3660 アイスタイル 2021-08-16 15:00:00
2021年6月期通期決算および2022年6月期事業計画について [pdf]
2021年6月期通期決算および
2022年6月期事業計画について
2021/08/16
株式会社アイスタイル
証券コード: 3660
事業セグメント
On
国内 Platform
・BtoBサービス 広告・ソリューション
トランザクション
・BtoCサービス
その他
BtoB課⾦
・人材派遣
・投資育成
メディア
EC 店舗
Beauty
Service
・国内小売 EC
店舗
Global
海外 ・海外向け EC・卸売 / 店舗 /メディア
© istyle Inc. 1
2021年6月期通期決算概要
© istyle Inc. 2
第4四半期(4-6月)単体のサマリー
⁃ コロナ禍かつ緊急事態宣言下という依然として厳しい状況ではあるが、
第4四半期は約2年ぶりに四半期単位での営業利益⿊字化を達成
⁃ On Platform事業は、 「BO※による分析〜広告〜EC販売」までの
一貫した提案により、BOの価値を訴求したことで広告・ソリューション
サービスの売上高が増加し、復調の兆しが⾒え始めた
⁃ Beauty Service事業の店舗が、緊急事態宣言下における
外出自粛で苦戦するなか、引き続き好調なECが業績を牽引し
セグメント単位での⿊字を維持
※ マーケティングSaaS「ブランドオフィシャル」
© istyle Inc. 3
通期決算累計 / ハイライト
連 結 好調なECの寄与と全体的なコストコントロールにより、赤字額を大幅に縮小しての着地
売上高 : 30,950 百万円 YoY : 101.3 %
営業利益 : △604 百万円 前年同期差 : +1,721 百万円
On 新型コロナの影響を受けるも売上高は4Qで復調し、前期発⽣の⼀過性償却がないため増益
Platform
売上高 : 6,981 百万円 YoY : 90.4 %
営業利益 : 1,313 百万円 YoY : 110.0 %
Beauty
Service 緊急事態宣言の影響を店舗が受けるも、ECの成⻑で売上は伸⻑し赤字額も大幅に改善
売上高 : 18,260 百万円 YoY : 119.3 %
営業利益 : △271 百万円 前年同期差 : +414 百万円
Global 不採算事業の整理・撤退による販管費の削減で赤字額を大幅縮小
売上高 : 4,660 百万円 YoY : 75.5 %
営業利益 : △157 百万円 前年同期差 : +632 百万円
その他 投資育成が減収・営投の減損で赤字となるも、⼈材派遣はコロナ禍においても⿊字
売上高 : 1,049 百万円 YoY : 76.2 %
営業利益 : △18 百万円 前年同期差 : +195 百万円
※ 当該資料の数値は、百万円未満を四捨五⼊して、記載しております
© istyle Inc. 4
FY21通期のサマリー
ECの成⻑と収益性改善により、赤字を大幅に圧縮し4Q単体では⿊字化達成
- ブランドオフィシャルの価値訴求により、 4Qでは広告・ソリューションの
On
売上が増加し復調の兆しあり
Platform
- 結果としてブランドオフィシャルの導⼊数も増加
- ECは引き続きYoY138.9%と大幅成⻑
Beauty
- 店舗は減収ながらも収益性改善により大型旗艦店を除き⿊字維持
Service
- ECの貢献でセグメント全体の利益も下期⿊字へ
Global - 事業の選択と集中により、前期比で赤字額を6億円縮小し⿊字化目前
販管費 - コストコントロールにより前期比で販管費率を5%縮小
© istyle Inc. 5
通期決算累計 / 業績概要(業績予想に対する結果)
⁃ 概ね5月14日発表の修正計画通りに推移し、最終利益においては前期から54億円改善し⿊字で着地
2021年6月期 2021年6月期 2020年6月期
達成率 前年同期比
実績 通期業績予想 実績
(単位︓百万円) (5月14日修正)
売上高 30,950 30,900 100.2% 30,564 101.3%
売上総利益 14,323 - - 13,993 102.4%
販売管理費 14,927 - - 16,318 91.5%
営業利益 △604 △620 - △2,325 +1,721
経常利益 △795 △840 - △2,438 +1,643
親会社株主に帰属
する純利益 379 40 948.0% △5,020 +5,399
投資有価証券売却益など特別利益18億円、主に3Qまでに発生した特別損失4.5億円
法人税等1.7億円を含む
© istyle Inc. 6
連結売上高 / 年別推移
⁃ 新型コロナの影響を受け厳しい結果になるも、前年同期⽔準で着地
1QよりM&Aした海外企業
3社のPLを連結
30,950
32,193
30,564
28,470
18,888
3Qより海外向け
EC・卸売開始 14,282
9,663
7,141
6,410
07年3月
初年度売上 02年11月 店舗開始
0.9百万円 EC開始
FY00/6 01/6 02/6 03/6 04/6 05/6 06/6 07/6 08/6 09/6 10/6 11/6 12/6 13/6 14/6 15/6 16/6 17/6 18/6 19/6 20/6 21/6
(単位︓百万円)
© istyle Inc. 7
セグメント別売上高 / 四半期別推移
⁃ 各セグメントの売上高におけるYoY増減理由については後述。4Qの営業利益は⿊字に
0.2%
連結営業利益率 △2.6% △2.1%
△1.1%
△3.1%
△4.7%
△11.8%
売上高 △13.3%
(単位︓百万円)
前年同期⽐ 111.6%
YoY
7,901 8,040 8,109 7,763
7,667 7,505 7,571
306 500 6,955 272 243
その他 349 288 1,254 246 109.7%
1,792 1,726 1,209 221 1,163 1,061 1,181 81.9%
Global
1,442
Beauty Service 3,850 3,842 4,093 4,389 4,831 4,552 4,487 127.7%
3,515
On Platform 1,953 1,973 2,017 1,777 1,665 1,753 1,712 1,852 104.2%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
(ご参考)営業利益率に対する特殊要因による影響 - @cosme Beauty Dayのプロモーション費用 FY20.2Q: △4.0pt FY21.2Q: △3.6pt
- オープン前における@cosme TOKYOの先⾏費用 FY20.1Q: △1.8pt FY20.2Q: △4.7pt
© istyle Inc. 8
On
Platform セグメント別売上高 / 四半期別推移
⁃ ブランドオフィシャルの価値訴求により広告・ソリューションが増収。季節性の要因もあり好調に推移
一過性の償却
を除いた場合
21.8% 19.8% 23.6% 20.2% 22.7%
16.4% 18.0% 18.0%
営業利益率
△5.5%
前年同期⽐ 104.2%
売上高
(単位︓百万円) YoY
1,953 1,972 2,017
1,776 1,753 1,712 1,852
BtoBサービス 1,665
広告・ソリューション
BtoB課⾦
トランザクション 1,806 1,824 1,889 1,640 1,621 1,717 104.7%
1,534 1,581
BtoCサービス 148 149 128 137 131 132 130 135 98.6%
(BtoC課⾦)
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
「@cosme 新型コロナ発生 一過性の償却費︓
Beauty 原宿店の広告サー 458百万円
Awards※」発表に ビス開始
伴い、クライアントか
トピックス らの受注増加
9月末BFC終了に
伴い減収
※ アイスタイルが発表する日本最大級の美容アワード
© istyle Inc. 9
Beauty
Service セグメント別売上高 / 四半期別推移
⁃ セグメント利益は、大型旗艦店の⾚字がありながらもECの成⻑により⿊字維持
⁃ 店舗は緊急事態宣言の影響でQoQ減収。YoYでは店舗休業が前期比でほぼなかったため増収
⁃ ECは特需※1があった前期4Qと比べると減収だが、イベント寄与があった2Qの売上水準を維持
0.4% 0.1% 0.7% 0.4%
営業利益率
△0.5%
△2.8%
△6.8%
△14.7%
売上高 前年同期⽐ 127.7%
(単位︓百万円) YoY
4,831 4,552
4,092 4,389 4,487
3,850 3,841 3,514
2,763 2,530 2,333 185.5%
1,257 2,730
店舗 2,866 2,607 2,880
2,257 1,660 2,067 2,022 2,154 95.4%
EC 985 1,235 1,213
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
期末時点店舗数 23店舗 23店舗 24店舗 24店舗 24店舗 24店舗 24店舗 24店舗
ルミネ池袋︓改装に @cosme Beauty 新型コロナ発生 19店舗が2ヶ月弱 @cosme Beauty 緊急事態宣言 緊急事態宣言
より7/11〜9/6閉 Day※2開催 高崎店︓改装により 休業 Day開催 (店舗休業なし) (ほぼ店舗休業なし)
店 (プロモーション費用 2/29〜閉店 [開店] 横浜︓6月 (プロモーション費用
トピックス 高岡︓改装により
8/21〜9/13閉店
324百万円計上) ルクア大阪店︓改装 [閉店] 町⽥︓4月
により3/15〜閉店
291百万円計上)
[閉店] [開店] EC︓緊急事態宣
渋⾕︓8月 2020年1月オープンの原宿店の 原宿︓1月 言下での期間限定
家賃が9月から先⾏して発生 取扱商品が売上に
寄与
※1 前期4Q(2020年4-6月)は緊急事態宣言に伴う店舗休業要請により、世の中全体で店舗が休業していたためEC需要が大幅に増加した
※2 3日間限定のECのスペシャルイベント © istyle Inc. 10
Global
セグメント別売上高 / 四半期別推移
⁃ EC・卸売はマレーシアのEC運営会社を3Qに譲渡したことによりYoY減収
⁃ セグメント利益は継続的な収益性改善により⿊字化目前へ
△1.9% △0.9%
営業利益率 △3.6%
△7.0% △7.5%
△12.7%
△16.8% △15.7%
前年同期⽐ 81.9%
売上高
(単位︓百万円) 1,791 1,725 YoY
メディア・その他 102 90 1,442
店舗 1,208 60 1,163 1,254 1,181
479 462 1,061
73 333 78 77
107 100 165.8%
415 342 366 381 114.5%
348
EC・卸売 1,211 1,174 1,049
721 742 811 606 700 66.8%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
期末時点店舗数 10店舗 12店舗 8店舗 8店舗 8店舗 8店舗 7店舗 7店舗
香港のデモの影響を W11※ 新型コロナ発生 W11 [閉店]
受け、一時的な営 香港店舗において タイ1号店︓1月
?
[閉店]
業⾒合わせもあり、 デモの影響あり 台湾全4店舗︓
トピックス 店舗売上が減少
[開店] 1〜3月 マレーシアのEC運営
会社Hermo社を譲
香港5, 6号店
渡
旺角︓10月
銅鑼湾︓12月
※ 中国で11月11日に開催されるECの大規模なセール(独身の日)
© istyle Inc. 11
その他
セグメント別売上高 / 四半期別推移
⁃ 人材派遣事業が新型コロナの影響により横ばいで推移も、セグメント全体では⿊字を維持
13.5% 4.9% 7.5% 0.6%
営業利益率 △1.0%
△9.2% △12.9%
△102.1%
売上高 前年同期⽐ 109.7%
(単位︓百万円) 500 YoY
33
その他 349
305 156 288
32 272 246 243
投資育成 30 0 221 33
0 35 33
20 2 36 177.8%
0 0 5 +5.2百万円
276 311 317
201 255 235 213 201
人材派遣 98.8%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
キャピタルゲイ キャピタルゲイ 新型コロナ発生 営業投資有価 営業投資有価
ン︓ ン︓ 証券の減損等 証券の減損等
30百万円 89百万円 (原価計上)︓ (原価計上)︓
218百万円 52百万円
トピックス 営業投資有価
証券の減損等
(原価計上)︓
163百万円
(ご参考) キャピタルゲインや営業投資有価証券の減損の影響 FY20.2Q:△17.2pt FY20.4Q:△98.5pt FY21.2Q︓△18.9pt
© istyle Inc. 12
販売管理費 / 四半期別推移
⁃ 4Qの増収や継続的した筋肉質な組織づくりなどコストの最適化により、販売管理費⽐率を低減
56.5% 55.9%
51.9%
販売管理費⽐率 49.5% 48.7% 49.8%
47.4% 47.0%
販売管理費 前年同期⽐ 93.8%
(単位︓百万円) YoY
4,540
3,911 3,976 3,889 4,035
3,656 3,590 3,647
1,460 1,014
その他費用 1,093 973 809 729 658 679 83.9%
物販関連費用 ※1 1,305 1,174 948 1,385 1,280
1,041 1,276 1,286 135.0%※2
システム関連費用 345 359 380 868 332 358 381 412 47.5%※3
人材関連費用 1,433 1,416 1,451 1,264 1,318 1,278 1,264 1,276 100.9%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
人員数 1,477人 1,499人 1,446人 1,406人 1,349人 1,334人 1,274人 1,245人
(業務委託等含む)
@cosme 一過性の償却 @cosme
Beauty Dayの 費︓ Beauty Dayの
プロモーションコス 458百万円 プロモーションコス
トピックス ト︓324百万円
(その他費用)
(システム関連費
用)
ト︓291百万円
(その他費用)
※1 EC事業の配送費やモールへの⽀払⼿数料、店舗の家賃等、売上に連動する費用
※2 物販関連費用の増加理由︓前期では休業期間中の費用を特損に振り替えたため
※3 システム関連費用の減少理由︓前期に発生した一過性のシステム償却費がないため © istyle Inc. 13
セグメント別営業利益 / 四半期別推移
⁃ ECの成⻑やGlobal事業をはじめ全セグメントにおける収益性の改善により、四半期単位での⿊字化を達成
一過性の償却を 0.2%
除いた場合
連結営業利益率
△2.6% △2.1% △1.1%
△3.1% △6.7% △4.7%
△11.8% △13.3%
前年同期差 +946百万円
営業利益 △241 YoY
△205
(単位︓百万円)
△80 19
41 △952 17
△160 △384 +227百万円
19 1
その他 6 19 149.6%
426 390 477 △927 398
32
273 309 333 +431百万円
On Platform 12
△ 11
△ 126 △ 42 △ 24 △ 79 +172百万円
△ 190 △ 184
Global △ 19 △ 290
△ 98
△3
△ 327 △ 322 +109百万円
△ 115 △ 395 △ 359
Beauty Service △ 226 △ 35
△ 527
全社費用等 △ 564 △ 431 プロモーション
△ 395
コスト
△ 432 291百万円
プロモーション
コスト
△ 46
324百万円
△ 443
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
【Beauty 新型コロナ発生 【On Platform】 【Beauty
Service】 [開店] 一過性の償却費発 Service】
@cosme Beauty 原宿︓1月 生 @cosme Beauty
Dayのプロモーション 【その他】 Dayのプロモーション
トピックス コスト 営業投資有価証 コスト
【その他】 券の減損等 【その他】
営業投資有価証 営業投資有価証
券の減損等 券の減損等
© istyle Inc. 14
直近の運営サービスの状況
© istyle Inc. 15
@cosmeの月間ユニークユーザー数の推移
⁃ 検索サイトのアルゴリズム変更により一時落ち込むも、継続的なSEO対策が功を奏し安定して1,400万台キープ
アルゴリズム
アルゴリズム
変更
変更
(12月上旬)
1,430万⼈
(5月上旬)
© istyle Inc. 16
@cosmeの会員数の推移
⁃ 会員数は引き続き増加傾向
680万⼈
© istyle Inc. 17
マーケティング⽀援サービスのKPI「コネクト」※1の推移
⁃ ブランドオフィシャル(BO)の寄与により順調に伸⻑
2,400万
1,850万 9月末でBFC※2の
サービス提供終了
1,600万
BO + BFC 契約ブランドの BO契約ブランドの
コネクト数 コネクト数
※1 ユーザーが契約ブランドやブランドの商品に対して⾏ったアクション(Follow, Like, Have:同一ブランドに対して複数ある場合は1としてカウント)の総和
※2 ブランドオフィシャルの前身である旧サービス「ブランドファンクラブ」 © istyle Inc. 18
2021年6月期通期の振り返り
© istyle Inc. 19
日本の新型コロナウイルス感染状況
日本の新型コロナウイルス陽性者数(日別)
(出典︓厚生労働省)
緊急事態宣言 緊急事態宣言
14,000
1回目 2回目 3回目 4回目
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
2020年 2021年
FY20 FY21
今現在も4回目の緊急事態宣言下であり依然として厳しい事業環境
© istyle Inc. 20
再掲
FY21通期のサマリー
ECの成⻑と収益性改善により、赤字を大幅に圧縮し4Q単体では⿊字化達成
- ブランドオフィシャルの価値訴求により、 4Qでは広告・ソリューションの
On
売上が増加し復調の兆しあり
Platform
- 結果としてブランドオフィシャルの導⼊数も増加
- ECは引き続きYoY138.9%と大幅成⻑
Beauty
- 店舗は減収ながらも収益性改善により大型旗艦店を除き⿊字維持
Service
- ECの貢献でセグメント全体の利益も下期⿊字へ
Global - 事業の選択と集中により、前期比で赤字額を6億円縮小し⿊字化目前
販管費 - コストコントロールにより前期比で販管費率を5%縮小
© istyle Inc. 21
On
Platform FY21通期の振り返り
⁃ BO訴求を継続した結果、広告・ソリューションサービスが増収し回復基調へ
On Platform事業の売上高
(単位︓百万円)
コロナ禍
1,953 1,973 2,017
1,777 1,753
1,852
1,665 1,712
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
FY20 FY21
© istyle Inc. 22
On
Platform FY21通期の振り返り / ブランドオフィシャルの導⼊数
⁃ 「BOによる分析〜広告〜EC販売」までの一貫した提案により導入数は増加
当初目標
300
277
236 240 238 237
230
207
167
111
87
58
38
26
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
FY18 FY19 FY20 FY21
© istyle Inc. 23
Beauty
Service FY21通期の振り返り / EC
⁃ 3ヵ年連続でスペシャルイベントを経て売上水準が上昇し、イベントが成⻑ドライバーに
ECの売上高
(単位︓百万円)
緊急事態宣言に伴う ECの
店舗休業要請の影響 スペシャル
イベント
2,257
2,154
(※) 2,065 2,022
ECの
スペシャル 1,660
イベント
ECの
スペシャル 1,235 1,213
イベント
985
820 805 835
562 590 596 619
450
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
FY18 FY19 FY20 FY21
※ 普段ECに商品を卸さないメーカーが、緊急事態宣言中限定で店舗を持つ企業の運営するECに対してのみ販売を許可した商品の売上高
© istyle Inc. 24
Beauty
Service FY21通期の振り返り / 店舗
⁃ コロナ影響により減収も、元々⾚字計画の大型旗艦店を除いた既存店舗は収益性改善により通期で⿊字達成
店舗の売上高
(単位︓百万円)
既存店舗のみ
営業利益率 0%
大型旗艦店を
含む店舗全体
大型旗艦店
オープン
コロナ禍
2,866 2,880 2,730 2,763
2,607 24店舗中 2,530
19店舗が 2,333
2ヶ月休業
大型旗艦店
既存店
1,257
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
FY20 FY21
© istyle Inc. 25
Beauty
Service FY21通期の振り返り / 営業利益
⁃ ECが成⻑したことで店舗の⾚字をカバー
Beauty Service事業の営業利益
ECが成⻑し
大幅に増益
ECの利益
(プロモーション費用除く)
ECと店舗の差分利益
店舗の利益
1Q 2Q 3Q 4Q ※ 1Q 2Q 3Q 4Q
FY20 FY21
※ 緊急事態宣言の要請により約2ヶ月間休業しており、当該期間中の費用は特別損失に振り替え
© istyle Inc. 26
Global
FY21通期の振り返り
⁃ 事業の選択と集中により⿊字化目前へ
Global事業の営業利益
(単位︓百万円)
FY20 FY21
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
EC・卸売
メディア・その他
△24 △11
△42
海外店舗 △79
△126
2.8億円赤字を圧縮し
△190 △184 ⿊字化目前
台湾全4店舗
完全撤退
△290
© istyle Inc. 27
FY21通期の振り返り / 販売管理費
⁃ 直近4Qは増収とコストコントロールにより、販売管理費⽐率を低減
販売管理費
(単位︓百万円)
56.5% 55.9%
販売管理費⽐率 51.9%
49.5% 49.8%
48.7%
47.4% 47.0%
4,540
3,911 3,977 3,890 4,035
1,305
3,656 3,590 3,647
変動費
1,041 1,174 948 1,385
物販関連費用. 1,276 1,286 1,280
固定費 特に固定費を
人材関連費用. 2,870
3,235
2,803 2,942 最適化
2,380 2,650 2,304 2,367
システム関連費用.
その他費用.
1Q 2Q 3Q 4Q ※ 1Q 2Q 3Q 4Q
FY20 FY21
※ 緊急事態宣言の要請により約2ヶ月間休業しており、当該期間中の費用は特別損失に振り替え
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FY21通期の振り返り / 連結営業利益
⁃ ECの成⻑や収益性改善により四半期での⿊字化を達成
連結営業利益
(単位︓百万円)
FY20 FY21
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
19
△93
ECイベントの △80
△205 △160 プロモーション
△628 △241 費用 9億円改善し
△384 ⿊字へ
ECイベントの
プロモーション
費用
△952 △927
緊急事態宣言に伴う
店舗休業要請の影響
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2022年6月期の事業方針
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新型コロナウイルスの拡大により起こった変革
Before コロナ With コロナ
店舗にいって欲しいものを 外出機会の減少により
⾒つけて、試して購⼊ 店舗でのテストや購⼊が困難となり
(当時の日本の化粧品EC化率は約6%) さまざまな活動がデジタルシフト
生活者
販売戦略
店舗でカウンセリングなどの 店舗販売が奮わず業績悪化し
コミュニケーションを経て販売 生活者との接点も減少したためECシフトを加速
マーケティング戦略
化粧品ブランド
TVCMなどのマス広告で 費用対効果が不透明なマス広告を⾒直し
広く認知を取る DX推進と共に新しいマーケティング施策を模索
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2022年6月期の事業方針
2022年6月期(FY22)の事業方針
1. プラットフォームの連携強化によるECの更なる成⻑
2. ECと店舗の併用によるユーザーのLTV向上
→ ブランドオフィシャル(BO) を活用した
広告・ソリューションの強化
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1. プラットフォームの連携強化によるECの更なる成⻑
【メディア→EC】での連携効果
流⼊経路別 EC流⼊経路別
ECにおけるCVR アクセス数割合
(各年の平均CVR) (FY21時点/上位3位)
検索サイト経由 @cosme経由
その他
他サイト
SNS・Email等
@cosme
Shopping 直接
検索サイト
@cosme
FY19 FY20 FY21 FY19 FY20 FY21
@cosme経由のCVRが圧倒的であり、 @cosmeからECへの
そのCVRが更に上昇中 送客にも成⻑の余地あり
ようやく“メディア→EC”の流れが定着し、結果に繋がり始めてきた
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1. プラットフォームの連携強化によるECの更なる成⻑
【EC+店舗】での連携効果
ECにおける ECにおける
1人あたりの平均購⼊⾦額 1人あたりの平均購⼊単価
(2020年7月〜2021年6月) (2021年3月〜6月)
EC・店舗
併用者※ オンライン美容部員
あり
ECのみ
利用者 ✖
オンライン美容部員
なし
オンライン・オフライン両方での顧客体験により ⼈を介する顧客体験により
店舗併用者のEC購入⾦額は1.5倍以上 通常のEC購入単価の約2倍に
ECと店舗を併用することによる顧客体験の向上が成果になってきた
※ 対象期間のうち1度でもEC・店舗両方を利用したユーザーを「EC・店舗併用者」として集計
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1. プラットフォームの連携強化によるECの更なる成⻑
オンライン⇔オフラインの連携強化施策
直営店のリアルゲートウェイ化
- Appを媒介としたECとの併用促進
- 直営店(主要エリア)による高品質な顧客体験の提供
EC利用者分布に即した店舗網の効率展開
- パートナー店舗との提携で生活者との接点拡大
- Appやオンライン共通台帳による均質な体験提供
オンライン美容部員の活用・拡大
- 店舗スタッフのオンライン⇔オフライン接客のシームレス化
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2. ECと店舗の併用によるユーザーのLTV向上
アイスタイルが提供するサービス
ユーザー メディア EC 店舗 ブランド
広告 化粧品 化粧品
ソリューション 販売 販売
取引⾦額 1万 購⼊⾦額 1万 1万
ア
50%※ 取
ク
引
シ
ブ
ョ 1.2万 1.6万 0.8万 ラ
ン
ン
M 50% ド
A
数
U
の
の
増
各ブランドのユーザーのLTVを上げることが 増
加
加 広告・ソリューション売上の向上に繋がる
※ 販売高に対しブランド側から⽀出される広告・販促費の割合の参考イメージとして計算上50%を使用。実際にはブランド毎に異なる。
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ブランドオフィシャル(BO) を活用した広告・ソリューションの強化
サービス利用別1ブランドあたりの取引単価
(FY21 On Platform事業のBtoB売上高 / 利用ブランド数)
複数サービス利用
ブランドの単価が圧倒的
利用サービス拡大による BO訴求による
取引単価の成⻑余地 導入数の成⻑余地
On Platform事業(BtoB)
における1ブランド当たりの
取引単価
BO 〇 〇 〇 〇
利用 広告・ソリューション 〇 〇 〇 〇
サービス
EC・店舗 〇 〇 〇
FY21取引ブランド数 189 24 19 45 207 348
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各事業の強みを活かしプラットフォームの価値を向上
On Platform ユーザーエンゲージメント向上で Beauty Service
ユーザーのLTV上昇
広告・ソリューション
ブランドオフィシャル EC・店舗
ユーザーのLTV向上で
広告・ソリューションが成⻑
好循環を形成しプラットフォーム全体の価値向上へ
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2022年6月期の計画
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2022年6月期の計画
FY22 成⻑率 FY20 FY21
(計画) (実績) (実績)
(単位︓百万円)
売上高 39,200 126.7% 30,564 30,950
営業利益 500 ー △2,325 △604
経常利益 400 ー △2,438 △795
親会社株主に帰属
する純利益 300 79.2% △5,020 379
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2022年6月期の計画 / セグメント別
売上高 営業利益
(単位︓百万円) FY22(計画) 前年同期比 FY21(実績) FY22(計画) 前年同期比 FY21(実績)
合計 39,200 126.7% 30,950 500 - △ 604
On Platform 8,460 121.2% 6,981 1,720 131.0% 1,313
Beauty Service 24,520 134.3% 18,260 230 - △ 271
Global 5,180 111.2% 4,660 130 - △ 157
その他 1,040 99.1% 1,049 0 - △ 18
全社等 - - - △ 1,580 - △ 1,471
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各セグメントの増減と要因 / 売上高
⁃ 全セグメントにおいて下期からコロナ収束による増収を計画
売上高 計画の前提条件
(単位︓億円)
+5 ±0 392 On Platform
- BO訴求による成果が下期から⽴ち上がりBtoBが増収
+15 +63 Beauty Service
310 - ECは引き続きスペシャルイベントをドライバーに大きく成⻑
- 店舗においては上期まで新型コロナの影響をある程度⾒込むが
下期からは影響が収束することでコロナ前の⽔準まで戻る想定
Global
- ⿊字化を最優先とするため全体的に伸びは限定的
- EC・卸売はマレーシアのEC運営会社の譲渡により若⼲の減収
- 香港店舗は2Qから徐々に営業正常化し大きく復調
その他
- コロナ影響を受けるも売上を維持
FY21 On Beauty Global その他 FY22
(実績) Platform Service (計画)
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各セグメントの増減と要因 / 営業利益
⁃ 増収に伴い増益・⿊字化の計画
営業利益 計画の前提条件
(単位︓億円)
±0 On Platform
△1 5 - 増収により利益も大きく復調
+3
Beauty Service
- ECは増収するものの、人員増強などの成⻑投資により
利益は横ばいで推移
+5 - 店舗は下期から売上がコロナ前⽔準にまで戻ることで大きく増益
Global
- ⾚字である香港店舗の復調と不採算事業を整理したことで増益
その他
+4 - 売上同様にほぼ横ばいでの推移
全社等
△6 - DX推進に伴い各部門のシステムを統合し当該区分に集約
FY21 On Beauty Global その他 全社等 FY22
(実績) Platform Service (計画)
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年度別売上高・営業利益の推移
392
322
306 310
285
(単位︓億円)
189
143
売上高
営業利益
17.5 21.2
14.7
4.8 5
△23 △6
FY16 FY17 FY18 FY19 FY20 FY21 FY22
計画
大幅増収と通期⿊字化を目指す
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新任役員候補のご紹介 (9月28日の株主総会にて選任議案を上程予定)
CARTA HOLDINGS 代表取締役会⻑
宇佐美 進典氏を社外取締役として上程へ
(うさみ しんすけ)
1999年にアクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)を設⽴し
その後、上場まで導き創業以来19年連続で増収を達成
かかる経営者としての⼿腕、インターネット広告業界にて
広く活躍してきた実績を有する同氏を新役員として迎える
略歴
1996/04 トーマツコンサルティング㈱ (現デロイトトーマツコンサルティング合同会社) ⼊社
1999/09 ㈱アクシブドットコム (現㈱VOYAGE GROUP) 設⽴ 取締役COO
2002/09 ㈱アクシブドットコム (現㈱VOYAGE GROUP) 代表取締役CEO (現任)
2005/12 ㈱サイバーエージェント 取締役
2019/01 ㈱CARTA HOLDINGS 代表取締役会⻑ (現任)
2019/01 ㈱サイバー・コミュニケーションズ 取締役 (現任)
2019/07 ㈱Fringe81 社外取締役
2020/01 ㈱電通グループ DJNボード (現任)
【候補者コメント】
私はアイスタイル社の設⽴とほぼ同時期に起業し、インターネット領域において様々な事業を⽴ち上げ成⻑させながら
経営者としてのキャリアを築いてきました。2014年に上場して以降は、M&Aや経営統合、資本業務提携などの
⼿段も駆使しながら中⻑期的な企業価値の最大化に取り組んできました。
アイスタイル社は「Beauty × IT」領域において、日本での第一人者として創業時から生活者を軸にマーケットを
創造し、グローバルにも挑戦してきた企業であり、今後も更に⾶躍が望める企業だと思います。
私としては、これまでの知⾒をもとに大局的な観点から経営戦略や株主にとっての企業価値最大化に関して積極的
に提言し、アイスタイル社の持続的な成⻑の実現に貢献していきたいと考えています。
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SUSTAINABILITYの取り組み強化
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SUSTAINABILITYに対する取り組みの歩み
⁃ この数年をかけてSUSTAINABILITYの取り組みをアップデート。今後、取り組みを強化
Ver. 1.0 ⽴ち上げ前
(〜FY2018) 健全なプラットフォーム運営、人材育成、ガバナンス等、都度発生ベースでCSR的取り組みを実施
Ver. 2.0 準備期(=守りのSUSTAINABILITY)
(FY2019) それまで実施していた社のCSRの取り組みを集約して体系⽴て、マテリアリティを策定
Ver. 3.0 始動期(=攻めのSUSTAINABILITY)
全社横断のSUSTAINABILITY推進プロジェクトを⽴ち上げ、BEAUTY SDGs WEEK powered
(FY2020)
by @cosme(※)等、ステークホルダーとの共創施策を検討・実施
強化&実践期
Ver. 4.0 中⻑期的取り組みとして強化すべく、社の組織としてSUSTAINABILITY推進委員会を設⽴
(FY2021〜) 攻めのSUSTAINABILITYに対応するマテリアリティのアップデート(次ページ参照)
今後、短中⻑期での実施施策とそのKPIを定め、事業活動に紐づけた形で実践していく
※詳細は2021年4月6日発表のプレスリリースを参照 https://www.istyle.co.jp/news/press/2021/04/0406-sdgsweek.html © istyle Inc. 47
SUSTAINABILITYの取り組み強化
⁃ 代表取締役直下のSUSTAINABILITY推進委員会の設⽴とマテリアリティのアップデートを実施
SUSTAINABILITY推進委員会の設⽴ マテリアリティのアップデート
代表取締役直下の組織として「SUSTAINABILITY推進委員会」を 2021年4月開催のBEAUTY SDGs WEEK等、事業を通じたステー
7月1日に設⽴。中⻑期的に継続して取り組む クホルダーとの共創施策を実施。今後もプラットフォーマーとしてサステナ
ブルな社会に向けて貢献していくことをマテリアリティとして新規追加
アイスタイルのマテリアリティ
代表取締役
SUSTAINABILITY推進委員会 新規
追加
取締役1名の管掌の下、IR・CSR室
ビューティー領域において、生活者やブランドをはじめとした多くのステーク
⻑を事務局⻑とし、各事業部門/コー
ホルダーと一緒に、事業を通じてサステナビリティへの意識醸成や循環
ポレート部門から代表者が参加する 型社会に向けた取り組み等を共創することによって、サステナブルな社会
11名の委員会を組成 に向けて貢献していきます。
SUSTAINABILITYに関する各施策
の企画・推進を⾏う
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参考資料
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会社概要 (2021年6月時点)
商号 株式会社アイスタイル (英訳名 istyle Inc.)
市場/銘柄コード 東証一部/3660
代表取締役社⻑ 吉松徹郎
設⽴年月日 1999年7月27日
本社所在地 東京都港区⾚坂一丁目12番32号
資本⾦ 4,756百万円
決算期 6月末日
・美容系総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営
事業概要
・関連広告サービス、マーケティング・リサーチサービスの提供
従業員数 1,009名(連結)
【国内】 【海外】
・株式会社コスメ・コム ・istyle China Co., Limited
・株式会社コスメネクスト ・istyle Global (Singapore) Pte. Limited
・株式会社アイスタイルトレーディング ・istyle China Corporation Limited
・株式会社アイスタイルキャリア ・istyle Retail (Hong Kong) Co., Limited
主要関係会社 ・株式会社ISパートナーズ ・istyle USA Inc.
・株式会社メディア・グローブ ・istyle Retail (Thailand) Co., Limited
・株式会社Eat Smart ・i-TRUE Communications Inc.
・株式会社Over The Border ・MUA Inc.
・株式会社istyle me
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沿革
1999年 7月 有限会社アイ・スタイル設⽴
12月 コスメ情報ポータルサイト「@cosme」をオープン
2000年 4月 株式会社アイスタイルへ組織変更
2002年 11月 化粧品オンラインショッピングサイト「cosme.com(現 @cosme shopping)」をオープンし、EC事業の運営を開始
2007年 3月 株式会社コスメネクストがルミネエスト新宿に「@cosme store」第1号店がオープン
2008年 1月 転職・求人サイト「@comes Career」をオープン
2010年 9月 株式会社コスメネクストを完全子会社化
2012年 3月 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
5月 海外展開の本格化を目的として、istyle Global (Hong Kong)Co., Limited(現 istyle International Trading (Hong Kong) Co., Limited)を設⽴
「ispot」を運営する株式会社サイバースター(株式会社アイスタイルビューティソリューションズ)を連結子会社化(2017年7月に、当社が吸収合併)
8月 シンガポールにistyle Global (Singapore) Pte. Limitedを設⽴
10月 中国にistyle China Co., Limitedを設⽴
11月 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2014年 7月 「GLOSSYBOX(現 BLOOMBOX)」を運営するビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得
11月 投資育成事業の開始に伴い株式会社アイスタイルキャピタルを設⽴
12月 海外向け化粧品卸売事業の開始に伴い、株式会社アイスタイルトレーディングを設⽴し、翌1月より、海外向けEC・卸売を開始
2015年 7月 化粧品・美容業界専門の人材サービス会社、株式会社アイスタイルキャリアを設⽴
9月 化粧品に特化したPR会社、株式会社メディア・グローブの株式を取得し子会社化(2018年6月に株式交換により完全子会社化)
2016年 3月 株式会社ISパートナーズを設⽴
7月 株式会社istyle makers設⽴準備会社(現 株式会社アイメイカーズ)を設⽴
9月 食と健康に関するサービスを展開する株式会社Eat Smartの株式を取得し子会社化
化粧品小売店を運営する株式会社ユナイテッド・コスメの株式を取得し子会社化(2018年7月に株式会社コスメネクストが吸収合併)
10月 istyle Retail (Hong Kong) Co., Limitedを設⽴
2017年 5月 マレーシアで美容・化粧品のECサイトを運営するHermo Creative (M) Sdn. Bhd.の株式を取得し子会社化
台湾で美容系ポータルサイトを運営するi-TRUE Communications Inc.の株式を取得し子会社化
米国でistyle USA Inc.を設⽴し、7月に同社を通じて、米国で美容系ポータルサイトを運営するMUA Inc.の株式を取得し子会社化
6月 海外募集による新株式の発⾏により、約36億円の資⾦調達を実施
2020年 1月 原宿に大型旗艦店「@cosme TOKYO」オープン
11月 第三者割当による新株式の発⾏により、約21億円の資⾦調達を実施
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生活者のデータを軸に、日本No.1の美容プラットフォームを構築
日本No.1の美容メディア
MAU: 1,430万人
20〜30代の⼥性の過半数が毎月利用
ユーザー
商品
クチコミ
販売データ
日本No.1の美容専門ECサイト 日本No.1の化粧品専門店
取扱い商品数: 45,000sku 年間売上: 104億円※1
※1 FY21における店舗の年間売上実績
※2 各数値は2021年6月時点
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日本最大級の美容系総合サイト@cosme
- ユーザーだけでなく、ブランドなどの多くのステークホルダーからも⽀持される日本最大級の美容系総合サイト@cosme
20〜30代の 美容に特化した
美容トレンドに敏感な 日本で展開する化粧品 化粧品から美容全般へと
多くの若い⼥性が 日本最大級の
20〜30代が中心 ブランドはほぼすべて網羅 カテゴリを拡大中
毎月利用 クチコミ数
月間ユニークユーザー 登録会員数 登録ブランド数 登録商品数 クチコミ数
1,430万⼈ 680万⼈ 40,000ブランド 36万件 1,690万件
※ 各数値は2021年6月末時点
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@cosmeの圧倒的な⼥性利用率
- @cosmeの月間ユニークユーザー1,430万人(2021年6月末時点)
- 20代・30代の日本人⼥性に対して圧倒的なリーチを持つ
@cosmeスマホユーザーの
月間ユニークユーザー(⼥性のみ)の構成
日本人⼥性に対する世代別シェア ※
1,380万⼈
10代未満 0.1%
10代 5.4%
20代 53.9%
スマホ 30代 67.6%
スマホユーザーの 40代 33.2%
91% リーチ
50代 13.4%
20〜30代⼥性の
過半数が毎月利用
60代
以上
1.0%
PC
9% 出所︓ 総務省人口統計(2021年1月確定値)
2021年6月末時点のPC・スマホ・FPのUU数と会員分布より推計
※ 各世代の高さは、各世代の人口ボリュームを表しています
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@cosmeのDBを健全に保つための仕組み
- 各施策によりDBの健全性を確保
生活者 @cosme 化粧品ブランド
化粧品
生活者
ブランド
クチコミ投稿
DB
Chinese
Wall
チェック体制 非公開のアルゴリ 広告の出稿状況
1.個人認証 ズムによる公正な
2.クチコミに「購⼊品」、「モニター・プレゼント」を表示 ランキングシステム
3.24時間、365日監視、全件チェック
4.ガイドライン違反の取り締まり
5.悪意のあるクチコミの通報システム 広告の出稿状況に左右されない
ランキング
公正さを維持
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On
Platform 事業紹介
⁃ Beauty Platform”@cosme”を通じた各種サービスを提供
⁃ 新たにデータベースを活用したサービスをローンチ。広告に次ぐ収益の柱へと成⻑させる
B to B B to C
広告サービス プレミアム会員&Bloombox
@cosmeに掲載する広告や各種販促 生活者に提供する便利でお得なサービス
タイアップ
月額課⾦
+
バナー
etc.
Marketing SaaS
データベースを活用した各種サービス
月額課⾦ @cosmeに蓄積されたデータベースを活用し
+ マーケティングプロセス全体をサポートする
新サービスをクラウドで提供開始。
従量課⾦
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On
Platform Marketing SaaS 「ブランドオフィシャル」
マーケティング支援サービス
- @cosmeのユーザー動向の分析や、@cosme内で情報発信が可能
- 月額︓50万円(年間契約)※従量課⾦のオプションサービスも検討中
ブランドとユーザーとのつながりを エンゲージメント度合いでユーザーを区分し ブランドエンゲージメントの
数値やグラフで分析可能 効率的な情報発信を可能に 強化プロセスを可視化
広告に次ぐ第2の収益の柱とすべく注⼒
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Beauty
Service 事業紹介
⁃ 自らが事業者となり、@cosmeを活用したサービスを運営
リアル店舗 EC
MD等に@cosmeのデータを活用した化粧品専門店 @cosmeと連携した化粧品ECサイト
「@cosme TOKYO」「@cosme STORE」を運営し、 「@cosme SHOPPING」を運営
国内最大の化粧品専門店グループに成⻑
取扱商品数
45,000商品
(2021年6月末時点)
2
全国計 24店舗
(2021年6月末時点)
3
11
1
4
3
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Beauty
Service 店舗一覧(国内・海外合計 30店舗)
(国内︓23店舗) (⾹港︓6店舗)
2007年3月OPEN 2017年3月OPEN
ルミネエスト新宿店 238㎡ ルクア大阪店 181㎡ Star House store 2018年6月OPEN 360㎡
2016年9月改装 2020年4月増床
2008年11月OPEN 名古屋タカシマヤ
上野マルイ店 350㎡ 2017年4月OPEN 182㎡ tmtplaza store 2018年9月OPEN 116㎡
2017年2月増床 ゲートタワーモール店
2012年4月OPEN ※ 2007年11月OPEN Landmark North
ルミネ池袋店 333㎡ アピタタウン⾦沢ベイ店 228㎡ 2018年11月OPEN 149㎡
2019年9月増床 2017年4月増床 store
2018年3月OPEN East Point City
ルミネ有楽町店 2014年2月OPEN 224㎡ ルミネ大宮店 241㎡ 2018年12月OPEN 191㎡
2019年3月増床 store
TSUTAYA Langham Place
2014年11月OPEN 297㎡ ららぽーと富⼠⾒店 2018年3月OPEN 244㎡ 2019年10月OPEN 188㎡
EBISUBASHI店 store
※ 1987年9月OPEN
マルイファミリー溝口店 2015年10月OPEN 271㎡ マリエとやま店 191㎡ Lee Theatre store 2019年12月OPEN 231㎡
2018年9月増床
TSUTAYA MARK IS
神⼾マルイ店 2016年5月OPEN 162㎡ 2018年11月OPEN 241㎡
福岡ももち店
T-SITE COSME ※ 2002年9月OPEN
2016年5月OPEN 89㎡ イオンモール高岡店 240㎡
枚方店 2019年9月増床
TSUTAYA ※ 2006年10月OPEN
2016年6月OPEN 228㎡ イオンモール高崎店 254㎡
熊本三年坂店 2020年4月増床
TSUTAYA
2016年9月OPEN 234㎡ ニュウマン横浜店 2020年6月OPEN 323㎡
札幌美しが丘店
池袋サンシャインシティ店 2016年10月OPEN 162㎡ (1店舗)
TSUTAYA
2016年11月OPEN 264㎡ 原宿店 2020年1月OPEN 1,300㎡
函館蔦屋書店
2017年3月OPEN
アミュエスト博多店 142㎡
2019年2月増床
※ 2016年9月にKcosme Beaute社より取得(FY2017.6 2QよりP/L連結)
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Global
事業紹介
⁃ 国内で確⽴したビジネスモデルを各国の状況に合わせて展開
中国 台湾 US, EU ⾹港 韓国
メディア Wechat
Mini program
@cosme
Hong Kong
(APP) (M&A) (M&A) (APP)
EC・卸売
店舗
※ 連結ベースの記載であり、マイナー出資や提携先は含んでおりません
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本資料は、業績に関する情報提供を目的としたものであり、当社が発⾏する有価証券の投資を勧誘することを目的に作成したものではありません。また、本資料に掲載された情報
や⾒通しは、資料作成時点において⼊⼿可能な情報を基にしており、当社の判断が含まれております。情報の正確性を保証するものではなく、今後様々な要因により実際の業績
や結果とは異なることがあります。