3658 イーブック 2019-07-25 15:30:00
2019年度第1四半期 決算補足資料 [pdf]
2019年度第1四半期
決算補足資料
2019年7月25日
株式会社イーブックイニシアティブジャパン
証券コード:3658
Copyright © eBOOK Initiative Japan Co.,Ltd.
目次
1 第1四半期 業績
2 第1四半期 施策・トピックス
3 今後の計画
4 参考資料
2
事業区分について はじめに
当社は、以下2つの事業により構成されています
①電子書籍事業*1 ② クロスメディア事業
• 電子書籍販売サービスの運営および • 紙書籍のオンライン販売
電子書籍の取次 等
*1: 従来は「配信」「提供」に区分していた電子書籍事業を2019年度より一本化して記載しております。
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エグゼクティブサマリー 1️⃣ 1Q業績
◼ サービス統合により大幅な増収
✓ 売上高 4,661百万円 (前年同期: 3,277百万円、前年同期比: +42.2%)
✓ 営業利益 186百万円 (前年同期: 210百万円、前年同期比: △11.2%)
◼ リニューアルサービス 「ebookjapan」へのサービス統合完了
✓ 旧サービス「eBookJapan」における書籍販売を6月27日をもって終了
◼ グループシナジー強化施策の本格化
✓ Yahoo! Japanトップページと連携した無料キャンペーンを実施
✓ 「ebookjapan」での購入に決済サービス「PayPay」の利用が可能に (2019/7)
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第1四半期 業績ハイライト 1️⃣ 1Q業績
売上・利益とも前四半期比で堅調
(単位: 百万円)
2019年度1Q 前年同期比 前四半期比
(個別) (個別) (個別)
売上高 4,661 +42.2% +2.3%
電子書籍事業 3,585 +65.4% +6.7%
クロスメディア事業 1,076 △3.0% △9.8%
営業利益 186 △11.2% ー
5
売上高推移 1️⃣ 1Q業績
新サービスへの統合が順調に進捗、堅調な成長
■電子書籍事業 ■クロスメディア事業 (単位:百万円)
■電子書籍事業(配信)
■電子書籍事業(提供)
4,555 4,661
1,076
3,415 3,537 1,193
3,197 3,277
2,959 3,057
2,668 376
952 1,105
1,221 1,109
984 1,264
979 601 600
418 420 571 3,585
221 451 2,985 *2
1,468 1,556 1,555 1,596 1,861 1,832
1,341
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2017年度 2018年度 *1 2019年度
*1: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、2017年度は連結、2018年度は個別の数値となります。
*2:従来は「配信」「提供」に区分していた電子書籍事業を2019年度より一本化して記載しております。 6
営業利益推移 1️⃣ 1Q業績
2019年度予想数値に対し、順調な進捗
(単位: 百万円)
240
210 199
186
107
92 サービス移行
プロモーション
強化
33 22
△ 67
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2017年度 *1 2018年度 2019年度
*1: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、2017年度は連結、2018年度以降は個別の数値となります。
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損益計算書の主要項目 (前年同期比) 1️⃣ 1Q業績
(単位: 百万円)
2018年度1Q 2019年度1Q
増減率 備考
(個別) (個別)
売上高 3,277 4,661 +42.2%
電子書籍事業 2,168 3,585 +65.4% Yahoo!ブックストアからの移行に伴い増加
クロスメディア事業 1,109 1,076 △3.0%
売上原価 2,306 2,949 +27.9%
版権使用料 1,159 2,033 +75.3% 主に売上高増加による
販売費及び一般管理費 761 1,524 +100.3%
外注費 56 704 +1,145.1% ヤフーとの取引による増加*1
支払手数料 93 239 +157.0% 売上増・アプリ課金比率増
広告宣伝・販売促進費(ポイント含む) 302 246 △18.5% ヤフーとの取引による減少*1
人件費 (賞与を除く) 130 131 +1.3%
営業利益 210 186 △11.2%
経常利益 209 183 △12.6%
税引前四半期純利益 213 183 △14.1%
四半期純利益 149 125 △15.7%
*1:電子書籍事業におけるヤフーと協力して運営を行うサービスについて、広告宣伝・販売促進等の運営費用の一部をヤフーが負担、
当社は、ヤフー負担役務に対し費用を計上。 8
ebookjapanサービスの事業構造 1️⃣ 1Q業績
売上は当社で計上、事業運営に関わる費用及び利益を
各々の役務に応じてヤフーと按分
ユーザー
サービスの利用・購入
当社 ヤフー
アプリ等の企画・運営 集客・プロモーション
バックエンド開発等 フロントエンド開発等
費用一部負担*
売上高
利益按分*
利益 利益
* 当社とヤフー間で締結した業務提携契約 (本件における取引条件を定義) に基づき、費用及び利益を各々の役務に応じて按分。 9
貸借対照表の主要項目 (前四半期比) 1️⃣ 1Q業績
(単位: 百万円)
2018年度4Q 2019年度1Q
増減率 備考
(個別) (個別)
資産 7,202 6,920 △3.9%
現金及び預金 3,580 3,267 △8.7%
売掛金 1,865 1,772 △5.0%
負債 3,802 3,583 △5.8%
買掛金 2,206 2,211 0.2%
純資産 3,400 3,337 △1.8%
資本金 872 878 +0.7%
資本剰余金 1,158 1,164 +0.5%
利益剰余金 1,336 1,462 +9.4%
自己株式 0 △200 ー 自己株式買付により増加
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2019年度 業績見通し 1️⃣ 1Q業績
1Qは売上高・利益とも堅調な滑り出し
(単位: 百万円)
2019年度 2019年度1Q
予想 累計実績 進捗率
(個別) (個別)
売上高 19,000 4,661 24.5%
営業利益 750 186 24.9%
営業利益率 3.9% 4.0% ー
経常利益 750 183 24.4%
―
経常利益率 3.9% 3.9%
四半期 (当期) 純利益 450 125 27.9%
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目次
1 第1四半期 業績
2 第1四半期 施策・トピックス
3 今後の計画
4 参考資料
12
「ebookjapan」への一本化完了 2 1Q [施策・トピックス]
旧サービス「eBookJapan」における書籍販売を6月27日をもって終了し
リニューアルサービス 「ebookjapan」へのサービス統合完了
当社サービス
ヤフーサービス
(当社とヤフーが協力して運営*1)
ヤフーサービス
*1: 2018年3月に締結した業務提携契約に基づき、当社(おもにアプリ、ウェブサイトの企画・制作・運営、広告宣伝・販売促進施策の企画・実行、
バックエンドシステムの開発、コンテンツの調達等を担当)とヤフー(おもにヤフー各種サービスとの連携による集客・プロモーション、
フロントエンドシステムの開発、決済手段の提供等を担当)がそれぞれの強みを活かした役務分担により運営。 13
ヤフーとのシナジーを本格化 (トップページ連携) 2 1Q [施策・トピックス]
Yahoo! Japanトップページとの共同キャンペーンを実施
ebookjapan
ログイン、またはアプリを
ダウンロードして読書
巻無料
無料話連載
全巻無料
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ヤフーとのシナジーを本格化 (各サービスとの連携) 2 1Q [施策・トピックス]
各サービスとの連携を順次拡充
検 索 プレミアム会員 決済
作品名検索結果画面から
対象作品の「無料読書」が可能
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プロダクト品質の継続向上 2 1Q [施策・トピックス]
ユーザー要望を織り込み、各種機能を追加・改修
追加実装済機能
スマホ背表紙表示 挙動の向上 検索性向上
本棚一覧性 読書中の本にアクセス 表示速度向上
読書しながらDL 新刊自動購入
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「Yahoo!ショッピング」ベストストアを受賞 2 1Q [施策・トピックス]
オンライン書店「bookfan Yahoo!店」が「Yahoo!ショッピング(本、雑誌、コミック部門)」
にて2019年5月度月間ベストストアを獲得
月間ベストストア 「本、雑誌、コミック部門」
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自己株式の取得 2 1Q [施策・トピックス]
2019年5月、市場買付けによる自己株式の取得を実施
取得した株式の種類 普通株式
取得した株式の総数 80,200株
取得価格の総額 200百万円
取得期間 2019年5月20日~ 2019年5月21日
(約定ベース)
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目次
1 第1四半期 業績
2 第1四半期 施策・トピックス
3 今後の計画
4 参考資料
19
2019年度以降の取り組み 3️⃣ 今後の計画
グループシナジーを強化
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本格的なグループシナジー強化のフェーズに 3️⃣ 今後の計画
2019年3月まで 2019年度~
サービス、プロダクトの統合 本格的なグループシナジー
代表取締役および経営体制の変更により連携を高め、
グループのトラフィック(集客力)、アセット、知見、
インフラを本格的に活用、グループシナジーを強化
引き続き
ウェブサービス/アプリサービス サービス、プロダクトの磨き込み
(当社とヤフーが協力して運営)
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中期ビジョン 3️⃣ 今後の計画
グループシナジーを最大限発揮し、「電子コミック国内取扱高No.1」を目指す
株式会社イーブックイニシアティブジャパン(当社) ヤフー株式会社
紙書籍 電子書籍販売 連携 No.1
オンライン販売 連携 支援 トラフィック
+
強化
(当社がヤフーと協力して運営) 知見・インフラ
中期ビジョン
電子コミック国内取扱高No.1
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目次
1 第1四半期 業績
2 第1四半期 施策・トピックス
3 今後の計画
4 参考資料
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会社概要 4️⃣ 参考資料
株式会社イーブックイニシアティブジャパン
eBOOK Initiative Japan Co., Ltd.
設立 2000年5月17日
本社所在地 東京都千代田区麹町1-12-1 住友不動産ふくおか半蔵門ビル
マザーズ上場日 2011年10月28日 (証券コード: 3658)
市場第一部上場日 2013年10月28日 (証券コード: 3658)
事業内容 電子書籍事業, クロスメディア事業
代表者 代表取締役社長 高橋 将峰
資本金 878,904千円 (2019年6月末日現在)
決算期 3月31日
主要取引先 出版社、編集プロダクション、決済代行会社
役職員数 191名 (2019年6月末日現在)
ウェブサイト https://ebookjapan.yahoo.co.jp/
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創業理念: “ SAVE TREES! ” 4️⃣ 参考資料
創業者が出版社勤務時代に、大量の返本の山が断裁・焼却処分されることに
地球環境への危惧を抱いたことが、当社の創業に至ったきっかけです
当社は創業以来 累計1億冊以上の電子書籍を販売し、50万本以上の木を救ってまいりました。
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ビジネスモデル 4️⃣ 参考資料
電子書籍事業は著者/出版社から許諾を受けた作品を電子書籍化し、ユーザーに販売。
クロスメディア事業は当社の運営するオンライン書店において、紙書籍を販売
当社 ①電子書籍事業 ユーザー
販売・
著者 閲読
許諾
出版社
②クロスメディア事業
出版取次
仕入 販売
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当社のサービス 4️⃣ 参考資料
電子書籍販売 紙書籍オンライン販売
「人生に、漫画を。」 「毎日にストーリーを。」
• 毎日無料でマンガを楽しめるアプリ • Yahoo!ショッピングをはじめとしたモールサ
• お得なキャンペーン豊富なWeb イトに店舗展開
• 幅広いユーザーにアプローチする品揃え・ • 1️⃣冊の購入から送料無料でお届け
サービス • 2018年度年間ベストストア四冠
(Yahoo!ショッピング、楽天市場、ポンパレモール、Wowma!)
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電子書籍業界の市場規模 4️⃣ 参考資料
電子書籍の市場規模は今後も順調に拡大し、
5年後には3,000億円超にまで成長する見込み
(単位: 億円)
電子書籍市場予測
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500 3,070 3,150
2,550 2,780 2,940
1,000 1,976 2,241
1,584
500 1,266
729 936
629
0
出典: 電子書籍ビジネス調査報告書 2018 (c) Impress Corporation インプレス総合研究所
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企業ミッション 4️⃣ 参考資料
「日本の豊かな出版文化で 世界中を幸せにする」
面白さ、読みやすさ、わかりやすさ。
日本のマンガ・書籍の充実ぶりは、諸外国と比べ群を抜いています。
ジャンルや表現もさまざまで、他国と比べとても自由で多彩です。
そのような環境で生まれた突き抜けた作品は、普段の生活ではなかなか味わえない大きな感動、発見、
インスピレーションを人生にもたらしてくれます。
世界的トップアスリートがスポーツを始めたきっかけが、日本発のマンガとの出会いだったこともあるのです。
言葉の壁を越え、日本の豊かな出版文化で世界中に住む多くの人の人生を少しでも幸せにすること。
それが私たちのミッションです。
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ご注意
◼ 本資料は、これまでの業績および事業計画に関する情報の提供を目的として、当社が作成したものです。
◼ 本資料に掲載されている将来の見通し、その他今後の予測・戦略などに関する情報は、本資料の作成時点に
おいて、当社が合理的に入手可能な情報に基づき、通常予測し得る範囲で判断したものであり、多分に不確
定な要素を含んでおります。実際の業績等は様々な要因の変化等により、本資料記載の見通しとは異なる結
果を生じる可能性があります。
◼ 投資に際しては、当社が公表している各種資料およびホームページ、またEDINETに開示している情報をご覧い
ただいた上で、投資家ご自身の判断でなされるよう、お願い致します。
◼ なお、本資料は電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送・転載は
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