3663 アートスパーク 2020-02-14 16:00:00
2019年12月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                              2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                           2020年2月14日
上 場 会 社 名   アートスパークホールディングス株式会社          上場取引所           東
コ ー ド 番 号   3663               URL http://www.artspark.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長      (氏名) 野崎 愼也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役            (氏名) 伊藤 賢                 (TEL) 03-6820-9590
定時株主総会開催予定日      2020年3月27日 配当支払開始予定日               2020年3月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年3月30日
決算補足説明資料作成の有無       : 有
決算説明会開催の有無          : 無
 
                                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2019年12月期の連結業績(2019年1月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績                                                                                (%表示は対前期増減率)
                                                                                          親会社株主に帰属する
                      売上高                      営業利益                    経常利益
                                                                                             当期純利益
                      百万円             %         百万円         %          百万円          %            百万円           %
  2019年12月期           5,381       42.0       241 △35.5      230 △35.6       241 △27.7
  2018年12月期           3,789        4.2       374 △11.5      357 △12.9       334 △10.8
(注) 包括利益        2019年12月期            235百万円( △29.6%)   2018年12月期   334百万円(   △11.2%)
 
                                    潜在株式調整後
                  1株当たり                           自己資本          総資産         売上高
                                      1株当たり
                  当期純利益                          当期純利益率       経常利益率        営業利益率
                                      当期純利益
                            円 銭                 円 銭                   %                    %                   %
  2019年12月期              31.42                 31.29              6.0                 4.5                    4.5
  2018年12月期              49.18                 48.38             10.1                 8.5                    9.9
(参考) 持分法投資損益        2019年12月期                 ―百万円          2018年12月期               ―百万円
 

 
(2)連結財政状態
                      総資産                       純資産                   自己資本比率                  1株当たり純資産
                                百万円                       百万円                       %                       円 銭
  2019年12月期                     5,811                     4,528                    77.8                    554.63
  2018年12月期                     4,354                     3,476                    79.5                    509.60
(参考) 自己資本         2019年12月期               4,520百万円          2018年12月期            3,463百万円
 

 
(3)連結キャッシュ・フローの状況
                 営業活動による                   投資活動による               財務活動による                   現金及び現金同等物
                キャッシュ・フロー                 キャッシュ・フロー             キャッシュ・フロー                     期末残高
                                百万円                       百万円                     百万円                      百万円
    2019年12月期                     988                 △2,425                       728                     1,880
 
    2018年12月期                   1,007                  △550                       △250                     2,612
 

 
2.配当の状況
                                             年間配当金                                                          純資産
                                                                                 配当金総額         配当性向
                                                                                                            配当率
                  第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                    期末          合計          (合計)          (連結)
                                                                                                            (連結)
                     円 銭    円 銭    円 銭                      円 銭           円 銭       百万円                %             %
  2018年12月期                 ―         0.00        ―         5.00          5.00           33        10.2             1.0
  2019年12月期                 ―         0.00        ―         6.00          6.00           48        19.1             1.1
 
  2020年12月期(予想)             ―         0.00        ―         7.00          7.00                     22.3
 
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)

                                               (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
                                                           親会社株主に帰属す 1株当たり
                     売上高                  営業利益      経常利益
                                                             る当期純利益   当期純利益
                    百万円          %        百万円         %      百万円            %      百万円            %            円 銭
第2四半期(累計)           2,762       9.0           13 △94.7            1          -         9       △94.9            1.10
   通 期              5,826       8.2          304  26.1          271       17.8       256         6.2           31.39
※ 注記事項
 

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)                                        : 有
         新規   1社   (社名)Candera GmbH   、 除外    ―社    (社名)―
 

 
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                             : 無
    ②     ①以外の会計方針の変更                              : 無
    ③     会計上の見積りの変更                               : 無
    ④     修正再表示                                    : 無
 

 
(3)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)                  2019年12月期    8,153,720株    2018年12月期     6,799,220株

    ②     期末自己株式数                      2019年12月期         3,375株   2018年12月期         3,300株

    ③     期中平均株式数                      2019年12月期    7,682,813株    2018年12月期     6,794,014株
 

 


 
    ※    決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
         本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
        判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
        の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P5「1.経営成績等の概
        況(4)今後の見通し」をご覧ください。
                  アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


○添付資料の目次

  1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
   (1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
   (2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
   (3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
   (4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
   (5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………5
  2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
  3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
   (1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
   (2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
   (3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
   (4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
   (5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
    (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
    (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………13
    (追加情報) …………………………………………………………………………………………13
    (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
    (1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
    (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
    (企業結合等関係) …………………………………………………………………………………17




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                            アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
     当連結会計年度におけるわが国経済は、消費増税や気候変動の影響等により企業の景況感が一部停滞しましたが、
    各種政策の効果もあり個人消費や設備投資が上向き、景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、米中貿易摩
    擦の長期化による国際経済の不確実性や英国のEU離脱問題、中東地域の不安定な地政学リスクが与える影響の懸念
    等もあり、景気の先行きは依然不透明な状態が続きました。
     当社グループは、デジタルによるコンテンツの創作から利用・活用に至るまでの諸活動をトータルに支援できる
    環境の提供を経営理念に掲げ、事業を推進しております。
     当連結会計年度におきましては、ソフトウェアIPを核とした経営に重点を置き、開発リソースの戦略的配置等、
    経営効率向上に注力しております。
    その結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は、Candera GmbHの子会社化もあり5,381,272千円(前年同期
    比42.0%増)となりましたが、Candera GmbHののれん償却費等350,700千円が発生したことにより、営業利益は
    241,957千円(前年同期比35.5%減)となりました。
     また、経常利益につきましては、支払利息4,910千円、為替差損2,906千円を計上したこと等により、230,167千円
    の経常利益(前年同期比35.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、のれん等の償
    却費に係る法人税等調整額が発生したこと等により、241,469千円の親会社株主に帰属する当期純利益(前年同期比
    27.7%減)となりました。
  事業別セグメントにつきましては、以下のとおりであります。
  <クリエイターサポート事業>
  当連結会計年度においては、子会社株式会社セルシス(以下「セルシス」という)が提供するマンガ・イラス
    ト・アニメ制作ソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT」シリーズのiPad対応等により、2012年発売開始からの全世界に
    おける累計出荷本数が600万本を超えました。
     また、「CLIP STUDIO PAINT」シリーズが「BCN AWARD 2019」 のグラフィックソフト部門において、年間販売台
    数1位のベンダーとして表彰されました。セルシスの同部門での受賞は、2年ぶり4度目となりました。
     この他、創作ノウハウを共有できるサービス「CLIP STUDIO TIPS」のリニューアルにあわせて、従来日本語で400
    種ほど提供していた創作をサポートする「使い方コンテンツ」を、英語、中国語(繁体字)、韓国語、フランス語、
    ドイツ語、スペイン語の6言語での翻訳を完了して提供を開始する等、海外向けサービスの充実を図っておりま
    す。
     この様なワールドワイドに向けた施策により、セルシスが主催した国際コミック・マンガスクールコンテストに
    おいては、「贈りもの」をテーマにしたイラスト、マンガ作品を全世界から広く募集し、67の国・地域の639校から
    の参加校登録と合計1,400点を超える力のこもったイラスト、マンガが集まりました。
     ワールドワイドに向けた施策は、電子書籍ソリューション「CLIP STUDIO READER」でも行いました。近年、影響
    力を増しつつあるWEBTOON作品(スマートフォンやパソコンでの閲覧向けに描かれた縦長画像形式の作品)の配信に
    対応し、国内電子書籍市場でトップクラスの利用者数を誇る電子書籍配信サービス「めちゃコミック」を運営する
    株式会社アムタスのサービス等にも採用されております。また、株式会社講談社のコミックが「CLIP STUDIO
    READER」の縦スクロール・コマ表示での配信を開始しました。
     「CLIP STUDIO PAINT」の最新バージョンでは、機械学習(AI)の技術を活用した「ポーズスキャナー」を搭載し
    ました。これにより、ポーズスキャナーを使用して写真に写っている人物のポーズを読み取り、3Dデッサン人形や
    3Dキャラクター素材に適用することが可能となりました。今後も、機械学習を活用した機能の強化に積極的に取り
    組んでまいります。
     また、全世界のクリエイター向けペンタブレット分野で定評のある株式会社ワコムとグローバルでのパートナー
    シップを強化し、イラスト、マンガ、ファインアートに適した「Wacom Cintiq」シリーズの2機種に、「CLIP
    STUDIO PAINT PRO 12か月ライセンス版」をバンドル提供するキャンペーンを開始しました。
     さらに、「CLIP STUDIO PAINT」のすべての機能を搭載し、Windows / macOS / iPad 版と同じ機能が利用できる、
    iPhone版の「CLIP STUDIO PAINT」を全世界同時にリリースしました。新たに開発したスマートフォンに最適化した
    UIを搭載し、本格的なグラフィックコンテンツの制作環境を、iPhone上で実現しており、App Store 無料App エン
    ターテインメントカテゴリランキングで、初登場1位を獲得しました。 iPhone版は、既に2007年にリリースされ、
    App Store エンターテインメントカテゴリトップセールスランキングで1位を継続しているiPad版と同様に、サブ



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    スクリプションモデルの課金システムを採用しており、サービスの継続性を担保しながら収益化を図ってまいりま
    す。
     今後も、創作から流通・閲覧に関わる全ての分野で、クリエイター向けの施策に積極的に取り組み、業容拡大に
    努めてまいります。
     以上の結果、売上高は3,617,277千円(前年同期比22.3%増)、営業利益は692,569千円(前年同期比46.7%増)
    となりました。
     <UI/UX事業>
     UI/UX事業では、自動車(四輪・二輪)関連分野を筆頭に、車載向けソフトウェア開発プラットフォーム「CGI
    Studio」( シ ー ジ ー ア イ ス タ ジ オ )、 及 び、 HMI の 基 盤 で あ る UI オ ー サ リ ン グ ソ フ ト ウ ェ ア 群 「exbeans UI
    Conductor」(エックスビーンズユーアイコンダクター)を中心とする自社IP製品の開発に注力しております。
     当連結会計年度では、UI/UX事業における開発力と販売力の強化を目的として、2019年1月、オーストリアの現地
    法人Candera GmbHの全株式を取得し子会社化いたしました。
     Candera GmbHは、独自の技術で開発し、欧州の大手自動車メーカーを中心に多数の採用実績がある製品「CGI
    Studio」を中心に顧客に提供しており、HMI開発及び組込みソフトウェアの分野におけるソフトウェアサービスの提
    供とCGI Studioの環境で、自動車のメータークラスター周辺、ヘッド・アップ・ディスプレイ(HuD)やカーナビゲ
    ーションを始めとしたIVI SYSTEM等を開発されるお客様をサポートしてまいります。
     なお、Candera GmbHの日本及びアジア地区における営業、開発及びサポートを目的とした子会社「株式会社カン
    デラジャパン」を2019年6月に設立し、当連結会計年度から活動を開始しております。
     さらに、Candera GmbHは、アメリカにおける高級車の販売数増加と、自動車HMI機能に対する顧客のニーズの高ま
    りや、家電、RV車、農業部門等の業種における需要傾向を受け、北アメリカのデトロイト地域に、Candera America
    Inc.(アートスパークホールディングス株式会社の孫会社)を2019年12月に設立いたしました。これにより、欧
    州・日本・北米といった、世界の主要な自動車開発地域に拠点を設け、グローバルに活動を行う基盤が整いまし
    た。
     製品では、Candera GmbHが2019年10月に「CGI Studio」の最新バージョン3.8を公開しております。
     なお、ドイツ大手トラックメーカーMANグループのMAN CitE Truckのプロジェクトパートナーに選ばれ、MAN
    Truckのフルデジタルのメイン制御パネルに「CGI Studio」が実装されております。
     イベントでは、ドイツのベルリンで開催された「CAR HMI Europe」や、フランスのサン=カンタン・アン・イブ
    リーヌで開催された、自動車関連業界においてアプリケーションを使用するテクノロジープロバイダーや業者向け
    のイベント「Automotive Connection 2019」に出展、中国の上海で開催された「第2回中国自動車HMIとインテリジ
    ェント コックピットサミット」に協賛・出展し、包括的HMIソリューション「CLUSTER + IVI SYSTEM」を始め、
    Cypress 社 製 ハ ー ド ウ ェ ア に 「CGI Studio」 を 組 込 ん だ メ ー タ ー ク ラ ス タ ー や、「CGI Studio」 を 組 込 ん だ
    AndroidOS上で作動するカーナビゲーションのデモ展示を行い、自動車及び組込みHMI設計の最新技術を紹介しまし
    た。
     さらに、東京ビッグサイトにて開催された「第12回 オートモーティブワールド」に出展し、自社開発製品
    「Candera Link」のデモを初公開しました。「Candera Link」は、プラットフォームに依存しないデータとサービ
    スを、複数のクライアント(IVI SYSTEM、CLUSTER、AR HuD、スマートフォン等)で共有することを可能にする、リ
    モート・レンダリング・サービスです。
     この他では、「exbeans UI Conductor」が、プリンター分野において、セイコーエプソン株式会社のプリンター
    への搭載台数が累計で600万台を超えました。
     また、2015年8月より大手OEMの車載機器向けサービスソフトウェアに採用されている当社製品は、北米市場を中
    心とした出荷台数が累計で430万台を超えております。今後も UI/UX事業の業容拡大に向けた施策を積極的に展開し
    てまいります。
     以上の結果、売上高は1,790,369千円(前年同期比102.1%増)、営業損失はのれん償却分等350,700千円を含め、
    436,225千円(前年同期は67,423千円の営業損失)となりました。




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                      アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


(2)当期の財政状態の概況
 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べて1,456,601千円増加し5,811,162千円となりました。こ
の主な要因は、現金及び預金が794,839千円、仕掛品が88,426千円減少した一方で、オーストリアの現地法人
Candera GmbHの全株式を取得し子会社化したことに伴い、のれんが1,294,262千円、顧客関連資産が117,341千円、
技術資産が434,822千円増加したこと等によるものであります。
 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末と比べて404,600千円増加し1,282,364千円となりました。この主
な要因は、短期借入金が50,000千円、未払金が65,528千円減少した一方で未払費用が129,009千円、前受金が
159,786千円、役員退職慰労引当金が40,000千円増加したこと等によるものであります。
 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて1,052,000千円増加し4,528,797千円となりました。こ
の主な要因は、株式の発行等により資本金が427,687千円、資本剰余金が427,687千円、親会社株主に帰属する当期
純利益の計上等により利益剰余金が207,489千円増加したこと等によるものであります。なお、自己資本比率は、
77.8%となりました。


(3)当期のキャッシュ・フローの概況
 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ732,266千円減
少し、1,880,448円となりました。なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、
次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動の結果得られた資金は、988,658千円(前連結会計年度は1,007,074千円の獲得)となりました。これは
主として、売上債権の増加額5,237千円や投資有価証券売却益25,786千円、法人税等の支払額155,796千円等があっ
たものの、税金等調整前当期純利益232,475千円の計上や減価償却費の計上681,265千円、のれん償却額228,399千円
等の資金の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動の結果使用した資金は、2,425,091千円(前連結会計年度は550,631千円の使用)となりました。これは
主として、ソフトウエア等の無形固定資産の取得による支出508,056千円、有形固定資産の取得による支出207,099
千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得に伴う支出1,777,691千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動の結果得られた資金は、728,621千円(前連結会計年度は250,865千円の使用)となりました。これは主
として、短期借入金の返済による支出1,550,000千円や長期借入金の返済による支出43,124千円等があったものの短
期借入による収入1,500,000千円や株式の発行による収入855,215千円等があったことによるものであります。この
結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、1,880,448千円となりました。




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                    アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


(4)今後の見通し
 2019年12月期につきましては、クリエイターサポート事業が、海外向けマーケティングや協業等の積極的な施策が
業容拡大につながり、3期連続の増収増益となりました。また、UI/UX事業では、今後の業容拡大を目的にオーストリ
ア現地法人Candera GmbHを子会社化し、国内においては株式会社カンデラジャパンを設立、北米では先行してマーケ
ティング活動を行うため孫会社を設立し、自動車業界を中心に販売促進活動を行ってまいりました。
 2020年12月期におきましても、クリエイターサポート事業及びUI/UX事業の両セグメントとも、引き続き自社ソフト
ウェアIP開発に注力し、販売促進活動を推進してまいります。
 クリエイターサポート事業においては、ワールドワイドを視野に、クリエイター向けWebサイトの充実や「CLIP
STUDIO PAINT」シリーズの拡販に注力することにより増収増益を見込んでおります。
 UI/UX事業におきましては、継続して自動車業界に関連するイベントに出展する等、積極的に顧客へアプローチして
まいりますが、一方で、同事業の主要取引先である自動車業界は、世界の新車販売台数が2018年、2019年と2年連続
前年割れとなり、2020年の見通しにつきましても、中国の自動車市場や欧州の自動車市場等の低迷により、売上高は
増加を見込んでおりますが、利益は、減少幅は縮むものの厳しい状況が見込まれます。
 このような当社グループの経営環境ではありますが、2020年12月期の連結売上高につきましては、5,826百万円、営
業損益では、304百万円の営業利益を見込んでおり、のれん等の償却費約442百万円の影響を含めても、2019年12月期
に対して増収・増益を見込んでいます。経常損益につきましては、支払利息の計上等により271百万円の経常利益を、
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては256百万円を見込んでおります。


(5)継続企業の前提に関する重要事象等
 該当事項はありません。


2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
 当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内外の諸情勢を考慮し、
検討を進めていく方針であります。




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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
                                                           (単位:千円)
                                前連結会計年度              当連結会計年度
                               (2018年12月31日)        (2019年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                               2,700,195            1,905,356
   売掛金                                    275,934              464,404
   製品                                       3,990                2,475
   仕掛品                                    124,527               36,101
   原材料及び貯蔵品                                35,179               34,739
   その他                                    141,599              271,220
   貸倒引当金                                  △2,021               △5,456
   流動資産合計                               3,279,406            2,708,841
 固定資産
   有形固定資産
     建物                                    77,431              134,770
      減価償却累計額                            △50,791              △27,435
      建物(純額)                               26,639              107,335
     工具、器具及び備品                            229,170              312,688
      減価償却累計額                           △181,317             △196,902
      工具、器具及び備品(純額)                        47,853              115,786
     車両運搬具                                  3,924                3,924
      減価償却累計額                             △2,178               △2,759
      車両運搬具(純額)                             1,745                1,164
     リース資産                                  3,097                   ―
     有形固定資産合計                              79,336              224,285
   無形固定資産
     ソフトウエア                               639,152              681,949
     ソフトウエア仮勘定                             25,373                3,555
     のれん                                       ―             1,294,262
     顧客関連資産                                    ―               117,341
     技術資産                                      ―               434,822
     その他                                   45,325              137,947
     無形固定資産合計                             709,851            2,669,878
   投資その他の資産
     投資有価証券                                80,102               40,766
     敷金及び保証金                              115,148              163,533
     繰延税金資産                                83,314                   ―
     その他                                    7,402                3,857
     投資その他の資産合計                           285,966              208,157
   固定資産合計                               1,075,155            3,102,321
 資産合計                                   4,354,561            5,811,162




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                   アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


                                                            (単位:千円)
                                 前連結会計年度              当連結会計年度
                                (2018年12月31日)        (2019年12月31日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                                     100,590               95,858
   短期借入金                                    50,000                   ―
   1年内返済予定の長期借入金                            18,080                   ―
   未払金                                     151,589               86,060
   前受金                                      86,429              246,215
   未払費用                                     66,253              195,263
   未払法人税等                                   70,883               82,017
   返品調整引当金                                   1,152                1,535
   賞与引当金                                    45,246               60,404
   その他                                      76,746              129,426
   流動負債合計                                  666,971              896,781
 固定負債
   役員退職慰労引当金                                65,240              105,240
   退職給付に係る負債                               143,119              166,363
   繰延税金負債                                       ―                32,913
   その他                                       2,433               81,066
   固定負債合計                                  210,792              385,583
 負債合計                                      877,764            1,282,364
純資産の部
 株主資本
   資本金                                   1,065,325            1,493,012
   資本剰余金                                   544,452              972,139
   利益剰余金                                 1,852,434            2,059,924
   自己株式                                    △3,198               △3,268
   株主資本合計                                3,459,013            4,521,807
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                              4,199                7,636
   為替換算調整勘定                                     ―               △8,991
   その他の包括利益累計額合計                             4,199              △1,354
 新株予約権                                      13,584                8,345
 純資産合計                                   3,476,797            4,528,797
負債純資産合計                                  4,354,561            5,811,162




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                  アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
                                                           (単位:千円)
                              前連結会計年度                当連結会計年度
                            (自 2018年1月1日           (自 2019年1月1日
                            至 2018年12月31日)         至 2019年12月31日)
売上高                                  3,789,652               5,381,272
売上原価                                 2,002,522               3,078,467
売上総利益                                1,787,129               2,302,804
返品調整引当金戻入額                                 540                   1,152
返品調整引当金繰入額                               1,152                   1,535
差引売上総利益                              1,786,517               2,302,422
販売費及び一般管理費                           1,411,630               2,060,464
営業利益                                   374,886                 241,957
営業外収益
 受取利息                                        70                      35
 受取配当金                                      682                     682
 その他                                         10                       1
 営業外収益合計                                    763                     720
営業外費用
 支払利息                                     1,345                   4,910
 為替差損                                    11,486                   2,906
 特許権償却                                    3,512                   3,371
 商標権償却                                    1,408                   1,320
 その他                                        216                      ―
 営業外費用合計                                 17,970                  12,509
経常利益                                    357,679                 230,167
特別利益
 投資有価証券売却益                                7,513                  25,786
 新株予約権戻入益                                   652                   5,080
 特別利益合計                                   8,166                  30,867
特別損失
 固定資産除却損                                     ―                   13,291
 投資有価証券評価損                                   ―                   15,267
 特別損失合計                                      ―                   28,559
税金等調整前当期純利益                             365,846                 232,475
法人税、住民税及び事業税                             88,406                  85,354
法人税等調整額                                △56,704                 △94,348
法人税等合計                                   31,701                 △8,993
当期純利益                                   334,144                 241,469
非支配株主に帰属する当期純利益                              ―                       ―
親会社株主に帰属する当期純利益                         334,144                 241,469




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連結包括利益計算書
                                                         (単位:千円)
                            前連結会計年度                当連結会計年度
                          (自 2018年1月1日           (自 2019年1月1日
                          至 2018年12月31日)         至 2019年12月31日)
当期純利益                                334,144                241,469
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                             824                  3,436
 為替換算調整勘定                                  ―                 △8,991
 その他の包括利益合計                               824                △5,554
包括利益                                  334,968                235,915
(内訳)
 親会社株主に係る包括利益                         334,968                235,915
 非支配株主に係る包括利益                              ―                      ―




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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
                                                                                         (単位:千円)
                                                   株主資本

                 資本金             資本剰余金             利益剰余金                  自己株式           株主資本合計

当期首残高              1,063,930           543,057           1,545,457          △3,085         3,149,359

当期変動額
 新株の発行(新株予
                       1,395             1,395                                                 2,790
 約権の行使)
 剰余金の配当                                                   △27,167                           △27,167
 親会社株主に帰属す
                                                           334,144                           334,144
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                     △113              △113
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純
 額)
当期変動額合計                1,395             1,395             306,976           △113            309,654

当期末残高              1,065,325           544,452           1,852,434          △3,198         3,459,013



                       その他の包括利益累計額
              その他有価証券          その他の包括利益                   新株予約権           非支配株主持分         純資産合計
                      為替換算調整勘定
               評価差額金             累計額合計
当期首残高              3,375           -             3,375           14,736              -     3,167,471

当期変動額
 新株の発行(新株予
                                                                                               2,790
 約権の行使)
 剰余金の配当                                                                                     △27,167
 親会社株主に帰属す
                                                                                             334,144
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                                       △113
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純            824           -               824          △1,152               -         △328
 額)
当期変動額合計              824           -               824          △1,152               -       309,325

当期末残高              4,199           -             4,199           13,584              -     3,476,797




                                            10
                                アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
                                                                                                   (単位:千円)
                                                        株主資本

                 資本金               資本剰余金                利益剰余金                     自己株式             株主資本合計

当期首残高               1,065,325              544,452            1,852,434             △3,198           3,459,013

当期変動額
 新株の発行(新株予
                      427,687              427,687                                                     855,374
 約権の行使)
 剰余金の配当                                                        △33,979                                △33,979
 親会社株主に帰属す
                                                                241,469                                241,469
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                                 △69              △69
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純
 額)
当期変動額合計               427,687              427,687              207,489                  △69         1,062,794

当期末残高               1,493,012              972,139            2,059,924             △3,268           4,521,807



                       その他の包括利益累計額
              その他有価証券          その他の包括利益                         新株予約権             非支配株主持分           純資産合計
                      為替換算調整勘定
               評価差額金             累計額合計
当期首残高              4,199              -               4,199           13,584                   -      3,476,797

当期変動額
 新株の発行(新株予
                                                                                                       855,374
 約権の行使)
 剰余金の配当                                                                                               △33,979
 親会社株主に帰属す
                                                                                                       241,469
 る当期純利益
 自己株式の取得                                                                                                  △69
 株主資本以外の項目
 の当期変動額(純          3,436          △8,991             △5,554          △5,238                    -      △10,793
 額)
当期変動額合計            3,436          △8,991             △5,554          △5,238                    -      1,052,000

当期末残高              7,636          △8,991             △1,354               8,345                -      4,528,797




                                                11
                 アートスパークホールディングス株式会社(3663) 2019年12月期 決算短信


(4)連結キャッシュ・フロー計算書
                                                         (単位:千円)
                             前連結会計年度               当連結会計年度
                           (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                           至 2018年12月31日)        至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前当期純利益                          365,846              232,475
 減価償却費                                534,377              681,265
 新株予約権戻入益                               △652               △5,080
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                        △843                 3,435
 賞与引当金の増減額(△は減少)                        1,194               11,466
 返品調整引当金の増減額(△は減少)                        612                  382
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                   20,050               11,763
 役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)                   32,360               40,000
 受取利息及び受取配当金                            △752                 △718
 支払利息                                   1,345                4,910
 固定資産除却損                                   -                13,291
 のれん償却額                                    -               228,399
 投資有価証券売却損益(△は益)                      △7,513              △25,786
 投資有価証券評価損益(△は益)                           -                15,267
 売上債権の増減額(△は増加)                        44,370              △5,237
 たな卸資産の増減額(△は増加)                    △137,668                92,540
 仕入債務の増減額(△は減少)                        19,882              △7,227
 その他                                  183,463            △144,562
 小計                                 1,056,073            1,146,584
 利息及び配当金の受取額                              736                2,219
 利息の支払額                               △2,171               △5,256
 法人税等の還付額                                  -                   908
 法人税等の支払額                            △47,563             △155,796
 営業活動によるキャッシュ・フロー                   1,007,074              988,658
投資活動によるキャッシュ・フロー
 定期預金の預入による支出                         △3,606              △3,601
 定期預金の払戻による収入                              -               66,174
 有形固定資産の取得による支出                      △47,116             △207,099
 無形固定資産の取得による支出                     △476,738             △508,056
 投資有価証券の売却による収入                        10,254              54,834
 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
                                            -           △1,777,691
 る支出
 差入保証金の差入による支出                        △2,719              △49,752
 敷金の回収による収入                               82                   100
 その他                                 △30,788                    -
 投資活動によるキャッシュ・フロー                   △550,631            △2,425,091
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入れによる収入                                -             1,500,000
 短期借入金の返済による支出                      △140,000            △1,550,000
 長期借入れによる収入                                -                25,044
 長期借入金の返済による支出                       △84,964              △43,124
 リース債務の返済による支出                          △912              △24,465
 株式の発行による収入                             2,291              855,215
 配当金の支払額                             △27,167              △33,979
 自己株式の取得による支出                           △113                  △69
 財務活動によるキャッシュ・フロー                   △250,865               728,621
現金及び現金同等物に係る換算差額                           -              △24,454
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                   205,576            △732,266
現金及び現金同等物の期首残高                      2,407,138            2,612,714
現金及び現金同等物の期末残高                      2,612,714            1,880,448



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(5)連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。


 (会計方針の変更)
  該当事項はありません。


 (追加情報)
 (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
  「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計
 期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に
 表示しております。 前連結会計年度末の連結財務諸表等については、当該変更に伴う表示の組替えを行っておりま
 す。
  この結果、組替えを行う前と比べて前連結会計年度末の「繰延税金資産」(投資その他の資産)が71,530千円増加
 し、「繰延税金資産」(流動資産)が74,393千円、「繰延税金負債」(固定負債)が2,862千円それぞれ減少しており
 ます。


 (セグメント情報等)
 【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
  当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
 会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
  「クリエイターサポート事業」は、グラフィック技術の研究開発と実用化を推進し、新しいコンテンツ制作技法や
 新デバイスに対応した製品ラインナップの拡充を行っており、マンガ・イラスト・アニメ制作ソフトウェア「CLIP
 STUDIO PAINT」シリーズ等の企画から開発まで、セルシス社内で行っております。マンガ・イラスト・アニメ制作ソ
 フトウェア「CLIP STUDIO PAINT」シリーズは、主に、セルシスが運営するインターネットを通じてイラスト、マン
 ガ、アニメ、小説のグラフィック系コンテンツの制作ソフトウェアの提供や、クリエイターの創作活動を支援するWeb
 サイト「CLIP STUDIO」において、ダウンロードによる販売、PC流通業者及び小売業者を通しての販売、使用許諾での
 提供等を行っております。また、グラフィック技術の研究開発成果をもとにした、ソフトウェアやサービスノウハウ
 をソリューションとして提供しております。PC・タブレットデバイス・スマートフォンを始めとする各種プラットフ
 ォームへの電子書籍配信ソリューション「CLIP STUDIO               READER」、電子書籍オーサリングソフトウェア等を始めとす
 る、様々なデバイス・プラットフォームに対応したグラフィック系コンテンツの制作・流通・再生にまつわる各種ソ
 リューションを提供しております。
 「UI/UX事業」では、自動車(四輪・二輪)関連分野を筆頭に、車載向けソフトウェア開発プラットフォーム「CGI
 Studio」( シ ー ジ ー ア イ ス タ ジ オ )、 及 び、 HMI の 基 盤 で あ る UI オ ー サ リ ン グ ソ フ ト ウ ェ ア 群 「exbeans UI
 Conductor」(エックスビーンズユーアイコンダクター)を中心とする自社IP製品の開発を行い、車載機・デジタルカ
 メラ等のデジタル家電機器や、スマートフォン等のモバイル端末に向けてUIソリューションとして使用許諾を行い、
 ライセンス収入を得ております。
  また、UIのデザイン業務からソフトウェア開発業務、組込み業務までを受託開発として請け負い、開発費及び保
 守・サポート費を得ております。


2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
  報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
 る記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収
 益及び振替高は市場実勢価格等に基づいております。




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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
  前連結会計年度(自   2018年1月1日   至   2018年12月31日)
                                                                       (単位:千円)
                              報告セグメント                                  連結財務諸表計
                                                           調整額
                                                                          上額
               クリエイター                                      (注)1
                               UI/UX事業        計                          (注)2
               サポート事業
売上高

 外部顧客への売上高        2,903,801        885,850    3,789,652           ―      3,789,652
 セグメント間の内部
                     52,993               ―       52,993    △52,933            ―
 売上高又は振替高
      計           2,956,794        885,850    3,842,645     △52,993      3,789,652
セグメント利益
                    472,096       △67,423       404,672     △29,785        374,886
又は損失(△)
セグメント資産           2,503,828      1,597,286    4,101,114      253,447     4,354,561

その他の項目

 減価償却費              261,845        264,427      526,272        8,104       534,377
 有形固定資産及び
 無形固定資産の          231,315     250,873  482,188  4,317  486,506
 増加額
 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。
     (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△29,785千円は、主に各事業セグメントに配分していない全社収
      益、全社費用の純額であります。全社収益は、提出会社に対するグループ子会社からの経営管理指導料であ
      り、全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係る費用であります。
     (2) セグメント資産の調整額253,447千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産によるもので
      す。全社資産の主なものは提出会社の現金及び預金、持株会社運営に係る資産等であります。
     (3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額4,317千円は、主に報告セグメントに帰属しない全社資
      産の購入であります。
    2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。




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 当連結会計年度(自   2019年1月1日    至   2019年12月31日)
                                                                      (単位:千円)
                              報告セグメント                                 連結財務諸表計
                                                          調整額
                                                                         上額
               クリエイター                                     (注)1
                               UI/UX事業       計                          (注)2
               サポート事業
売上高

 外部顧客への売上高        3,596,259      1,785,013   5,381,272           ―      5,381,272
 セグメント間の内部
                     21,018          5,356       26,374    △26,374            ―
 売上高又は振替高
      計           3,617,277      1,790,369   5,407,647     △26,374      5,381,272
セグメント利益
                    692,569      △436,225      256,344     △14,386        241,957
又は損失(△)
セグメント資産           1,944,885      3,396,439   5,341,324      469,837     5,811,162

その他の項目

 減価償却費              255,885        406,156     662,042       19,223       681,265

 のれんの償却額                 ―         228,399     228,399           ―        228,399
 有形固定資産及び
 無形固定資産の          219,833    2,539,314 2,759,148 173,480 2,932,628
 増加額
 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。
     (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△26,374千円は、主に各事業セグメントに配分していない全社収
      益、全社費用の純額であります。全社収益は、提出会社に対するグループ子会社からの経営管理指導料であ
      り、全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係る費用であります。
     (2) セグメント資産の調整額469,837千円は、主に各報告セグメントに配分していない全社資産によるもので
      す。全社資産の主なものは提出会社の現金及び預金、持株会社運営に係る資産等であります。
     (3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額173,480千円は、主に報告セグメントに帰属しない全社
      資産の購入であります。
    2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。




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 (1株当たり情報)

                                前連結会計年度                  当連結会計年度
                              (自 2018年1月1日             (自 2019年1月1日
                               至 2018年12月31日)           至 2019年12月31日)
1株当たり純資産額                                  509.60円                  554.63円

1株当たり当期純利益金額                                49.18円                      31.42円
潜在株式調整後
                                        48.38円               31.29円
1株当たり当期純利益金額
 (注) 1. 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとお
        りであります。
                            前連結会計年度              当連結会計年度
            項目            (自 2018年1月1日         (自 2019年1月1日
                           至 2018年12月31日)       至 2019年12月31日)
1株当たり当期純利益金額

 親会社株主に帰属する当期純利益(千円)                        334,144                     241,469

 普通株主に帰属しない金額(千円)                                ―                          ―
 普通株式に係る親会社株主に帰属する
                                            334,144                     241,469
 当期純利益(千円)
 普通株式の期中平均株式数(株)                          6,794,014                7,682,813

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
 親会社株主に帰属する
                                                 ―                          ―
 当期純利益調整額(千円)
 (うち支払利息(税額相当額控除後))                              ―                          ―

 普通株式増加数(株)                                 111,241                      34,088

 (うち新株予約権)(株)                            (111,241)                 (34,088)

 希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
 1株当たり当期純利益金額の算定に含まれな
                                        ―                                   ―
 かった潜在株式の概要
 
    2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
                           前連結会計年度                       当連結会計年度
           項目
                          (2018年12月31日)                 (2019年12月31日)
純資産の部の合計額(千円)                             3,476,797                4,528,797

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)                        13,584                       8,345

(うち新株予約権(千円))                               (13,584)                     (8,345)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)                        3,463,213                4,520,452
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末
                                          6,795,920                8,150,345
の普通株式の数(株)


 (重要な後発事象)
該当事項はありません。




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 (企業結合等関係)
(株式取得による子会社化)
1.当社は、2018年12月17日開催の取締役会において、下記のとおりCandera GmbH(2019年2月1日にSocionext
    Embedded Software Austria GmbHから社名変更、本社:Linz Austria、以下「Candera」という。)の株式を取得
    し子会社化することについて決議し、同日付締結の株式譲渡契約書に基づき2019年1月31日付にて同社の株式を取
    得して子会社化いたしました。
(1)企業結合の概要
 ①    被取得企業の名称及びその事業の内容
       名称              Candera GmbH
       事業内容            IT及びソフトウェアサービス
 ②    企業結合を行った主な理由
     当社グループは、デジタルによるコンテンツの創作から利用・活用に至るまでの諸活動を、トータルに支援でき
    る環境の提供を経営理念に掲げ、クリエイターサポート事業及びUI/UX事業の2セグメントで事業を推進しており
    ます。
     そのUI/UX事業においては、UIオーサリングツール「exbeans UI Conductor」を始めとするUI開発ソリューショ
    ン製品、また、グラフィック描画関連製品を自動車(四輪・二輪)関連分野を筆頭に、通信キャリア及びモバイル
    機器やデジタル家電機器等の各種デバイスメーカー等への提供を通じて、技術領域からデザイン領域までをトータ
    ルに支援するUIソリューションとして活用いただいております。
     一方、Canderaは、「自動車市場及び家電分野向けの理想的なHMIソリューションを提供するために、すべての活
    動に専念する」というミッションのもと、スケーラブルでハードウェアに依存しないHMI及びGUI設計ソフトウェア
    「CGI Studio」等の提供を行い、欧州を中心に大手自動車メーカー向けにOEM供給されており、当社グループと非
    常に親和性が高い企業です。
     当社グループの既存製品である「exbeans UI Conductor」は日系自動車関連メーカー、「CGI Studio」は欧州の
    主要な自動車関連メーカーを顧客に有しており、双方の顧客基盤を相互に活用できること、また、Canderaは
    ISO26262(注1)やAutomotive SPICE(注2)に関するナレッジを有しており、自動運転等により、安全性がより
    重要視されている中でそのノウハウを共有できること、さらに開発ノウハウの共有等による開発効率の向上が図れ
    ること等、高い相乗効果が期待でき、市場競争力もより一層高まる可能性があると考えております。
    注1    ISO26262とは
      自動車の電気/電子に関する機能安全についての国際規格
  注2      Automotive SPICEとは
      VDA QMC(ドイツ自動車工業会 品質管理センター)によって発行されている車載ソフトウェア開発プロセスの
      フレームワークを定めたプロセスモデルで、車載ソフトウェアの開発プロセスを定量的に評価することが目的
 ③    企業結合日
      2019年1月31日(みなし取得日               2019年3月31日)
 ④    企業結合の法的形式
      現金を対価とする株式取得
 ⑤    結合後企業の名称
      Candera GmbH
 ⑥    取得した議決権比率
      企業結合直前に所有していた議決権比率 -
      企業結合日に取得した議決権比率 100.0%
      取得後の議決権比率 100.0%
 ⑦    取得企業を決定するに至った主な根拠
      現金を対価とした株式取得により、当社がCanderaの議決権100.0%を取得したため、当社を取得企業としてお
    ります。
(2)連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間
     被取得企業の決算日は3月31日であるため、当連結会計年度末の3か月前である2019年9月30日を決算日とみ
    なした仮決算に基づく財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を



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    することとしております。当連結会計年度に係る連結損益計算書には被取得企業の1月1日から9月30日までの
    業績が含まれております。
(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
        取得の対価     現金 2,000,000 千円
        取得原価          2,000,000 千円
(4)主要な取得関連費用の内容及び金額
        アドバイザリー費用等           172,454千円
(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
 ①      発生したのれんの金額
        1,399,142千円
 ②      発生原因
        今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。
 ③      償却方法及び償却期間
        5年間にわたる均等償却
(6)企業結合取得契約に規定される条件付取得対価の内容及びそれらの今後の会計処理
 ①      条件付対価の内容
     被取得企業の将来の業績の達成水準に応じて、条件付取得対価を追加で支払うこととなっております。
 ②      今後の会計処理
        取得対価の追加支払いが発生する場合には、取得時に支払ったものとみなして取得原価を修正し、のれんの金
    額及びのれんの償却額を修正することとしております。
 ③      その他
        当連結会計年度において、被取得企業の2019年3月期の業績に係る条件付取得対価の支払が確定したことから、
    のれんが123,519千円増加しております。この金額は上記(5)①におけるのれんの発生額には含まれておりませ
    ん。
        当該事象による当連結会計年度におけるのれんの償却額は18,527千円、当連結会計年度末におけるのれんの当
    該部分の未償却残高は104,991千円であります。
(7)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
        流動資産     605,999千円
        固定資産     796,003千円
        資産合計   1,402,003千円
        流動負債     478,420千円
        固定負債     322,725千円
        負債合計     801,146千円
(8)のれん以外の無形固定資産に配分された金額及び種類別の内訳並びに償却資産
        種類別の内訳         金額         償却期間
        顧客関連資産        138,049千円      5年
        技術資産          511,556千円      5年
        受注残           33,147千円       1年
        無形固定資産合計      682,752千円
(9)企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響
の概算額及びその算定方法
        売上高      801,978千円
        営業利益     212,021千円
(概算額の算定方法)
    企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結損益計算
書における売上高及び損益情報との差額を影響の概算額としております。また、企業結合時に認識されたのれん等が連
結会計年度開始の日に発生したものとして償却額を計算しております。
    なお、当該注記は監査証明を受けておりません。



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2.共通支配下の取引等(連結子会社間の事業譲渡)
  当社連結子会社である株式会社エイチアイは、2019年7月5日付で、UI/UX事業の一部事業を同じく連結子会社
 である株式会社カンデラジャパンに譲渡いたしました
(1)取引の概要
    ①   結合当事企業又は対象となった事業の名称及びその事業の内容
     ・結合当事企業
      事業譲渡会社    株式会社エイチアイ
      事業譲受会社    株式会社カンデラジャパン
     ・事業の内容
      車載向けソフトウェア開発プラットフォーム「CGI Studio」及びHMIの基盤であるUIオーサリングソフトウ
     ェア群「exbeans UI Conductor」を中心とする、自社IP製品の開発、販売及び提供
    ②   企業結合日
      2019年7月5日
    ③   企業結合の法的形式
        株式会社エイチアイを譲渡会社、株式会社カンデラジャパンを譲受会社とする事業譲渡
    ④   結合後企業の名称
        変更はありません
    ⑤   その他取引の概要に関する事項
      株式会社カンデラジャパンの新設に伴い、グループ経営の効率化を図るためUI/UX事業を再編するものであ
     ります
(2)実施した会計処理の概要
      「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づ
     き、共通支配下の取引として処理しております




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