3657 ポールHD 2021-03-15 15:30:00
2021年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月15日
上場会社名 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 3657 URL https://www.poletowin-pitcrew-holdings.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 橘 鉄平
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部部長 (氏名) 山内 城治 TEL 03-5909-7911
定時株主総会開催予定日 2021年4月22日 配当支払開始予定日 2021年4月23日
有価証券報告書提出予定日 2021年4月23日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年1月期の連結業績(2020年2月1日∼2021年1月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年1月期 26,729 2.3 3,217 △8.9 3,595 3.5 2,119 18.6
2020年1月期 26,120 9.9 3,531 11.7 3,473 12.7 1,787 △2.8
(注)包括利益 2021年1月期 1,803百万円 (△7.5%) 2020年1月期 1,948百万円 (18.3%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年1月期 55.99 55.96 14.2 18.8 12.0
2020年1月期 47.24 47.20 13.3 20.9 13.5
(参考) 持分法投資損益 2021年1月期 ―百万円 2020年1月期 △24百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年1月期 20,389 15,675 76.9 413.64
2020年1月期 17,763 14,320 80.1 376.01
(参考) 自己資本 2021年1月期 15,671百万円 2020年1月期 14,230百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年1月期 2,040 △963 △468 11,158
2020年1月期 2,402 △850 △416 10,514
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年1月期 ― 0.00 ― 12.00 12.00 454 25.4 3.4
2021年1月期 ― 0.00 ― 13.00 13.00 492 23.2 3.3
2022年1月期(予想) ― 0.00 ― 14.00 14.00 25.2
3. 2022年 1月期の連結業績予想(2021年 2月 1日∼2022年 1月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 14,426 16.4 1,388 8.8 1,359 △7.8 791 △12.5 20.74
通期 30,077 12.5 3,452 7.3 3,392 △5.7 2,123 0.2 55.66
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年1月期 38,156,000 株 2020年1月期 38,120,800 株
② 期末自己株式数 2021年1月期 269,734 株 2020年1月期 272,934 株
③ 期中平均株式数 2021年1月期 37,865,200 株 2020年1月期 37,847,211 株
(参考)個別業績の概要
2021年1月期の個別業績(2020年2月1日∼2021年1月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年1月期 1,563 29.8 872 65.7 422 △1.5 78 △73.6
2020年1月期 1,204 14.7 526 8.3 428 151.1 298 291.7
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年1月期 2.08 2.08
2020年1月期 7.88 7.88
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年1月期 5,664 5,609 99.0 148.07
2020年1月期 6,039 5,980 99.0 158.00
(参考) 自己資本 2021年1月期 5,609百万円 2020年1月期 5,980百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、決算短信(添付資料)4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
決算補足説明資料はTDnetで同日開示しております。また、当社は、決算に関する説明(動画)及び説明資料について、速やかに当社ホームページに掲載す
る予定です。
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス㈱
(3657)2021 年1月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… 3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
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ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス㈱
(3657)2021 年1月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)拡大の防止策を講じるなか
で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、国内外の感染症拡
大による下振れリスクの高まりに十分注意する必要があり、また、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要が
あります。
このような経済状況のもと、当社グループの主要事業であるデバッグ・検証事業の関連市場においては、家庭用
ゲームソフト、ソーシャルゲームともにグローバル展開が主流となっており、多言語対応を前提としたデバッグ、
ローカライズ(翻訳)、音声収録やカスタマーサポートの需要が増加しております。直近では、感染症拡大防止の
ためのいわゆる巣ごもり生活により、ゲーム市場は拡大傾向にあります。また、政府によるGIGAスクール構想の推
進により、学校のICT環境整備に関連したサポートサービスの需要が増加しております。
一方、ネットサポート事業の関連市場においては、政府によるキャッシュレス化の推進により、QRコード決済
関連不正モニタリング、本人確認手続き(KYC)、アンチマネーロンダリング(AML)や振る舞い検知関連サービス
等の需要が増加しております。また、デバッグ・検証事業同様、巣ごもり生活により、Eコマース(電子商取引)
が拡大しており、規約違反の出品がないかのモニタリング、薬機法や景品表示法等に基づく広告審査、エンドユー
ザーからのお問い合わせ対応等の需要が増加しております。
当社グループにおいては、顧客企業の事業多角化や海外展開、業務プロセスの高度化や複雑化に伴い発生する業
務のアウトソーシング事業者として、「人」によるチェック、テスト、モニタリングや審査等のサービスを提供し
ております。市場において新たなサービスが創出されることにより、デバッグ・検証事業及びネットサポート事業
ともにビジネスチャンスにつながっております。当連結会計年度において、当社ではゲーム開発・運営・パブリッ
シング等の共同事業を行い、収益分配を受けることを目的として、2月に株式会社ビジュアライズと資本業務提携
いたしました。ポールトゥウィン株式会社では、国内デバッグ・検証事業のサービス機能を整理・集約し、顧客企
業に対するサービス力を向上させることを目的として、2月にポールトゥウィンネットワークス株式会社を吸収合
併いたしました。キュービスト株式会社では、グラフィック制作事業の拡大を目的として、10月に株式会社カラフ
ルを子会社化いたしました。PTW International Holdings Limitedでは国内顧客企業のグローバル展開を専門的に
支援することを目的として、2月にPTWジャパン株式会社を設立いたしました。PTW America, Inc.では、グラフィ
ック制作事業の拡大を目的として、10月に1518 Studios, Inc.を設立しました。同社では、グラフィック制作事業
の拡大を目的として、1月に5518 Studios, Inc.から2D・3Dアート、アニメーション、仮想・拡張現実及びプ
ログラミングサービスに関する事業を譲受けいたしました。ピットクルー株式会社では、ネットサポート事業のサ
ービス機能を整理・集約し、顧客企業に対するサービス力を向上させることを目的として、8月にピットクルー・
コアオプス株式会社を吸収合併いたしました。国内拠点と海外10ヵ国18拠点の連携により、デバッグ、ローカライ
ズ、音声収録、ゲーム開発・マーケティング支援、モニタリング、カスタマーサポート等の「ワンストップ・フル
サービス」の提供をグローバルで推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の売上高は26,729,396千円(前年同期比2.3%増)、営業利益は3,217,679千円(同
8.9%減)、経常利益は3,595,725千円(同3.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,119,993千円(同
18.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①デバッグ・検証事業
当事業におきましては、国内外グループ会社の連携を図ることで、国内外ゲームソフトメーカーのグローバル
展開サポートに努め、デバッグ、ローカライズ、カスタマーサポート(海外)、音声収録等のゲームソフトメー
カー向けアウトソーシングサービスの受注拡大を推進いたしました。ゲーム市場では海外現地企業との取引社数
が増加し、ノンゲーム市場では第三者検証サービスの受注が増加いたしましたが、感染症拡大に起因し、一部顧
客企業の業務について停止や後ろ倒しが発生いたしました。ポールトゥウィン株式会社では政府のGIGAスクール
構想に基づく学校ICT化サポート事業者として、タブレット端末のキッティングサービスを受注いたしました。
また、株式会社CRESTでは7月にSteam版「ARIA CHRONICLE – アリアクロニクル -」をリリース後2日で1万ダ
ウンロード以上販売するとともに、10月にAndroid版、12月にiOS版「ヘキサゴンダンジョン:アルカナの石」を
リリースいたしました。なお、第1四半期連結累計期間よりPTWジャパン株式会社(2020年2月3日付で連結子
会社ポールトゥウィン株式会社を分割会社とする新設分割により新規設立)及びエンタライズ株式会社の決算日
を12月31日としたことにより、両社財務諸表の連結財務諸表に対する反映が2月から12月までの11か月間となっ
ております。この結果、デバッグ・検証事業の売上高は20,129,809千円(前年同期比1.3%増)となりましたが、
株式会社CRESTにおける先行投資等により、営業利益は2,647,865千円(同17.7%減)となりました。
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②ネットサポート事業
当事業におきましては、QRコード決済や仮想通貨等のフィンテック関連サービスにおける不正モニタリング、
本人確認手続き、アンチマネーロンダリングや振る舞い検知サービスの受注が増加いたしました。また、巣ごも
り生活によるEコマース拡大により、Eコマースサイトにおける出品物モニタリング、商品やサービスに関する
電話・メール・チャット・チャットボットによるカスタマーサポート(国内)等のアウトソーシングサービスの
受注が増加いたしました。デバッグ・検証事業との営業連携により、ゲーム市場向けのカスタマーサポートの受
注も増加しております。ピットクルー株式会社では政府のGIGAスクール構想に基づく学校ICT化サポート事業者
として、ICT環境整備の設計等のサービスを受注いたしました。この結果、ネットサポート事業の売上高は
6,441,040千円(前年同期比6.6%増)、営業利益は611,603千円(同108.9%増)となりました。
③その他
Palabra株式会社において、今後の映像バリアフリー化時代を見据え、テレビ番組や映画のバリアフリー字幕
や音声ガイド制作のサービスを提供しております。感染症拡大に起因し、映画の新規制作が停滞し受注が減少い
たしましたが、聴覚障害、視覚障害のある方にも映画をはじめとする文化芸術が広く開かれたものであって欲し
いという同社のバリアフリー化推進事業について、12月に「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推
進功労者表彰」における内閣府特命担当大臣表彰「優良賞」を受賞いたしました。アイメイド株式会社において、
医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学等、国内生活手続きをサポートするサービスを提供しております。
この結果、当事業の売上高は158,546千円(前年同期比21.7%減)、営業損失は139,666千円(前年同期は
105,857千円の損失)となりました。
(2)財政状態の概況
①資産の部
流動資産は、前連結会計年度末に比べて2,397,220千円(16.3%)増加し、17,102,548千円となりました。こ
れは、主に現金及び預金が644,377千円、受取手形及び売掛金が834,851千円、その他(前渡金等)が854,929千
円増加したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて228,257千円(7.5%)増加し、3,286,776千円となりました。これは、
主にのれんが213,855千円減少しましたが、ソフトウエアが72,895千円、無形固定資産のその他(著作権等)が
200,142千円、敷金及び保証金が176,811千円増加したこと等によります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて2,625,477千円(14.8%)増加し、20,389,325千円となりま
した。
②負債の部
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,307,105千円(41.5%)増加し、4,454,007千円となりました。これ
は、未払金が342,344千円、未払法人税等が582,657千円、その他(前受金等)が302,837千円増加したこと等に
よります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて36,087千円(12.2%)減少し、260,228千円となりました。これは、
主に退職給付に係る負債が20,269千円増加しましたが、繰延税金負債が61,115千円減少したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1,271,018千円(36.9%)増加し、4,714,236千円となりま
した。
③純資産の部
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1,354,459千円(9.5%)増加し、15,675,089千円となりました。こ
れは、主にその他有価証券評価差額金が115,496千円、為替換算調整勘定が115,543千円減少したものの、親会社
株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が1,665,818千円増加したこと等によります。
(3)キャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べて644,377
千円増加し、11,158,548千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、+2,040,365千円(前連結会計年度は+2,402,118千円)となりました。
主な要因は、税金等調整前当期純利益+3,463,284千円、減価償却費+361,896千円、減損損失+132,440千円、
のれん償却額+273,956千円、保険解約返戻金△124,595千円、売上債権の増加額△910,097千円、未払金の増加
額+414,065千円、未払消費税等の増加額+114,885千円、預り金の減少額△139,420千円、法人税等の支払額△
939,430千円等であります。
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(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、△963,219千円(前連結会計年度は△850,131千円)となりました。主
な要因は、有形固定資産の取得による支出△261,583千円、無形固定資産の取得による支出△343,190千円、投資
有価証券の取得による支出△182,172千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出△153,262千円、
敷金及び保証金の差入による支出△234,337千円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、△468,688千円(前連結会計年度は△416,247千円)となりました。主
な要因は、配当金の支払額△454,174千円等であります。
(4)今後の見通し
2021年1月期においては、感染症拡大の影響を受け、主に第2四半期連結累計期間において一部顧客企業の業務
について停止や後ろ倒しが発生いたしましたが、第3四半期以降については、受注が回復してきております。また、
在外子会社においては、ロックダウン等によりオフィス勤務が困難な状況が続いており、テレワークが常態化し、
現在でも80%以上のスタッフがテレワークにて勤務しております。
ゲーム市場においては、当社グループのコアビジネスとして、グローバル化するゲーム業界に向けたBPOサービ
スのシェア拡大に取り組んだ結果、海外においては、100以上の新規取引先を開拓することができました。また、
国内ではデバッグとカスタマーサポートのクロスセルが着実に増加いたしました。また、株式会社CRESTによるゲ
ーム開発、販売も始まり、新たな収益モデル創出にも取り組んでおります。
ノンゲーム市場においては、第三者検証への取り組み、及び既存サービスノウハウの活用により新たなビジネス
の柱の創出に取り組んだ結果、xTech分野の第三者検証が増加し、また、各種ネットサービスの不正対策ノウハウ
を基に、QRコード決済や各種ポイント付与サービス等における不正対策の業務が増加いたしました。
社内体制については、持株会社を頂点としたグループ一体経営体制への移行を推進し、事業シナジー向上、経営
効率化に取り組んだ結果、子会社について、解散1社、吸収合併2社の統廃合を行い、サービス機能の集約、体制
のシンプル化を図りました。
2022年1月期においては、2月に本社を移転増床し、当社及び中核事業子会社であるポールトゥウィン株式会社
並びにピットクルー株式会社の管理部門及び営業部門のスタッフを集約し、当社グループ内の経営資源を効率的に
活用しダウンサイドシナジーを生み出すとともに、子会社間の連携を促進しクロスセル等のアップサイドシナジー
を発揮してまいります。4月にはキュービスト株式会社、株式会社CRESTのオフィスを移転統合し、メディア・コ
ンテンツ関連事業のシナジー向上を図ります。また、引き続き、事業や経営管理強化のための人材獲得、類似サー
ビスや類似子会社の統合、事業シナジー創出が見込まれるM&Aや資本業務提携にも取り組んでまいります。
世界的に感染症の影響が1年以上続き、生活様式も様変わりしてきており、消費のデジタル化が加速しておりま
す。買い物はEコマースによりネットで行われ、余暇はコンテンツ配信サービスによりゲーム、映画や音楽を楽し
むようになってきている状況の下、セグメントごとの見通しにつきましては、次のとおりであります。
①デバッグ・検証事業
ゲーム市場においては、巣ごもり生活によるゲーム市場の活性化、グローバル化が進んでおります。国内外の
子会社間の連携強化、営業力強化により、デバッグ等のアウトソーシング市場におけるシェア向上を図ります。
また、ノンゲーム市場においては、AI、MaaS、xTech等に関連する第三者検証の大型受注、人材獲得に取り組
んでまいります。キュービスト株式会社、株式会社カラフル、株式会社CRESTでは、ゲームやアニメの開発、配
信、プロモーション等のメディア・コンテンツ関連事業を新たな事業の柱とすべく展開してまいります。
②ネットサポート事業
感染症影響による行動変容により、非対面型サービスとしてのEコマース、非接触型サービスとしてのキャッ
シュレス決済の拡大が続いております。これにより、Eコマースにおける出品物チェック、広告審査、本人確認
手続きやキャッシュレス決済における振る舞い検知、本人確認手続き等の需要が増加しており、これらの不正対
策サービスの受注を推進いたします。ゲーム市場においては、当社グループの中核事業であるデバッグ・検証事
業におけるデバッグやローカライズサービスとネットサポート事業におけるカスタマーサポート(国内)のワン
ストップ受注を推進し、ゲームのカスタマーサポートのシェア向上を図ります。
③その他
Palabra株式会社において、SDGs、今後の映像バリアフリー化時代を踏まえ、映画をはじめとする映像のバリ
アフリー字幕や音声ガイド制作、それらを提供するためのUDCastサービスの開発・運営をしております。また、
アイメイド株式会社において、医療機関で働く外国人人材のビザ取得や就学等、国内生活手続きをサポートする
サービスを提供しております。
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(3657)2021 年1月期 決算短信
以上により、2022年1月期の業績につきましては、売上高30,077百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益
3,452百万円(前年同期比7.3%増)、経常利益3,392百万円(前年同期比5.7%減)、親会社株主に帰属する当期純
利益2,123百万円(前年同期比0.2%増)を見込んでおります。
なお、業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい
ており、その達成を当社として約束するものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により異なる可能
性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年1月31日) (2021年1月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,514,170 11,158,548
受取手形及び売掛金 3,669,689 4,504,541
商品及び製品 8,009 861
仕掛品 63,797 172,920
その他 453,236 1,308,165
貸倒引当金 △3,575 △42,488
流動資産合計 14,705,328 17,102,548
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 878,691 893,190
減価償却累計額 △479,298 △544,376
建物及び構築物(純額) 399,393 348,814
機械装置及び運搬具 23,065 23,081
減価償却累計額 △14,180 △15,860
機械装置及び運搬具(純額) 8,884 7,221
工具、器具及び備品 1,470,181 1,616,860
減価償却累計額 △1,159,574 △1,294,048
工具、器具及び備品(純額) 310,606 322,812
その他 - 15,306
有形固定資産合計 718,885 694,154
無形固定資産
のれん 725,510 511,654
ソフトウエア 153,066 225,961
無形資産 27,229 -
その他 2,395 202,538
無形固定資産合計 908,202 940,155
投資その他の資産
投資有価証券 587,131 654,071
敷金及び保証金 575,098 751,910
繰延税金資産 170,172 195,008
その他 175,423 128,470
貸倒引当金 △76,394 △76,994
投資その他の資産合計 1,431,432 1,652,466
固定資産合計 3,058,519 3,286,776
資産合計 17,763,847 20,389,325
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(3657)2021 年1月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年1月31日) (2021年1月31日)
負債の部
流動負債
短期借入金 10,299 4,540
1年内返済予定の長期借入金 6,536 7,620
未払金 1,725,334 2,067,679
未払費用 158,241 216,301
未払法人税等 387,666 970,324
賞与引当金 30,458 56,339
その他 828,363 1,131,201
流動負債合計 3,146,901 4,454,007
固定負債
長期借入金 41,924 34,365
退職給付に係る負債 76,303 96,572
繰延税金負債 93,066 31,950
その他 85,022 97,340
固定負債合計 296,316 260,228
負債合計 3,443,217 4,714,236
純資産の部
株主資本
資本金 1,237,674 1,239,064
資本剰余金 2,377,916 2,379,899
利益剰余金 10,706,356 12,372,175
自己株式 △169,686 △167,696
株主資本合計 14,152,260 15,823,442
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 163,869 48,373
為替換算調整勘定 △85,133 △200,676
その他の包括利益累計額合計 78,735 △152,303
非支配株主持分 89,633 3,950
純資産合計 14,320,629 15,675,089
負債純資産合計 17,763,847 20,389,325
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(3657)2021 年1月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
売上高 26,120,452 26,729,396
売上原価 18,127,068 18,721,803
売上総利益 7,993,384 8,007,593
販売費及び一般管理費 4,462,172 4,789,914
営業利益 3,531,211 3,217,679
営業外収益
受取利息 2,179 3,335
受取配当金 785 745
為替差益 - 64,718
保険解約返戻金 14,540 124,595
助成金収入 17,887 151,418
債務勘定整理益 6,334 8,645
その他 19,426 32,370
営業外収益合計 61,153 385,829
営業外費用
支払利息 - 2,748
為替差損 82,674 -
持分法による投資損失 24,784 -
その他 11,067 5,034
営業外費用合計 118,526 7,783
経常利益 3,473,838 3,595,725
特別損失
投資有価証券評価損 100,000 -
減損損失 - 132,440
役員退職慰労金 515,525 -
段階取得に係る差損 53,850 -
その他 5,774 -
特別損失合計 675,150 132,440
税金等調整前当期純利益 2,798,687 3,463,284
法人税、住民税及び事業税 969,287 1,455,126
法人税等調整額 41,613 △26,125
法人税等合計 1,010,901 1,429,000
当期純利益 1,787,786 2,034,283
非支配株主に帰属する当期純損失(△) - △85,709
親会社株主に帰属する当期純利益 1,787,786 2,119,993
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
当期純利益 1,787,786 2,034,283
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 151,091 △115,496
為替換算調整勘定 10,022 △115,517
その他の包括利益合計 161,113 △231,013
包括利益 1,948,899 1,803,270
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,948,899 1,888,953
非支配株主に係る包括利益 - △85,682
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,237,642 2,377,651 9,334,880 △170,059 12,780,115
当期変動額
新株の発行 31 31 63
剰余金の配当 △416,311 △416,311
親会社株主に帰属する当期純利益 1,787,786 1,787,786
自己株式の処分 232 373 606
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 31 264 1,371,475 373 1,372,144
当期末残高 1,237,674 2,377,916 10,706,356 △169,686 14,152,260
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算
包括利益
評価差額金 調整勘定
累計額合計
当期首残高 12,778 △95,155 △82,377 - 12,697,738
当期変動額
新株の発行 63
剰余金の配当 △416,311
親会社株主に帰属する当期純利益 1,787,786
自己株式の処分 606
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 151,091 10,022 161,113 89,633 250,746
当期変動額合計 151,091 10,022 161,113 89,633 1,622,891
当期末残高 163,869 △85,133 78,735 89,633 14,320,629
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当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,237,674 2,377,916 10,706,356 △169,686 14,152,260
当期変動額
新株の発行 1,390 1,390 2,780
剰余金の配当 △454,174 △454,174
親会社株主に帰属する当期純利益 2,119,993 2,119,993
自己株式の処分 592 1,989 2,582
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,390 1,983 1,665,818 1,989 1,671,182
当期末残高 1,239,064 2,379,899 12,372,175 △167,696 15,823,442
その他の包括利益累計額
その他の 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算
包括利益
評価差額金 調整勘定
累計額合計
当期首残高 163,869 △85,133 78,735 89,633 14,320,629
当期変動額
新株の発行 2,780
剰余金の配当 △454,174
親会社株主に帰属する当期純利益 2,119,993
自己株式の処分 2,582
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △115,496 △115,543 △231,039 △85,682 △316,722
当期変動額合計 △115,496 △115,543 △231,039 △85,682 1,354,459
当期末残高 48,373 △200,676 △152,303 3,950 15,675,089
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,798,687 3,463,284
減価償却費 346,512 361,896
減損損失 - 132,440
のれん償却額 261,585 273,956
貸倒引当金の増減額(△は減少) △10,745 39,526
賞与引当金の増減額(△は減少) △5,657 27,095
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 6,732 20,269
受取利息及び受取配当金 △2,965 △4,081
保険解約返戻金 - △124,595
助成金収入 - △151,418
支払利息 - 2,748
為替差損益(△は益) 31,751 △5,920
持分法による投資損益(△は益) 24,784 -
投資有価証券評価損益(△は益) 100,000 -
役員退職慰労金 515,525 -
段階取得に係る差損益(△は益) 53,850 -
売上債権の増減額(△は増加) △673,099 △910,097
未払金の増減額(△は減少) 299,976 414,065
未払費用の増減額(△は減少) △36,158 53,547
未払消費税等の増減額(△は減少) 90,891 114,885
預り金の増減額(△は減少) 220,328 △139,420
その他 △143,051 △740,985
小計 3,878,947 2,827,199
利息及び配当金の受取額 3,144 3,791
助成金の受取額 - 151,418
利息の支払額 - △2,613
役員退職慰労金の支払額 △515,525 -
法人税等の支払額 △964,448 △939,430
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,402,118 2,040,365
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △313,448 △261,583
有形固定資産の売却による収入 1,843 -
無形固定資産の取得による支出 △76,693 △343,190
投資有価証券の取得による支出 △304,126 △182,172
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △3,207 △153,262
関係会社株式の取得による支出 △99,864 △64,999
貸付けによる支出 △51,883 △7,828
貸付金の回収による収入 55,903 11,315
敷金及び保証金の差入による支出 △83,256 △234,337
敷金及び保証金の回収による収入 24,601 34,856
その他 - 237,982
投資活動によるキャッシュ・フロー △850,131 △963,219
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - △10,759
長期借入金の返済による支出 - △6,536
株式の発行による収入 63 2,780
配当金の支払額 △416,311 △454,174
財務活動によるキャッシュ・フロー △416,247 △468,688
現金及び現金同等物に係る換算差額 32,465 35,920
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,168,205 644,377
現金及び現金同等物の期首残高 9,345,965 10,514,170
現金及び現金同等物の期末残高 10,514,170 11,158,548
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、ソフトウエア・ハードウエアの品質向上をサポートするために不具合の検出を行うデバッグ・
検証事業及びインターネットの健全な成長をサポートするために種々のコンテンツに含まれる違法有害情
報の検出や不正利用の検出を行うネットサポート事業を主要な事業としております。
したがって、当社は、経営組織の形態とサービスの特性に基づいて、「デバッグ・検証事業」及び「ネ
ットサポート事業」の2つを報告セグメントとしております。
各セグメントの主な業務は、「デバッグ・検証事業」は、デバッグサービス、検証サービス及び翻訳サ
ービスに関する業務を行っております。「ネットサポート事業」は、ネットモニタリングサービス及びカ
スタマーサポートサービスに関する業務を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、第三者間取引価格に基づいております。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結財務
ネット その他
デバッグ・ 合計 (注)2、 諸表計上額
サポート 計 (注)1
検証事業 3、4 (注)5
事業
売上高
外部顧客への売上高 19,874,824 6,043,025 25,917,850 202,602 26,120,452 - 26,120,452
セグメント間の内部売上高
4,908 134,585 139,493 154 139,647 △139,647 -
又は振替高
計 19,879,733 6,177,610 26,057,343 202,756 26,260,099 △139,647 26,120,452
セグメント利益
3,216,249 292,806 3,509,056 △105,857 3,403,199 128,012 3,531,211
又は損失(△)
セグメント資産 13,512,448 2,109,556 15,622,005 282,418 15,904,423 1,859,423 17,763,847
その他の項目
減価償却費 299,268 38,675 337,944 491 338,435 8,076 346,512
有形固定資産及び
313,658 41,124 354,782 58,092 412,875 2,463 415,338
無形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、主に出版・メディ
ア事業、医療関連人材紹介サービス等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額128,012千円には、セグメント間取引消去797,507千円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△669,495千円が含まれております。全社費用は、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント資産の調整額1,859,423千円には、セグメント間債権債務消去△32,074千円、各報告セ
グメントに帰属しない全社資産1,891,498千円が含まれております。全社資産は、主に当社グルー
プの余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等で
あります。
4.減価償却費の調整額8,076千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産の減価償却費でありま
す。
5.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 連結財務
ネット その他
デバッグ・ 合計 (注)2、 諸表計上額
サポート 計 (注)1
検証事業 3、4 (注)5
事業
売上高
外部顧客への売上高 20,129,809 6,441,040 26,570,850 158,546 26,729,396 - 26,729,396
セグメント間の内部売上高
2,577 184,181 186,758 - 186,758 △186,758 -
又は振替高
計 20,132,386 6,625,222 26,757,609 158,546 26,916,155 △186,758 26,729,396
セグメント利益
2,647,865 611,603 3,259,468 △139,666 3,119,802 97,876 3,217,679
又は損失(△)
セグメント資産 15,948,012 2,451,731 18,399,743 450,322 18,850,066 1,539,259 20,389,325
その他の項目
減価償却費 288,306 45,746 334,052 12,470 346,522 15,373 361,896
有形固定資産及び
344,137 10,794 354,931 214,433 569,364 15,507 584,872
無形固定資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、主に出版・メディ
ア事業、医療関連人材紹介サービス等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額97,876千円には、セグメント間取引消去785,225千円、各報告セ
グメントに配分していない全社費用△687,348千円が含まれております。全社費用は、主に報告セ
グメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント資産の調整額1,539,259千円には、セグメント間債権債務消去△16,818千円、各報告セ
グメントに帰属しない全社資産1,556,078千円が含まれております。全社資産は、主に当社グルー
プの余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等で
あります。
4.減価償却費の調整額15,373千円は、各報告セグメントに帰属しない全社資産の減価償却費でありま
す。
5.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 アジア 北米 欧州 合計
19,473,501 459,836 3,565,842 2,621,272 26,120,452
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:千円)
日本 アジア 北米 欧州 合計
345,410 150,932 139,788 82,753 718,885
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上である顧客がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:千円)
日本 アジア 北米 欧州 合計
19,502,003 750,345 4,212,781 2,264,265 26,729,396
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:千円)
日本 アジア 北米 欧州 合計
339,822 142,638 104,421 107,272 694,154
3.主要な顧客ごとの情報
連結損益計算書の売上高の10%以上である顧客がないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
デバッグ・ ネット
その他 全社・消去 合計
検証事業 サポート事業
減損損失 132,440 - - - 132,440
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(3657)2021 年1月期 決算短信
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
デバッグ・ ネット
その他 全社・消去 合計
検証事業 サポート事業
当期償却額 230,789 30,795 - - 261,585
当期末残高 630,557 94,953 - - 725,510
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
デバッグ・ ネット
その他 全社・消去 合計
検証事業 サポート事業
当期償却額 243,160 30,795 - - 273,956
当期末残高 447,497 64,157 - - 511,654
(注)当連結会計年度において、「デバッグ・検証事業」セグメントに係るのれんの減損損失132,440千円を
計上しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
該当事項はありません。
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ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス㈱
(3657)2021 年1月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
1株当たり純資産額 376.01円 413.64円
1株当たり当期純利益 47.24円 55.99円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 47.20円 55.96円
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,787,786 2,119,993
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,787,786 2,119,993
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 37,847,211 37,865,200
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額
- -
(千円)
普通株式増加数(株) 32,980 18,393
(うち新株予約権(株)) (32,980) (18,393)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益の算定に含めなかった -
潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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