3660 アイスタイル 2020-02-07 15:00:00
2020年6月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2020年6月期第2四半期
決算説明資料
2020/02/07
株式会社アイスタイル
証券コード: 3660
中期経営計画における現在の⽴ち位置
2017.6 2018.6 2019.6 2020.6 2021.6
中期経営計画の
収益基盤の
マイルストーン
可能性の拡⼤ 選択と集中 投資拡⼤
2019年8月に
当初計画から変更
確⽴
現在
事業成⻑のための施策を完遂
・@cosmeアプリの大幅リニューアル
・ブランドオフィシャル(BO)のリリースとアップデート
・ECのスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」開催 ・BOは順調に増加
・大型旗艦店「@cosme TOKYO」の出店 ・国内のECは⾼成⻑
・海外出店加速 ・@cosme TOKYOは好スタート
・海外企業3社をM&A etc.
可能性拡⼤のために⾏った投資を精査
・台湾店舗の閉店を決定(特損計上)
・香港の一部店舗、タイの店舗を減損(特損計上) ・海外事業を全⾯的に⾒直し
・海外子会社2社を減損(特損計上) ・不採算事業のテコ⼊れや規模縮⼩、
・競争激しい中国事業の戦略⾒直し 撤退を検討
これからの1年半で筋⾁質な組織を作り上げ、収益⼒の⾼い会社へと変えていく
© 2020 istyle Inc. 1
第2四半期決算概要
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第2四半期 / ハイライト
連 結 Global事業の不振等により減収。営業利益は⾚字も計画内で着地
売上高 : 15,942 百万円 YoY : 98.3 %
営業利益 : △1,157 百万円 前年同期: 242 百万円
On ブランドオフィシャル(BO)等のBtoBサービスが成⻑。BOの導⼊数は207
Platform
売上高 : 3,926 百万円 YoY : 101.4 %
営業利益 : 815 百万円 YoY : 65.9 %
Beauty
Service 店舗は閉店の影響もあり横ばい。ECは⾼成⻑。原宿店の費⽤先⾏等で⾚字
売上高 : 7,692 百万円 YoY : 109.4 %
営業利益 : △583 百万円 前年同期: 286 百万円
Global 中国のEC・卸売の鈍化や香港のデモの影響を受け、減収減益
売上高 : 3,517 百万円 YoY : 74.5 %
営業利益 : △415 百万円 前年同期: 68 百万円
その他 キャピタルゲインにより増収も、営業投資有価証券の減損等(原価計上)により⾚字
売上高 : 806 百万円 YoY : 135.1 %
営業利益 : △5 百万円 前年同期: 63 百万円
※1 当該資料の数値は、百万円未満を四捨五⼊して、記載しております
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第2四半期 / 業績概要(業績予想に対する進捗)
⁃ ECイベントの目標未達や中国事業の不振等があったものの、コスト削減等により営業利益は計画内で着地
⁃ 来期以降の収益性向上のため、不採算事業や保有資産の評価を⾒直し、特別損失3,030百万円※1を計上
2020年6月期
2020年6月期 2019年6月期
前年同期⽐ 業績予想 進捗率
2Q(7〜12月) 2Q(7〜12月)
(単位︓百万円) (期初計画)※2
売上高 15,942 16,225 98.3% 39,000 40.9%
売上総利益 7,295 7,657 95.3% - -
販売管理費 8,452 7,415 114.0% - -
営業利益 △1,157 242 ー △1,240 -
経常利益 △1,176 228 ー △1,390 -
親会社株主に帰属
する純利益 △3,979 59 ー △1,720 -
2Q(10-12月)計上の特別損失︓3,030百万円※1
※1 1Qに計上した特別損失11百万円を除く
※2 2020年2月7⽇付で業績予想の修正を⾏っております。詳細はP24をご覧ください © 2020 istyle Inc. 4
特別損失の詳細
2Q(2019年10月〜12月)で計上した特別損失
特別損失の⾦額 要因
2017年にM&Aした海外企業2社の進捗を鑑み、のれ
海外子会社のれん等の減損 2,364百万円 ん全額を取り崩し、特別損失として計上
海外店舗のうち、想定と乖離のある5店舗の減損を実施
海外店舗の減損等 625百万円 するとともに、台湾の店舗事業撤退による損失を計上
その他 41百万円 一部の投資有価証券の評価を⾒直し、減損を実施 etc.
合計 3,030百万円
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連結売上高推移
⁃ 第2四半期時点ではGlobal事業が減収となり、連結では前年割れ
⁃ 下期は既存事業の成⻑や原宿の旗艦店@cosme TOKYOのオープン等により前期⽐で増収を想定
39,000
1QよりM&Aした海外企業
3社のPLを連結
32,193
28,470
前年同期⽐
98.3%
18,888
3Qより海外向け 2Q 2Q
EC・卸売開始 16,225 15,942
14,282
9,663
7,141
07年3月 6,410
初年度売上 02年11月 店舗開始
0.9百万円 EC開始
FY00/6 01/6 02/6 03/6 04/6 05/6 06/6 07/6 08/6 09/6 10/6 11/6 12/6 13/6 14/6 15/6 16/6 17/6 18/6 19/6 20/6
(期初計画)※
(単位︓百万円)
※ 2020年2月7⽇付で業績予想の修正を⾏っております。詳細はP24をご覧ください
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セグメント別売上高推移(四半期別)
連結営業利益率 3.9% 1.7%
△11.8%
△0.7% 1.2%
△2.6%
前年同期⽐ 94.6%
売上⾼
(単位︓百万円) 8,504 8,174 7,901 8,041 YoY
7,722 7,793
299
262
284 306 500 167.2%
297
その他
2,487
2,010 2,408 1,792 1,726 69.4%
2,236
Global
3,672 3,596 3,645 3,850 3,842 104.6%
3,361
Beauty Service
On Platform 1,828 2,046 1,924 1,837 1,953 1,973 96.4%
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
(ご参考) @cosme TOKYOによる営業利益率への影響 FY20.1Q: △1.8pt FY20.2Q: △4.7pt
@cosme Beauty Dayのプロモーション費⽤による営業利益率への影響 FY19.2Q: △5.4pt FY20.2Q: △4.0pt © 2020 istyle Inc. 7
On
Platform セグメント別売上高推移
⁃ 9月末でブランドファンクラブ(BFC)のサービスを終了したことで減収(ご参考︓1QのBFC売上 109百万円)
⁃ 引き続きブランドオフィシャル(BO)の営業に注⼒し、契約数は順調に増加
34.5%
29.1% 29.2%
営業利益率 24.7% 21.8% 19.8%
前年同期⽐ 96.4%
売上⾼
(単位︓百万円)
2,046 1,924 1,838 1,953 1,973
1,828
YoY
BtoBサービス
広告・ソリューション 1,887 96.6%
1,675 1,771 1,689 1,806 1,824
BtoB課⾦
トランザクション
BtoCサービス 153 159 153 149 148 149 94.1%
(BtoC課⾦) FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
「@cosme 「@cosme
Beauty Beauty
Awards※1」発表 Awards」発表に
トピックス に伴い、クライアン 伴い、クライアント
トからの受注増加 からの受注増加
9月末のBFC終了
に伴い減収
※1 アイスタイルが発表する⽇本最大級の美容アワード © 2020 istyle Inc. 8
On
Platform ブランドオフィシャルの導⼊数の推移
- ブランドオフィシャルの導⼊数は順調に増加
- 導⼊数を伸ばすことで、安定した収益基盤を構築する
ブランドオフィシャルの導⼊数
300
MRR※
150百万円
207
MRR※
104百万円
18/6 18/9 18/12 19/3 19/6 19/9 19/12 20/6
目標
※ MRR・・・ Monthly Recurring Revenueの略。毎月経常的に得られる収益 © 2020 istyle Inc. 9
Beauty
Service セグメント別売上高推移
⁃ 「@cosme Beauty Day」※1を開催。1⽇の流通総額は5億円※1と昨年を上回る。通常のEC売上好調
⁃ 店舗数減少により店舗売上減。1Q⽐では閉店の他、消費税増税の反動あり
⁃ 原宿店の費⽤先⾏。前回は全社費⽤に計上したECイベントのプロモーション費⽤を当セグメントに計上し大きく減益
△14.7%
営業利益率 4.1% 4.0% 3.8% 3.8% △0.5%
前年同期⽐ 104.6%
売上⾼
(単位︓百万円)
3,645 3,850 3,842 YoY
3,361 3,672 3,596
2,866 2,607 91.4%
2,742 2,851 2,792 2,810
店舗
EC 820 805 835 985 1,235 150.5%
619
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
期末時点店舗数 25店舗 26店舗 24店舗 24店舗 23店舗 23店舗
富⼭︓改装により8/13 @cosme Beauty Day [閉店] ルミネ池袋︓改装により @cosme Beauty Day
〜9/20閉店 開催 京都店︓1月 7/11〜9/6閉店 開催(プロモーション費⽤
ルミネ新宿(mikke)︓2 高岡︓改装により8/21 324百万円計上)
[開店] 月 〜9/13閉店
トピックス 福岡︓11月 [閉店]
渋⾕︓8月 2020年1月オープンの原宿店の
家賃が9月から先⾏して発⽣
※1 12月3⽇に開催した24時間限定のECのスペシャルイベント。店舗も同時開催(流通総額 EC︓4.5億円、店舗︓0.5億円)。 注︓流通総額からポイント発⾏分を差し引いたものが売上となる
(ご参考) @cosme TOKYOによる営業利益率への影響 FY20.1Q: △3.6pt FY20.2Q: △9.9pt
@cosme Beauty Dayのプロモーション費⽤による営業利益率への影響 FY20.2Q: △8.4pt © 2020 istyle Inc. 10
Beauty
Service 国内店舗売上の前年同期⽐較
- 2Qの店舗売上は増税の反動など、外部要因の影響を大きく受けているが、特殊要因を除けば既存店は増収
特殊要因 影響
FY20/1Q︓駆け込み需要
2019年10月から消費税増税
FY20/2Q︓増税後の反動
2019年1月に中国でEC法が施⾏ ソーシャルバイヤーが減少。前年同期⽐でインバウンド売上減少
12月3⽇開催の@cosme Beauty FY19︓ 20%還元 ポイント還元率低下により店舗売上が
Dayのポイント還元率を変更 FY20︓ 10%還元 前年⽐半減
特殊要因を除外
・消費税増税の影響を平準化するため、四半期ではなく上期累計
・インバウンド売上を除外
⽐較条件
・12月3⽇の売上を除外
・新店や閉店、改装などの店舗を除外した、同一条件で⽐較可能な既存店
FY19上期 FY20上期
既存店売上 3,439百万円 103.1% 3,546百万円
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Global
セグメント別売上高推移
⁃ 中国EC法の余波を受け、EC・卸売は競争激しく減収
⁃ 店舗は引き続き香港のデモの影響が大きく、今後の状況を注視
⁃ 台湾店舗は、中国大陸から台湾への観光ビザの制限が続き依然厳しい。景気減速感もあり、3Q中の撤退を決定
2.1% 0.9% △0.5%
△4.2%
営業利益率 △7.0%
△16.8%
前年同期⽐ 69.4%
売上⾼
(単位︓百万円)
2,236 2,487 2,408 YoY
100 2,010 106
メディア・その他 117 77
1,792 1,726
店舗 575 648
504 102 90
707 89.9%
479 462 80.3%
EC・卸売 1,616 1,812 1,654
1,227 1,211 1,174 64.8%
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
[開店] W11※1 [開店] 香港のデモの影響を 香港のデモの影響を W11
香港2号店 タイ2号店 受け、一時的に店 受け、一時的な営
屯門︓9月 [開店] バンコク︓2月 舗売上が減少 業⾒合わせもあり、 香港店舗において、
香港3,4号店 店舗売上が減少 デモの影響あり
トピックス 上⽔︓11月
東港城︓12月 [開店]
香港5, 6号店
タイ1号店 旺角︓10月
バンコク︓11月 銅鑼湾︓12月
※1 中国で11月11⽇に開催されるECでの大規模なセール(独身の⽇)
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その他
セグメント別売上高推移
⁃ 人材派遣事業は堅調に推移
⁃ キャピタルゲインの計上により増収も、一部の営業投資有価証券の減損等(163百万円を原価へ計上)により減益
12.0% 9.2% △0.4% 4.9% 13.5%
△9.2%
営業利益率
前年同期⽐ 167.2%
売上⾼ YoY
(単位︓百万円) 500
33
その他 297 299 306 156
262 284
0 0 4 30
投資育成 0
297 299 280 311 103.9%
262 276
人材派遣
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
キャピタルゲイン︓ キャピタルゲイン︓
30百万円 89百万円
トピックス 営業投資有価証
券の減損等(原
価計上)︓163
百万円
(ご参考) キャピタルゲインや営業投資有価証券の減損の影響 FY20.1Q: +9.4pt FY20.2Q: △17.2pt
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販売管理費の推移
⁃ EC・店舗売上の増加の他、原宿店の家賃が9月から発生し、物販関連費用が増加
⁃ 12月3⽇に開催したECイベントのプロモーション費⽤324百万円を計上
56.5%
49.5%
47.9% 45.6% 原宿店の影響
販売管理費⽐率 43.3% 45.6%
を除いた場合
51.7%
47.8%
原宿店オープン前
前年同期⽐ 111.5%
販売管理費
(単位︓百万円)
4,540 YoY
4,071 3,727 3,911
3,344 3,556
1,460 93.3%
その他費⽤ 1,565 1,091 1,093
1,007 1,063
1,305 140.4%
物販関連費⽤ ※1 930 902 931 1,041
800 359 145.4%
システム関連費⽤ 217 247 240 280 345
人材関連費⽤ 1,319 1,330 1,352 1,426 1,433 1,416 106.5%
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
人員数 1,409人 1,473人 1,435人 1,514人 1,477人 1,499人
(業務委託等含む)
@cosme Beauty @cosme Beauty
Dayのプロモーション Dayのプロモーション
コスト463百万円 コスト324百万円
トピックス (その他費⽤) (その他費⽤)
※1 EC事業の配送費やモールへの⽀払⼿数料、店舗の家賃等、売上に連動する費⽤
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セグメント別営業利益の推移
⁃ 原宿店の家賃やECイベントのプロモーション費⽤計上等により大きく赤字
(参考)原宿店の費⽤:381百万円(10-12月)、ECイベントのプロモーション費⽤:324百万円(前期は全社費⽤へ計上)
連結営業利益率 3.9% 1.7% 1.2%
△11.8%
△0.7% △2.6%
前年同期⽐ △890百万円
営業利益
(単位︓百万円)
304 △62
その他 36
28
148
134 99 △205 YoY
Beauty Service 138 135 14 △952
138 41
531 706 563
On Platform 454 426 390 55.2%
46 21
△ 84 △ 11 △ 126
△311百万円
△1 △ 19 △ 290
Global △ 447 △ 965 △ 496
△ 478 △ 527 △712百万円
全社費⽤等 プロモーション
プロモーション
コスト △ 564
コスト 324百万円
463百万円
△ 46 △73百万円
△ 443 +522百万円
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q
【On Platform】 【Beauty Service】
「@cosme Beauty @cosme Beauty Day
Awards※1」発表に伴い、 のプロモーションコスト324
クライアントからの受注増 百万円
トピックス 加
【全社費⽤等】
@cosme Beauty Day
のプロモーションコスト463
百万円
※1 アイスタイルが発表する⽇本最大級の美容アワード
(ご参考) @cosme TOKYOの営業利益率への影響 FY20.1Q: △1.8pt FY20.2Q: △4.7pt
@cosme Beauty Dayのプロモーション費⽤による営業利益率への影響 FY19.2Q: △5.4pt FY20.2Q: △4.0pt © 2020 istyle Inc. 15
直近の運営サービスの状況
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@cosmeの月間ユニークユーザー数の推移
⁃ 検索サイトのアルゴリズム変更の影響で減少。継続して対策実施中
(単位︓万人) アルゴリズム
1800 変更
(7月末)
1600 1,240万人
1400
1200
1000
アルゴリズム
変更
800
(6月上旬)
600
400
200
0
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@cosmeの会員数の推移
⁃ 月間ユニークユーザーが横ばいで推移するも、会員数は引き続き増加傾向
(単位︓万人)
600
570万人
500
400
300
200
100
0
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マーケティング⽀援サービスのKPI「コネクト」※1の推移
⁃ ブランドファンクラブ(BFC)のサービス提供を9月末で終了したことにより減少。その後はブランドオフィシャル(BO)の契
約数増加により、上昇傾向
9月末でBFCの
サービス提供終了
1,600万
1,510万
コネクト数
BO + BFC 契約ブランドの BO契約ブランドの
コネクト数 コネクト数
18/6 18/7 18/8 18/9 18/10 18/11 18/12 19/1 19/2 19/3 19/4 19/5 19/6 19/7 19/8 19/9 19/10 19/11 19/12
※1 ユーザーが契約ブランドやブランドの商品に対して⾏ったアクション(Follow, Like, Have:同一ブランドに対して複数ある場合は1としてカウント)の総和
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ECのスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」
⁃ 2018年に引き続き2019年12月3⽇にECのスペシャルイベントを開催
⁃ 流通総額は前回を上回る5億円を記録。目標の10億円には及ばず
2018実績 2019実績
限定品参加/
取扱ブランド 44 / 1,900 234 / 1,900以上
目標10億円
流通総額 4億円 5億円
購⼊者数 4.3万人 5.5万人
アプリの月間利⽤者 27万人 36万人
TVCM 実施 未実施
ポイント還元のベース 20% 10%
他社セールとの競合 - ⼤手プラットフォームのセールが多発
過去2回で得た知⾒を活かし、今年の12月3日に向けて施策を検討・実施する
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Beauty
Service 大型旗艦店「@cosme TOKYO」。オープン後、好スタート
- 2020年1月10⽇に売場面積1,300㎡を誇る大型旗艦店「@cosme TOKYO」をJR原宿駅目の前にオープン
- 「@cosme TOKYO」の1月の⼩売売上は計画通りに推移
1月の⼊店者数は18万人を記録(1月10日オープン)
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Global
Global事業の現状
⁃ 外部環境の変化が激しく、多くの事業で影響を受ける
外部環境の変化 現状
中国大陸から台湾への旅⾏者に対する観光ビザの制限
台湾 短期的な収益改善が厳しい
(2019年8月からはじまり現在も継続)
デモの影響で営業を⾒合わせる⽇もあり、当初計画から
香港で大規模なデモが発⽣
店舗 香港
(2019年6月より激化)
乖離が発⽣。デモ激化前に契約していた5号店、6号店
を予定通りオープン
タイ バーツ高等により国内景気およびインバウンド減速 売上が伸びず、当初計画から乖離が発⽣
EC法の余波で、一部のソーシャルバイヤーの正規流通 価格訴求がより一層強まり、競争が激しく、計画から
中国 への参⼊等により、競争が激化 乖離
EC
卸売 中国の大⼿プラットフォーマーが出資するECサイトが
マレーシア 競争が激しく、計画から乖離
利益度外視の規模拡大戦略を実施
リソースを割けておらず、成⻑のための積極的な施策を
米国 ー
打てておらず、計画から乖離
メディア
台湾 ー 計画通り。堅調に推移
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業績予想の修正について
© 2020 istyle Inc. 23
業績予想の修正(サマリー)
内訳
2020年6月期
通期業績予想 当初計画 修正計画 2020年6月期 2020年6月期
2019年 2020年
(単位︓百万円) 上期実績 下期修正予算
8月7日公表 2月7日修正
売上高 39,000 34,000 15,942 2,116 M増 18,058
営業利益 △1,240 △1,480 △1,157 834 M増 △323
経常利益 △1,390 △1,580 △1,176 772 M増 △404
親会社株主に
△1,720 △4,480 △3,979 3,478 M増 △501
帰属する純利益
2Qで特別損失3,030百万円を計上(詳細はP5参照)
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セグメントごとの売上・費⽤計上の変更点
A B
期初計画 期初計画 修正計画 ⽐較
(一部項目振替後) (A:B)
売上高 39,000 39,000 34,000 87.2%
連結
営業利益 △1,240 △1,240 △1,480 -
@cosme TOKYOの
店頭広告を
On 売上高 8,000 Beauty Serviceから
8,250 8,250 100.0%
Platform 営業利益 1,250
On Platformへ振替
1,420 1,780 125.4%
売上︓250百万円
営利︓170百万円
Beauty 売上高 19,000 18,750 17,200 91.7%
Service 営業利益 10 △510 △670 -
売上高
10,800 10,800 7,000 64.8%
Global ECイベントのプロモー
営業利益 △80 ションコストを全社費⽤ △80 △660 -
からBeauty Service
事業へ振替
売上高 1,200 1,200 1,550 129.2%
その他 費⽤︓350百万円
営業利益 80 80 30 37.5%
全社 営業利益 △2,500 △2,150 △1,960 -
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通期業績予想の修正 / 各セグメントの増減
(単位︓百万円)
(単位︓百万円)
売上高 営業利益
(期初計画から一部項目振替後の数値と修正計画との⽐較。詳細はP25参照) (期初計画から一部項目振替後の数値と修正計画との⽐較。詳細はP25参照)
営業利益率(%)
39,000 △3.2%
34,000 △4.4%
△1,240 △580 △1,480
FY20 On Beauty Global その他 FY20 FY20 On Beauty Global その他 全社等 FY20
当初計画 Platform Service 修正計画 当初計画 Platform Service 修正計画
修正セグメント 修正額(単位︓百万円) 修正の主な理由
売上高 営業利益 収益の柱であるOn Platform
事業の売上は変更なし。コスト
On Platform 0 360 コスト削減等により営業利益増加 削減等により利益⽔準向上
@cosme TOKYOと
イベントプロモーション費⽤を
Beauty ECイベントの目標未達や、@cosme TOKYOの開店が 除けば上期および通期⿊字
△1,550 △160
Service 1か月弱延期となったことにより、売上・営業利益減少
中国の越境EC・卸売の不振、香港店舗のデモの影響や台湾店舗閉店などにより売上・営業利益
Global △3,800 △580 減少。海外子会社2社ののれんを2Qで一括取り崩ししたため、下期からのれん償却負担が減少
2Qに実施した営業投資有価証券の売却等により売上増の他、営業投資有価証券の減損により
その他 350 △50 営業利益減少
全社 - 190 コスト削減により営業利益増加
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今期の上期実績と下期計画の⽐較
⁃ 上期は開業前の@cosme TOKYOの費⽤や、ECイベントのプロモーション費⽤により大きく赤字
⁃ @cosme TOKYOの開店が1か月弱遅延したことにより、当初計画⽐で売上減、オープニング費⽤が下期に計上
⁃ 下期からはブランドオフィシャルの増加や@cosme TOKYOの稼働により、⾚字幅が⼤幅に縮⼩予定
FY20
上期(実績) 下期(計画)
売上 営業利益 売上 営業利益
18,058
(単位: 百万円) 15,942 744
その他 806 3,483
Global 3,517
9,508
Beauty Service 7,692
@cosme
TOKYOの売上︓ 35
On Platform 0百万円
3,926 815 4,324 965
@cosme △ 87
△ 583 △ 245
TOKYOの損失︓
△519百万円
△ 415
△5
△ 990
全社費⽤等
ECイベントのプロ △ 970 △323
モーション︓
△324百万円 △1,157
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⿊字化と中⻑期的な成⻑のための施策
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中期経営計画のマイルストーンにおける現在のフェーズ
2017.6 2018.6 2019.6 2020.6 2021.6
2016年8月 収益基盤の
発表時
可能性の拡⼤ 選択と集中 投資拡⼤
確⽴
・事業領域の拡⼤ ・成⻑領域の明確化 ・人的/資⾦的
・収益化促進
・組織/体制の構築 ・勝ちパターンの構築 リソースの投⼊
1年延⻑
2019年8月 収益基盤の
変更
可能性の拡⼤ 選択と集中 投資拡⼤
確⽴
当期
【主な投資】
・ブランドオフィシャルの開発
・ECのスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」
・原宿駅前の大型旗艦店「@cosme TOKYO」
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セグメントごとの現状と方針
現状 対応策 方向性 重点施策
On ブランドオフィシャル(BO)が順 引き続き営業に注⼒し、 事業成⻑を通じ
1. BOの積極的な推進
Platform 調に増加 BOの契約数増加に取組む 収益性向上
ECイベント目標未達も通常
1月に@cosme TOKYOが
Beauty 時の販売は好調 事業成⻑を通じ 2. 選択と集中
オープンしており、既存店ととも
Service 店舗は増税の反動を受ける
に伸ばす 収益性向上 (不採算事業の⾒直し)
が、一時的と想定
事業ポートフォリオを⾒直し、
止血
Global 複数の事業で想定と乖離 ネガティブキャッシュフローを 3. 財務強化
削減する ⾚字を抑制
大規模な赤字となったことを
全社的な コスト削減により
販管費が増加 意識し、引き続きコスト削減 4.コストコントロール
取り組み に取り組む ⿊字体質に
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1. ブランドオフィシャルの積極的な推進
ユーザーとブランドをつなぐというプラットフォームのコンセプトを、より体言化するための施策を実施
ブランドオフィシャルの機能追加 @cosme Beauty Day
24時間限定のECのス
ユーザーとブランドのつながりを可視化する機能を追加。
ペシャルイベントを実施。
ユーザーとのエンゲージメント度合いに応じたアプローチが可能
イベントを通じてユーザー
とブランドがつながる機会
を創出
2019年12月3日開催
@cosme TOKYO
原宿駅目の前に大型旗
艦店をオープン。ユーザー
が店頭でブランドをフォ
ローする仕組みなど、ユー
ザーとブランドがつながる
機会を創出
2020年1月9日機能追加 2020年1月10日オープン
ブランドオフィシャル強化のための施策は既に実施済み
これらを活⽤することでブランドからの理解を促進し、契約数の増加につなげる © 2020 istyle Inc. 31
2. 選択と集中(不採算事業の⾒直し)
不採算事業の評価を⾒直し、下期以降の利益⽔準の向上につなげる
海外の不採算店舗の撤退・減損 海外子会社2社の評価⾒直し
・2017年に株式を取得した2社の進捗を鑑み、のれん等の
台湾 : 全店舗の閉店を決定
減損を実施
英語圏最⼤級の化粧品 マレーシアで最⼤級の化粧品
香港 : 一部店舗の減損を実施 <対象子会社> クチコミサイトを運営 ECサイトを運営
タイ : 全店舗の減損を実施 ・MUA Inc.
・Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.
特別損失625百万円計上 特別損失2,364百万円計上
(単位︓百万円) 上記要因による今期の営業利益への影響
台湾店舗事業の △ 14 △ 18 △ 23 0
営業損失
△ 76 △ 77
海外企業2社の 2社に対するのれん 台湾の店舗事業
のれん償却 償却がゼロへ 完全撤退
△90 △95
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q
(計画) (計画)
不採算事業の撤退など、今後の収益改善につながる施策を実施 © 2020 istyle Inc. 32
3. 財務強化
運転資⾦や設備投資等に充当するため、⻑期借⼊を⾏いキャッシュ・ポジションを確保
目的 借⼊実⾏日 借⼊額 ⾦利 返済期日 返済方法
借換え及び運転資 0.31〜
2019年10月 6,000百万円 2022年10月 期⽇一括返済
⾦への充当 0.32%
@cosme TOKYO 均等返済(1,000百万円)
2019年12月 2,000百万円 0.76% 2029年12月
の設備投資 一括返済(1,000百万円)
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(ご参考)貸借対照表の状況
貸借対照表(赤字部分が特別損失の影響)
FY19.4Q FY20.2Q 増減 主な増減要因
資産 22,003 25,480 3,477
流動資産 10,920 14,458 3,538
現⾦及び預⾦ 3,303 5,996 2,693 ⻑期借⼊による現預⾦の増加
商品 2,881 3,531 650 @cosme TOKYOの在庫増加
増加︓@cosme TOKYO等の設備投資
有形固定資産 1,015 2,457 1,443
減少︓海外店舗の減損
無形固定資産 5,965 3,759 △2,206
のれん 2,944 503 △2,441 海外子会社ののれんの減損
借換えや運転資⾦、店舗の投資のため8,000百万
負債 11,242 18,714 7,472
円の⻑期借⼊を実施
純資産 10,761 6,766 △3,995
利益剰余⾦ 4,218 218 △4,000 各特別損失の計上や各事業の最終損益
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4. コストコントロール
コスト削減により⿊字体質へ
販売管理費の推移 実績 計画
56.5%
50%
49.5%
販売管理費⽐率 47.9% 45.6%
43.3% 45.6%
@cosme Beauty
@cosme Beauty Dayのプロモーション
Dayのプロモーション コスト計上
コスト計上 9月より原宿店の
家賃が発生
4,540
4,071 3,911
(単位︓百万円)
3,556 3,727
3,344 1,460
1,565 1,093
1,091
1,063
その他費⽤ 1,007
1,041 1,305
930 902 931
物販関連費⽤ 800
280 345 359
システム関連費⽤ 217 247 240
人材関連費⽤ 1,319 1,330 1,352 1,426 1,433 1,416
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q
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各セグメントで取り組んでいること
現在取り組んでいること
方向性 ブランドオフィシャルの 選択と集中 財務強化 コストコントロール
積極的な推進 (不採算事業の⾒直し)
・ブランドオフィシャル(BO)の機能追加
On 事業成⻑を通じ ・@cosme Beauty Day開催
Platform 収益性向上 ・@cosme TOKYOオープン
➡ BOの契約数増加
・@cosme TOKYO
Beauty 事業成⻑を通じ や既存店、ECを
Service 収益性向上 強化
➡ 既存事業の強化
・販管費抑制
・台湾店舗の閉店を決定
・計画と乖離した店舗の
止血 減損
Global
⾚字を抑制 ・M&A2社ののれん等を
減損
➡ 戦略⾒直し中
・⻑期借⼊を実施し、
全社的な コスト削減により
キャッシュ・ポジション
取り組み ⿊字体質に
を確保
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参考資料
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会社概要
商号 株式会社アイスタイル (英訳名 istyle Inc.)
市場/銘柄コード 東証一部/3660
代表取締役社⻑ 吉松徹郎
設⽴年月⽇ 1999年7月27⽇
本社所在地 東京都港区赤坂一丁目12番32号
資本⾦ 3,647百万円 ※2019年6月時点
決算期 6月末⽇
・美容系総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営
事業概要
・関連広告サービス、マーケティング・リサーチサービスの提供
従業員数 1,175名(連結)※2019年6月時点
【国内】 【海外】
・株式会社コスメ・コム ・istyle China Co., Limited
・株式会社コスメネクスト ・istyle Global (Singapore) Pte. Limited
・株式会社アイスタイルキャリア ・istyle China Corporation Limited
・株式会社アイスタイルトレーディング ・istyle Retail (Hong Kong) Co., Limited
主要関係会社 ・株式会社ISパートナーズ ・istyle USA Inc.
※2019年12月時点 ・株式会社アイスタイルキャピタル ・istyle Retail (Thailand) Co., Limited
・株式会社アイスタイルウィズ ・Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.
・株式会社アイメイカーズ ・i-TRUE Communications Inc.
・株式会社メディア・グローブ ・MUA Inc.
・株式会社Eat Smart
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沿革
1999年 7月 有限会社アイ・スタイル設⽴
12月 コスメ情報ポータルサイト「@cosme」をオープン
2000年 4月 株式会社アイスタイルへ組織変更
2002年 11月 化粧品オンラインショッピングサイト「cosme.com(現 @cosme shopping)」をオープンし、EC事業の運営を開始
2007年 3月 株式会社コスメネクストがルミネエスト新宿に「@cosme store」第1号店がオープン
2008年 1月 転職・求人サイト「@comes Career」をオープン
2010年 9月 株式会社コスメネクストを完全子会社化
2012年 3月 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
5月 海外展開の本格化を目的として、istyle Global (Hong Kong)Co., Limited(現 istyle International Trading (Hong Kong) Co., Limited)を設⽴
「ispot」を運営する株式会社サイバースター(株式会社アイスタイルビューティソリューションズ)を連結子会社化(2017年7月に、当社が吸収合併)
8月 シンガポールにistyle Global (Singapore) Pte. Limitedを設⽴
10月 中国にistyle China Co., Limitedを設⽴
11月 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2014年 7月 「GLOSSYBOX(現 BLOOMBOX)」を運営するビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得
11月 投資育成事業の開始に伴い株式会社アイスタイルキャピタルを設⽴
12月 海外向け化粧品卸売事業の開始に伴い、株式会社アイスタイルトレーディングを設⽴し、翌1月より、海外向けEC・卸売を開始
2015年 7月 化粧品・美容業界専門の人材サービス会社、株式会社アイスタイルキャリアを設⽴
9月 化粧品に特化したPR会社、株式会社メディア・グローブの株式を取得し子会社化(2018年6月に株式交換により完全子会社化)
2016年 3月 株式会社ISパートナーズを設⽴
7月 株式会社istyle makers設⽴準備会社(現 株式会社アイメイカーズ)を設⽴
9月 食と健康に関するサービスを展開する株式会社Eat Smartの株式を取得し子会社化
化粧品小売店を運営する株式会社ユナイテッド・コスメの株式を取得し子会社化(2018年7月に株式会社コスメネクストが吸収合併)
10月 istyle Retail (Hong Kong) Co., Limitedを設⽴
2017年 5月 マレーシアで美容・化粧品のECサイトを運営するHermo Creative (M) Sdn. Bhd.の株式を取得し子会社化
台湾で美容系ポータルサイトを運営するi-TRUE Communications Inc.の株式を取得し子会社化
米国でistyle USA Inc.を設⽴し、7月に同社を通じて、米国で美容系ポータルサイトを運営するMUA Inc.の株式を取得し子会社化
6月 海外募集による新株式の発⾏により、約36億円の資⾦調達を実施
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⽇本最大級の美容系総合サイト@cosme
- ユーザーだけでなく、ブランドなどの多くのステークホルダーからも⽀持される⽇本最大級の美容系総合サイト@cosme
20〜30代の 美容に特化した
美容トレンドに敏感な 日本で展開する化粧品 化粧品から美容全般へと
多くの若い⼥性が 日本最⼤級の
20〜30代が中心 ブランドはほぼすべて網羅 カテゴリを拡⼤中
毎月利⽤ クチコミ数
月間ユニークユーザー 登録会員数 登録ブランド数 登録商品数 クチコミ数
1,330万人 540万人 34,000ブランド 32万件 1,490万件
※ 各数値は2019年6月末時点
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@cosmeの圧倒的な⼥性利⽤率
- @cosmeの月間ユニークユーザー1,330万人(2019年6月末時点)
- 20代・30代の⽇本人⼥性に対して圧倒的なリーチを持つ
@cosmeスマホユーザーの
月間ユニークユーザー(⼥性のみ)の構成
⽇本人⼥性に対する世代別シェア ※1
1,290万人
10代未満 0.1%
10代 5.1%
20代 51.6%
スマホ 30代 58.0%
87% スマホユーザーの 40代 28.4%
リーチ
50代 11.2%
20〜30代⼥性の
60代 過半数が毎月利⽤
以上
0.7%
PC 13% 出所︓ 総務省人口統計(2019年1月確定値)
2019年6月末時点のPC・スマホ・FPのUU数と会員分布より計算
※1 各世代の高さは、各世代の人口ボリュームを表しています © 2020 istyle Inc. 41
@cosmeのDBを健全に保つための仕組み
- 各施策によりDBの健全性を確保
⽣活者 @cosme 化粧品ブランド
化粧品
⽣活者
ブランド
クチコミ投稿
DB
Chinese
Wall
チェック体制 非公開のアルゴリ 広告の出稿状況
1.個人認証 ズムによる公正な
2.クチコミに「購⼊品」、「モニター・プレゼント」を表示 ランキングシステム
3.24時間、365⽇監視、全件チェック
4.ガイドライン違反の取り締まり
5.悪意のあるクチコミの通報システム 広告の出稿状況に左右されない
ランキング
公正さを維持
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On
Platform 事業紹介
⁃ Beauty Platform”@cosme”を通じた各種サービスを提供
⁃ 新たにデータベースを活⽤したサービスをローンチ。広告に次ぐ収益の柱へと成⻑させる
B to B B to C
広告サービス プレミアム会員&Bloombox
@cosmeに掲載する広告や各種販促 ⽣活者に提供する便利でお得なサービス
タイアップ
月額課⾦
+
バナー
etc.
Enterprise SaaS
データベースを活⽤した各種サービス
月額課⾦ @cosmeに蓄積されたデータベースを活⽤し
+ マーケティングプロセス全体をサポートする
新サービスをクラウドで提供開始。
従量課⾦
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On
Platform ブランドオフィシャルを2020年1月に大幅アップデート
Enterprise SaaS「ブランドオフィシャル」
・@cosmeのユーザー動向の分析や、@cosme内で情報発信が可能
・月額︓50万円(年間契約)※従量課⾦制のサービスも検討中
2018年4月リリース 2020年1月機能追加
情報発信できるとともに ユーザーとのエンゲージメント度合いを基準に、どんなユーザーがどれだけいるかがわかるとともに
ユーザーとどれだけつながっているかがわかる どんなタイミングでどういった⾏程を経て、ブランドとの関係が深まっているかも分析できる
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Beauty
Service 事業紹介
⁃ 自らが事業者となり、@cosmeを活⽤したサービスを運営
リアル店舗 EC
MD等に@cosmeのデータを活⽤した化粧品専門 @cosmeと連携した化粧品ECサイトを運営
店を運営し、国内最⼤の化粧品専門店グループ
に成⻑ 取扱商品数
40,000商品
(2019年12月末時点)
2
全国計 23店舗
(2019年12月末時点)
3
10
1
4
3
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Beauty
Service 店舗一覧(国内・海外合計 32店舗)※1
(国内︓22店舗) (海外︓8店舗)
2007年3月OPEN Star House store
ルミネエスト新宿店 238㎡ 町田マルイ店 2017年3月OPEN 122㎡ 2018年6月OPEN 360㎡
2016年9月改装 (香港)
2008年11月OPEN tmtplaza store
上野マルイ店 350㎡ ルクア大阪店 2017年3月OPEN 102㎡ 2018年9月OPEN 116㎡
2017年2月増床 (香港)
2012年4月OPEN 名古屋タカシマヤ Landmark North
ルミネ池袋店 333㎡ 2017年4月OPEN 182㎡ 2018年11月OPEN 149㎡
2019年9月増床 ゲートタワーモール店 store(香港)
2007年11月OPEN ICONSIAM store
ルミネ有楽町店 2014年2月OPEN 224㎡ アピタタウン⾦沢ベイ店 228㎡ 2018年11月OPEN 301㎡
※2 2017年4月増床 (タイ)
TSUTAYA 2018年3月OPEN East Point City
2014年11月OPEN 297㎡ ルミネ大宮店 241㎡ 2018年12月OPEN 191㎡
EBISUBASHI店 2019年3月増床 store(香港)
Siam Center store
マルイファミリー溝口店 2015年10月OPEN 271㎡ ららぽーと富⼠⾒店 2018年3月OPEN 244㎡ 2019年2月OPEN 244㎡
(タイ)
1987年9月OPEN Langham Place
神⼾マルイ店 2016年5月OPEN 162㎡ マリエとやま店 191㎡ 2019年10月OPEN 188㎡
※2 2018年9月増床 store(香港)
New
T-SITE COSME TSUTAYA MARK IS Lee Theatre store
2016年5月OPEN 89㎡ 2018年11月OPEN 241㎡ 2019年12月OPEN 231㎡
枚方店 福岡ももち店 (香港)
TSUTAYA 2002年9月OPEN
2016年6月OPEN 228㎡ イオンモール高岡店 240㎡
熊本三年坂店 2019年9月増床
※2
TSUTAYA
2016年9月OPEN 234㎡
札幌美しが丘店 (1店舗)
池袋サンシャインシティ店 2016年10月OPEN 162㎡ イオンモール高崎店 2006年10月OPEN 135㎡
※2
TSUTAYA
函館蔦屋書店
2016年11月OPEN 264㎡ (1店舗)
New
2017年3月OPEN
アミュエスト博多店 142㎡ 原宿店 2020年1月OPEN 1,300㎡
2019年2月増床
※1 閉店予定の店舗は含んでおりません
※2 2016年9月にKcosme Beaute社より取得(FY2017.6 2QよりP/L連結) © 2020 istyle Inc. 46
Global
事業紹介
⁃ 国内で確⽴したビジネスモデルを各国の状況に合わせて展開
中国 台湾 US, EU マレーシア 香港 タイ 韓国 ・・・
メディア Wechat
Mini program
@cosme
Malaysia
@cosme
Hong Kong
(APP) (M&A) (M&A) (APP) (APP)
EC・卸売 順次拡大
(M&A)
店舗
(プロデュース店舗)
※連結ベースの記載であり、マイナー出資や提携先は含んでおりません
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本資料は、業績に関する情報提供を目的としたものであり、当社が発⾏する有価証券の投資を勧誘することを目的に作成したものではありません。また、本資料に掲載された情報
や⾒通しは、資料作成時点において⼊⼿可能な情報を基にしており、当社の判断が含まれております。情報の正確性を保証するものではなく、今後様々な要因により実際の業績
や結果とは異なることがあります。 © 2020 istyle, Inc.