3664 M-モブキャストHD 2020-02-13 20:30:00
第16期(2019年12月期)決算説明資料 [pdf]
モブキャストグループ
第16期 2019年12月期
決算説明資料
2020年2月13日 (木)
株式会社モブキャストホールディングス
(証券コード:3664)
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@ MOBCAST HOLDINGS INC. All Rights Reserved
目次
01 2019年12月期 第4四半期・通期決算概要
02 2020年12月期 通期業績予想
03 2020年12月期 MOBCAST GROUP STRATEGY
04 APPENDIX
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ホールディングス化における経営指針
ホールディングス化により
新戦略を策定
ホールディングス体制
経営指針 ①安定的な黒字経営(3年以内)
(2018年1Q時点) ②エンタメ領域での業容拡大(M&A)
③グループ子会社のIPO(5年以降)
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2019年12月期 第4四半期・通期
決算概要
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2019年12月期
連結 第4四半期・通期 決算サマリー
2019年4Qは、売上高 22.4億円、営業損失0.8億円
エンタメ領域の業容拡大に伴い、ゆとりの空間・ゲームゲート(4QよりPL連結開始)が
寄与し、 売上は22.4億円、営業損失は0.8億円まで改善。安定的な黒字経営の基
盤が整った。
(単位:百万円)
2019年 2019年 2019年 2019年 2019年 2018年
QOQ YOY
4Q 3Q 2Q 1Q 通期 通期
売上 2,249 153.6% 1,464 1,544 1,442 6,700 92.5% 7,245
営業利益 ▲89 - ▲264 ▲445 ▲199 ▲998 - ▲536
経常利益 ▲174 - ▲320 ▲469 ▲215 ▲1,180 - ▲630
当期純利益 ▲446 - ▲317 ▲464 ▲182 ▲1,411 - ▲1,221
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エンタメ領域の業容拡大
「トムス」「ゆとりの空間」「ゲームゲート」 をM&Aし、エンタメ領域での業容を拡大。
3社のグループ化により「グローバルニッチ戦略」を推進できる体制へ。
2019 2020
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
年間を通してフル寄与
ゆとりの空間を子会社化
連結4Qフル寄与
×
2社を統合しゲームゲート社の戦略を主軸とした
「ニッチなIPへのプロデュース」という グローバルニッチ戦略で戦える集団に
ローリスク・ミドルリーターンな事業モデルを持つ
ゲームゲートとグループ化を基本合意 New
戦略をさらに推し進め、
スポーツゲーム分野を売却
「グローバルニッチ」IPに特化
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2020年12月期
通期業績予想
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業績予想開示可能な体質へ
売上規模は2017年から約2.7倍となり、
売上構成は「ゲーム領域」 「モータースポーツ領域」 「キッチン雑貨領域」に分散。
2017 2018 2019 2020
New
99% 74% 51% 36%
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2020年12月期 通期業績予想レンジ
- 連結 -
売上93億、営業利益0.5億をレンジ上限と予想。
ゲームスの「エヴァンゲリオン売上」およびトムスの「スポンサー収入」、それぞれの振れ幅
を見込み、レンジを設定。
(単位:百万円)
2020年 2019年 %
下限 上限 通期 下限 上限
売上 9,286 9,383 6,700 138.5% 140.0%
営業利益 ▲39 52 ▲998 - -
のれん 92 92 - - -
2020年各社予想レンジ 新ゲームス トムス
ゆとりの空間
下限 上限 下限 上限
売上 3,358 3,435 3,026 2,902 2,922
営業利益 277 349 160 115 135
※ ゲームス、トムス、ゆとり3社の合算額と連結合計との差額は、その他の連結子会社及びHD分です。
※ 2020年ののれんは、各社のれん償却費を外出しして別途記載しております。
2019年のゆとりは、連結PLに含まれる3ヶ月分の売上、営業利益です。 9
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2020年12月期 通期
MOBCAST GROUP STRATEGY
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モブキャストグループ戦略
「世界70億人をワクワクさせる」ことを目指し
才能資源・ブランドの価値を
「グローバルニッチ」戦略で最大化し
強い“想い”と影響力を持つ 新しいエンターテイメントを創出する
才能資源・ブランドに
共感しシナジーを生む
New キャラクターのファンに
デジタルコンテンツを通じたワクワクを
共同プロジェクト STRATEGY
世界の自動車・
共同事業会社 グローバルニッチ戦略 レースファンにワクワクを
M&A
家族の食卓にワクワクを
継続成長できる仕組み作り
多様な資金調達ノウハウ
「美」のワクワクを
エンタメ・IT業界ネットワーク
¥
未来のエンタメ経験創造を
通したワクワクを
¥
¥
¥
¥
ファンド リアルな場の体験を通したワクワクを
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
©Gamegate
M&A
IPO 親子で楽しめるワクワクを
…
支援
今後の新規事業創造
…
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グローバルニッチ戦略の推進
国内でニッチ市場に対し抜群の影響力があるブランド資源を
「グローバルニッチチャンネル」を通して世界中のニッチユーザーに届け、コアファンへグロースさせる。
Global Niche
Channel
ホールディングス内に新設した「グループマーケティング推進室」が主体となって戦略を推進。
「グローバルニッチチャンネル」で、世界中のファンとダイレクトでディープな関係を構築する。
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経営体制の刷新
エンターテインメント領域でのグループ会社拡大の中、ガバナンス強化と成長戦略の推進のため、
同領域における経営の知見がある3名を新たに経営陣に迎え、更なる成長を目指す。
取締役グローバル担当 内田 康史氏
代表取締役社長CEO
UCLAフィルムスクールで学び、映画配給会社を経て、アニメーションビジネスへ。
藪 考樹 GDH(現GONZO)のCOOとして映像事業を統括。その後、映画プロデュースや
事業開発、プロジェクトファイナンスに数多く参画。
2020年1月より、株式会社モブキャストゲームス代表取締役社長に就任。
社外取締役 繁松 徹也氏
1990年4月 株式会社富士銀行入行
取締役CFO 2000年1月 株式会社ティー・ワイ・オー入社
佐武 利治 2004年12月
2005年6月
同社 常務取締役経営企画部長兼グループ施行役員
コンセイユ・レジャンデール株式会社 代表取締役社長
2007年1月 フィールズ株式会社入社
2007年6月 同社 専務取締役グループ戦略本部長
2010年4月 円谷プロダクション取締役
2016年4月 同社 代表取締役社長
2018年7月 アンランジュ株式会社 代表取締役社長(現任)
取締役(非常勤) 社外取締役 舘信秀氏
岡田 晋 1965年、大学在学中にトヨタ・パブリカ700を駆ってレースデビュー。
その後、1974年に株式会社トムスを設立し代表取締役社長に就任。
1982年、レーサーとしての現役を引退した後はチーム・オーナーに専念。
1998年に㈱トムスの代表取締役会長に就任。現在は㈱トムスファウンダー。
※2020年3月24日開催の当社第16回定時株主総会及び同総会後に開催される取締役会にて決定する予定。
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新・モブキャスト ゲームス
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モブキャストゲームス STRATEGY 2020
ゲームゲート社との統合により、プロデュースに特化したローリスク・ミドルリターンモデルへ。
強みであるアニメビジネスの“目利き”と“座組み”を活かしグローバルにニッチIPを展開。
キャラクターマネジメント事業の確立
1 キャラクターの価値を最大化させ、自ら企画
立案し、事業をプロデュースしていく座組み力
でリスク最小化を実現。
スポーツゲーム分野から撤退
2 厳選したニッチなキャラクターIPに注力するため
に、スポーツゲームタイトルは売却。
…
©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
©Gamegate 3 グローバル市場へ
日本で既に展開している事業を、ファン層が
急拡大しているグローバル市場に向けて展開
予定。
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グローバルニッチ戦略タイトル
世界中にコアファンを抱えるニッチIP・キャラクターをゲームなど様々なカタチでお届けする。
● エヴァンゲリオン バトルフィールズ
● 転生したらスライムだった件~魔国連邦創世記~
● ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!
● からくりサーカス ~Larmes d’un Clown~
● 暁の軌跡モバイル
…
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トムス
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トムス STRATEGY 2020
46年に渡る日本のトップレーシングチームとして「強いトムス」ブランドを
「グローバルニッチ戦略」で更に強化。事業及び経営基盤を強固していく。
トムスブランドの維持→進化
1 レース業界のリーディングチームを目指すため
のチーム変革。
トムス「スープラ」「センチュリー」の開発・販売
2 トップレーシングチームとしてレースで鍛え上げた
「ヒト」「技術」「ノウハウ」を結集した
ハイパフォーマンスカーを販売開始。
3 トムス「ファンクラブ」の本格稼働
ファンマーケティングによる更なる収益機会
の構築。
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ゆとりの空間
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ゆとりの空間 STRATEGY 2020
ゆとりある「キッチン空間」をつくり出してきた料理家 栗原はるみ・心平親子の
才能資源・ブランド価値を「グローバルニッチ戦略」で最大化させる。
PR力×企画力で更なるユーザーへ価値
1 を提供
累計3,000万部の実績があるレシピ書籍等、30年の
積み重ねで築いた「栗原ブランド」と「世界観」を
グローバルニッチチャンネルを通し展開。
グループ化による経営基盤・事業基盤
2 の強化
ホールディングスからの経営支援により、
将来のIPOに向けて基盤を強化。
3 EC事業の強化
D2CとしてECサイト及びファンマーケを強化。
新たなユーザー層の獲得を目指す。
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最後に
モブキャストグループは「世界70億人をワクワクさせる」ことを目指し
才能資源の価値を「グローバルニッチ」戦略で最大化し
新しいエンターテインメントを創出する
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免責注意事項
本資料には、将来の予測や、見通し、判断、戦略等に関する記述が含まれています
が、それらの記述は、当社が資料作成時点で入手可能な情報に基づき判断したも
のであり、その情報の正確性を保証するものではございません。
各種要因の変化等により、実際とは異なる可能性がございます。
本資料の作成にあたっては、記載されている情報に誤りや漏れ等が無いよう、の注
意を払っておりますが、その情報の正確性及び完全性を保証するものではございませ
ん。
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+ APPENDIX
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2019年12月期
第4四半期・通期決算サマリー
- MOBCAST GAMES -
売上高 6.8億円、営業損失約0.3億円
・利益計上を想定していた経営スリム化プロジェクトが決裂し、4Q黒字未達成。
・2Qに配信開始した「劇プロ」等の売上減少により、売上は6.8億円
(3Qより1.4億円減少)。
・コスト構造改革により順調に固定費は減少し、損失額が縮小。
(単位:百万円)
2019年 2019年 2019年 2019年 2019年 2018年
QOQ YOY
4Q 3Q 2Q 1Q 通期 通期
売上 688 82.2% 837 948 863 3,337 61.6% 5,415
営業利益 ▲29 - ▲90 ▲195 ▲34 ▲350 - ▲368
経常利益 ▲63 - ▲112 ▲206 ▲41 ▲424 - ▲396
当期純利益 ▲75 - ▲129 ▲230 ▲44 ▲479 - ▲864
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2019年12月期
第4四半期・通期決算サマリー
- GAME GATE -
売上高 1.2億円、営業利益約70万円
・11/13株式取得以降、PL連結開始。約1.5ヶ月連結決算に寄与。
・買収検討時の想定どおりに事業は進捗するものの、のれん償却費により収支均衡。
(単位:百万円)
2019年 2019年 2019年 2019年 2019年 2018年
QOQ YOY
4Q 3Q 2Q 1Q 1~4Q 1~4Q
売上 123 - - - - - - -
営業利益 0 - - - - - - -
経常利益 0 - - - - - - -
当期純利益 ▲20 - - - - - - -
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2019年12月期
第4四半期・通期決算サマリー
- TOM’S -
売上高 6.7億円、営業利益0.1億円
・年間のレース戦績を反映し4Qに追加のレース売上を獲得したことにより、
3Qより約60百万円売上高増加。
・売上増加による粗利で販管費を吸収し、4Qに営業黒字回復。
(単位:百万円)
2019年 2019年 2019年 2019年 2019年 2018年
QOQ 3Q 2Q YOY 2~4Q※
4Q 1Q 通期
売上 672 110.9% 606 562 561 2,403 - 1,780
営業利益 13 - ▲50 ▲134 ▲39 ▲211 - 199
経常利益 ▲9 - ▲54 ▲137 ▲43 ▲244 - 174
当期純利益 ▲305 - ▲35 ▲107 ▲8 ▲454 - 120
※2018年12月期は、第2四半期より連結開始(9ヶ月間連結寄与)
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2019年12月期
第4四半期・通期決算サマリー
- ゆとりの空間 -
売上高 7.4億円、営業利益0.6億円
・9/27に株式取得。4QからPL連結開始。
・百貨店売上が堅調に推移し、売上は買収検討時の想定どおりに進捗。
2019年 2019年 2019年 2019年 2019年 2018年
QOQ YOY
4Q 3Q 2Q 1Q 通期 通期
売上 746 - - - - - - -
営業利益 62 - - - - - - -
経常利益 61 - - - - - - -
当期純利益 59 - - - - - - -
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会社概要
株式会社モブキャストホールディングス
社名 (MOBCAST HOLDINGS INC.)
本社所在地 東京都港区六本木六丁目8番10号 STEP六本木 4階
代表者 藪 考樹
設立年月日 2004年3月26日
資本金 3,023,436千円 (2019年12月末日時点)
連結従業員数 253名 (2019年12月末日時点 )
グループ戦略、成長戦略の策定およびそのマネジメント
事業概要 エンタテインメントコンテンツ化IPやブランドの保有
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四半期決算推移
(単位:千円)
2018年 2019年
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
売上高 1,809,795 1,442,735 1,544,503 1,464,314 2,249,038
売上原価 1,295,066 1,043,638 1,190,937 1,125,306 1,373,926
売上総利益 514,728 399,096 353,566 339,008 875,112
販管費 739,134 598,307 798,872 603,068 965,054
営業利益 ▲ 224,405 ▲ 199,210 ▲ 445,305 ▲ 264,060 ▲ 89,942
経常利益 ▲ 252,603 ▲ 215,540 ▲ 469,270 ▲ 320,353 ▲ 174,934
四半期純利益(※) ▲ 724,229 ▲ 182,862 ▲ 464,159 ▲ 317,791 ▲ 446,197
総資産 4,467,509 4,467,509 4,495,115 6,953,844 6,962,922
純資産 914,406 914,406 554,972 895,929 703,255
(※) 四半期純利益は、親会社株主に帰属する四半期純利益数値です。
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株式情報
株式の状況 株価関連指標
発行済株式数*1 24,008,308株 株価*2 336円
大株主の状況*1 時価総額*2 8,066,791千円
藪 考樹 19.04% 総資産 *1 6,962,922千円
㈱SBI証券 2.12% 純資産*1 703,255千円
㈱でらゲー 2.01% PBR*2 11.58 倍
MLI FOR CLIENT GENER AL NON PER*2 -
1.88%
TREATY-PB
寺田 航平 1.87% *1:2019年12月末日時点
*1:2020年2月13日時点
楽天証券㈱ 1.53%
ハクバ写真産業㈱ 1.45%
カブドットコム証券株式会社 1.21%
海老根 智仁 1.19%
JPモルガン証券㈱ 0.93%
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