高は、4,863,034千円(前年同四半期比
58.7%増)と大幅な増収を達成したほか、セグメント利益は232,816千円(前年同四半期は28,845千円のセグメン
ト損失)と安定的に利益を創出し、前期の赤字から黒字化を実現致しました。
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② エンターテインメント事業
当セグメントでは、主に、コンソールゲーム、モバイルゲーム、パチンコ・パチスロ等の不具合を検出する国
内デバッグサービス、ゲームの翻訳・LQA(※)や2D/3Dグラフィック制作、マーケティング支援等を行うグロー
バル及びその他サービスを提供しております。
※Linguistic Quality Assuranceの略で、翻訳されたテキストや構成の品質を確認すること。
エンターテインメント事業におけるサービス別の売上高は以下のとおりであります。
2021年3月期 2022年3月期
増減率
第2四半期 第2四半期
(%)
(千円) (千円)
国内デバッグ 5,528,704 5,961,729 7.8
グローバル及びその他 1,937,961 2,674,218 38.0
エンターテインメント事業 合計 7,466,666 8,635,948 15.7
(ⅰ)国内デバッグ
国内デバッグサービスでは、主に、国内のコンソールゲーム、モバイルゲーム、パチンコ・パチスロ等を
対象に、ソフトウェアの不具合をユーザー目線で検出し顧客企業に報告するサービスを提供しております。
当第2四半期連結累計期間は、巣ごもり需要の増加等を背景に、コンソールゲーム市場を中心に新規タイト
ルの開発が活発化致しました。当社グループでは、このような市場環境のもと、積極的な営業活動やサービ
ス品質の向上・改善に向けた継続的な取り組みを推進することで、当期発売予定の新規大型タイトル案件を
多数獲得致しました。また、テストセンターであるLab.の業務改革やコスト構造の見直し等を強化すること
で、収益性の改善を図って参りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の国内デバッグサービスの売上高は、5,961,729千円(前年同四半期比
7.8%増)となりました。
(ⅱ)グローバル及びその他
グローバル及びその他サービスでは、ゲームタイトルを海外展開する際に必要な翻訳・LQAやマーケティン
グ支援等を行うグローバルサービスのほか、ゲームの受託開発・2D/3Dグラフィック制作を行うクリエイティ
ブサービス、総合ゲーム情報サイト「4Gamer.net」の運営等を行うメディアサービスを主に提供しておりま
す。
当第2四半期連結累計期間は、グローバル・クリエイティブ・メディアすべてのサービスで2桁増収を達成
致しました。特にグローバルサービスにおいては、2021年3月に連結子会社化したDIGITAL HEARTS CROSS
Marketing and Solutions Limited (旧:Metaps Entertainment Limited)の業績が第2四半期会計期間より連
結開始されたほか、顧客基盤の共有といったグループ連携を開始したことにより、グローバルサービス全体
での新規案件が増加致しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間のグローバル及びその他サービスの売上高は、2,674,218千円(前年同
四半期比38.0%増)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエンターテインメント事業の売上高は、8,635,948千円(前年同四
半期比15.7%増)、セグメント利益は1,906,295千円(前年同四半期比56.6%増)と増収増益を達成致しまし
た。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
流動資産の残高は9,848,722千円となり、前連結会計年度末における流動資産9,744,997千円に対し、103,725千円
の増加(前期比1.1%増)となりました。
これは、主として受取手形、売掛金及び契約資産が225,390千円及び有価証券が122,076千円減少したものの、現
金及び預金が359,185千円増加したことによるものであります。
固定資産の残高は6,178,106千円となり、前連結会計年度末における固定資産4,593,794千円に対し、1,584,311千
円の増加(前期比34.5%増)となりました。
これは、主として、のれんが1,574,241千円増加したことによるものであります。
(負債)
流動負債の残高は8,775,184千円となり、前連結会計年度末における流動負債7,904,503千円に対し、870,681千円
の増加(前期比11.0%増)となりました。
これは、主として短期借入金が677,814千円増加したことによるものであります。
固定負債の残高は55,682千円となり、前連結会計年度末における固定負債119,536千円に対し、63,854千円の減少
(前期比53.4%減)となりました。
これは、主として長期借入金が63,893千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の残高は7,195,963千円となり、前連結会計年度末における純資産6,314,752千円に対し、881,210千円の増加
(前期比14.0%増)となりました。
これは、主として親会社株主に帰属する四半期純利益917,581千円によるものであります。
(キャッシュ・フローの状況の分析)
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、5,400,582千円とな
り、前年同四半期末における資金3,447,332千円に対し、1,953,250千円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,703,321千円(前年同四半期は101,381千円の収入)となりました。
これは、主として税金等調整前四半期純利益1,466,783千円等の資金増加項目が、法人税等の支払額388,216千
円等の資金減少項目を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は1,682,395千円(前年同四半期は261,907千円の支出)となりました。
これは、主として有形固定資産の取得による支出97,234千円、無形固定資産の取得による支出65,793千円、連
結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,451,664千円及び事業譲受による支出62,720千円等の資金減
少項目によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は316,466千円(前年同四半期は90,255千円の支出)となりました。
これは、主として短期借入金の増減額633,819千円等の資金増加項目が、長期借入金の返済による支出168,393
千円等の資金減少項目を上回ったことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第2四半期連結累計期間におきましては、概ね計画どおり推移しており、現時点において2021年5月11日付けで
「2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」にて公表しました業績予想からの変更はございません。
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株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,076,396 5,435,582
受取手形及び売掛金 4,097,817 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 3,872,426
有価証券 155,250 33,174
棚卸資産 44,143 50,670
未収還付法人税等 2,478 47,161
その他 430,074 478,618
貸倒引当金 △61,162 △68,910
流動資産合計 9,744,997 9,848,722
固定資産
有形固定資産 598,606 623,969
無形固定資産
のれん 2,467,888 4,042,129
その他 202,830 202,565
無形固定資産合計 2,670,718 4,244,694
投資その他の資産
投資有価証券 191,529 198,760
その他 1,142,587 1,118,862
貸倒引当金 △9,648 △8,181
投資その他の資産合計 1,324,469 1,309,442
固定資産合計 4,593,794 6,178,106
資産合計 14,338,792 16,026,829
負債の部
流動負債
短期借入金 4,728,935 5,406,750
未払費用 950,828 1,089,407
未払法人税等 453,655 518,125
賞与引当金 53,893 94,087
役員賞与引当金 - 12,650
その他 1,717,190 1,654,164
流動負債合計 7,904,503 8,775,184
固定負債
長期借入金 63,893 -
退職給付に係る負債 41,923 41,002
その他 13,719 14,679
固定負債合計 119,536 55,682
負債合計 8,024,039 8,830,866
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 300,686 300,686
資本剰余金 331,509 338,190
利益剰余金 7,575,673 8,342,718
自己株式 △2,565,164 △2,545,501
株主資本合計 5,642,705 6,436,094
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 581 587
為替換算調整勘定 47,983 64,604
その他の包括利益累計額合計 48,564 65,191
新株予約権 13,363 -
非支配株主持分 610,119 694,677
純資産合計 6,314,752 7,195,963
負債純資産合計 14,338,792 16,026,829
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月 1日 (自 2021年4月 1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 10,531,202 13,498,983
売上原価 7,820,987 9,562,111
売上総利益 2,710,214 3,936,871
販売費及び一般管理費 2,182,624 2,566,669
営業利益 527,590 1,370,201
営業外収益
受取利息 1,363 1,243
為替差益 - 8,924
投資事業組合運用益 - 12,321
助成金収入 32,232 41,125
持分法による投資利益 306 -
その他 14,522 5,947
営業外収益合計 48,424 69,561
営業外費用
支払利息 2,800 4,809
持分法による投資損失 - 2,685
為替差損 2,091 -
支払手数料 189 82
その他 575 863
営業外費用合計 5,657 8,441
経常利益 570,358 1,431,322
特別利益
助成金収入 19,096 -
債務免除益 - 66,479
新株予約権戻入益 - 13,363
特別利益合計 19,096 79,843
特別損失
固定資産除却損 - 29,868
事務所移転費用 41,763 12,059
本社移転費用 - 2,454
感染症に関する費用 53,247 -
特別損失合計 95,010 44,382
税金等調整前四半期純利益 494,444 1,466,783
法人税、住民税及び事業税 173,061 425,882
法人税等調整額 △12,688 45,387
法人税等合計 160,372 471,269
四半期純利益 334,071 995,513
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△21,720 77,931
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 355,791 917,581
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株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月 1日 (自 2021年4月 1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 334,071 995,513
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 162 5
為替換算調整勘定 △10,846 16,621
その他の包括利益合計 △10,684 16,626
四半期包括利益 323,387 1,012,140
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 351,348 950,521
非支配株主に係る四半期包括利益 △27,961 61,618
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株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月 1日 (自 2021年4月 1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 494,444 1,466,783
減価償却費 82,604 100,397
のれん償却額 102,445 161,627
貸倒引当金の増減額(△は減少) 5,857 6,280
賞与引当金の増減額(△は減少) 32,078 40,194
役員賞与引当金の増減額(△は減少) - 12,650
受取利息及び受取配当金 △1,363 △1,243
事務所移転費用 41,763 12,059
本社移転費用 - 2,454
株式報酬費用 53,314 24,948
支払利息 2,800 4,809
為替差損益(△は益) 2,091 △8,924
持分法による投資損益(△は益) △306 2,685
投資事業組合運用損益(△は益) - △12,321
債務免除益 - △66,479
新株予約権戻入益 - △13,363
固定資産除却損 - 29,868
売上債権の増減額(△は増加) △116,270 619,424
棚卸資産の増減額(△は増加) △3,482 △6,461
未払金の増減額(△は減少) △40,338 △187,241
助成金収入 - △41,125
感染症に関する費用 53,247 -
未払費用の増減額(△は減少) △42,398 △147,519
未払消費税等の増減額(△は減少) △168,194 △83,993
その他の流動資産の増減額(△は増加) △113,344 83,734
その他の流動負債の増減額(△は減少) △65,822 25,717
その他の固定資産の増減額(△は増加) 3,145 15,710
その他 △4,745 12,365
小計 317,525 2,053,039
利息及び配当金の受取額 △342 227
利息の支払額 △2,689 △5,334
法人税等の支払額 △364,467 △388,216
法人税等の還付額 214,140 2,478
事務所移転費用の支払額 △9,536 -
助成金の受取額 - 41,125
感染症に関する費用の支払額 △53,247 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 101,381 1,703,321
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △14,376 △97,234
無形固定資産の取得による支出 △110,430 △65,793
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △1,451,664
支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- 60,406
収入
子会社株式の条件付取得対価の支払額 - △46,860
事業譲受による支出 △66,323 △62,720
投資有価証券の売却による収入 - 105
投資事業組合からの分配による収入 - 12,000
敷金及び保証金の差入による支出 △24,390 △25,934
敷金及び保証金の回収による収入 - 13,311
資産除去債務の履行による支出 △44,198 -
短期貸付金の増減額(△は増加) - △8,013
長期貸付けによる支出 - △10,000
その他 △2,188 -
投資活動によるキャッシュ・フロー △261,907 △1,682,395
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株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月 1日 (自 2021年4月 1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) 51,266 633,819
配当金の支払額 △150,710 △128,574
長期借入れによる収入 66,510 -
長期借入金の返済による支出 △46,384 △168,393
非支配株主への配当金の支払額 △10,017 △20,034
自己株式の取得による支出 △42 △51
リース債務の返済による支出 △878 △299
財務活動によるキャッシュ・フロー △90,255 316,466
現金及び現金同等物に係る換算差額 △2,213 21,793
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △252,995 359,185
現金及び現金同等物の期首残高 3,704,104 5,041,396
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △3,776 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,447,332 5,400,582
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株式会社デジタルハーツホールディングス(3676) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
これにより、履行義務が一定の期間にわたる受託契約について、従来、受託業務完了時点で収益を認識しており
ましたが、期間がごく短い受託契約を除き、履行義務を充足するにつれて、収益を認識する方法に変更しておりま
す。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識
会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんど
すべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第86項
また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更について、すべ
ての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期連結会計期間の期
首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の損益及び利益剰余金の当期首残高に与える影響は軽微であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示すること
といたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新
たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第
12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約
から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会
計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計
方針を、将来にわたって適用しております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。
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