3675 クロスマーケティング 2020-06-30 15:00:00
2020年12月期通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年6月 30 日
各 位
東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 3 丁 目 2 0 番 2 号
株式会社クロス・マーケティンググループ
代表取締役社長兼 CEO 五 十 嵐 幹
( コ ー ド 番 号 : 3 6 7 5 東 証 第 一 部 )
問合せ先 取締役 CFO 小野塚 浩二
(TEL.03-6859-2250)
2020 年 12 月期通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2020 年 2 月 13 日に公表した 2020 年 12 月期通期業績予想及び配当予想を下記の
通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
1.通期連結業績予想数値の修正について
(1)2020 年 12 月期通期連結業績(2020 年 1 月 1 日~2020 年 12 月 31 日) (単位:百万円)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属 1株当たり当期
する当期純利益 純利益
前回発表予想(A) 19,570 1,360 1,330 820 41.01 円
今回修正予想(B) 未定 未定 未定 未定 未定
増減額(B-A) - - - - -
増減率(%) - - - - -
(ご参考)前期実績
18,580 1,267 1,150 △477
(2019 年 12 月期)
(2)修正の理由
新型コロナウイルス感染症の拡大により、2 月下旬から主にリサーチ事業において、感染拡大防止を目
的としたオフライン調査案件の延期・中止となる事例が発生し始め、更に日本政府から緊急事態宣言が発
令され、外出自粛要請が求められる他、海外拠点においても都市封鎖や外出制限等の措置が講じられてお
り、企業活動に一定の制限があるとともに、拠点によっては企業活動が事実上困難な拠点も出ており、各
事業における案件受注活動・サービス提供において大きな影響が出ております。
そのため、2020 年 12 月期の通期連結業績につきましては、売上高、利益はともに前回予想を下回るこ
とが予想されますが、日本においては緊急事態宣言が解除され、経済活動にも動きがみられるものの、世
界的に新型コロナウイルス感染症の拡大または収束の見通しが立てられない中、現時点で業績予想を合理
的に見積もることが困難なため、2020 年 12 月期の通期連結業績予想を「未定」とさせていただきます。
今後、業績予想の合理的な算出が可能となった段階で速やかにお知らせいたします。
2. 2020 年 12 月期の配当予想の修正について
(1)配当予想修正の内容
年間配当金
第2四半期末 期末 合計
前回発表予想 円銭 円銭 円銭
(2020 年 2 月 13 日) 3.10 3.10 6.2
今回修正予想 3.10 未定 未定
(ご参考)前期実績
3.00 3.00 6.00
(2019 年 12 月期)
(2)配当予想修正の理由
当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営上の重要課題のひとつとして認識し、配当による安定的
な利益還元を継続しながら、現在の旺盛な資金需要、今後の事業投資計画を鑑み、連結配当性向 15%を
目安に配当金額を決定することを配当方針としております。
今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、上記の通り 2020 年 12 月期の通期連結業績予想を
「未定」とすることといたしました。そのような中、中間配当につきましては、2020 年 12 月期第 1 四半
期において一定の収益を獲得出来ているとともに、配当による安定的な利益還元の継続という配当方針に
基づき前回予想を維持するものの、期末配当につきましては、経営の安定性・持続的なキャッシュフロー
の維持を最優先課題としつつ、通期の業績予想を「未定」に変更することに伴い、2020 年 12 月期の期末
配当につきましても「未定」とさせて頂きます。今後、2020 年 12 月期の通期連結業績・キャッシュフロ
ーの状況を勘案し、業績見通しの合理的な算出が出来次第、期末配当予想につきましても速やかに開示い
たします。
3.(参考情報)2020 年第2四半期会計期間(4-6 月)の事業セグメント別の売上動向について
国内リサーチ事業におきましては、緊急事態宣言解除までの期間におけるオフラインリサーチ案件の受
注・実施は原則止まっております。また、顧客の事業活動の鈍化・業績悪化の影響により、足元の受注案
件の引き合いについても前年同期を下回る進捗となっております。その結果、当該期間の同事業の売上高
は前年同期比 80%前後となる見込みとなっております。
海外リサーチ事業につきましては、すべての海外拠点において都市封鎖もしくは外出禁止等の制限が実
施されており、事実上サービス提供、事業活動が困難な拠点が発生しております。5 月下旬より一部制限
解除、経済活動が再開されている拠点もあるものの、大変厳しい状況となっております。その結果、当該
期間の同事業の売上高は前年同期比 40%前後となる見込みとなっております。
IT ソリューション事業につきましては、当該期間における受注済み案件への影響は限定的ではあるも
のの、緊急事態宣言以降の受注活動には一定の影響が出ておりますが、受注済み案件への対応に注力し、
販売チャネルの見直し等を行っております。その結果、当該期間の同事業の売上高は前年同期比 90~
100%前後となる見込みとなっております。
その他の事業については、主に広告代理店を中心としたプロモーションサービスを提供しているため、
オリンピック関連の案件は中止になっているとともに、実店舗への集客案件等は減少しております。また、
リモートワーク等の影響により、新規顧客開拓活動の難易度が上がっていることにより、今後の売上高に
影響が出ております。その結果、当該期間の同事業の売上高は前年同期比 90~100%前後となる見込みと
なっております。
その結果、当社グループの 2020 年第 2 四半期会計期間(4-6 月)の連結決算の売上高の見通しは前年
同期を下回る見通しとなっております。第 2 四半期累計期間の業績は確定次第お知らせします。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的
であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があ
りますのでご了承ください。
以上