3653 Ｍ－モルフォ 2021-06-11 16:40:00
2021年10月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年10月期
第2四半期決算説明資料
株式会社モルフォ
（東証マザーズ：3653）
本資料に記載の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時点
で入手可能な情報および仮説に基づき当社が判断したものです。
当該情報および仮説に含まれる不確定要素や事業環境の変化に
よる影響等により、実際の業績等は本資料記載の内容とは異な
る場合がございます。
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Vision
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2021年10月期 第2四半期連結決算 概要
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Q2ハイライト
■ 特定顧客からのロイヤリティ収入減少、開発収入も一時的な減少
スマートデバイス事業に関して、米中貿易摩擦等の影響に伴い、特定取引先からのロイヤリティ減少
⇒スマートフォンメーカーのニーズに迅速に答えるべくグローバル展開を推進
■ グローバル展開をはじめとした事業推進に伴い、人件費関連増加
将来の中長期的な成長実現に向けたメリハリをつけた投資を継続
研究開発や海外拠点における人材投資を実施したことにより、研究開発費や人件費が増加
■ スマートフォンで培った画像処理・AI技術を基に新規戦略領域でビジネス進展
スマートファクトリー ： 産業用途の次世代スマートグラスに当社画像処理技術が採用
行政 ： 国立国会図書館のOCR処理プログラムの研究開発を受託
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連結PLサマリー
■売 上： 主に特定顧客からのロイヤリティ収入減少・車載関連の開発収入の一時的減少
■費 用： コロナ影響等により経費減少するも、全社的に人員先行投資の影響により営業費用増
■ 営業利益： △405百万円 (前年同期比△465百万円)
2020/10期 2021/10期 2021/10期
（単位：百万円） 増減 通期業績予想
Q2 Q2
(2020/12/11公表)
売上 1,109 815 △293 2,450
営業費用 1,049 1,221 171 2,600
営業利益 60 △405 △465 △150
経常利益 58 △390 △448 △160
親会社株主に帰属する
9 △363 △373 △130
当期純利益
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売上収益構成 - ビジネスモデル別 -
■ ロイヤリティ収入： 中国特定顧客との取引減少の影響により前年同期比では減少だが、前四半期比では増加
■ 開発収入： 車載関連開発の一時的な減少の影響により前年同期比では減少するも、前四半期比では増加
■ その他： 子会社(モルフォAIソリューションズ、Top Data Science)におけるコンサル・サポート収入増加
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売上収益構成 - ソフトウェア製品別 -
■ 主要製品ラインナップに変更ないものの、機能向上/機能追加により継続契約獲得
■ 新製品Morpho Semantic Filtering™の売上貢献は下期以降を予定
%はロイヤリティ収入に対する割合
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地域別売上推移
■ 日本 国内子会社が売上貢献し、前年同期比及び前四半期比ともに増加
■ 中国 特定顧客からの収入減少の影響により前年同期比では減少だが、前四半期比では増加
※地域分類は原則、顧客所在地に依拠
なお当期から管理会計上の地域分類一部見直しに伴い、前期数値を遡及修正しました
(アジア：台湾、香港、ベトナム等)
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将来のさらなる成長に向けて
既存の戦略領域におけるビジネス深化
スマートファクトリー
スマートシティ領域内での新規ビジネス探索
社会インフラ
映像監視
PC/タブレット
車載・モビリティ 車載・モビリティ
スマートフォン スマートフォン
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スマートデバイス：新たな需要の拡大
PC・タブレット端末の画像処理ニーズ増加
実例：スマホ以外のデバイス需要の高まり
◆ 非接触型コミュニケーションの増加
（オンラインMeeting、オンライン授業等）
◆ スマホ以外のデバイス（PC・タブレット）における
画像処理ニーズ拡大（画質向上・背景ボケ）
◆ スマホでの技術優位性を横展開
◆ ソフトウェアによる高性能・省電力での
ソリューションが可能に
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スマートファクトリー：次世代スマートグラスに技術採用
ウエストユニティス社 「InfoLinker3」 に MovieSolid® が採用
今回採用された技術 2021年5月10日プレスリリース
2021年7月発売予定
動画向け手ブレ補正技術『MovieSolid』
一般的なX軸・Y軸に対する角度ブレ補正に加え、XY軸の
並進方向とZ軸の回転方向、前後方向のブレ補正が可能。
これまでスマートフォンを中心とした様々なエッジデバイス
へ採用。
次世代スマートグラス「InfoLinker3」
産業現場作業を効率化するための様々な機能を装備。
連携支援サービス「LinkerWorks」の一つとして、作業者
が装着したスマートグラスのカメラ映像を、遠隔地の指示
者や管理者が確認することが可能。その際、作業者の動作
により発生する映像のブレを『MovieSolid』により軽減。
「InfoLinker3」および「LinkerWorks」は、2021年7月
発売予定。
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モルフォの技術で紙資料デジタル化精度向上へ
子会社 モルフォAIソリューションズ
OCR処理プログラムの研究開発を、国立国会図書館から受託
国立国会図書館のデジタルシフト
今回採用された技術 2021年5月18日プレスリリース
国立国会図書館（NDL）では、「国立国会図書館デジタルコ
レクション」でのサービス拡充を推進中。
国立国会図書館デジタルコレクションには、明治期以降の
近代書籍をはじめとしたさまざまな年代の資料（約2億枚）
がデジタル画像として含まれており、本文テキストデータの
作成は難易度の高い作業。
本受託事業では、NDLが既に保有するデジタル画像に加え
て、今後新たにデジタル化される資料も安定的に本文テキ
ストデータを作成できるよう、最新AI技術を取り入れた
OCR処理プログラムの研究開発を行う。
国立国会図書館ウェブサイトより
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AIによる大規模・低コストPCR検査技術、ベトナム政府承認を受け提供開始
子会社 Top Data Science
Vietnam Military Medical University (VMMU) 、Ampharco USAと共同で、
ベトナムにおいてPCR検査ソリューションを提供
今回採用された技術
患者のウイルス量が少ないときに、PCR検査から感染した
サンプルを検出。従来の検査方法と比較して、半分のコスト
で1回の分析につき最大8820サンプルの分析が可能に。
→AI技術を活用することで、コストを大幅に削減しながら
検査の規模を拡大することが可能。
感染が急拡大しているベトナムでは、国全体の検査能力を
拡大。当該検査キットがベトナム保健省に採用され、感染者
が急増した北ベトナムのバクザン省住民のスクリーニング
へ直ちに使用が開始。
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Appendix
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事業内容
画像技術・AI技術を駆使したソフトウェア製品の開発
保有特許数 ※1 累計ライセンス数 ※2
157 35億超
※1 2021年4月現在 ※2 2021年4月現在
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当社の強み
✓ 画像技術に関する研究・開発力
✓ エッジデバイス向けのソフトウェア開発ノウハウ
✓ グローバルな事業基盤
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収益構造
ソフトウェア・ライセンス事業により収益の積み上げを実現
ロイヤリティ収入
・各メーカーへ当社グループのソフトウェア製品を提供
・各メーカー製品の出荷台数/期間に応じたライセンス料収受
開発収入
・新製品・サービス開発時に、各メーカーからモルフォが開発を請負
・一定の条件を満たせば当社グループ単独でライセンス展開
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事業環境/今後の展望
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事業領域
先進のイメージイング・テクノロジーにより、利便性・安心安全・生産性の向上に貢献する
・スマートフォン
・PC・タブレット端末 スマート 車載 ・車載カメラ
デバイス モビリティ
・ファクトリー ・映像監視
オートメーション ・スマートインフラ
インダストリアル
スマートシティ
IoT
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事業領域環境/今後の展望
スマートデバイス
半導体パートナーとの連携強化/グローバル展開加速
スマホ以外（PC・タブレット端末）の需要拡大への対応
車載・モビリティ
車載メーカーとの協業強化
インダストリアルIoT
新規ビジネスの拡大へ
スマートシティ
社会課題の解決へ
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環境分析（スマートデバイス）
・カメラ機能の高度化
スマートデバイス ・Mid・Low出荷台数比率向上
・処理速度向上・省電力要求 → モルフォのソフトウェア製品ニーズ
スマートフォンOEM・ODMニーズへの迅速な対応
端末カメラ機能を左右する半導体メーカーの存在
・グローバル展開の推進
戦略 ・半導体メーカーとのパートナーシップ
・PC・タブレット端末への製品展開
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グローバル展開の推進
スマートフォン世界Top10社のうち7社への技術提供
⇒スマートフォンOEM・ODM各社ニーズへの迅速な対応を可能とするグローバル展開
モルフォグループ世界拠点
Morpho
Korea
Top Data Morpho Morpho US
Science China
Morpho, Inc.
Morpho
Taiwan
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半導体メーカーとのパートナーシップ
端末カメラ機能を左右する半導体メーカーとの協業
商用化前製品アクセス 実装負担軽減
Morpho製品の最適化 採用インセンティブ向上
スマートフォン
半導体メーカー OEM・ODM
PC/タブレット
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環境分析（車載・モビリティ）
・ADAS（先進運転支援システム）市場の拡大
車載・モビリティ
・車載カメラ搭載増加/多様化
AI技術応用分野拡大→ モルフォの画像処理×AI ニーズ
メーカー各社との中長期的な研究開発が重要
・車載メーカーとのパートナーシップ継続・強化
戦略
・半導体メーカーとの連携開始
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半導体メーカーとのパートナーシップ
ルネサスエレクトロニクス株式会社のR-Carコンソーシアムに参画（2020年11月）
商用化前製品アクセス 実装負担軽減
Morpho製品の事前適合 採用インセンティブ向上
半導体メーカー 車載メーカー
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環境分析（インダストリアルIoT）
・労働人口減少
インダストリアルIoT
・コロナウィルス感染症感染拡大への対応
第2の眼としての画像処理・エッジのニーズ＆AIによる生産性向上が必要
スマートフォンで培ったモルフォ技術の他用途展開が可能
戦略 ・モルフォの技術で様々な画像処理ニーズへ対応
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環境分析（スマートシティ）
・様々な社会課題（人口減少、災害、インフラ老朽等）の存在
スマートシティ
・コロナウィルス感染症感染拡大への対応
様々な社会課題の解決に画像処理・AIのニーズ
スマートフォンビジネスで実績のあるモルフォ技術の用途展開が可能
戦略 ・モルフォの技術で社会課題の解決を目指す
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お問い合わせ先
管理部 IR担当
ＴＥＬ：03-3288-3250
E-Mail： m-info-ir@morphoinc.com