3660 アイスタイル 2021-02-12 15:00:00
2021年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年6月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社アイスタイル 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3660 URL https://www.istyle.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 吉松 徹郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 菅原 敬 (TEL) 03(5575)1260
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満四捨五入)
1.2021年6月期第2四半期の連結業績(2020年7月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期第2四半期 15,615 △2.0 △544 - △602 - △777 -
2020年6月期第2四半期 15,942 △1.7 △1,157 - △1,176 - △3,979 -
(注) 包括利益 2021年6月期第2四半期 △727百万円( -%) 2020年6月期第2四半期 △4,006百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年6月期第2四半期 △11.67 -
2020年6月期第2四半期 △61.10 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年6月期第2四半期 22,654 6,761 29.0
2020年6月期 24,157 5,413 21.5
(参考) 自己資本 2021年6月期第2四半期 6,566百万円 2020年6月期 5,192百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年6月期 - 0.00
2021年6月期(予想) - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年6月期の連結業績予想(2020年7月1日~2021年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 - - - - - - - - -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) - 、 除外 -社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期2Q 74,146,800株 2020年6月期 68,043,800株
② 期末自己株式数 2021年6月期2Q 2,693,567株 2020年6月期 2,693,533株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年6月期2Q 66,578,519株 2020年6月期2Q 65,133,477株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・2021年6月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの拡大が当社業績に及ぼす影響を現段階にお
いて合理的に算定することが困難であることから、いったん取り下げ、未定としております。連結業績予想の開示
が可能となった段階で、速やかに公表いたします。なお、詳細につきましては、添付資料4ページ「1.当四半期
決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
・当社は2021年2月12日にアナリスト・機関投資家向けの決算説明会を開催する予定です。
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………12
1
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
化粧品業界におきましては、「新型コロナウイルス(COVID-19)」(以下、「新型コロナウイルス」という。)の影
響により、消費者の購買意欲の低下や、外出自粛による化粧をする機会の減少、インバウンド需要の蒸発などにより、
依然として景況感が厳しい状況にあります。各化粧品メーカーはこの状況を受け、広告媒体のデジタルシフト、EC販売
の強化などDX※1を推進していく傾向が強く、これによりプラットフォームとしてメディア・EC・店舗を一体化したサー
ビスを提供する当社グループが享受できる事業成長の機会は、増加するものと見込んでおります。
当社グループは、前期における新型コロナウイルスの影響やGlobal事業の不振による業績悪化から再度成長軌道に乗
せるため、当連結会計年度においては不採算事業の整理・撤退ならびに収益部門の強化に注力しております。売上高に
おきましては、Beauty Service事業において、外出機会の減少によるECの需要が増加したことや「@cosme Beauty Day
(アットコスメビューティーデー)」(以下、「ECのスペシャルイベント」という。)を開催したことに伴いECが大幅
成長したことや、2020年1月にJR原宿駅前にオープンした大型旗艦店「@cosme TOKYO(アットコスメトーキョー)」
(以下、「大型旗艦店」という。)が寄与いたしました。一方で、On Platform事業においてクライアント企業の予算が
保守化されたことや、Global事業の不振により、減収となりました。
営業利益におきましては、新型コロナウイルスの影響が残っていることや、Beauty Service事業において、大型旗艦
店が黒字化していない一方で、大型旗艦店オープンに伴う先行費用が無くなった事や、Global事業をはじめとする各事
業においてコスト削減を実施したことにより、グループ全体で赤字幅は縮小いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 15,615百万円(前年同期 15,942百万円 / 前年同期比 2.0%減)
営業損失 544百万円(前年同期 営業損失 1,157百万円)
経常損失 602百万円(前年同期 経常損失 1,176百万円)
税金等調整前四半期純損失 698百万円(前年同期 税金等調整前四半期純損失 4,141百万円)
親会社株主に帰属する四半期純損失 777百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失 3,979百万円)
※1 デジタルトランスフォーメーションの略。企業がビジネス環境の激しい変化に対応しデータとデジタル技術を
活用して、顧客や社会のニーズを基に製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや
組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
①On Platform事業
当セグメントには、当社が運営するコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした各種サー
ビス(BtoB、BtoC)が属しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルスの影響で停滞していた営業活動が正常化に向かっ
た一方で、新型コロナウイルスの影響に伴うクライアントの予算の保守化が継続していることにより、広告・ソリュ
ーションサービスが前年同期比減収となりました。「ブランドオフィシャル」においても同様に、導入数は新規獲得
があったものの解約数が上回り、若干の減少となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 3,418百万円(前年同期 3,926百万円 / 前年同期比 12.9%減)
営業利益 671百万円(前年同期 815百万円 / 前年同期比 17.7%減)
②Beauty Service事業
当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」の運営、化粧品専門店
「@cosme STORE(アットコスメストア)」や大型旗艦店の運営等、国内における小売業を中心としたサービスが属し
ております。
ECにおきましては、新型コロナウイルスの感染防止を目的とした外出自粛による需要増やECのスペシャルイベント
を開催した事により、前年同期比で売上高67.9%増と引き続き高い成長率を維持しております。
2
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
店舗におきましては、新型コロナウイルスの影響により、大型旗艦店や都心店舗を中心に客足の戻りが当社の想定
より鈍くなっております。一方、一部の郊外店舗では新型コロナウイルスが本格的に流行する前の前第3四半期と同
水準にまで回復したことや、大型旗艦店(2020年1月にオープン)の売上寄与により前年同期比で増収となりまし
た。
利益におきましては、大型旗艦店を除く店舗の利益が前年同期同水準まで回復していること、ECが大幅成長してい
ることや、大型旗艦店オープンの先行費用がなくなったことにより、赤字幅は縮小いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 9,220百万円(前年同期 7,692百万円 / 前年同期比 19.9%増)
営業損失 321百万円(前年同期 営業損失 583百万円)
③Global事業
当セグメントには、日本国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。
EC・卸売におきましては、中国市場における競争が依然として厳しく前年同期比で減収となりました。
店舗におきましては、香港における新型コロナウイルスの影響で客足の戻りが鈍いことに加え、前第3四半期に台
湾の4店舗全て閉鎖したことにより、前年同期比で減収となりました。
利益におきましては、前期から実施している不採算事業の整理・撤退によって収益性が改善され、赤字幅を縮小し
ての着地となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 2,417百万円(前年同期 3,517百万円 / 前年同期比 31.3%減)
営業損失 66百万円(前年同期 営業損失 415百万円)
④その他事業
当セグメントには、美容部員を派遣する人材派遣事業と、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投
資する投資育成事業が属しております。
人材派遣事業におきましては、新型コロナウイルスの影響を受けて前年同期比で減収となるも、概ね当初の想定通
りに推移いたしました。
投資育成事業におきましては、前期において営業投資有価証券のキャピタルゲインがありましたが、当該期間にお
いてはありませんでした。一方で、取得価額が実質価額と著しく乖離する営業投資有価証券に対しては、52百万円の
減損処理等をおこなったため赤字となっております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 560百万円(前年同期 806百万円 / 前年同期比 30.5%減)
営業損失 38百万円(前年同期 営業損失 5百万円)
(2)財政状態に関する説明
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,503百万円減少し、22,654百万円
となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,310百万円減少し、12,759百
万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が379百万円増加したものの、現金及び預金が1,206百万円、
流動資産のその他が326百万円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ193百万円減少し、9,895百万
円となりました。これは主に、有形固定資産が279百万円減少したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ2,851百万円減少し、15,893百万円
となりました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ2,088百万円減少し、7,064百
3
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
万円となりました。これは主に、短期借入金が1,500百万円、1年内返済予定の長期借入金が250百万円、賞与引
当金が184百万円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ763百万円減少し、8,829百万
円となりました。これは主に、長期借入金が566百万円、固定負債のその他が198百万円減少したこと等によるも
のであります。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ1,348百万円増加し、6,761百万
円となりました。
これは主に、利益剰余金が777百万円減少したものの、株式会社ロコガイドからの第三者割当増資の払込等によ
り、資本金が1,053百万円、資本剰余金が1,053百万円増加したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、2021年2月12日付「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり、通期業績予想を修
正することといたしました。修正の理由につきましては、次の通りです。
2020年8月13日の決算短信で公表しました当連結会計年度の業績予想は、新型コロナウイルスの影響が第2四半
期中に収束することで同期間から業績が改善することを前提としております。しかしながら、新型コロナウイルス
の収束時期は依然として不透明であり、未確定の要素が多く、合理的な算出が困難となっております。したがっ
て、期初に公表した業績予想を取り下げ、未定とさせて頂きます。今後、合理的な予想が可能となった時点で改め
て開示いたします。
4
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,647 5,441
受取手形及び売掛金 2,615 2,994
商品 3,078 2,979
営業投資有価証券 914 857
その他 884 559
貸倒引当金 △5 △6
投資損失引当金 △65 △65
流動資産合計 14,069 12,759
固定資産
有形固定資産 2,631 2,351
無形固定資産
のれん 468 432
ソフトウエア 2,598 2,543
その他 162 388
無形固定資産合計 3,228 3,362
投資その他の資産
投資有価証券 1,834 1,845
敷金及び保証金 1,986 1,942
その他 409 395
投資その他の資産合計 4,229 4,182
固定資産合計 10,088 9,895
資産合計 24,157 22,654
5
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年6月30日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,437 1,253
短期借入金 3,000 1,500
1年内返済予定の長期借入金 1,652 1,401
未払法人税等 145 98
賞与引当金 230 46
店舗閉鎖損失引当金 35 ―
関係会社整理損失引当金 ― 99
事業構造改善引当金 24 5
その他 2,631 2,662
流動負債合計 9,153 7,064
固定負債
長期借入金 9,122 8,556
その他 470 273
固定負債合計 9,592 8,829
負債合計 18,745 15,893
純資産の部
株主資本
資本金 3,703 4,756
資本剰余金 2,882 3,935
利益剰余金 △822 △1,599
自己株式 △280 △280
株主資本合計 5,484 6,812
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △76 △75
為替換算調整勘定 △216 △171
その他の包括利益累計額合計 △292 △246
新株予約権 97 66
非支配株主持分 125 129
純資産合計 5,413 6,761
負債純資産合計 24,157 22,654
6
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 15,942 15,615
売上原価 8,647 8,468
売上総利益 7,295 7,147
販売費及び一般管理費 8,452 7,691
営業損失(△) △1,157 △544
営業外収益
受取利息 2 1
受取配当金 5 3
為替差益 39 ―
助成金収入 ― 73
その他 15 44
営業外収益合計 62 121
営業外費用
支払利息 20 34
為替差損 ― 101
投資事業組合運用損 3 2
持分法による投資損失 38 25
その他 20 17
営業外費用合計 80 179
経常損失(△) △1,176 △602
特別利益
新株予約権戻入益 77 30
特別利益合計 77 30
特別損失
減損損失 2,963 9
投資有価証券評価損 30 ―
賃貸借契約解約損 ― 50
関係会社整理損失引当金繰入額 ― 68
店舗閉鎖損失 39 ―
移転費用 9 ―
特別損失合計 3,042 127
税金等調整前四半期純損失(△) △4,141 △698
法人税等 △88 75
四半期純損失(△) △4,053 △773
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△73 4
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △3,979 △777
7
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純損失(△) △4,053 △773
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △21 1
為替換算調整勘定 68 45
その他の包括利益合計 47 46
四半期包括利益 △4,006 △727
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △3,940 △731
非支配株主に係る四半期包括利益 △66 4
8
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年11月25日付で、株式会社ロコガイドから第三者割当増資の払込により、資本金が1,052百万円、
資本準備金が1,052百万円増加いたしました。当第三者割当増資等の結果、当第2四半期連結会計期間末において
資本金が4,756百万円、資本剰余金が3,935百万円となっております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
日本では再度の緊急事態宣言が発令される等、日本を含む多くの国で新型コロナウイルス感染症の一時的拡大が
みられ、日本国内外の一部店舗においては、営業時間の短縮等による影響を受けております。
また、店舗以外の事業においても、新型コロナウイルスによる先行き不透明な状況により、クライアント予算
の保守化が継続しております。
前連結会計年度では、2021年6月期の第1四半期まで影響を受けるものの、2021年6月期の第2四半期から徐々
に回復すると想定しておりましたが、連結会計年度の仮定を半年程度後ろ倒しし、2021年6月期の第4四半期より
徐々に回復するという仮定に変更し、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積を行って
おります。この仮定の変更による四半期連結財務諸表への影響はありません。
9
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第2四半期連結累計期間(自 2019年7月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
On Platform Beauty (注)1 計上額
Global事業 その他事業 合計 (百万円) (注)2
事業 Service事業
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
売上高
外部顧客への売上高 3,926 7,692 3,517 806 15,942 - 15,942
セグメント間の内部
13 11 6 3 33 △33 -
売上高又は振替高
計 3,939 7,703 3,524 809 15,975 △33 15,942
セグ メ ント 利益 又 は 損失
815 △583 △415 △5 △187 △970 △1,157
(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△970百万円は、セグメント間取引消去△4百万円及び各報告セグメ
ントに配分していない全社費用△965百万円であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「On Platform事業」において、当初想定していた収益が見込めないため、一部の資産グループについて減損損
失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間において4百万円でありま
す。
「Global事業」において、当初想定していた収益が見込めないため、一部の店舗及び資産グループについて減
損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間において2,960百万円で
あります。
(のれんの金額の重要な変動)
「Global事業」において、連結子会社であるHermo Creative (M) Sdn. Bhd.及びMUA Inc.各社の事業計画に対
する進捗状況や今後の業績見通しを踏まえて検討した結果、同社株式取得時に計上したのれん未償却残高の全額
2,292百万円を当第2四半期連結累計期間に減損損失として特別損失に計上しております。
なお、上記(固定資産に係る重要な減損損失)の中に当該のれんの減損も含めて記載しております。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
10
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2020年7月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
On Platform Beauty (注)1 計上額
Global事業 その他事業 合計 (百万円) (注)2
事業 Service事業
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
売上高
外部顧客への売上高 3,418 9,220 2,417 560 15,615 - 15,615
セグメント間の内部
118 8 40 2 168 △168 -
売上高又は振替高
計 3,536 9,228 2,457 562 15,783 △168 15,615
セグ メ ント 利益 又 は 損失
671 △321 △66 △38 246 △790 △544
(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△790百万円は、セグメント間取引消去3百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△793百万円であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
各報告セグメントに配分していない全社資産において、一部の資産の使用を停止したため、減損損失を計上し
ております。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間において9百万円であります。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
11
株式会社アイスタイル(3660) 2021年6月期 第2四半期決算短信
(重要な後発事象)
(重要な子会社の株式の売却)
当社は、不採算事業を見直し業績を改善するべく、当社の連結子会社でありマレーシアで化粧品のECサイトを運営す
るHermo Creative (M) Sdn. Bhd.の全株式の譲渡を決定いたしました。
1.株式売却の理由
不採算事業を見直し、業績を改善するため
2.売却する相手先の名称
MOK CHIUN SHYONG
3.売却の時期
2021年1月19日
4.当該子会社の名称、事業内容及び当社との取引内容
名称 :Hermo Creative (M) Sdn. Bhd.
事業内容:マレーシアにおける化粧品のECサイトの運営
当社との取引内容:重要な取引はありません
5.売却する株式の数、売却価額、売却損益及び売却後の持分比率
売却する株式の数:605,756株
売却価額 :0百万円
売却等に関する損益:173百万円
(なお、為替レートの変動等により最終的な金額は変更となる可能性があります。)
売却後の持分比率:0%
12