3661 エムアップHD 2019-11-14 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月14日
上場会社名 株式会社エムアップ 上場取引所 東
コード番号 3661 URL http://www.m-up.com/
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)美藤宏一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 総務経理部長 (氏名)藤池 季樹 TEL 03-5467-7125
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 機関投資家・アナリスト向け
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 5,310 162.0 339 129.9 343 97.9 189 -
2019年3月期第2四半期 2,026 13.0 147 △6.6 173 △2.8 △2,524 △96.9
(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 185百万円 (-%) 2019年3月期第2四半期 △2,519百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 20.82 20.77
2019年3月期第2四半期 △337.11 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第2四半期 9,745 4,613 44.2 473.87
2019年3月期 10,212 4,371 42.4 479.26
(参考)自己資本 2020年3月期第2四半期 4,309百万円 2019年3月期 4,325百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 22.00 22.00
2020年3月期 - 0.00
2020年3月期(予
想)
- 22.00 22.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 10,100 46.0 820 103.5 820 82.2 533 123.5 59.05
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※当社は、予算編成を通期ベースで行っており、業績の進捗管理およびその評価は通期でのみ実施しているため、
第2四半期(累計)期間における業績予想については、開示しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 1社 (社名)株式会社エムアップ分割準備会社、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 9,095,297株 2019年3月期 9,026,397株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 118株 2019年3月期 118株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 9,076,741株 2019年3月期2Q 7,489,732株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件等については、四半期決算短信(添付資料)4ページ「1.当四半期決算に関する定性情
報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
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2020年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(連結の範囲又は持分法の範囲の変更) ………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
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2020年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用や所得環境の改善と個人消費の持ち直しにより、緩や
かな回復が続いております。一方で、消費税率引き上げ後の消費者マインドや、通商問題をめぐる海外経済の動向
など、先行きについては引き続き慎重さが見られ、回復のテンポも鈍化しつつあります。
当社の事業領域であるインターネット関連市場は、スマートフォンをはじめとするモバイル端末が生活にとって
最も身近なデバイスとなるまで普及し、インターネットの利用時間やそれを介したサービス消費も増加するなど、
安定的な成長と拡大が続いております。利便性が向上する一方で、テクノロジーの進化や新たなビジネス、サービ
スの創出は加速しており、事業環境は目まぐるしく変化しております。
音楽やアーティスト関連の市場動向といたしましては、2019年上半期(1月から6月まで)の音楽ソフト(オー
ディオレコード及び音楽ビデオ合計)の生産金額は1,150億円(前年同期比1.9%増)、音楽配信の販売金額が340
億円(前年同期比5.9%増)となりました(出所:一般社団法人日本レコード協会)。特に、音楽配信では、スト
リーミングサービスの利用が急拡大しており、市場拡大の牽引役となっております。
ライブ、コンサート市場は、2018年の年間動員数が4,862万人(前年同期比1.7%増)、市場規模としては3,448
億円(同3.7%増)となり、引き続き拡大しております(出所:一般社団法人コンサートプロモーターズ協会)。
音楽の市場全体としては堅調に推移する一方で、利用者の志向が「モノ消費」から「コト消費」へと移行してき
ており、変化する事業環境を的確に捉え、競争力を維持、向上させていくことが、より重要となってきておりま
す。
このような外部環境の中、当社グループでは、アーティストを中心として、タレントや声優、アニメまで幅広い
ジャンルにおいて、ファンクラブサイトを事業の軸としながら、キャラクター、スタンプ、音楽、電子書籍といっ
た多岐にわたるデジタルコンテンツの配信から、eコマースや電子チケットに至るまで、複合的な事業展開をして
まいりました。数多くの有力アーティストやコンテンツを保有するという優位性を生かし、それらを相互活用する
ことでグループ全体でのシナジー効果を発揮させ、事業基盤の拡大と多様化を進めてまいりました。
また、VRや電子チケットなど今後の成長分野での新たな事業領域の開拓と収益の獲得も引き続き推進してまい
りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,310百万円(前年同期比162.0%増)、営業利益は339百
万円(前年同期比129.9%増)、経常利益は343百万円(前年同期比97.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
189百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,524百万円)となりました。
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2020年3月期第2四半期決算短信
セグメントごとの概要は、以下のとおりであります。
なお、前第3四半期連結会計基準より、セグメントをコンテンツ事業、電子チケット事業及びその他事業の4
つに変更いたしました。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に
組み替えた数値で比較しております。
①コンテンツ事業
コンテンツ事業では、スマートフォンやPC向けのファンクラブサイト運営や各種デジタルコンテンツ配信、
アプリの提供などを行っており、これまでのセグメントでは、携帯コンテンツ配信事業、PCコンテンツ配信事
業及びアプリ事業が含まれております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、アーティスト等の獲得による新規ファンクラブの開設や、会員向
けのチケット先行販売や会員限定のイベントの実施などにより、収益の源泉となる新たな有料会員の獲得に取り
組んでまいりました。加えて、年額制のファンクラブの採用や、サイト及びサービスのアプリ化などを進めるこ
とで、多様化する利用者ニーズへの対応と、収益獲得のための間口の拡大にも努めてまいりました。
また、電子チケット及びチケットトレードサービスのファンクラブサイトへの導入や、サイトのリニューアル
などによって、既存サイトにおける会員数の維持向上や単価上昇のための施策を講じてまいりました。
また、これまでのコンテンツ配信で培った経験やノウハウを活用し、動画配信分野の強化並びに新規事業の開
発にも引き続き努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるコンテンツ事業の売上高は4,430百万円(前年同期比152.1%
増)、セグメント利益は645百万円(前年同期比100.7%増)となりました。
②EC事業
EC事業につきましては、主に当社グループの運営するファンクラブサイト等を通じて、CD、DVD及びブ
ルーレイといった音楽映像商品と、それに関連するアーティストグッズを販売しております。
当第2四半期累計期間においては、アーティストのオフィシャル通販サイトの開設や、ファンクラブ限定の先
行販売などを実施することで、収益を拡大させてまいりました。また、ライブやイベント会場の物販でもスムー
ズに利用できるQRコード認証とスマホ決済サービスや、独自のPOSレジシステムといった新規サービス開発
にも注力しており、新たな取り組みとして、グッズの事前販売・会場受け取りサービスも開始するなど、eコマ
ースの枠を超え、販売機会を増加させております。
アーティスト関連以外では、人気アニメ「エヴァンゲリオン」の公式オンラインストアの制作、運営を行って
おり、他社とのコラボレーションや商品の先行受注、海外利用者向け販売ページの開設など、様々な取り組みを
実施してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるEC事業の売上高は289百万円(前年同期比11.7%増)、セグ
メント利益は126百万円(前年同期比242.0%増)となりました。
③電子チケット事業
電子チケット事業には、電子チケット及びチケットトレード、並びにそれらに付随する各種サービスからの収
益により構成されております。音楽のライブはもちろんのこと、アイドルグループの握手会等のイベント、プロ
野球やフィギアスケートといったスポーツ、遊園地などのレジャー施設まで幅広く電子チケットサービスを提供
しております。
当第2四半期連結累計期間においては、有力アーティストのライブやスポーツイベントへの電子チケットの導
入を進めてまいりました。特に、6月より施行されたチケット不正転売禁止法に対応する、ライブやイベントへ
行けなくなった人が他者に適法、適切にチケットを譲渡できる公式の仕組みであるチケットトレードサービスつ
いては、業界最大手のプレイガイドの1社である株式会社イープラスと、子会社を通じて資本業務提携を締結
し、公式2次流通のスタンダードとなるべく、サービスの普及を推進してまいりました。チケットトレードで
は、利用者の取引の成立をより推進すべく、会員向けのプレミアムサービスも開始いたしました。
電子チケット周辺領域のサービスといたしましては、プロ野球の公式カードコレクションアプリにて、あらた
に1球団のサービスを開始し、合計で8球団のアプリを展開するにいたりました。今後についても、カードコレ
クションアプリのスポーツ以外への横展開や、新たな電子チケット付加サービスの開発、提供を進めることで、
周辺領域でのビジネスも拡大させていくことを計画しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間におけるチケット事業の売上高は535百万円(前年同期比−%)、セグメ
ント利益は△93百万円(前年同期比−%)となりました。
④その他事業
その他事業には、上記3つのセグメントに属さない主に新規事業開発を行う連結子会社の収益等が計上されてお
ります。
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2020年3月期第2四半期決算短信
引き続き当第2四半期連結累計期間におきましても、将来の収益獲得に向けた事業育成を行ってきたことから、
売上高は66百万円、セグメント利益は△16百万円にとどまりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び株主資本の状況
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は9,745百万円(前連結会計年度末比4.6%減)となりました。
流動資産は7,090百万円(同4.1%減)となりました。主な内訳は現金及び預金5,206百万円(同2.8%減)、売掛金
1,307百万円(同9.5%増)となっております。
固定資産は2,655百万円(同5.7%減)となりました。主な内訳は有形固定資産483百万円(同0.8%増)、のれん
1,092百万円(同9.1%減)となっております。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は4,961百万円(同12.4%減)となりました。主な内訳は買掛金2,304百
万円(同10.8%増)、未払金328百万円(同86.9%減)、預り金978百万円(同430.1%増)であります。
固定負債は170百万円(同4.3%減)となりました。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の純資産の合計は4,613百万円(同5.5%増)となりました。主な内訳は資本金296
百万円(同16.8%増)、資本剰余金3,669百万円(同25.3%減)、利益剰余金334百万円(前連結会計年度末は△833百
万円)であります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は5,206百万円(前連結会計年度比151百万円減)とな
りました。
各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは△153百万円となりました。
主な内訳は税金等調整前四半期純利益347百万円、未払金の支払額△2,173百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△53百万円であり、支出の主な内訳は無形固定資産の取得による支払額
△49百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは56百万円であり、支出の主な内訳は配当金の支払額△197百万円、およ
び非支配株主の払込みによる収入171百万円によるものです。
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(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後における我が国の経済は、雇用及び所得環境の着実な改善が続く中で、個人消費も持ち直し、消費者物価も緩
やかに上昇するなど、緩やかに回復が続くと期待される一方で、消費税増税の影響や、海外景気の先行き、通商問題
の動向などが懸念され、一部に弱さと慎重さが見られております。
当社の属するインターネット関連市場につきましては、スマートフォンの利用が定着し、それに伴ってスマートフ
ォンを通じたサービス消費が増加、市場も大きく拡大しており、モバイル及びインターネット関連ビジネスを取り巻
く環境は日々変化しております。
こうした事業環境の中、当社は技術及び市場動向の影響を受けにくい、アーティストやキャラクター等のコンテン
ツを中心に、ファンクラブサイトを事業の軸に据え、新規アーティスト等の獲得、既存サイトへのファンメールやW
EBラジオ、電子チケットとチケットトレードといった新サービスの追加によって、新規有料会員の獲得と既存会員
の維持や顧客単価の向上を進めております。
加えて、スマートフォン向けの動画やアプリ、VRを中心とした先端表現技術を用いたライブ動画の制作や配信な
ど、これまでにない事業領域の開拓を進めております。子会社等を通じた他社との事業提携、並びに新規事業の開発
にも取り組んでおります。とりわけ、電子チケット分野においては、子会社である株式会社エンタテインメント・ミ
ュージック・チケットガードにおいて、大手プレイガイドとの業務資本提携を締結し、今後の事業展開を加速してい
くことを計画しております。今後についても、引き続き電子チケットをはじめとし、アプリ開発やVRコンテンツ制
作、配信等にも注力してまいります。
また、2019年3月期には、EMTG株式会社を子会社化したことで事業基盤は大きく拡大いたしました。そのた
め、今後については、拡大した事業基盤に基づいた経営資源の最適分配を行うと同時に、役割や業務内容の明確化を
図り、それぞれの責任と権限において迅速な意思決定を行うことにより、さらなる事業拡大や経営人材の育成等を進
めていくことで、持続的に企業価値の向上を図っていくことができる体制を構築することが望ましいと判断し、持株
会社体制へ移行することを決定いたしました。
当社といたしましては、これまで以上に迅速な事業展開を図るべく、独立性を持たせた子会社を通じて新規事業の
開発を進めていく方針であります。しかしながら、スマートフォン向けコンテンツ市場や新規事業領域は、技術革新
やサービスの流行と陳腐化の流れが早く、それらを的確に予測することは困難であります。また、子会社等を通じた
新規事業はこれまで当社が手掛けてこなかった新規分野であり、不確定な要素も多く含まれ、当社が予期せぬ先行投
資が生じることや先行投資に見合う収益が計上されないことも想定されます。そのため、新規サイトやサービス及び
子会社等を通じた新規事業に関しましては、事業の立ち上がりの状況などを見極め、業績予想は適時見直していく方
針です。
費用面では、販売に比例し発生するロイヤリティや、子会社等における新規事業への先行投資、採用の強化に伴う
人材関連費用の増加などを見込んでおります。
以上により、今期(2020年3月期)の見通しについては、売上高10,100百万円(前年同期比46.0%増)、営業利益
820百万円(前年同期比103.5%増)、経常利益820百万円(前年同期比82.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利
益553百万円(前年同期間2,269百万円の損失計上)を見込んでおります。
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2020年3月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,357,977 5,206,888
売掛金 1,193,977 1,307,793
商品 27,631 26,354
仕掛品 1,410 1,294
その他 816,139 548,724
貸倒引当金 △767 △765
流動資産合計 7,396,369 7,090,290
固定資産
有形固定資産 479,939 483,563
無形固定資産
のれん 1,201,864 1,092,604
顧客関連資産 437,277 411,555
その他 35,395 74,564
無形固定資産合計 1,674,537 1,578,724
投資その他の資産
その他 739,743 669,824
貸倒引当金 △77,927 △76,943
投資その他の資産合計 661,815 592,880
固定資産合計 2,816,292 2,655,168
資産合計 10,212,661 9,745,458
負債の部
流動負債
買掛金 2,079,272 2,304,842
未払法人税等 50,682 117,948
未払金 2,502,129 328,582
前受金 738,202 1,083,276
賞与引当金 26,999 12,536
預り金 184,631 978,812
役員賞与引当金 30,000 15,000
その他 50,800 120,661
流動負債合計 5,662,720 4,961,660
固定負債
資産除去債務 38,157 38,443
その他 139,870 132,010
固定負債合計 178,028 170,453
負債合計 5,840,748 5,132,114
純資産の部
株主資本
資本金 253,791 296,347
資本剰余金 4,912,926 3,669,734
利益剰余金 △833,416 334,052
自己株式 △134 △134
株主資本合計 4,333,166 4,299,999
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △7,206 9,964
その他の包括利益累計額合計 △7,206 9,964
新株予約権 10,297 7,518
非支配株主持分 35,655 295,861
純資産合計 4,371,912 4,613,344
負債純資産合計 10,212,661 9,745,458
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 2,026,701 5,310,540
売上原価 1,424,689 3,904,646
売上総利益 602,012 1,405,894
販売費及び一般管理費 454,301 1,066,319
営業利益 147,711 339,574
営業外収益
投資有価証券売却益 1,396 -
為替差益 2,204 -
貸倒引当金戻入額 1,832 984
受取賃貸料 2,551 2,978
持分法による投資利益 17,760 -
その他 226 1,975
営業外収益合計 25,970 5,938
営業外費用
為替差損 - 922
その他 - 921
営業外費用合計 - 1,843
経常利益 173,682 343,669
特別利益
固定資産売却益 506 6,253
段階取得に係る差益 39,681 -
特別利益合計 40,188 6,253
特別損失
固定資産売却損 157 -
固定資産除却損 - 2,336
減損損失 2,664,745 -
投資有価証券評価損 7,500 -
特別損失合計 2,672,402 2,336
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△2,458,531 347,586
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 75,357 107,829
法人税等調整額 △12,314 71,715
法人税等合計 63,043 179,544
四半期純利益又は四半期純損失(△) △2,521,574 168,042
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
3,263 △20,973
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△2,524,837 189,015
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社エムアップ(3661)
2020年3月期第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △2,521,574 168,042
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,375 17,171
その他の包括利益合計 2,375 17,171
四半期包括利益 △2,519,198 185,214
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △2,522,461 206,187
非支配株主に係る四半期包括利益 3,263 △20,973
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
△2,458,531 347,586
期純損失(△)
減価償却費 17,473 46,586
のれん償却額 1,447 109,260
貸倒引当金の増減額(△は減少) △51 △2
賞与引当金の増減額(△は減少) △6,919 △14,463
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △15,000 △15,000
投資有価証券売却損益(△は益) △1,396 -
段階取得に係る差損益(△は益) △39,681 -
持分法による投資損益(△は益) △17,760 -
投資有価証券評価損益(△は益) 7,500 -
減損損失 2,664,745 -
売上債権の増減額(△は増加) 41,810 △113,815
仕入債務の増減額(△は減少) △5,625 225,570
未払金の増減額(△は減少) △4,587 △2,173,547
前受金の増減額(△は減少) 12,066 345,073
預り金の増減額(△は減少) 304 794,180
その他 211,478 290,779
小計 407,271 △157,791
利息の受取額 75 91
法人税等の支払額 △117,138 △38,280
法人税等の還付額 - 42,461
営業活動によるキャッシュ・フロー 290,208 △153,519
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △161,167 △40,704
無形固定資産の取得による支出 △16,700 △49,528
有形固定資産の売却による収入 1,008 29,648
投資有価証券の取得による支出 △25,000 △1,000
投資有価証券の売却による収入 31,267 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
2,943,273 -
収入
その他 11,369 7,954
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,784,050 △53,630
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △163,429 △197,180
非支配株主からの払込みによる収入 97,400 171,900
新株予約権の行使による株式の発行による収入 5,225 82,263
その他 △86 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △60,890 56,982
現金及び現金同等物に係る換算差額 2,204 △922
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,015,572 △151,088
現金及び現金同等物の期首残高 1,405,348 5,357,977
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,420,920 5,206,888
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株式会社エムアップ(3661)
2020年3月期第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法の範囲の変更)
当第1四半期連結会計期間より、新たに設立した株式会社エムアップ分割準備会社を連結の範囲に含めておりま
す。
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株式会社エムアップ(3661)
2020年3月期第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
電子 合計 計算書
コン (注)1 (注)2
EC事業 チケット 計 計上額
テンツ事業
事業 (注)3
売上高
外部顧
客への 1,739,966 259,240 - 1,999,206 27,494 2,026,701 - 2,026,701
売上高
セグメ
ント間
の内部
- - - - 637 637 △637 -
売上高
又は振
替高
計 1,739,966 259,240 - 1,999,206 28,132 2,027,339 △637 2,026,701
セグメン
ト利益又
321,700 36,914 - 358,615 △10,517 348,097 △200,386 147,711
は損失
(△)
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子会社の事業を含んで
おります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△200,386千円には、セグメント間取引消去△637千円、各報
セグメントに配分していない全社費用△199,749千円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
EMTG株式会社について100%株式を取得、子会社化したことにより、連結の範囲に含めております。
取得原価総額と企業結合日時点でのEMTG株式会社の純資産との差額4,297,099千円をのれんとして計上
しましたが、EMTG株式価値算定における時価総額を超過する部分2,664,745千円については減損損失と
して、特別損失に計上いたしました。
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株式会社エムアップ(3661)
2020年3月期第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
報告セグメント
損益
その他 調整額
合計 計算書計上
コン 電子チケッ (注)1 (注)2
EC事業 計 額
テンツ事業 ト事業
(注)3
売上高
外部顧
客への 4,419,819 289,631 534,997 5,244,448 66,092 5,310,540 - 5,310,540
売上高
セグメ
ント間
の内部
10,452 - 305 10,758 - 10,758 △10,758 -
売上高
又は振
替高
計 4,430,272 289,631 535,303 5,255,207 66,092 5,321,299 △10,758 5,310,540
セグメン
ト利益又
645,659 126,249 △93,321 678,587 △16,753 661,834 △322,259 339,574
は損失
(△)
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、子会社の事業を含んで
おります。
2.セグメント利益又は損失の調整額△322,259千円には、セグメント間取引消去10,758千円、各報
セグメントに配分していない全社費用△311,501千円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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