3647 ジー・スリーHD 2019-12-24 17:40:00
連結子会社及び連結孫会社の異動(株式譲渡)及び営業外費用の計上に関するお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 24 日
各 位
会 社 名 株式会社ジー・スリーホールディングス
代表者名 代表取締役社長 笠原 弘和
(コード:3647 東証第二部)
問合せ先 管理部シニアマネージャー 佐々木 誠志
(TEL:03-5781-2522)
連結子会社及び連結孫会社の異動(株式譲渡)及び営業外費用の計上に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社SBY(以下、「SB
Y」という。)の当社が保有する全株式を、双葉貿易株式会社へ譲渡(以下、「本株式譲渡」とい
う。)することを決議し、これによりSBY及びSBYの子会社(当社の連結孫会社)である株式
会社 Green Micro Factory(以下、「GMF」という。)が、当社の連結から異動するとともに、本
株式譲渡に関して、営業外費用を計上することといたしましたので、以下のとおりお知らせいたし
ます。
1. 本株式譲渡の理由
当社は、事業子会社の株式を 100%保有し、グループ全体の経営戦略及び管理業務(財務・
経理・総務・人事・情報システム)を担うとともに、2016 年8月期より、事業部門として、エ
ネルギー関連分野における中長期的な投資効率を踏まえた資産運用の観点から、太陽光発電所
の保有による電力会社に対する売電事業、未着工及び稼働済太陽光発電所の買取事業、並びに
太陽光発電運用会社への投資を行うことをビジネスモデルとした環境関連事業を展開していま
す。
一方、SBYは、日本を代表する流行最先端都市「渋谷」=SBY(SHIBUYA)をブランドネ
ームとし、その中核店舗は「アタラシモノ発見☆カフェ」をコンセプトに SHIBUYA109 にてエン
ターテイメントショップを運営しております。
また、SBYの子会社(当社の連結孫会社)のGMFは、世界的バーガーブランド
「FATBURGER」の日本国内運営を展開しており、現在は MAGNET by SHIBUYA109 に1店舗を出
店・運営しております。
当社は 2019 年 10 月 24 日付公表の「子会社の異動(連結子会社の孫会社化)に関するお知ら
せ」にて、SBYとGMFの両社を人材等経営資源の共有によりシナジー効果を高め、事業の
更なる拡大を図ることを目的として、GMFをSBYの子会社とする異動を行いましたが、当
社は環境問題に考慮したエネルギーなど、常により良い未来を見据えたビジネスを創造してい
くことを企業使命と考え、当社とSBY及びGMFにおける事業の関連性の低さや、当社とS
BY及びGMFのそれぞれのシナジーを創出できていないことを考慮のうえ、SBY及びGM
Fを更に発展させるためには、新規出店や新規商品開発に多額の費用が継続発生することから
当社は経営資源の選択と集中を行うべく、また、譲渡先はコスメ商品や美容コンタクトレンズ
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の新商品開発からインターネット販売や店舗販売及び商品の輸出入のノウハウに長けており、
かつ不動産売買・賃貸・管理を行っておるため、新規出店情報の収集から店舗開発ノウハウな
どの面からも、シナジー効果を得られることから、両社のさらなる発展に大きく寄与すると判
断し、SBYの全株式を譲渡することといたしました。
2. 異動する子会社の概要
(1)名 称 株式会社SBY
(2)所 在 地 東京都品川区東品川二丁目3番 14 号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 奥田泰司
ホールセール事業
(4)事 業 内 容 ビジネス・アライアンス事業
コンセプトマーケティングショップ運営事業
(5)資 本 金 65 百万円
(6)設 立 年 月 日 1998 年5月 15 日
(7)大株主及び持株比率 当社 100%
資本関係 当社の 100%連結子会社です。
当社の前代表取締役社長である奥田
人的関係 泰司が、当該会社の代表取締役社長
を務めています。
(8)上場会社と当該会社
当社は当該会社へ経営指導を行うと
との間の関係
取引関係 ともに、運転資金の貸付けを行って
おります。
関連当事者への 当 該 会 社 は 当 社 の 連 結 子 会 社 で あ
該当状況 り、関連当事者に該当します。
(9)最近3年間の経営成績及び財政状態
決 算 期 2017 年8月期 2018 年8月期 2019 年8月期
純 資 産 35,946 千円 26,347 千円 ▲40,330 千円
総 資 産 267,371 千円 450,084 千円 377,780 千円
1 株 当 た り 純 資 産 14,977.69 円 10,978.08 円 ▲16,804.26 円
売 上 高 870,317 千円 841,113 千円 927,790 千円
営 業 利 益 ▲747 千円 9,084 千円 ▲42,620 千円
経 常 利 益 ▲3,358 千円 4,764 千円 ▲45,206 千円
当 期 純 利 益 ▲6,038 千円 ▲9,599 千円 ▲66,677 千円
1 株当たり当期純利益 ▲2534.68 円 ▲3,999.62 円 ▲2,7782.33 円
1 株 当 た り 配 当 金 -円 -円 -円
3. 異動する孫会社の概要
(1)名 称 株式会社 Green Micro Factory
(2)所 在 地 東京都品川区東品川二丁目3番 14 号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 寺尾信明
飲食店の経営及びコンサルティング
(4)事 業 内 容 食料品及び飲料品の企画、開発、製造、販売及び輸出
入
(5)資 本 金 10 百万円
(6)設 立 年 月 日 2018 年2月9日
(7)大株主及び持株比率 株式会社SBY 100%
資本関係 当社の連結孫会社です。
(8)上場会社と当該会社
当社の前代表取締役社長である奥田
との間の関係 人的関係
泰司が、当該会社の前代表取締役社
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長を務めておりました。
当社は当該会社へ経営指導を行うと
取引関係 ともに、運転資金の貸付けを行って
おります。
関連当事者への 当該会社は当社の連結孫会社であ
該当状況 り、関連当事者に該当します。
(9)最近3年間の経営成績及び財政状態※
決 算 期 2017 年8月期 2018 年8月期 2019 年8月期
純 資 産 ▲22,725 千円 ▲138,880 千円
総 資 産 140,980 千円 38,818 千円
1 株 当 た り 純 資 産 ▲113,625.19 円 ▲694,400.93 円
売 上 高 42,829 千円 91,952 千円
営 業 利 益 ▲40,822 千円 ▲47,659 千円
経 常 利 益 ▲43,229 千円 ▲52,497 千円
当 期 純 利 益 ▲32,725 千円 ▲116,155 千円
1 株当たり当期純利益 ▲163,625.19 円 ▲580,775.74 円
1 株 当 た り 配 当 金 -円 -円
※当社は当該会社を 2018 年2月9日に設立し、連結子会社としております。
また、2019 年 11 月 1 日付で、当社が保有する当該会社の株式を、SBYに譲渡したことから、
当社の連結孫会社となっております。
4. 株式譲渡の相手先の概要
(1)名 称 双葉貿易株式会社
(2)所 在 地 新潟県三条市石上二丁目 16 番 51 号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 杉村英馬
カラーコンタクトレンズ、化粧品の卸売事業
(4)事 業 内 容 ソーラー発電による売電事業
鉄及び非鉄金属のスクラップの卸売事業
(5)資 本 金 1,000 万円
(6)設 立 年 月 日 1974 年 10 月 28 日
(7)純 資 産 417 百万円(2019 年3月 31 日現在)
(8)総 資 産 3,666 百万円(2019 年3月 31 日現在)
(9)大株主及び持株比率 双葉ホールディングス株式会社 100%
資本関係 該当事項はありません。
人的関係 該当事項はありません。
2019 年8月期において、当社と当該
会社との間には、環境関連事業にお
(10)上場会社と当該会社 ける太陽光発電所の取引関係が、ま
取引関係
との間の関係 たSBYと当該会社との間には、S
BY事業における製品又はサービス
等の取引関係があります。
関連当事者への 関連当事者には該当しません。
該当状況
5. 譲渡株式数、譲渡価額及び譲渡前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 2,400 株(議決権所有割合 100%)
(2)譲 渡 株 式 数 2,400 株
(3)譲 渡 価 額 1 円※
(4)異動後の所有株式数 0 株(議決権所有割合 0%)
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※当社は、SBYが債務超過であることから、2019 年8月期第4四半期において、関係
会社株式評価損 44 百万円を特別損失に計上し、SBYの帳簿価額を1円としております。
6. 日程
(1)取締役会決議日 2019 年 12 月 24 日
(2)契約締結日 2019 年 12 月 26 日(予定)
(3)株式譲渡実行日 2020 年1月1日(予定)
7. 今後の見通し
本株式譲渡に伴い、SBY及びGMFは当社 2020 年8月期第2四半期連結会計期間より連
結の範囲から除外される予定であります。
また、本株式譲渡に関して、SBY及びGMFに対する貸付債権 397 百万円のうち 197 百万
円を放棄し、貸倒引当金繰入額 102 百万円を控除した 95 百万円を、2020 年8月期第2四半期
連結会計期間において営業外費用に計上する見込みです。
なお、連結財務諸表における正確な金額については現在精査中であり、2020 年8月期の連結
業績に与える影響は、明らかになり次第公表いたします。
以 上
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