3655 ブレインパッド 2019-05-10 15:30:00
2019年6月期 第3四半期決算補足説明資料 [pdf]

2019年6月期 第3四半期
決算補足説明資料


株式会社ブレインパッド
2019年5月10日
INDEX
• はじめに                                  ・・・ P 2
• 会社概要                                  ・・・ P 3
• 通期業績予想の修正について                         ・・・ P 8
• 2019年6月期 第3四半期 連結業績ハイライト              ・・・ P 10
• 2019年6月期 第3四半期 単体業績/単体セグメント業績ハイライト    ・・・ P 16
• 次期中期経営計画の概要について                       ・・・ P 30
• 現・中期経営計画「OneBrainPad」の進捗状況(再掲)        ・・・ P 39
• APPENDIX                              ・・・ P 48




         Analytics Innovation Company        ©BrainPad Inc.   1
はじめに

                                      創業以来の変わらぬミッション

   “データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる”

  ブレインパッドは、2004年の創業当時から、顧客企業のデータを活用した経営改善を支援してきました。
               ビッグデータ、AI、IoTなど、時代ごとにキーワードは違えど、
     その根底はデータを分析・活用して価値に変え、企業活動に変化と改善をもたらすことです。

       データは蓄積するだけではただのコストです。私たちは、データを価値に変えるために必要な
                 分析力(国内随一のデータサイエンティスト数)
           エンジニアリング力(市場No.1製品を自社開発・提供できる技術力)
            ビジネス力(データ活用を支援した企業は業種問わず800社超)
                 の3つの力を有した、世界でも稀有な企業です。

 世界的に増え続ける人口(減り続ける日本の人口)と、限られた資源、加速する環境変化の中で
          私たちは「データ活用のプロフェッショナル」として、
        ビジネスに、データに基づく高度化とイノベーションを与え、
           世界の持続可能性の向上に寄与してまいります。



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会社概要
商号     株式会社ブレインパッド(英文 BrainPad Inc.)        グループ体制
所在地    東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
                                                              株式会社ブレインパッド
電話番号   03-6721-7001(代表)

設立     2004年3月18日

上場市場   東京証券取引所 市場第一部(証券コード:3655)                                              100%出資
                                                    100%出資

資本金    332百万円(2019年3月31日現在)
                                                   Mynd株式会社                 BrainPad US Inc.
従業員数   283名(連結、2019年3月31日現在)

                                                                                       連結子会社

                                                                                       非連結子会社
       代表取締役会長           草野    隆史  (創業者)
       代表取締役社長           佐藤    清之輔 (創業者)
       取締役               安田    誠            上場市場/受賞歴/認証
       取締役               石川    耕
役員     取締役               塩澤    洋一郎
                                                    2013年7月25日                  JIS Q 15001
       社外取締役             佐野    哲哉
                                                    東証一部上場                      認証番号:10822646
       常勤社外監査役           鈴木    晴夫
       監査役               加藤    啓一
       社外監査役             山口    勝之                                                 認証・制度
                                                                                  ISO(JIS Q) 27001


主な     ・一般社団法人データサイエンティスト協会                テクノロジー企業成長率ランキング          認証の登録範囲は、Webレコメンデーションならび
加入団体                                                                 に広告配信技術、データ分析技術を利用した
       ・一般社団法人日本ディープラーニング協会                「日本テクノロジーFast50」9年連続受賞
                                                                     SaaS サービスです。




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主なクライアント
これまでに当社との取引実績があり企業名等の公表を許可いただいている、または、
プレスリリースやメディア掲載等で取引実績のあることが公知となっている顧客を抜粋したものです。
                                                         (2019年5月10日現在、敬称略、順不同)
            グーグル合同会社、ヤフー㈱、ニフティ㈱、GMOリサーチ㈱、㈱大塚商会、CCCマーケティング㈱、㈱アイスタイル、エアロセンス㈱、
情報・通信       ㈱インタースペース、オーエムネットワーク㈱、ダイワボウ情報システム㈱、トレンドマイクロ㈱、㈱クラウドワークス、
            ㈱JR東日本ネットステーション、スターフェスティバル㈱
電気機器        三菱電機㈱
化学          ライオン㈱、コーセープロビジョン㈱、㈱ファンケル、㈱富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー
医療・製薬       バイエル薬品㈱、メディカル・データ・ビジョン㈱
            ㈱ローソン、㈱髙島屋、㈱TSUTAYA、㈱ゲオ、㈱ピーチ・ジョン、㈱フェリシモ、㈱コナカ、㈱B4F、㈱ そごう・西武、㈱ロッピングライフ、
小売・流通・卸売    ㈱ゴルフダイジェスト・オンライン、アスクル㈱、㈱ディノス・セシール、ディーゼルジャパン㈱、㈱オークローンマーケティング、㈱ワコール、
            西川㈱、全日空商事㈱、㈱I-ne、エノテカ㈱、㈱ドラマ、㈱自由が丘フラワーズ
            ㈱すかいらーく(現・㈱すかいらーくホールディングス)、味の素㈱、キリン㈱、キユーピー㈱、日本コカ・コーラ㈱、森永乳業㈱、
食料品・飲食
            アサヒビール㈱、キッコーマン㈱、シダックス㈱、UCCホールディングス㈱、プレミアムウォーター㈱、日本たばこ産業㈱
            SMBC日興証券㈱、みずほ証券㈱、㈱横浜銀行、㈱ジェーシービー、大和証券㈱、松井証券㈱、㈱新生銀行、
銀行・証券・カード
            三井住友信託銀行㈱、㈱伊予銀行、㈱オリエントコーポレーション、ポケットカード㈱
教育・人材・      パーソルキャリア㈱、㈱MS-Japan、㈱リクルートスタッフィング、テクノプロ・ホールディングス㈱、㈱ディスコ、㈱日経HR、
コンサルティング    学校法人河合塾、㈱Z会、㈱パソナテック
航空・鉄道・運輸・   日本航空㈱、全日本空輸㈱、九州旅客鉄道㈱、㈱JTB、㈱日本旅行、ヤマト運輸㈱、ゆこゆこホールディングス㈱、
旅行・ホテル      ㈱旅工房、ヒルトン・ワールドワイド
建設・住宅       八千代エンジニヤリング㈱、ミサワホーム㈱、大東建託㈱、積水ハウス㈱、野村不動産アーバンネット㈱
メディア・広告・    NIKKEI STYLE、㈱朝日新聞社、㈱WOWOW、㈱セガホールディングス、㈱フジテレビジョン、㈱読売新聞東京本社、
エンタテインメント   ㈱JTBパブリッシング、㈱博報堂プロダクツ、㈱デルフィス、ビーコンコミュニケーションズ㈱、㈱J-WAVE i
その他サービス     ㈱J&J事業創造、㈱さとふる、アソビュー㈱、㈱CARE PETS



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 アナリティクス事業
 データサイエンティストという専門人材によるデータ解析/コンサルテーションや、
 データ解析ロジックを組み込んだシステム実装を、業務受託型で行う事業です。

前期の収益構造(2018年6月期連結実績)                                             特徴、強み

・顧客の経営課題に合わせて
                                                                  ・業界随一の規模を誇るデータサイエンティスト組織
 プロジェクト単位で受注                                     ・売上原価の大部分は
                                                  社員人件費           ・特定業種に特化せず、幅広い業種に対する支援実績
・プロジェクト期間は、                          コスト
 数か月~数年まで様々、              売上高       10.4億円       ・その他は、サーバー代や、
                                                                  ・AIなどの先進技術や、統計科学・数理工学などを、
 プロジェクト体制も、
 数名~10名近くまで様々            16.0億円                   ソフトウェア利用料等       実際のビジネスへ適用できるノウハウ
・フロー型売上高として集計                                                     ・業界でもいち早く新卒採用を開始し、毎年十数名の
 しているが、数ヶ月ごとに                         利益
 契約更新し、長期にわたり
                                     5.6億円
                                                  セグメント利益率35.0%    新卒を育成し続けることのできる組織力
 支援している企業も多い



代表的なサービス

     マーケティングアナリティクス                            機械学習やAIを用いた業務プロセスの最適化        データ活用人材の育成、組織・体制の整備

          ・分析による顧客構造理解                                ・サプライチェーンの最適化               ・データ活用組織・体制の
          ・顧客育成のための戦略立案                                (配送・配車,人員配置,需要予測等)          整備や立ち上げ
          ・リソース(時間・コスト)の                              ・製造プロセスの最適化                 ・データ活用人材や
           最適配分                                        (不良品検出,歩留まり改善等)             データサイエンティストの
          ・マーケティングシステム構築                              ・不正取引の検知                     育成メソッドを組み合わせた
          ・施策の効果測定                                    ・AIを活用したロジック開発               カスタマイズプログラムの提供
                       ほか                             ・深層学習を用いた画像解析 ほか                           ほか




                Analytics Innovation Company                                             ©BrainPad Inc.   5
 ソリューション事業
 データを活用したCRM改善やマーケティングを自動化する場合に必要となる海外製システムや、
 機械学習による予測システムのライセンス販売と、ビッグデータ分析環境の構築を行う事業です。

前期の収益構造(2018年6月期連結実績)                                                                    特徴、強み

・月額利用料や保守料から                                             ・売上原価の大部分は                     ・ベンダーフリーの立場で、顧客ニーズに合わせた
 なるストック型売上高と、                                             ライセンスの仕入高、                     柔軟なシステム選定が可能
 一括計上型のライセンス売上                                            受託開発に要した外注費等
 や開発売上、人的支援売上                              コスト
                                                         ・開発作業等には外注を利用
                                                                                        ・独自性の強い海外ツールを目利き・選定。日本国内
 からなるフロー型売上高の                   売上高      11.1億円
                                                          し、利益率をコントロール                   では当社のみが取り扱っているツールも多数
 比率は約半々                      14.1億円
                                                         ・3事業の中では仕入・外注費率                ・過去の豊富な実績をふまえ、データ利活用のために
・大型のライセンス販売や
                                                          が最も高い
 開発案件、人的支援案件                                                                             最適な分析環境やツールの提案が可能
 の受注があると、一気に                                利益
                                                         セグメント利益率21.4%
 フロー型売上高が増加                               3.0億円



代表的な取扱製品

マーケティングオートメーション   ソーシャルリスニング・         ダイナミックセグメンテーション   ビジネス・インテリジェンス   ビッグデータ対応 機械             統計解析・ビッグデータ                    ロボティック・プロセス・
プラットフォーム                                                                                                        クラウドプラットフォーム
                  プラットフォーム            システム              ツール             学習・予測分析システム             加工システム                         オートメーション




Probance          Crimson Hexagon     exQuick           Tableau         SAP®                    WPS Analytics   Microsoft      ブレインロボ
                                                                        Predictive Analytics
機械学習により顧客ニー       ソーシャルメディアから、世       データやファイルを統合的      データをビジュアル化し、
                                                                        データマイニング・機械学
                                                                                                SAS言語で記述されたプ    Azure          (BrainRobo)
ズを予測し、パーソナライ      界中の顧客エンゲージメン        に管理し、データ抽出やレ      データの持つメッセージを                            ログラム実行とデータ操作
                  トを分析                                                  習のプロセスを自動化し、            が可能             ビッグデータ活用に必要な   人が行う業務を自動化・
ズコミュニケーションを実現                         ポーティングを得意とする      伝えることが可能
                                                                        圧倒的な効率性を実現                              一連の機能をクラウド上で   効率化するロボティック・プ
するMAプラットフォーム                          システム                                                                      提供             ロセス・オートメーション

                                                                                               自社開発製品      当社が国内唯一の販売代理店である製品          その他


                     Analytics Innovation Company                                                                              ©BrainPad Inc.   6
 マーケティングプラットフォーム事業
 デジタルマーケティング領域において、自社開発のレコメンドアルゴリズムや自然言語処理機能
 などを搭載した独自性の強い製品を自社開発し、SaaS形式で顧客へ提供している事業です。

前期の収益構造(2018年6月期連結実績)                                                         特徴、強み

・自社開発製品を月額課金型                                                                ・ DMP市場のトップクラス製品である「Rtoaster」を
 で利用いただいている                                                                    開発・提供(トラッキング数30億、アイテム数2億点)
 (売上高の大部分が、                                        売上原価の大部分は
  「Rtoaster」関連の売上)                      コスト        自社開発製品運用のための              ・分析会社ならではの高精度な自社開発アルゴリズムを
・解約がない限りは、売上が               売上高       10.0億円       サーバー費用や、                   製品化
                           13.2億円                  製品開発のための人件費
 積み上がるストック型の
 ビジネスモデル                                                                     ・他社製品とはベンダーフリーに連携可能であり、
                                                                              プライベートDMPである「Rtoaster」を中心に据えた
・一部、カスタマイズ開発や
 導入コンサルティング費用                           利益                                    デジタルマーケティングの実行が可能
                                                   セグメント利益率24.3%
 がフロー型売上高となる                           3.2億円
                                                                             ・運用型広告領域の新製品開発・立ち上げにチャレンジ中


代表的な取扱製品・サービス(全て自社開発)

レコメンドエンジン搭載     運用型広告入稿支援                         AI型インターネット      運用型広告に関する
                                  広告運用支援ツール                                       自然言語処理エンジン    マッチングエンジン
プライベートDMP       ツール                               広告運用ソリューション     プロフェッショナルサービス




Rtoaster        AdPencil          AdNote          FUSE LIGHT      インハウス化支援サービス   Mynd plus     Conomi
多彩なマーケティングアク    手間のかかるWeb広告の      シミュレーションによる着地   Web広告の運用業務を     長年の当社の広告運用      人工知能・機械学習・統   収集・蓄積したデータを活
ションをデータから実現でき   入稿作業を、AI技術を用      予測から予算配分/調      最先端AIにより全自動化、   の知見と自社開発製品を     計学技術を駆使してテキ   用して、独自のアルゴリズ
る、DMP市場のNo.1製   いて簡単な操作での自動       整を自動化する広告運      オペレーションレスにWeb   活用し、広告運用の内製     ストデータを解析      ムでヒト・モノを複合的に
品               化を実現              用の支援ツール         広告の配信が可能        化を支援するサービス                    マッチング




                   Analytics Innovation Company                                                                ©BrainPad Inc.   7
通期業績予想の修正について
通期業績予想の修正の概要

                                             1,400 百万円              通期期初予想との比較(利益)
6,000 百万円 通期期初予想との比較(売上高)

                                             1,200
5,000
                                             1,000
4,000
                                              800                          900 910
3,000                                                                                                1,150
        5,200       5,200
                                     5,650    600                          ~ ~
                                                                                  620            1,130
2,000
                                              400
                                                     700 710               750 760 ~                     820
1,000                                         200                  480                   520

   0                                            0




                                                                   当期純利益




                                                                                         当期純利益




                                                                                                                 当期純利益
                                                     営業利益

                                                            経常利益




                                                                           営業利益

                                                                                  経常利益




                                                                                                  営業利益

                                                                                                          経常利益
        期初予想        前回修正             今回修正

                   ・前回修正:2018/11/9発表
                   ・今回修正:2019/5/10発表
                                                            期初予想                  前回修正                   今回修正

<再度業績予想を修正した理由>
・今期3Qまでは、案件の大型化・長期化や新規受注の積み重ねにより、
 売上・利益ともに想定を上回り好調に推移した。
・4Qも3Qと同程度の売上が見込まれており、売上の上振れによる利益増が
 新卒社員の入社および研修費用ほか各種費用の増加を吸収し、利益面も増加する見込み。
            Analytics Innovation Company                                                             ©BrainPad Inc.      9
2019年6月期 第3四半期
連結業績ハイライト
3期比較(連結売上高:四半期別/セグメント別)
 昨年度の新卒社員、これまでに入社した中途社員が戦力化し、
 市場の力強い需要を取り込んで3事業ともに増収。
 四半期あたり売上高が過去最高の15億円台に到達。
                                                                                               マーケティングプラットフォーム事業
                                         +30.0%
                                                                       セグメント別売上高               ソリューション事業
        百万円        四半期別売上高
                                                              百万円                              アナリティクス事業
5,000                                                 5,000
                       4,332                     4Q                    4,332
                                      4,042                                                    4,042
                                                 3Q
4,000    3,528                                        4,000    3,528
                       1,222                     2Q
                                                                       1,325           3,110   1,088
                                      1,533      1Q
3,000     990                                         3,000    1,192           2,538
                       1,138                                                            987
                                                                       1,407                   1,281
2,000     943                                         2,000                     880
                                      1,342                    1,209                    966
                       1,048
1,000
          789                                                                   838
                                                      1,000
                                                                       1,600                   1,672
                        923           1,168                    1,127                   1,157
          806                                                                   821
   0                                                     0
          2017年        2018年          2019年                    2017年   2018年   2017年   2018年   2019年
          6月期           6月期            6月期                     6月期     6月期     6月期3Q 6月期3Q 6月期3Q



                  Analytics Innovation Company                                                         ©BrainPad Inc.   11
3期比較(連結営業利益:四半期別/セグメント別)
 案件の大型化・長期化および効率的なプロジェクト管理により案件利益率が高まっており、
 前年同期比約2.1倍、過去最高となる四半期あたり利益を実現。3事業ともに増益。
 なお、本社費の増加は、2Qに続き、賞与引当金の追加分を一時的に本社費に計上したため。
 (期末には各セグメントに配分予定)
                                                                                                   アナリティクス事業
                                                                                                   ソリューション事業
                                                                                                   マーケティングプラットフォーム事業
                 四半期別営業利益                                百万円           セグメント別営業利益                  本社費
1,000 百万円                                            1,000
                                     892        4Q                                                             748
                   約2.1倍                              800
                                                3Q
                                                                        560
 800                                            2Q    600
                                                                           322                    414
                                                1Q          359                                                 364
                      585            406              400        265     301         254             254          292
 600                                                           155                      195        200
                                                      200                             119
                      166
                                                       0
 400
                      207            278             -200

 200    148                                          -400
            29        160
            76                       208             -600                                  -450         -450
            3                                                                                                         -512
            40         51                                        -630         -598
   0                                                 -800
       2017年         2018年          2019年                    2017年       2018年         2017年        2018年       2019年

        6月期           6月期            6月期                       6月期        6月期         6月期3Q        6月期3Q        6月期3Q



                 Analytics Innovation Company                                                               ©BrainPad Inc.   12
3期比較(連結経常利益、当期純利益:四半期別)
前述の営業利益と同じく、連結経常利益、当期純利益ともに、大きく成長。




        百万円       四半期別経常利益                                百万円      四半期別当期純利益
1,000                                   905         800
                                               4Q                                      4Q
                      約2.1倍                    3Q                            621       3Q
                                                                     約2.1倍
 800
                                               2Q   600                                2Q
                         596            409                                            1Q
                                               1Q
 600                                                                 407     283
                         172                        400
 400                                                                 117
                                        281
                         209                                                 192
                                                    200    151       144
 200      144
          29                                                 36
          79             162            215                  73      111
           8                                                 30              147
   0      27              53                         0       12      35
         2017年         2018年           2019年               2017年     2018年   2019年
          6月期            6月期            6月期                6月期       6月期     6月期




              Analytics Innovation Company                                           ©BrainPad Inc.   13
連結損益の状況
                                                            (単位:百万円)

                              2018年          2019年
                                                         増減額       増減率
                              6月期3Q          6月期3Q
                                                                             案件の大型化・長期化と、人員の戦力化、
売上高                              3,110        4,042        933     30.0%     効率的なプロジェクト管理により案件利益
                                                                             率が高まったため、売上高の増加率に比べ、
売上原価                             1,682        2,019        337     20.0%     売上原価の増加率は小さい
売上総利益                            1,427        2,023        596     41.7%
販管費                              1,009        1,131        123     12.2%
営業利益                                419         892        473     112.9%    想定よりも販管費を使用できていない部分
                                                                             があり、販管費の増加率は限定的
営業外収益                                    6       14            7   117.0%
営業外費用                                    0           0         0   10.4%
経常利益                                425         905        480     113.1%
特別利益                                     0           0      -0     -59.6%
特別損失                                     -       -         -             -
税金等調整前当期純利益                         425         905        480     112.9%
法人税等合計                              135         284        148     109.3%
当期純利益                               290         621        332     114.6%
非支配株主利益                                  -       -          -            -
親会社株主に帰属する当期純利益                     290         621        332     114.6%


          Analytics Innovation Company                                                  ©BrainPad Inc.   14
連結財政状況
                                                                                (単位:百万円)

              2018年        2019年
                                        増減額       増減率                  主な増減要因
              6月期末        6月期3Q末

資産              2,692        3,334       643      23.9%
                                                          ・現金及び預金               +386
                                                          ・受取手形及び売掛金            +156
      流動資産      2,121        2,765       644      30.3%   ・仕掛品                   +53
                                                          ・流動資産その他               +46

                                                          ・ソフトウェア                +46
                                                          ・投資その他の資産              +15
      固定資産         570         569        -1      -0.2%   ・無形固定資産その他             ▲40
                                                          ・のれん                   ▲16
                                                          ・有形固定資産(建物・備品等)         ▲5

負債                 883         905        21      2.4%
                                                          ・買掛金                   +47
                                                          ・流動負債その他               +25
                                                          ・前受収益                  +21
      流動負債         827         836            9   1.1%    ・未払費用                  +10
                                                          ・賞与引当金                 +10
                                                          ・未払法人税等                ▲78
                                                          ・未払金                   ▲27


      固定負債          56           68       12      21.1%   ・固定負債その他               +11



純資産             1,808        2,430       621      34.4%   ・利益剰余金                +621

自己資本比率          67.0%        72.7%

         Analytics Innovation Company                                                      ©BrainPad Inc.   15
2019年6月期 第3四半期
単体業績/単体セグメント業績ハイライト
  ストック型売上高の推移(単体)
  中期経営計画達成の上で重要指標としているストック型売上高
  (ソリューション事業、マーケティングプラットフォーム事業それぞれのストック型売上高の合計)の
  売上高に占める比率は、ソリューション事業の売上高をフロー型が牽引していることもあり、
  低下傾向が続き、34%となった。(事業別のストック型売上高は後述)

        百万円                 単体売上高(ストック/フロー別)およびストック型売上高の比率
5,000                                                                                                100%
              フロー型売上:開発売上、一括計上型のライセンス売上など                                       4,332
              ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など                                                  4,039
4,000         売上高に占めるストック型売上高の比率                                                                     80%
                                                                        3,516
                                                                2,893           2,591
3,000                                                   2,680                                        60%
                                                2,514
                                                                        1,928           2,652
                    1,946          2,082
2,000    1,347                                          1,386   1,565                   34%          40%
                                                1,436
                    1,320          1,282
1,000                                                                                                20%
         927                                                            1,588   1,740
                                                1,078   1,295   1,327                   1,388
                     625             800
         420
   0                                                                                                 0%
         2011年      2012年           2013年       2014年   2015年   2016年   2017年   2018年   2019年
         6月期         6月期             6月期        6月期     6月期     6月期     6月期     6月期     6月期3Q


                 Analytics Innovation Company                                            ©BrainPad Inc.    17
従業員数の内訳(単体)
当期3Q末の従業員数は、280名。
また、4月入社の新卒社員18名や、4-5月入社の中途社員を加えると、
2019年5月10日現在の従業員数は、302名となっている。
なお、退職率は低下傾向が続いており、IT業界の平均水準程度となっている。
      名                        従業員数の内訳(単体)                 <目標>
350
                                                            318
300                                                280
                                           261              45     <参考>
                                                    26
250
                          217               24                      226
                                                            87
                                                    82               20
200       177              33               73
                                                                     68
150        42              62                       51      57
                                            48
           44                                                        45     その他
100                        42
                                                                            マーケティングプラットフォーム事業
           29
                                           116     121      129
50                                                                   93     ソリューション事業
           62              80
                                                                            アナリティクス事業
 0
          2016年          2017年            2018年   2019年    2019年   <参考>
          6月期末           6月期末             6月期末    6月期3Q末   6月期目標   2018年
                                                                   6月期3Q末


                  Analytics Innovation Company                                              ©BrainPad Inc.   18
アナリティクス事業(単体)3期比較
案件の大型化・長期化と人員増により、四半期あたり売上高が過去最高の6億円台に到達。
利益面は、売上伸長と効率的なプロジェクト管理による案件利益率の向上により、
前年同期比+80.5%の高成長となった。賞与引当金を一時的に本社費で計上している影響が
大きいこともあり、セグメント利益率が上昇。適正な利益率水準は、35%強と考えている。


                  四半期別売上高                +44.6%                   四半期別セグメント利益
        百万円                                                百万円
2,000                                                  1,000                      44.7%   50.0%
                                                  4Q                     +80.5%                          4Q
                                       1,672
                       1,600                      3Q
                                                                                  748                    3Q
                                                  2Q    800               35.0%           40.0%
1,500                                                                                                    2Q
                                                                 31.8%
                         443             682
                                                  1Q
          1,127                                                            560                           1Q
                                                        600                               30.0%
                                                                                  338
1,000                                                                                                    利益率
          306            459                                               145
                                                                 358
                                                        400                               20.0%
          305                            545
                                                                 104       197    243
 500                     360
          249                                           200      112                      10.0%
                                                                           125
                         338             445                      67              167
          267                                                     75       93
   0                                                      0                               0.0%
          2017年        2018年           2019年                     2017年    2018年   2019年
          6月期           6月期             6月期                      6月期       6月期    6月期


                  Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   19
      アナリティクス事業(単体)売上ー顧客数推移
      四半期あたり売上高が、6億円台へ到達。
      引き続き、案件の大型化・長期化が進んでいる。


      百万円                                                                                                                                       顧客数
                                                                                                                                     682
700                                                                                                                                              70
             売上高                               60
                                        58
600          顧客数                  55                                                                           55                    55           60
                      53                                         53    53                                52
                                                                                         51
                                                           49                      49         48
500                                                                                                                  46                           50
                                                                                                                               545
                                                                              41                   42
            39              38                       37
                 37                                                                                            459
400                                                                                                                  443 445 46                   40


300                                                                                                      360              36                      30
       24                                                                                          338
                                                                                         305 306
                                                                 280         267
200                                                                                249                                                            20
            218 204 207                                    220
                        198 205 204                                    204
      167                                     177
100                                                  161                                                                                          10


 0                                                                                                                                                0
       1Q   2Q   3Q   4Q    1Q    2Q    3Q    4Q     1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q   4Q   1Q    2Q    3Q    4Q   1Q   2Q    3Q    4Q

        2014年6月期               2015年6月期                2016年6月期                2017年6月期              2018年6月期              2019年6月期


                      Analytics Innovation Company                                                                               ©BrainPad Inc.   20
データサイエンティスト入門研修関連のプレスリリース

データサイエンティスト入門研修(公開講座)の総受講者数が1,000名を突破
                                              2019/4/23
2013年からサービスを開始した、社会人向けの実践型研修プログラム「データサイエンティスト入門研修」の
公開講座の総受講者数が1,000名に到達。




これとは別に企業ごとにカスタマイズされた研修メニューを提供する企業研修は、累計40社以上
(累計受講人数 19,000名以上)となっており、公開講座と合わせると2万人超の受講人数となっている。


       Analytics Innovation Company          ©BrainPad Inc.   21
ソリューション事業(単体)3期比較
売上高は、組織拡大と人材の戦力化により、成長。
利益面も、分析環境構築案件や、今期伸長している分析支援案件の利益率が
堅調に推移したことや、ストック売上高が堅調に増加したことが利益率を押し上げ、
前年同期比+82.0%の高成長となった。人材採用が想定よりも進まなかったことなどにより、
セグメント利益率が一時的に上昇。適正な利益率水準は20%~25%と考えている。

        百万円      四半期別売上高                                   百万円   四半期別セグメント利益
2,000                                                400                                    40.0%        4Q
                                                                                     364
                                                4Q               +82.0%
                                  +32.7%                                                                 3Q
                                                3Q                        301
1,500
                       1,407                    2Q   300                                    30.0%        2Q
                                      1,281                                         136
         1,209                                  1Q                                                       1Q
                                                                          101       28.4%
                        441
                                        458                                                              利益率
1,000     371                                        200
                                                              155           21.4%           20.0%

                        327                                               69        135
                                                      12.8%
          333                                                 36
                                        438
 500                                                 100                                    10.0%
                        357                                   55          97
          245
                                                              22                     92
          260           282             385
                                                              42          34
   0                                                  0                                     0.0%
         2017年         2018年          2019年                 2017年     2018年         2019年
         6月期            6月期            6月期                    6月期         6月期       6月期



                 Analytics Innovation Company                                                       ©BrainPad Inc.   22
  ソリューション事業(単体)売上ー顧客数推移
      機械学習ソフトウェアを用いた分析支援案件(フロー売上高)が、今期の売上伸長を牽引。
      新規受注の積み重ねにより、顧客数・ストック型売上高も増加。

                          ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など
                          フロー型売上:開発売上、人的支援売上など
                                                                                                                                      195         顧客数
      百万円                 顧客数                                                                                       188
600                                                                                                           183               186                200
                                                                                                        172               175
                                                                                                  158
500                                                                                         153
                                                                                 142 146
                                                                                                                                                   150
                                                                  124 127 127                                                         275
400                                                                                                                 276         269
                                                            108
                                                      101                                                                 222
                                          90 91                                             224
300                                                                                                     211
            253                                                                       182                     178
                                                                                                                                                   100
                       72           74
            65 63             65                                                                  136
       60                                      145
200                    133
                                   145                            140 150 141 120
                                         104
                                                      77    89
                  91          65                                                                                                183                50
                                                                                                                    166 164 169
100                                                                                   151 148 146 146 149
       55                              123 109 110 110 114 119 125
                       107 108 109 117
       77   77    89
 0                                                                                                                                                 0
       1Q   2Q    3Q   4Q     1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q   4Q   1Q   2Q   3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q

        2014年6月期                 2015年6月期               2016年6月期             2017年6月期               2018年6月期                2019年6月期


                       Analytics Innovation Company                                                                              ©BrainPad Inc.    23
RPA 「ブレインロボ(BrainRobo)」 関連のプレスリリース

RPA領域でEduLabと協業、AI-OCR×RPAで働き方改革を促進
                                              2019/2/13
教育サービス事業およびAI事業を展開する株式会社EduLabと、RPA領域で協業。
手書きの紙帳票を自動的にRPAで扱える形式に変換することで、RPAの適用領域が拡大。




                                         ※当社は、RPAテクノ
                                         ロジーズ株式会社と販
                                         売代理店契約を締結
                                         しています。
                                         「ブレインロボ」は、同社
                                         が提供するRPAツール
                                         「BizRobo! Basic」に、
                                         当社の分析知見等を
                                         付加したソリューション
                                         です。


       Analytics Innovation Company          ©BrainPad Inc.   24
マーケティングプラットフォーム事業(単体)3期比較
主力製品「Rtoaster」の新規受注や、その導入に付随した各種提案が好調に推移し、
競争が激化するデジタルマーケティング領域において、売上高は前年同期比+10.4%の成長。
ストック売上高の増加に伴い利益率が改善しており、
社員人件費の増加や、新製品の立ち上げ投資をこなしたうえで、増益を達成。

        百万円        四半期別売上高                                 百万円   四半期別セグメント利益
2,000                                                400                                40.0%       4Q
                                                4Q                           +16.6%
                                                                                                    3Q
                                                                     319
                                    +10.4%      3Q                              294
                                                                                                    2Q
1,500                                           2Q   300     267                27.1%   30.0%
                       1,316                                          66                            1Q
         1,180                                  1Q
                                        1,085                                   113
                         333                           22.6% 67         24.2%                       利益率
1,000     310                                        200             100                20.0%
                                         391                 73
                         351
          302                                                                    96
 500                                     358         100     60       88                10.0%
          292            331

                                         336                 67       65         85
          275            301
   0                                                  0                                 0.0%
         2017年          2018年           2019年               2017年    2018年      2019年

         6月期             6月期             6月期                 6月期     6月期        6月期



                Analytics Innovation Company                                             ©BrainPad Inc.   25
 マーケティングプラットフォーム事業(単体)売上ー顧客数推移
新規受注や既存案件の拡大により、ストック型売上高が増加。
コンサルティング、運用支援等のフロー型売上の伸長傾向も続いている。
顧客数の増加は、既存製品に比べ単価の低い、インターネット広告領域の新製品の件数増による。

                                                                             ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など
                                                                             フロー型売上:開発売上、人的支援売上など
                                                                                                                                                顧客数
      百万円                                                                    顧客数
500                                                                                                                                             250
                                                                                                                                217

400                                                                                                        180 180 178 181                      200
                                                                                                     171
                                                                                           162 164
                                                                                     153                                         97
                                                                 138 136                             48    59   47        70
300                           125 126 124 127 123 130                      130 136              41
                                                                                                                     46
                                                                                                                                                150
                        118                                                          53    59
            104 101 49         20                      58
                                                            62   64   61   44   53                   283 292 286 290 287 294
      94                             11
                                    13 41                           250 251 260
200
            27
                  26        230 230 221         227 223 218 231 239                                                                             100
                        208             215 216
       7          187
            173
      160
100                                                                                                                                             50



 0                                                                                                                                              0
      1Q    2Q    3Q     4Q    1Q    2Q     3Q    4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q    4Q   1Q   2Q    3Q   4Q   1Q   2Q     3Q    4Q

       2014年6月期                  2015年6月期               2016年6月期             2017年6月期            2018年6月期             2019年6月期


                        Analytics Innovation Company                                                                           ©BrainPad Inc.        26
インターネット広告領域関連のプレスリリース
運用型広告入稿支援ツール「AdPencil(アドペンシル)」の発表で、
段階的な製品リリースを続けてきたADソリューションラインナップが完成       2019/4/16
運用型広告にまつわる各種業務の自動化・効率化のノウハウをさらに深化させ、
最新の広告運用トレンドに適合する新サービス群が出揃う。




       Analytics Innovation Company    ©BrainPad Inc.   27
マッチングエンジン「Conomi」、
広告運用支援ツール 「AdNote」関連の事例プレスリリース
エノテカ・オンラインが、「Conomi」を活用                 エイトレッドが、「AdNote」を活用
ー レコメンド箇所からのワイン購入数が1.5倍に                ー ネット広告での法人リード数が2倍超に
                      2019/4/18                             2019/4/4
従来より高い成果を得ていた「Rtoaster」での               広告代理店への委託から「AdNote」に切り替え、
レコメンドに加え、味わい情報(渋味、果実味、                  広告運用の全体設計の見直しや、
コクなど)も考慮する進化したレコメンドに挑戦。                 運用方法を改善。

嗜好が複雑なワインという商材でも、                       従来と同等の広告予算であるにも関わらず、
マッチングエンジン「Conomi」を活用した                  ネット広告経由でのリード獲得数が2倍を超え、
エノテカ独自の「味わいレコメンド」の構築により、                同時に広告運用の内製化を支援。
ソムリエも納得のレコメンドを実現。




         Analytics Innovation Company                        ©BrainPad Inc.   28
プライベートDMP「Rtoaster」 の連携関連のプレスリリース
「Rtoaster」が、                            「Rtoaster」が、
LINE上でのパーソナライズ配信に対応                     パブリックDMP「Juicer」と連携
                   2019/3/12                                  2019/3/19
「LINE Account Connect」に対応し、企業の          ㈱PLAN-Bが提供するユーザー分析DMP
LINE公式アカウントから高度なパーソナライズ配信               「Juicer(ジューサー)」と連携。
ができる「Rtoaster plus LINE」を提供開始。
                                        プライベートDMPとパブリックDMPの連携により、
マルチチャネルで属性×行動の2軸を掛け合わせた                 自社データと外部データを統合した
高度な顧客セグメンテーションを実現。                      顧客プロファイルが可能となり、ウェブサイトを初めて
                                        訪れたユーザーに対してもパーソナライズが可能に。




         Analytics Innovation Company                         ©BrainPad Inc.   29
次期中期経営計画(2020年6月期~2023年6月期の4年間)
の概要について
ブレインパッドのミッション、中期ビジョン

MISSION       創業来変わらぬ使命




データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる


Corporate Vision                      次期中計において目指す姿




Analytics Innovation Company
ビジネス・顧客体験・オペレーションにおいて先進的で実践的なデータ活用の実績を
生み出し続け、世の中にインパクトを与えるデータ資本社会のリーディングカンパニー




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次期中期経営計画の基本方針
次期中計における事業環境の前提

 データ活用関連ビジネスを取り巻く市場(AI、データアナリティクス、デジタルマーケティング等)
  は、周辺領域を巻き込みながら、年率20%を超える成長を続けるものと認識。(*1)
 市場の拡大が見込まれることから、新興企業および隣接業界からの参入も想定される中、
  データ活用を支援する人材・人的サービスへの需要は、今後も継続して高まっていく。

 次期中期経営計画の基本方針

          ビジネスにインパクトを与える、先進的で実践的なデータ活用の実績を増やすため、
 1       データ活用に必要な総合力を提供・発揮していく体制の強化

          データ活用に不可欠となる人的サービス、ソリューション提供需要に応えるための
 2       多様な人材の採用・育成を含む組織規模の拡大 ※当社に必要な多様な人材は後述

          先進的な技術を用いたデータ活用を加速するために、自社でのR&Dは当然として、
 3       国内外Tech企業との業務提携・投資等による連携の強化
 (*1)参考文献:2019/3月 ㈱富士キメラ総研 「2019人工知能ビジネス総調査」、2018/12月 ㈱ミック経済研究所 「ビジネス・アナリティクス市場展望 2019年版」
          2019/2月 「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2019」、「ITR Market View:SFA/統合型マーケティング支援市場2019」


            Analytics Innovation Company                                                      ©BrainPad Inc.   32
<参考>
 現・中期経営計画の進捗(連結業績・単体従業員数)
      売上高(億円)                                                      経常利益(億円)
 80                                                                          16.00
                                                                                     前半2年間は利益成長
                                               56.5                                  が限定的となったが、
 60                                                                          12.00
                                 43                                                  積極採用による組織拡大
                  35
 40      29                                    11.5                          8.00    と社員の育成・戦力化、
                                                             連結売上高                   案件の長期・大型化に
 20                                                                          4.00
                               5.96                          連結経常利益                  注力し続けたことにより、
  0
        2.30
                                                                             0.00    後半2年間は、
                1.44                                                                 利益額・利益率ともに
        2016年   2017年          2018年           2019年
        6月期      6月期            6月期            6月期予想
                                                                                     大きく改善。
      従業員数(名)
500

400                                            318
300
                                261
                 217                            45
        177                     24              87
200               33            73
         42       62            48              57
100      44       42                                   その他
         29                     116            129
         62       80                                   マーケティングプラットフォーム事業
 0
                                                       ソリューション事業
        2016年   2017年          2018年           2019年
                                                       アナリティクス事業
        6月期末    6月期末           6月期末            6月期目標


                Analytics Innovation Company                                                ©BrainPad Inc.   33
次期中期経営計画の経営目標(連結)

                                                                  単位:百万円

                               今期業績予想          次期中計最終年度
                                                                 成長率
                             (2019年6月期)         (2023年6月期)


  売上高                                  5,650      11,500       CAGR 19.4%

 経常利益                                  1,150       2,000       CAGR 14.8%

 経常利益率                                 20.4%       17.4%           ー
                             現中計4年間の平均ROE      次期中計4年間の平均ROE
  ROE                           18%前後              20%程度           ー
                                                               4年間で約2倍の
 従業員数                          302~318名          580~650名       規模を目指す

        ※上記経営目標に、後述するM&A等の投資による影響は織り込んでおりません。




        Analytics Innovation Company                               ©BrainPad Inc.   34
 事業戦略:インパクトを生み出すデータ活用の総合力を磨く
               コンサルティング、人的支援型                                  プロダクト提供型
  考    日本のデータ活用人材の不足状況をふまえると、需要は拡大する一方。            グローバルベンダーやオープンソースにより次々と良いプロダクトが生まれる中、
  え    ツール導入の際にも人的サポートを求める傾向が一層強まっている。             当社はそれらプロダクト群から顧客企業のニーズに合わせて最適なものを
  方    参入企業も増える中、当社は一貫して品質にこだわるサービスを提供。            選定し、使いこなす側の立場をとる。(世の中にないものは自社開発する)


          継続的な組織拡大、能力向上により
            システム化/仕組化を伴う                         これまでのアナリティクス実績の
 ア                                                   ソリューション化
 ナ        実践的なデータ・AI活用を支援を拡大
                                                    (または製品化)
 リ
 テ                  現・アナリティクス事業
 ィ                                                               独自性の強い
 ク                                                            海外アナリティクスツールの
 ス                                                            目利き、日本市場への投入
           企業の経営層をターゲットとした
           提案力・対応力の強化による                     現・ソリューション事業
             案件の長期・大型化
                                                         顧客企業のニーズをとらえた
                                                     デジタル領域での統合的ソリューションの提供
 デ
 ジ                                                    現マーケティング
 タ
 ル              デジタル領域における                           プラットフォーム事業
              コンサルティングサービスの強化                                           主力製品の深化と、
 ※




                                                                        新製品の立ち上げ
                                                                          チャレンジ
※デジタル:デジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる領域の中でも、これまでWebマーケティングと呼ばれていた、デジタルマーケティングへの改革・支援を中核とした領域

              Analytics Innovation Company                                          ©BrainPad Inc.   35
人材戦略
:データ活用の総合力を支える多様なプロフェッショナル人材を拡充
          コンサルティング、人的支援型                                プロダクト提供型
考   日本のデータ活用人材不足の状況をふまえると、需要は拡大する一方。          グローバルベンダーやオープンソースにより次々と良いプロダクトが生まれる中、
え   ツール導入の際にも人的サポートを求める傾向が一層強まっている。           当社はそれらプロダクト群から顧客企業のニーズに合わせて最適なものを
方   参入企業も増える中、当社は一貫して品質にこだわるサービスを提供。          選定し、使いこなす側の立場をとる。(世の中にないものは自社開発する)

       データサイエンティスト/データアナリスト/
           AI・機械学習エンジニア/
ア    データエンジニア/分析トレーニングスペシャリスト
ナ                ほか
                                            分析サービス開発エンジニア/
リ                                             技術リサーチャー/
テ              現・アナリティクス事業                     研究開発 ほか
ィ
ク                                                                                          コ
                                                                                           ー
ス                                                                                          ポ
             マーケター/営業/
                                                                                           レ
          AIビジネスプロデューサー/                現・ソリューション事業       プロダクトリサーチャー/                     ー
           IT業務コンサルタント/                                                                    ト
          システムアーキテクト/SE/                              プロダクトマーケター/プロダクト営業/                  ス
      クラウドエンジニア/インフラエンジニア ほか                            プロダクト導入コンサルタント/                    タ
                                                          テクニカルサポートほか                      ッ
                                                                                           フ
デ
ジ                                                現マーケティング
タ                デジタルマーケティングコンサルタント/            プラットフォーム事業        プロダクト企画/
ル                   カスタマーサクセス ほか                                  ソフトウェア開発
                                                                    エンジニア/
                                                                  UIデザイナー ほか


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資本政策:投資(M&Aを含む)および株主還元の方向性

 1   投資(M&Aを含む)の考え方

  既存ビジネスのオーガニック成長を加速させるような、人材獲得目的のM&Aを検討
  先進技術の調査・実用化目的の投資・M&Aについても、中長期の成長に資するもの
   として検討 ※社外への投資以外にも、合理性のある範囲で社内における先進技術の実用化、新プロダクト開発も検討・実施
  当初は、投資・M&A推進の専門人材の設置も視野に、リサーチおよび検討に注力


 2   株主還元の方向性

  上記の投資をはじめ、事業成長のために資本を有効活用することが、
   株主の皆様から期待される企業価値向上のための最優先課題であると認識
  しかし、資本の有効活用が進まない場合には、ROEの不用意な低下を避ける観点でも、
   自社株買い、配当などの株主還元を検討していく




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来期(次期中計初年度)の業績見通し
来期(2020年6月期、次期中計初年度)の業績予想数値は、
本年8月の本決算発表時に、公表予定。

ただし、以下の理由から、売上高の成長は維持しつつも、利益成長は限定的となる見通し。
(売上高は10%超の成長を目指すものの20%までの成長には至らない可能性や、
 利益額が今期と同程度の水準となる可能性も含め、現在精査中)

【売上成長がやや鈍化し、利益成長が限定的となる主因】
                                      データ活用領域の人材獲得競争の激化から、現・中計期間に
      人材採用・育成への                       おいても、当社が必要とする人材確保が遅れている部分がある。
  1
      リソース配分増加                        その遅れを取り戻すべく、人材採用・育成に人的・金銭的な
                                      リソース配分を増やしていく計画を立案中。


  2   給与体系の見直し                        退職率は低下傾向だが、既存社員のリテンションと採用効率改善の
                                      両面において、インセンティブプランを含む給与体系の見直しが必要。
      と組織再編                           また、総合力をより発揮させるための組織再編にも着手していく。


                                      次期中計における増員を見据え、オフィスの増床をはじめ、
  3   オフィス環境への投資                      ファシリティ関連費用の増加を見込む。



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再掲




     中期経営計画「OneBrainPad」の
     進捗状況
     全社員の力を結集・融合させて計画を実現したいという思いから、
     この中期経営計画を「OneBrainPad」と呼んでおります。
中期経営計画における経営戦略
                         コーポレートビジョン(中長期的に目指す姿)

                   Analytics Innovation Company
                   アナリティクスとエンジニアリングを駆使した
               革新的かつ実践的なソリューションで最高の価値を提供する



                                       経営戦略

           アナリティクスとエンジニアリングを駆使して
   クライアントのビジネスプロセスを革新する長期・大型の案件を拡大する



                                       経営目標

(当初計画)                             連結売上高60億円・連結経常利益10億円の達成
(昨年8月時点の見通)                        連結売上高50億円・連結経常利益7億円の見通
(本日時点の業績予想)                        連結売上高56.5億円・連結経常利益11.5億円の見通


    Analytics Innovation Company                           ©BrainPad Inc.   40
中期経営計画の実現に向けた5つのアクションの進捗状況と変化
                                                       中期経営計画開始時点に比べた進捗
              • 分析や関連製品を使ったビジネスプロセスの改革・改善を提案
                                                               経営層への
経営層を顧客             どのようにデータを取得し、どのような分析を行えばよいか
                                                               アプローチが
                   どのように製品を使いこなす業務を設計するか
とした案件拡大                                                        増え、案件が
              • 人工知能・数理計画法・ビッグデータ分析・IoTのビジネス利用を促進              長期大型化


                                                               事業横断提案
              • 事業横断で、サービス・製品をうまく組み合わせ、個別のクライアントごとに
提案力の強化          最適なソリューションを提案する力を強化
                                                               が増え、案件が
                                                               長期大型化


                                                               MP事業は好調。
              • ワンタイムの受託分析に終わらせず、クライアント企業の業務に組み込まれるシステムを
 システム化、         組み上げることで、データ分析の業務活用を活性化し、システム利用料収入を拡大
                                                               一方、顧客からの
                                                               人的支援の需要が
ストック収入拡大      • 製品ライセンスフィー収入を拡大
                                                               高く、フロー型売上高
                                                               が大きく増加


              • 豊富な顧客ネットワークを持つ製品ベンダー、顧客データ基盤を運用するSIer等との
提携・協業による        協働などにより、新サービスや新たな商流を開発
                                                               提携・協業による
                                                               成長可能性は
新サービス・商流                                                       大きいと考え、
              • ブレインパッドの持つビッグデータ分析・人工知能・数理計画法などの技術との
  の開発           シナジーの大きな企業との協業を模索                              継続模索中



             • コア・ケイパビリティに関する教育プログラムを開発し、人材への投資を拡充             中間管理層の
教育投資の拡充            上記の実現に必要なスキルを開発                            増員・育成進む


       Analytics Innovation Company                           ©BrainPad Inc.   41
中期経営計画の進捗と、最終年度の業績予想
基本方針である「規模の拡大」路線どおりの成長を2018年6月期に達成でき、
最終年度となる2019年6月期も同路線を継続。


              【これまでの見通】                                      【2018年6月期実績をふまえた最新の予想】
     売上高                                      経常利益                売上高              56.5億円に    経常利益
                                                                                   上方修正済
  (億円)                                        (億円)             (億円)                           (億円)
70                                                   14.00   70                                         14.00
           連結売上高                                                        連結売上高      11.5億円に
60                                                   12.00   60                                         12.00
           連結経常利益                         50                            連結経常利益     上方修正済      52
50                                                   10.00   50                      43                 10.00
                             41
40              35                                   8.00    40             35                          8.00
       29                                                           29
30                                                   6.00    30                                         6.00
                                         7.00                                                7.10
20                                                   4.00    20
                                                                                    5.96                4.00

10                                                   2.00    10                                         2.00
                           3.00
      2.30                                                         2.30
 0             1.44                                  0.00     0            1.44                         0.00

      2016年    2017年       2018年        2019年                      2016年   2017年    2018年    2019年
       6月期     6月期          6月期          6月期                        6月期    6月期      6月期      6月期予想


               Analytics Innovation Company                                                    ©BrainPad Inc.   42
     最終年度 2019年6月期の業績予想の考え方
経常利益目標の前提となる2019年6月期に行うべき投資は、主に以下3点。
これらは、中期経営計画以降も「規模の拡大」路線を継続していくうえで、必要な投資であると認識。


              【最新の予想】                                   【利益目標の前提とした、2019年6月期に行うべき投資】
     売上高              56.5億円に           経常利益
  (億円)                上方修正済             (億円)
70                                              14.00
           連結売上高                                        1   次期以降の成長に繋がる人材採用
60                    11.5億円に                   12.00
           連結経常利益     上方修正済            52
50                        43                    10.00

               35
40                                              8.00
                                                        2   成長を支える既存社員への投資
       29
30                                              6.00
                                      7.10
20
                        5.96                    4.00

10                                              2.00    3   デジタルマーケティング領域における挑戦
      2.30
 0            1.44                              0.00

      2016年   2017年     2018年        2019年
       6月期    6月期        6月期        6月期予想


                 Analytics Innovation Company                                  ©BrainPad Inc.   43
最終年度 2019年6月期の業績予想の考え方
①次期以降の成長に繋がる人材採用
中期経営計画以降も成長ペースを維持していきたいという考えから、
2019年6月期においても、前期比+20%超の人員増を目標とする。
                                                         +57名(+21.8%)
          名                      従業員数の内訳(単体)
    350
                                                              318
                                                                          2019年4月入社の
    300                                                       45           新卒社員を含む
                                                 261
    250
                                         217      24
                                                              87
    200          177                      33      73

    150           42                      62                  57
                                                  48
                  44                                                    その他
    100                                   42
                  29                                                    マーケティングプラットフォーム事業
                                                 116          129
    50                                                                  ソリューション事業
                  62                      80
                                                                        アナリティクス事業
     0
                2016年                    2017年   2018年       2019年
                6月期末                     6月期末    6月期末        6月期目標


          Analytics Innovation Company                                                 ©BrainPad Inc.   44
最終年度 2019年6月期の業績予想の考え方
②成長を支える既存社員への投資                       利益への影響が大きい投資となるが、
                                     今後も組織規模を維持・拡大していくには、
当社が求めるデータ活用人材は市場全体で不足                  いまから行うべき投資であると認識

 → 採用競争の激化と、一部職種では給与水準の高騰も見られる
 → 給与水準の見直しや、社員にとって働きがいのある職場環境の構築が重要


③デジタルマーケティング領域における挑戦
マーケティングプラットフォーム事業を支える「Rtoaster」に続き、将来の収益基盤づくりとして、
「運用型広告領域」の新サービス・新製品の開発、立ち上げのための投資に注力

               DMP領域                  AD領域
                                                  新
                                             インハウス化
                                             支援サービス


                                                 など




      Analytics Innovation Company                    ©BrainPad Inc.   45
中期経営計画の定量計画の要旨

                                    • アナリティクス事業                年30%~40%成長
 各事業の売上成長目標                         • ソリューション事業                年10%~20%成長
                                    • マーケティングプラットフォーム事業        年20%~25%成長




  最終年度の収益率                          • 連結経常利益率 14%前後




 最終年度の資本効率                          • 連結ROE 20%程度




  株主還元方針                            • 当面は内部留保の充実を図り、既存事業の成長のために資本投下を行う予定であるため、
                                      上記利益目標が達成されるまでは、配当は未実施とする予定。



                                    •   アナリティクス人材        110名~120名
                                    •   エンジニアリング人材        80名~ 90名
最終年度の人材イメージ                         •   セールス・コンサルタント人材    70名~ 80名
                                    •   コーポレートスタッフ        25名~ 35名

                                              計          285名~325名


     Analytics Innovation Company                                           ©BrainPad Inc.   46
      現・中期経営計画以降(2020年6月期以降)の成長について
      「規模の拡大」路線を継続し、
      組織を拡大しながら、市場成長に引けを取らない成長を目指していく方向で、計画を策定中。
      売上高(億円)                                                       経常利益(億円)
80                                                                            16.00     成長のためのポイント
                                                        56.5億円に
60                                              52      上方修正済                 12.00    一定の成果が出てきている
                               43
                 35                                                                     ・経営層へのアプローチ
40       29                                             11.5億円に               8.00      ・事業横断での提案力強化
                                                        上方修正済
                                            7.10
                                                                                       は、さらに推進する
20                                                                            4.00
                             5.96                         連結売上高
                                                          連結経常利益                       あまり進捗させられていない
 0      2.30                                                                  0.00
                                                                                        ・システム化
                1.44
500
        2016年
      従業員数(名)   2017年        2018年          2019年
                                                                                        ・ストック収入の拡大
        6月期     6月期           6月期          6月期予想
                                                                                        ・提携・協業による事業拡大
400                                             318                                    は、ワンランク上の成長を実現
300
                               261                                                     するための重点課題と認識
                217                              45
        177                    24                87
200              33            73
         42      62            48                57                                   組織拡大を支える
100      44      42                                     その他                            中間マネジメント層の育成や、
         29                    116              129
         62      80                                     マーケティングプラットフォーム事業            採用面での体制強化にも
 0
        2016年   2017年         2018年             2019年
                                                        ソリューション事業
                                                                                       より注力していきたい
                                                        アナリティクス事業
        6月期末    6月期末         6月期末          6月期目標

                 Analytics Innovation Company                                                  ©BrainPad Inc.   47
APPENDIX
                               CORPORATE VISION



Analytics Innovation Company
                  アナリティクスとエンジニアリングを駆使した
                   革新的かつ実践的なソリューションで
                       最高の価値を提供する




Analytics Innovation Company                      ©BrainPad Inc.   49
ブレインパッドが生み出す価値

      世の中では様々なキーワードが注目されていますが、これらは全て、
    “データを価値に変えて企業活動に変化と改善をもたらすもの”です。



    ビッグデータ             機械学習               IoT/IoE                  AI
                                          Internet of Things       Artificial Intelligence    予測・最適化
    Big Data           Machine Learning   Internet of Everything   人工知能




                                                                                             マーケティング
                         深層学習                 データ分析                     フィンテック               オートメーション
  データサイエンティスト
                         Deep Learning        データ活用                     FinTech              MA (Marketing
                                                                                             Automation)




  • ブレインパッドは、2004年の創業以来、データによるビジネス創造と経営改善に向き合ってきた
   データ活用のリーディングカンパニーです。
  • アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、データを価値に変えることで、企業のビジネス創造
   と経営改善をお手伝いしています。


      Analytics Innovation Company                                                                       ©BrainPad Inc.   50
最高の価値提供を可能にする3つの力

    創業以来、データ活用を支援した企業は                    800社以上
2004年の創業以来、ブレインパッドがデータ活用をお手伝いした企業は800社を超えます。
幅広い業界を対象として、豊富に積み上げられたナレッジを武器に、お客様の経営課題を
解決に導きます。




       80名を超えるデータサイエンティストは国内随一
ブレインパッドは、80名を超えるデータサイエンティスト集団を有します。この規模は国内随一
です。技術的な専門分野、得意とする顧客業界、豊富な分析経験など、様々な強みを
持つデータサイエンティストがお客様のニーズに合わせてチームを組成し、最高レベルのアナリ
ティクスサービスを提供します。




    DMP領域    No.1プロダクトで培ったエンジニアリング力
上記の2つの力を、最先端のテクノロジーを用いて、システムやソフトウェアなどの“形”にできる
のが、ブレインパッドが誇るエンジニア力です。その高い技術と先進性は、デジタルマーケ
ティング領域でのNo.1プロダクト「Rtoaster」を生み出したことでも証明されています。




           Analytics Innovation Company            ©BrainPad Inc.   51
業界内での際立ったポジション
            データを用いた、経営課題を解決するためのコンセンプトデザインから運用まで、
                一貫したサービスを提供できるという業界内でも際立った強みがあります。

                                       ブレインパッドのサービス提供領域




      課題の見える化                         トライアル分析による      経営課題を解決する        実際の業務プロセス
      (アセスメント)と                 プロジェクトの実現可能性や          分析アルゴリズムや       への適用と運用改善
      コンセプトデザイン                       投資対効果の検証        プラットフォームの開発        による継続的な
                                                                       ビジネス成果の創出



     戦略的コンサルティング                                    デジタルマーケティング特化や
 関      ファーム                                        分析特化の関連製品ベンダー
 連
事プ
業レ                                          大手SIer(ただし、分析の専門人材はまだ不足していると認識)
領ー
域ヤ
 ー                              総合系コンサルティングファーム
 の
                  (ただし、専門性の高い分析部隊はまだ小規模であり、知見を蓄積中の段階であると認識)



       Analytics Innovation Company                                                ©BrainPad Inc.   52
 ブレインパッドのサービス①:ビッグデータ活用サービス
                 ブレインパッドは、ビッグデータ活用を専門とする多数のプロフェッショナルの力を活かし、
                                  以下のような課題を解決するサービスを提供しています。

       データや事実に基づいて                                                 ビッグデータ分析のための
                                     機械学習やAIを用いて                                       データ活用人材を育てたい、
       マーケティングやCRMを                                                  プラットフォームを
                                    業務改革や高度化を行いたい                                       組織・体制を構築したい
          改善したい                                                        構築したい


       マーケティングのPDCA                     アナリティクスを用いた                 データ活用のための               人材育成、
      サイクル全体の改善を支援                    業務プロセスの最適化支援                 インフラ構築全体を支援        専門組織や体制の構築を支援




     データによる顧客理解や顧客育成施策             最新技術を駆使し、営業、製造、サプ             ベンダーフリーで中立な立場を活かし、   自立的なデータ活用に向けたロードマッ
     の立案、施策の効果測定や最適化ま              ライチェーンマネジメント、新規事業など、          データ活用計画の立案から、分析基盤    プを策定し、データ活用人材の育成や、
     で、PDCAサイクル全体を支援します。           様々な業務プロセスの改革や効率化を             の構築、運用支援までを、トータルに支   専門組織・体制の整備を支援します。
                                   実現します。                        援します。


 サ
 ー                                                                                        「ブレインパッド教育講座」の運営
スビ       マーケティングアナリティクスの                      最新の機械学習/深層学習、          分析環境の構築や製品選定の
ペス                                                                                        実績を持つ、データ活用人材育
         専門家                                  IoT、AI技術を習得した専門家       ノウハウを持つ専門家
シ提                                                                                        成の専門家
ャ供       • コンサルタント                            • データサイエンティスト          • 製品コンサルタント
リに                                                                                        • コンサルタント
         • データサイエンティスト                        • エンジニア                • システムエンジニア
スあ                                                                                        • 講師
トた
 る


               Analytics Innovation Company                                                     ©BrainPad Inc.   53
             「+AI」(プラスエーアイ)
             ブレインパッドのAI・機械学習のサービス・コンサルティング

 +AI は、身近な日常やビジネスに人工知能をプラスして、さまざまなイノベーションを生み出しています。

ディープラーニングを含む機械学習、自然言語処理、
数理最適化など、人工知能(AI)関連テクノロジー
の活用により、経営改善やサービス革新に貢献する
スペシャリストがお客様の支援にあたります。


                                            +AI の4つのサービスプラン
   プラン               対象となるお客様                 ブレインパッドの支援内容      実施期間の目安              アウトプット

             機械学習/ディープラーニング、先端
  テーマ選定                                                                    • AI・機械学習等に関連した具体的取り組みテーマ
             的なデジタル技術による、事業改革、              お客様企業内での適用領域の見
   プラン                                                          5日~1か月程度     候補
             業務効率化、サービス開発などに                極めを支援します
                                                                           • テーマごとの取り組み優先度 など
             関心があるお客様
                                            具体的な収益化を実現する適切                 • AI活用よる収益創出、業務効率化、品質改善など
戦略・実行計画策定
             AI活用のテーマをお持ちで、更に               なアプローチ・展開プランを策定し、                の経営インパクトを創出するための戦略
    プラン                                                         1~2か月程度
             プロジェクトを推進したいお客様                投資に対する経営層の意思決定                 • ROI試算結果、スケジュール、実行体制、リスクと
                                            を支援します                           回避策などの具体的な実行計画と経営効果 など
                                            機械学習モデルの構築やデジタル                • 機械学習モデルのモックアップ(仮モデル)と精度
  プロトタイプ
             AIを活用した、具体的な業務改善               技術を活用したパイロット施策の実                 評価
開発プラン(PoC)                                                      1~2か月程度
             テーマをお持ちのお客様                    施により、実現可能性の見極めを                • 実現可能性に関する評価・リスク
                                            支援します                          • 今後の展開プラン など
             AIを自社の業務やサービス、製品など
サービス/システムの                                  機械学習モデルや先端的なデジタ
             に組み込むことで収益改善・業務効                                              • 完成した機械学習システム
 本格実装プラン                                    ル技術を搭載したシステム開発を     3~6か月程度
             率化などの経営改善を実現したい                                               • 構想した成果の実現 など
                                            支援します
             お客様


             Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   54
ブレインパッドのサービス②:デジタルマーケティングサービス
                             ブレインパッドは、DMP市場のトップクラス製品「Rtoaster」を中心に、
                デジタルマーケティングを進化させる分析・システム構築・導入コンサルティングも提供しています。


                            + 分析                         + システム構築                    + 導入コンサルティング




                 データサイエンティストの分析により、                 既存システムとの連携のためのシステム              デジタルマーケティングの専門家による
                 さらに深く顧客を理解することが可能です。               改修や、新たなシステム構築が可能です。             コンサルティング、運用支援が可能です。




                                             高品質のサービス提供を可能とする製品群
レコメンドエンジン搭載      運用型広告入稿支援                        AI型インターネット                                   マーケティングオートメーション   ソーシャルリスニング・
                                   広告運用支援ツール                      自然言語処理エンジン    マッチングエンジン
プライベートDMP        ツール                              広告運用ソリューション                                  プラットフォーム          プラットフォーム




Rtoaster                                          FUSE LIGHT      Mynd plus     Conomi         Probance          Crimson Hexagon
                 AdPencil          AdNote
                                                                                                                 ソーシャルメディアから、世
多彩なマーケティングアク     手間のかかるWeb広告の      約20種類のレポートを自   Web広告の運用業務を     人工知能・機械学習・統   収集・蓄積したデータを活   機械学習により顧客ニー
                                                                                                                 界中の顧客エンゲージメン
ションをデータから実現でき    入稿作業を、AI技術を用      動作成する機能や、広告    最先端AIにより全自動化、   計学技術を駆使してテキ   用して、独自のアルゴリズ   ズを予測し、パーソナライ
                                                                                                                 トを分析
る、DMP市場のトップクラ    いて簡単な操作での自動       予算配分のシミュレーショ   オペレーションレスにWeb   ストデータを解析      ムでヒト・モノを複合的に   ズコミュニケーションを実現
ス製品              化を実現              ン機能を搭載したツール    広告の配信が可能                      マッチング          するMAプラットフォーム




                  Analytics Innovation Company                                                                   ©BrainPad Inc.    55
データ活用のプロフェッショナルが提供する製品群
               レコメンドエンジン搭載         運用型広告入稿支援                      AI型インターネット                                マーケティングオートメーション    ソーシャルリスニング・
                                                   広告運用支援ツール                              自然言語処理エンジン
               プライベートDMP           ツール                            広告運用ソリューション                               プラットフォーム           プラットフォーム




マーケティング
               Rtoaster                                           FUSE LIGHT              Mynd plus                            Crimson Hexagon
                                   AdPencil        AdNote                                                   Probance
                                                                                                                               ソーシャルメディアから、世
               多彩なマーケティングアク        手間のかかるWeb広告の    約20種類のレポートを自   Web広告の運用業務を             人工知能・機械学習・統       機械学習により顧客ニー
                                                                  最先端AIにより全自動化、                                                界中の顧客エンゲージメン
               ションをデータから実現でき       入稿作業を、AI技術を用    動作成する機能や、広告                            計学技術を駆使してテキ       ズを予測し、パーソナライ
                                                                                                                               トを分析
               る、DMP市場のトップクラ       いて簡単な操作での自動     予算配分のシミュレーショ   オペレーションレスにWeb           ストデータを解析          ズコミュニケーションを実現
               ス製品                 化を実現            ン機能を搭載したツール    広告の配信が可能                                  するMAプラットフォーム




               ダイナミックセグメンテーション     ビジネス・インテリジェンス                  ビッグデータ対応 機械            統計解析・ビッグデータ
                                                                                                           マッチングエンジン
               システム                ツール                            学習・予測分析システム            加工システム



   可視化
                                                     データマイニング
 Business
                                                       機械学習       SAP®                   WPS Analytics
Intelligence   exQuick             Tableau                                                                 Conomi
                                                                  Predictive Analytics
               データやファイルを統合的        データをビジュアル化し、                                          SAS言語で記述されたプ      収集・蓄積したデータを活
                                                                  データマイニング・機械学           ログラム実行とデータ操作
               に管理し、データ抽出やレ        データの持つメッセージを                                                            用して、独自のアルゴリズ
                                                                  習のプロセスを自動化し、           が可能
               ポーティングを得意とする        伝えることが可能                                                                ムでヒト・モノを複合的に
                                                                  圧倒的な効率性を実現
               システム                                                                                        マッチング




                                                   インメモリ                                                                       ロボティック・プロセス・
               クラウドプラットフォーム        データ分析処理基盤                      ビッグデータ・ウェアハウス                            最適化エンジン
                                                   コンピューティング                                                                   オートメーション



                                                                                             最適化
                                                                                               ・
 分析基盤
                                                                                             その他
               Microsoft           MapR            SAP HANA®      SAP® IQ                                  UltiPad             ブレインロボ
                                                                                           アプリケーション
               Azure               大規模データを、コスト効    大量のデータを高速分析    分析・検索用途に特化し                              予測モデルの構築後に、         (BrainRobo)
                                   率よく高速処理できる      するために開発されたイン   て開発されたデータベース                             膨大な組み合わせの中か
               ビッグデータ活用に必要な                                                                                                    人が行う業務を自動化・
                                   Hadoop製品        メモリコンピューティング   ソフトウェア                                   ら最適解を導くことが可能
               一連の機能をクラウド上で                                                                                                    効率化するロボティック・プ
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