3625 J-テックファーム 2019-08-09 15:30:00
業績予想値と実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2019 年8月9日
 各       位
                                        会    社    名    テックファームホールディングス株式会社
                                        代 表 者 名        代表取締役社長 CEO       永守   秀章
                                                 (コード番号:3 6 2 5 JASDAQ)
                                        問 合 せ 先        経営管理部長            松本   圭太
                                                  (TEL.0 3 - 5 3 6 5 - 7 8 8 8 )


         業績予想値と実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ


 2019年4月16日に公表いたしました2019年6月期(2018年7月1日~2019年6月30日)の通期連結業
績予想値と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。また、特別
損失(減損損失及び貸倒引当金繰入額)を計上することとなりましたので、併せてお知らせいたします。

                                   記


1. 当期の連結業績予想数値と実績値との差異(2018 年7月1日~2019 年6月 30 日)
                                                             親会社株主に帰属    1株当たり
                      連結売上高     連結営業利益       連結経常利益
                                                             する当期純利益     連結当期純利益
                        百万円        百万円             百万円           百万円           円 銭

前回発表予想(A)               6,000          500            490          620        85.06

実    績       値(B)       6,593          720            714         △16         △2.31

増 減 額(B-A)               593           220            224        △636            ―

増 減 率(        %   )      9.9        44.0              45.7           ―           ―

(参考)前期連結実績
                        5,822          552            552          232        31.50
(2018 年6月期)


2. 差異の理由
     ソフトウエア受託開発事業において、注力分野である AI、IoT 関連の付加価値の高い案件や、顧
    客の新ビジネスを具体化・設計するサービスデザインを中心とした上流工程案件の順調が推移した
    ほか、自動車アフターマーケット事業において、当第4四半期は主力の整備システムの販売が増加
    したことなどにより、売上高、営業利益、経常利益は前回予想を上回る結果となりましたが、親会
    社株主に帰属する当期純利益については、特別損失として減損損失及び貸倒引当金繰入額を計上し
    たことにより、前回予想を下回る結果となりました。
3. 特別損失の内容
   自動車アフターマーケット事業を推進する株式会社 EBE において、大規模顧客向けの部品商シ
  ステムにおいて不具合が発生し、追加改修を実施したことや、原因究明と対策に時間を要したた
  め、利益率の高い部品商システム及びガラス商システムの販売を控えたことなどにより当連結会
  計年度は利益が低下しております。部品商システムの不具合については、改修の目途はたってお
  りますが、営業体制の再構築及び再発防止による開発コストの上昇に加え、テクノロジーの急激
  な進化によるカーシェアリングの浸透や自動車保有台数の減少、それに伴う整備工場の減少によ
  る市場縮小も見込まれます。このような状況を踏まえ、将来事業計画が当初予測から乖離が生じ
  たため、株式会社 EBE の株式取得に係るのれんを保守的に見直した結果、同のれんの減損損失
  612,464 千円を計上することとなりました。
   また、リフォーム業者向け見積支援システムを展開する合弁会社の株式会社サンキテックへの
  貸付金について、同社の財政状態、業績を鑑み回収不能見込額に対して、貸倒引当金繰入額とし
  て 95,800 千円を計上することとなりました。


                                           以   上