3675 クロスマーケティング 2019-08-14 15:30:00
特別損失(のれんの減損損失)の計上及び2019年12月期第2四半期業績予想と実績値の差異、2019年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年8月 14 日
各 位
東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 3 丁 目 2 0 番 2 号
株式会社クロス・マーケティンググループ
代表取締役社長兼 CEO 五 十 嵐 幹
(コード番号:3675 東証 一部)
問合せ先 取締役 CFO 小野塚 浩二
(TEL.03-6859-2250)
特別損失(のれんの減損損失)の計上及び
2019 年 12 月期第2四半期業績予想と実績値の差異、
2019 年 12 月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、最近の業績動向などを踏まえ、2019 年 12 月期第 2 四半期累計期間におきまして、特別損失(のれん
の減損損失)を計上いたしました。その結果、2019 年 2 月 14 日に公表した 2019 年 12 月期第2四半期連結累計
期間(2019 年 1 月 1 日~2019 年 6 月 30 日)の業績予想と本日開示の決算値に差異が生じましたので、下記の
通りお知らせいたします。また、2019 年 2 月 14 日に公表いたしました通期(2019 年1月 1 日~2019 年 12 月 31
日)の業績予想についても、下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
尚、2019 年 12 月期の通期業績予想について、売上高、営業利益、経常利益の見通しに変更はありません。
記
1. 特別損失(減損損失)の計上について
当社のリサーチ事業の連結子会社である Kadence グループの内、UK, US, Indonesia, Singapore
の各社について、大型案件の計上の遅れ,組織体制の変化、足元の業績動向により、当初想定した収
益が見込めなくなったため、各社ののれん残高として計上していた金額 1,021 百万円を減損損失(特
別損失)として 2019 年 12 月期第2四半期累計期間において計上することといたしました。
2. 2019 年 12 月期第2四半期(累計)の業績予想と実績値の差異について
当期純利益 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益
(△:当期純損失) 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想
9,434 466 377 147 7.49
(A)
今 回 発 表 実 績
8,808 423 341 △955 -
(B)
増 減 額(B-A) △626 △43 △36 △1,102 -
増 減 率(%) △6.6% △9.2% △9.6% - -
(参考)前第 2 四半期実績
8,608 459 409 187 9.55
(2018 年 12 月期第 2 四半期)
(差異が生じた理由)
上期における売上高は、国内リサーチ事業においては、主力クロス・マーケティング社を中心に堅調に推移
し、業績予想通りに進捗するとともに、前年同期と比較して売上高及び利益を伸長させました。また医療系調査
を行うメディリード社は、グローバル案件対応強化等、国内外への積極的な営業展開により、売上高・利益とも
に当初予想・前年同期ともに大きく上回って推移いたしました。一部の事業会社において、前回発表予想を下
回る売上高・利益となった結果、売上高は 4,831 百万円(当初予想比 2.4%減、前年同期比 8.0%増)となりまし
た。
海外リサーチ事業については、Kadence グループが受注した大型案件の売上計上が当初の予定から下期以
降にずれたこと、また各社の足元の業績進捗や組織体制の変化により、前回発表予想を下回り 2,015 百万円
(当初予想比 19.6%減、前年同期比 23.8%減)となりました。
リサーチ事業全体としては、国内リサーチ事業の堅調な進捗が、海外リサーチ事業の業績を補う形となったも
のの前回発表予想から 609 百万円(当初予想比 8.2%減、前年同期比 3.8%減)下回る結果となりなりました。
IT ソリューション事業は、顧客との良好な関係構築と、受託開発案件の継続受注により、前回発表予想及び前
年同期を上回り、売上高 1,591 百万円(当初予想比 2.9%増、前年同期比 30.8%増)で推移いたしました。
その他の事業においては、プロモーション事業を行う D&M 社が営業 組織体制の強化などを進めたことにより
好調に推移し、前回発表予想は下回ったものの、前年を大きく上回り、売上高 372 百万円(当初予想比 14.1%減、
前年同期 34.9%増)となりました。
上記に加え、第2四半期に海外拠点ののれんの減損損失など等による特別損失 1,060 百万円を計上したこと
により、売上高は 8,808 百万円(当初予想比 6.6%減) 、営業利益 423 百万円(当初予想比 9.2%減)、経
常利益 341 百万円(当初予想比 9.6%減) 、四半期純損失 955 百万円(当初予想は 147 百万円の四半期
純利益)となりました。※各事業の売上高は外部売上を記載・比較しております。
3. 2019 年 12 月期通期連結業績予想の修正
当期純利益 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益
(△:当期純損失) 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想
20,000 1,250 1,109 570 29.14
(A)
今 回 修 正 予 想
20,000 1,250 1,109 △490 -
(B)
増 減 額(B-A) 0 0 0 △1,060 -
増 減 率(%) 0.00 0.00 0.00 - -
( 参 考 ) 前 期 実 績
17,492 955 840 507 25.92
(平成 29 年 12 月期)
(2019 年 12 月期通期連結業績予想の修正の理由)
2019 年 12 月期第2四半期時点において、国内における各事業(国内リサーチ事業、IT ソリューション事業、
その他の事業)については、堅調及び好調に推移しているものの、海外リサーチ事業については、上記記載の
とおり、のれんの減損損失を計上する等、今後の収益見通しについて一定の懸念が発生しております。
当該状況を踏まえ、グループ全体の 2019 年 12 月期通期の業績としては、各事業の状況の変化はあるものの、
売上高、営業利益、経常利益については、前回発表予想を変更しないことといたしました。
当期純利益につきましては、2019 年 12 月期第2四半期に計上した特別損失(のれんの減損損失)を踏まえ、
当初予想 570 百万円を当期純損失 490 百万円に修正いたしました。
また、2019 年第2四半期に計上したのれんの減損損失により、当初 2019 年下期に費用として計上する見込
みであったのれん償却費約 70 百万円については、費用化されない見込みとなりますが、海外リサーチ事業の
事業進捗に一定の不安定さがあることや、日本国内においても消費税増税を控えており、事業への一定の影
響が想定されることから、営業利益・経常利益については、当初予想を維持することといたしました。
結果として、売上高は 20,000 百万円(前回発表予想比-)、営業利益 1,250 百万円(前回発表予想比-)、
経常利益 1,109 百万円(前回発表予想比-)、当期純損失 490 百万円(前回発表予想は 570 百万円の当期純
利益)を見込んでおります。
※上記の予想は、当社が現在入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき、季節要因等を反映し
て作成しており、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上