3660 アイスタイル 2021-02-12 15:00:00
2021年6月期第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年6月期第2四半期
決算説明資料
2021/02/12
株式会社アイスタイル
証券コード: 3660
前期までの振り返り
前期
2017.6 2018.6 2019.6 2020.6 2021.6
FY20.2Qに修正の 収益基盤の
中期経営計画 可能性の拡大 選択と集中 投資拡大 投資拡大
確⽴
1年延⻑
・事業領域の拡大
・組織/体制の構築
・成⻑領域の明確化
・勝ちパターンの構築
・人的/資⾦的 コロナ
リソースの投入 ショック
・不採算事業の
⾒直し
・コスト削減
・収益化促進
中期経営計画の再建中に新型コロナウイルスが発生
前期決算の発表時に中計を取り下げへ
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第2四半期決算概要
© istyle Inc. 2
第2四半期累計 / ハイライト
連 結 Global事業の減収や新型コロナの影響により売上は横ばいで推移も、赤字は大幅縮小
売上高 : 15,615 百万円 YoY ︓ 98.0 %
営業利益 : △544 百万円 前年同期差 ︓ +613 百万円
On コロナ影響によるクライアント予算の保守化で前年同期を下回るも、回復基調へ
Platform
売上高 : 3,418 百万円 YoY ︓ 87.1 %
営業利益 : 671 百万円 YoY ︓ 82.3 %
Beauty 大型旗艦店やECのスペシャルイベントの寄与で売上は順調に成⻑
Service プロモーション費用268百万円計上で⼀時的に赤字幅拡大も前年同期⽐で大幅改善
売上高 : 9,220 百万円 YoY ︓ 119.9 %
営業利益 : △321 百万円 前年同期差 ︓ +261 百万円
Global 中国越境ECの不振により減収も、販管費の削減により赤字を大幅縮小
売上高 : 2,417 百万円 YoY ︓ 68.7 %
営業利益 : △66 百万円 前年同期差 ︓ +349 百万円
その他 投資育成が減収・営投の減損で赤字となるも、人材派遣はコロナ禍においても⿊字化
売上高 : 560 百万円 YoY ︓ 69.5 %
営業利益 : △38 百万円 前年同期差 ︓ △33 百万円
※ 当該資料の数値は、百万円未満を四捨五⼊して、記載しております
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第2四半期累計 / 業績概要(業績予想に対する進捗)
⁃ 新型コロナの影響を受け売上高の進捗が遅れるも、利益は社内計画より赤字幅を縮小しての着地
2021年6月期 2021年6月期 2020年6月期
進捗率 前年同期⽐
2Q累計(7~12月) 通期業績予想 ※ 2Q累計(7~12月)
(単位︓百万円)
売上高 15,615 37,200 42.0% 15,942 97.9%
売上総利益 7,174 - - 7,295 97.9%
販売管理費 7,676 - - 8,452 91.1%
営業利益 △544 50 - △1,157 +613
経常利益 △602 △70 - △1,176 +574
親会社株主に帰属
する純利益 △777 △200 - △3,979 +3,202
オフィス縮小やタイ撤退に伴う特別損失127百万円を含む
※ 2021年2月12日付で業績予想の取り下げを⾏っております。詳細はP27をご覧ください
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連結売上高/ 年別推移
⁃ 新型コロナ影響を受け厳しい結果になるも、上期累計は前年同⽔準で着地
37,200
1QよりM&Aした海外企業
3社のPLを連結
32,193
30,564
28,470
18,888
2Q 2Q
3Qより海外向け 15,942 15,615
EC・卸売開始 14,282
9,663
7,141
07年3月 6,410
初年度売上 02年11月 店舗開始
0.9百万円 EC開始
FY00/6 01/6 02/6 03/6 04/6 05/6 06/6 07/6 08/6 09/6 10/6 11/6 12/6 13/6 14/6 15/6 16/6 17/6 18/6 19/6 20/6 21/6
(単位︓百万円) (期初計画) ※
※ 2021年2月12日付で業績予想の取り下げを⾏っております。詳細はP27をご覧ください
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セグメント別売上高/ 四半期別推移
⁃ コロナ禍においても2Q単体では前年を上回り成⻑
連結営業利益率
△2.6% △3.1% △2.1%
△4.7%
△11.8% △13.3%
前年同期⽐ 100.9%
売上高
(単位︓百万円) YoY
7,901 8,040 8,109
7,667 7,505 54.4%
その他 306 500 6,955 272
349 288 1,254 72.7%
Global 1,792 1,726 1,209 221 1,163
1,442
Beauty Service 3,850 3,842 4,093 4,389 4,831 125.7%
3,515
On Platform 1,953 1,973 2,017 1,777 1,665 1,753 88.9%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
(ご参考)営業利益率に対する特殊要因による影響 - @cosme Beauty Dayのプロモーション費用 FY20.2Q: △4.0pt FY21.2Q: △3.6pt
- オープン前における@cosme TOKYOの先⾏費用 FY20.1Q: △1.8pt FY20.2Q: △4.7pt
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On
Platform セグメント別売上高/ 四半期別推移
⁃ 売上高は新型コロナの影響により顧客の予算保守化が続いたため減収
⁃ 減収となるも営業利益はコスト削減等によりコロナ前の⽔準まで回復
⼀過性の償却
を除いた場合
21.8% 19.8% 23.6% 16.4% 22.7%
20.2%
営業利益率
△5.5%
売上高 前年同期⽐ 88.9%
(単位︓百万円)
1,953 1,972 2,017
BtoBサービス 1,776 1,665 1,753
YoY
広告・ソリューション
BtoB課⾦
トランザクション 1,806 1,824 1,889 1,640 1,621 88.9%
1,534
BtoCサービス 148 149 128 137 131 132 88.4%
(BtoC課⾦)
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
「@cosme Beauty 新型コロナ発生 ⼀過性の償却費︓
Awards※」発表に伴 原宿店の広告サービス 458百万円
い、クライアントからの受 開始
注増加
トピックス 9月末BFC終了に伴い
減収
※ アイスタイルが発表する日本最大級の美容アワード © istyle Inc. 7
Beauty
Service セグメント別売上高/ 四半期別推移
⁃ 店舗はコロナ影響を受けるも大型旗艦店の寄与で増収。ECはコロナ禍による需要増で引き続き大きく成⻑
⁃ 利益はイベントのプロモーション費用で⼀時⾚字が増えるも、ECの成⻑やコスト削減等によりYoYで赤字縮小
0.1%
0.4%
営業利益率 △0.5%
△2.8%
△6.8%
△14.7%
売上高 前年同期⽐ 125.7%
(単位︓百万円)
4,830 YoY
4,092 4,389
3,850 3,841 3,514
2,763 106.0%
1,257 2,730
店舗 2,866 2,607 2,880
2,257 1,660 2,067 167.4%
EC 985 1,235 1,213
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
期末時点店舗数 23店舗 23店舗 24店舗 24店舗 24店舗 24店舗
ルミネ池袋︓改装により @cosme Beauty 新型コロナ発生 19店舗が2ヶ月弱休業 @cosme Beauty
7/11〜9/6閉店 Day※開催 高崎店︓改装により [開店] 横浜︓6月 Day※開催
高岡︓改装により8/21 (プロモーション費用324 2/29〜閉店 (プロモーション費用
トピックス 〜9/13閉店 百万円計上) ルクア大阪店︓改装によ
[閉店] 町⽥︓4月 291百万円計上)
[閉店] り3/15〜閉店 EC︓緊急事態宣⾔下で
渋⾕︓8月 2020年1月オープンの原宿店の
家賃が9月から先⾏して発生 [開店] の期間限定取扱商品が
原宿︓1月 売上に寄与
※ 3日間限定のECのスペシャルイベント
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Global
セグメント別売上高/ 四半期別推移
⁃ 事業環境の変化により事業拡大路線から不採算事業の整理・撤退に⽅針転換。コロナ影響もあり更に注⼒
⁃ 積極的かつ継続的なコスト削減策により赤字幅を縮小
△3.6% △1.9%
△7.0%
△12.7%
営業利益率 △15.7%
△16.8%
前年同期⽐ 72.7%
売上高
(単位︓百万円) 1,791 1,725 YoY
メディア・その他 102 90 1,442
1,208 1,163 1,254
479 60
店舗 462
73 333 78 77 85.3%
415 342 366 79.2%
EC・卸売 1,211 1,174 1,049
721 742 811 69.1%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
期末時点店舗数 10店舗 12店舗 8店舗 8店舗 8店舗 8店舗
香港のデモの影響を受 W11※ 新型コロナ発生 W11※
け、⼀時的な営業⾒
?
香港店舗において [閉店]
トピックス 合わせもあり、店舗売
上が減少
デモの影響あり 台湾全4店舗︓
[開店] 1〜3月
香港5, 6号店
旺角︓10月
銅鑼湾︓12
※ 中国で11月11日に開催されるECでの大規模なセール(独身の日)
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その他
セグメント別売上高/ 四半期別推移
⁃ 投資育成の減収に加えて、人材派遣事業がコロナ影響により減収
⁃ 営業投資有価証券の減損で⾚字となるも、人材派遣はコロナ禍においても⿊字化
13.5% 4.9%
△9.2% △1.0% △12.9%
営業利益率
△102.1%
前年同期⽐ 54.4%
売上高
(単位︓百万円) 500
33 YoY
その他 305 349
156 288
0 32 221 272
投資育成 30 0 33 35 106.4%
20 0 2 1.3%
311 317 0
276 255 235 75.5%
人材派遣 201
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
キャピタルゲイン︓ キャピタルゲイン︓ 新型コロナ発生 営業投資有価証券の 営業投資有価証券の
30百万円 89百万円 減損等 減損等
(原価計上)︓218百 (原価計上)︓52百万
営業投資有価証券の 万円 円
トピックス 減損等
(原価計上)︓163百
万円
(ご参考)キャピタルゲインや営業投資有価証券の減損の影響 FY20.2Q:△17.2pt FY20.4Q:△98.5pt FY21.2Q︓△18.9pt
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販売管理費/ 四半期別推移
⁃ 積極的なコストコントロールにより、販管費率を改善
⁃ 変動費である物販関連費用を除き、人材関連やその他費用など固定費はYoY81.9%と大幅減少
56.5% 55.9%
販売管理費⽐率
51.9%
49.5% 49.8%
48.7%
販売管理費 前年同期⽐ 88.9%
(単位︓百万円)
4,540 YoY
3,911 3,976 3,889 4,035
3,656
1,460 1,014 69.5%
その他費用 1,093 973 809 729
物販関連費用 ※ 1,305 1,174 948 1,385
1,041 1,276 106.1%
システム関連費用 345 359 380 868 332 358 99.9%
人材関連費用 1,433 1,416 1,451 1,264 1,318 1,278 90.2%
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
人員数 1,477人 1,499人 1,446人 1,406人 1,349人 1,334人
(業務委託等含む)
@cosme Beauty ⼀過性の償却費︓ @cosme Beauty
Dayのプロモーションコ 458百万円 Dayのプロモーションコ
スト︓324百万円 スト︓291百万円
トピックス (その他費用) (その他費用)
※ EC事業の配送費やモールへの⽀払⼿数料、店舗の家賃等、売上に連動する費用
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セグメント別営業利益/ 四半期別推移
⁃ ECの成⻑やGlobal事業をはじめ全セグメントにおけるコスト削減等もあり全セグメントで収益性を改善
⼀過性の償却を
除いた場合
連結営業利益率 △2.6% △3.1% △2.1% △4.7%
△6.7%
△11.8% △13.3%
営業利益 前年同期差 +569百万円
(単位︓百万円)
△205 △241
△952 17 △160 △384 YoY
その他 41
△927 6
On Platform 426 390 477 273 398 102.1%
12
Global △ 126 △ 190 △ 184 △ 42 △ 24 +266百万円
△ 19 △ 290 △ 98 △3 +236百万円
Beauty Service △ 115 △ 341
△ 226 △ 395 プロモーション
△ 35 +11百万円
全社費用等 △ 527 コスト
△ 564 △ 431
△ 395
291百万円
+48百万円
プロモーション △ 432
コスト △ 46
324百万円
△ 443
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
【Beauty Service】 新型コロナ発生 【On Platform】 【Beauty Service】
@cosme Beauty Day [開店] ⼀過性の償却費発生 @cosme Beauty Day
のプロモーションコスト 原宿︓1月 【その他】 のプロモーションコスト
【その他】 営業投資有価証券の減 【その他】
トピックス 営業投資有価証券の減 損等 営業投資有価証券の減
損等 損等
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直近の運営サービスの状況
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@cosmeの月間ユニークユーザー数の推移
⁃ 検索サイトのアルゴリズム変更による影響や継続的な対策の結果、1,400万台まで回復
1,450万人
アルゴリズム アルゴリズム
変更 アルゴリズム
変更 変更
(6月上旬) (5月上旬)
(12月上旬)
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@cosmeの会員数の推移
⁃ 会員数は引き続き増加傾向
650万人
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マーケティング⽀援サービスのKPI「コネクト」※の推移
⁃ ブランドオフィシャル(BO)の寄与により順調に伸⻑
2,000万
1,850万
9月末でBFCの
1,600万 サービス提供終了
BO + BFC 契約ブランドの BO契約ブランドの
コネクト数 コネクト数
※ ユーザーが契約ブランドやブランドの商品に対して⾏ったアクション(Follow, Like, Have:同⼀ブランドに対して複数ある場合は1としてカウント)の総和
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FY21上期の振り返り
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上期におけるサービス別の経常的な利益状況
⾚文字︓⾚字のサービス
セグメント 主要なサービス
- 広告・ソリューション - ブランドオフィシャル
On Platform
- BtoCサービス
- 既存店舗 - 大型旗艦店
Beauty Service ※スペシャルイベントのプロモーション費用は
- EC※ 通期をかけて回収するため除外
- EC・卸売 - 海外店舗
Global
- メディアその他
その他 - 人材派遣 - 投資育成 ※⼀時的な減損を除く
コロナの影響を大きく受けている大型旗艦店と海外店舗を除き⿊字化へ
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On
Platform 上期の振り返り
⁃ コロナ禍で売上が伸び悩むもコスト削減で営業利益は前年同期⽔準まで回復、利益率は増加し収益性向上
On Platform事業の営業利益
(単位︓百万円)
21.8% 19.8% 23.6% 22.7%
16.4%
営業利益率
期初計画
利益は
△5.5% コロナ前の⽔準に
300ブランド
477 取り下げ
426
390
398
273
⼀過性の
償却費発生
△ 98
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY20 FY21
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On
Platform 上期の振り返り / ブランドオフィシャルの導⼊数推移
⁃ コロナ影響で1Qに続き減少。コロナで先⾏き不透明感があるものの今期末目標は据え置き
期初計画
今期末目標
据え置き
300ブランド
取り下げ
300
238 230
MRR※
150百万円
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 4Q
FY18 FY19 FY20 FY21 目標
※ MRR・・・ Monthly Recurring Revenueの略。毎月経常的に得られる収益
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Beauty
Service 上期の振り返り / 店舗の売上高
⁃ 大型旗艦店の寄与で店舗全体では前年同⽔準となるも、既存店は依然としてコロナ影響により減収
店舗の売上高
(単位︓百万円)
新型コロナの
影響
大型旗艦店
オープン
2,866 2,880 2,730 2,763
2,607
24店舗中
19店舗が
2ヶ月休業
大型旗艦店
既存店のYoY
1,257 88.5%
既存店
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY20 FY21
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Beauty
Service 上期の振り返り / 店舗の営業利益
⁃ 積極的なコスト削減により既存店の利益⽔準はコロナ前まで回復
店舗の営業利益
新型コロナの
影響
利益は
コロナ前の⽔準に
既存店の営業利益
オープン前
大型旗艦店の営業利益 費用
オープン前
費用
大型旗艦店
オープン
1Q 2Q 3Q 4Q ※ 1Q 2Q
FY20 FY21
※ 2020年4,5月の緊急事態宣⾔に伴い休業した期間の費用2.8億円は特別損失に振替
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Beauty
Service 上期の振り返り / ECの売上高
⁃ ECスペシャルイベントのGMVがYoY140%を記録。その寄与もあり3年で3.5倍と大きく成⻑
ECスペシャル
イベントの寄与
ECの売上高
(単位︓百万円)
10月 11月 12月
新型コロナの
影響
2,257
普段ECで販売しない
2,065
商品※の売上
ECの
スペシャル 1,660
イベント
ECの
スペシャル 1,235
イベント
1,213
985
820 805 835
562 590 596 619
450
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY18 FY19 FY20 FY21
※ 普段ECに商品を卸さないメーカーが、店舗を持つ企業の運営するECに対してのみ期間限定で販売を許可した商品
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Global
上期の振り返り
⁃ コロナ影響を大きく受ける海外店舗以外の事業はコスト削減により⿊字まで回復
Global事業の営業利益
(単位︓百万円)
FY20 FY21
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
EC・卸売
メディア・その他
△42
△24
海外店舗
△126
2.6億円赤字を圧縮し
△184 海外店舗以外は
△190 ⿊字まで回復
台湾全4店舗
完全撤退
△290
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Global
事業の選択と集中
⁃ 不採算事業の整理・撤退により⾚字幅を縮小
Hermo社の全株式を譲渡 タイの店舗事業を撤退決定
⿊字化したものの安定収益が⾒込めないことや
新型コロナの影響により現地の景況感が
早急なキャッシュアウト抑止が喫緊の課題であるため
同社の全株式を1月19日に譲渡 更に悪化したことを受けて、1号店を1月末に閉店し
2号店の撤退⼿続も開始
事業整理として同社に対する債権を放棄するなど
これによる特別損失173百万円※を3Qに計上予定 今後も中⻑期的な成⻑⾒込と現在の状況を
勘案しながら海外店舗の展開を検討
⼀時的に損失増となるも、経常的な収支はプラスへ
※ ⾦額は為替の影響により変動する可能性があります
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上期の振り返り / 連結全体の営業利益推移
⁃ ⾚字である大型旗艦店や海外店舗、通期をかけて回収するECスペシャルイベントのプロモーション費用を除外した
FY21上期で⿊字事業の営業利益
連結全体の営業利益
(単位︓百万円)
新型コロナの
影響等
FY21上期で⿊字の事業 7 99 118 158
△ 109 2Qのみ
ECのスペシャルイベントの
2Qのみ 発生
プロモーション費用 △205 発生 △ 731 △160
△241
大型旗艦店
△397
海外店舗
最悪期を脱して
△952 △927
回復基調へ
1Q 2Q 3Q 4Q ※ 1Q 2Q
FY20 FY21
※ 4,5月の緊急事態宣⾔に伴い休業した期間の費用2.8億円は特別損失に振替
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期初計画と上期実績の乖離
⁃ 期初計画では2Qでコロナ影響から回復する⾒込みであったが、コロナ第3波により計画と実績に乖離が発生
計画の前提と実績の乖離
1Q 2Q 3Q 4Q
期初計画の 新型コロナの コロナの影響が収束し
前提 影響あり 以前の⽔準まで回復
再度、成⻑軌道へ
新型コロナの コロナ第3波により 緊急事態宣⾔の再発令もあり
現状
影響あり 景況感が更に悪化 業績の⾒通しが⽴たない状況
期初の通期業績予想を取り下げ
コロナ影響を精査できた段階で修正後予想を発表
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期初計画と上期実績の乖離 / セグメント別
上期実績が計画と乖離した主な理由
広告・ブランドオフィシャル
On
Platform コスト削減により収益性は改善するも、2Qでコロナ影響が収束する⾒込みに対して
コロナ第3波等の影響でクライアントである化粧品ブランドの予算保守化が続いた
店舗
Beauty
Service 大幅な⾚字圧縮に成功するも、2Qでコロナ影響が収束する⾒込みに対して
コロナ第3波等の影響で客⾜の戻りが鈍くインバウンドも蒸発したため、売上において乖離が発生した
香港店舗
Global 2Qでコロナ前の⽔準まで戻る⾒込みも、現地におけるコロナ影響が続き
インバウンド需要(中国人観光客)が依然として蒸発した状況
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参考資料
© istyle Inc. 29
会社概要 (2020年6月時点)
商号 株式会社アイスタイル (英訳名 istyle Inc.)
市場/銘柄コード 東証⼀部/3660
代表取締役社⻑ 吉松徹郎
設⽴年月日 1999年7月27日
本社所在地 東京都港区⾚坂⼀丁目12番32号
資本⾦ 3,703百万円
決算期 6月末日
・美容系総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営
事業概要
・関連広告サービス、マーケティング・リサーチサービスの提供
従業員数 1,161名(連結)
【国内】 【海外】
・株式会社コスメ・コム ・istyle China Co., Limited
・株式会社コスメネクスト ・istyle Global (Singapore) Pte. Limited
・株式会社アイスタイルキャリア ・istyle China Corporation Limited
・株式会社アイスタイルトレーディング ・istyle Retail (Hong Kong) Co., Limited
主要関係会社 ・株式会社ISパートナーズ ・istyle USA Inc.
・株式会社アイスタイルウィズ ・istyle Retail (Thailand) Co., Limited
・株式会社メディア・グローブ ・Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.
・株式会社Eat Smart ・i-TRUE Communications Inc.
・MUA Inc.
© istyle Inc. 30
沿革
1999年 7月 有限会社アイ・スタイル設⽴
12月 コスメ情報ポータルサイト「@cosme」をオープン
2000年 4月 株式会社アイスタイルへ組織変更
2002年 11月 化粧品オンラインショッピングサイト「cosme.com(現 @cosme shopping)」をオープンし、EC事業の運営を開始
2007年 3月 株式会社コスメネクストがルミネエスト新宿に「@cosme store」第1号店がオープン
2008年 1月 転職・求人サイト「@comes Career」をオープン
2010年 9月 株式会社コスメネクストを完全子会社化
2012年 3月 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
5月 海外展開の本格化を目的として、istyle Global (Hong Kong)Co., Limited(現 istyle International Trading (Hong Kong) Co., Limited)を設⽴
「ispot」を運営する株式会社サイバースター(株式会社アイスタイルビューティソリューションズ)を連結子会社化(2017年7月に、当社が吸収合併)
8月 シンガポールにistyle Global (Singapore) Pte. Limitedを設⽴
10月 中国にistyle China Co., Limitedを設⽴
11月 東京証券取引所市場第⼀部へ市場変更
2014年 7月 「GLOSSYBOX(現 BLOOMBOX)」を運営するビューティー・トレンド・ジャパン株式会社の全株式を取得
11月 投資育成事業の開始に伴い株式会社アイスタイルキャピタルを設⽴
12月 海外向け化粧品卸売事業の開始に伴い、株式会社アイスタイルトレーディングを設⽴し、翌1月より、海外向けEC・卸売を開始
2015年 7月 化粧品・美容業界専門の人材サービス会社、株式会社アイスタイルキャリアを設⽴
9月 化粧品に特化したPR会社、株式会社メディア・グローブの株式を取得し子会社化(2018年6月に株式交換により完全子会社化)
2016年 3月 株式会社ISパートナーズを設⽴
7月 株式会社istyle makers設⽴準備会社(現 株式会社アイメイカーズ)を設⽴
9月 食と健康に関するサービスを展開する株式会社Eat Smartの株式を取得し子会社化
化粧品小売店を運営する株式会社ユナイテッド・コスメの株式を取得し子会社化(2018年7月に株式会社コスメネクストが吸収合併)
10月 istyle Retail (Hong Kong) Co., Limitedを設⽴
2017年 5月 マレーシアで美容・化粧品のECサイトを運営するHermo Creative (M) Sdn. Bhd.の株式を取得し子会社化
台湾で美容系ポータルサイトを運営するi-TRUE Communications Inc.の株式を取得し子会社化
米国でistyle USA Inc.を設⽴し、7月に同社を通じて、米国で美容系ポータルサイトを運営するMUA Inc.の株式を取得し子会社化
6月 海外募集による新株式の発⾏により、約36億円の資⾦調達を実施
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生活者のデータを軸に、日本No.1の美容プラットフォームを構築
日本No.1の美容メディア
MAU: 1,320万人
20〜30代の⼥性の過半数が毎月利用
ユーザー
商品
クチコミ
販売データ
日本No.1の美容専門ECサイト 日本No.1の化粧品専門店
取扱い商品数: 42,000sku 年間売上: 96億円※1
※1 FY20における店舗の年間売上実績
※2 各数値は2020年6月時点
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日本最大級の美容系総合サイト@cosme
- ユーザーだけでなく、ブランドなどの多くのステークホルダーからも⽀持される日本最大級の美容系総合サイト@cosme
20〜30代の 美容に特化した
美容トレンドに敏感な 日本で展開する化粧品 化粧品から美容全般へと
多くの若い⼥性が 日本最大級の
20〜30代が中心 ブランドはほぼすべて網羅 カテゴリを拡大中
毎月利用 クチコミ数
月間ユニークユーザー 登録会員数 登録ブランド数 登録商品数 クチコミ数
1,320万人 610万人 39,000ブランド 34万件 1,580万件
※ 各数値は2020年6月末時点
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@cosmeの圧倒的な⼥性利用率
- @cosmeの月間ユニークユーザー1,320万人(2020年6月末時点)
- 20代・30代の日本人⼥性に対して圧倒的なリーチを持つ
@cosmeスマホユーザーの
月間ユニークユーザー(⼥性のみ)の構成
日本人⼥性に対する世代別シェア ※
1,280万人
10代未満 0.1%
10代 4.8%
20代 48.8%
スマホ 30代 59.6%
スマホユーザーの 40代 29.3%
88% リーチ
50代 12.3%
20〜30代⼥性の
過半数が毎月利用
60代
以上
0.9%
PC 12% 出所︓ 総務省人口統計(2020年1月確定値)
2020年6月末時点のPC・スマホ・FPのUU数と会員分布より推計
※ 各世代の高さは、各世代の人口ボリュームを表しています © istyle Inc. 34
@cosmeのDBを健全に保つための仕組み
- 各施策によりDBの健全性を確保
生活者 @cosme 化粧品ブランド
化粧品
生活者
ブランド
クチコミ投稿
DB
Chinese
Wall
チェック体制 非公開のアルゴリ 広告の出稿状況
1.個人認証 ズムによる公正な
2.クチコミに「購⼊品」、「モニター・プレゼント」を表示 ランキングシステム
3.24時間、365日監視、全件チェック
4.ガイドライン違反の取り締まり
5.悪意のあるクチコミの通報システム 広告の出稿状況に左右されない
ランキング
公正さを維持
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On
Platform 事業紹介
⁃ Beauty Platform”@cosme”を通じた各種サービスを提供
⁃ 新たにデータベースを活用したサービスをローンチ。広告に次ぐ収益の柱へと成⻑させる
B to B B to C
広告サービス プレミアム会員&Bloombox
@cosmeに掲載する広告や各種販促 生活者に提供する便利でお得なサービス
タイアップ
月額課⾦
+
バナー
etc.
Marketing SaaS
データベースを活用した各種サービス
月額課⾦ @cosmeに蓄積されたデータベースを活用し
+ マーケティングプロセス全体をサポートする
新サービスをクラウドで提供開始。
従量課⾦
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On
Platform Marketing SaaS 「ブランドオフィシャル」
マーケティング支援サービス
- @cosmeのユーザー動向の分析や、@cosme内で情報発信が可能
- 月額︓50万円(年間契約)※従量課⾦のオプションサービスも検討中
ブランドとユーザーとのつながりを エンゲージメント度合いでユーザーを区分し ブランドエンゲージメントの
数値やグラフで分析可能 効率的な情報発信を可能に 強化プロセスを可視化
広告に次ぐ第2の収益の柱とすべく注⼒
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Beauty
Service 事業紹介
⁃ 自らが事業者となり、@cosmeを活用したサービスを運営
リアル店舗 EC
MD等に@cosmeのデータを活用した化粧品専門店 @cosmeと連携した化粧品ECサイト
「@cosme TOKYO」「@cosme STORE」を運営し、 「@cosme SHOPPING」を運営
国内最大の化粧品専門店グループに成⻑
取扱商品数
42,000商品
(2020年6月末時点)
2
全国計 24店舗
(2020年6月末時点)
3
11
1
4
3
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Beauty
Service 店舗⼀覧(国内・海外合計 30店舗)
(国内︓23店舗) (香港︓6店舗)
2007年3月OPEN 2017年3月OPEN
ルミネエスト新宿店 238㎡ ルクア大阪店 181㎡ Star House store 2018年6月OPEN 360㎡
2016年9月改装 2020年4月増床
2008年11月OPEN 名古屋タカシマヤ
上野マルイ店 350㎡ 2017年4月OPEN 182㎡ tmtplaza store 2018年9月OPEN 116㎡
2017年2月増床 ゲートタワーモール店
2012年4月OPEN ※ 2007年11月OPEN Landmark North
ルミネ池袋店 333㎡ アピタタウン⾦沢ベイ店 228㎡ 2018年11月OPEN 149㎡
2019年9月増床 2017年4月増床 store
2018年3月OPEN East Point City
ルミネ有楽町店 2014年2月OPEN 224㎡ ルミネ大宮店 241㎡ 2018年12月OPEN 191㎡
2019年3月増床 store
TSUTAYA Langham Place
2014年11月OPEN 297㎡ ららぽーと富⼠⾒店 2018年3月OPEN 244㎡ 2019年10月OPEN 188㎡
EBISUBASHI店 store
※ 1987年9月OPEN
マルイファミリー溝口店 2015年10月OPEN 271㎡ マリエとやま店 191㎡ Lee Theatre store 2019年12月OPEN 231㎡
2018年9月増床
TSUTAYA MARK IS
神⼾マルイ店 2016年5月OPEN 162㎡ 2018年11月OPEN 241㎡
福岡ももち店
T-SITE COSME ※ 2002年9月OPEN
2016年5月OPEN 89㎡ イオンモール高岡店 240㎡
枚⽅店 2019年9月増床
TSUTAYA ※ 2006年10月OPEN
2016年6月OPEN 228㎡ イオンモール高崎店 254㎡
熊本三年坂店 2020年4月増床
TSUTAYA
2016年9月OPEN 234㎡ ニュウマン横浜店 2020年6月OPEN 323㎡
札幌美しが丘店
池袋サンシャインシティ店 2016年10月OPEN 162㎡ (1店舗)
TSUTAYA
2016年11月OPEN 264㎡ 原宿店 2020年1月OPEN 1,300㎡
函館蔦屋書店
2017年3月OPEN
アミュエスト博多店 142㎡
2019年2月増床
※ 2016年9月にKcosme Beaute社より取得(FY2017.6 2QよりP/L連結)
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Global
事業紹介
⁃ 国内で確⽴したビジネスモデルを各国の状況に合わせて展開
中国 台湾 US, EU 香港 韓国
メディア Wechat
Mini program
@cosme
Hong Kong
(APP) (M&A) (M&A) (APP)
EC・卸売
店舗
※ 連結ベースの記載であり、マイナー出資や提携先は含んでおりません
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や結果とは異なることがあります。