3647 ジー・スリーHD 2019-10-07 15:30:00
営業外費用、及び特別利益並びに特別損失の計上による通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                              2019 年 10 月7日
各    位
                     会 社 名 株式会社ジー・スリーホールディングス
                     代表者名 代表取締役兼最高管理責任者 長倉 統己
                                (コード:3647 東証第二部)
                     問合せ先 管理部マネージャー 佐藤 一樹
                                (TEL:03-5781-2522)


          営業外費用、及び特別利益並びに特別損失の計上による
              通期業績予想の修正に関するお知らせ


 当社は、2019 年8月期第4四半期において、営業外費用、及び特別利益、並びに特別損
失を計上すること、また、2018 年 10 月 15 日付平成 30 年8月期決算短信〔日本基準〕
                                                (連
結)にて公表した 2019 年8月期(2018 年9月1日~2019 年8月 31 日)の業績予想を、最
近の業績動向を踏まえて、以下のとおり修正することといたしましたので、お知らせいた
します。


1.営業外費用の計上(個別)
    当社は、2019 年8月期第4四半期において、連結子会社である株式会社SBY(以下、
「SBY」という。、及び株式会社株式会社 Green Micro Factory(以下、
         )                                 「GMF」とい
う。)が、債務超過となる見込みであることに伴い、SBYへの貸付に対する貸倒引当金繰
入額 40 百万円、GMFへの貸付に対する貸倒引当金繰入額 62 百万円の合計 102 百万円を
営業外費用に計上することといたしました。
 なお、上記の営業外費用に関しては、連結決算上は消去されるため、連結業績に与える
影響はありません。


2.特別利益の計上
(個別)
 当社は、2019 年8月 22 日付「太陽光発電所(固定資産)の譲渡を目的とした太陽光発電
所関連資産等譲渡契約の締結に関するお知らせ」
                     、及び 2019 年8月 29 日付「太陽光発電所
(固定資産)の譲渡を目的とした子会社等の異動を伴う株式の譲渡に関するお知らせ」に
て、出力制御リスクの高い九州電力管内に所在する当該太陽光発電所を譲渡し、新たに、
東京電力、中部電力、及び関西電力管内等の出力制御リスクの低い地域に所在する太陽光
発電所を取得することにより、自社保有太陽光発電所の構成を入れ替える方針としたこと
から、当社及び当社連結子会社が売電を目的に保有する太陽光発電所のうち計5カ所(以
下、「当該太陽光発電所」という。
               )を譲渡することを公表しております。
 当社は、2019 年8月期第4四半期において、社内の精査を踏まえ、当該太陽光発電所の
譲渡に伴い、固定資産売却益 381 百万円、関係会社(永九能源株式会社 以下、「永九能源」
という。)株式売却益 62 百万円、及び永九能源等からの債務免除益 469 百万円を含め総額
911 百万円を特別利益に計上することといたしました。

                        - 1 -
(連結)
 2019 年 8 月期第4四半期において、個別業績における特別利益に計上した永九能源に係
る債務免除益 433 百万円は連結上消去されますが、連結業績では同社に係る関係会社株式
売却益 477 百万円、及び個別業績における固定資産売却益 381 百万円等を含め、総額 955
百万円を特別利益に計上することといたしました。


3.特別損失の計上
(個別)
 当社は、2019 年 8 月期第4四半期において、SBY及びGMFが債務超過となる見込み
であることに伴い、SBYに対する関係会社株式評価損 44 百万円、GMFに対する関係会
社株式評価損 10 百万円の合計 54 百万円を特別損失に計上することといたしました。
 なお、上記の特別損失に関しては、連結決算上は消去されるため、連結業績に与える影
響はありません。
 さらに、
    環境関連事業における固定資産に関する時価評価を踏まえた減損損失 41 百万円、
また、コスト削減のために本社オフィスのフロアー集約を予定していることから、移転費
用引当金繰入額 38 百万円を特別損失に計上することといたしました。


(連結)
 2019 年 8 月期第4四半期において、特別損失の計上(個別)に加えて、SBYについて、
運営する SHIBUYA109 店がフロアー内移転を行ったこと伴い、固定資産除却損 25 百万円、
GMFが債務超過となることに伴い、FATBURGER 渋谷店の固定資産評価損 79 百万円を特別
損失に計上することといたしました。


3.当期の個別業績予想の修正(2018 年9月 1 日~2019 年8月 31 日)
                                                                  1 株当たり
                   売上高             経常利益             当期純利益
                                                                  当期純利益

                        百万円                百万円          百万円               円 銭
前回発表予想(A)
                        4,699               753         712             49.27
今回修正予想(B)               3,514             ▲513          501             34.76
増減額(B-A)             ▲1,185              ▲1,266        ▲211         -
増 減 率 ( % )          ▲25.2               ▲168.1       ▲29.6         -
(参 考 )前 期 実 績
                        1,874               658         475             33.65
  (2018 年 8 月期)


4.当期の連結業績予想の修正(2018 年9月 1 日~2019 年8月 31 日)
                                                    親会社に帰属する      1 株当たり
                  売上高      営業利益           経常利益
                                                     当期純利益        当期純利益

                    百万円           百万円        百万円         百万円             円 銭
前回発表予想(A)
                   6,263           971        816           547         37.85
今回修正予想(B)          4,857         ▲341       ▲573            263         18.25
増減額(B-A)          ▲1,405        ▲1,312     ▲1,390       ▲283        -
増 減 率 ( % )        ▲22.4        ▲135.2     ▲170.2       ▲51.9       -
(参 考 )前 期 実 績
                   3,605           839        712           439         31.05
 (2018 年 8 月期)


                                 - 2 -
4.修正の理由
 ①個別業績
  当社は、前回発表予想時点では、環境関連事業における販売用資産としての太陽光発
 電所の新規取得及び売却を複数計画しておりましたが、2019 年8月期においては、出力
 制御リスクの高い九州電力管内に所在する当該太陽光発電所を優先して譲渡する結果
 となりました。
  当該太陽光発電所の譲渡に関しても、販売用不動産への用途変更により、売上計上
 を行うことを想定しておりましたが、会計監査人との協議を踏まえ、社内で検討した結
 果、本件譲渡益を特別利益として計上することとしたため、売上高、及び経常利益には
 反映されないこととなりました。
  このため、売上高につきましては、前期実績からは 1,640 百万円の増収(87.5%増)
 となるも、前回発表予想から 1,185 百万円の減収(25.2%減)となることを見込んでお
 ります。
  経常利益につきましては、売上高の減少とともに、長期滞留債権に関して、現状では
 担保となる債権の評価の見積りが困難であることから、会計基準においての貸倒懸念債
 権に初めて認定したとする簡便法により、販売管理費における貸倒引当金繰入額として
 200 百万円を計上し、また、前述の営業外費用を計上することを踏まえ、前回発表予想
 から 1,266 百万円の減益(168.1%減)となることを見込んでおります。
  当期純利益につきましては、経常利益の減少があるものの、環境関連事業における当
 該太陽光発電所の譲渡益を特別利益に計上する一方、前述の特別損失を計上することを
 踏まえ、前期実績からは 26 百万円の増益(5.4%増)となるも、前回発表予想からは 211
 百万円の減益(29.6%減)となることを見込んでおります。


 ②連結業績
  個別業績の修正要因に加えて、SBYにおいては、エンターテイメントショップ事業
 を基幹店である渋谷(東京)及び阿倍野(大阪)の2店舗に集約させたこと、また
 SBYオリジナルブランドである DiamondLash の卸販売、及び韓国ブランドを中心とし
 てのコスメ雑貨の卸販売において、国際情勢の動向等により、海外提携工場での生産、
 及び海外仕入先からの輸入が大幅に遅れていることから、売上高が当初予想に達しない
 ことを見込んでおります。
  GMFにおいては、FATBURGER 事業つき、前回発表予想時点では、2019 年8月期中の
 多店舗展開を想定しておりましたが、出店地の決定等に時間を要し、当期は渋谷(東京)
 店1店舗の運営となったことから、売上高が当初予想に達しないことを見込んでおりま
 す。
  このため、連結売上高につきましては、前期実績からは 1,252 百万円の増収(34.7%
 増)となるも、前回発表予想から 1,405 百万円の減収(22.4%減)となることを見込んで
 おります。
  連結営業利益につきましては、連結売上高の減少に加え、前述の販売管理費における
 長期滞留債権に関する貸倒引当金繰入額 200 百万円を計上することを踏まえ、前回発表
 予想から 1,312 百万円の減益(135.2%減)となることを見込んでおります。
  連結経常利益につきましては、連結営業利益の減少を踏まえ、前回発表予想から 1,390
 百万円の減益(170.2%減)となることを見込んでおります。
  親会社に帰属する当期純利益につきましては、連結経常利益の減少があるものの、環
 境関連事業における当該太陽光発電所の譲渡益を特別利益に計上する一方、前述の特別
 損失を計上することを踏まえ、前回発表予想から 283 百万円の減益(51.9%減)となるこ
                       - 3 -
 とを見込んでおります。



5.その他
 2019 年8月期の期末配当金予想につきましては、2019 年8月期の個別及び連結業績とと
もに、2020 年8月期の業績予想を踏まえて、総合的に判断することから、現在精査中であ
り、2019 年 10 月 15 日に公表を予定している 2020 年8月期決算短信〔日本基準〕
                                               (連結)
とあわせて公表いたします。


※ 上記に記載した業績の見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理
 的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大き
 く異なる可能性があります。


                                               以   上




                       - 4 -