3625 Ｊ－テックファーム 2020-08-14 15:30:00
業績予想値と実績値との差異、個別業績の前期実績値との差異及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]
2020 年８月 14 日
各 位
会 社 名 テックファームホールディングス株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 CEO 永守 秀章
（コード番号：3 6 2 5 ＪＡＳＤＡＱ）
問 合 せ 先 経営管理部長 松本 圭太
（TEL．0 3 － 5 3 6 5 － 7 8 8 8 ）
業績予想値と実績値との差異、個別業績の前期実績値との差異及び
特別損失の計上に関するお知らせ
2020年５月15日に公表いたしました2020年６月期（2019年７月１日～2020年６月30日）の通期連結業
績予想値と本日公表の実績値に差異が生じたこと、並びに、個別業績において前期実績との間に差異が
生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。また、特別損失を計上することとなりましたので、
併せてお知らせいたします。
記
１． 2020 年６月期 連結業績予想値と実績値との差異（2019 年７月１日～2020 年６月 30 日）
親会社株主に帰属 １株当たり
連結売上高 連結営業利益 連結経常利益
する当期純利益 連結当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想（Ａ） 6,200 100 110 45 6.33
実 績 値（Ｂ） 6,311 219 226 △492 △69.33
増 減 額（Ｂ－Ａ） 111 119 116 △537 ―
増 減 率（ ％ ） 1.8 119.0 105.5 ― ―
（参考）前期連結実績
6.593 720 714 △16 △2.31
（2019 年６月期）
２． 差異の理由
当第４四半期における売上高は、自動車アフターマーケット事業において、新型コロナウイルス
感染拡大による外出制限の要請のため、訪問営業活動が限定的となり、商談の中断、納品設定作業
の延期等が発生し、大幅な売上減少を見込んでおりましたが、リモートによる営業活動及び既存ユ
ーザーへのサポート営業により、売上高は前回予想を上回る結果となりました。
営業利益、経常利益については、上記売上高の増加のほか、全事業において展示会出展の中止や
出張中止などにより販売費用が抑制され、前回予想を上回る結果となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益については、特別損失として減損損失を計上したことにより、
前回予想を下回る結果となりました。
３． 2020 年６月期 通期個別実績と前期個別実績の差異（2019 年７月１日～2020 年６月 30 日）
１株当たり
営 業 収 益 営 業 利 益 経 常 利 益 当 期 純 利 益
当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 期 実 績 （ Ａ ）
1,472 856 851 △160 △21.97
（2019 年６月期）
実 績 値（Ｂ）
662 71 67 △468 △65.96
（2020 年６月期）
増 減 額（Ｂ－Ａ） △810 △785 △784 △308 ―
増 減 率（ ％ ） △55.0 △91.7 △92.1 ― ―
４． 差異の理由
当期におきましては、連結子会社からの受取配当金が減少したことにより、営業収益、営業利益、
経常利益、当期純利益がそれぞれ前期に比べ減少いたしました。また、関係会社株式評価損及び貸
倒引当金繰入額が前期に比べ減少したことにより特別損失が前期に比べ減少しております。
５． 特別損失の内容
（１）減損損失（連結）
農水産物輸出ソリューション事業を推進する株式会社 We Agri において、新型コロナウイルス感
染症の拡大の影響により、海外への航空貨物便の運航が大幅に減少し、海外現地での新規営業活動
も停滞しております。特に主要輸出先であるシンガポールでは、外出、移動規制は日本以上に厳格
であることや、香港では感染症に加え中国の影響力拡大による政治情勢の不安定さも懸念されます。
このような状況を踏まえ、今後の事業計画を保守的に見直した結果、当初予測から乖離が生じたた
め、同社の株式取得に係るのれんの減損損失 590,159 千円を計上することといたしました。
（２）関係会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額（個別）
株式会社 We Agri の株式について、個別決算において、上記のとおり減損処理を実施し、関係会
社株式評価損 468,197 千円を計上するとともに、連結子会社である Prism Solutions Inc.の経営成
績及び財政状態を踏まえ、同社に対する貸倒引当金繰入額 40,470 千円を計上することといたしま
した。なお、当該関係会社株式評価損及び貸倒引当金繰入額は、連結財務諸表においては影響あり
ません。
以 上