3655 ブレインパッド 2020-02-07 15:30:00
2020年6月期 第2四半期決算補足説明資料 [pdf]

2020年6月期 第2四半期
決算補足説明資料


株式会社ブレインパッド
2020年2月7日
INDEX
• はじめに                                   ・・・ P 2
• 会社概要                                   ・・・ P 3
• 2020年1月31日付公表「2020年6月期 連結業績予想の修正」について ・・・ P 9
• 2020年6月期 第2四半期 連結業績ハイライト               ・・・ P 15
• 2020年6月期 第2四半期 単体業績/単体セグメント業績ハイライト     ・・・ P 23
• 再掲:中期経営計画について                          ・・・ P 34
• APPENDIX                               ・・・ P 44




         Analytics Innovation Company        ©BrainPad Inc.   1
はじめに 〜当社が目指すもの〜

                                    創業以来の変わらぬミッション

   “データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる”

  ブレインパッドは、2004年の創業当時から、顧客企業のデータを活用した経営改善を支援してきました。
               ビッグデータ、AI、IoTなど、時代ごとにキーワードは違えど、
     その根底はデータを分析・活用して価値に変え、企業活動に変化と改善をもたらすことです。

     データは蓄積するだけではただのコストです。私たちは、データを価値に変えるために必要な
               分析力(国内随一のデータサイエンティスト数)
         エンジニアリング力(市場No.1製品を自社開発・提供できる技術力)
          ビジネス力(データ活用を支援した企業は業種問わず1,000社超)
               の3つの力を有した、世界でも稀有な企業です。

 世界的に増え続ける人口(減り続ける日本の人口)と、限られた資源、加速する環境変化の中で
          私たちは「データ活用のプロフェッショナル」として、
        ビジネスに、データに基づく高度化とイノベーションを与え、
           世界の持続可能性の向上に寄与してまいります。



     Analytics Innovation Company                    ©BrainPad Inc.   2
会社概要
商号      株式会社ブレインパッド(英文 BrainPad Inc.)            グループ体制
本社所在地   東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル

電話番号    03-6721-7001(代表)                                         株式会社ブレインパッド

設立      2004年3月18日

        2011年9月 東京証券取引所 マザーズ上場
上場      2013年7月 同 市場第一部上場                              100%出資                    100%出資
        (証券コード:3655)

資本金     523百万円(2019年12月31日現在)                         Mynd株式会社                 BrainPad US Inc.

従業員数    307名(連結、2019年12月31日現在)
                                                                                          連結子会社

        代表取締役会長           佐藤 清之輔         (創業者)                                            非連結子会社
        代表取締役社長           草野 隆史          (創業者)
        取締役               安田 誠
        取締役               石川 耕                   認証
        取締役               塩澤 洋一郎
役員      取締役               関口 朋宏
        社外取締役             佐野 哲哉                                                    認証・制度
        社外取締役             牛島 真希子                                                   ISO(JIS Q) 27001
        常勤社外監査役           鈴木 晴夫
        社外監査役             山口 勝之                  JIS Q 15001         認証の登録範囲は、Webレコメンデーションならびに
                                                                     広告配信技術、データ分析技術を利用したSaaS
        社外監査役             大久保 和孝                 認証番号:10822646
                                                                     サービスです。

主な      ・一般社団法人データサイエンティスト協会
加入団体    ・一般社団法人日本ディープラーニング協会


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データ活用をトータルに支援するブレインパッドのビジネス領域
データを活用して顧客企業の経営改善を支援する当社の事業領域は、以下の4つのフィールド
(象限)で表すことができ、その中で、3つのタイプの事業を展開しています。




  ※




  ※デジタル:デジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる領域の中でも、これまでWebマーケティングと呼ばれていた、デジタルマーケティングへの改革・支援を中核とした領域


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 アナリティクス事業
 データサイエンティストという専門人材によるデータ解析/コンサルテーションや、
 データ解析ロジックを組み込んだシステム実装を、業務受託型で行う事業です。

直近の収益構造(2019年6月期連結実績)                                             特徴、強み

・顧客の経営課題に合わせて
                                                                  ・業界随一の規模を誇るデータサイエンティスト組織
                                                 ・売上原価の大部分は
 プロジェクト単位で受注                                      社員人件費
                                     コスト                          ・特定業種に特化せず、幅広い業種に対する支援実績
・プロジェクト期間は、                        13.7億円
                                                 ・その他は、サーバー代や、
 数か月~数年まで様々、
                          売上高                                     ・AIなどの先進技術や、統計科学・数理工学などを、
 プロジェクト体制も、                                       ソフトウェア利用料等
 数名~10名近くまで様々           23.9億円                                     実際のビジネスへ適用できるノウハウ
・フロー型売上高として集計                                                     ・業界でもいち早く新卒採用を開始し、毎年十数名の
 しているが、数ヶ月ごとに                         利益
                                                 セグメント利益率42.6%
 契約更新し、長期にわたり                      10.2億円                          新卒を育成し続けることのできる組織力
 支援している企業も多い



代表的なサービス

     マーケティングアナリティクス                            機械学習やAIを用いた業務プロセスの最適化        データ活用人材の育成、組織・体制の整備

          ・分析による顧客構造理解                                ・サプライチェーンの最適化               ・データ活用組織・体制の
          ・顧客育成のための戦略立案                                (配送・配車,人員配置,需要予測等)          整備や立ち上げ
          ・リソース(時間・コスト)の                              ・製造プロセスの最適化                 ・データ活用人材や
           最適配分                                        (不良品検出,歩留まり改善等)             データサイエンティストの
          ・マーケティングシステム構築                              ・不正取引の検知                     育成メソッドを組み合わせた
          ・施策の効果測定                                    ・AIを活用したロジック開発               カスタマイズプログラムの提供
                       ほか                             ・深層学習を用いた画像解析 ほか                           ほか




                Analytics Innovation Company                                             ©BrainPad Inc.   5
 ソリューション事業
 データを活用したCRM改善やマーケティングを自動化する場合に必要となる海外製システムや、
 機械学習による予測システムのライセンス販売と、ビッグデータ分析環境の構築を行う事業です。

直近の収益構造(2019年6月期連結実績)                                                                        特徴、強み

・月額利用料や保守料から                                           ・売上原価の大部分は                            ・ベンダーフリーの立場で、顧客ニーズに合わせた
 なるストック型売上高に比べ、                                         ライセンスの仕入高、                            柔軟なシステム選定が可能
 一括計上型のライセンス売上                                          受託開発に要した外注費等
 や開発売上、人的支援売上                            コスト
                                                       ・開発作業等には外注を利用
                                                                                             ・独自性の強い海外ツールを目利き・選定。日本国内
 からなるフロー型売上高の                  売上高      13.3億円
                                                        し、利益率をコントロール                          では当社のみが取り扱っているツールも多数
 ほうが成長スピードが大きい                 18.2億円
                                                       ・3事業の中では仕入・外注費率                       ・過去の豊富な実績をふまえ、データ利活用のために
・大型のライセンス販売や
                                                        が最も高い
 開発案件、人的支援案件                              利益                                                  最適な分析環境やツールの提案が可能
 の受注があると、一気に                                           セグメント利益率27.1%
                                         4.9億円
 フロー型売上高が増加



代表的な取扱製品

マーケティングオートメーション   デジタルコンシューマー・      ダイナミックセグメンテーション                      オールインワン機械学習            統計解析・ビッグデータ                    ロボティック・プロセス・
プラットフォーム
                                                      拡張分析ツール                                                   クラウドプラットフォーム
                  インテリジェンス          システム                                 プラットフォーム               加工システム                         オートメーション




Probance          Brandwatch        exQuick           BrainPad VizTact   SAP®                   WPS Analytics   Microsoft      ブレインロボ
                                                                         Data Intelligence
機械学習により顧客ニー       業界最大級のデータとAI      データやファイルを統合的      機械学習とビジュアル分
                                                                         データの管理・収集・加工、
                                                                                                SAS言語で記述されたプ    Azure          (BrainRobo)
ズを予測し、パーソナライ      を搭載した次世代マーケ       に管理し、データ抽出やレ      析を組み合わせてパターン                              ログラム実行とデータ操作
                                                      やルールを発見し、意思        機械学習モデルの作成・            が可能             ビッグデータ活用に必要な   人が行う業務を自動化・
ズコミュニケーションを実現     ティングリサーチプラット      ポーティングを得意とする
                                                      決定をサポート            管理・運用の機能を全て                            一連の機能をクラウド上で   効率化するロボティック・プ
するMAプラットフォーム      フォーム              システム
                                                                         搭載したプラットフォーム                           提供             ロセス・オートメーション

                                                                                               自社製品        当社が国内唯一の販売代理店である製品          その他


                     Analytics Innovation Company                                                                              ©BrainPad Inc.   6
 マーケティングプラットフォーム事業
 デジタルマーケティング領域において、自社開発のレコメンドアルゴリズムや自然言語処理機能
 などを搭載した独自性の強い製品を自社開発し、SaaS形式で顧客へ提供している事業です。

直近の収益構造(2019年6月期連結実績)                                                         特徴、強み

・自社開発製品を月額課金型                                                                ・ DMP市場のトップクラス製品である「Rtoaster」を
 で利用いただいている                                                                    開発・提供(トラッキング数30億、アイテム数2億点)
 (売上高の大部分が、                                        売上原価の大部分は
  「Rtoaster」関連の売上)                                 自社開発製品運用のための              ・分析会社ならではの高精度な自社開発アルゴリズムを
                                       コスト
・解約がない限りは、売上が               売上高      11.3億円
                                                   サーバー費用や、                   製品化
                                                   製品開発のための人件費
 積み上がるストック型の               14.5億円
 ビジネスモデル                                                                     ・他社製品とはベンダーフリーに連携可能であり、
                                                                              プライベートDMPである「Rtoaster」を中心に据えた
・一部、カスタマイズ開発や
 導入コンサルティング費用                           利益                                    デジタルマーケティングの実行が可能
                                                   セグメント利益率22.4%
 がフロー型売上高となる                          3.2億円
                                                                             ・運用型広告領域の新製品開発・立ち上げにチャレンジ中


代表的な取扱製品・サービス(全て自社開発製品)

レコメンドエンジン搭載     運用型広告入稿支援                         AI型ウェブ広告        運用型広告に関する
                                  広告運用支援ツール                                       自然言語処理エンジン    マッチングエンジン
プライベートDMP       ツール                               運用ソリューション       プロフェッショナルサービス




Rtoaster        AdPencil          AdNote          FUSE LIGHT      インハウス化支援サービス   Mynd plus     Conomi
多彩なマーケティングアク    手間のかかるウェブ広告の      シミュレーションによる着地   ウェブ広告の運用業務を     長年の当社の広告運用      人工知能・機械学習・統   収集・蓄積したデータを活
ションをデータから実現でき   入稿作業を、AI技術を用      予測から予算配分/調      最先端AIにより全自動化、   の知見と自社開発製品を     計学技術を駆使してテキ   用して、独自のアルゴリズ
る、DMP市場のトップクラ   いて簡単な操作での自動       整を自動化する広告運      オペレーションレスにウェブ   活用し、広告運用の内製     ストデータを解析      ムでヒト・モノを複合的に
ス製品             化を実現              用の支援ツール         広告の配信が可能        化を支援するサービス                    マッチング




                   Analytics Innovation Company                                                                ©BrainPad Inc.   7
主なクライアント
これまでに当社との取引実績があり企業名等の公表を許可いただいている、または、
プレスリリースやメディア掲載等で取引実績のあることが公知となっている顧客を抜粋したものです。
                                                            (2020年2月7日現在、敬称略、順不同)
            グーグル合同会社、ヤフー㈱、ニフティ㈱、GMOリサーチ㈱、㈱大塚商会、CCCマーケティング㈱、㈱アイスタイル、㈱インタースペース、
情報・通信       エアロセンス㈱、㈱エイトレッド、オーエムネットワーク㈱、㈱クラウドワークス、㈱JR東日本ネットステーション、スターフェスティバル㈱、
            ダイワボウ情報システム㈱、トレンドマイクロ㈱
電気機器        三菱電機㈱
化学          ライオン㈱、コーセープロビジョン㈱、㈱ファンケル、㈱富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー
医療・製薬       バイエル薬品㈱、メディカル・データ・ビジョン㈱
            ㈱ローソン、㈱髙島屋、㈱TSUTAYA、㈱ゲオ、㈱I-ne、アスクル㈱、エノテカ㈱、㈱オークローンマーケティング、㈱オートバックスセブン、
小売・流通・卸売    貝印㈱、㈱コナカ、㈱自由が丘フラワーズ、㈱セレクトスクエア、全日空商事㈱、㈱そごう・西武、㈱タイムマシン、ディーゼルジャパン㈱、
            ㈱ディノス・セシール、㈱ドラマ、西川㈱、㈱バロックジャパンリミテッド、㈱ピーチ・ジョン、㈱B4F、㈱フェリシモ、㈱ロッピングライフ、㈱ワコール
            ㈱すかいらーくホールディングス、味の素㈱、キリン㈱、キユーピー㈱、日本コカ・コーラ㈱、㈱明治、アサヒビール㈱、UCCホールディングス㈱、
食料品・飲食
            森永乳業㈱、キッコーマン㈱、シダックス㈱、日本たばこ産業㈱
            SMBC日興証券㈱、みずほ証券㈱、㈱横浜銀行、㈱山口フィナンシャルグループ、㈱ジェーシービー、大和証券㈱、松井証券㈱、
銀行・証券・カード
            ㈱三菱UFJ銀行、㈱新生銀行、三井住友信託銀行㈱、㈱伊予銀行、㈱オリエントコーポレーション、ポケットカード㈱
教育・人材・      ㈱ベネッセコーポレーション、パーソルキャリア㈱、㈱マイナビ、㈱リクルートスタッフィング、エン・ジャパン㈱、㈱ビズリーチ、㈱MS-Japan、
コンサルティング    テクノプロ・ホールディングス㈱、㈱ディスコ、㈱日経HR、学校法人河合塾、㈱Z会、㈱パソナテック、エキスパートスタッフ㈱
航空・鉄道・運輸・   日本航空㈱、全日本空輸㈱、九州旅客鉄道㈱、㈱日本旅行、ヤマト運輸㈱、ゆこゆこホールディングス㈱、㈱旅工房、
旅行・ホテル      ヒルトン・ワールドワイド、㈱プリンスホテル
            八千代エンジニヤリング㈱、ミサワホーム㈱、大東建託㈱、積水ハウス㈱、野村不動産アーバンネット㈱、
建設・住宅
            三井不動産レジデンシャルリース㈱
            NIKKEI STYLE、㈱WOWOW、ぴあ㈱、㈱朝日新聞社、㈱セガホールディングス、㈱セガゲームス、㈱フジテレビジョン、
メディア・広告・
            ㈱読売新聞東京本社、㈱JTBパブリッシング、㈱博報堂プロダクツ、スターツ出版㈱、㈱デルフィス、ビーコンコミュニケーションズ㈱、
エンタテインメント
            ㈱J-WAVE I
その他サービス     ㈱さとふる、㈱アニスピホールディングス、㈱イタミアート

            Analytics Innovation Company                                   ©BrainPad Inc.   8
2020年1月31日付公表
「2020年6月期 連結業績予想の修正」
について
当期の業績予想の前提(期初に発表した内容)                                                           再掲
                                                                            (百万円未満切り捨て)
                                                                            親会社株主に帰属
                                   売上高               営業利益       経常利益        する当期純利益

 2019年6月期 実績                           5,676          1,184      1,213         880
 2020年6月期 期初予想                         6,800          1,200      1,220         900
 増減率(%)                            19.8%              1.3%       0.5%         2.2%

【利益成長がいったん停滞する主因】
                                                                                                 こ
                                               データ活用領域の人材獲得競争の激化から、当社が                 と         れ
    人材採用・育成への                                  必要とする人材確保が遅れている部分がある。                   し         ら
1
    リソース配分増加                                   その遅れを取り戻すべく、人材採用・育成に人的・
                                               金銭的なリソース配分を増やしていく計画としている。
                                                                                       て
                                                                                       、
                                                                                                 の
                                                                                                 投
                                                                                       約         資
                                               退職率は下げ止まっているが、既存社員のリテンションと                        に
                                               採用効率改善の両面において、インセンティブプランを
2   給与体系の見直し                                   含む給与体系の見直しを計画している。
                                                                                     億
                                                                                     7
                                                                                       円
                                                                                                 よ
                                                                                                 る
    と組織再編                                      また、総合力をより発揮させるための大規模な組織再
                                               編を実施済であり、その定着化にも時間と労力をかける
                                                                                         を       コ
                                                                                           計     ス
                                               計画としている。
                                                                                             画   ト
                                                                                                 増
                                               今後の増員を見据え、本年10月よりサテライトオフィス
3   オフィス環境への投資                                 (JR東急目黒ビル)の稼働を開始。
                                               ファシリティ関連費用の増加を計画している。


        Analytics Innovation Company                                          ©BrainPad Inc.         10
3つの投資の進捗状況
前頁のとおり、当期の利益成長がいったん停滞するのは、3つの投資によるコスト増が主因ですが、
その投資の進捗および今後の見通しは、以下の通りです。

                                       ●予定通り投資が進んだ/進む予定   ▲予定通りには投資が進まなかった

   投資内容                              上期の進捗                下期の見通し
人材採用・育成への                  ▲1Qは新組織の定着化に注力         ●1-2月の入社人数が増加。
リソース配分増加                    した結果、採用活動が弱まり、        ●3月以降の入社予定も
                            増員数は低調に終わる。            増えてきており、期末目標人数
                           ●2Qより採用活動が改善、           (368名)の達成に向けて、
                            3Q以降の入社が増加。            採用投資を加速。
給与体系の見直しと                  ▲昇給は年2回(8月・2月)であり、 ●2月の昇給により、
組織再編                        であり、昨年8月の昇給は実施済。   社員人件費の増加が進む。
                           ●昨年7月に大規模な組織再編を
                            実施済。
オフィス環境への投資                 ●昨年10月より、予定通り                  ―
                            サテライトオフィスが稼働。             追加の大規模投資は
                            賃料等が増加。                    予定していない

                                             現時点の従業員数の進捗は次頁を参照

      Analytics Innovation Company                                ©BrainPad Inc.   11
従業員数の推移(単体)
2Q以降の採用活動の巻き返しにより、1月以降の入社が増加しており、
本日(2020年2月7日)時点の従業員数は、318名に増加。
3月以降も中途採用の入社予定が増えてきているのに加え、                                                       本日時点では、318名
4月には、新卒24名の入社も控えている。                                                              (2020年2月7日時点)


       名                                 従業員数の内訳(単体)                                   期末目標人数は変更なし
 400                                                                       368
                                                                                      新卒内定者24名を含む
                                       16.1%増                    318                  (データサイエンティストや機械学習
                                                303     304
                        20.3%増                                              91         エンジニアなど半数以上はアナリ
 300
                                       261       24                                    ティクス事業系の人材)
           22.6%増                                        63
                         217            24                                             当期初の組織再編により、
                                                 86                         81         各セグメントから42名が
 200        177           33            73               69                            「その他」(本社費)に異動
                                                 55                         53
            42            62                             48
                                        48                                           その他
            44
 100                      42                                                         マーケティングプラットフォーム事業
            29                                  138                        143
                                       116              124                          ソリューション事業
            62            80
                                                                                     アナリティクス事業
  0
           2016年        2017年         2018年     2019年   2020年    2020年    2020年
           6月期末         6月期末          6月期末      6月期末    6月期2Q   2月7日時点    6月期目標
                                                                         セグメント修正済

                 Analytics Innovation Company                                                      ©BrainPad Inc.   12
第2四半期連結累計期間(上期)の利益上振れの概要
                                                            上期業績予想との比較(利益面)
8,000 百万円 上期業績予想との比較(売上高)               1,500 百万円



6,000
                     ほぼ計画どおり            1,000          +25.1% ~ +37.2%


4,000

                                         500
2,000
        3,200                   3,191                                    625 638
                                                500 510                                508
                                                                370
   0                                       0




                                                                当期純利益




                                                                                         当期純利益
                                                営業利益


                                                         経常利益




                                                                         営業利益


                                                                                経常利益
        期初予想                      実績




                                                          期初予想                  実績
<利益面の上振れ理由>
 上期の中途採用に遅れが生じ、中途採用社員の人件費・人材採用費の一部が未使用に
  終わったため、営業利益・経常利益を上方修正。
 投資有価証券の一部売却による特別利益計上の影響により、当期純利益を上方修正。

         Analytics Innovation Company                                            ©BrainPad Inc.   13
2020年1月31日付公表
「2020年6月期 連結業績予想の修正」 について
                                                            通期業績予想との比較(利益面)
8,000 百万円 通期業績予想との比較(売上高)               1,500 百万円

                                                        +6.6% ~ +7.8%

6,000
                                        1,000


4,000
        6,800                   6,800           1,200 1,220             1,280 1,300
                  修正なし                   500                                             970
                                                                900
2,000



   0                                       0




                                                                当期純利益




                                                                                          当期純利益
                                                 営業利益


                                                         経常利益




                                                                         営業利益


                                                                                 経常利益
        期初予想                   修正予想




                                                          期初予想                  修正予想

<通期の利益予想について>
 上期に中途採用の遅れがあったことを加味し、上方修正。
 上方修正額が限定的なのは、下期からは昇給による社員人件費の増加が本格化すること
  に加え、期末目標人数に向けて採用投資をさらに加速させるため。

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2020年6月期 第2四半期
連結業績ハイライト
3期比較(連結売上高:四半期別/セグメント別)
当期2Qは、これまでに入社した人材の戦力化により、市場の強い需要を確実に取り込み、
前年同四半期比+27.1%の増収、かつ、3事業ともに増収となった。


                                                                                         マーケティングプラットフォーム事業
                四半期別売上高                                                                  ソリューション事業
                                                                       セグメント別売上高
        百万円                                                   百万円
6,000                 5,677                           6,000             5,677            アナリティクス事業
                                                 4Q
                                  +27.1%
5,000                                            3Q   5,000
         4,332        1,635                                    4,332    1,454
                                                 2Q
4,000                                            1Q   4,000
         1,222                       3,191                     1,325                             3,191
                      1,533                                             1,826
3,000                                                 3,000                             2,510
                                                                                                     799
         1,138                       1,639                                      1,971
2,000
                                                               1,407                     696
                                                      2,000
                      1,342                                                                       1,039
         1,048                                                                   635
                                                                                         823
1,000                                                 1,000             2,397    639
                      1,168          1,551                     1,600                              1,352
          923                                                                    697     990
   0                                                     0
          2018年       2019年          2020年                     2018年    2019年   2018年   2019年     2020年
          6月期          6月期          6月期2Q                       6月期     6月期     6月期2Q   6月期2Q    6月期2Q




                  Analytics Innovation Company                                                  ©BrainPad Inc.   16
3期比較(連結営業利益:四半期別/セグメント別)
営業利益は、売上高に追随して伸長しているのに加え、
中途採用の遅れにより採用関連費用の消費が進まなかったことが、利益を押し上げた。
その一方で、新人事制度により上期業績に伴う賞与引当金を計上した結果、
前年同四半期比+28.7%の増益となった。3事業ともに増益。
                                                                                                  アナリティクス事業
                                                                                                  ソリューション事業
                                                                                                  マーケティングプラットフォーム事業
                四半期別営業利益                               百万円            セグメント別営業利益                  本社費
1,400 百万円                                           1,250
                                               4Q
                     1,185                                            1,021        期初の組織再編をふまえた
1,200                                          3Q   1,000                         前年同四半期セグメント利益
                                               2Q                                   の修正を次頁にて説明               661
                                                      750
1,000                  293      +28.7%         1Q
                                                             560
                                                                          495                    444
                                                      500       322         326                                303
                                                              301                                  270
 800                                                                                 167             240         278
        585                           625             250                              92
                       406                                                               83
 600                                                    0
        166                           312
 400                                                 -250
                                                                                          -135
        207            278
                                                     -500
 200                                                                                                  -468
        160                           314            -750
                       208                                         -598       -657                                   -617
   0     51
                                                    -1,000
        2018年        2019年          2020年
                                                              2018年       2019年       2019年       2019年         2020年
        6月期           6月期           6月期2Q
                                                               6月期        6月期         6月期2Q       6月期2Q        6月期2Q
                                                                                                   修正

                Analytics Innovation Company                                                               ©BrainPad Inc.   17
3期比較(連結営業利益:四半期別/セグメント別)の補足
当期初(2019年7月)に、各セグメントに分散していた営業機能・マーケティング機能を集約する
大規模な組織再編を実施。
これに伴い、
 当期より、営業・マーケティング関連費用を                                                                アナリティクス事業
                                                                                      ソリューション事業
  各セグメントに配賦しない方法に                                                                     マーケティングプラットフォーム事業
  変更しているため、            百万円                                セグメント別営業利益                  本社費
                    1,250
  当期2Qの本社費が増加。                                            1,021           前期に発表      前期2Q利益を
                    1,000
  その分、各セグメント利益が良化。                                                         した2Qの
                                                                          決算数値
                                                                                      当期同様の
                                                                                     方法により修正     661
                                          750    560
 前期との比較をしやすくするため、                        500
                                                              495                    444
                                                    322         326                                303
  前期2Qのセグメント利益を                           250
                                                  301
                                                                         167
                                                                                       270
                                                                                         240         278
                                                                           92
  当期同様の方法により修正。                                                              83
                                            0
  (右記赤枠部分)
                                         -250
                                                                              -135
                                         -500
                                                                                          -468
※これ以降の頁についても、                            -750          -598       -657                                   -617
 前期2Qのセグメント利益は                          -1,000
 右記と同様の形式で記載。                                     2018年       2019年       2019年       2019年         2020年
                                                   6月期        6月期         6月期2Q       6月期2Q        6月期2Q
                                                                                       修正

         Analytics Innovation Company                                                          ©BrainPad Inc.   18
3期比較(連結経常利益、当期純利益:四半期別)
前述の営業利益と同じく、連結経常利益も増益。
なお、営業利益・経常利益ともに、当期1Qに比べて2Qの増益率が小さいのは、
案件の大型化により利益率が高い水準で安定し始めたのが前期2Q以降であることと、
新人事制度により、当期より、上期業績に伴う賞与引当金を計上しているため。
当期純利益の増益率が大きいのは、投資有価証券の一部売却による特別利益計上の影響。

         百万円       四半期別経常利益                                  百万円     四半期別当期純利益
 1,400                                               1,400
                         1,214                  4Q                                          4Q
 1,200                                          3Q   1,200                                  3Q

 1,000
                          309         +28.7%    2Q                                          2Q
                                                     1,000             881
                                                1Q                             +49.9%       1Q
  800
           596                            638         800
                                                                       259
                          409
  600                                                 600                        508
           172                            318                  407
  400                                                                  283
                          281                         400
           209                                                 117               291
  200                                                 200      144     192
           162                            320
                          215                                  111               217
    0       53                                                         147
                                                        0       35
          2018年          2019年          2020年                 2018年    2019年    2020年
           6月期            6月期           6月期2Q                  6月期     6月期      6月期2Q


               Analytics Innovation Company                                             ©BrainPad Inc.   19
連結損益の状況

                                                             (単位:百万円)

                              2019年           2020年
                                                          増減額       増減率       昇給による社員人件費の上昇と、
                              6月期2Q           6月期2Q
                                                                              案件の大型化・長期化に伴う外注費用の
売上高                              2,510         3,191        681     27.1%     増加により、売上高の増加率に比べ、
                                                                              売上原価の増加率が高くなった
売上原価                             1,285         1,686        401     31.2%
売上総利益                            1,224         1,505        280     22.9%
販管費                                 738          879        141     19.1%
                                                                              採用関連費用、広告宣伝費など、
営業利益                                486          625        140     28.7%     想定よりも費消できていない部分があり、
営業外収益                                    10       13            3   31.9%     販管費の増加率は限定的

営業外費用                                    0            1         0   93.2%
経常利益                                496          638        142     28.7%
特別利益                                     0        98        98 48846.8%
                                                                              保有投資有価証券の一部を売却したこと
特別損失                                     -        -             -         -   により、投資有価証券売却益
税金等調整前当期純利益                         496          736        240     48.4%     (特別利益)として98百万円を計上

法人税等合計                              157          228        71      45.1%
当期純利益                               339          508        169     49.9%
非支配株主利益                                  -        -          -            -
親会社株主に帰属する当期純利益                     339          508        169     49.9%



          Analytics Innovation Company                                                    ©BrainPad Inc.   20
 連結財政状況
                                                                               (単位:百万円)

               2019年       2020年                                                          譲渡制限付株式報酬
                                        増減額       増減率                 主な増減要因
              6月期末         6月2Q末                                                          制度導入に伴う
                                                                                          長期前払費用の増加、
資産              3,868        4,513          645   16.7%
                                                                                          サテライトオフィスの
                                                          ・現金及び預金              +395       差入保証金の発生、
      流動資産      3,232        3,626          394   12.2%   ・仕掛品                  +35       投資有価証券の増加
                                                          ・流動資産その他              ▲35       など
                                                          ・投資その他の資産            +154
                                                          ・有形固定資産(建物附属設備など)     +76
      固定資産         636         887          251   39.6%   ・無形固定資産その他            +38
                                                          ・ソフトウエア               ▲13
                                                                                          サテライトオフィス開設
負債              1,179          937          -241 -20.5%                                   に伴う投資など
                                                          ・未払費用                 +25
                                                          ・買掛金                  +12
                                                          ・賞与引当金                ▲89
      流動負債      1,111          852          -260 -23.4%   ・前受収益                 ▲82
                                                          ・流動負債その他              ▲58
                                                          ・未払金                  ▲38
                                                          ・未払法人税等               ▲31


      固定負債           67          86          18   27.3%   ・資産除去債務               +23       譲渡制限付株式報酬
                                                                                          制度の導入、過去の
                                                          ・利益剰余金               +508
                                                                                          新株予約権の行使に
純資産             2,689        3,576          887   33.0%   ・資本金                 +191
                                                                                          よる払込
                                                          ・資本剰余金               +191

自己資本比率          69.4%        79.2%


             Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   21
連結キャッシュ・フローの状況
                                                                                   (単位:百万円)

                                2019年        2020年
                                                                 2020年6月期2Qの主な内訳
                                6月期2Q        6月期2Q

                                                      ・税金等調整前当期純利益                   +736
                                                      ・減価償却費                          +87
                                                      ・未払費用の増加                        +24
                                                      ・仕入債務の増加                        +14
                                                      ・法人税等の支払額                      ▲264
営業CF                                   244      268
                                                      ・投資有価証券売却益                      ▲98
                                                      ・賞与引当金の減少                       ▲89
                                                      ・前受収益の減少                        ▲82
                                                      ・未払金の減少                         ▲49
                                                      ・たな卸資産の増加                       ▲35
                                                      ・投資有価証券の売却                      +99
                                                      ・有形固定資産の取得                      ▲78
投資CF                                   -74     -169   ・無形固定資産の取得                      ▲76
                                                      ・投資有価証券の取得                      ▲60
                                                      ・差入保証金の差入                       ▲54


財務CF                                    ー       296   ・新株予約権の行使による株式発行               +297


現金および現金同等物の増減額                         170      395
現金および現金同等物の残高                      1,437      2,472


        Analytics Innovation Company                                                  ©BrainPad Inc.   22
2020年6月期 第2四半期
単体業績/単体セグメント業績ハイライト
  アナリティクス事業(単体)3期比較
  データ活用意欲の高まりを受けた案件の大型化・長期化が進み、
  売上高は前年同四半期比+36.6%。
  組織再編後の適正な利益率は、40%~45%と考えている。
  当期2Qのセグメント利益率の向上は、付加価値の高いプロジェクトの受注が進んでいるため。


                  四半期別売上高                                 百万円           四半期別セグメント利益
        百万円
3,000                                                 1,200                                            60.0%
                                                 4Q                               +48.9%                   4Q
                                                                         1,021             48.9%
                     2,397                       3Q
                                                                                                           3Q
2,500                                                 1,000                       44.8%                50.0%
                                 +36.6%          2Q
                                                                         273 42.6%                         2Q
2,000                 724                        1Q    800      35.0%                                  40.0%
          1,600                                                                            661             1Q

1,500
                                     1,352             600      560                                        利益率
                                                                                                       30.0%
          443                                                            338       444
                      682
                                                                145                        346
1,000                                 719              400                                             20.0%
          459
                      545                                       197      243       262
 500      360                                          200                                             10.0%
                                      633                       125                        315
          338         445                                                167       182
   0                                                     0
                                                                 93                                    0.0%
          2018年      2019年           2020年                      2018年    2019年    2019年    2020年

          6月期         6月期           6月期2Q                       6月期      6月期     6月期2Q修正   6月期2Q



                  Analytics Innovation Company                                                 ©BrainPad Inc.   24
  アナリティクス事業(単体)売上ー顧客数推移
      当期2Qは、四半期あたり過去最高水準の売上高を確保。
      案件の大型化・長期化により、1顧客あたりの売上高の拡大が一層進んでいる。


      百万円                                                                                                                               顧客数
800                                                                                                                                      80
             売上高             顧客数
700                                                                                                                                         70
                      60                                                                                     724         719
                 58                                                                                    682
600         55                                                                       55                                                     60
                                         53    53                              52                                  633
                                                               51
                                   49                     49        48
500                                                                                       46                                                50
                                                     41                   42                        545 55
       38                    37
400                                                                                  459 443 445 46                                         40
                                                                                                             45

300                                                                            360             36                        37                 30
                                                                         338                                       35
                                                               305 306
                                        280          267 249
200                                                                                                                                         20
                                  220
      198 205 204                             204
                      177 161
100                                                                                                                                         10

 0                                                                                                                                          0
       1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q

        2015年6月期               2016年6月期               2017年6月期            2018年6月期              2019年6月期             2020年6月期


                      Analytics Innovation Company                                                                         ©BrainPad Inc.   25
ソリューション事業(単体)3期比較
 売上高は、ストック型売上高に繋がるソフトウェアライセンス販売や、データ分析環境構築案件等
 の受注が好調に推移したことにより、前年同四半期比+26.2%。
 利益面も、売上伸長に追随して増加したが、利益率が高めの分析ソフトウェアの導入支援案件
 の売上割合が低下したことにより、当期1Qに比べ、セグメント利益率は低下。
 なお、組織再編後の適正な利益率は、30%~35%と考えている。

                                                       百万円         四半期別セグメント利益
        百万円      四半期別売上高                             600                                              40.0%
2,500
                                                                                        +12.5%           4Q
                                                4Q
                                  +26.2%                            495
                                                3Q                                                        3Q
2,000                 1,826
                                                2Q                            32.8%                   30.0%
                                                                                                         2Q
                                                                    131                  29.2%
         1,407                                  1Q   400
                        544                                               27.1%                           1Q
1,500                                                                                     303
                                                      21.4% 301
                                     1,039                                        270                    利益率
                                                                                                      20.0%
          441                                                       136
1,000                   458                                  101                          137
          327                          510           200                          155
                        438                                  69     135                               10.0%
 500
          357
                                       529                   97                           167
          282           385                                         92            114
   0
                                                      0      34                                       0.0%
         2018年        2019年           2020年                2018年   2019年      2019年      2020年
         6月期           6月期           6月期2Q                   6月期    6月期     6月期2Q修正      6月期2Q


                 Analytics Innovation Company                                                    ©BrainPad Inc.   26
  ソリューション事業(単体)売上ー顧客数推移
  当社が取り扱う他社製機械学習ソフトウェアのリブランドに伴い、同ソフトウェアのライセンス販売や
  それに付随する導入支援案件の新規受注が低調となったことなどにより、当期1Qに比べて
  フロー売上高が減少した。
                            ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など
                            フロー型売上:開発売上、人的支援売上など
      百万円                   顧客数                                                                                  195 198 192 195                     顧客数
600                                                                                            188         186
                                                                                         183                                                          200
                                                                                   172               175
                                                                             158
500                                                                    153                                             336
                                                            142 146                                                          302
                                                                                                                                   282
                                                                                                                                                      150
                                           124 127 127                                                           275
400                                                                                            276         269
                                    108
                              101                                                                    222
                  90 91                                                224
300                                                                                211
                                                                 182                     178                                                          100
            74
       65                                                                    136
                        145
200         145                            140 150 141 120
                  104                                                                                                        227 228
                                     89                                                                                208
                               77                                                                          183                                        50
       65                                                                                      166 164 169
100                                                              151 148 146 146 149
                   123 109 110 110 114 119 125
       108 109 117

 0                                                                                                                                                    0
       1Q   2Q    3Q     4Q    1Q    2Q     3Q    4Q   1Q   2Q   3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q     0
                                                                                                                                         3Q    0
                                                                                                                                              4Q

         2015年6月期                 2016年6月期              2017年6月期               2018年6月期                2019年6月期                2020年6月期

                        Analytics Innovation Company                                                                                ©BrainPad Inc.    27
データ活用・分析環境構築領域のプレスリリース
山口フィナンシャルグループ傘下の3銀行のデータを
クラウド(Microsoft Azure)上で一元収集・活用する統合データベースを構築     2019/12/13
山口FG傘下の3銀行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)の顧客情報等を、一元的に収集・活用する
「統合データベース」を、日本マイクロソフト株式会社とともに「Microsoft Azure」上に構築。

複数の銀行のデータを統合し、パブリッククラウドのPaaSを活用したデータ活用基盤の構築は、
地方銀行では国内初の取り組み。

「セキュリティと利便性を備えるデータベース
を早期に構築したい」という山口FGの
意向に基づき、わずか6カ月強という
スピードで(迅速性)、容易にシステム
構成の変更やデータ追加が可能な
状態を確保しながら(柔軟性)、
高いセキュリティ水準(信頼性)を
兼ね備えるデータベースの構築を実現。

12月末には「Rtoaster」を活用した、
ウェブサイト・ポータルアプリのパーソナライズ
を開始。


        Analytics Innovation Company            ©BrainPad Inc.   28
新たに取リ扱いを開始する他社製プロダクト
マーケティングリサーチ領域における新製品                      オールインワン機械学習プラットフォーム
「Brandwatch Consumer Research」            「SAP® Data Intelligence」の取り扱いを
の国内提供を開始                     2020/1/28    SAPジャパンと合意                   2020/1/30
企業合併した「Brandwatch」と「Crimson Hexagon」      データ収集・分析から、モデルの管理・運用まで、
が、両社のソリューションを統合した新製品。                     データ分析・活用に必要な機能を全て搭載。

1.3兆件もの膨大なデータソースと、AI/機械学習に                一般的には複数のツールを駆使する必要がある
よる解析能力の高さを誇り、分析結果をさまざまな                   機械学習を用いたデータ分析を、ワンソリューション
レポートに生成できる等、他のツールにはない豊富                   で完結できる。
な機能が特徴。




           Analytics Innovation Company                               ©BrainPad Inc.   29
  マーケティングプラットフォーム事業(単体)3期比較
  主力製品 「Rtoaster」 の提供に伴うプロフェッショナルサービスほか各種提案が好調に推移し、
  競争が激化するデジタルマーケティング領域にて、売上高は前年同四半期比+14.9%となり、
  四半期あたり最高売上高を達成。
  なお、組織再編後の適正な利益率は、35%前後と考えている。

        百万円      四半期別売上高                               百万円          四半期別セグメント利益
2,000                                                500                                              50.0%
                                                4Q                                                       4Q
                                 +14.9%                                                +8.1%
                                                3Q                                                       3Q
                     1,450                           400                      35.5%                   40.0%
1,500                                           2Q                                      33.4%
         1,316                                                319    330                                 2Q
                                                1Q
                       365                           300              36                 266             1Q
                                                                                                      30.0%
          333                                                 66               246
1,000                                                 24.2%                                               利益率
                                       797                           113 22.8%
                       391
          351                                        200      100                        123          20.0%
                                                                               126
                                       409                            96
 500
          331          358
                                                     100      88                                      10.0%
                                                                               120       143
          301          336             388                    65      85
   0                                                  0                                               0.0%
         2018年       2019年            2020年                2018年     2019年    2019年     2020年

         6月期          6月期            6月期2Q                    6月期    6月期     6月期2Q修正    6月期2Q



                 Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   30
  マーケティングプラットフォーム事業(単体)売上ー顧客数推移
新規受注や既存案件の拡大により、ストック型売上高が増加。デジタルマーケティングコンサルタント
によるプロフェッショナルサービス等のフロー型売上高の伸長も続いている。
顧客数の増加は、既存製品に比べ単価の低い、インターネット広告領域の新製品の件数増による。
                                                                                                           うち、インターネット広告領域
                  ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など
                                                                                                           の新製品(ライセンスのみ)を
                  フロー型売上:開発売上、人的支援売上など                                                                     契約している顧客数 56件
                  顧客数                                                                                                                         顧客数
      百万円
500                                                                                                                225 220                    250
                                                                                                         217 219

400                                                                                  180 180 178 181                                          200
                                                                               171
                                                                     162 164
                                                               153                                       97        88 109
                                        138 136                                      59             70        74
300   125 126 124 127 123 130                        130 136                   48         47   46                                             150
                                                               53    59   41
                                                          53                                       294 291 300 300
      20                     58
                                   62    64    61    44                        283 292 286 290 287
            11   13    41
                                                                 251 260
200   230 230 221                                    231 239 250                                                                              100
                          227 223 218
                  215 216


100                                                                                                                                           50



 0                                                                                                                                            0
      1Q    2Q   3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q   2Q   3Q    4Q   1Q   2Q    3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q     3Q    4Q

       2015年6月期                2016年6月期                2017年6月期            2018年6月期             2019年6月期             2020年6月期


                      Analytics Innovation Company                                                                           ©BrainPad Inc.       31
「Rtoaster」 関連のプレスリリース
温泉旅行に特化した宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」を運営するゆこゆこホールディングス株式会社と
「温泉旅DMP」を構築し、データ活用マーケティングを高度化               2019/11/19
「Rtoaster」のデータをさらに活用した「温泉旅DMP(お客様の温泉宿泊体験をおもてなしするデータベース)」を
構築し、パーソナライズ施策を推進。

大日本印刷株式会社との連携により実現するパーソナライズされたハガキは、
シニア層を中心に大きな効果を創出し、CVRが2.3倍に向上。
ダイナミック広告の配信においてもCVRが約1.2倍となる改善に貢献。




        Analytics Innovation Company               ©BrainPad Inc.   32
創業初の大型カンファレンスイベントを開催
当社がデータ活用を支援した大手企業が、DXの取り組み・成果を発表




    Analytics Innovation Company   ©BrainPad Inc.   33
再掲:
中期経営計画(2020年6月期~2023年6月期の4年間)
について
                                                                              再掲
ブレインパッドのミッション、中期ビジョン

MISSION       創業来変わらぬ使命




データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる


Corporate Vision                      中計において目指す姿 (これまでのものをUpdate)




Analytics Innovation Company
ビジネス・顧客体験・オペレーションにおいて
先進的で実践的なデータ活用の実績を生み出し続け、
世の中にインパクトを与えるデータ資本社会のリーディングカンパニー




       Analytics Innovation Company                                 ©BrainPad Inc.   35
                                                                        再掲
ブレインパッドが捉える市場機会
経済産業省の調査によると、日本のIT先端人材は2020年には約4.8万人が不足する(※) 。
そのような中で日本の多くの企業は、以下のような課題に直面すると考えられる。


     技術だけを開発・提供しても                           特定の技術だけでは
      顧客企業は選べない、                             顧客企業の課題は
        使いこなせない                                解消しない

                                      ※出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」



本質的な当社の提供価値


 「世界の使える優れた技術」と
 「日本の現場のニーズ」をつないで、
 変える人・挑む人をデータの力で支える
       Analytics Innovation Company                           ©BrainPad Inc.   36
                                                                  再掲
IT業界における価値提供の形態と、ブレインパッドのスタンス



       コンサルティング・人的支援型                       プロダクト提供型
い
ま   日本のデータ活用人材不足の状況をふまえ               グローバルベンダーやオープンソースにより、
起   ると、データ活用に関するコンサルティング、             次々と良いプロダクトが生まれ続けている。
き
て   人的支援サービスへの需要は拡大する一方
い   である。
る
こ   ツール導入の際にも、人的サポートを
と   求める傾向が一層強まっている。


当
社
ビ
ジ   参入企業も増える中、                        自社開発に過度にこだわらず
ネ
ス   当社は先行したアドバンテージを生かし、               当社はそれらプロダクト群から顧客企業の
の   高いサービス品質を維持しつつ、                   ニーズに合わせて最適なものを選定し、
考   組織規模を拡大することで、需要を取り込む              使いこなす側の立場をとる。
え
方                                     (世の中にないものは自社開発する)


       Analytics Innovation Company                     ©BrainPad Inc.   37
                                                                                           再掲
ブレインパッドのビジネス領域
データを活用して顧客企業の経営改善を支援する当社の事業領域は、以下の4つのフィールド
(象限)で表すことができ、その中で、3つのタイプの事業を展開。

            コンサルティング・人的支援型                                  プロダクト提供型

ア
ナ
リ
テ                  アナリティクス事業
ィ
ク
ス

              この4つのフィールドで事業展開するためには、
                      ソリューション事業
         多様なプロフェッショナルがそれぞれの持ち場で活躍する必要がある
デ
ジ
タ
ル                                                マーケティングプラットフォーム事業
※




    ※デジタル:デジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる領域の中でも、これまでWebマーケティングと呼ばれていた、デジタルマーケティングへの改革・支援を中核とした領域

            Analytics Innovation Company                                         ©BrainPad Inc.   38
人材戦略
                                                                                再掲
:データ活用の総合力を支える多様なプロフェッショナルを拡充

        コンサルティング・人的支援型                               プロダクト提供型


      データサイエンティスト/データアナリスト/
ア         AI・機械学習エンジニア/
ナ   データエンジニア/分析トレーニングスペシャリスト
リ               ほか
                                          分析サービス開発エンジニア/
テ                                           技術リサーチャー/
ィ            現・アナリティクス事業                     研究開発 ほか
ク                                                                                      コ
ス                                                                                      ー
                                                                                       ポ
           マーケター/営業/                                                                   レ
                                                                                       ー
        AIビジネスプロデューサー/                現・ソリューション事業       プロダクトリサーチャー/
                                                                                       ト
         IT業務コンサルタント/                                                                  ス
        システムアーキテクト/SE/                              プロダクトマーケター/プロダクト営業/                タ
    クラウドエンジニア/インフラエンジニア ほか                            プロダクト導入コンサルタント/                  ッ
                                                        テクニカルサポート ほか                   フ
デ
ジ
タ                                              現マーケティング
ル              デジタルマーケティングコンサルタント/            プラットフォーム事業      プロダクト企画/
                  カスタマーサクセス ほか                                ソフトウェア開発
                                                                エンジニア/
                                                              UIデザイナー ほか




       Analytics Innovation Company                                   ©BrainPad Inc.       39
                                                                             再掲
事業戦略:インパクトを生み出すデータ活用の総合力を磨く

      コンサルティング・人的支援型                               プロダクト提供型



ア   継続的な組織拡大、能力向上により
      システム化/仕組化を伴う                       これまでのアナリティクス実績の
ナ                                            ソリューション化
リ   実践的なデータ・AI活用を支援を拡大
                                            (または製品化)
テ
ィ           現・アナリティクス事業
ク                                                     独自性の強い
ス                                                  海外アナリティクスツールの
                                                   目利き、日本市場への投入
    企業の経営層をターゲットとした
    提案力・対応力の強化による                    現・ソリューション事業
      案件の長期・大型化
                                                 顧客企業のニーズをとらえた
デ                                            デジタル領域での統合的ソリューションの提供
ジ
タ                                             現マーケティング
ル       デジタル領域における                           プラットフォーム事業
      コンサルティングサービスの強化                                      主力製品の深化と、
                                                           新製品の立ち上げ
                                                             チャレンジ



      Analytics Innovation Company                                 ©BrainPad Inc.   40
                                                                                                        再掲
次期中期経営計画の基本方針
次期中計における事業環境の前提

 データ活用関連ビジネスを取り巻く市場(AI、データアナリティクス、デジタルマーケティング等)
  は、周辺領域を巻き込みながら、年率20%を超える成長を続けるものと認識。(*1)
 市場の拡大が見込まれることから、新興企業および隣接業界からの参入も想定される中、
  データ活用を支援する人材・人的サービスへの需要は、今後も継続して高まっていく。

 次期中期経営計画の基本方針

         ビジネスにインパクトを与える、先進的で実践的なデータ活用の実績を増やすため、
 1       データ活用に必要な総合力を提供・発揮していく体制(事業間連携)の強化

         データ活用に不可欠となる人的サービス、ソリューション提供需要に応えるための
 2       多様な人材の採用・育成を含む組織規模の拡大 ※当社に必要な多様な人材は前述

         先進的な技術を用いたデータ活用を加速するために、自社でのR&Dは当然として、
 3       国内外Tech企業との業務提携・投資等による連携の強化
 (*1)参考文献:2019/3月 ㈱富士キメラ総研 「2019人工知能ビジネス総調査」、2018/12月 ㈱ミック経済研究所 「ビジネス・アナリティクス市場展望 2019年版」
          2019/2月 「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2019」、「ITR Market View:SFA/統合型マーケティング支援市場2019」


            Analytics Innovation Company                                                      ©BrainPad Inc.   41
                                                                              再掲
次期中期経営計画の数値目標(連結)

                                                                  (百万円未満切り捨て)

                                                次期中計最終年度
                             2019年6月期実績                           成長率
                                                 (2023年6月期)


   売上高                                  5,676      11,500       CAGR 19.3%

  経常利益                                  1,213       2,000       CAGR 13.3%

  経常利益率                                 21.4%      17.4%            ー
                            前・中計4年間の平均ROE       新・中計4年間の平均ROE
   ROE                           21.2%              20%程度           ー
                                                                4年間で約2倍の
  従業員数                                  306名     580~650名        規模を目指す


上記には、後述するM&A等の投資による影響は織り込んでおりません。
数値目標の超過達成に向けて、M&Aや事業提携などさまざまな検討を進めてまいります。



         Analytics Innovation Company                               ©BrainPad Inc.   42
                                                              再掲
資本政策:投資(M&Aを含む)および株主還元の方向性

 1   投資(M&Aを含む)の考え方

  既存ビジネスのオーガニック成長を加速させるような、人材獲得目的のM&Aを検討
  先進技術の調査・実用化目的の投資・M&Aについても、中長期の成長に資するもの
   として検討 ※社外への投資以外にも、合理性のある範囲で社内における先進技術の実用化、新プロダクト開発も検討・実施
  当初は、投資・M&A推進の専門人材の設置も視野に、リサーチおよび検討に注力


 2   株主還元の方向性

  上記の投資をはじめ、事業成長のために資本を有効活用することが、
   株主の皆様から期待される企業価値向上のための最優先課題であると認識
  しかし、資本の有効活用が進まない場合には、ROEの不用意な低下を避ける観点でも、
   自社株買い、配当などの株主還元を検討していく




       Analytics Innovation Company                 ©BrainPad Inc.   43
APPENDIX
                                CORPORATE VISION



Analytics Innovation Company
     ビジネス・顧客体験・オペレーションにおいて
  先進的で実践的なデータ活用の実績を生み出し続け、
世の中にインパクトを与えるデータ資本社会のリーディングカンパニー




 Analytics Innovation Company                      ©BrainPad Inc.   45
ブレインパッドが生み出す価値

      世の中では様々なキーワードが注目されていますが、これらは全て、
    “データを価値に変えて企業活動に変化と改善をもたらすもの”です。



    ビッグデータ             機械学習               IoT/IoE                  AI
                                          Internet of Things       Artificial Intelligence    予測・最適化
    Big Data           Machine Learning   Internet of Everything   人工知能




                                                                                             マーケティング
                         深層学習                 データ分析                     フィンテック               オートメーション
  データサイエンティスト
                         Deep Learning        データ活用                     FinTech              MA (Marketing
                                                                                             Automation)




  • ブレインパッドは、2004年の創業以来、データによるビジネス創造と経営改善に向き合ってきた
   データ活用のリーディングカンパニーです。
  • アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、データを価値に変えることで、企業のビジネス創造
   と経営改善をお手伝いしています。


      Analytics Innovation Company                                                                       ©BrainPad Inc.   46
最高の価値提供を可能にする3つの力

   創業以来、データ活用を支援した企業は                     1,000社以上
2004年の創業以来、ブレインパッドがデータ活用をお手伝いした企業は1,000社を超えます。
幅広い業界を対象として、豊富に積み上げられたナレッジを武器に、お客様の経営課題を
解決に導きます。




      100名を超えるデータサイエンティストは国内随一
ブレインパッドは、100名を超えるデータサイエンティスト集団を有します。この規模は国内随
一です。技術的な専門分野、得意とする顧客業界、豊富な分析経験など、様々な強みを
持つデータサイエンティストがお客様のニーズに合わせてチームを組成し、最高レベルのアナリ
ティクスサービスを提供します。




    DMP領域    No.1プロダクトで培ったエンジニアリング力
上記の2つの力を、最先端のテクノロジーを用いて、システムやソフトウェアなどの“形”にできる
のが、ブレインパッドが誇るエンジニア力です。その高い技術と先進性は、デジタルマーケ
ティング領域でのNo.1プロダクト「Rtoaster」を生み出したことでも証明されています。




           Analytics Innovation Company              ©BrainPad Inc.   47
業界内での際立ったポジション
                データを用いた、経営課題を解決するためのコンセンプトデザインから運用まで、
                    一貫したサービスを提供できるという業界内でも際立った強みがあります。

                                           ブレインパッドのサービス提供領域




         課題の見える化                          トライアル分析による      経営課題を解決する        実際の業務プロセス
         (アセスメント)と                  プロジェクトの実現可能性や          分析アルゴリズムや       への適用と運用改善
         コンセプトデザイン                        投資対効果の検証        プラットフォームの開発        による継続的な
                                                                           ビジネス成果の創出



    関   戦略的コンサルティング                                     デジタルマーケティング特化や
    連      ファーム                                         分析特化の関連製品ベンダー
事   プ
業   レ
領   ー                                           大手SIer(ただし、分析の専門人材はまだ不足していると認識)
域   ヤ
    ー
    の                               総合系コンサルティングファーム
                      (ただし、専門性の高い分析部隊はまだ小規模であり、知見を蓄積中の段階であると認識)



           Analytics Innovation Company                                                ©BrainPad Inc.   48
    ブレインパッドのサービス①:ビッグデータ活用サービス
                    ブレインパッドは、ビッグデータ活用を専門とする多数のプロフェッショナルの力を活かし、
                                     以下のような課題を解決するサービスを提供しています。

          データや事実に基づいて                                                 ビッグデータ分析のための
                                        機械学習やAIを用いて                                       データ活用人材を育てたい、
          マーケティングやCRMを                                                  プラットフォームを
                                       業務改革や高度化を行いたい                                       組織・体制を構築したい
             改善したい                                                        構築したい


          マーケティングのPDCA                     アナリティクスを用いた                 データ活用のための               人材育成、
         サイクル全体の改善を支援                    業務プロセスの最適化支援                 インフラ構築全体を支援        専門組織や体制の構築を支援




        データによる顧客理解や顧客育成施策             最新技術を駆使し、営業、製造、サプ             ベンダーフリーで中立な立場を活かし、   自立的なデータ活用に向けたロードマッ
        の立案、施策の効果測定や最適化ま              ライチェーンマネジメント、新規事業など、          データ活用計画の立案から、分析基盤    プを策定し、データ活用人材の育成や、
        で、PDCAサイクル全体を支援します。           様々な業務プロセスの改革や効率化を             の構築、運用支援までを、トータルに支   専門組織・体制の整備を支援します。
                                      実現します。                        援します。

    サ
    ー
ス   ビ                                                                                        「ブレインパッド教育講座」の運営
ペ   ス       マーケティングアナリティクスの                      最新の機械学習/深層学習、          分析環境の構築や製品選定の
シ                                                                                            実績を持つ、データ活用人材育
    提       専門家                                  IoT、AI技術を習得した専門家       ノウハウを持つ専門家
ャ   供                                                                                        成の専門家
リ           • コンサルタント                            • データサイエンティスト          • 製品コンサルタント
    に                                                                                        • コンサルタント
ス   あ       • データサイエンティスト                        • エンジニア                • システムエンジニア
ト   た                                                                                        • 講師
    る



                  Analytics Innovation Company                                                     ©BrainPad Inc.   49
             「+AI」(プラスエーアイ)
             ブレインパッドのAI・機械学習のサービス・コンサルティング

 +AI は、身近な日常やビジネスに人工知能をプラスして、さまざまなイノベーションを生み出しています。

ディープラーニングを含む機械学習、自然言語処理、
数理最適化など、人工知能(AI)関連テクノロジー
の活用により、経営改善やサービス革新に貢献する
スペシャリストがお客様の支援にあたります。


                                            +AI の4つのサービスプラン
   プラン               対象となるお客様                 ブレインパッドの支援内容      実施期間の目安              アウトプット

             機械学習/ディープラーニング、先端
  テーマ選定                                                                    • AI・機械学習等に関連した具体的取り組みテーマ
             的なデジタル技術による、事業改革、              お客様企業内での適用領域の見
   プラン                                                          5日~1か月程度     候補
             業務効率化、サービス開発などに                極めを支援します
                                                                           • テーマごとの取り組み優先度 など
             関心があるお客様
                                            具体的な収益化を実現する適切                 • AI活用よる収益創出、業務効率化、品質改善など
戦略・実行計画策定
             AI活用のテーマをお持ちで、更に               なアプローチ・展開プランを策定し、                の経営インパクトを創出するための戦略
    プラン                                                         1~2か月程度
             プロジェクトを推進したいお客様                投資に対する経営層の意思決定                 • ROI試算結果、スケジュール、実行体制、リスクと
                                            を支援します                           回避策などの具体的な実行計画と経営効果 など
                                            機械学習モデルの構築やデジタル                • 機械学習モデルのモックアップ(仮モデル)と精度
  プロトタイプ
             AIを活用した、具体的な業務改善               技術を活用したパイロット施策の実                 評価
開発プラン(PoC)                                                      1~2か月程度
             テーマをお持ちのお客様                    施により、実現可能性の見極めを                • 実現可能性に関する評価・リスク
                                            支援します                          • 今後の展開プラン など
             AIを自社の業務やサービス、製品など
サービス/システムの                                  機械学習モデルや先端的なデジタ
             に組み込むことで収益改善・業務効                                              • 完成した機械学習システム
 本格実装プラン                                    ル技術を搭載したシステム開発を     3~6か月程度
             率化などの経営改善を実現したい                                               • 構想した成果の実現 など
                                            支援します
             お客様


             Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   50
ブレインパッドのサービス②:デジタルマーケティングサービス
                             ブレインパッドは、DMP市場のトップクラス製品「Rtoaster」を中心に、
                デジタルマーケティングを進化させる分析・システム構築・導入コンサルティングも提供しています。


                            + 分析                         + システム構築                    + 導入コンサルティング




                 データサイエンティストの分析により、                 既存システムとの連携のためのシステム              デジタルマーケティングの専門家による
                 さらに深く顧客を理解することが可能です。               改修や、新たなシステム構築が可能です。             コンサルティング、運用支援が可能です。




                                             高品質のサービス提供を可能とする製品群
レコメンドエンジン搭載      運用型広告入稿支援                        AI型ウェブ広告                                     マーケティングオートメーション   デジタルコンシューマー・
                                   広告運用支援ツール                      自然言語処理エンジン    マッチングエンジン
プライベートDMP        ツール                              運用ソリューション                                    プラットフォーム          インテリジェンス




Rtoaster         AdPencil          AdNote         FUSE LIGHT      Mynd plus     Conomi         Probance          Brandwatch
多彩なマーケティングアク                                      ウェブ広告の運用業務を     人工知能・機械学習・統   収集・蓄積したデータを活   機械学習により顧客ニー       業界最大級のデータとAI
                 手間のかかるウェブ広告の      約20種類のレポートを自
ションをデータから実現でき                                     最先端AIにより全自動化、   計学技術を駆使してテキ   用して、独自のアルゴリズ   ズを予測し、パーソナライ      を搭載した次世代マーケ
                 入稿作業を、AI技術を用      動作成する機能や、広告
る、DMP市場のトップクラ                                     オペレーションレスにウェブ   ストデータを解析      ムでヒト・モノを複合的に   ズコミュニケーションを実現     ティングリサーチプラット
                 いて簡単な操作での自動       予算配分のシミュレーショ
ス製品                                               広告の配信が可能                      マッチング          するMAプラットフォーム      フォーム
                 化を実現              ン機能を搭載したツール




                  Analytics Innovation Company                                                                   ©BrainPad Inc.   51
    データ活用のプロフェッショナルが提供する製品群
            レコメンドエンジン搭載                運用型広告入稿支援                           AI型ウェブ広告                          ダイナミックセグメンテーション    ビジネス・インテリジェンス
                                                           広告運用支援ツール                                                                             拡張分析ツール
            プライベートDMP                  ツール                                 運用ソリューション                         システム               ツール
                                                                                                     可
                                                                                                     視
                                                                                                     化
                                                                                                     ・
                                                                                                     拡
            Rtoaster                   AdPencil            AdNote          FUSE LIGHT                張       exQuick            Tableau          BrainPad VizTact
    マ                                                                                                分                                           機械学習とビジュアル分
            多彩なマーケティングアク               手間のかかるウェブ広告の        約20種類のレポートを自    ウェブ広告の運用業務を               析       データやファイルを統合的       データをビジュアル化し、
    ー       ションをデータから実現でき              入稿作業を、AI技術を用        動作成する機能や、広告     最先端AIにより全自動化、                     に管理し、データ抽出やレ       データの持つメッセージを     析を組み合わせてパターン
    ケ       る、DMP市場のトップクラ              いて簡単な操作での自動         予算配分のシミュレーショ    オペレーションレスにウェブ                     ポーティングを得意とする       伝えることが可能         やルールを発見し、意思
    テ       ス製品                        化を実現                ン機能を搭載したツール     広告の配信が可能                          システム                                決定をサポート
    ィ
    ン
    グ
                                       マーケティングオートメーション     デジタルコンシューマー・    ソーシャルリスニング・                                           インメモリ
            自然言語処理エンジン                                                                                       クラウドプラットフォーム                        ビッグデータ・ウェアハウス
                                       プラットフォーム            インテリジェンス        プラットフォーム                                              コンピューティング

                                                                                                 分
                                                                                                 析
                                                                                                 基
                                                                                                 盤
            Mynd plus                  Probance            Brandwatch      Crimson Hexagon                                       SAP HANA®       SAP® IQ
                                                                                                             Microsoft
            人工知能・機械学習・統                機械学習により顧客ニー         業界最大級のデータとAI    ソーシャルメディアから、世
                                                                                                             Azure               大量のデータを高速分析     分析・検索用途に特化し
            計学技術を駆使してテキ                ズを予測し、パーソナライ        を搭載した次世代マーケ     界中の顧客エンゲージメン
                                                                                                                                 するために開発されたイン    て開発されたデータベース
            ストデータを解析                   ズコミュニケーションを実現       ティングリサーチプラット    トを分析(Brandwatch                   ビッグデータ活用に必要な
                                                                                                                                 メモリコンピューティング    ソフトウェア
                                       するMAプラットフォーム        フォーム            にブランド統合予定)                        一連の機能をクラウド上で
                                                                                                             提供



            ビッグデータ対応 機械                オールインワン機械学習         統計解析・ビッグデータ                                                           ロボティック・プロセス・
                                                                           マッチングエンジン                     そ   最適化エンジン
            学習・予測分析システム                プラットフォーム            加工システム                                                                オートメーション
デ                                                                                                        の
ー                                                                                                        他
タ       機                                                                                    最           ア
マ       械                                                                                    適           プ
イ       学                                                                                    化           リ
ニ       習                                                                                    ・           ケ
ン
            SAP®                       SAP®                WPS Analytics   Conomi                        ー   UltiPad             ブレインロボ
グ
            Predictive Analytics       Data Intelligence                                                 シ
                                                           SAS言語で記述されたプ    収集・蓄積したデータを活                  ョ   予測モデルの構築後に、         (BrainRobo)
            データマイニング・機械学               データの管理・収集・加工、       ログラム実行とデータ操作                                      膨大な組み合わせの中か
                                                                           用して、独自のアルゴリズ                  ン                       人が行う業務を自動化・
            習のプロセスを自動化し、               機械学習モデルの作成・         が可能                                               ら最適解を導くことが可能
                                                                           ムでヒト・モノを複合的に                                          効率化するロボティック・プ
            圧倒的な効率性を実現                 管理・運用の機能を全て
                                                                           マッチング                                                 ロセス・オートメーション
                                       搭載したプラットフォーム


                                                                                       自社開発製品                 自社製品             当社が国内唯一の販売代理店である製品             その他


                                   Analytics Innovation Company                                                                                  ©BrainPad Inc.     52
連結子会社 Mynd株式会社

ニュースアプリ 「Mynd(マインド)」を開発・提供しているテクノロジー企業。
機械学習技術や統計分析を応用した機械学習推薦エンジン「Mynd Engine」
が、「Mynd plus」 として進化。




                                    ↑
                                    自動収集した膨大な記事を
                                    数十個のまとまり(トピック)
                                    に自動分類するとともに、
                                    ユーザの行動から好みを学習し、
                                    個々人にあった記事だけを配信
                                    するアプリ。

                                    ←
                                    Apple Watch、Android Wear
                                    搭載のスマートウォッチにも対応。

     Analytics Innovation Company               ©BrainPad Inc.   53
   ストック型売上高の推移(単体)
   前・中計期間に、フロー型売上高による売上伸長を推進する方針に転換したため、
   2020年6月期より、ストック型売上高比率は、参考情報とする。


        百万円               単体売上高(ストック/フロー別)およびストック型売上高の比率
6,000                                                                                 5,673               100%
               フロー型売上:開発売上、一括計上型のライセンス売上など
               ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など
5,000          売上高に占めるストック型売上高の比率                                             4,332                       80%

4,000                                                                 3,516
                                                                                      3,786   3,189       60%
                                                              2,893           2,591
3,000                                       2,514     2,680
                 1,946        2,082                                   1,928                               40%
        1,347                                                                                 2,135
2,000                                                 1,386   1,565
                                            1,436                                                33.1%
                 1,320        1,282                                                                       20%
1,000                                                                                 1,887
         927                                                          1,588   1,740
                                            1,078     1,295   1,327                           1,054
                  625           800
   0
         420