3664 M-モブキャストHD 2021-05-13 15:00:00
2021年12月期第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月13日
上 場 会 社 名 株式会社モブキャストホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3664 URL https://mobcast.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 藪 考樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 岡田 晋 (TEL) 03-5414-6830
四半期報告書提出予定日 2021年5月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第1四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第1四半期 1,214 △40.7 △101 - △120 - △86 -
2020年12月期第1四半期 2,047 41.9 △253 - △285 - △228 -
(注) 包括利益 2021年12月期第1四半期 △86百万円( -%) 2020年12月期第1四半期 △228百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第1四半期 △2.87 -
2020年12月期第1四半期 △9.41 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第1四半期 3,170 779 24.5
2020年12月期 3,622 865 23.8
(参考) 自己資本 2021年12月期第1四半期 776百万円 2020年12月期 862百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年12月期 -
2021年12月期(予想) - - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(
(注) 2021年12月期の配当予想につきましては、現在未定です。
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益
百万円 % 百万円 %
通期 5,500 △17.4 20 -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) - 、 除外 -社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期1Q 30,008,308株 2020年12月期 30,008,308株
② 期末自己株式数 2021年12月期1Q -株 2020年12月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期1Q 30,008,308株 2020年12月期1Q 24,250,176株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、決算短信(添付資料)3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、従来開催しておりました決算説明会に代えて、2021
年5月17日に決算説明動画を当社ホームページにて配信する予定です。この動画配信で使用する決算補足説明資料
は、決算短信開示後同日中にTDnet及び当社ホームページに掲載いたします。
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………8
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………9
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………10
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………10
1
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間においては、通期での主要子会社営業黒字達成を目指し、各社とも戦略に沿って取り
組んでおります。また、前連結会計年度より取り組んでいる、グローバルニッチ戦略の根幹である動画マーケティ
ング・D2C等のデジタルコンテンツを軸としたマーケティング戦略を更に進めているところであります。
なお、前第2四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった株式会社トムスの株式80%を売却し、連
結範囲から除外したことに伴い、当第1四半期連結会計期間より「モータースポーツ事業」セグメントを報告セグ
メントから除外しております。
モバイルゲーム事業
モバイルゲーム事業につきましては、前連結会計年度において、当社の子会社であるモブキャストゲームスを存
続会社として株式会社ゲームゲートを吸収合併しました。それに伴い、ゲームゲートの得意分野であるアニメ等の
IP分野でのゲームを中心としたデジタルコンテンツのプロデュースを戦略の軸として進めております。
売上につきましては、「転生したらスライムだった件~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~」において、
2021年1月よりTVアニメ第2期第1部の放送が開始し、それに伴う連動施策として、ゲーム内に新キャラクターの
追加投入を行った事等から売り上げが伸長しました。また、スポーツコンテンツのモバプロは引き続き好調であり、
2021年2月24日に日本国内で配信を開始しました「盾の勇者の成り上がり~RERISE~」についても堅調に推移して
おります。その結果、売上高は545,368千円(前年同四半期の売上高は881,138千円)となりました。さらに、前連
結会計年度においてゲーム事業の体質改善を行い、また、引き続きコスト構造改革を行ったこともあり、営業利益
は30,274千円(前年同四半期は営業利益1,106千円)と黒字達成となりました。
キッチン雑貨事業
キッチン雑貨事業を営む株式会社ゆとりの空間は、雑誌やテレビなどのメディアでなじみ深い料理家の栗原はる
み氏が暮らしを楽しむコツやライフスタイルを提案する生活雑貨「share with Kurihara harumi」とレストラン&
カフェ「ゆとりの空間」をプロデュースし、オリジナルの食器やキッチン雑貨、調味料、インテリア小物、エプロ
ン、ウェアなどを全国の百貨店、アウトレットなどで事業展開しています。また同じく料理家である栗原心平氏が
出演するYou Tube公式チャンネル「ごちそうさまチャンネル」を開設、動画内で使用したキッチンアイテムやこだ
わりの商品、厳選した産地直送の食品を販売する「ごちそうさまチャンネル Officialオンラインショップ」を展開
し、新たな顧客獲得を進めております。
全国の百貨店などに出店している小売店舗については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により2021年の年
始から緊急事態宣言が再び発令され、足踏みせざるを得ない状況の中、2021年3月24日、栗原はるみプロデュース
の生活雑貨ショップ「share with Kurihara harumi 玉川髙島屋S・C店」をオープンさせ、意欲的に取り組んでまい
りました。また、モブキャストグループ参画後より強化しているEコマースは、「ゆとりの感謝祭」冬のセールを開
催、加えて季節や時流に合わせた商品開発を行い、さらに有名企業からの継続して安定的なロイヤリティ収入など
により、売上高は662,190千円(前年同四半期の売上高は642,649千円)営業損失は、前年同四半期より9,733千円改
善し21,632千円(前年同四半期は営業損失31,365千円)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、1,214,995千円(前年同四半期は売上高
2,047,593千円)となりました。また、営業損失につきましては、101,448千円(前年同四半期は営業損失253,123千
円)となりました。また、営業外費用として「支払利息」8,336千円等を計上したことにより、経常損失は120,921
千円(前年同四半期は経常損失285,106千円)となりました。さらに、トムス株式を売却したことにより、特別利益
として「投資有価証券売却益」64,800千円を計上、また、特別損失として「情報セキュリティ対策費」28,197千円
を計上した結果、税金等調整前四半期純損失は84,317千円(前年同四半期は税金等調整前四半期純損失220,656千
円)、四半期純損失は86,258千円(前年同四半期は四半期純損失228,284千円)、親会社株主に帰属する四半期純損
失は86,258千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失228,271千円)となりました。
2
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より451,898千円減少し、3,170,208千円となりまし
た。これは主に、受取手形及び売掛金が213,485千円、投資有価証券が70,716千円減少したこと等によるものであり
ます。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末より366,051千円減少し、2,390,881千円となりまし
た。これは主に、短期借入金が111,638千円、未払金が154,146千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末より85,846千円減少し、779,327千円となりました。
これは主に、利益剰余金が86,258千円減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループはこれまで培ってきた「モバイルインターネット領域におけるサービス開発および運営ノウハウの提
供、ブランド資源の価値最大化のプロデュース及び経営支援を行うことで、グローバルでの事業成長を実現し、日本
のエンターテインメント業界を革新させ、さらなる発展に貢献する」ことを重要な戦略と位置付けています。
モバイルゲーム事業につきましては、2020年1月にモブキャストゲームスがゲームゲートを吸収し、新たな体制で
ゲームゲート経営陣が得意とするIPを用いたゲーム及びデジタルコンテンツ等のプロデュースを中心に進めるととも
に、旧経営体制での不採算タイトル等は2020年度中に一掃いたしました。2021年度につきましては、新作3本の配信、
新規事業についてはIP創出等を手掛ける予定でおり、これらのゲーム事業、新規事業での海外展開により国外での収
益獲得を目指してまいります。2021年2月24日には上記新作3本のうちの1本「盾の勇者の成り上がり~RERISE~」
が日本国内で配信を開始し堅調に推移しております。
また、キッチン雑貨事業においては、2021年12月期においては2020年12月期に引き続き、栗原はるみ、栗原心平両
氏のブランドコンセプト、ターゲットの明確化による販売戦略を促進するとともに、コロナ禍での巣ごもり需要ニー
ズにあわせた商品展開等によるEコマースの伸長と新規出退店計画による利益の増加を図ってまいります。
上記を踏まえた連結業績については、2021年2月12日の「2020年12月期 決算短信」で公表いたしました通期の連
結業績予想に変更はありません。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は
今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
3
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 509,079 339,572
受取手形及び売掛金 688,141 474,655
商品及び製品 256,945 250,676
前払費用 231,011 224,558
その他 78,862 87,705
貸倒引当金 △20 △15
流動資産合計 1,764,021 1,377,154
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 107,850 127,550
減価償却累計額 △52,492 △54,181
建物及び構築物(純額) 55,358 73,369
工具、器具及び備品 74,499 74,933
減価償却累計額 △57,346 △59,329
工具、器具及び備品(純額) 17,153 15,604
土地 800,000 800,000
その他 6,204 6,204
減価償却累計額 △1,551 △2,067
その他(純額) 4,653 4,136
有形固定資産合計 877,164 893,109
無形固定資産
のれん 699,337 679,450
その他 4,302 5,166
無形固定資産合計 703,639 684,617
投資その他の資産
投資有価証券 219,240 148,523
その他 64,341 73,103
貸倒引当金 △6,300 △6,300
投資その他の資産合計 277,281 215,327
固定資産合計 1,858,086 1,793,054
資産合計 3,622,107 3,170,208
4
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 249,036 231,770
短期借入金 358,352 246,714
1年内償還予定の社債 76,400 57,400
1年内返済予定の長期借入金 223,779 201,227
未払金 541,207 387,060
未払法人税等 6,819 1,295
前受金 201,721 169,182
その他 222,962 158,391
流動負債合計 1,880,278 1,453,041
固定負債
社債 85,600 62,400
長期借入金 707,129 766,251
繰延税金負債 54,370 54,370
退職給付に係る負債 24,939 25,586
その他 4,615 29,232
固定負債合計 876,653 937,839
負債合計 2,756,932 2,390,881
純資産の部
株主資本
資本金 972,367 972,367
資本剰余金 626,689 626,689
利益剰余金 △736,041 △822,300
株主資本合計 863,014 776,756
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △33 △33
為替換算調整勘定 △691 △279
その他の包括利益累計額合計 △725 △313
新株予約権 2,885 2,885
純資産合計 865,174 779,327
負債純資産合計 3,622,107 3,170,208
5
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 2,047,593 1,214,995
売上原価 1,327,051 641,791
売上総利益 720,542 573,204
販売費及び一般管理費 973,666 674,652
営業損失(△) △253,123 △101,448
営業外収益
受取利息 325 3
為替差益 3,330 6
受取賃貸料 1,745 1,800
雑収入 3,214 351
営業外収益合計 8,615 2,161
営業外費用
支払利息 20,848 8,336
為替差損 - 142
株式交付費 169 42
支払手数料 3,750 2,517
持分法による投資損失 8,810 6,363
その他 7,019 4,231
営業外費用合計 40,597 21,634
経常損失(△) △285,106 △120,921
特別利益
事業譲渡益 59,000 -
固定資産処分益 7,513 -
投資有価証券売却益 - 64,800
特別利益合計 66,513 64,800
特別損失
固定資産除却損 2,064 -
情報セキュリティ対策費 - 28,197
特別損失合計 2,064 28,197
税金等調整前四半期純損失(△) △220,656 △84,317
法人税、住民税及び事業税 7,627 1,940
法人税等合計 7,627 1,940
四半期純損失(△) △228,284 △86,258
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △12 -
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △228,271 △86,258
6
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
四半期純損失(△) △228,284 △86,258
その他の包括利益
為替換算調整勘定 - △279
その他の包括利益合計 - △279
四半期包括利益 △228,284 △86,538
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △228,271 △86,538
非支配株主に係る四半期包括利益 △12 -
7
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益または損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
モバイルゲ モータース キッチン雑 合計
計 (注)1 (注)2 計上額
ーム事業 ポーツ事業 貨事業 (注)3
売上高
外部顧客への
881,138 520,167 642,614 2,043,920 3,673 2,047,593 - 2,047,593
売上高
セグメント間
の内部売上高 - - 35 35 - 35 △35 -
又は振替高
計 881,138 520,167 642,649 2,043,956 3,673 2,047,629 △35 2,047,593
セグメント利益
1,106 △95,412 △31,365 △125,670 530 △125,140 △127,983 △253,123
又は損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンテンツ等の取得及び再生事
業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△127,983千円は全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
8
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益または損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
その他 調整額
モバイルゲー キッチン雑貨 合計 益計算書計上
計 (注)1 (注)2
ム事業 事業 額(注)3
売上高
外部顧客への
545,368 662,190 1,207,559 7,436 1,214,995 - 1,214,995
売上高
セグメント間
の内部売上高 - - - - - - -
又は振替高
計 545,368 662,190 1,207,559 7,436 1,214,995 - 1,214,995
セグメント利益
30,274 △21,632 8,642 1,945 10,587 △112,035 △101,448
又は損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、コンテンツ等の取得及び再生事
業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△112,035千円は全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
前第2四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった株式会社トムスの株式80%を売却し、連結範
囲から除外したことに伴い、当第1四半期連結会計期間より「モータースポーツ事業」セグメントを報告セグメ
ントから除外しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
9
株式会社モブキャストホールディングス(3664) 2021年12月期 第1四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策等
当社グループは2015年12月期より、6期連続して営業損失を計上し、当第1四半期連結累計期間においても、営業
損失101,448千円、経常損失120,921千円、親会社株主に帰属する四半期純損失86,258千円を計上したことから、継続
企業の前提に関する疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。
しかしながら、モバイルゲーム事業につきましては、前事業年度第4四半期会計期間から継続して営業利益を計上
しております。ローリスクミドルリターンのプロデュース型のビジネスモデルへと切り替えを行うとともに、戦略外
及び不採算タイトルからの撤退を行ってきたことから、安定して営業利益を計上できる体質へ転換いたしました。
2021年12月期につきましては、新作3本の配信、新規事業についてはIP創出等を手掛ける予定でおり、これらのゲー
ム事業、新規事業での海外展開により国外での収益獲得を目指してまいります。2021年2月24日には上記新作3本の
うちの1本「盾の勇者の成り上がり~RERISE~」が日本国内で配信を開始し堅調に推移しており、その他の計画につ
いても着実に実行して参ります。
また、キッチン雑貨事業におきましては、緊急事態宣言による外出自粛等の影響により営業損失を計上しているも
のの、前期より進めてきた戦略が功を奏し、前年同四半期対比で売上高・営業利益ともに増加いたしました。さらに、
料理家の栗原はるみ、栗原心平両氏それぞれのブランドコンセプトを明確に打ち出した2ブランド制へとシフトし、
SNS等を使ったターゲット層へよりダイレクトに伝わる販売戦略をもとにしたプロモーション活動を継続して実施し、
2021年12月期においても、引き続き2ブランドごとの事業戦略に基づき、コロナ禍での消費者ニーズの変化に合わせE
コマースによる売上拡大、百貨店販売の効率化及び新規事業等によって、コロナ禍の影響を抑えつつ売上を拡大させ
るべく事業展開をしていく予定です。
資金面では、当第1四半期連結会計期間の末日現在において、現金及び預金339,572千円となっており、財務基盤は
一定の安定化が図られております。また金融機関等との協議を継続して行い、今後の十分な運転資金を確保すること
で財務状況の更なる安定化を図ってまいります。
以上により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況が存在するものの、重要な不確実性は認められ
ないものと判断しております。
10