3664 M-モブキャストHD 2019-02-13 15:00:00
営業外費用、特別損失及び通期業績の前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
平成 31 年2月 13 日
各 位
東 京 都 港 区 六 本 木 六 丁 目 8 番 10号
会 社 名 株式会社モブキャストホールディングス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 藪 考 樹
(コード番号:3664 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 CFO 管理本部長 佐 武 利 治
(TEL.03 – 5414 - 6830)
営業外費用、特別損失及び
通期業績の前期実績値との差異に関するお知らせ
当社は、平成 30 年 12 月期の決算において、営業外費用(為替差損(連結、個別)、特別損失(減
)
損損失(連結) 、出資金評価損(連結) 、関係会社事業損失(個別))を計上することとなりましたので
お知らせいたします。また、平成 30 年 12 月期通期業績(以下、 「当期実績」といいます。)と平成
29 年 12 月期通期業績において差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.営業外費用(為替差損)の計上について(連結、個別)
当社グループが保有する外貨建て債権債務の決済及び平成30年12月期末の為替レートで評価したこ
と等により、連結決算において為替差損26,786千円を、個別決算において為替差損30,720千円を計上
いたしました。
2.特別損失の計上について
1)減損損失(連結)
当社グループのモバイルゲーム事業において、海外企業を含む提携先との共同開発を中心にゲーム
開発を行うグローバルアライアンス戦略の徹底に伴い、自社運営タイトルの譲渡及び共同運営、並び
に自社開発中のタイトルの開発を停止することとしました。これに伴いゲームに係るソフトウエア及
びソフトウエア仮勘定の投資回収見込みを改めて検討した結果、減損損失387,566千円を計上いたし
ました。
2)出資金評価損(連結)
モバイルゲーム事業に係る出資金の投資回収見込みを改めて検討し、出資金評価損32,732千円を
計上いたしました。
3)関係会社事業損失(個別)
平成30年12月28日に開示した「連結子会社に対する債権の株式化(デット・エクイティ・スワッ
プ)及び特別損失 (関係会社事業損失) 計上に関するお知らせ」でお知らせした子会社株式のデット・
エクイティ・スワップに伴う債権の帳簿価額の見直し及び上記記載の減損損失、出資金評価損等をふ
まえ関係会社株式の評価見直しを行った結果、関係会社事業損失として710,321千円を計上いたしま
した。
なお、関係会社事業損失につきましては、連結決算では相殺消去されております。
3.当期実績と前期実績との差異
1)連結
親会社株主に
1株あたり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績(A)
3,302 ▲1,218 ▲1,242 ▲1,345 ▲82.85
当期実績(B) 7,245 ▲536 ▲630 ▲1,221 ▲69.83
増減額(B-A) 3,943 682 611 123 13.02
増減率(%) 119.4 ― ― ― ―
2)個別
1株あたり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績(A)
3,300 ▲1,213 ▲1,216 ▲1,353 ▲83.35
当期実績(B) 1,985 114 72 ▲702 ▲40.13
増減額(B-A) ▲1,314 1,327 1,289 651 43.22
増減率(%) ▲39.8 ― ― ― ―
3)差異の理由(連結及び個別)
当社は、平成 30 年4月に持株会社体制へ移行し、モバイルゲーム事業について、新たに設立し
た子会社である株式会社モブキャストゲームス(以下、「モブキャストゲームス」)へ移管いたし
ました。また、同年2月に株式会社トムス(以下、「トムス」)の株式を取得、さらに同年3月に
は株式会社ソーシャルキャピタル総合研究所(現 ソーシャルキャピタル株式会社)の株式を取得
し、当連結会計年度より連結の範囲に含めております。
平成 30 年 12 月期の連結売上高につきましては、 平成 30 年2月に配信を開始した 「キングダム
乱 - 天下統一への道 -」 等新作タイトルの売上高の発生、 さらに平成 29 年9月に配信を開始した
「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」の売上高が通年寄与したことにより、モバイルゲーム事業
に伴う売上高が増加するとともに、モータースポーツ事業のトムス売上高が加わったことにより、
売上高は 7,245,582 千円(前連結会計年度は売上高 3,302,332 千円)となりました。
一方で、連結営業利益につきましては、モバイルゲーム事業の売上拡大に伴い同事業の営業損失
が縮小したことに加えて、モータースポーツ事業の営業利益が寄与し、営業損失は 536,079 千円
(前連結会計年度は営業損失 1,218,732 千円)となりました。
また、 上記1. で記載したとおり、 営業外費用として為替差損 26,786 千円等を計上した結果、
経常損失は 630,997 千円(前連結会計年度は経常損失 1,242,048 千円)、また、上記2.で記
載したとおり特別損失として減損損失 387,566 千円、 出資金評価損 32,732 千円等を計上したこ
とにより、親会社株主に帰属する当期純損失は 1,221,767 千円(前連結会計年度の親会社株主に
帰属する当期純損失は 1,345,433 千円)となりました。
個別決算につきましては、上記持株会社体制への変更に伴い、それまで計上していたモバイル
ゲーム事業を子会社モブキャストゲームスへ移管したことにより、 売上高は 1,985,916 千円(前
事業年度は売上高 3,300,537 千円)、営業利益は 114,020 千円(前事業年度は営業損失
1,213,475 千円)となりました。
なお、営業外費用として上記1.記載の為替差損 30,720 千円等を計上したことにより経常利
益は 72,950 千円(前事業年度は経常損失 1,216,191 千円)となりました。また、特別損失とし
て上記2.記載の関係会社事業損失 710,321 千円等を計上した結果、当期純損失は 702,129 千
円(前事業年度の当期純損失は 1,353,551 千円)となりました。なお、関係会社事業損失につき
ましては、連結決算では相殺消去されております。
以 上