3664 M-モブキャストHD 2021-08-12 15:00:00
2021年12月期第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月12日
上 場 会 社 名 株式会社モブキャストホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3664 URL https://mobcast.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 藪 考樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 岡田 晋 (TEL) 03-5414-6830
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第2四半期 2,376 37.6 △154 - △186 - △154 -
2020年12月期第2四半期 3,806 27.4 △328 - △408 - 594 -
(注) 包括利益 2021年12月期第2四半期 △154百万円( -%) 2020年12月期第2四半期 594百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第2四半期 △5.16 -
2020年12月期第2四半期 23.81 23.72
(注)2021年12月期第2四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在する
ものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第2四半期 3,255 771 23.5
2020年12月期 3,622 865 23.8
(参考) 自己資本 2021年12月期第2四半期 765百万円 2020年12月期 862百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年12月期 - 0.00
2021年12月期(予想) - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益
百万円 % 百万円 %
通期 5,500 △17.4 20 -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) - 除外 -社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期2Q 30,570,308株 2020年12月期 30,008,308株
② 期末自己株式数 2021年12月期2Q -株 2020年12月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期2Q 30,011,413株 2020年12月期2Q 24,946,764株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、決算短
信(添付資料)3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算説明資料は、TDnetで同日開示する予定になります。
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………7
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ………………………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………11
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………12
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………12
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間において当社は、前連結会計年度に引き続き、各社ごとにおける戦略に沿って、売上、
利益の拡大を図るとともに、エンターテインメント分野における新たな事業領域への拡大を目指し新規の投資案件
を継続して探しております。なお、当社が保有しておりましたトムス株式については、2020年6月26日に80%を譲
渡し、2021年2月12日に残数全てを譲渡いたしました。
モバイルゲーム事業
モバイルゲーム事業につきましては、前連結会計年度において、当社の子会社であるモブキャストゲームスを存
続会社として株式会社ゲームゲートを吸収合併しました。それに伴い、ゲームゲートの得意分野であるアニメ等の
IPを使用するゲームを中心としたデジタルコンテンツのプロデュースを戦略の軸として進めております。
売上につきましては、「転生したらスライムだった件~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~」は、TVア
ニメ第2期第1部(2021年1月~3月)の放送に伴う連動施策を実施した事による好影響が当期も継続し、堅調に
推移しました。また、2021年6月2日に日本国内で配信を開始しました「sin 七つの大罪 X-TASY」は、App Store
とGoogle Playにて無料ゲームランキング1位を記録し、幸先の良いスタートをきりました。加えて、プロ野球最強
オーダー編成バトル「モバプロ」及び2021年2月に日本国内で配信を開始した「盾の勇者の成り上がり~RERISE
~」につきましても引き続き堅調に推移しております。その結果、売上高は1,027,969千円(前年同四半期の売上高
は1,537,567千円)となりました。
さらに、前連結会計年度においてゲーム事業の体質改善を行い、当期も引き続きコスト削減を推し進めた事もあ
り、営業利益は67,801千円(前年同四半期は営業損失8,698千円)となりました。
キッチン雑貨事業
キッチン雑貨事業を営む株式会社ゆとりの空間は、雑誌やテレビなどのメディアでなじみ深い料理家の栗原はる
み氏が暮らしを楽しむコツやライフスタイルを提案する生活雑貨ブランド「share with Kurihara harumi」とレス
トラン&カフェ「ゆとりの空間」をプロデュースし、オリジナルの食器やキッチン雑貨、調味料、インテリア小物、
エプロン、ウェアなどを全国の百貨店、アウトレットなどで販売しております。また同じく料理家である栗原心平
氏が出演するYou Tube公式チャンネル「ごちそうさまチャンネル」を開設、動画内で使用したキッチンアイテムや
こだわりの商品、厳選した産地直送の食品を販売する「ごちそうさまチャンネル Officialオンラインショップ」を
展開し、新たな顧客獲得を進めております。
全国の百貨店などに出店している小売店舗については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による度重なる緊
急事態宣言・まん延防止等重点措置によって、外出自粛や出店している一部の百貨店からの要請による臨時休業・
営業時間の短縮を行うなど、依然として厳しい状況が続いております。そのような状況下において、5月に「初夏
のファッションフェア」、6月には「サマ―セール」を開催したことに加え、6月20日には3回目の緊急事態宣言
が解除され一時的に客足が回復したことによって、売上は堅調に推移しました。また、モブキャストグループ参画
後より強化しているEコマースは、6月の「サマ―セール」にて売上を伸ばしたものの、オンラインショップへの不
正アクセスが発覚し(2021年3月31日付開示「当社子会社が運営するオンラインショップへの不正アクセスによる
個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」)、クレジットカード決済を一時休止したこともあり前四半期比10.4
%の減収となりました。しかしながらロイヤリティ収入などが下支えとなり、売上高は1,330,368千円(前年同四半
期の売上高は1,181,193千円)営業損失は19,702千円(前年同四半期は営業損失7,976千円)となりました。また、
前年同四半期については、新型コロナウイルス感染症による休業に関わるコストを特別損失として計上しておりま
す。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、2,376,680千円(前年同四半期は売上高
3,806,968千円)、営業損失は、154,479千円(前年同四半期は営業損失328,186千円)となりました。また、営業外
費用として「支払利息」13,436千円、「持分法による投資損失」10,971千円等を計上したことにより、経常損失は
186,738千円(前年同四半期は経常損失408,600千円)となりました。さらに、トムス株式を売却したことにより、
特別利益として「投資有価証券売却益」64,800千円を計上、また、特別損失として「情報セキュリティ対策費」
28,197千円を計上した結果、税金等調整前四半期純損失は150,135千円(前年同四半期は税金等調整前四半期純利益
2
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
676,294千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は154,979千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期
純利益594,080千円)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より366,112千円減少し、3,255,994千円となりまし
た。これは主に、現金及び預金が128,241千円、受取手形及び売掛金が229,083千円減少したこと等によるものであ
ります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末より272,765千円減少し、2,484,166千円となりまし
た。これは主に、短期借入金が128,292千円、支払手形及び買掛金が29,620千円、1年内返済予定の長期借入金が
36,620千円、社債が23,200千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末より93,347千円減少し、771,827千円となりました。
これは主に、利益剰余金が154,979千円減少したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比
べ128,243千円減少し、296,680千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動による資金の減少は、85,013千円(前年同四半期は570,634千円の減
少)となりました。これは主に、売上債権の減少229,083千円、法人税等の還付額46,583千円による資金の増加、税
金等調整前四半期純損失150,135千円、前払費用の増加89,264千円等により資金が減少したことによるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動による資金の増加は、87,642千円(前年同四半期は180,159千円の増
加)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入129,153千円により資金が増加したことによるもの
であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動による資金の減少は、131,535千円(前年同四半期は105,607千円の増
加)となりました。これは主に、長期借入れによる収入175,431千円による資金の増加、短期借入金の純増減額
128,292千円、長期借入金の返済による支出191,429千円により資金が減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループはこれまで培ってきた「モバイルインターネット領域におけるサービス開発および運営ノウハウの提
供、ブランド資源の価値最大化のプロデュース及び経営支援を行うことで、グローバルでの事業成長を実現し、日本
のエンターテインメント業界を革新させ、さらなる発展に貢献する」ことを重要な戦略と位置付けています。
モバイルゲーム事業につきましては、2020年1月にモブキャストゲームスがゲームゲートを吸収し、新たな体制で
ゲームゲート経営陣が得意とするIPを用いたゲーム及びデジタルコンテンツ等のプロデュースを中心に進めるととも
に、旧経営体制での不採算タイトル等は2020年12月期中に一掃いたしました。2021年12月期につきましては、新作3
本の配信、新規事業についてはIP創出等を手掛ける予定でおり、これらのゲーム事業、新規事業での海外展開により
国外での収益獲得も目指してまいります。上記新作3本のうちの1本「sin 七つの大罪 X-TASY」は、2021年6月2日
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
に日本国内で配信を開始し、App StoreとGoogle Playにて無料ゲームランキング1位を記録し、幸先の良いスタート
をきりました。2021年2月に配信を開始した「盾の勇者の成り上がり~RERISE~」につきましても引き続き堅調に推
移しております。
また、キッチン雑貨事業においては、2020年12月期に引き続き2021年12月期も、栗原はるみ、栗原心平両氏のブラ
ンドコンセプト、ターゲットの明確化による販売戦略を促進するとともに、コロナ禍での巣ごもり需要ニーズにあわ
せた商品展開等によるEコマースの伸長と新規出退店計画による利益の増加を図ってまいります。
上記を踏まえた連結業績については、2021年2月12日の「2020年12月期 決算短信」で公表いたしました通期の連
結業績予想に変更はありません。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は
今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 509,079 380,838
受取手形及び売掛金 688,141 459,058
商品及び製品 256,945 255,637
前払費用 231,011 320,466
その他 78,862 63,292
貸倒引当金 △20 -
流動資産合計 1,764,021 1,479,292
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 107,850 132,176
減価償却累計額 △52,492 △56,220
建物及び構築物(純額) 55,358 75,956
工具、器具及び備品 74,499 80,311
減価償却累計額 △57,346 △61,686
工具、器具及び備品(純額) 17,153 18,624
土地 800,000 800,000
その他 6,204 6,204
減価償却累計額 △1,551 △2,584
その他(純額) 4,653 3,619
有形固定資産合計 877,164 898,200
無形固定資産
のれん 699,337 659,563
その他 4,302 9,660
無形固定資産合計 703,639 669,223
投資その他の資産
投資有価証券 219,240 142,953
その他 64,341 72,624
貸倒引当金 △6,300 △6,300
投資その他の資産合計 277,281 209,277
固定資産合計 1,858,086 1,776,701
資産合計 3,622,107 3,255,994
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 249,036 219,416
短期借入金 358,352 230,060
1年内償還予定の社債 76,400 52,400
1年内返済予定の長期借入金 223,779 187,159
未払金 541,207 536,043
未払法人税等 6,819 7,258
前受金 201,721 235,664
その他 222,962 140,167
流動負債合計 1,880,278 1,608,168
固定負債
社債 85,600 62,400
長期借入金 707,129 727,751
繰延税金負債 54,370 54,370
退職給付に係る負債 24,939 25,461
その他 4,615 6,015
固定負債合計 876,653 875,998
負債合計 2,756,932 2,484,166
純資産の部
株主資本
資本金 972,367 1,001,419
資本剰余金 626,689 655,740
利益剰余金 △736,041 △891,021
株主資本合計 863,014 766,138
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △33 △8
為替換算調整勘定 △691 △240
その他の包括利益累計額合計 △725 △248
新株予約権 2,885 5,937
純資産合計 865,174 771,827
負債純資産合計 3,622,107 3,255,994
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 3,806,968 2,376,680
売上原価 2,340,411 1,265,924
売上総利益 1,466,556 1,110,756
販売費及び一般管理費 1,794,743 1,265,236
営業損失(△) △328,186 △154,479
営業外収益
受取利息 153 18
受取賃貸料 3,600 3,600
その他 4,998 3,289
営業外収益合計 8,752 6,907
営業外費用
支払利息 41,098 13,436
為替差損 818 138
株式交付費 1,225 200
支払手数料 15,567 2,517
持分法による投資損失 17,874 10,971
その他 12,583 11,900
営業外費用合計 89,166 39,166
経常損失(△) △408,600 △186,738
特別利益
子会社株式譲渡益 1,042,975 -
事業譲渡益 59,000 -
投資有価証券売却益 - 64,800
固定資産処分益 9,496 -
特別利益合計 1,111,472 64,800
特別損失
固定資産除却損 3,545 -
情報セキュリティ対策費 - 28,197
店舗休業損失 22,938 -
その他 93 -
特別損失合計 26,577 28,197
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
676,294 △150,135
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 82,225 4,844
法人税等調整額 - -
法人税等合計 82,225 4,844
四半期純利益又は四半期純損失(△) 594,068 △154,979
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △12 -
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
594,080 △154,979
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 594,068 △154,979
その他の包括利益
為替換算調整勘定 - 451
その他有価証券評価差額金 9 25
その他の包括利益合計 9 476
四半期包括利益 594,078 △154,503
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 594,090 △154,503
非支配株主に係る四半期包括利益 △12 -
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(連結の範囲及び持分法適用の範囲の重要な変更)
第1四半期連結会計期間において、持分法適用会社であった、株式会社トムスの全株式を譲渡したことにより、
持分法適用の範囲から除外しております。
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益または損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
その他 調整額
モバイルゲ モータース キッチン雑 合計 益計算書計上
計 (注)1 (注)2
ーム事業 ポーツ事業 貨事業 額(注)3
売上高
外部顧客への売
1,537,567 1,083,764 1,181,063 3,802,394 4,573 3,806,968 ― 3,806,968
上高
セグメント間の
内部売上高又は振 ― ― 130 130 ― 130 △130 ―
替高
計 1,537,567 1,083,764 1,181,193 3,802,525 4,573 3,807,098 △130 3,806,968
セグメント利益又
はセグメント損失 △8,698 △42,697 △7,976 △59,372 36 △59,335 △268,851 △328,186
(△)
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンテンツ等の取得及び再生事
業等を含んでおります。
2.セグメント損失の調整額△268,851千円は全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費
であります。
3.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
当第2四半期連結会計期間において、当社の連結子会社である株式会社トムスの株式80%を売却し、連結の範囲
から除外し、持分法適用関連会社としたことにより、「モータースポーツ事業」のセグメント資産は2,342,058千円
減少しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「モータースポーツ事業」において、当社の連結子会社である株式会社トムスの株式80%を売却し、連結の範囲
から除外したことにより、のれんの金額に重要な変動が生じております。
当該事象によるのれんの減少額は、71,039千円であります。
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益または損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
その他 調整額
モバイルゲー キッチン雑貨 合計 益計算書計上
計 (注)1 (注)2
ム事業 事業 額(注)3
売上高
外部顧客への売
1,027,969 1,330,368 2,358,337 18,343 18,343 - 2,376,680
上高
セグメント間の
内部売上高又は振 - - - - - - -
替高
計 1,027,969 1,330,368 2,358,337 18,343 18,343 - 2,376,680
セグメント利益又
はセグメント損失 67,801 △19,702 48,099 5,199 53,298 △207,778 △154,479
(△)
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンテンツ等の取得及び再生事
業等を含んでおります。
2.セグメント損失の調整額△207,778千円は全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費
であります。
3.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
前第2四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった株式会社トムスの株式80%を売却し、連結範囲
から除外したことに伴い、第1四半期連結会計期間より「モータースポーツ事業」セグメントを報告セグメントか
ら除外しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第2四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策等
当社グループは2015年12月期より、6期連続して営業損失を計上し、当第2四半期連結累計期間においても、営
業損失154,479千円、経常損失186,738千円、親会社株主に帰属する四半期純損失154,979千円を計上したことから、
継続企業の前提に関する疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。
しかしながら、モバイルゲーム事業につきましては、前事業年度第4四半期会計期間から継続して営業利益を計
上しております。ローリスクミドルリターンのプロデュース型のビジネスモデルへと切り替えを行うとともに、戦
略外及び不採算タイトルからの撤退を行ってきたことから、安定して営業利益を計上できる体質へ転換いたしまし
た。2021年12月期につきましては、日本国内で既に新作3本の配信を開始しております。当第2四半期連結会計期
間においては5月に「幽☆遊☆白書」を、6月には「sin 七つの大罪 X-TASY」を配信開始しました。海外展開に関
しては、版権獲得と海外事業パートナーの開拓を進めており、2022年度以降に複数タイトルをアジア圏にて配信開
始をする予定です。また、新規事業についてはIP創出事業として縦読みマンガ・ウェブトゥーンの開発を進めてお
り、第4四半期連結会計期間中に事業開始をする予定でおります。これらのゲーム事業、新規事業にて国内外での
更なる収益獲得を目指してまいります。
また、キッチン雑貨事業につきましては、緊急事態宣言による一部の百貨店からの休業要請や外出自粛等の影響、
ECサイトのセキュリティ強化対応中にクレジットカード利用を一時停止したことなどが影響し営業損失を計上して
いるものの、マーチャンダイジング改革等の成果によって前年同四半期対比で売上高は増加いたしました。さらに、
料理家の栗原はるみ、栗原心平両氏それぞれのブランドコンセプトを明確に打ち出した2ブランド制へシフトし、
SNS等を使ったターゲット層へよりダイレクトに伝わる販売戦略をもとにしたプロモーション活動を継続して実施し
てまいります。2021年12月期においても引き続き2ブランドごとの事業戦略に基づき、コロナ禍での消費者ニーズ
の変化に合わせ、EC事業の強化、百貨店販売の効率化及び新規事業等によって、売上高の拡大及び営業利益の黒字
化を進めてまいります。
資金面では、2021年6月7日に株式会社SBI証券に対して発行した新株予約権の行使が2021年6月8日より開始さ
れていることから、財務基盤は安定化が図られております。
以上により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況が存在するものの、重要な不確実性は認めら
れないものと判断しております
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