3664 M-モブキャストHD 2021-02-12 17:45:00
第17期(2020年12月期)決算説明資料 [pdf]

                       https://mobcast.co.jp/




モブキャストグループ
第17期 2020年12月期
決算説明資料
    2021年2月12日(金)


  株式会社モブキャストホールディングス
     (証券コード:3664)
     01 2020年12月期 通期・第4四半期決算概要

     02 2021年12月期 通期業績予想

     03 2021年12月期 通期グループ各社の方針

目次   04 APPENDIX




                                1
2020年12月期 通期・第4四半期
          決算概要




                 2
                     2020年12月期
                   通期業績予想と実績差異
     売上高66億円、営業損失5.3億円(のれん償却前)
コロナ禍でも主要子会社は営業黒字(のれん償却前)を達成し、業績予想を上回る着地

         ビジネスモデルの転換に伴い組織体制と負の遺産を整理し、2020年4Qは四半期での営業黒字達成。
         2021年12月期も安定して営業黒字を計上できる体質へ。



         モブキャストグループ入り以来、重点強化してきたECやデジタル施策により、新たな顧客層獲得に成功。
         新型コロナウィルスの影響を最小限に抑制し、2020年4Qは四半期も営業黒字達成。


                                                    (単位:百万円)
                  連結                ゲームス           ゆとりの空間
          実績      予想      差異     実績      予想       実績      予想

   売上     6,658   6,550    108   2,928   2,839    2,635   2,618
のれん償却前
         ▲534     ▲515    ▲19      17         3     54      53
  営業利益
 営業利益    ▲618     ▲600    ▲18    ▲21       ▲35      14      13

                                                                  3
                              2020年12月期
                            第4四半期決算サマリー
                                 - 連結 -
                  売上高14億円、営業損失1.1億円
         子会社2社は前Qに比べ増収増益。Qでの営業利益計上。

   ●営業外費用:「持分法による投資損失」90百万円
   ●特別損失:ゲームスの「利用許諾権評価損」183百万円、ゆとりはコロナの影響による店舗の
    「減損損失」49百万円を実施

                                                                          (単位:百万円)

         2020年              2020年    2020年    2020年    2020年                2019年
                  QOQ                                           YOY
          4Q                 3Q        2Q       1Q     通期                    通期

   売上     1,458   104.6%     1,393    1,759    2,047    6,658   99.7%        6,681
のれん償却前
          ▲94           -    ▲156     ▲52      ▲230    ▲534           -      ▲980
  営業利益
 営業利益    ▲113           -    ▲176     ▲75      ▲253    ▲618           -     ▲1,016

 経常利益    ▲219           -    ▲188     ▲123     ▲285    ▲816           -     ▲1,199
     ※
当期純利益    ▲420           -    ▲895      822     ▲228    ▲721           -     ▲1,428


                                                                                     4
                                2020年12月期
                             第4四半期決算サマリー
                             - MOBCAST GAMES -

                 売上高7億円、営業利益15百万円

  ・2020年11月12日開示の業績予想を売上で約0.9億円上回り、約7億円の着地。
  ・販管費も経費削減を進めた結果、Qで15百万円の黒字。
  ・過去にゲーム化権を取得するも開発が進んでいないタイトルについて、資産を一括して損失計上し
   183百万円の特損計上(CFには影響なし)。

                                                                        (単位:百万円)

         2020年                2020年   2020年    2020年     2020年              2019年
                   QOQ         3Q                                 YOY
          4Q                            2Q       1Q       通期                通期

   売上      702     101.9%       688     656       881     2,928   84.6%      3,460
のれん償却前      25           -     ▲18        0       10        17          -   ▲342
  営業利益
 営業利益       15           -     ▲28      ▲9         1       ▲21          -   ▲349

 経常利益          9         -     ▲34     ▲38        ▲9       ▲73          -   ▲423
     ※
当期純利益    ▲170            -    ▲355     ▲58        43      ▲540          -   ▲498

                                              ※2019年4Q及び2019年通期は、旧ゲームス+旧ゲームゲート
                                                                                     5
       - MOBCAST GAMES -
          2020年振り返り

    旧 経 営 陣 か ら 新 経 営 陣 へ 移 行
    過去との決別の年として組織体制を再構築
    過去の負の遺産処理を断行し利益の出る体質へ転換



1    リスクの少ないプロデュース型のビジネスモデルへ転換
     ●自社でゲームの配信・運営を行うパブリッシング(配信)型のビジネスモデルから
      IPを使ったゲームの企画及びスキーム構築をメインに行うプロデュース型のビジネス
      モデル主体へと移行
     ●上記に伴い、組織体制も再構築




2    過去の負の遺産を一掃
     ●不採算タイトルの譲渡・撤退(2020年3月末、2020年9月末、2021年1月)
     ●バランスシートを見直し、開発が進まず回収見込みの低い資産の損失計上を断行
     ●その他コスト削減を徹底的に実施




                                                 6
                             2020年12月期
                           第4四半期決算サマリー
                             - ゆとりの空間-
                 売上高7.5億円、営業利益0.3億円

  ・主要の百貨店売上が回復、また、法人営業の売上増加により売上高は前Qより増加。
  ・販管費も抑制し、営業利益0.3億円の営業利益。
  ・コロナ禍により百貨店売上の減少もあった中、EC売上、法人営業等に注力し通期営業黒字達成。

                                                                 (単位:百万円)

         2020年             2020年     2020年   2020年    2020年              2019年
                 QOQ        3Q                                 YOY
          4Q                           2Q      1Q      通期                通期

   売上      753   107.5%      700       538     642     2,635         -     727
のれん償却前
            40 1,662.9%          2      33    ▲21        54          -      54
  営業利益
 営業利益       30         -     ▲7         23    ▲31        14          -      44

 経常利益       24         -     ▲8         21    ▲32         4          -      41
     ※
当期純利益     ▲25          -    ▲12        ▲2     ▲35       ▲76          -      40

                                                           ※2019年は4Qより連結開始。
                                                     そのため、YOYの記載は省略しております。
                                                                                 7
         - ゆとりの空間 -
         2020年振り返り

    新型コロナウィルスの影響を最小限に抑制する仕組み作り
    事業ポートフォリオ見直し、各種SNSを強化
    リアル店舗ビジネスからEコマース中心へ転換を図る

     IPOに向けた経営基盤・事業基盤の強化
1    ●執行役員制度導入、各事業ごとKPIを設置しモニタリング、
      迅速に課題解決できる仕組みを整える。
     ●栗原はるみブランドに加え、栗原心平ブランドを新規立ち上げ。
      2ブランド制にし、ブランドコンセプト・ターゲット・販売戦略・運営組織を明確化。


     PR力×企画力で更なるユーザーへ価値を提供
2    ●2ブランドのSNS戦略を強化
      世界観を伝える特集、ニュース・キャンペーン情報等を配信しフォロワー数増加。
       栗原はるみ関連:56万人→86.7万人(155%アップ)
       栗原心平関連 :6万人 →30.2万人(503%アップ)
       ※2020年4月緊急事態宣言前と同年12月末時点で比較
     ●法人からのライセンス契約打診の呼び水としても機能。


     EC事業の強化
3    ●栗原はるみメインのゆとりの空間ECはスイーツ類など幅広い年代に受ける
      食品企画を積極投入、また既存商品の仕入れ・在庫管理を徹底した。
     ●新たな収益源として栗原心平独自のECサイトを新規で立ち上げ。
      ブランドコンセプトに沿った食器、調理器具、生鮮などの販売開始。
     ●2ブランドともに両者SNSからの積極配信で集客向上中。
                                                8
2021年12月期 通期
    業績予想




           9
     2021年
モブキャストグループの方針      01 財務戦略
                   ●主要子会社が営業黒字体制になり、営業CFがプラスへ。

                   ●ホールディングスコストダウン(前年対比▲1.1億円)。
                    ・コロナ禍対応も踏まえオフィスを約半分に縮小。
い まだ 先 が 見 え な い    ・管理本部の業務効率化により人員を大幅に削減済み。
                    (人件費38百万、業務委託・外注費他38百万、
コロナ禍においても             システム関連費17百万、家賃17百万)
黒字化を必達へ             +トムス株式譲渡により、連結で特別利益0.6億円を
                     2021年第1四半期にて計上。




                                                10
                 02
      2021年
 モブキャストグループの方針      グローバルニッチ戦略
                 ●昨年より取り組んでいるグローバルニッチ戦略の根幹で
                  ある動画マーケティング・D2C等デジタルコンテンツを軸と
                  したマーケティング戦略を更に推し進める。
グ ル ー プ 各 社 の
才能資源・IPの価値を      ●モブキャストインターナショナル(昨年L.A.に設立)を
グローバルに最大化させる      中心に、アフターコロナを見越した日本のコンテンツの
                  グローバル拡大に向けた準備を進める。




                                                 11
                          2021年12月期
                         通期連結業績予想

           売上高55億円、営業利益0.2億円

        HDコストを削減。




        ビジネスモデルの転換により、売上は減少、営業利益は増加。


        引き続きECを強化・ライセンス収益増加を見込み、売上・営業利益ともに拡大。

                                                           (単位:百万円)
                 連結                      ゲームス             ゆとりの空間
        2021年    2020年    差異         2021年   2020年      2021年   2020年

 売上      5,500   6,658 ▲1,158        2,100      2,928   3,200    2,635

営業利益        20   ▲618      638         220      ▲21       200      14
       ※2021年より株式会社トムスが連結から外れております

                                                                         12
  2021年12月期 通期
グループ各社の方針




             13
MOBCAST GAMES




            14
                          - MOBCAST GAMES -
                             2021年12月期
2021年は「筋肉質の体質」のままで、
ゲーム事業の収益拡大と新規事業・海外展開の促進を図り、
攻めの経営で売上拡大を目指す。
        新規タイトルを3本配信予定
ゲーム事業   安定した収益基盤としてのゲーム事業において、
        新作3本を日本国内で配信開始予定。


        新たな収益源を創出し、ゲームに依存しない収益体制へ
           IP創出事業
        KAKAO JAPANと共同でIPを創出、ウェブトゥーン(縦読みマンガ)の
新規事業    形で複数配信予定。創出IPの2次利用による収益拡大も目指す。
           その他新規事業
        アニメ、マンガ、ゲーム等のコアファンに向けた新規サービスを開発中。
        2021年中にサービス開始予定。当事業から他事業への展開も。

        ゲーム事業及び新規事業において海外収益を目指す
          ゲーム事業
        中華圏・東南アジア及び英語圏での収益拡大を目指す。特に英語圏は、
海外事業    北米に設立したモブキャストインターナショナルの機動力を生かす。
           IP創出事業(新規事業)
        ウェブトゥーンの形態で中華圏及び韓国でも収益拡大と
        モブキャストインターナショナルの機動力を生かし2次利用を目指す。        15
             - MOBCAST GAMES -
                2021年12月期
                 - ゲーム事業 -
      ゲーム事業は新規タイトルを3本配信予定。
      また、2022年以降の配信に向け複数タイトル進行中。


            「盾の勇者の成り上がり~RERISE~」(プロジェクト参画タイトル)
            大人気異世界ファンタジーのゲーム化
            事前登録者数は25万人を突破
            2021年日本国内配信予定




            「幽☆遊☆白書GENKAIバトル魂(スピリッツ)」(パブリッシングタイトル)
            大人気アニメのゲーム化
            2021年日本国内配信予定




             海外で好評配信中のタイトルの国内配信準備中
+1本          情報解禁準備が出来次第、プレスリリース予定


      ^


                                                                16
               ※プロジェクト参画タイトル:版元、パブリッシャーとを繋ぐ役割でプロジェクトに参画しております
ゆとりの空間




     17
                            - ゆとりの空間-
                            2021年12月期
IPOに向け昨年コロナ禍でも奏功した方針を今年も継続実施
2ブランドの事業戦略の優先順位を明確にし、
事業ポートフォリオ本格刷新へ
     3大方針を継続
01
     1 経営基盤・事業基盤の強化
       執行役員体制のもと、事業モニタリングと迅速な課題解決を継続実施。
     2 PR力×企画力で更なるユーザーへ価値を提供
       ユーザーとのエンゲージメントを高めロイヤル化を促進。
     3 EC事業の強化
       リアルビジネスからデジタルシフトし、事業ポートフォリオの転換を加速。

     ブランドごとの事業戦略
02
     1   栗原はるみブランドアップデート
          ゆとりの空間ECの売上拡大
         デジタルマーケティングを積極活用した集客、ECシステム全般の見直し。
          百貨店の効率化
         各種商品仕入れ精査・在庫管理徹底し店舗の選択と集中を進める。
     2   昨年創り出した栗原心平の新ブランドの更なる拡大
           ごちそうさまチャンネルECの売上拡大
         本人企画監修・セレクトの商品を増量、YouTube・SNSを積極活用した集客。
           新規事業の立ち上げ
         ファンをさらに拡大し、コアファン化する施策として新規事業投入を予定。        18
                                - ゆとりの空間-
モブキャストによる経営支援及び事業支援により、デジタル領域を中心とする成長基盤が整う
           栗原はるみブランドと栗原心平ブランドを軸に2023年のIPOを目指す

                                                          2023年IPOへ

                                            2ブランドを               海外
                                          アジア中心に展開


                                                               栗原心平
                            デジタル領域での更なる
                             新規事業を準備中                           ブランド
    モブキャストと共同で、デジタルをフル活用し
      従来よりも若年層をターゲットとする                                        ライセンス事業
    「栗原心平」新ブランドを2020年立ち上げ

                                                                 EC 等
                                                               デジタル関連
                グループ入り後は                        栗原はるみブランド
              経営・事業基盤の強化と                     デジタル起点でアップーデート
                EC事業へ注力
                                                               百貨店等
                                                               リアル関連

2019年           2020年         2021年                    2023年
               2019年10月モブキャストグループ入り                                      19
               免責注意事項




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Appendix




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               会社概要


         株式会社モブキャストホールディングス
  社名
         (MOBCAST HOLDINGS INC.)

本社所在地    東京都港区六本木六丁目8番10号 STEP六本木 4階

 代表者     藪   考樹

設立年月日    2004年3月26日

 資本金     972,367千円(2020年12月末日時点)

連結従業員数   137名(2020年12月末日時点)

         グループ戦略、成長戦略の策定およびそのマネジメント
 事業概要
         エンタテインメントコンテンツ化IPやブランドの保有




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                                    四半期決算推移


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             2019年               2020年

                           4Q                 1Q          2Q          3Q          4Q

       売上高           2,230,077           2,047,593   1,759,374   1,393,587   1,458,186

     売上原価            1,373,926           1,327,051   1,013,359     787,596     792,588

    売上総利益              856,151             720,542     746,014     605,990     665,597

       販管費             964,309             973,666     821,076     782,591     779,561

     営業利益            ▲ 108,158           ▲ 253,123    ▲ 75,062   ▲ 176,600   ▲ 113,963

     経常利益            ▲ 194,534           ▲ 285,106   ▲ 123,494   ▲ 188,554   ▲ 219,157

四半期純利益(※)            ▲ 463,880           ▲ 228,271     822,352   ▲ 895,145   ▲ 420,745

       総資産           6,941,708           6,910,569   5,243,549   4,621,793   3,622,107

       純資産             685,572             523,061   1,814,981   1,143,408     865,174
(※) 四半期純利益は、親会社株主に帰属する四半期純利益数値です。




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                                     株式情報


                  株式の状況                                  株価関連指標

発行済株式数*1                       30,008,308株   株価*2                       148円
大株主の状況*1                                     時価総額*2               4,441,229千円

  藪   考樹                            15.2%    総資産 *1               3,622,107千円

  ㈱SBI証券                             4.9%    純資産*1                 865,174千円

  ㈱ファミリーショップワタヤ                      3.1%    PBR*2                     5.15倍

  ㈱でらゲー                              1.6%    PER*2                          -
                                             *1:2020年12月末日時点
  寺田     航平                          1.5%
                                             *2:2021年2月10日時点
  楽天証券㈱                              1.3%
  ハクバ写真産業㈱                           1.2%
  山下     良久                          1.1%
  海老根 智仁                             1.0%
  J.P. Morgan Securities plc         1.0%




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