3665 エニグモ 2020-06-12 15:00:00
新型コロナウイルス感染症の業績への影響に関するお知らせ [pdf]

                                            2020 年6月 12 日
各     位


                 会 社 名 株   式  会   社  エ   ニ   グ  モ
                代 表 者 名 代  表  取  締  役
                                       須  田  将 啓
                        最 高 経 営 責 任 者
                               (コード番号:3665 東証一部)
                問 合 せ 先 取     締     役
                                       金  田  洋 一
                        コーポレートオペレーション本部長
                                       (TEL.03-6894-3665)

          新型コロナウイルス感染症の業績への影響に関するお知らせ

    新型コロナウイルス感染症により罹患された方とそのご家族に対し、心よりお見舞い申
し上げます。また医療の最前線で献身的な努力をされている医療従事者の方々、多くの関係
者の皆様に、敬意と感謝を表します。


    新型コロナウイルスは、世界各地で今なお多くの方々が感染し、各地で感染拡大防止の取
組みがなされ、予断を許さない状況が続いています。この様な状況の中、当社におきまして
は、従業員の安全確保を最優先に、事業活動を行い、世界中のお客様をサポートし続けてい
ます。


 当第1四半期においては、事業環境が大きく変わり、通常の決算資料だけでは伝わりにく
い部分もございますため、コロナの影響と対応の詳細について、下記の通りお知らせ致しま
す。

                         記

1.事業運営について
    2020 年 3 月 16 日の決算発表後に、すでにロックダウンされていたイタリアやスペイン
に続いて、ヨーロッパ全域、イギリス、アメリカと、BUYMA の主要買付国の都市が次々と
封鎖されました。しかしながら、現地のパーソナルショッパーが様々な工夫をされて、実店
舗以外での買付に切り替えたことで、ロックダウンの影響は限定的でありました。
    一方で、各国からの国際郵便が停止したことにより大きな影響を受けることとなりまし
た。配送不安から購入者の買い控えが起こり、パーソナルショッパーは、注文を受け付けら
れない事態となりました。さらに、東京都や政府から緊急事態宣言が発動され、外出時に身
に着けるアイテムを中心に買い控えが発生致しました。その結果、2020 年 4 月の総取扱高
は、前年比約 80%まで低下致しました。
 国際物流の停止という BUYMA にとって危機的な状況の中で、民間の物流会社の配網は
正常に機能していたため、配送方法の切り替えを促進致しました。配送価格が切替えの支障
となっていたため、当社が数社と交渉を行い、通常よりも割安な価格で、BUYMA ユーザー
に提供することが可能となりました。これにより一部の物流を復活させることに成功しま
した。
 さらに、国際物流の影響を受けない国内ショップに働きかけ、タイムセールを実施し、需
要を掘り起こし、外出需要が減る中で、部屋の中を快適に過ごす衣類、オンライン MTG 等
でより魅力的に映るファッションなどを打ち出し、大幅に注文を増やすことができました。
 以上の結果、5 月の総取扱高は前年比 103%と回復しており、6 月の総取扱高についても
6 月 10 日までの累計実績は前年比約 130%と取扱高の成長率が急速に回復しております。


 この短期間でコロナによる環境変化に対応できたのは、世界各国に様々なパーソナルシ
ョッパーがいて、様々な商材を扱っている BUYMA の多様性・分散の強みが活かされた結
果だと思います。
 また、今回のコロナの対応を全社一丸となり取り組み、乗り越えた過程では、早く届く民
間配送の提供拡大、国内法人の獲得、新しいプロモーション手法の確立、家具等のライフス
タイルカテゴリの成長など、BUYMA が進化し、新たな成長を遂げていく為の種蒔きをす
ることが出来ました。今後も環境変化への適応力の高い事業基盤を構築して参ります。


2.財務への影響について
 財務的には、総取扱高が前年比 50%を下回らなければ、利益を確保出来る収益構造であ
り、現預金を約 82 億円保有しているため、危機的な状況では御座いません。しかしながら、
先行きが不透明であるため、採用の抑制や不要不急の固定費の圧縮を行うなど守りを固め
つつ、費用対効果の高い広告に予算を投下するなど、将来の成長に不可欠な変動費について
は積極的に投下致しました。


3.2021 年 1 月期の業績見通しについて
 足元の業績は堅調に推移しておりますが、その要因が長期間の自粛生活を余儀なくされ
たことへの反動なのか、EC 普及への不可逆な変化や海外渡航減少による買物代行の需要増
など、本質的な底上げ効果かによるものなのか、現在慎重に判断しております。
 また、コロナが今後どう政策や消費に影響するか不透明であるため、通期の業績見込みに
ついては引き続き未定とさせて頂きます。

                                            以上