3635 コーエーテクモ 2021-10-25 16:00:00
令和4年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和4年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年10月25日
上場会社名 株式会社コーエーテクモホールディングス 上場取引所 東
コード番号 3635 URL https://www.koeitecmo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)襟川 陽一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員CFO (氏名)浅野 健二郎 TEL 045-562-8111
四半期報告書提出予定日 令和3年11月5日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.令和4年3月期第2四半期の連結業績(令和3年4月1日~令和3年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
令和4年3月期第2四半期 37,220 60.8 16,423 94.4 25,064 63.9 18,142 53.2
令和3年3月期第2四半期 23,141 39.7 8,447 145.6 15,289 151.6 11,845 99.7
(注)包括利益 令和4年3月期第2四半期 14,361百万円 (△36.3%) 令和3年3月期第2四半期 22,552百万円 (324.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
令和4年3月期第2四半期 109.19 108.77
令和3年3月期第2四半期 71.72 71.37
(注)当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき1.3株の割合で株式分割を行っております。そのため、前連結会計年度の期首に当該株
式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
令和4年3月期第2四半期 190,805 164,980 86.3 989.62
令和3年3月期 190,671 165,129 86.4 992.30
(参考)自己資本 令和4年3月期第2四半期 164,645百万円 令和3年3月期 164,826百万円
(注)当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき1.3株の割合で株式分割を行っております。そのため、前連結会計年度の期首に当該株
式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額を算定しております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
令和3年3月期 - 0.00 - 117.00 117.00
令和4年3月期 - 0.00
令和4年3月期(予想) - 81.00 81.00
(注1)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
(注2)当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき1.3株の割合で株式分割を行っており、令和3年3月期については、当該株式分割前
の配当金の額を記載しております。なお、株式分割を考慮した場合の令和3年3月期の配当金は90円となります。令和4年3月期(予
想)については、株式分割後の数値を記載しております。
3.令和4年3月期の連結業績予想(令和3年4月1日~令和4年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 65,000 7.7 24,500 0.4 36,500 △7.1 26,500 △10.3 160.23
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
新規 -社 (社名)- 除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変
更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 令和4年3月期2Q 168,048,462株 令和3年3月期 168,048,462株
② 期末自己株式数 令和4年3月期2Q 1,676,039株 令和3年3月期 1,943,728株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 令和4年3月期2Q 166,164,654株 令和3年3月期2Q 165,156,674株
(注)当社は、令和3年4月1日付で普通株式1株につき1.3株の割合で株式分割を行っております。そのため、前連結会計年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行済株式数(自己株式を含む)、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しており
ます。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
・当社は、令和3年10月25日(月)にアナリスト向けの決算説明会をオンラインで開催する予定です。この説明会で
使用する四半期決算補足説明資料につきましては、当社ウェブサイトに掲載する予定です。
㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 10
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直し
の兆しが見られるものの、先行きは不透明な状況が続いています。
9月には「東京ゲームショウ」がオンライン とオフラインで並行開催され、当社グループでも発
売予定タイトルの情報等を発信しました。期間中に発表された「日本ゲーム大賞2021」では、シブ
サワ・コウこと当社代表取締役社長の襟川陽一が、40年以上に渡るクリエイターとしての活動が業
界の発展に寄与したとして、「経済産業大臣賞」を受賞しました。
当社は2022年3月期から3ヶ年の中期経営計画を策定し、その初年度となる当期は、グループ経
営方針として「グローバルIPの創造と展開」を掲げ、各種施策に取り組んでおります。
当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績は、パッケージゲームでは、第1四半期
に発売した新作と、前年度までに発売したタイトルのリピート販売が堅調となりました。スマート
フォンゲームでは、自社開発タイトルの運営収入が伸長し、IP許諾タイトルによるロイヤリティ収
入も高水準を維持しました。営業外収益では、前年に比べ有価証券売却益が増加しました。
これらの結果、売上高372億20百万円(前年同四半期比60.8%増)、営業利益164億23百万円(同
94.4%増)、経常利益250億64百万円(同63.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益181億42
百万円(同53.2%増)となり、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、第2四半期連
結累計期間として最高の業績を達成しました。
セグメントの状況につきましては以下のとおりです。
エンタテインメント事業 売上高 352億45百万円 セグメント利益 161億15百万円
「シブサワ・コウ」ブランドでは、自社開発のスマートフォンゲーム『三國志 覇道』が、9月
に国内でサービス開始1周年を迎え、好調に推移しました。7月に台湾、香港、マカオ地域で新た
にサービスを開始しております。国内およびアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル
『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は、引き続き収益に貢献しています。
「ω-Force」ブランドでは、7月に『戦国無双5』を欧米向けに発売したほか、Steam版の配信
を開始し、全世界累計出荷本数は41万本となりました。当社がIPを許諾したスマートフォンゲーム
『真・三國無双 覇』(iOS、Android用)が8月に中国で配信開始されました。
「Team NINJA」ブランドでは、「仁王」シリーズの累計販売本数が600万本を突破しました。9
月にはPC向けデジタル配信プラットフォームEpic Games Storeにおいても販売を開始しました。
「ガスト」ブランドでは、「ライザのアトリエ」シリーズを中心にリピート販売が堅調です。
「ルビーパーティー」ブランドでは、株式会社アニプレックスと共同で開発したスマートフォン
ゲーム『金色のコルダ スターライトオーケストラ』において、ゲーム内イベントを実施し盛り上
がりを見せました。イベント事業では、「アンジェリーク ルミナライズ 1st Floating Stage」な
どのイベントを開催しました。
「midas」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に注力しております。
アミューズメント事業 売上高 14億49百万円 セグメント利益 1億91百万円
アミューズメント施設は、緊急事態宣言期間中に一部店舗が時短営業となりましたが、プライズ
ゲームを中心に堅調に推移しました。スロット・パチンコでは『パチスロ零』など2タイトルが稼
働開始しました。
不動産事業 売上高 5億11百万円 セグメント利益 71百万円
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、感染症対策を徹底した上でライブイベントや配信ラ
イブを開催しております。その他の賃貸用不動産は高い稼働率を維持しております。
その他事業 売上高 1億84百万円 セグメント利益 45百万円
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して1億34百万円増
加し1,908億5百万円となりました。これは主に、有価証券が78億50百万円、その他流動資産に含ま
れている未収入金が12億23百万円それぞれ増加した一方で、投資有価証券が58億89百万円、その他
流動資産に含まれている未収還付法人税が30億29百万円それぞれ減少したことによるものでありま
す。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して2億84百万円増
加し258億25百万円となりました。これは主に、短期借入金が95億円増加した一方で、その他流動負
債に含まれている預り金が31億76百万円、未払金が29億83百万円、未払法人税等が11億24百万円そ
れぞれ減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して1億49百万円
減少し1,649億80百万円となりました。これは主に、利益剰余金が32億8百万円増加した一方で、そ
の他有価証券評価差額金が38億50百万円減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和3年4月26日に公表した通期の連結業績予想は、第3四半期以降の大型パッケージゲームの
販売動向、IP許諾によるロイヤリティ収入、世界経済の動向による営業外収益の不確実性に鑑み、
変更しておりません。今後、業績予想数値に修正が生じる場合は速やかに公表いたします。
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(令和3年3月31日) (令和3年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,995 10,612
受取手形及び売掛金 11,253 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 12,031
有価証券 5,238 13,089
商品及び製品 161 134
仕掛品 113 36
原材料及び貯蔵品 70 138
その他 4,916 3,149
貸倒引当金 △9 △12
流動資産合計 33,739 39,179
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 24,409 24,358
土地 14,930 15,194
建設仮勘定 42 -
その他(純額) 1,399 1,515
有形固定資産合計 40,781 41,067
無形固定資産
その他 240 222
無形固定資産合計 240 222
投資その他の資産
投資有価証券 113,176 107,287
繰延税金資産 212 222
退職給付に係る資産 1,228 1,447
その他 1,291 1,377
投資その他の資産合計 115,909 110,335
固定資産合計 156,931 151,625
資産合計 190,671 190,805
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(令和3年3月31日) (令和3年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 300 377
短期借入金 - 9,500
未払金 5,388 2,405
未払法人税等 6,332 5,208
賞与引当金 1,633 1,635
役員賞与引当金 318 194
返品調整引当金 0 -
売上値引引当金 117 -
ポイント引当金 0 -
受注損失引当金 35 -
その他 6,894 2,981
流動負債合計 21,022 22,302
固定負債
繰延税金負債 3,808 2,722
その他 710 800
固定負債合計 4,519 3,522
負債合計 25,541 25,825
純資産の部
株主資本
資本金 15,000 15,000
資本剰余金 27,833 28,098
利益剰余金 110,529 113,738
自己株式 △1,364 △1,237
株主資本合計 151,999 155,599
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14,596 10,745
土地再評価差額金 △3,115 △3,115
為替換算調整勘定 1,174 1,258
退職給付に係る調整累計額 171 156
その他の包括利益累計額合計 12,827 9,045
新株予約権 303 334
純資産合計 165,129 164,980
負債純資産合計 190,671 190,805
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和2年4月1日 (自 令和3年4月1日
至 令和2年9月30日) 至 令和3年9月30日)
売上高 23,141 37,220
売上原価 9,903 12,758
売上総利益 13,238 24,461
販売費及び一般管理費 4,790 8,038
営業利益 8,447 16,423
営業外収益
受取利息 1,715 2,911
受取配当金 588 581
投資有価証券売却益 5,463 8,111
デリバティブ評価益 1,378 1,053
その他 347 737
営業外収益合計 9,494 13,394
営業外費用
投資有価証券評価損 1,201 244
投資有価証券売却損 857 1,149
有価証券償還損 158 -
為替差損 254 95
デリバティブ評価損 112 3,235
その他 69 28
営業外費用合計 2,652 4,752
経常利益 15,289 25,064
特別損失
新型コロナウイルス感染症による損失 124 -
特別損失合計 124 -
税金等調整前四半期純利益 15,165 25,064
法人税、住民税及び事業税 3,744 6,360
法人税等調整額 △424 561
法人税等合計 3,320 6,921
四半期純利益 11,845 18,142
親会社株主に帰属する四半期純利益 11,845 18,142
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 令和2年4月1日 (自 令和3年4月1日
至 令和2年9月30日) 至 令和3年9月30日)
四半期純利益 11,845 18,142
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 10,600 △3,850
為替換算調整勘定 84 83
退職給付に係る調整額 22 △14
その他の包括利益合計 10,707 △3,781
四半期包括利益 22,552 14,361
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 22,552 14,361
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取れると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
受注制作のソフトウェアに関して、従来は、ソフトウェアの進捗部分について成果の確実性が認められる場合に
は、工事進行基準によっておりましたが、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合に
は、財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識する方法に変更
しております。履行義務の充足にかかる進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した開発原価が、予想され
る開発原価の合計に占める割合に基づいて行っております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充
足すると見込まれる時点までの期間がごく短い受注制作のソフトウェアについては代替的な取り扱いを適用し、一定
の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項のただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の損益及び利益剰余金期首残高に与える影響は軽微であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示すること
といたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取り扱いに従って、前連結会計年度について
は新たな表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業
会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな
会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる影響はありません。
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和4年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 令和2年4月1日 至 令和2年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
エンタテインメント アミューズメント 不動産 計
売上高
外部顧客への売
21,595 1,184 359 23,139 2 23,141
上高
セグメント間の
内部売上高又は 88 0 1 90 88 179
振替高
計 21,683 1,185 361 23,230 90 23,321
セグメント利益
8,352 34 65 8,452 △5 8,447
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ベンチャーキャピタル事業等
を含んでおります。
2.管理部門等の報告セグメントに帰属しない本社費用については、合理的な配賦基準により各報告セグメン
トへ配賦しております。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 8,452
「その他」の区分の損失 △5
四半期連結損益計算書の営業利益 8,447
(注)資産については、セグメントごとの配分は行っておりません。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 令和3年4月1日 至 令和3年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
エンタテインメント アミューズメント 不動産 計
売上高
外部顧客への売
35,225 1,445 509 37,180 39 37,220
上高
セグメント間の
内部売上高又は 20 3 1 25 145 170
振替高
計 35,245 1,449 511 37,206 184 37,390
セグメント利益 16,115 191 71 16,378 45 16,423
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ベンチャーキャピタル事業等
を含んでおります。
2.管理部門等の報告セグメントに帰属しない本社費用については、合理的な配賦基準により各報告セグメン
トへ配賦しております。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 16,378
「その他」の区分の利益 45
四半期連結損益計算書の営業利益 16,423
(注)資産については、セグメントごとの配分は行っておりません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識
に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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