3635 コーエーテクモ 2020-07-27 16:00:00
令和3年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和3年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和2年7月27日
上場会社名 株式会社コーエーテクモホールディングス 上場取引所 東
コード番号 3635 URL https://www.koeitecmo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)襟川 陽一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員CFO (氏名)浅野 健二郎 TEL 045-562-8111
四半期報告書提出予定日 令和2年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.令和3年3月期第1四半期の連結業績(令和2年4月1日~令和2年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
令和3年3月期第1四半期 11,363 57.2 4,387 358.6 8,957 617.8 6,628 199.8
令和2年3月期第1四半期 7,228 △10.9 956 △58.3 1,247 △67.4 2,210 △22.1
(注)包括利益 令和3年3月期第1四半期 13,572百万円 (585.0%) 令和2年3月期第1四半期 1,981百万円 (△29.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
令和3年3月期第1四半期 52.19 51.97
令和2年3月期第1四半期 17.49 17.45
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
令和3年3月期第1四半期 152,500 128,181 83.8 1,005.90
令和2年3月期 147,793 122,346 82.5 960.27
(参考)自己資本 令和3年3月期第1四半期 127,784百万円 令和2年3月期 121,973百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
令和2年3月期 - 0.00 - 61.00 61.00
令和3年3月期 -
令和3年3月期(予想) - - - -
(注)令和3年3月期の配当につきましては、現時点では未定であります。連結業績予想の開示が可能となった時点で
速やかに公表いたします。
3.令和3年3月期の連結業績予想(令和2年4月1日~令和3年3月31日)
令和3年3月期の連結業績予想につきましては、現時点においても不確実な要素が大きいことから、未定としており
ます。今後、連結業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
新規 -社 (社名)-、 除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 令和3年3月期1Q 129,268,048株 令和2年3月期 129,268,048株
② 期末自己株式数 令和3年3月期1Q 2,233,705株 令和2年3月期 2,247,868株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 令和3年3月期1Q 127,023,213株 令和2年3月期1Q 126,415,072株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・業績予想につきましては、現時点においても不確実な要素が大きいことから、記載しておりません。詳細は、添
付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を
ご覧ください。
・当社は、令和2年7月27日(月)にアナリスト向けにカンファレンスコールによる四半期決算説明会を開催する
予定です。この説明会で使用する四半期決算補足説明資料につきましては、当社ウェブサイトに掲載する予定で
す。
㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 9
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
新型コロナウイルス感染症が世界中に拡散し、日本及び世界の経済は非常に厳しい状況が続いて
おります。
世界各地での外出規制や休業要請により、ゲーム業界におきましては所謂「巣ごもり消費」で需
要が増加する一方、テレワーク環境下での開発体制を積極的に構築し、新しい働き方への対応を推
進しております。
当社グループにおきましても、当第1四半期に原則在宅勤務への切り替えを行い、業務の生産性
の維持に努めております。政府による緊急事態宣言や自治体からの要請もあり、アミューズメント
施設は当第1四半期の一部期間、ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは全期間において営業を
休止いたしました。
当社は2019年3月期から3ヶ年の中期経営計画を策定し、その最終年度となる2021年3月期は、
グループ経営方針として引き続き「グローバルIPの創造と展開」と「グローバルビジネスの飛躍」
を掲げ、各種施策に取り組んでおります。
当社グループの当第1四半期業績は、IP許諾によるロイヤリティ収入が引き続き好調に推移した
ことに加え、投資有価証券売却益により営業外収益が増加し、収益性が大きく向上いたしました。
売上高113億63百万円(前年同四半期比57.2%増)、営業利益43億87百万円(同358.6%増)、経常
利益89億57百万円(同617.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益66億28百万円(同199.8%
増)となり、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、第1四半期として最高の業績を
達成いたしました。なお、アミューズメント施設およびKT Zepp Yokohamaの休業中の固定費1億24
百万円を、特別損失として計上しております。
セグメントの状況につきましては以下のとおりです。
エンタテインメント事業 売上高 107億42百万円 セグメント利益 43億15百万円
「シブサワ・コウ」ブランドでは、当社がIPを許諾したスマートフォンゲーム『三国志・战略
版』が、中国のApp Storeセールスランキングで1位を獲得するなど好調です。「三國志」シリー
ズ35周年記念となる新作スマートフォンゲーム『三國志 覇道』(iOS、Android用)は、6月に2
度目のβテストを実施し、更なるクオリティアップを図ってまいります。
「ω-Force」ブランドでは、株式会社アトラスと共同開発した『ペルソナ5 スクランブル ザ
ファントム ストライカーズ』が、6月にアジアで発売されました。
「Team NINJA」ブランドでは、『仁王2』が5月に全世界累計出荷本数100万本を突破いたしま
した。
「ガスト」ブランドでは、『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』のリピート販
売が収益に寄与しております。
「ルビーパーティー」ブランドでは、5年ぶりのナンバリングタイトル「遙かなる時空の中で
7」(Nintendo Switch用)を、6月に国内、アジアでリリースいたしました。
「midas」ブランドでは、スマートフォン向け新規タイトルを鋭意開発中です。
アミューズメント事業 売上高 5億23百万円 セグメント利益 17百万円
アミューズメント施設は、一部期間において休業いたしましたが、6月より全店の営業を再開
し、堅調に推移しております。パチンコ・パチスロ機への液晶ソフト受託開発については、在宅勤
務への切り替えなどにより、進捗に一部遅れが生じております。
不動産事業 売上高 1億64百万円 セグメント利益 66百万円
感染症の影響により、当第1四半期にKT Zepp Yokohamaで開催予定であったライブイベントは、
全て中止または延期となりました。その他の賃貸用不動産は高い稼働率を維持しております。
その他事業 売上高 40百万円 セグメント損失 12百万円
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比較して47億7百万円増
加し1,525億円となりました。これは主に、投資有価証券が88億74百万円増加した一方で、売掛金
が42億58百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比較して11億27百万円減
少し243億19百万円となりました。これは主に、未払金が55億71百万円増加した一方で、短期借入
金が35億円、未払法人税等が15億35百万円、買掛金が13億54百万円それぞれ減少したことによるも
のであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末と比較して58億34百万円
増加し1,281億81百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が69億69百万円増
加した一方で、利益剰余金が11億60百万円減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想は、現時点においても不確実な要素が大きいことから、未定として
おります。新型コロナウイルス感染症への対応として、原則在宅勤務でのゲーム開発体制に移行し
ており、発売予定タイトルの進捗についても慎重に見極める必要があります。今後、連結業績予想
の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(令和2年3月31日) (令和2年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,890 16,228
受取手形及び売掛金 11,955 7,696
有価証券 337 654
商品及び製品 97 117
仕掛品 4 2
原材料及び貯蔵品 50 53
その他 4,636 4,132
貸倒引当金 △9 △3
流動資産合計 29,963 28,883
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 24,545 24,297
土地 14,615 14,615
建設仮勘定 9 51
その他(純額) 1,572 1,541
有形固定資産合計 40,743 40,506
無形固定資産
その他 191 215
無形固定資産合計 191 215
投資その他の資産
投資有価証券 71,350 80,225
繰延税金資産 4,346 1,476
その他 1,196 1,194
投資その他の資産合計 76,894 82,895
固定資産合計 117,829 123,617
資産合計 147,793 152,500
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(令和2年3月31日) (令和2年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,642 287
短期借入金 13,000 9,500
未払金 1,594 7,166
未払法人税等 3,367 1,831
賞与引当金 1,190 663
役員賞与引当金 226 59
返品調整引当金 0 0
売上値引引当金 144 127
ポイント引当金 7 6
その他 2,916 3,374
流動負債合計 24,090 23,017
固定負債
退職給付に係る負債 199 102
繰延税金負債 193 262
訴訟損失引当金 181 181
その他 781 755
固定負債合計 1,356 1,301
負債合計 25,446 24,319
純資産の部
株主資本
資本金 15,000 15,000
資本剰余金 26,881 26,897
利益剰余金 88,758 87,597
自己株式 △2,036 △2,025
株主資本合計 128,602 127,469
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △3,058 3,910
土地再評価差額金 △3,115 △3,115
為替換算調整勘定 130 93
退職給付に係る調整累計額 △586 △574
その他の包括利益累計額合計 △6,629 314
新株予約権 373 396
純資産合計 122,346 128,181
負債純資産合計 147,793 152,500
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成31年4月1日 (自 令和2年4月1日
至 令和元年6月30日) 至 令和2年6月30日)
売上高 7,228 11,363
売上原価 4,152 4,558
売上総利益 3,076 6,804
販売費及び一般管理費 2,119 2,417
営業利益 956 4,387
営業外収益
受取利息 375 636
受取配当金 407 297
投資有価証券売却益 540 3,554
デリバティブ評価益 - 1,244
その他 14 128
営業外収益合計 1,337 5,862
営業外費用
投資有価証券評価損 632 984
投資有価証券売却損 148 71
有価証券償還損 - 47
為替差損 257 165
その他 8 22
営業外費用合計 1,046 1,292
経常利益 1,247 8,957
特別利益
固定資産売却益 1,559 -
特別利益合計 1,559 -
特別損失
新型コロナウイルス感染症による損失 - 124
特別損失合計 - 124
税金等調整前四半期純利益 2,807 8,832
法人税、住民税及び事業税 606 2,281
法人税等調整額 △10 △77
法人税等合計 596 2,204
四半期純利益 2,210 6,628
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,210 6,628
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成31年4月1日 (自 令和2年4月1日
至 令和元年6月30日) 至 令和2年6月30日)
四半期純利益 2,210 6,628
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 245 6,969
為替換算調整勘定 △478 △36
退職給付に係る調整額 3 11
その他の包括利益合計 △229 6,943
四半期包括利益 1,981 13,572
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,981 13,572
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
エンタテインメント アミューズメント 不動産 計
売上高
外部顧客への
6,377 674 155 7,207 21 7,228
売上高
セグメント間
の内部売上高 8 0 - 8 29 37
又は振替高
計 6,385 674 155 7,215 50 7,266
セグメント利益 738 156 49 944 12 956
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ベンチャーキャピタル事業等
を含んでおります。
2.管理部門等の報告セグメントに帰属しない本社費用については、合理的な配賦基準により各報告セグメン
トへ配賦しております。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 944
「その他」の区分の利益 12
四半期連結損益計算書の営業利益 956
(注)資産については、セグメントごとの配分は行っておりません。
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㈱コーエーテクモホールディングス(3635) 令和3年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 令和2年4月1日 至 令和2年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
エンタテインメント アミューズメント 不動産 計
売上高
外部顧客への
10,673 523 164 11,361 1 11,363
売上高
セグメント間
の内部売上高 68 0 - 68 39 107
又は振替高
計 10,742 523 164 11,430 40 11,470
セグメント利益
4,315 17 66 4,400 △12 4,387
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ベンチャーキャピタル事業等
を含んでおります。
2.管理部門等の報告セグメントに帰属しない本社費用については、合理的な配賦基準により各報告セグメン
トへ配賦しております。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 4,400
「その他」の区分の損失 △12
四半期連結損益計算書の営業利益 4,387
(注)資産については、セグメントごとの配分は行っておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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