3658 イーブック 2019-10-30 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年10月30日
上 場 会 社 名 株式会社イーブックイニシアティブジャパン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3658 URL https://corp.ebookjapan.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 高橋 将峰
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 最高財務責任者 (氏名) 阿部 逸人 (TEL) 03(3518)9544
四半期報告書提出予定日 2019年11月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 9,834 46.9 365 △19.0 361 △19.4 248 163.1
2019年3月期第2四半期 6,693 - 451 - 449 - 94 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 44.52 43.43
2019年3月期第2四半期 16.97 16.51
(注) 当社は、2019年3月期第1四半期より非連結での業績を開示しております。そのため、2019年3月期第2四半期の
対前年同四半期増減率は記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 7,763 3,466 44.2
2019年3月期 7,202 3,400 46.8
(参考) 自己資本 2020年3月期第2四半期 3,434百万円 2019年3月期 3,367百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 - 0.00
2020年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 19,000 28.5 750 28.6 750 26.4 450 170.9 80.18
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 5,643,600株 2019年3月期 5,612,600株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 80,396株 2019年3月期 151株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 5,572,474株 2019年3月期2Q 5,556,651株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決
算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
・当社は、2019年11月1日に機関投資家及びアナリスト向けの決算説明会を開催する予定です。その模様及び説明
内容(音声)については、当日使用する決算説明会資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予
定です。
株式会社イーブックイニシアティブジャパン(3658) 2020年3月期 第2四半期決算短信(非連結)
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………7
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………8
-1-
株式会社イーブックイニシアティブジャパン(3658) 2020年3月期 第2四半期決算短信(非連結)
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
電子書籍を取り巻く事業環境は、依然として競合各社による激しい競争が続いているものの、特に電子コミック
においては消費者による認知ならびに利用の拡大が続いており、市場規模は大きく伸長しています。2019年上半期
(1月~6月期)の電子出版市場は、前年比22.0%増の1,372億円、当社が主力と位置付ける電子コミックの推定販
売額は同27.9%増の1,133億円となるなど、引き続き成長を続けています(出所:公益社団法人全国出版協会・出版
科学研究所「出版月報」2019年7月号)。
当社は、このような事業環境のもと、2016年6月に資本業務提携したヤフー株式会社(以下、ヤフー)との事業
連携を積極的に推進しております。当社とヤフーが協力して運営する新たな電子書籍販売サービス「ebookjapan」
を移行先として、当社がこれまで運営してきた電子書籍販売サービス「eBookJapan」よりユーザー移行を促進し、
2019年6月には新サービス「ebookjapan」へのサービス統合を完了したほか、Yahoo! JAPANトップページと連携した
販促キャンペーンの実施やYahoo!プレミアム会員向けのポイントキャンペーンを拡充するなど、ヤフーとのグルー
プシナジーの強化に努めました。また、当第2四半期累計期間も引き続き、新規ユーザー獲得のための広告宣伝、
既存ユーザー向けの販促活動等、成長市場におけるシェアの拡大を図るべく、積極的な投資を推進してまいりまし
た。
以上の取り組みを行った結果、当第2四半期累計期間の業績につきましては、売上高9,834,364千円(前年同期比
46.9%増)、営業利益365,465千円(前年同期比19.0%減)、経常利益361,979千円(前年同期比19.4%減)、四半
期純利益は248,060千円(前年同期比163.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 電子書籍事業
当第2四半期累計期間は、当社とヤフーが協力して運営する電子書籍販売サービス「ebookjapan」へのサービ
ス統合を完了させたほか、引き続きヤフーとの連携を強め、Yahoo! JAPANトップページと連携した販促キャンペ
ーンの実施や、Yahoo!プレミアム会員向けのポイントキャンペーンの拡充、新たな決済サービス「PayPay」との
連携やソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザー向けキャンペーンを展開するなど、ヤフーとのグループシ
ナジーの強化に努めました。また、Webサービス、アプリサービスともに新規ユーザー獲得のためのマーケティン
グ施策を実施したほか、大手出版社との連携による販促プロモーションを数多く行い、売上高の向上に努めまし
た。
以上の結果から、当第2四半期累計期間の売上高は、7,619,426千円(前年同期比64.5%増)となりました。
② クロスメディア事業
当第2四半期累計期間は、引き続き、大手ECモールにおける紙書籍のネット販売に注力しました。また、ヤフ
ーとの連携を強化し、販促キャンペーン等のサービス拡充に努めました。
以上の結果から、当第2四半期累計期間の売上高は、2,214,937千円(前年同期比7.4%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産の部)
当第2四半期会計期間末における総資産は、7,763,578千円(前事業年度末比560,580千円増)となりまし
た。
総資産の内訳は、流動資産が6,312,335千円(同607,518千円増)、固定資産が1,451,242千円(同46,937千円
減)であります。流動資産増加の主たる要因は、現金及び預金が271,405千円、売掛金が122,581千円増加した
ことによるものです。固定資産減少の主たる要因は、ソフトウエアが23,576千円減少したことによるもので
す。
(負債の部)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、4,297,068千円(同494,112千円増)となりました。負債増加
の主たる要因は、買掛金が446,274千円、流動負債その他が40,244千円増加したことによるものです。
(純資産の部)
当第2四半期会計期間末における純資産合計は、3,466,509千円(同66,468千円増)となりました。
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株式会社イーブックイニシアティブジャパン(3658) 2020年3月期 第2四半期決算短信(非連結)
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、3,851,508千円となりま
した。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は572,798千円となりました。この主な資金増加要因としては、仕入債務の増加額
446,274千円、税引前四半期純利益の計上により362,299千円及び減価償却費156,669千円があった一方、売上債
権の増加額122,581千円、法人税等の支払97,427千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は89,826千円となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出が
95,495千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は211,481千円となりました。これは、自己株式の取得による支出200,081千円
によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)通期の業績予想につきましては、2019年4月26日に公表いた
しました業績予想の現時点での修正はございません。
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株式会社イーブックイニシアティブジャパン(3658) 2020年3月期 第2四半期決算短信(非連結)
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,580,103 3,851,508
売掛金 1,865,257 1,987,839
商品 628 675
仕掛品 188 149
貯蔵品 44 46
その他 258,673 472,152
貸倒引当金 △77 △35
流動資産合計 5,704,817 6,312,335
固定資産
有形固定資産 280,552 259,650
無形固定資産
ソフトウエア 801,267 777,690
その他 314 268
無形固定資産合計 801,582 777,959
投資その他の資産
繰延税金資産 100,696 103,018
その他 315,348 310,613
投資その他の資産合計 416,045 413,632
固定資産合計 1,498,179 1,451,242
資産合計 7,202,997 7,763,578
負債の部
流動負債
買掛金 2,206,844 2,653,119
1年内返済予定の長期借入金 60,000 60,000
未払金 1,016,638 1,035,058
未払法人税等 119,692 135,459
役員賞与引当金 - 4,121
ポイント引当金 845 9
その他 265,372 305,617
流動負債合計 3,669,394 4,193,385
固定負債
長期借入金 60,000 30,000
資産除去債務 73,562 73,683
固定負債合計 133,562 103,683
負債合計 3,802,956 4,297,068
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(単位:千円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 872,904 882,204
資本剰余金 1,158,536 1,167,836
利益剰余金 1,336,477 1,584,538
自己株式 △218 △200,299
株主資本合計 3,367,699 3,434,279
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 150 150
評価・換算差額等合計 150 150
新株予約権 32,190 32,079
純資産合計 3,400,040 3,466,509
負債純資産合計 7,202,997 7,763,578
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(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 6,693,637 9,834,364
売上原価 4,648,824 6,227,697
売上総利益 2,044,812 3,606,666
販売費及び一般管理費 1,593,797 3,241,201
営業利益 451,015 365,465
営業外収益
受取利息 10 14
不要書籍売却益 112 56
自動販売機収入 - 198
還付加算金 7 -
その他 1 0
営業外収益合計 131 269
営業外費用
支払利息 422 260
為替差損 105 871
支払手数料 - 2,600
投資事業組合運用損 1,248 23
その他 0 -
営業外費用合計 1,775 3,755
経常利益 449,370 361,979
特別利益
関係会社株式売却益 4,085 -
新株予約権戻入益 325 319
特別利益合計 4,410 319
特別損失
減損損失 275,798 -
特別損失合計 275,798 -
税引前四半期純利益 177,982 362,299
法人税、住民税及び事業税 149,133 116,560
法人税等調整額 △65,421 △2,322
法人税等合計 83,711 114,238
四半期純利益 94,271 248,060
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株式会社イーブックイニシアティブジャパン(3658) 2020年3月期 第2四半期決算短信(非連結)
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 177,982 362,299
減価償却費 138,352 156,669
のれん償却額 23,806 -
減損損失 275,798 -
株式報酬費用 - 208
役員賞与引当金の増減額(△は減少) - 4,121
ポイント引当金の増減額(△は減少) △54,578 △836
貸倒引当金の増減額(△は減少) △78 △42
関係会社株式売却損益(△は益) △4,085 -
新株予約権戻入益 △325 △319
受取利息 △10 △14
支払利息 422 260
為替差損益(△は益) 84 84
投資事業組合運用損益(△は益) 1,248 23
売上債権の増減額(△は増加) 43,507 △122,581
たな卸資産の増減額(△は増加) △177 △9
仕入債務の増減額(△は減少) 334,095 446,274
その他の資産・負債の増減額 92,029 △175,664
小計 1,028,072 670,472
利息の受取額 10 14
利息の支払額 △422 △260
法人税等の支払額 △71,186 △97,427
営業活動によるキャッシュ・フロー 956,473 572,798
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △3,816 △3,340
無形固定資産の取得による支出 △274,740 △95,495
投資有価証券の取得による支出 △500 -
関係会社株式の売却による収入 5,000 -
出資金の分配による収入 459 135
投資事業組合からの分配による収入 9,927 8,703
敷金の差入による支出 △275,104 -
差入保証金の回収による収入 200 -
その他 3,000 171
投資活動によるキャッシュ・フロー △535,573 △89,826
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △30,000 △30,000
株式の発行による収入 13,800 18,600
自己株式の取得による支出 △31 △200,081
財務活動によるキャッシュ・フロー △16,231 △211,481
現金及び現金同等物に係る換算差額 △84 △84
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 404,584 271,405
現金及び現金同等物の期首残高 2,717,530 3,580,103
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,122,114 3,851,508
-7-
株式会社イーブックイニシアティブジャパン(3658) 2020年3月期 第2四半期決算短信(非連結)
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年5月17日開催の取締役会決議に基づき、自己株式80,200株の取得を行っております。この結果、
当第2四半期累計期間において、自己株式が200,000千円増加し、当第2四半期会計期間末において自己株式が
200,299千円となっております。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
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