3624 M-アクセルM 2021-08-12 15:00:00
「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消に関するお知らせ [pdf]

                                                        2021 年8月 12 日
各   位
                                      東京都中野区本町一丁目 32 番2号
                                      会   社   名   アクセルマーク株式会社
                                      代表者名        代表取締役社長 松川 裕史
                                      (コード番号:3624      東証マザーズ)



           「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消に関するお知らせ

当社は、本日付で開示いたしました「2021 年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕
                                        (非連結)
                                            」において、「継続
企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消いたしましたので、下記のとおりお知らせ致します。


                               記

  当社は、第2四半期累計期間まで継続して営業損失を計上し、かつ債務超過となっていたことから、継続企業の
 前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しており、当該状況を解消するための対応策を実施してまいりま
 した。
  収益面では、収益事業である広告事業において、デジタルコンテンツやeコマース領域を中心とした広告売上の
 拡大、データを活用した新機能やサービス開発による収益力の強化を図りました。また、前事業年度の不採算事業
 からの撤退に伴って、オフィスの縮小や業務運営体制の最適化と共通部門費用等の固定費用を削減等の収益構造の
 改善に努めました。
  この結果、収益構造改善の効果が本格的に寄与していなかった第1四半期会計期間の営業損失により当第3四半
 期累計期間では営業損失を計上しているものの、収益構造改善の効果が本格的に寄与した第2四半期より四半期会
 計期間の営業利益を計上するに至り、第3四半期会計期間も引き続き営業利益を計上しており、第4四半期会計期
 間についても営業利益の計上を見込んでおります。

  次に、財務基盤の安定化に向けては、上記収益構造改善による経営成績の回復を実現させるとともに、資金繰り
 の安定化を図ってまいりました。
  また、2021 年3月 26 日開催の取締役会において発行を決議した第2回無担保転換社債型新株予約権付社債及び
 第 23 回新株予約権を 2021 年4月 28 日付で発行し、その後これらの行使が行われたことにより、965,181 千円の資
 金を調達するとともに、資本金及び資本準備金が増加したことで当第3四半期会計期間末においては債務超過が解
 消され、想定される資金需要に十分に対応できる資金を確保でき、手許資金の状況は大幅に改善が図られました。

  以上を踏まえ、当社では、当第3四半期会計期間末において、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる
 ような状況は解消したと判断し、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消いたしました。

 株主、取引先をはじめとするステーク・ホルダーの皆様には、大変ご心配をおかけしておりますが、今後もさらな
る業績及び企業価値向上に努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                                                                 以上