3655 ブレインパッド 2020-08-12 15:30:00
2020年6月期 決算補足説明資料 [pdf]

2020年6月期
決算補足説明資料


株式会社ブレインパッド
2020年8月12日
INDEX
• はじめに                                  ・・・ P 2
• 会社概要                                  ・・・ P 3
• 中期経営計画、次期連結業績予想と
  新型コロナウイルス感染症拡大の影響について                 ・・・ P 9
• 2020年6月期 連結業績ハイライト                    ・・・ P 16
• 2020年6月期 単体業績/単体セグメント業績ハイライト          ・・・ P 24
• 「株式会社電通クロスブレイン」の設立について                ・・・ P 29
• 次期からの報告セグメントの変更について                   ・・・ P 31
• 再掲:中期経営計画について                         ・・・ P 33
• APPENDIX                              ・・・ P 43




         Analytics Innovation Company       ©BrainPad Inc.   1
はじめに 〜当社が目指すもの〜

                                    創業以来の変わらぬミッション

   “データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる”

  ブレインパッドは、2004年の創業当時から、顧客企業のデータを活用した経営改善を支援してきました。
               ビッグデータ、AI、IoTなど、時代ごとにキーワードは違えど、
     その根底はデータを分析・活用して価値に変え、企業活動に変化と改善をもたらすことです。

     データは蓄積するだけではただのコストです。私たちは、データを価値に変えるために必要な
               分析力(国内随一のデータサイエンティスト数)
         エンジニアリング力(市場No.1製品を自社開発・提供できる技術力)
          ビジネス力(データ活用を支援した企業は業種問わず1,000社超)
               の3つの力を有した、世界でも稀有な企業です。

 世界的に増え続ける人口(減り続ける日本の人口)と、限られた資源、加速する環境変化の中で
          私たちは「データ活用のプロフェッショナル」として、
        ビジネスに、データに基づく高度化とイノベーションを与え、
           世界の持続可能性の向上に寄与してまいります。



     Analytics Innovation Company                    ©BrainPad Inc.   2
会社概要
商号      株式会社ブレインパッド(英文 BrainPad Inc.)            グループ体制
本社所在地   東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル

電話番号    03-6721-7001(代表)                                         株式会社ブレインパッド

設立      2004年3月18日

        2011年9月 東京証券取引所 マザーズ上場
上場      2013年7月 同 市場第一部上場                              100%出資                    100%出資
        (証券コード:3655)

資本金     575百万円(2020年6月30日現在)                          Mynd株式会社                 BrainPad US Inc.

従業員数    372名(連結、2020年6月30日現在)
                                                                                          連結子会社

        代表取締役会長           佐藤 清之輔         (創業者)                                            非連結子会社
        代表取締役社長           草野 隆史          (創業者)
        取締役               安田 誠
        取締役               石川 耕                   認証
        取締役               塩澤 洋一郎
役員      取締役               関口 朋宏
        社外取締役             佐野 哲哉                                                    認証・制度
        社外取締役             牛島 真希子                                                   ISO(JIS Q) 27001
        常勤社外監査役           鈴木 晴夫
        社外監査役             山口 勝之                  JIS Q 15001         認証の登録範囲は、Webレコメンデーションならびに
                                                                     広告配信技術、データ分析技術を利用したSaaS
        社外監査役             大久保 和孝                 認証番号:10822646
                                                                     サービスです。

主な      ・一般社団法人データサイエンティスト協会
加入団体    ・一般社団法人日本ディープラーニング協会


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データ活用をトータルに支援するブレインパッドのビジネス領域
データを活用して顧客企業の経営改善を支援する当社の事業領域は、以下の4つのフィールド
(象限)で表すことができ、その中で、3つのタイプの事業を展開しています。




  ※




  ※デジタル:デジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる領域の中でも、これまでWebマーケティングと呼ばれていた、デジタルマーケティングへの改革・支援を中核とした領域


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 アナリティクス事業
 データサイエンティストという専門人材によるデータ解析/コンサルテーションや、
 データ解析ロジックを組み込んだシステム実装を、業務受託型で行う事業です。

直近の収益構造(2020年6月期連結実績)                                             特徴、強み

・顧客の経営課題に合わせて
                                                                  ・業界随一の規模を誇るデータサイエンティスト組織
                                                 ・売上原価の大部分は
 プロジェクト単位で受注                                      社員人件費
                                    コスト                           ・特定業種に特化せず、幅広い業種に対する支援実績
・プロジェクト期間は、                        16.2億円
                                                 ・その他は、サーバー代や、
 数か月~数年まで様々、
                          売上高                                     ・AIなどの先進技術や、統計科学・数理工学などを、
 プロジェクト体制も、                                       ソフトウェア利用料等
 数名~10名近くまで様々           29.5億円                                     実際のビジネスへ適用できるノウハウ
・フロー型売上高として集計                                                     ・業界でもいち早く新卒採用を開始し、毎年十数名の
 しているが、数か月ごとに                         利益
                                                 セグメント利益率45.2%
 契約更新し、長期にわたり                      13.3億円                          新卒を育成し続けることのできる組織力
 支援している企業も多い



代表的なサービス

     マーケティングアナリティクス                            機械学習やAIを用いた業務プロセスの最適化        データ活用人材の育成、組織・体制の整備

          ・分析による顧客構造理解                                ・サプライチェーンの最適化               ・データ活用組織・体制の
          ・顧客育成のための戦略立案                                (配送・配車,人員配置,需要予測等)          整備や立ち上げ
          ・リソース(時間・コスト)の                              ・製造プロセスの最適化                 ・データ活用人材や
           最適配分                                        (不良品検出,歩留まり改善等)             データサイエンティストの
          ・マーケティングシステム構築                              ・不正取引の検知                     育成メソッドを組み合わせた
          ・施策の効果測定                                    ・AIを活用したロジック開発               カスタマイズプログラムの提供
                       ほか                             ・深層学習を用いた画像解析 ほか                           ほか




                Analytics Innovation Company                                             ©BrainPad Inc.   5
 ソリューション事業
 データを活用したCRM改善やマーケティングを自動化する場合に必要となる海外製システムや、
 機械学習による予測システムのライセンス販売と、ビッグデータ分析環境の構築を行う事業です。

直近の収益構造(2020年6月期連結実績)                                                                        特徴、強み

・月額利用料や保守料から                                           ・売上原価の大部分は                            ・ベンダーフリーの立場で、顧客ニーズに合わせた
 なるストック型売上高に比べ、                                         ライセンスの仕入高、                            柔軟なシステム選定が可能
 一括計上型のライセンス売上                                          受託開発に要した外注費等
 や開発売上、人的支援売上                            コスト                                                 ・独自性の強い海外ツールを目利き・選定。日本国内
                                                       ・開発作業等には外注を利用
 からなるフロー型売上高の                  売上高      15.2億円
                                                        し、利益率をコントロール                          では当社のみが取り扱っているツールも多数
 ほうが成長スピードが大きい                 20.4億円
                                                       ・3事業の中では仕入・外注費率                       ・過去の豊富な実績をふまえ、データ利活用のために
・大型のライセンス販売や
                                                        が最も高い
 開発案件、人的支援案件                              利益                                                  最適な分析環境やツールの提案が可能
 の受注があると、一気に                            5.1億円          セグメント利益率25.2%
 フロー型売上高が増加



代表的な取扱製品

マーケティングオートメーション   デジタルコンシューマー・      ダイナミックセグメンテーション                      オールインワン機械学習            統計解析・ビッグデータ                    ロボティック・プロセス・
プラットフォーム
                                                      拡張分析ツール                                                   クラウドプラットフォーム
                  インテリジェンス          システム                                 プラットフォーム               加工システム                         オートメーション




Probance          Brandwatch        exQuick           BrainPad VizTact   SAP®                   WPS Analytics                  ブレインロボ
                                                                         Data Intelligence
機械学習により顧客ニー       業界最大級のデータとAI      データやファイルを統合的      機械学習とビジュアル分
                                                                         データの管理・収集・加工、
                                                                                                SAS言語で記述されたプ                   (BrainRobo)
ズを予測し、パーソナライ      を搭載した次世代マーケ       に管理し、データ抽出やレ      析を組み合わせてパターン                              ログラム実行とデータ操作
                                                      やルールを発見し、意思        機械学習モデルの作成・            が可能                            人が行う業務を自動化・
ズコミュニケーションを実現     ティングリサーチプラット      ポーティングを得意とする
                                                      決定をサポート            管理・運用の機能を全て                                           効率化するロボティック・プ
するMAプラットフォーム      フォーム              システム
                                                                         搭載したプラットフォーム                                          ロセス・オートメーション

                                                                                               自社製品        当社が国内唯一の販売代理店である製品          その他


                     Analytics Innovation Company                                                                              ©BrainPad Inc.   6
 マーケティングプラットフォーム事業
 デジタルマーケティング領域において、自社開発のレコメンドアルゴリズムや自然言語処理機能
 などを搭載した独自性の強い製品を自社開発し、SaaS形式で顧客へ提供している事業です。

直近の収益構造(2020年6月期連結実績)                                                         特徴、強み

・自社開発製品を月額課金型                                                                ・ DMP市場のトップクラス製品である「Rtoaster」を
 で利用いただいている                                                                    開発・提供(トラッキング数30億、アイテム数2億点)
 (売上高の大部分が、                                        売上原価の大部分は
  「Rtoaster」関連の売上)                                 自社開発製品運用のための              ・分析会社ならではの高精度な自社開発アルゴリズムを
                                       コスト
・解約がない限りは、売上が              売上高        10.7億円
                                                   サーバー費用や、                   製品化
                                                   製品開発のための人件費
 積み上がるストック型の               16.3億円
 ビジネスモデル                                                                     ・他社製品とはベンダーフリーに連携可能であり、
                                                                              プライベートDMPである「Rtoaster」を中心に据えた
・一部、カスタマイズ開発や
 導入コンサルティング費用
                                        利益                                    デジタルマーケティングの実行が可能
                                      5.7億円        セグメント利益率34.7%
 がフロー型売上高となる
                                                                             ・運用型広告領域の新製品開発・立ち上げにチャレンジ中


代表的な取扱製品・サービス(全て自社開発製品)

レコメンドエンジン搭載     運用型広告入稿支援                         AI型ウェブ広告        運用型広告に関する
                                  広告運用支援ツール                                       自然言語処理エンジン    マッチングエンジン
プライベートDMP       ツール                               運用ソリューション       プロフェッショナルサービス




Rtoaster        AdPencil          AdNote          FUSE LIGHT      インハウス化支援サービス   Mynd plus     Conomi
多彩なマーケティングアク    手間のかかるウェブ広告の      シミュレーションによる着地   ウェブ広告の運用業務を     長年の当社の広告運用      人工知能・機械学習・統   収集・蓄積したデータを活
ションをデータから実現でき   入稿作業を、AI技術を用      予測から予算配分/調      最先端AIにより全自動化、   の知見と自社開発製品を     計学技術を駆使してテキ   用して、独自のアルゴリズ
る、DMP市場のトップクラ   いて簡単な操作での自動       整を自動化する広告運      オペレーションレスにウェブ   活用し、広告運用の内製     ストデータを解析      ムでヒト・モノを複合的に
ス製品             化を実現              用の支援ツール         広告の配信が可能        化を支援するサービス                    マッチング




                   Analytics Innovation Company                                                                ©BrainPad Inc.   7
主なクライアント
これまでに当社との取引実績があり企業名等の公表を許可いただいている、または、
プレスリリースやメディア掲載等で取引実績のあることが公知となっている顧客を抜粋したものです。
                                                           (2020年8月12日現在、敬称略、順不同)
            グーグル合同会社、ヤフー㈱、㈱大塚商会、GMOリサーチ㈱、ニフティ㈱、㈱アイスタイル、㈱インタースペース、エアロセンス㈱、㈱エイトレッド、
情報・通信       オーエムネットワーク㈱、㈱クラウドワークス、㈱JR東日本ネットステーション、CCCマーケティング㈱、スターフェスティバル㈱、
            ダイワボウ情報システム㈱、トレンドマイクロ㈱、富士通クラウドテクノロジーズ㈱
製造          トヨタ自動車㈱、三菱電機㈱

化学          ライオン㈱、コーセープロビジョン㈱、㈱ファンケル、㈱富士フイルム ヘルスケア ラボラトリー、サンスター㈱

医療・製薬       バイエル薬品㈱、メディカル・データ・ビジョン㈱
            ㈱ゲオ、㈱髙島屋、㈱ローソン、㈱TSUTAYA、アスクル㈱、㈱I-ne、エノテカ㈱、㈱オークローンマーケティング、㈱オートバックスセブン、
            貝印㈱、㈱コナカ、㈱SABON Japan、㈱自由が丘フラワーズ、㈱セレクトスクエア、全日空商事㈱、㈱そごう・西武、㈱タイムマシン、
小売・流通・卸売
            タビオ㈱、ディーゼルジャパン㈱、㈱ディノス・セシール、㈱ドラマ、西川㈱、㈱バロックジャパンリミテッド、㈱ピーチ・ジョン、㈱B4F、㈱フェリシモ、
            ㈱ロッピングライフ、㈱ワコール
            ㈱すかいらーくホールディングス、キユーピー㈱、キリン㈱、日本コカ・コーラ㈱、㈱明治、森永乳業㈱、アサヒビール㈱、
食料品・飲食
            キッコーマン㈱、シダックス㈱、日本たばこ産業㈱、UCCホールディングス㈱

            SMBC日興証券㈱、㈱山口フィナンシャルグループ、㈱横浜銀行、みずほ証券㈱、㈱ジェーシービー、㈱伊予銀行、㈱新生銀行、
金融
            三井住友信託銀行㈱、大和証券㈱、松井証券㈱、㈱三菱UFJ銀行、㈱オリエントコーポレーション、ポケットカード㈱、㈱マネースクエア
            ㈱ベネッセコーポレーション、パーソルキャリア㈱、㈱マイナビ、学校法人河合塾、㈱Z会、㈱エキスパートスタッフ、㈱MS-Japan、
教育・人材・
            エン・ジャパン㈱、㈱ディスコ、テクノプロ・ホールディングス㈱、㈱日経HR、㈱パソナテック、㈱ビズリーチ、㈱ビーネックステクノロジーズ、
コンサルティング
            ㈱リクルートスタッフィング
航空・鉄道・運輸・   日本航空㈱、全日本空輸㈱、九州旅客鉄道㈱、ヤマト運輸㈱、㈱日本旅行、ゆこゆこホールディングス㈱、ヒルトン・ワールドワイド、
旅行・ホテル      ㈱プリンスホテル

建設・住宅       八千代エンジニヤリング㈱、大東建託㈱、ミサワホーム㈱、積水ハウス㈱、野村不動産アーバンネット㈱、三井不動産レジデンシャルリース㈱

メディア・広告・    NIKKEI STYLE、㈱WOWOW、ぴあ㈱、㈱朝日新聞社、㈱読売新聞東京本社、㈱フジテレビジョン、㈱JTBパブリッシング、スターツ出版㈱、
エンタテインメント   ㈱日本ビジネスプレス、㈱J-WAVE i、㈱デルフィス、㈱博報堂プロダクツ、ビーコンコミュニケーションズ㈱、㈱セガホールディングス、㈱セガゲームス

その他サービス     ㈱イタミアート、㈱さとふる


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中期経営計画、次期連結業績予想と
新型コロナウイルス感染症拡大の影響
について
(1)中期経営計画について
現中期経営計画の最終年度(2023年6月期)の計画は、変更なし。
3つの基本方針に対する進捗は以下の通り。



                                         変更なし
                                         変わらず、2023年6月期に
                                          ・ 連結売上高 115億円
                                          ・ 連結経常利益 20億円 を目指す。


                                                                         2020年6月期
                                                                          の進捗状況

       ビジネスにインパクトを与える、先進的で実践的なデータ        総合力を提供・発揮するためのステップとして、

                                                                           ○
基本方針
                                         同種の機能・職種を同一部門に集約する
       活用の実績を増やすため、データ活用に必要な総合力          大規模な組織再編とその定着化を実施。
 1     を提供・発揮していく体制(事業間連携)の強化            次期より、「総合力」発揮のステージへ。

                                         当期(2020年6月期)は、期初目標を上回る66名
       データ活用に不可欠となる人的サービス、ソリューション        (前期比+21.8%)の増員に成功。※P19参照
 2     提供需要に応えるための多様な人材の採用・育成を
       含む組織規模の拡大
                                         次期はその育成とさらなる採用を進める。
                                         また、デジタルマーケティング領域の強化として、
                                         ㈱電通グループと合弁会社「㈱電通クロスブレイン」
                                                                           ○
                                         を設立。※P29参照

       先進的な技術を用いたデータ活用を加速するために、
                                                                           △
                                         監視カメラシステムや入退室システム等のセキュリティ
 3     自社でのR&Dは当然として、国内外Tech企業との         ソリューションを提供する株式会社セキュアにマイナー
       業務提携・投資等による連携の強化                  出資するなど、Tech企業との連携も進めている。



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(1)中期経営計画について
ただし、投資および株主還元は、当面の対応を以下の通りとする。




当面の対応
新型コロナウイルス感染症拡大による業績悪化リスクがあるだけでなく、これまで以上にさまざまな投資機会が
増大する可能性をふまえ、現時点では、手元資金を手厚く確保しておくことを重視する。

今後、世の中の経済情勢をはじめ同感染症拡大の影響が安定するなどの変化があり次第、
改めて資本活用の方針を再検討する。


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(2)連結業績予想について
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、売上高が当期並みに留まる場合をワーストケース
とし、現時点での次期(2021年6月期)連結業績予想を以下グラフの通りとする。
8,000 百万円         上期業績予想(売上高)                              8,000 百万円               通期業績予想(売上高)



6,000                                                      6,000                                                    通期売上高66~72億円は、
                                                                                                   7,200            現時点の不透明な状況に
4,000                                                      4,000                                    ~               基づいた予想値であり、
                                                                                                   6,700
                                      3,400
                                                                            6,621                                   会社内部においては、
2,000
               3,191                   ~                   2,000                                                    この予想を上回る水準を
                                     3,200                                                                          目指している。
   0                                                          0
               当期実績                  次期予想                                  当期実績                    次期予想

1,500 百万円             上期業績予想(利益面)                                                  通期業績予想(利益面)
                                                           1,500 百万円




1,000                                                      1,000




                                                                           1,079
  500                                                        500   1,061
                                   150     150 100                                  858     500 500
        625 638                   ~0       ~0      ~0                                        ~   ~
                       508                                                                           350
                                                                                            200 200 ~140
    0                                                          0
                       当期純利益




                                                   当期純利益
        営業利益


               経常利益




                                    営業利益


                                            経常利益




                                                                                    当期純利益




                                                                                                            当期純利益
                                                                    営業利益


                                                                            経常利益




                                                                                            営業利益


                                                                                                     経常利益




                当期実績                       次期予想                              当期実績                  次期予想



                           Analytics Innovation Company                                                                     ©BrainPad Inc.   12
(2)連結業績予想について(売上面の補足)
次期連結業績予想における売上高は、現在発生している以下の影響を反映。

8,000 百万円     上期業績予想(売上高)                          8,000 百万円     通期業績予想(売上高)



6,000                                              6,000

                                                                          7,200
4,000                                              4,000                   ~
                                                               6,621      6,700
                              3,400
2,000                                              2,000
            3,191               ~
                              3,200
   0                                                  0
            当期実績              次期予想                             当期実績       次期予想




 同感染症拡大の影響を強く受ける業界から受託する既存案件において、案件規模の縮小が生じている。
 受注活動は正常に戻っておらず、1Q売上高は前年同四半期比横ばいでの着地となる可能性が高い。
 日本企業のDXへの投資意欲の高まりにより新規の引き合いは増えているが、
  受注時期、プロジェクト開始時期が不透明な状況が続いている。




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(2)連結業績予想について(利益面の補足)
アンダー/アフターコロナにおいて、DX投資、データ活用投資が回復・増大するという前提* に立ち、
優秀な人材の採用・育成は、次期においても継続。
現時点で、当期実績を超える86名の増員が、以下の利益予想に加味されている。
なお、新規採用に伴う社員人件費・人材採用費以外は、特殊なコスト増を計画していない。

1,500 百万円             上期業績予想(利益面)                            1,500 百万円               通期業績予想(利益面)




1,000                                                        1,000




                                                                             1,079
 500                                                          500    1,061
                                     150     150 100                                 858     500 500
        625 638                      ~0       ~0 ~0                                          ~       ~
                      508                                                                                   350
                                                                                             200 200        ~140
   0                                                            0


                                                                                     当期純利益




                                                                                                            当期純利益
                                                                      営業利益


                                                                              経常利益




                                                                                             営業利益


                                                                                                     経常利益
                      当期純利益




                                                     当期純利益
        営業利益


               経常利益




                                      営業利益


                                              経常利益




                当期実績                         次期予想                              当期実績                 次期予想




                                                              *市場調査会社による調査によると、DX投資、データ活用投資は増大を続けるものと予想されている。

                                                                     ・ IDC Japan株式会社 「国内ビジネスコンサルティング市場予測、2020年~2024年」 によると、
                                                                       デジタル関連コンサルティング市場は、2019年~2024年のCAGR25.0%で高成長を続けるものとされている。

                                                                     ・株式会社富士キメラ総研 「2018 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望」 によると、
                                                                      DXへの投資は、業界を問わず2030年まで加速を続けるものとされている。


                              Analytics Innovation Company                                                          ©BrainPad Inc.   14
(3)新型コロナウイルス感染症拡大の影響(2020年8月12日時点)
■各事業への影響
                                       • 3事業の中では、同感染症拡大の影響による売上減が最も大きい。
 アナリティクス事業                             • 同感染症拡大の影響を強く受ける業界から受託する既存案件において、
                                         案件規模の縮小が生じている。

 ソリューション事業                             • 同感染症拡大による影響は大きくはない。

                                       • 主力製品である「Rtoaster(アールトースター)」は、
 マーケティングプラットフォーム事業                       主にEC事業等を対象としており、現時点では、
                                         同感染症拡大によるマイナス影響を受けづらい状況が続いている。


■勤務状況・営業状況
 出社率                                   • 出社率は平均3割以下で推移。

                                       • データ活用人材育成サービス(研修サービス)、
 研修サービス、セミナー・イベント
                                         当社主催のマーケティングセミナー・イベント類は、オンライン主体で実施。

 採用面接                                  • 最終面接以外は、全てウェブ会議システムを利用して実施。
                                       • 当社グループ社員およびパートナースタッフにおいて、
 罹患者
                                         罹患者の発生は確認していない。



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2020年6月期 連結業績ハイライト
3期比較(連結売上高:四半期別/セグメント別)
売上高は、人材戦力化と需要堅調により拡大、前年同期比+16.6%の増収。
ただし、以下主因により、2億円ほど期初予想に届かず。
①新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、3Q・4Qの新規案件獲得が進まなかった。
②2Qからソリューション事業にて発生している他社製機械学習ソフトウェアのリブランドに伴う売上減が続いた。
※マイナス影響額は、①②ほぼ同じ。


                                        +16.6%
                   四半期別売上高                                          セグメント別売上高
         百万円                                                  百万円
 7,000                                 6,621          7,000                     6,621   マーケティングプラットフォーム事業
                                                 4Q                                     ソリューション事業
                         5,677                        6,000            5,677            アナリティクス事業
 6,000                                           3Q                             1,633
                                       1,782
                                                 2Q   5,000
 5,000                                                         4,332   1,454            +12.3%
           4,332         1,635
                                                 1Q
 4,000                                 1,649          4,000                     2,037
           1,222                                               1,325
                         1,533                                         1,826            +11.6%
 3,000                                                3,000
           1,138                       1,639                   1,407
 2,000                                                2,000                             +23.1%
                         1,342
           1,048                                                                2,951
 1,000                                                1,000            2,397
                                       1,551                   1,600
            923          1,168
    0                                                    0
           2018年        2019年          2020年                   2018年   2019年    2020年

           6月期           6月期            6月期                    6月期     6月期      6月期


               Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   17
   3期比較(連結営業利益:四半期別/セグメント別)
売上高が期初予想に届かなかった一方で、増員と給与体系見直しによる社員人件費・人材採用費
の増加が進んだため、営業利益は減益。特に販管部門を積極増員のため、本社費の増加が大きい。
                             ※本年5月発表の連結営業利益予想値10.8億円をやや下回ったのは、仕掛品の減少と、採用数の伸長が主因。

                                                                                                            アナリティクス事業
                                                                                                            ソリューション事業
                                                               セグメント別営業利益                                   マーケティングプラットフォーム事業

               四半期別営業利益                ▲10.4%       百万円
                                                                                                            本社費

1,500百万円                                        1,500                                               1,334
                                           4Q
                                                                                     1,090
                                           3Q                         1,021                                    +22.3%
                 1,185
                                                1,000
                              1,061        2Q                                                             566
                                                         560                            580
                                           1Q                322         495              452          514            +25.1%
1,000            293                              500                      326
                               181                         301

                               255                  0
         585     406
                                                                                                      ▲11.4%
 500                                                           -598           -657
         166                   312               -500                                                                    本社費が
                 278                                                                         -938                       44.2%増
         207
                                                -1,000
         160                   314                                                                           -1,353
                 208
   0      51                                    -1,500
        2018年
        2018年   2019年
                2019年         2020年
                              2020年                       2018年         2019年           2019年           2020年
        6月期
        6月期      6月期
                 6月期           6月期
                               6月期                         6月期           6月期          6月期修正                 6月期

                   当期初(2019年7月)に、各セグメントに分散していた営業機能・マーケティング機能を集約する大規模な組織再編を実施。
                   これに伴い、当期より、営業・マーケティング関連費用を各セグメントに配賦しない方法に変更しているため、本社費が増加。その分、セグメント利益が良化。
                   前期との比較をしやすくするため、 前期のセグメント利益を 当期同様の方法により修正。


                 Analytics Innovation Company                                                                         ©BrainPad Inc.   18
 従業員数の推移(単体)
 2Q以降の採用活動の巻き返しにより、期末の従業員数は、369名となり、期初目標を達成。

      名                             従業員数の内訳(単体)
400                                                                    369       368        新卒23名を含む
                                                           +21.8%                           (データサイエンティストや機械学習
                                     +16.1%                                                  エンジニアなど半数以上はアナリ
                                               303           303                  91
                                                                                             ティクス事業系の人材)
                       +20.3%                                          105
300
                             261                24
           +22.6%                                      ※      59
                 217                24
                                                86                      76        81
200       177       33              73                        76
                                                55                      51        53
          42        62                                        40
                                    48                                                     その他
          44
100                 42                                                                     マーケティングプラットフォーム事業
          29                                   138                     137       143
                                   116                       128                           ソリューション事業
          62        80
                                                                                           アナリティクス事業
 0
      2016年       2017年           2018年        2019年        2019年      2020年    2020年
      6月期末        6月期末            6月期末         6月期末         6月期末       6月期末     6月期目標
                                                           セグメント修正済           セグメント修正済



                                                       ※ 2019年6月期の期初の組織再編により、各セグメントから42名が「その他」(本社費)に異動。



                Analytics Innovation Company                                                           ©BrainPad Inc.   19
3期比較(連結経常利益、当期純利益:四半期別)
前述の営業利益と同じく、経常利益、当期純利益も減益となった。
当期純利益の減益率が小さいのは、投資有価証券の一部売却により、2Qに特別利益を計上
したため。

                                               ▲11.2%                                      ▲2.6%
        百万円      四半期別経常利益                                        百万円     四半期別当期純利益
1,400                                                    1,400
                        1,214                       4Q                                         4Q
1,200                                  1,079        3Q   1,200                                 3Q
                         309                        2Q                                         2Q
1,000                                   180              1,000              881     858        1Q
                                                    1Q
 800                                                      800
                                        261                                 259     174
          596            409
 600                                                      600                       177
          172                           318                        407      283
 400                                                      400
          209            281                                       117              291
 200                                                      200      144      192
          162                           320
                         215                                       111              217
                                                                            147
   0       53                                               0       35
         2018年         2019年          2020年                       2018年    2019年   2020年
         6月期            6月期             6月期                        6月期     6月期     6月期




                Analytics Innovation Company                                                ©BrainPad Inc.   20
連結損益の状況
                                                             (単位:百万円)

                                2019年         2020年                           昇給および増員による社員人件費の増加、
                                                          増減額       増減率       案件の大型化・長期化に伴う
                                 6月期          6月期
                                                                              外注費用の増加により、
売上高                                5,677       6,621        944     16.6%     売上高の増加率に比べ、
                                                                              売上原価の増加率が高くなった
売上原価                               2,855       3,605        750     26.3%
売上総利益                              2,822       3,017        194      6.9%
販管費                                1,637       1,956        318     19.4%
                                                                              昇給および増員による社員人件費の増加、
営業利益                               1,185       1,061       -124     -10.4%    3Q以降の人材採用費、広告宣伝費の
営業外収益                                    30       23         -7     -23.0%    費消加速により、販管費が増加

営業外費用                                    1            6         5   706.8%
経常利益                               1,214       1,079       -135     -11.2%
特別利益                                     0        98        98 48544.6%       2Qに保有投資有価証券の一部を
                                                                              売却したことにより、
特別損失                                     14         -       -14           -   投資有価証券売却益(特別利益)
税金等調整前当期純利益                        1,200       1,176        -24      -2.0%    として98百万円を計上

法人税等合計                               319         319         -1      -0.2%
当期純利益                                881         858        -23      -2.6%
非支配株主利益                                  -          -        -            -
親会社株主に帰属する当期純利益                      881         858        -23      -2.6%


          Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   21
連結財政状況
                                                                               (単位:百万円)

               2019年       2020年
                                        増減額         増減率               主な増減要因
               6月期末        6月期末

資産              3,868        4,984          1,116   28.9%
                                                            ・現金及び預金            +908       譲渡制限付株式報酬
                                                            ・前払費用               +38       制度導入に伴う
      流動資産      3,232        4,109           877    27.1%   ・仕掛品                ▲40       長期前払費用など
                                                            ・受取手形及び売掛金          ▲18       により増加
                                                            ・投資有価証券             +59
                                                            ・投資その他の資産の「その他」     +58
                                                            ・差入保証金              +54       サテライトオフィス開設
      固定資産         636         875           240    37.7%   ・建物(純増)             +42       に伴う投資などにより
                                                            ・ソフトウェア             +31       増加
                                                            ・繰延税金資産             ▲15

負債              1,179          955          -223 -19.0%
                                                            ・未払金                +18       当期に比べ、次期
                                                            ・買掛金                +10       (2021年6月期)の
      流動負債      1,111          873          -238 -21.4%     ・賞与引当金             ▲139       夏季賞与の支給予定
                                                            ・未払法人税等            ▲123       額が減少したため
                                                            ・前受収益               ▲12



      固定負債           67          82           15    22.1%   ・資産除去債務             +23
                                                                                          譲渡制限付株式報酬
                                                            ・利益剰余金             +858
                                                                                          制度の導入、過去の
純資産             2,689        4,029          1,340   49.8%   ・資本金               +243       新株予約権の行使に
                                                            ・資本剰余金             +243       よる払込による増加
自己資本比率          69.4%        80.8%


             Analytics Innovation Company                                                     ©BrainPad Inc.   22
連結キャッシュ・フローの状況
                                                                                     (単位:百万円)

                                  2019年         2020年
                                                                     2020年6月期の主な内訳
                                      6月期       6月期

                                                         ・税金等調整前当期純利益                  +1,176
                                                         ・減価償却費                           +183
                                                         ・たな卸資産の減少                         +40
営業CF                                  1,038        761   ・売上債権の減少                          +18
                                                         ・法人税等の支払額                       ▲427
                                                         ・賞与引当金の減少                       ▲139
                                                         ・投資有価証券売却益                        ▲98

                                                         ・投資有価証券の売却                        +99
                                                         ・無形固定資産の取得                      ▲133
投資CF                                   -229       -243   ・有形固定資産の取得                        ▲95
                                                         ・投資有価証券の取得                        ▲60
                                                         ・敷金・差入保証金の差入                      ▲54


財務CF                                        ー      389   ・新株予約権の行使による株式発行                 +390


現金および現金同等物の増減額                          810        908
現金および現金同等物の残高                         2,077      2,985


       Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   23
2020年6月期
単体業績/単体セグメント業績ハイライト
        アナリティクス事業(単体)3期比較、顧客数推移
                    四半期別売上高
                                           +23.1%                                                                                +22.3%
        百万円                                                        百万円                    四半期別セグメント利益
3,500                                                          1,500                                                                       60.0%
                                                       4Q                                                                  1,334
3,000
                                         2,951
                                                       3Q                                               1,090
                                                                                                                                               4Q

                                                                                                                                               3Q
                                                                                                                                           50.0%
                                                                                                                                                        【当期のハイライト】
                         2,397                         2Q                                     1,021 45.5%                         45.2%
                                                                                                                            377
2,500                                    898           1Q
                                                               1,000      35.0%
                                                                                     42.6%
                                                                                                              290
                                                                                                                                               2Q
                                                                                                                                           40.0%
                                                                                                                                               1Q
                                                                                                                                                        大型案件1件の3Qから4Q
                          724
                                                                                                                                                        への期ずれもあり、4Q売上高
2,000                                                                                         273
           1,600                                                                                                            296
                                         701                                                                                                   利益率
                                                                                                                                           30.0%
1,500                                                                          560
              443         682
                                                                500            145
                                                                                              338             356
                                                                                                                            346            20.0%        が増加し、四半期あたり最高
1,000
              459                        719
 500          360
                          545                                                  197            243             262                          10.0%        売上高となった。
                                         633                                   125                                          315
              338         445                                                                 167             182
   0                                                                 0          93                                                         0.0%
           2018年
              6月期
                         2019年
                          6月期
                                         2020年
                                         6月期
                                                                              2018年
                                                                               6月期
                                                                                              2019年
                                                                                              6月期
                                                                                                           2019年
                                                                                                          6月期修正
                                                                                                                            2020年
                                                                                                                            6月期
                                                                                                                                                        通期では、新型コロナウイルス
                                                                                                                                             顧客数
                                                                                                                                                        感染症拡大の影響により、
                                                                                                                                                        期初想定の売上高に届かず。
     百万円
1,000                                                                                                                                          80
               売上高            顧客数
                                                                                                                                                   70
                         60                                                                                                                898
 800                58
               55                                                                        55                    55
                                                                                                                                                        案件の大型化が一段と進み、
                                         53    53                                                                                                  60
                                                                51                  52
                                    49                    49             48
                                                                                               46        46          724         719 701
                                                     41                        42                              682                                 50

                                                                                                                                                        社員人件費・人材採用費の
 600
                                                                                                                           633
                                                                                                    36                                             40
                                                                                                         545         45               45
 400     38                   37                                                         459 443 445
                                                                                                                           35
                                                                                                                                 37         38     30   増加を吸収し、増益。
                                                                              338 360                                                              20
                                                               305 306
 200                                     280         267 249
         198 205 204 177     220               204                                                                                                 10
                         161

   0                                                                                                                                               0
         1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q

              2015年                2016年                  2017年                     2018年                2019年                   2020年
               6月期                  6月期                    6月期                       6月期                  6月期                     6月期




                                    Analytics Innovation Company                                                                                                ©BrainPad Inc.   25
    ソリューション事業(単体)3期比較、顧客数推移
                                             +11.6%                 百万円                                                       ▲11.4%
        百万円         四半期別売上高                                                               四半期別セグメント利益
2,500                                                             700                                                                   60.0%
                                                      4Q                                                                                     4Q

                                                                                                                                                          【当期のハイライト】
                                          2,037                                                                580
                                                      3Q          600                                                                          3Q
2,000                    1,826                                                                495                            514
                                                      2Q                                                       154                           2Q
                                           478                    500

1,500
          1,407           544
                                                      1Q
                                                                  400
                                                                                              131         31.8%
                                                                                                                              74        40.0%
                                                                                                                                             1Q           売上高は、他社製機械学習
                                                                                                                             137

1,000
             441
                          458
                                           520
                                                                  300 21.4%
                                                                              301        27.1%
                                                                                              136
                                                                                                               157
                                                                                                                                   25.2%
                                                                                                                                               利益率
                                                                                                                                                          ソフトウェアのリブランドの影響
                                                                                                                                                          により期初想定に届かず。
                                                                              101                                            137        20.0%
             327                           510                    200                                          155
                          438                                                     69          135
 500
             357
                                           529
                                                                  100
                                                                                  97
                                                                                               92              114
                                                                                                                             167                          フロー売上高が伸び悩み、
                          385
   0
             282
          2018年          2019年             2020年
                                                                      0
                                                                             2018年
                                                                                  34
                                                                                              2019年         2019年           2020年
                                                                                                                                        0.0%
                                                                                                                                                          前年同期比+11.6%増に
             6月期          6月期              6月期
                                                                              6月期             6月期          6月期修正             6月期
                                                                                                                                                          留まる。
                           ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など

                                                                                                                                                          「Probance(プロバンス)」
                           フロー型売上:開発売上、人的支援売上など
       百万円                 顧客数                                                                                  195 198 192 195 198              顧客数
 600                                                                                          188         186                               181
                                                                                        183                                                         200


                                                                      153
                                                                            158
                                                                                  172               175
                                                                                                                                                          「Brandwatch(ブランドウォッチ)」
 500                                                                                                                  336

                                           124 127 127
                                                          142 146                                                           302
                                                                                                                                  282 288
                                                                                                                                            237     150   の新規受注により、ストック
                                                                                                                275
 400
                               101
                                     108
                                                                                              276

                                                                                                    222
                                                                                                          269
                                                                                                                                                          売上高は堅調に推移。
                   90 91                                              224
 300                                                                              211
                                                                182                     178                                                         100
             74
        65                                                                  136
 200         145
                   104
                         145

                                     89
                                           140 150 141 120
                                                                                                                      208
                                                                                                                            227 228 232
                                                                                                                                        241               売上高が伸び悩む一方、
                                                                                                                                                          社員人件費・人材採用費が
                               77                                                                         183                                       50
        65                                                                                    166 164 169
 100                                                            151 148 146 146 149
                    123 109 110 110 114 119 125
        108 109 117

   0                                                                                                                                                0
                                                                                                                                                          増加したため、セグメント利益
        1Q   2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q   4Q   1Q    2Q   3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q    1Q    2Q   3Q   4Q
                                                                                                                                                          は減益。
             2015年                   2016年                 2017年                   2018年                  2019年                   2020年
              6月期                     6月期                   6月期                     6月期                    6月期                     6月期


                                     Analytics Innovation Company                                                                                                       ©BrainPad Inc.   26
   マーケティングプラットフォーム事業(単体)3期比較、顧客数推移
                                           +12.3%                                                                      +22.5%
          百万円             四半期別売上高                                 百万円                 四半期別セグメント利益
2,000                                                           600                                                    560        50.0%
                                                      4Q                                                                             4Q

                           1,450
                                          1,629
                                                      3Q
                                                                500                                    457             118           3Q
                                                                                                                                  40.0%
                                                                                                                                                    【当期のハイライト】
1,500                                                 2Q
               1,316                      405                                                                                        2Q
                                                                                                       67

               333
                            365
                                                      1Q        400
                                                                           319           330 31.5%
                                                                                                                         34.4%

                                                                                                                       176
                                                                                                                                     1Q
                                                                                                                                  30.0%
                                                                                                                                                    売上高は、「Rtoaster」提供に
                                                                                                                                                    伴うプロフェッショナルサービスや
                                                                 24.2%
1,000                                     426                   300                      36            143                          利益率
                            391                                            66                 22.8%
               351
                                                                                                                                                    各種提案が好調に推移。
                                                                                         113                                      20.0%
                                                                200        100                                         123
                                          409                                                          126
 500
               331          358
                                                                                         96                                       10.0%
                                                                100        88
                            336           388                                                          120             143
               301
                                                                                                                                                    カスタマーサクセス部門の
                                                                           65            85
      0                                                          0                                                                0.0%
               2018年       2019年          2020年                         2018年           2019年         2019年         2020年
               6月期          6月期           6月期                              6月期          6月期           6月期修正            6月期                          新設により、既存案件を維持・
                       ストック型売上:月額サービス利用料、保守売上など                                                                                                     拡大する活動も効果を生み、
500
      百万円
                       フロー型売上:開発売上、人的支援売上など
                       顧客数                                                                                                                    顧客数
                                                                                                                                              250
                                                                                                                                                    ストック売上高の増加に貢献。
                                                                                                            217   219 225 220     217
                                                                                                                                        204
400
                                                                      162 164
                                                                                 171
                                                                                       180 180 178 181
                                                                                                                                  109 79
                                                                                                                                              200
                                                                                                                                                    ストック売上高の増加、
                                                                153                                                     88 109
                                                                                                                                                    利益率の向上が
                                                                                                             97
                                          138 136                                      59              70         74
300       125 126 124 127 123 130                    130 136                     48         47   46                                           150
                                                                 53   59   41                                                     318 326
                                                                                                     294 291 300 300
                                                                                                                                                    社員人件費の増加を吸収し、
                                                           53
          20                    58
                                     62   64    61   44                          283 292 286 290 287
                11   13    41
                                                      251 260
200                                           239 250                                                                                         100
                                                                                                                                                    セグメント利益の成長率は、
          230 230 221         227 223 218 231
                      215 216


100                                                                                                                                           50
                                                                                                                                                    売上高の成長率を上回る。
  0                                                                                                                                           0
          1Q    2Q   3Q   4Q    1Q   2Q   3Q    4Q   1Q    2Q    3Q   4Q   1Q    2Q    3Q   4Q   1Q    2Q    3Q   4Q    1Q   2Q   3Q     4Q

                2015年                2016年                 2017年                 2018年                 2019年                 2020年
                 6月期                  6月期                   6月期                   6月期                   6月期                   6月期


                                     Analytics Innovation Company                                                                                             ©BrainPad Inc.   27
直近に発表したプレスリリース
         2020.05.21                      • 在庫過剰・衣服ロスの解決を目指す、通販ブランド「セシール」との取り組み。
                                         • ページ訪問者数の予測モデル、購買確率の予測モデルと、在庫数から、
新サービス    アパレル業界への                          最適な販売価格を求める数理最適化アルゴリズムの開発に成功、
         ダイナミックプライシングの適用                   一定の効果創出が見込めることを確認。

         2020.06.04                      • WEBメディアの内部回遊率改善、運用型広告を中心とした広告事業、
                                           有料会員獲得などの課金事業など、メディア特有のKPI管理を支援。
新サービス    WEBメディア業界向け                     • 「JBpress」に先行導入、レコメンド記事のCTRが従来比145%に改善、
         統合ソリューションを発表                      内部回遊率と広告収益も改善。

         2020.05.14                      • 5つの公開講座と企業向け研修に、ライブ配信型のグループワークを導入。
                                         • 本年6月より順次オンライン提供を開始。
研修サービス   データ活用人材育成講座を                    • 受講者から要望の強いPythonを用いた統計解析講座も新設。
         オンライン化

         2020.05.29                      • 公開講座と企業研修の受講者が、対面・オンライン合計で4万人突破。
                                         • 技術部門に次いで企画部門・業務部門・マーケ部門が多数受講。
研修サービス   データ活用人材育成講座の                    • 機械学習・深層学習の受講者数が前年比40%増。
         受講人数が4万人突破

         2020.05.12                      • マーケティングリサーチツール「Brandwatch」を用いて、新型コロナウイルス
                                           感染症拡大による自粛要請が消費者に与える影響を調査。
調査リリース   新型コロナによる自粛ストレス                  • 「ストレス増」の1位専業主婦72%、2位公務員69%、3位会社員58%。
         国内調査

         2020.08.03                      • 同じく「Brandwatch」を用いて、米中2,000名超の回答を集計。
                                         • 約半数が東京五輪開催を望むも、「訪日観戦したい」は米中で差。
調査リリース   東京五輪の開催に対する                     • 日本の感染拡大状況に対し、米中ともに3割以上が「非常に深刻」と認識。
         米中の意識調査




          Analytics Innovation Company                                      ©BrainPad Inc.   28
「株式会社電通クロスブレイン」
の設立について
株式会社電通グループと合弁会社「電通クロスブレイン」を設立
株式会社電通を中心とする国内電通グループ各社のマーケティング戦略立案力と実行力、
データ活用のリーディングカンパニーであるブレインパッドのデータ分析力を融合。
マーケティング領域におけるデータの収集、蓄積、分析、
分析結果に基づく施策の立案、実行の支援・代行を行う専門会社として、
DX時代に求められる企業のマーケティング活動を強力に支援。


株式会社電通クロスブレイン                                    当社のビジネス領域における位置付け
設立    :2020年7月20日
所在地   :東京都港区東新橋1-8-1
資本金   :3億円
出資比率 :株式会社電通グループ                         66.6%
      株式会社ブレインパッド                        33.4%
営業開始 :2020年10月(予定)
                                                     合弁会社設立は、
                                                      この領域の
                                                      補完・強化に
      ブレインパッドの持分法適用会社として、                              あたる
      2021年6月期1Qからの連結開始を予定。




          Analytics Innovation Company                               ©BrainPad Inc.   30
次期からの
報告セグメントの変更について
報告セグメントの変更の概要
DX投資、データ活用投資に関する需要に応えるためには、単一のサービス提供ではなく、
当社グループのさまざまなサービスを組み合わせた総合提案を行うことが重要と認識。

各サービスを強化しながら、より相互の連携に取り組むことで一層の成長を実現するべく、
次期より報告セグメントを変更し、経営管理のより一層の強化を行う。



           現セグメント                    変更後の新セグメント(2021年6月期1Qより適用)




                                     プロフェッショナルサービス事業
                                     (コンサルティング、人的支援が中心)




                                                    プロダクト事業
                                                  (プロダクトの提供が中心)




      Analytics Innovation Company                        ©BrainPad Inc.   32
再掲:
中期経営計画(2020年6月期~2023年6月期の4年間)
について
                                                                              再掲
ブレインパッドのミッション、中期ビジョン

MISSION       創業来変わらぬ使命




データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる


Corporate Vision                      中計において目指す姿 (これまでのものをUpdate)




Analytics Innovation Company
ビジネス・顧客体験・オペレーションにおいて
先進的で実践的なデータ活用の実績を生み出し続け、
世の中にインパクトを与えるデータ資本社会のリーディングカンパニー




       Analytics Innovation Company                                 ©BrainPad Inc.   34
                                                                        再掲
ブレインパッドが捉える市場機会
経済産業省の調査によると、日本のIT先端人材は2020年には約4.8万人が不足する(※) 。
そのような中で日本の多くの企業は、以下のような課題に直面すると考えられる。


     技術だけを開発・提供しても                           特定の技術だけでは
      顧客企業は選べない、                             顧客企業の課題は
        使いこなせない                                解消しない

                                      ※出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」



本質的な当社の提供価値


 「世界の使える優れた技術」と
 「日本の現場のニーズ」をつないで、
 変える人・挑む人をデータの力で支える
       Analytics Innovation Company                           ©BrainPad Inc.   35
                                                                  再掲
IT業界における価値提供の形態と、ブレインパッドのスタンス



       コンサルティング・人的支援型                       プロダクト提供型
い
ま   日本のデータ活用人材不足の状況をふまえ               グローバルベンダーやオープンソースにより、
起   ると、データ活用に関するコンサルティング、             次々と良いプロダクトが生まれ続けている。
き
て   人的支援サービスへの需要は拡大する一方
い   である。
る
こ   ツール導入の際にも、人的サポートを
と   求める傾向が一層強まっている。


当
社
ビ
ジ   参入企業も増える中、                        自社開発に過度にこだわらず
ネ
ス   当社は先行したアドバンテージを生かし、               当社はそれらプロダクト群から顧客企業の
の   高いサービス品質を維持しつつ、                   ニーズに合わせて最適なものを選定し、
考   組織規模を拡大することで、需要を取り込む              使いこなす側の立場をとる。
え
方                                     (世の中にないものは自社開発する)


       Analytics Innovation Company                     ©BrainPad Inc.   36
                                                                                           再掲
ブレインパッドのビジネス領域
データを活用して顧客企業の経営改善を支援する当社の事業領域は、以下の4つのフィールド
(象限)で表すことができ、その中で、3つのタイプの事業を展開。

            コンサルティング・人的支援型                                  プロダクト提供型

ア
ナ
リ
テ                  アナリティクス事業
ィ
ク
ス

              この4つのフィールドで事業展開するためには、
                      ソリューション事業
         多様なプロフェッショナルがそれぞれの持ち場で活躍する必要がある
デ
ジ
タ
ル                                                マーケティングプラットフォーム事業
※




    ※デジタル:デジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる領域の中でも、これまでWebマーケティングと呼ばれていた、デジタルマーケティングへの改革・支援を中核とした領域

            Analytics Innovation Company                                         ©BrainPad Inc.   37
人材戦略
                                                                                再掲
:データ活用の総合力を支える多様なプロフェッショナルを拡充

        コンサルティング・人的支援型                               プロダクト提供型


      データサイエンティスト/データアナリスト/
ア         AI・機械学習エンジニア/
ナ   データエンジニア/分析トレーニングスペシャリスト
リ               ほか
                                          分析サービス開発エンジニア/
テ                                           技術リサーチャー/
ィ            現・アナリティクス事業                     研究開発 ほか
ク                                                                                      コ
ス                                                                                      ー
                                                                                       ポ
           マーケター/営業/                                                                   レ
                                                                                       ー
        AIビジネスプロデューサー/                現・ソリューション事業       プロダクトリサーチャー/
                                                                                       ト
         IT業務コンサルタント/                                                                  ス
        システムアーキテクト/SE/                              プロダクトマーケター/プロダクト営業/                タ
    クラウドエンジニア/インフラエンジニア ほか                            プロダクト導入コンサルタント/                  ッ
                                                        テクニカルサポート ほか                   フ
デ
ジ
タ                                              現マーケティング
ル              デジタルマーケティングコンサルタント/            プラットフォーム事業      プロダクト企画/
                  カスタマーサクセス ほか                                ソフトウェア開発
                                                                エンジニア/
                                                              UIデザイナー ほか




       Analytics Innovation Company                                   ©BrainPad Inc.       38
                                                                             再掲
事業戦略:インパクトを生み出すデータ活用の総合力を磨く

      コンサルティング・人的支援型                               プロダクト提供型



ア   継続的な組織拡大、能力向上により
      システム化/仕組化を伴う                       これまでのアナリティクス実績の
ナ                                            ソリューション化
リ   実践的なデータ・AI活用を支援を拡大
                                            (または製品化)
テ
ィ           現・アナリティクス事業
ク                                                     独自性の強い
ス                                                  海外アナリティクスツールの
                                                   目利き、日本市場への投入
    企業の経営層をターゲットとした
    提案力・対応力の強化による                    現・ソリューション事業
      案件の長期・大型化
                                                 顧客企業のニーズをとらえた
デ                                            デジタル領域での統合的ソリューションの提供
ジ
タ                                             現マーケティング
ル       デジタル領域における                           プラットフォーム事業
      コンサルティングサービスの強化                                      主力製品の深化と、
                                                           新製品の立ち上げ
                                                             チャレンジ



      Analytics Innovation Company                                 ©BrainPad Inc.   39
                                                                                                        再掲
次期中期経営計画の基本方針
次期中計における事業環境の前提

 データ活用関連ビジネスを取り巻く市場(AI、データアナリティクス、デジタルマーケティング等)
  は、周辺領域を巻き込みながら、年率20%を超える成長を続けるものと認識。(*1)
 市場の拡大が見込まれることから、新興企業および隣接業界からの参入も想定される中、
  データ活用を支援する人材・人的サービスへの需要は、今後も継続して高まっていく。

 次期中期経営計画の基本方針

         ビジネスにインパクトを与える、先進的で実践的なデータ活用の実績を増やすため、
 1       データ活用に必要な総合力を提供・発揮していく体制(事業間連携)の強化

         データ活用に不可欠となる人的サービス、ソリューション提供需要に応えるための
 2       多様な人材の採用・育成を含む組織規模の拡大 ※当社に必要な多様な人材は前述

         先進的な技術を用いたデータ活用を加速するために、自社でのR&Dは当然として、
 3       国内外Tech企業との業務提携・投資等による連携の強化
 (*1)参考文献:2019/3月 ㈱富士キメラ総研 「2019人工知能ビジネス総調査」、2018/12月 ㈱ミック経済研究所 「ビジネス・アナリティクス市場展望 2019年版」
          2019/2月 「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2019」、「ITR Market View:SFA/統合型マーケティング支援市場2019」


            Analytics Innovation Company                                                      ©BrainPad Inc.   40
                                                                              再掲
次期中期経営計画の数値目標(連結)

                                                                  (百万円未満切り捨て)

                                                次期中計最終年度
                             2019年6月期実績                           成長率
                                                 (2023年6月期)


   売上高                                  5,676      11,500       CAGR 19.3%

  経常利益                                  1,213       2,000       CAGR 13.3%

  経常利益率                                 21.4%      17.4%            ー
                            前・中計4年間の平均ROE       新・中計4年間の平均ROE
   ROE                           21.2%              20%程度           ー
                                                                4年間で約2倍の
  従業員数                                  306名     580~650名        規模を目指す


上記には、後述するM&A等の投資による影響は織り込んでおりません。
数値目標の超過達成に向けて、M&Aや事業提携などさまざまな検討を進めてまいります。



         Analytics Innovation Company                               ©BrainPad Inc.   41
                                                                    一部
資本政策:投資(M&Aを含む)および株主還元の方向性                                          更新
新型コロナウイルス感染症拡大による業績悪化リスクがあるだけでなく、
これまで以上にさまざまな投資機会が増大する可能性をふまえ、
当面の方針として、手元資金を手厚く確保しておくことを重視。
今後、世の中の経済情勢をはじめ同感染症拡大の影響が安定するなどの変化があり次第、
改めて資本活用の方針を再検討。
  従来の方針

   1   投資(M&Aを含む)の考え方
    既存ビジネスのオーガニック成長を加速させるような、人材獲得目的のM&Aを検討
    先進技術の調査・実用化目的の投資・M&Aについても、中長期の成長に資するもの
     として検討 ※社外への投資以外にも、合理性のある範囲で社内における先進技術の実用化、新プロダクト開発も検討・実施
    当初は、投資・M&A推進の専門人材の設置も視野に、リサーチおよび検討に注力

   2   株主還元の方向性
    上記の投資をはじめ、事業成長のために資本を有効活用することが、
     株主の皆様から期待される企業価値向上のための最優先課題であると認識
    しかし、資本の有効活用が進まない場合には、ROEの不用意な低下を避ける観点でも、
     自社株買い、配当などの株主還元を検討していく


       Analytics Innovation Company                       ©BrainPad Inc.   42
APPENDIX
                                CORPORATE VISION



Analytics Innovation Company
     ビジネス・顧客体験・オペレーションにおいて
  先進的で実践的なデータ活用の実績を生み出し続け、
世の中にインパクトを与えるデータ資本社会のリーディングカンパニー




 Analytics Innovation Company                      ©BrainPad Inc.   44
ブレインパッドが生み出す価値

      世の中では様々なキーワードが注目されていますが、これらは全て、
    “データを価値に変えて企業活動に変化と改善をもたらすもの”です。



    ビッグデータ             機械学習               IoT/IoE                  AI
                                          Internet of Things       Artificial Intelligence    予測・最適化
    Big Data           Machine Learning   Internet of Everything   人工知能




                                                                                             マーケティング
                         深層学習                 データ分析                     フィンテック               オートメーション
  データサイエンティスト
                         Deep Learning        データ活用                     FinTech              MA (Marketing
                                                                                             Automation)




  • ブレインパッドは、2004年の創業以来、データによるビジネス創造と経営改善に向き合ってきた
   データ活用のリーディングカンパニーです。
  • アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、データを価値に変えることで、企業のビジネス創造
   と経営改善をお手伝いしています。


      Analytics Innovation Company                                                                       ©BrainPad Inc.   45
最高の価値提供を可能にする3つの力

   創業以来、データ活用を支援した企業は                     1,000社以上
2004年の創業以来、ブレインパッドがデータ活用をお手伝いした企業は1,000社を超えます。
幅広い業界を対象として、豊富に積み上げられたナレッジを武器に、お客様の経営課題を
解決に導きます。




      130名を超えるデータサイエンティストは国内随一
ブレインパッドは、130名を超えるデータサイエンティスト集団を有します。この規模は国内随
一です。技術的な専門分野、得意とする顧客業界、豊富な分析経験など、様々な強みを
持つデータサイエンティストがお客様のニーズに合わせてチームを組成し、最高レベルのアナリ
ティクスサービスを提供します。




    DMP領域    No.1プロダクトで培ったエンジニアリング力
上記の2つの力を、最先端のテクノロジーを用いて、システムやソフトウェアなどの“形”にできる
のが、ブレインパッドが誇るエンジニア力です。その高い技術と先進性は、デジタルマーケ
ティング領域でのNo.1プロダクト「Rtoaster」を生み出したことでも証明されています。




           Analytics Innovation Company              ©BrainPad Inc.   46
業界内での際立ったポジション
                データを用いた、経営課題を解決するためのコンセンプトデザインから運用まで、
                    一貫したサービスを提供できるという業界内でも際立った強みがあります。

                                           ブレインパッドのサービス提供領域




         課題の見える化                          トライアル分析による      経営課題を解決する        実際の業務プロセス
         (アセスメント)と                  プロジェクトの実現可能性や          分析アルゴリズムや       への適用と運用改善
         コンセプトデザイン                        投資対効果の検証        プラットフォームの開発        による継続的な
                                                                           ビジネス成果の創出



    関   戦略的コンサルティング                                     デジタルマーケティング特化や
    連      ファーム                                         分析特化の関連製品ベンダー
事   プ
業   レ
領   ー                                           大手SIer(ただし、分析の専門人材はまだ不足していると認識)
域   ヤ
    ー
    の                               総合系コンサルティングファーム
                      (ただし、専門性の高い分析部隊はまだ小規模であり、知見を蓄積中の段階であると認識)



           Analytics Innovation Company                                                ©BrainPad Inc.   47
    ブレインパッドのサービス①:ビッグデータ活用サービス
                    ブレインパッドは、ビッグデータ活用を専門とする多数のプロフェッショナルの力を活かし、
                                     以下のような課題を解決するサービスを提供しています。

          データや事実に基づいて                                                 ビッグデータ分析のための
                                        機械学習やAIを用いて                                       データ活用人材を育てたい、
          マーケティングやCRMを                                                  プラットフォームを
                                       業務改革や高度化を行いたい                                       組織・体制を構築したい
             改善したい                                                        構築したい


          マーケティングのPDCA                     アナリティクスを用いた                 データ活用のための               人材育成、
         サイクル全体の改善を支援                    業務プロセスの最適化支援                 インフラ構築全体を支援        専門組織や体制の構築を支援




        データによる顧客理解や顧客育成施策             最新技術を駆使し、営業、製造、サプ             ベンダーフリーで中立な立場を活かし、   自立的なデータ活用に向けたロードマッ
        の立案、施策の効果測定や最適化ま              ライチェーンマネジメント、新規事業など、          データ活用計画の立案から、分析基盤    プを策定し、データ活用人材の育成や、
        で、PDCAサイクル全体を支援します。           様々な業務プロセスの改革や効率化を             の構築、運用支援までを、トータルに支   専門組織・体制の整備を支援します。
                                      実現します。                        援します。

    サ
    ー
ス   ビ                                                                                        「ブレインパッド教育講座」の運営
ペ   ス       マーケティングアナリティクスの                      最新の機械学習/深層学習、          分析環境の構築や製品選定の
シ                                                                                            実績を持つ、データ活用人材育
    提       専門家                                  IoT、AI技術を習得した専門家       ノウハウを持つ専門家
ャ   供                                                                                        成の専門家
リ           • コンサルタント                            • データサイエンティスト          • 製品コンサルタント
    に                                                                                        • コンサルタント
ス   あ       • データサイエンティスト                        • エンジニア                • システムエンジニア
ト   た                                                                                        • 講師
    る



                  Analytics Innovation Company                                                     ©BrainPad Inc.   48
             「+AI」(プラスエーアイ)
             ブレインパッドのAI・機械学習のサービス・コンサルティング

 +AI は、身近な日常やビジネスに人工知能をプラスして、さまざまなイノベーションを生み出しています。

ディープラーニングを含む機械学習、自然言語処理、
数理最適化など、人工知能(AI)関連テクノロジー
の活用により、経営改善やサービス革新に貢献する
スペシャリストがお客様の支援にあたります。


                                            +AI の4つのサービスプラン
   プラン               対象となるお客様                 ブレインパッドの支援内容      実施期間の目安              アウトプット

             機械学習/ディープラーニング、先端
  テーマ選定                                                                    • AI・機械学習等に関連した具体的取り組みテーマ
             的なデジタル技術による、事業改革、              お客様企業内での適用領域の見
   プラン                                                          5日~1か月程度     候補
             業務効率化、サービス開発などに                極めを支援します
                                                                           • テーマごとの取り組み優先度 など
             関心があるお客様
                                            具体的な収益化を実現する適切                 • AI活用よる収益創出、業務効率化、品質改善など
戦略・実行計画策定
             AI活用のテーマをお持ちで、更に               なアプローチ・展開プランを策定し、                の経営インパクトを創出するための戦略
    プラン                                                         1~2か月程度
             プロジェクトを推進したいお客様                投資に対する経営層の意思決定                 • ROI試算結果、スケジュール、実行体制、リスクと
                                            を支援します                           回避策などの具体的な実行計画と経営効果 など
                                            機械学習モデルの構築やデジタル                • 機械学習モデルのモックアップ(仮モデル)と精度
  プロトタイプ
             AIを活用した、具体的な業務改善               技術を活用したパイロット施策の実                 評価
開発プラン(PoC)                                                      1~2か月程度
             テーマをお持ちのお客様                    施により、実現可能性の見極めを                • 実現可能性に関する評価・リスク
                                            支援します                          • 今後の展開プラン など
             AIを自社の業務やサービス、製品など
サービス/システムの                                  機械学習モデルや先端的なデジタ
             に組み込むことで収益改善・業務効                                              • 完成した機械学習システム
 本格実装プラン                                    ル技術を搭載したシステム開発を     3~6か月程度
             率化などの経営改善を実現したい                                               • 構想した成果の実現 など
                                            支援します
             お客様


             Analytics Innovation Company                                                   ©BrainPad Inc.   49
ブレインパッドのサービス②:デジタルマーケティングサービス
                             ブレインパッドは、DMP市場のトップクラス製品「Rtoaster」を中心に、
                デジタルマーケティングを進化させる分析・システム構築・導入コンサルティングも提供しています。


                            + 分析                         + システム構築                    + 導入コンサルティング




                 データサイエンティストの分析により、                 既存システムとの連携のためのシステム              デジタルマーケティングの専門家による
                 さらに深く顧客を理解することが可能です。               改修や、新たなシステム構築が可能です。             コンサルティング、運用支援が可能です。




                                             高品質のサービス提供を可能とする製品群
レコメンドエンジン搭載      運用型広告入稿支援                        AI型ウェブ広告                                     マーケティングオートメーション   デジタルコンシューマー・