3658 イーブック 2019-04-26 15:30:00
2018年度 通期決算補足資料 [pdf]
2018年度
通期決算補足資料
2019年4月26日
株式会社イーブックイニシアティブジャパン
証券コード:3658
Copyright © eBOOK Initiative Japan Co.,Ltd.
目次
1 2018年度 実績
・業績
・施策・トピックス
2 2018年度 第4四半期実績
3 今後の計画
4 参考資料
2
事業区分について はじめに
当社は、以下2つの事業により構成されています
①電子書籍事業 ② クロスメディア事業
電子書籍配信
• 電子書籍販売サービスの運営
• 書籍の電子化受託、電子書籍配信
プラットフォームの受託開発、eBook
図書券の販売 等
• 紙書籍等のオンライン販売
電子書籍提供
• パートナー企業の電子書店運営受託、
電子書籍配信システム提供、書籍データ
提供
3
エグゼクティブサマリー 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
◼ 売上高、経常利益ともに増加
✓ 売上高 14,786百万円 (前年度*¹: 11,882百万円、前年度比: +24.4%)
✓ 経常利益 593百万円 (前年度*¹: 261百万円、前年度比: +127.0%)
◼ 電子書籍販売サービスをリニューアル、 「ebookjapan」への移行、統合を促進
✓ 電子書籍販売サービスを全面リニューアル (2018/10)
✓ 「Yahoo!ブックストア」は2018年12月より、また「eBookJapan」は2019年2月より、
移行先サービス「ebookjapan」への本格移行を開始
✓ 2019年3月をもって、 「Yahoo!ブックストア」は「ebookjapan」へのサービス統合を完了
◼ ヤフーとの連携促進に向け、経営体制を強化
✓ 代表取締役および経営体制の変更*2を決定 (2019/2)
✓ 本社オフィスを移転 (2019/2)
✓ コーポレートロゴを刷新 (2019/4)
*1: 当社は、2018年度より非連結決算に移行しました。そのため連結決算である前期との比較分析は、参考としてご覧ください。
*2: 取締役および監査役の選任については、第19期定時株主総会 (2019/6/25開催予定) における選任決議の可決を条件に正式決定
4
2018年度 業績ハイライト 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
電子書籍事業の成長により、増収増益
(単位: 百万円)
2018年度 前年同期比*1
(個別) (連結)
売上高 14,786 +24.4%
電子書籍事業 10,424 +40.3%
電子書籍配信 8,275 +39.7%
電子書籍提供 2,149 +42.3%
クロスメディア事業 4,361 △2.0%
経常利益 593 +127.0%
*1: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、前年度との比較は参考値としてご覧ください。
5
売上高・経常利益の推移 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
電子書籍事業の継続的な成長により、増収増益
14,786
■売上高 ■経常利益
(単位: 百万円)
11,982 11,882
5Q
1,823
7,184
5,129
316 261 593
14
△166
*1 *2 (年度)
2014 2015 2016 2017 2018
第15期 第16期 第17期 第18期 第19期
(連結) (連結) (連結) (連結) (個別)
*1: 2016年度中の決算期変更により、2016年度は2016年2月~2017年3月の14ヵ月。5Qは2017年2月~3月の2ヵ月間。
*2: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、2014年度~2017年度は連結、2018年度は個別の数値となります。 6
事業別の売上高推移 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
電子書籍事業が配信・提供ともに成長を牽引
■電子書籍事業 (配信) ■電子書籍事業 (提供) ■クロスメディア事業
(単位: 百万円)
5Q: 769 4,361
ブークス合併に
5,241 4,449
伴う、変則取込分: 2,149
542
1,985 338 5Q: 46 1,510
141
289 297
5Q: 1,007 8,275
6,402 5,921
4,698 4,901
*1 *2
2014 2015 2016 2017 2018 (年度)
第15期 第16期 第17期 第18期 第19期
(連結) (連結) (連結) (連結) (個別)
事業区分の見直しにより、過去に遡及して数値変更を行っております。
*1: 2016年度中の決算期変更により、2016年度は2016年2月~2017年3月の14ヵ月。5Qは2017年2月~3月の2ヵ月間。 7
*2: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、 2014年度~2017年度は連結、2018年度は個別の数値となります。
パソコン・モバイル別の売上高推移 (電子書籍事業・配信) 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
ebookjapanへの移行によりモバイルが大幅増加
■パソコン ■モバイル (スマートフォン+タブレット)
(単位: 百万円) 5,922
4,246
3,939
3,338 5Q:
2,995
648
2,317
2,084 1,923
1,653 1,534 5Q:
347
2014 2015 2016 *1 2017 2018 (年度)
第15期 第16期 第17期 第18期 第19期
(連結) (連結) (連結) (連結) (個別)
*1: 2016年度中の決算期変更(事業年度を4/1~3/31に変更)により、2016年度のみ2016/2~2017/3の14ヵ月。
8
損益計算書の主要項目 (対前期比) 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
(単位: 百万円)
2017年度 2018年度*1
増減率 備考
通期 (連結) 通期 (個別)
売上高 11,882 14,786 +24.4%
電子書籍配信事業 7,432 10,424 +40.3%
電子書籍配信 5,921 8,275 +39.7% Yahoo!ブックストアからの移行分を含む
電子書籍提供 1,510 2,149 +42.3%
クロスメディア事業 4,449 4,361 △2.0%
売上原価 7,851 10,008 +27.5%
版権使用料 3,962 5,598 +41.3% 売上高増加に伴う増加
販売費及び一般管理費 3,776 4,194 +11.1% 運営費用の一部をヤフーが負担*2
支払手数料 347 460 +32.5% 売上高増加に伴う増加
人件費 (賞与を除く) 799 543 △32.1%
広告宣伝費 384 713 +85.4% 主に4Qに実施した移行促進強化のため
ポイント引当金繰入額 733 532 △27.4%
営業利益 254 583 +128.7%
経常利益 261 593 +127.0%
税引前当期純利益 255 308 +21.0%
当期純利益 158 166 +5.1%
*1: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、前年度との比較は参考値としてご覧ください。
*2: 電子書籍事業におけるヤフーと協力して運営を行うサービスの開始に伴い、運営費用の一部をヤフーが負担。
(当該負担分を除くと、実質的な人件費は前年同期と同水準) 9
貸借対照表の主要項目 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
(単位: 百万円)
2017年度 2018年度
増減率 備考
通期(連結) 通期(個別)
資産 5,382 7,202 +33.8%
現金及び預金 2,719 3,580 +31.7%
売掛金 1,280 1,865 +45.7% 売上高増加に伴う増加
負債 2,208 3,802 +72.2%
買掛金 1,382 2,206 +59.6% 売上原価増加に伴う増加
純資産 3,174 3,400 +7.1%
資本金 854 872 +2.2%
資本剰余金 1,140 1,158 +1.6%
利益剰余金 1,144 1,336 +16.8%
自己株式 △0 △0 +218.9%
10
2018年度実績まとめ (期初の業績予想との対比) 1️⃣ 2018年度実績 [業績]
売上高、営業利益及び経常利益は、直近業績予想を超過
(単位: 百万円)
2018年度
2018年度
予想 予想との差異
実績
(2019年1月25日公表)
売上高 14,000 14,786 +5.6%
営業利益 560 583 +4.1%
営業利益率 4.0% 3.9% -
経常利益 560 593 +5.9%
経常利益率 4.0% 4.0% -
当期純利益 180 166 △7.7%
11
目次
1 2018年度 実績
・業績
・施策・トピックス
2 2018年度 第4四半期実績
3 今後の計画
4 参考資料
12
「ebookjapan」への本格移行を開始 1️⃣ 2018年度実績 [施策・トピックス]
ヤフーグループ内における電子書籍サービスの重複解消を目的に
ebookjapanへの本格移行を開始
これまで 2019年2月以降
当社サービス
ヤフーサービス
(当社とヤフーが協力して運営*1)
ヤフーサービス
*1: 2018年3月に締結した業務提携契約に基づき、当社(おもにアプリ、ウェブサイトの企画・制作・運営、広告宣伝・販売促進施策の企画・実行、
バックエンドシステムの開発、コンテンツの調達等を担当)とヤフー(おもにヤフー各種サービスとの連携による集客・プロモーション、
フロントエンドシステムの開発、決済手段の提供等を担当)がそれぞれの強みを活かした役務分担により運営。 13
ヤフーとのシナジーを促進 1️⃣ 2018年度実績 [施策・トピックス]
ヤフーとの連携を強化、グループ内サービスとの協力施策を実現
• 人気マンガの読み放題企画において、Yahoo! JAPAN サイト・アプリとの集客連携
• Yahoo!プレミアム会員がよりお得に購入できる仕組みを導入
14
「Yahoo!ショッピング」年間ベストストアを受賞 1️⃣ 2018年度実績 [施策・トピックス]
当社が運営するオンライン書店が、「Yahoo!ショッピング(本、雑誌、コミック部門)」にて
2018年の年間ベストストア1位・2位を獲得
2018年 年間ベストストア 「本、雑誌、コミック部門」
1位 2位
「bookfanプレミアム」 「bookfan @Yahoo!店」
15
インドネシア向けサービスの終了 1️⃣ 2018年度実績 [施策・トピックス]
インドネシア向け電子書店サービス「MangaMon」を
2019年5月30日をもって終了予定
国内電子書籍事業に経営資源を集中
インドネシアでの電子書店サービス (2015年11月 サービス開始)
サービスの終了 ※現地日付
サービス終了案内 :2019年4月10日
サービス終了 :2019年5月30日 (予定)
※本件詳細につきましては、2019年4月10日付「インドネシア向け電子書店「MangaMon」サービス終了に関するお知らせ 」をご参照ください。
16
本社オフィスを移転 1️⃣ 2018年度実績 [施策・トピックス]
事業のスピードと生産性向上を目的に、本社オフィスを半蔵門に移転
• ワークスペースをワンフロアにし、コミュニケーションを活性化
• フリーアドレスを導入し、フレキシブルに働ける環境を整備
• 近隣にオフィスを構えるヤフーとの業務連携促進
17
コーポレートロゴを刷新 1️⃣ 2018年度実績 [施策・トピックス]
ロゴに込めた想い
電子書籍の“ど真ん中”で業界を牽引していく企業という誇りがこのロゴには込められています。
多くの人の生き方に影響をもたらす書籍を提供し続けていくという想いを、奇をてらわずに書籍のアイコンで表現しました。
本を媒介に、“人と人との和”が世界中に広がっていく様子を、“円”がモチーフの文字デザインで表現しています。
“e”の文字だけを少し崩して右肩上がりにすることで、エンタメコンテンツを扱っている企業として遊び心を持たせるとともに、
書籍の未来を牽引する様子を表しました。
また老若男女が日常的に使えるサービスにしていくという想いを、王道の象徴とも言える色、赤 (朱色) に込めています。
18
目次
1 2018年度 実績
・業績
・施策・トピックス
2 2018年度 第4四半期実績
3 今後の計画
4 参考資料
19
第4四半期 業績ハイライト 2 4Q業績
売上高は過去最高、電子書籍事業が大きく牽引
(単位: 百万円)
2018年度4Q 前年同期比*1 前四半期比
(個別) (連結) (個別)
売上高 4,555 +49.0% +28.8%
電子書籍事業 3,361 +87.5% +38.2%
電子書籍配信 2,985 +122.5% +63.0%
電子書籍提供 376 △16.7% △37.3%
クロスメディア事業 1,193 △5.6% +8.0%
経常利益 △55 ー ー
*1: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、前年度との比較は参考値としてご覧ください。
20
売上高・経常利益 2 4Q業績
売上高は過去最高、サービス移行促進費用も予定通り
■売上高 ■経常利益 4,555
(単位: 百万円)
うち、542百万円は
5/1ブークス合併に伴う、
3,415 3,537
変則的な取込分 3,197 3,277
2,959 3,057
2,759 2,626 2,668
2,551
2,223 542
1,823
6 127 209 239 199
36 92 19 112
△ 54 △ 55 △9 △ 55
1Q 2Q 3Q 4Q 5Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
*1
2016年度 2017年度 2018年度 *2
*1: 2016年度中の決算期変更により、2016年度は2016年2月~2017年3月の14ヵ月。5Qは2017年2月~3月の2ヵ月間。
*2: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、2016年度、2017年度は連結、2018年度は個別の数値となります。
21
事業別の売上高 2 4Q業績
ebookjapanへの移行により、電子書籍事業(配信)に大きくシフトし伸長
■電子書籍事業 (配信) ■電子書籍事業 (提供) ■クロスメディア事業
(単位:百万円)
1,193
うち、542百万円は
5/1ブークス合併に伴う、
変則的な取込分
1,105 376
952
542 984 1,221 1,264 1,109
1,015 1,148 601 600
1,338 979 571
969 418 420
769 221 451 2,985
67 77 77
70 1,861 1,832
1,353 1,458 1,400 46 1,468 1,556 1,555 1,341 1,596
1,183 1,007
1Q 2Q 3Q 4Q 5Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 *1 2017年度 2018年度 *2
*1: 2016年度中の決算期変更により、2016年度は2016年2月~2017年3月の14ヵ月。5Qは2017年2月~3月の2ヵ月間。
*2: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、2016年度、2017年度は連結、2018年度は個別の数値となります。
22
パソコン・モバイル別の売上高 (電子書籍配信のみ) 2 4Q業績
ebookjapanへの移行によりモバイルが大幅増加
■パソコン ■モバイル (スマートフォン+タブレット)
(単位: 百万円) 2,238
1,290 1,289
1,031 1,102
964 974 1,016
910 925 916
797 737
648
427 489 450 487 496 520
418 486 2 555 537
369 347 3
1Q 2Q 3Q 4Q 5Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2016年度 *1 2017年度 2018年度 *2
*1: 2016年度中の決算期変更により、2016年度は2016年2月~2017年3月の14ヵ月。5Qは2017年2月~3月の2ヵ月間。
*2: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、2016年度、2017年度は連結、2018年度は個別の数値となります。
23
損益計算書の主要項目 2 4Q業績
(単位: 百万円)
2017年度4Q 2018年度4Q*1
増減率 備考
(連結) (個別)
売上高 3,057 4,555 +49.0%
電子書籍事業 1,792 3,361 +87.5% Yahoo!ブックストアからの移行に伴い増加
クロスメディア事業 1,264 1,193 △5.6%
売上原価 2,115 2,876 +36.0%
版権使用料 994 1,792 +80.2% 売上高増加に伴い増加
販売費及び一般管理費 834 1,746 +109.3% 運営費用の一部をヤフーが負担*2
支払手数料 86 171 +98.3% 売上高増加に伴い増加
人件費 (賞与を除く) 189 174 △7.6%
広告宣伝費 47 370 +680.9% 新サービスの広告宣伝強化のため増加
ポイント引当金繰入額 154 77 △49.9% サービス移行に伴い施策減少のため
営業利益 107 △67 ー
経常利益 112 △55 ー
税引前当期純利益 112 △68 ー
四半期純利益 68 △72 ー
*1: 2018年度より非連結決算に移行したことを受け、前年度との比較は参考値としてご覧ください。
*2: 電子書籍事業におけるヤフーと協力して運営を行うサービスの開始に伴い、運営費用の一部をヤフーが負担。
(当該負担分を除くと、実質的な人件費は前年同期と同水準) 24
貸借対照表の主要項目 (前四半期比) 2 4Q業績
(単位: 百万円)
2018年度3Q 2018年度4Q
増減率 備考
(個別) (個別)
資産 6,085 7,202 +18.4%
現金及び預金 2,947 3,580 +21.4%
売掛金 1,497 1,865 +24.5% 売上高増加に伴う増加
負債 2,622 3,802 +45.0%
買掛金 1,715 2,206 +28.6% 売上原価増加に伴う増加
純資産 3,462 3,400 △1.8%
資本金 866 872 +0.7% 新株予約権の一部行使
資本剰余金 1,152 1,158 +0.5% 新株予約権の一部行使
利益剰余金 1,408 1,336 △5.1% 四半期純利益減少による減少
自己株式 0 0 +118.7%
25
目次
1 2018年度 実績
・業績
・施策・トピックス
2 2018年度 第4四半期実績
3 今後の計画
4 参考資料
26
2019年度以降の取り組み 3️⃣ 今後の計画
グループシナジーを強化
27
本格的なグループシナジー強化のフェーズに 3️⃣ 今後の計画
2019年3月まで 2019年度~
サービス、プロダクトの統合 本格的なグループシナジー
代表取締役および経営体制の変更により連携を高め、
グループのトラフィック(集客力)、アセット、知見、
インフラを本格的に活用、グループシナジーを強化
引き続き
ウェブサービス/アプリサービス サービス、プロダクトの磨き込み
(当社とヤフーが協力して運営)
28
中期ビジョン 3️⃣ 今後の計画
グループシナジーを最大限発揮し、「電子コミック国内取扱高No.1」を目指す
株式会社イーブックイニシアティブジャパン(当社) ヤフー株式会社
紙書籍 電子書籍販売 連携 No.1
オンライン販売 連携 支援 トラフィック
+
強化
(当社がヤフーと協力して運営) 知見・インフラ
中期ビジョン
電子コミック国内取扱高No.1
29
代表取締役および経営体制の変更 3️⃣ 今後の計画
さらなる事業成長の加速を目的に経営体制を変更(2019年6月以降*1)
• 代表取締役社長 社長執行役員CEO 高橋 将峰
• 取締役 執行役員COO 辻 靖
• 取締役 執行役員CFO 阿部 逸人
ヤフー株式会社 執行役員
取締役 • 取締役 秀 誠 コマースカンパニー 事業推進室長
ヤフー株式会社
• 取締役 大島 薫 コマースカンパニー事業推進室 コマースマーケティング本部長
ヤフー株式会社 執行役員
• 取締役 片岡 裕 メディアカンパニー メディア統括本部長
• 取締役 寺田 航平
• 監査役 赤松 万也
監査役 • 監査役 鬼塚 ひろみ
• 監査役 高橋 鉄
*1: 取締役および監査役の選任については、第19期定時株主総会(2019/6/25開催予定)における選任決議の可決を条件に正式決定。 30
2019年度業績予想 3️⃣ 今後の計画
売上高19,000百万円、営業利益750百万円での着地を想定
(単位: 百万円)
2018年度 実績 2019年度 予想 増減率
売上高 14,786 19,000 +28.5%
営業利益 583 750 +28.6%
営業利益率 3.9% 3.9% -
経常利益 593 750 +26.4%
経常利益率 4.0% 3.9% -
税引前当期純利益 308 750 -
当期純利益 166 450 +170.9%
31
2019年度以降のebookjapanサービスの事業構造 3️⃣ 今後の計画
売上は当社で計上、事業運営に関わる費用及び利益を
各々の役務に応じてヤフーと按分
ユーザー
サービスの利用・購入
当社 ヤフー
「Yahoo!ブックストア」は、
アプリ等の企画・運営 集客・プロモーション ヤフーグループ内における電子書籍
バックエンド開発等 フロントエンド開発等 サービスの重複解消を目的に、
費用一部負担 3月末にサービスを終了し、
「ebookjapan」への統合を完了
売上高
利益按分
利益 利益
32
2019年度 売上増減分析 3️⃣ 今後の計画
各事業領域の成長により、前年度比28%増の19,000百万円を見込む
+400 (単位: 百万円)
+3,800 ②クロスメディア事業
の成長
①電子書籍配信の
成長*1
(ebookjapanへの 19,000
14,786 ユーザー移行・新アプリ/サイト
の成長等)
2018年度 2019年度
売上高 売上高予想
*1: 電子書籍提供の一部契約終了による影響 (△2,100) 考慮後
33
2019年度 利益増減分析 3️⃣ 今後の計画
利益率を維持した上で、中期ビジョン実現に向け事業投資を継続
(単位: 百万円)
• アプリ/ウェブサイトのプロダクト改善
• 中期成長のためのマーケティング
△830 投資 等
+1,000
②中期の事業成長
①事業成長による に向けた投資
750
583 限界利益増*1
2018年度 2019年度
営業利益 営業利益予想
*1: ヤフーとの費用負担・利益按分考慮後
34
目次
1 2018年度 実績
・業績
・施策・トピックス
2 2018年度 第4四半期実績
3 今後の計画
4 参考資料
35
会社概要 4️⃣参考資料
株式会社イーブックイニシアティブジャパン
eBOOK Initiative Japan Co., Ltd.
設立 2000年5月17日
本社所在地 東京都千代田区麹町1-12-1 住友不動産ふくおか半蔵門ビル
代表電話: 03-3518-9544
マザーズ上場日 2011年10月28日 (証券コード: 3658)
市場第一部上場日 2013年10月28日 (証券コード: 3658)
事業内容 電子書籍事業 (電子書籍配信, 電子書籍提供), クロスメディア事業
代表者 代表取締役社長 高橋 将峰 ※2019年4月1日就任
資本金 872,904千円 (2019年3月末日現在)
決算期 3月31日
主要取引先 出版社、編集プロダクション、決済代行会社
役職員数 192名 (2019年3月末日現在)
ウェブサイト https://ebookjapan.yahoo.co.jp/
36
創業理念: “ SAVE TREES! ” 4️⃣参考資料
創業者が出版社勤務時代に、大量の返本の山が断裁・焼却処分されることに
地球環境への危惧を抱いたことが、当社の創業に至ったきっかけです
当社は創業以来 累計1億冊以上の電子書籍を販売し、50万本以上の木を救ってまいりました。
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ビジネスモデル 4️⃣参考資料
電子書籍事業は著者/出版社から許諾を受けた作品を電子書籍化し、ユーザーに販売。
クロスメディア事業は当社の運営するオンライン書店において、紙書籍を販売
当社 ①電子書籍事業 ユーザー
販売・
著者 閲読
許諾
出版社
②クロスメディア事業
出版取次
仕入 販売
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当社のサービス 4️⃣参考資料
電子書籍販売 紙書籍オンライン販売
「人生に、漫画を。」 「毎日にストーリーを。」
• 毎日無料でマンガを楽しめるアプリ • Yahoo!ショッピングをはじめとしたモールサ
• お得なキャンペーン豊富なWeb イトに店舗展開
• 幅広いユーザーにアプローチする品揃え・ • 1️⃣冊の購入から送料無料でお届け
サービス • 2018年度年間ベストストア四冠
(Yahoo!ショッピング、楽天市場、ポンパレモール、Wowma!)
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電子書籍業界の市場規模 4️⃣参考資料
電子書籍の市場規模は今後も順調に拡大し、
5年後には3,000億円超にまで成長する見込み
(単位: 億円)
電子書籍市場予測
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500 3,070 3,150
2,550 2,780 2,940
1,000 1,976 2,241
1,584
500 1,266
729 936
629
0
出典: 電子書籍ビジネス調査報告書 2018 (c) Impress Corporation インプレス総合研究所
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企業ミッション 4️⃣参考資料
「日本の豊かな出版文化で 世界中を幸せにする」
面白さ、読みやすさ、わかりやすさ。
日本のマンガ・書籍の充実ぶりは、諸外国と比べ群を抜いています。
ジャンルや表現もさまざまで、他国と比べとても自由で多彩です。
そのような環境で生まれた突き抜けた作品は、普段の生活ではなかなか味わえない大きな感動、発見、
インスピレーションを人生にもたらしてくれます。
世界的トップアスリートがスポーツを始めたきっかけが、日本発のマンガとの出会いだったこともあるのです。
言葉の壁を越え、日本の豊かな出版文化で世界中に住む多くの人の人生を少しでも幸せにすること。
それが私たちのミッションです。
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ご注意
◼ 本資料は、これまでの業績および事業計画に関する情報の提供を目的として、当社が作成したものです。
◼ 本資料に掲載されている将来の見通し、その他今後の予測・戦略などに関する情報は、本資料の作成時点に
おいて、当社が合理的に入手可能な情報に基づき、通常予測し得る範囲で判断したものであり、多分に不確
定な要素を含んでおります。実際の業績等は様々な要因の変化等により、本資料記載の見通しとは異なる結
果を生じる可能性があります。
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ただいた上で、投資家ご自身の判断でなされるよう、お願い致します。
◼ なお、本資料は電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で複製または転送・転載は
できません。
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