3660 アイスタイル 2020-02-07 15:00:00
2020年6月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2020年6月期第2四半期
決算説明資料



                   2020/02/07
                株式会社アイスタイル
                 証券コード: 3660
中期経営計画における現在の⽴ち位置
                2017.6       2018.6     2019.6        2020.6        2021.6

中期経営計画の
                                                               収益基盤の
 マイルストーン
            可能性の拡⼤       選択と集中           投資拡⼤
 2019年8月に
当初計画から変更
                                                                確⽴

                                                 現在
 事業成⻑のための施策を完遂
 ・@cosmeアプリの大幅リニューアル
 ・ブランドオフィシャル(BO)のリリースとアップデート
 ・ECのスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」開催         ・BOは順調に増加
 ・大型旗艦店「@cosme TOKYO」の出店                    ・国内のECは⾼成⻑
 ・海外出店加速                                    ・@cosme TOKYOは好スタート
 ・海外企業3社をM&A                     etc.

 可能性拡⼤のために⾏った投資を精査
 ・台湾店舗の閉店を決定(特損計上)
 ・香港の一部店舗、タイの店舗を減損(特損計上)                    ・海外事業を全⾯的に⾒直し
 ・海外子会社2社を減損(特損計上)                          ・不採算事業のテコ⼊れや規模縮⼩、
 ・競争激しい中国事業の戦略⾒直し                            撤退を検討


     これからの1年半で筋⾁質な組織を作り上げ、収益⼒の⾼い会社へと変えていく
                                                                 © 2020 istyle Inc.   1
第2四半期決算概要




            © 2020 istyle Inc.   2
第2四半期 / ハイライト
  連 結             Global事業の不振等により減収。営業利益は⾚字も計画内で着地
                    売上高        :     15,942      百万円   YoY   :    98.3   %
                    営業利益       :     △1,157      百万円   前年同期:       242   百万円

    On              ブランドオフィシャル(BO)等のBtoBサービスが成⻑。BOの導⼊数は207
    Platform
                    売上高        :         3,926   百万円   YoY   :   101.4   %
                    営業利益       :           815   百万円   YoY   :    65.9   %

        Beauty
        Service     店舗は閉店の影響もあり横ばい。ECは⾼成⻑。原宿店の費⽤先⾏等で⾚字
                    売上高        :         7,692   百万円   YoY   :   109.4   %
                    営業利益       :         △583    百万円   前年同期:       286   百万円


        Global      中国のEC・卸売の鈍化や香港のデモの影響を受け、減収減益
                    売上高        :         3,517   百万円   YoY   :    74.5   %
                    営業利益       :         △415    百万円   前年同期:        68   百万円


         その他        キャピタルゲインにより増収も、営業投資有価証券の減損等(原価計上)により⾚字
                    売上高        :          806    百万円   YoY   :   135.1   %
                    営業利益       :           △5    百万円   前年同期:        63   百万円
   ※1   当該資料の数値は、百万円未満を四捨五⼊して、記載しております
                                                                               © 2020 istyle Inc.   3
第2四半期 / 業績概要(業績予想に対する進捗)
⁃   ECイベントの目標未達や中国事業の不振等があったものの、コスト削減等により営業利益は計画内で着地
⁃   来期以降の収益性向上のため、不採算事業や保有資産の評価を⾒直し、特別損失3,030百万円※1を計上

                                                           2020年6月期
                     2020年6月期        2019年6月期
                                                  前年同期⽐      業績予想     進捗率
                     2Q(7〜12月)       2Q(7〜12月)
    (単位︓百万円)                                               (期初計画)※2

     売上高              15,942           16,225     98.3%    39,000     40.9%

     売上総利益              7,295           7,657      95.3%      -         -

     販売管理費               8,452          7,415     114.0%      -         -

     営業利益             △1,157            242         ー      △1,240       -


     経常利益             △1,176            228         ー      △1,390       -

     親会社株主に帰属
     する純利益            △3,979             59         ー      △1,720       -


                                 2Q(10-12月)計上の特別損失︓3,030百万円※1
    ※1 1Qに計上した特別損失11百万円を除く
    ※2 2020年2月7⽇付で業績予想の修正を⾏っております。詳細はP24をご覧ください                        © 2020 istyle Inc.   4
特別損失の詳細

2Q(2019年10月〜12月)で計上した特別損失
                 特別損失の⾦額      要因

                              2017年にM&Aした海外企業2社の進捗を鑑み、のれ
 海外子会社のれん等の減損      2,364百万円   ん全額を取り崩し、特別損失として計上



                              海外店舗のうち、想定と乖離のある5店舗の減損を実施
 海外店舗の減損等           625百万円    するとともに、台湾の店舗事業撤退による損失を計上



 その他                 41百万円    一部の投資有価証券の評価を⾒直し、減損を実施 etc.



 合計                3,030百万円




                                                   © 2020 istyle Inc.   5
連結売上高推移
⁃   第2四半期時点ではGlobal事業が減収となり、連結では前年割れ
⁃   下期は既存事業の成⻑や原宿の旗艦店@cosme TOKYOのオープン等により前期⽐で増収を想定



                                                                                                                                               39,000
                                                                                                          1QよりM&Aした海外企業
                                                                                                          3社のPLを連結
                                                                                                                                           32,193

                                                                                                                                    28,470

                                                                                                                                                                 前年同期⽐
                                                                                                                                                                  98.3%
                                                                                                                            18,888
                                                                                                 3Qより海外向け                                        2Q   2Q
                                                                                                 EC・卸売開始                                       16,225 15,942
                                                                                                                        14,282


                                                                                                                 9,663
                                                                                                         7,141
                                                07年3月                                            6,410
初年度売上           02年11月                          店舗開始
0.9百万円           EC開始



    FY00/6   01/6   02/6   03/6   04/6   05/6   06/6   07/6   08/6   09/6   10/6   11/6   12/6   13/6    14/6    15/6    16/6    17/6   18/6    19/6   20/6
                                                                                                                                                 (期初計画)※
    (単位︓百万円)




    ※ 2020年2月7⽇付で業績予想の修正を⾏っております。詳細はP24をご覧ください
                                                                                                                                                              © 2020 istyle Inc.   6
 セグメント別売上高推移(四半期別)



   連結営業利益率                 3.9%                     1.7%
                                                                                            △11.8%
                                      △0.7%                        1.2%
                                                                                    △2.6%




                                                            前年同期⽐       94.6%

       売上⾼
     (単位︓百万円)                         8,504                       8,174             7,901   8,041              YoY
                         7,722                    7,793
                                       299
                                                    262
                                                                   284               306     500            167.2%
                           297
            その他
                                      2,487
                                                   2,010          2,408             1,792    1,726            69.4%
                          2,236
           Global

                                      3,672        3,596          3,645             3,850    3,842          104.6%
                          3,361
   Beauty Service


      On Platform         1,828       2,046        1,924          1,837             1,953    1,973            96.4%


                        FY19/1Q        2Q           3Q             4Q           FY20/1Q      2Q



(ご参考) @cosme TOKYOによる営業利益率への影響                  FY20.1Q: △1.8pt   FY20.2Q: △4.7pt
      @cosme Beauty Dayのプロモーション費⽤による営業利益率への影響   FY19.2Q: △5.4pt   FY20.2Q: △4.0pt                    © 2020 istyle Inc.   7
On
Platform      セグメント別売上高推移
 ⁃   9月末でブランドファンクラブ(BFC)のサービスを終了したことで減収(ご参考︓1QのBFC売上 109百万円)
 ⁃   引き続きブランドオフィシャル(BO)の営業に注⼒し、契約数は順調に増加


                                     34.5%
                        29.1%                   29.2%
        営業利益率                                              24.7%         21.8%      19.8%


                                                        前年同期⽐   96.4%
           売上⾼
        (単位︓百万円)
                                    2,046       1,924      1,838        1,953       1,973
                       1,828
                                                                                                          YoY
       BtoBサービス
      広告・ソリューション                     1,887                                                               96.6%
                        1,675                   1,771      1,689         1,806       1,824
          BtoB課⾦
        トランザクション

       BtoCサービス          153          159        153        149           148         149                94.1%
        (BtoC課⾦)      FY19/1Q         2Q         3Q         4Q          FY20/1Q       2Q

                                  「@cosme                                         「@cosme
                                  Beauty                                          Beauty
                                  Awards※1」発表                                     Awards」発表に
           トピックス                  に伴い、クライアン                                       伴い、クライアント
                                  トからの受注増加                                        からの受注増加

                                                                                  9月末のBFC終了
                                                                                  に伴い減収


     ※1 アイスタイルが発表する⽇本最大級の美容アワード                                                                © 2020 istyle Inc.   8
On
Platform      ブランドオフィシャルの導⼊数の推移
 - ブランドオフィシャルの導⼊数は順調に増加
 - 導⼊数を伸ばすことで、安定した収益基盤を構築する



                                  ブランドオフィシャルの導⼊数
                                                                                    300
                                                                                             MRR※
                                                                                        150百万円
                                                                     207
                                                                             MRR※
                                                                         104百万円




       18/6       18/9       18/12       19/3          19/6   19/9   19/12          20/6
                                                                                    目標
   ※ MRR・・・ Monthly Recurring Revenueの略。毎月経常的に得られる収益                                 © 2020 istyle Inc.   9
Beauty
Service       セグメント別売上高推移
⁃    「@cosme Beauty Day」※1を開催。1⽇の流通総額は5億円※1と昨年を上回る。通常のEC売上好調
⁃    店舗数減少により店舗売上減。1Q⽐では閉店の他、消費税増税の反動あり
⁃    原宿店の費⽤先⾏。前回は全社費⽤に計上したECイベントのプロモーション費⽤を当セグメントに計上し大きく減益

                                                                                                            △14.7%
          営業利益率            4.1%            4.0%             3.8%            3.8%            △0.5%


                                                                         前年同期⽐   104.6%
           売上⾼
          (単位︓百万円)

                                                                            3,645          3,850           3,842                 YoY
                         3,361            3,672           3,596

                                                                                            2,866           2,607                91.4%
                          2,742           2,851            2,792            2,810
             店舗

              EC                            820              805             835             985             1,235             150.5%
                           619
                         FY19/1Q            2Q               3Q              4Q           FY20/1Q             2Q

          期末時点店舗数          25店舗            26店舗             24店舗            24店舗            23店舗             23店舗
                       富⼭︓改装により8/13   @cosme Beauty Day [閉店]                           ルミネ池袋︓改装により     @cosme Beauty Day
                       〜9/20閉店        開催                京都店︓1月                         7/11〜9/6閉店      開催(プロモーション費⽤
                                                        ルミネ新宿(mikke)︓2                 高岡︓改装により8/21    324百万円計上)
                                      [開店]              月                              〜9/13閉店
          トピックス                       福岡︓11月                                           [閉店]
                                                                                       渋⾕︓8月      2020年1月オープンの原宿店の
                                                                                                  家賃が9月から先⾏して発⽣


    ※1 12月3⽇に開催した24時間限定のECのスペシャルイベント。店舗も同時開催(流通総額 EC︓4.5億円、店舗︓0.5億円)。 注︓流通総額からポイント発⾏分を差し引いたものが売上となる
    (ご参考) @cosme TOKYOによる営業利益率への影響                            FY20.1Q: △3.6pt    FY20.2Q: △9.9pt
          @cosme Beauty Dayのプロモーション費⽤による営業利益率への影響                                FY20.2Q: △8.4pt                      © 2020 istyle Inc.   10
Beauty
Service   国内店舗売上の前年同期⽐較
- 2Qの店舗売上は増税の反動など、外部要因の影響を大きく受けているが、特殊要因を除けば既存店は増収

    特殊要因                    影響
                            FY20/1Q︓駆け込み需要
    2019年10月から消費税増税
                            FY20/2Q︓増税後の反動

    2019年1月に中国でEC法が施⾏       ソーシャルバイヤーが減少。前年同期⽐でインバウンド売上減少

    12月3⽇開催の@cosme Beauty   FY19︓ 20%還元   ポイント還元率低下により店舗売上が
    Dayのポイント還元率を変更          FY20︓ 10%還元   前年⽐半減


                              特殊要因を除外
                     ・消費税増税の影響を平準化するため、四半期ではなく上期累計
                     ・インバウンド売上を除外
              ⽐較条件
                     ・12月3⽇の売上を除外
                     ・新店や閉店、改装などの店舗を除外した、同一条件で⽐較可能な既存店




                       FY19上期                        FY20上期
      既存店売上          3,439百万円        103.1%      3,546百万円
                                                              © 2020 istyle Inc.   11
Global
             セグメント別売上高推移
⁃   中国EC法の余波を受け、EC・卸売は競争激しく減収
⁃   店舗は引き続き香港のデモの影響が大きく、今後の状況を注視
⁃   台湾店舗は、中国大陸から台湾への観光ビザの制限が続き依然厳しい。景気減速感もあり、3Q中の撤退を決定
                       2.1%       0.9%                 △0.5%
                                            △4.2%
         営業利益率                                                       △7.0%
                                                                                △16.8%


                                                    前年同期⽐   69.4%
          売上⾼
         (単位︓百万円)
                      2,236      2,487                 2,408                                         YoY
                                   100      2,010       106
      メディア・その他         117                    77
                                                                    1,792       1,726
            店舗                     575                  648
                       504                                            102           90
                                             707                                                    89.9%
                                                                      479           462             80.3%
          EC・卸売       1,616       1,812                1,654
                                            1,227                    1,211      1,174               64.8%


                     FY19/1Q       2Q        3Q         4Q          FY20/1Q         2Q

                    [開店]       W11※1      [開店]       香港のデモの影響を   香港のデモの影響を    W11
                    香港2号店                 タイ2号店      受け、一時的に店    受け、一時的な営
                    屯門︓9月      [開店]       バンコク︓2月    舗売上が減少      業⾒合わせもあり、    香港店舗において、
                               香港3,4号店                           店舗売上が減少      デモの影響あり
         トピックス                 上⽔︓11月
                               東港城︓12月                                        [開店]
                                                                              香港5, 6号店
                               タイ1号店                                          旺角︓10月
                               バンコク︓11月                                       銅鑼湾︓12月

    ※1 中国で11月11⽇に開催されるECでの大規模なセール(独身の⽇)
                                                                                          © 2020 istyle Inc.   12
 その他
            セグメント別売上高推移
 ⁃   人材派遣事業は堅調に推移
 ⁃   キャピタルゲインの計上により増収も、一部の営業投資有価証券の減損等(163百万円を原価へ計上)により減益

                      12.0%       9.2%            △0.4%          4.9%           13.5%
                                                                                           △9.2%
       営業利益率


                                                          前年同期⽐       167.2%
        売上⾼                                                                                                   YoY
       (単位︓百万円)                                                                            500
                                                                                            33
          その他         297         299                                           306         156
                                                  262            284
                        0           0                                 4          30
        投資育成                                       0

                       297        299                            280                        311           103.9%
                                                   262                           276
        人材派遣

                     FY19/1Q       2Q              3Q            4Q            FY20/1Q      2Q

                                                                           キャピタルゲイン︓     キャピタルゲイン︓
                                                                           30百万円         89百万円

       トピックス                                                                             営業投資有価証
                                                                                         券の減損等(原
                                                                                         価計上)︓163
                                                                                         百万円


(ご参考) キャピタルゲインや営業投資有価証券の減損の影響   FY20.1Q: +9.4pt    FY20.2Q: △17.2pt
                                                                                                   © 2020 istyle Inc.   13
販売管理費の推移
⁃   EC・店舗売上の増加の他、原宿店の家賃が9月から発生し、物販関連費用が増加
⁃   12月3⽇に開催したECイベントのプロモーション費⽤324百万円を計上
                                                                                        56.5%
                                                                         49.5%
                                 47.9%                     45.6%                                    原宿店の影響
     販売管理費⽐率          43.3%                   45.6%
                                                                                                    を除いた場合
                                                                                        51.7%
                                                                         47.8%
                                                                                原宿店オープン前

                                                       前年同期⽐   111.5%
       販売管理費
       (単位︓百万円)
                                                                                      4,540                YoY
                                4,071                     3,727          3,911
                     3,344                    3,556
                                                                                       1,460              93.3%
       その他費⽤                     1,565                    1,091          1,093
                      1,007                   1,063
                                                                                       1,305           140.4%
     物販関連費⽤ ※1                    930          902         931           1,041
                      800                                                               359            145.4%
    システム関連費⽤          217         247          240         280            345
     人材関連費⽤           1,319      1,330        1,352       1,426          1,433         1,416           106.5%

                    FY19/1Q        2Q          3Q          4Q           FY20/1Q          2Q
          人員数        1,409人      1,473人       1,435人      1,514人         1,477人        1,499人
        (業務委託等含む)
                              @cosme Beauty                                         @cosme Beauty
                              Dayのプロモーション                                           Dayのプロモーション
                              コスト463百万円                                             コスト324百万円
        トピックス                 (その他費⽤)                                               (その他費⽤)




    ※1 EC事業の配送費やモールへの⽀払⼿数料、店舗の家賃等、売上に連動する費⽤
                                                                                                © 2020 istyle Inc.   14
 セグメント別営業利益の推移
 ⁃     原宿店の家賃やECイベントのプロモーション費⽤計上等により大きく赤字
       (参考)原宿店の費⽤:381百万円(10-12月)、ECイベントのプロモーション費⽤:324百万円(前期は全社費⽤へ計上)




       連結営業利益率            3.9%                        1.7%           1.2%
                                                                                                            △11.8%
                                       △0.7%                                            △2.6%

                                                              前年同期⽐ △890百万円
           営業利益
          (単位︓百万円)
                         304           △62
              その他         36
                                         28
                                        148
                                                      134                99             △205                                    YoY
     Beauty Service       138                         135                14                                 △952
                                                                     138                   41
                          531           706           563
       On Platform                                                   454                  426                390              55.2%
                           46            21
                                                      △ 84               △ 11             △ 126
                                                                                                                             △311百万円
                                                       △1                                 △ 19               △ 290
            Global       △ 447        △ 965                         △ 496
                                                      △ 478                              △ 527                               △712百万円
          全社費⽤等                        プロモーション
                                                                                                  プロモーション
                                                                                                     コスト    △ 564
                                          コスト                                                      324百万円
                                        463百万円
                                                                                                              △ 46            △73百万円
                                                                                                             △ 443           +522百万円

                       FY19/1Q          2Q             3Q                4Q            FY20/1Q                2Q
                                  【On Platform】                                                       【Beauty Service】
                                  「@cosme Beauty                                                      @cosme Beauty Day
                                  Awards※1」発表に伴い、                                                     のプロモーションコスト324
                                  クライアントからの受注増                                                        百万円
           トピックス                  加
                                  【全社費⽤等】
                                  @cosme Beauty Day
                                  のプロモーションコスト463
                                  百万円
※1 アイスタイルが発表する⽇本最大級の美容アワード
(ご参考) @cosme TOKYOの営業利益率への影響                           FY20.1Q: △1.8pt        FY20.2Q: △4.7pt
      @cosme Beauty Dayのプロモーション費⽤による営業利益率への影響          FY19.2Q: △5.4pt        FY20.2Q: △4.0pt                        © 2020 istyle Inc.   15
直近の運営サービスの状況




               © 2020 istyle Inc.   16
@cosmeの月間ユニークユーザー数の推移
⁃   検索サイトのアルゴリズム変更の影響で減少。継続して対策実施中



    (単位︓万人)       アルゴリズム
       1800         変更
                  (7月末)
       1600                                   1,240万人
       1400


       1200


       1000
                                 アルゴリズム
                                   変更
        800
                                     (6月上旬)

        600


        400


        200


         0




                                                © 2020 istyle Inc.   17
@cosmeの会員数の推移
⁃   月間ユニークユーザーが横ばいで推移するも、会員数は引き続き増加傾向



      (単位︓万人)
       600
                                        570万人


       500



       400



       300



       200



       100



         0




                                          © 2020 istyle Inc.   18
マーケティング⽀援サービスのKPI「コネクト」※1の推移
⁃   ブランドファンクラブ(BFC)のサービス提供を9月末で終了したことにより減少。その後はブランドオフィシャル(BO)の契
    約数増加により、上昇傾向



                                                                                                                       9月末でBFCの
                                                                                                                       サービス提供終了

        1,600万
                                                                                                                                        1,510万




コネクト数

                                                  BO + BFC 契約ブランドの                                                       BO契約ブランドの
                                                        コネクト数                                                              コネクト数




           18/6   18/7   18/8   18/9   18/10   18/11   18/12   19/1   19/2   19/3   19/4   19/5   19/6   19/7   19/8    19/9   19/10   19/11   19/12


    ※1 ユーザーが契約ブランドやブランドの商品に対して⾏ったアクション(Follow, Like, Have:同一ブランドに対して複数ある場合は1としてカウント)の総和

                                                                                                                                                   © 2020 istyle Inc.   19
ECのスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」
⁃   2018年に引き続き2019年12月3⽇にECのスペシャルイベントを開催
⁃   流通総額は前回を上回る5億円を記録。目標の10億円には及ばず


                      2018実績                   2019実績

        限定品参加/
         取扱ブランド      44 / 1,900             234 / 1,900以上
                                                               目標10億円
          流通総額          4億円                      5億円
          購⼊者数         4.3万人                    5.5万人
     アプリの月間利⽤者         27万人                     36万人
           TVCM         実施                       未実施

     ポイント還元のベース         20%                      10%
     他社セールとの競合           -                 ⼤手プラットフォームのセールが多発



            過去2回で得た知⾒を活かし、今年の12月3日に向けて施策を検討・実施する

                                                         © 2020 istyle Inc.   20
Beauty
Service   大型旗艦店「@cosme TOKYO」。オープン後、好スタート
- 2020年1月10⽇に売場面積1,300㎡を誇る大型旗艦店「@cosme TOKYO」をJR原宿駅目の前にオープン
- 「@cosme TOKYO」の1月の⼩売売上は計画通りに推移




               1月の⼊店者数は18万人を記録(1月10日オープン)


                                                      © 2020 istyle Inc.   21
Global
            Global事業の現状
⁃    外部環境の変化が激しく、多くの事業で影響を受ける

                        外部環境の変化                           現状
                 中国大陸から台湾への旅⾏者に対する観光ビザの制限
          台湾                                 短期的な収益改善が厳しい
                 (2019年8月からはじまり現在も継続)

                                             デモの影響で営業を⾒合わせる⽇もあり、当初計画から
                 香港で大規模なデモが発⽣
    店舗    香港
                 (2019年6月より激化)
                                             乖離が発⽣。デモ激化前に契約していた5号店、6号店
                                             を予定通りオープン

          タイ     バーツ高等により国内景気およびインバウンド減速     売上が伸びず、当初計画から乖離が発⽣



                 EC法の余波で、一部のソーシャルバイヤーの正規流通   価格訴求がより一層強まり、競争が激しく、計画から
          中国     への参⼊等により、競争が激化              乖離
    EC
    卸売           中国の大⼿プラットフォーマーが出資するECサイトが
         マレーシア                               競争が激しく、計画から乖離
                 利益度外視の規模拡大戦略を実施


                                             リソースを割けておらず、成⻑のための積極的な施策を
          米国     ー
                                             打てておらず、計画から乖離
メディア
          台湾     ー                           計画通り。堅調に推移


                                                               © 2020 istyle Inc.   22
業績予想の修正について




              © 2020 istyle Inc.   23
業績予想の修正(サマリー)
                                 内訳

2020年6月期
通期業績予想     当初計画        修正計画           2020年6月期       2020年6月期
            2019年       2020年
(単位︓百万円)                                上期実績         下期修正予算
           8月7日公表      2月7日修正



売上高        39,000      34,000          15,942 2,116 M増 18,058



営業利益       △1,240      △1,480          △1,157 834 M増   △323



経常利益       △1,390      △1,580          △1,176    772 M増 △404



親会社株主に
           △1,720      △4,480          △3,979 3,478 M増 △501
帰属する純利益


                    2Qで特別損失3,030百万円を計上(詳細はP5参照)
                                                        © 2020 istyle Inc.   24
セグメントごとの売上・費⽤計上の変更点
                                                             A            B
                  期初計画                            期初計画           修正計画              ⽐較
                                                 (一部項目振替後)                         (A:B)

           売上高    39,000                          39,000         34,000               87.2%
連結
           営業利益   △1,240                          △1,240         △1,480                            -
                           @cosme TOKYOの
                              店頭広告を
On         売上高     8,000   Beauty Serviceから
                                                   8,250          8,250            100.0%
Platform   営業利益    1,250
                           On Platformへ振替
                                                   1,420          1,780            125.4%
                           売上︓250百万円
                           営利︓170百万円
Beauty     売上高    19,000                          18,750         17,200               91.7%
Service    営業利益       10                           △510           △670                             -

           売上高
                  10,800                          10,800          7,000               64.8%
Global                         ECイベントのプロモー
           営業利益     △80       ションコストを全社費⽤           △80           △660                             -
                              からBeauty Service
                                  事業へ振替
           売上高     1,200                           1,200          1,550            129.2%
その他                            費⽤︓350百万円
           営業利益       80                              80             30               37.5%

全社         営業利益   △2,500                          △2,150         △1,960                     -
                                                                              © 2020 istyle Inc.       25
通期業績予想の修正 / 各セグメントの増減
                                                    (単位︓百万円)
(単位︓百万円)
                    売上高                                                              営業利益
      (期初計画から一部項目振替後の数値と修正計画との⽐較。詳細はP25参照)                      (期初計画から一部項目振替後の数値と修正計画との⽐較。詳細はP25参照)

                                                       営業利益率(%)
 39,000                                                 △3.2%
                                           34,000                                                            △4.4%




                                                       △1,240                        △580             △1,480
    FY20   On    Beauty    Global   その他     FY20         FY20      On      Beauty    Global   その他   全社等        FY20
   当初計画 Platform Service                   修正計画         当初計画    Platform   Service                            修正計画

修正セグメント          修正額(単位︓百万円)                 修正の主な理由
                   売上高     営業利益                                   収益の柱であるOn Platform
                                                                  事業の売上は変更なし。コスト
On Platform          0              360      コスト削減等により営業利益増加      削減等により利益⽔準向上
                                                                                    @cosme TOKYOと
                                                                                    イベントプロモーション費⽤を
Beauty                                       ECイベントの目標未達や、@cosme TOKYOの開店が          除けば上期および通期⿊字
                  △1,550            △160
Service                                      1か月弱延期となったことにより、売上・営業利益減少

                                             中国の越境EC・卸売の不振、香港店舗のデモの影響や台湾店舗閉店などにより売上・営業利益
Global            △3,800            △580     減少。海外子会社2社ののれんを2Qで一括取り崩ししたため、下期からのれん償却負担が減少

                                             2Qに実施した営業投資有価証券の売却等により売上増の他、営業投資有価証券の減損により
その他                 350             △50      営業利益減少

全社                    -             190      コスト削減により営業利益増加

                                                                                                          © 2020 istyle Inc.   26
今期の上期実績と下期計画の⽐較
⁃    上期は開業前の@cosme TOKYOの費⽤や、ECイベントのプロモーション費⽤により大きく赤字
⁃    @cosme TOKYOの開店が1か月弱遅延したことにより、当初計画⽐で売上減、オープニング費⽤が下期に計上
⁃    下期からはブランドオフィシャルの増加や@cosme TOKYOの稼働により、⾚字幅が⼤幅に縮⼩予定

                                                   FY20
                                  上期(実績)                     下期(計画)
                               売上         営業利益             売上      営業利益

                                                          18,058
     (単位: 百万円)            15,942                            744
          その他                  806                         3,483
         Global               3,517

                                                           9,508
Beauty Service                7,692
                  @cosme
                  TOKYOの売上︓                                         35
    On Platform   0百万円
                              3,926        815             4,324    965
                              @cosme                               △ 87
                                           △ 583                   △ 245
                              TOKYOの損失︓
                              △519百万円
                                           △ 415
                                            △5
                                                                   △ 990
      全社費⽤等
                              ECイベントのプロ   △ 970                    △323
                              モーション︓
                              △324百万円     △1,157
                                                                           © 2020 istyle Inc.   27
⿊字化と中⻑期的な成⻑のための施策




              © 2020 istyle Inc.   28
中期経営計画のマイルストーンにおける現在のフェーズ

                2017.6          2018.6          2019.6       2020.6         2021.6



2016年8月                                                  収益基盤の
  発表時
          可能性の拡⼤            選択と集中          投資拡⼤
                                                          確⽴




          ・事業領域の拡⼤       ・成⻑領域の明確化       ・人的/資⾦的
                                                              ・収益化促進
          ・組織/体制の構築      ・勝ちパターンの構築       リソースの投⼊


                                               1年延⻑


2019年8月                                                                収益基盤の
   変更
          可能性の拡⼤            選択と集中                   投資拡⼤
                                                                        確⽴


                                                         当期
                                            【主な投資】
                                             ・ブランドオフィシャルの開発
                                             ・ECのスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」
                                             ・原宿駅前の大型旗艦店「@cosme TOKYO」
                                                                          © 2020 istyle Inc.   29
セグメントごとの現状と方針
               現状                対応策              方向性        重点施策


On       ブランドオフィシャル(BO)が順   引き続き営業に注⼒し、        事業成⻑を通じ
                                                          1. BOの積極的な推進
Platform 調に増加               BOの契約数増加に取組む       収益性向上



          ECイベント目標未達も通常
                            1月に@cosme TOKYOが
Beauty    時の販売は好調                              事業成⻑を通じ    2. 選択と集中
                            オープンしており、既存店ととも
Service   店舗は増税の反動を受ける
                            に伸ばす               収益性向上       (不採算事業の⾒直し)
          が、一時的と想定



                            事業ポートフォリオを⾒直し、
                                               止血
Global    複数の事業で想定と乖離       ネガティブキャッシュフローを                3. 財務強化
                            削減する               ⾚字を抑制




                            大規模な赤字となったことを
全社的な                                           コスト削減により
          販管費が増加            意識し、引き続きコスト削減                 4.コストコントロール
取り組み                        に取り組む              ⿊字体質に




                                                               © 2020 istyle Inc.   30
1. ブランドオフィシャルの積極的な推進

ユーザーとブランドをつなぐというプラットフォームのコンセプトを、より体言化するための施策を実施

     ブランドオフィシャルの機能追加               @cosme Beauty Day

                                              24時間限定のECのス
ユーザーとブランドのつながりを可視化する機能を追加。
                                              ペシャルイベントを実施。
ユーザーとのエンゲージメント度合いに応じたアプローチが可能
                                              イベントを通じてユーザー
                                              とブランドがつながる機会
                                              を創出


                                    2019年12月3日開催

                                     @cosme TOKYO
                                              原宿駅目の前に大型旗
                                              艦店をオープン。ユーザー
                                              が店頭でブランドをフォ
                                              ローする仕組みなど、ユー
                                              ザーとブランドがつながる
                                              機会を創出
     2020年1月9日機能追加                 2020年1月10日オープン

                ブランドオフィシャル強化のための施策は既に実施済み
          これらを活⽤することでブランドからの理解を促進し、契約数の増加につなげる         © 2020 istyle Inc.   31
2. 選択と集中(不採算事業の⾒直し)

不採算事業の評価を⾒直し、下期以降の利益⽔準の向上につなげる

       海外の不採算店舗の撤退・減損                             海外子会社2社の評価⾒直し
                                       ・2017年に株式を取得した2社の進捗を鑑み、のれん等の
 台湾    :   全店舗の閉店を決定
                                        減損を実施
                                                     英語圏最⼤級の化粧品         マレーシアで最⼤級の化粧品
 香港    :   一部店舗の減損を実施                  <対象子会社>        クチコミサイトを運営           ECサイトを運営
 タイ    :   全店舗の減損を実施                    ・MUA Inc.
                                        ・Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.


           特別損失625百万円計上                       特別損失2,364百万円計上

      (単位︓百万円)              上記要因による今期の営業利益への影響

 台湾店舗事業の          △ 14          △ 18      △ 23               0
    営業損失
                  △ 76          △ 77
 海外企業2社の                               2社に対するのれん       台湾の店舗事業
   のれん償却                                 償却がゼロへ         完全撤退
                  △90           △95
                  FY20/1Q        2Q         3Q               4Q
                                           (計画)             (計画)



                 不採算事業の撤退など、今後の収益改善につながる施策を実施                                 © 2020 istyle Inc.   32
3. 財務強化

運転資⾦や設備投資等に充当するため、⻑期借⼊を⾏いキャッシュ・ポジションを確保


 目的             借⼊実⾏日      借⼊額        ⾦利      返済期日       返済方法




 借換え及び運転資                             0.31〜
                2019年10月   6,000百万円           2022年10月 期⽇一括返済
 ⾦への充当                                0.32%




 @cosme TOKYO                                            均等返済(1,000百万円)
                2019年12月   2,000百万円   0.76%   2029年12月
 の設備投資                                                   一括返済(1,000百万円)




                                                                 © 2020 istyle Inc.   33
(ご参考)貸借対照表の状況

貸借対照表(赤字部分が特別損失の影響)

           FY19.4Q    FY20.2Q   増減                主な増減要因

資産          22,003    25,480     3,477


流動資産        10,920    14,458     3,538


 現⾦及び預⾦      3,303     5,996     2,693   ⻑期借⼊による現預⾦の増加


 商品          2,881     3,531       650   @cosme TOKYOの在庫増加

                                         増加︓@cosme TOKYO等の設備投資
有形固定資産       1,015     2,457     1,443
                                         減少︓海外店舗の減損

無形固定資産       5,965     3,759    △2,206


 のれん         2,944       503    △2,441   海外子会社ののれんの減損

                                         借換えや運転資⾦、店舗の投資のため8,000百万
負債          11,242    18,714     7,472
                                         円の⻑期借⼊を実施

純資産         10,761     6,766    △3,995


利益剰余⾦        4,218       218    △4,000   各特別損失の計上や各事業の最終損益


                                                             © 2020 istyle Inc.   34
4. コストコントロール

  コスト削減により⿊字体質へ

                                               販売管理費の推移                  実績        計画



                                                                       56.5%
                                                                                                       50%
                                                            49.5%
販売管理費⽐率                    47.9%        45.6%
              43.3%                              45.6%

                                                                   @cosme Beauty
                        @cosme Beauty                              Dayのプロモーション
                        Dayのプロモーション                                   コスト計上
                           コスト計上                          9月より原宿店の
                                                           家賃が発生
                                                                      4,540
                          4,071                            3,911
   (単位︓百万円)
                                        3,556    3,727
              3,344                                                    1,460
                           1,565                            1,093
                                                  1,091
                                        1,063
  その他費⽤        1,007
                                                            1,041      1,305
                            930          902      931
 物販関連費⽤        800
                                                  280        345        359
システム関連費⽤       217          247          240


 人材関連費⽤        1,319       1,330        1,352     1,426     1,433      1,416


              FY19/1Q       2Q           3Q        4Q      FY20/1Q      2Q         3Q         4Q

                                                                                        © 2020 istyle Inc.   35
各セグメントで取り組んでいること
                                        現在取り組んでいること
           方向性       ブランドオフィシャルの     選択と集中            財務強化        コストコントロール
                       積極的な推進      (不採算事業の⾒直し)


                     ・ブランドオフィシャル(BO)の機能追加
On       事業成⻑を通じ     ・@cosme Beauty Day開催
Platform 収益性向上       ・@cosme TOKYOオープン
                     ➡ BOの契約数増加


                                   ・@cosme TOKYO
Beauty    事業成⻑を通じ                   や既存店、ECを
Service   収益性向上                     強化
                                   ➡ 既存事業の強化
                                                                  ・販管費抑制
                                   ・台湾店舗の閉店を決定
                                   ・計画と乖離した店舗の
          止血                        減損
Global
          ⾚字を抑制                    ・M&A2社ののれん等を
                                    減損
                                   ➡ 戦略⾒直し中


                                                   ・⻑期借⼊を実施し、
全社的な      コスト削減により
                                                    キャッシュ・ポジション
取り組み      ⿊字体質に
                                                    を確保


                                                                      © 2020 istyle Inc.   36
参考資料




       © 2020 istyle Inc.   37
会社概要
商号            株式会社アイスタイル (英訳名 istyle Inc.)

市場/銘柄コード      東証一部/3660

代表取締役社⻑       吉松徹郎

設⽴年月⽇         1999年7月27⽇

本社所在地         東京都港区赤坂一丁目12番32号

資本⾦           3,647百万円 ※2019年6月時点

決算期           6月末⽇

              ・美容系総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営
事業概要
              ・関連広告サービス、マーケティング・リサーチサービスの提供

従業員数          1,175名(連結)※2019年6月時点
              【国内】                           【海外】
              ・株式会社コスメ・コム                    ・istyle China Co., Limited
              ・株式会社コスメネクスト                   ・istyle Global (Singapore) Pte. Limited
              ・株式会社アイスタイルキャリア                ・istyle China Corporation Limited
              ・株式会社アイスタイルトレーディング             ・istyle Retail (Hong Kong) Co., Limited
主要関係会社        ・株式会社ISパートナーズ                  ・istyle USA Inc.
※2019年12月時点   ・株式会社アイスタイルキャピタル               ・istyle Retail (Thailand) Co., Limited
              ・株式会社アイスタイルウィズ                 ・Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.
              ・株式会社アイメイカーズ                   ・i-TRUE Communications Inc.
              ・株式会社メディア・グローブ                 ・MUA Inc.
              ・株式会社Eat Smart

                                                                                       © 2020 istyle Inc.   38
沿革
1999年   7月    有限会社アイ・スタイル設⽴
        12月   コスメ情報ポータルサイト「@cosme」をオープン
2000年   4月    株式会社アイスタイルへ組織変更
2002年   11月   化粧品オンラインショッピングサイト「cosme.com(現 @cosme shopping)」をオープンし、EC事業の運営を開始
2007年   3月    株式会社コスメネクストがルミネエスト新宿に「@cosme store」第1号店がオープン
2008年   1月    転職・求人サイト「@comes Career」をオープン
2010年   9月    株式会社コスメネクストを完全子会社化
2012年   3月    東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
        5月    海外展開の本格化を目的として、istyle Global (Hong Kong)Co., Limited(現 istyle International Trading (Hong Kong) Co., Limited)を設⽴
              「ispot」を運営する株式会社サイバースター(株式会社アイスタイルビューティソリューションズ)を連結子会社化(2017年7月に、当社が吸収合併)
        8月    シンガポールにistyle Global (Singapore) Pte. Limitedを設⽴
        10月   中国にistyle China Co., Limitedを設⽴
        11月   東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2014年   7月    「GLOSSYBOX(現 BLOOMBOX)」を運営するビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得
        11月   投資育成事業の開始に伴い株式会社アイスタイルキャピタルを設⽴
        12月   海外向け化粧品卸売事業の開始に伴い、株式会社アイスタイルトレーディングを設⽴し、翌1月より、海外向けEC・卸売を開始
2015年   7月    化粧品・美容業界専門の人材サービス会社、株式会社アイスタイルキャリアを設⽴
        9月    化粧品に特化したPR会社、株式会社メディア・グローブの株式を取得し子会社化(2018年6月に株式交換により完全子会社化)
2016年   3月    株式会社ISパートナーズを設⽴
        7月    株式会社istyle makers設⽴準備会社(現 株式会社アイメイカーズ)を設⽴
        9月    食と健康に関するサービスを展開する株式会社Eat Smartの株式を取得し子会社化
              化粧品小売店を運営する株式会社ユナイテッド・コスメの株式を取得し子会社化(2018年7月に株式会社コスメネクストが吸収合併)
        10月   istyle Retail (Hong Kong) Co., Limitedを設⽴
2017年   5月    マレーシアで美容・化粧品のECサイトを運営するHermo Creative (M) Sdn. Bhd.の株式を取得し子会社化
              台湾で美容系ポータルサイトを運営するi-TRUE Communications Inc.の株式を取得し子会社化
              米国でistyle USA Inc.を設⽴し、7月に同社を通じて、米国で美容系ポータルサイトを運営するMUA Inc.の株式を取得し子会社化
        6月    海外募集による新株式の発⾏により、約36億円の資⾦調達を実施

                                                                                                                  © 2020 istyle Inc.   39
⽇本最大級の美容系総合サイト@cosme
-    ユーザーだけでなく、ブランドなどの多くのステークホルダーからも⽀持される⽇本最大級の美容系総合サイト@cosme




       20〜30代の                                                    美容に特化した
                       美容トレンドに敏感な   日本で展開する化粧品     化粧品から美容全般へと
      多くの若い⼥性が                                                    日本最⼤級の
                        20〜30代が中心   ブランドはほぼすべて網羅     カテゴリを拡⼤中
        毎月利⽤                                                       クチコミ数


     月間ユニークユーザー         登録会員数        登録ブランド数        登録商品数         クチコミ数

       1,330万人          540万人       34,000ブランド       32万件        1,490万件

    ※ 各数値は2019年6月末時点
                                                                     © 2020 istyle Inc.   40
@cosmeの圧倒的な⼥性利⽤率
-    @cosmeの月間ユニークユーザー1,330万人(2019年6月末時点)
-    20代・30代の⽇本人⼥性に対して圧倒的なリーチを持つ


                                                 @cosmeスマホユーザーの
       月間ユニークユーザー(⼥性のみ)の構成
                                                ⽇本人⼥性に対する世代別シェア ※1
                 1,290万人
                                        10代未満   0.1%
                                        10代        5.1%
                                        20代                             51.6%
           スマホ                          30代                             58.0%
                    87%      スマホユーザーの   40代                 28.4%
                                リーチ
                                        50代        11.2%
                                                                20〜30代⼥性の
                                        60代                     過半数が毎月利⽤
                                        以上
                                                0.7%


            PC      13%                 出所︓ 総務省人口統計(2019年1月確定値)
                                            2019年6月末時点のPC・スマホ・FPのUU数と会員分布より計算



    ※1 各世代の高さは、各世代の人口ボリュームを表しています                                               © 2020 istyle Inc.   41
@cosmeのDBを健全に保つための仕組み
-   各施策によりDBの健全性を確保



           ⽣活者                      @cosme                  化粧品ブランド

                                                                   化粧品
    ⽣活者
                                                                   ブランド
                 クチコミ投稿
                                     DB

                                               Chinese
                                                Wall
               チェック体制              非公開のアルゴリ              広告の出稿状況
    1.個人認証                         ズムによる公正な
    2.クチコミに「購⼊品」、「モニター・プレゼント」を表示   ランキングシステム
    3.24時間、365⽇監視、全件チェック
    4.ガイドライン違反の取り締まり
    5.悪意のあるクチコミの通報システム                                   広告の出稿状況に左右されない
                                    ランキング
                                                         公正さを維持



                                                                   © 2020 istyle Inc.   42
On
Platform   事業紹介
 ⁃   Beauty Platform”@cosme”を通じた各種サービスを提供
 ⁃   新たにデータベースを活⽤したサービスをローンチ。広告に次ぐ収益の柱へと成⻑させる



                   B to B                   B to C
           広告サービス                    プレミアム会員&Bloombox
            @cosmeに掲載する広告や各種販促        ⽣活者に提供する便利でお得なサービス

                   タイアップ
                                            月額課⾦
                     +
                    バナー
                             etc.

           Enterprise SaaS
            データベースを活⽤した各種サービス

                   月額課⾦             @cosmeに蓄積されたデータベースを活⽤し
                     +              マーケティングプロセス全体をサポートする
                                    新サービスをクラウドで提供開始。
                   従量課⾦
                                                           © 2020 istyle Inc.   43
On
Platform   ブランドオフィシャルを2020年1月に大幅アップデート

   Enterprise SaaS「ブランドオフィシャル」
   ・@cosmeのユーザー動向の分析や、@cosme内で情報発信が可能
   ・月額︓50万円(年間契約)※従量課⾦制のサービスも検討中




       2018年4月リリース                       2020年1月機能追加
         情報発信できるとともに        ユーザーとのエンゲージメント度合いを基準に、どんなユーザーがどれだけいるかがわかるとともに
    ユーザーとどれだけつながっているかがわかる     どんなタイミングでどういった⾏程を経て、ブランドとの関係が深まっているかも分析できる
                                                                     © 2020 istyle Inc.   44
Beauty
Service   事業紹介
⁃   自らが事業者となり、@cosmeを活⽤したサービスを運営



                 リアル店舗                            EC
    MD等に@cosmeのデータを活⽤した化粧品専門           @cosmeと連携した化粧品ECサイトを運営
    店を運営し、国内最⼤の化粧品専門店グループ
    に成⻑                                                  取扱商品数
                                                       40,000商品
                                                       (2019年12月末時点)
                                   2


     全国計 23店舗
          (2019年12月末時点)



                          3
                              10
                          1
                    4

             3




                                                               © 2020 istyle Inc.   45
Beauty
Service           店舗一覧(国内・海外合計 32店舗)※1
                     (国内︓22店舗)                                                                                    (海外︓8店舗)
                  2007年3月OPEN                                                              Star House store
 ルミネエスト新宿店                             238㎡     町田マルイ店             2017年3月OPEN    122㎡                         2018年6月OPEN                 360㎡
                  2016年9月改装                                                                (香港)

                  2008年11月OPEN                                                             tmtplaza store
 上野マルイ店                                350㎡     ルクア大阪店             2017年3月OPEN    102㎡                         2018年9月OPEN                 116㎡
                  2017年2月増床                                                                (香港)

                  2012年4月OPEN                   名古屋タカシマヤ                                   Landmark North
 ルミネ池袋店                                333㎡                        2017年4月OPEN    182㎡                         2018年11月OPEN                149㎡
                  2019年9月増床                     ゲートタワーモール店                                 store(香港)

                                                                   2007年11月OPEN            ICONSIAM store
 ルミネ有楽町店          2014年2月OPEN          224㎡     アピタタウン⾦沢ベイ店                       228㎡                         2018年11月OPEN                301㎡
                                                ※2                 2017年4月増床               (タイ)

 TSUTAYA                                                           2018年3月OPEN             East Point City
                  2014年11月OPEN         297㎡     ルミネ大宮店                            241㎡                         2018年12月OPEN                191㎡
 EBISUBASHI店                                                       2019年3月増床               store(香港)

                                                                                           Siam Center store
 マルイファミリー溝口店      2015年10月OPEN         271㎡     ららぽーと富⼠⾒店          2018年3月OPEN    244㎡                         2019年2月OPEN                 244㎡
                                                                                           (タイ)

                                                                   1987年9月OPEN             Langham Place
 神⼾マルイ店           2016年5月OPEN          162㎡     マリエとやま店                           191㎡                         2019年10月OPEN                188㎡
                                                ※2                 2018年9月増床               store(香港)
                                                                                                                                                  New
 T-SITE COSME                                   TSUTAYA MARK IS                            Lee Theatre store
                  2016年5月OPEN          89㎡                         2018年11月OPEN   241㎡                         2019年12月OPEN                231㎡
 枚方店                                            福岡ももち店                                     (香港)

 TSUTAYA                                                           2002年9月OPEN
                  2016年6月OPEN          228㎡     イオンモール高岡店                         240㎡
 熊本三年坂店                                                            2019年9月増床
                                                ※2

 TSUTAYA
                  2016年9月OPEN          234㎡
 札幌美しが丘店                                                          (1店舗)

 池袋サンシャインシティ店     2016年10月OPEN         162㎡     イオンモール高崎店          2006年10月OPEN   135㎡
                                                ※2

 TSUTAYA
 函館蔦屋書店
                  2016年11月OPEN         264㎡                           (1店舗)
                                                                                     New
                  2017年3月OPEN
 アミュエスト博多店                             142㎡         原宿店            2020年1月OPEN    1,300㎡
                  2019年2月増床


※1 閉店予定の店舗は含んでおりません
※2 2016年9月にKcosme Beaute社より取得(FY2017.6 2QよりP/L連結)                                                                            © 2020 istyle Inc.    46
Global
           事業紹介
⁃    国内で確⽴したビジネスモデルを各国の状況に合わせて展開



             中国           台湾      US, EU   マレーシア       香港         タイ     韓国         ・・・



    メディア    Wechat
           Mini program
                                           @cosme
                                           Malaysia
                                                       @cosme
                                                      Hong Kong
             (APP)        (M&A)    (M&A)    (APP)       (APP)




EC・卸売                                                                               順次拡大
                                            (M&A)




     店舗
                                                                       (プロデュース店舗)




※連結ベースの記載であり、マイナー出資や提携先は含んでおりません

                                                                                     © 2020 istyle Inc.   47
本資料は、業績に関する情報提供を目的としたものであり、当社が発⾏する有価証券の投資を勧誘することを目的に作成したものではありません。また、本資料に掲載された情報
や⾒通しは、資料作成時点において⼊⼿可能な情報を基にしており、当社の判断が含まれております。情報の正確性を保証するものではなく、今後様々な要因により実際の業績
や結果とは異なることがあります。                                                        © 2020 istyle, Inc.