3624 M-アクセルM 2021-08-12 15:00:00
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年8月12日
上 場 会 社 名 アクセルマーク株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3624 URL https://www.axelmark.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 松川 裕史
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部長 (氏名) 鈴木 啓太 (TEL) 03-5354-3351
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (四半期決算説明の動画配信を予定しております。)
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期第3四半期の業績(2020年10月1日~2021年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期第3四半期 1,960 - △7 - 21 - 58 -
2020年9月期第3四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期第3四半期 8.17 6.43
2020年9月期第3四半期 - -
当社は、2020年9月期第3四半期は連結業績を開示しておりましたが、第1四半期より非連結での業績を開示して
おります。そのため、2020年9月期第3四半期の経営成績(累計)及び対前年四半期増減率については記載してお
りません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年9月期第3四半期 1,692 564 33.0
2020年9月期 815 △172 △21.8
(参考) 自己資本 2021年9月期第3四半期 558百万円 2020年9月期 △177百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年9月期 - 0.00 -
2021年9月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年9月期の業績予想(2020年10月1日~2021年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益
百万円 % 百万円 %
通期 2,600 △6.6 2 -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期3Q 9,075,500株 2020年9月期 6,817,700株
② 期末自己株式数 2021年9月期3Q 33株 2020年9月期 33株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年9月期3Q 7,197,042株 2020年9月期3Q 6,493,144株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき判断した見
通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化により、予想数値と異なる場
合があります。なお、業績予想に関する事項は、3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予
想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
(決算説明内容の入手方法について)
当社は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止の観点から、従来開催しておりました会場での機関
投資家向け説明会に代えて、当社コーポレートページにて決算説明動画を配信する予定です。
アクセルマーク株式会社(3624) 2021年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………6
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アクセルマーク株式会社(3624) 2021年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大(以下「コロナ禍」とい
う。)の長期化による影響を受けて依然として厳しい状況が続いております。国内外でワクチン接種が開始される
など感染拡大の防止策を講じるなかで、各種政策の効果や海外経済の回復もあり、持ち直しの兆しがあるものの、
引き続き国内外のコロナ禍の収束見通しがたたず先行き不透明な状況が継続しております。
当社が主にサービスを提供しているインターネット広告市場においては、株式会社電通が発表した「2020年 日本
の広告費」によりますと、コロナ禍の影響を受けつつも、外出・移動の自粛により、巣ごもり需要が活発化し、社
会におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が一気に加速したこともあり、2020年は前年比105.9%となる2
兆2,290億円と順調に拡大を続けております。
コロナ禍が長期化するなかで、インターネット広告市場の拡大とともに、DX等の動きを一段と進めるためのIoTサ
ービスやブロックチェーンを利用した各種サービスの普及がより後押しされるものと見込んでおります。
また、当社が新規事業として参入したヘルスケアIoT市場においても、コロナ禍によって急激に市場は変動してお
り、株式会社グローバルインフォメーションが発表した「ヘルスケアIoTの世界市場 (~2025年):医療機器・シス
テム&ソフトウェア・サービス・接続技術」によりますと、ヘルスケアIoT市場は2025年にかけて21.0%の年間平均
成長率で拡大すると予測されており、当社は、コロナ禍を越えたあとも我が国における高齢化の進展なども踏まえ
て、医療診断の新技術の普及促進を通じて、人々の健康寿命の向上に寄与することを目指すべく、分子診断技術を
用いた新型コロナウイルス迅速診断法の早期実用化を目指している医療機器スタートアップのAscella Biosystems,
Inc.(本社:米国カルフォルニア州 CEO:Deepak Boggavarapu)と資本参画および業務提携いたしました。
このような市場環境の下、当第3四半期会計期間においては、前事業年度より進めてまいりました事業構造転換
によるコスト抑制効果および主力事業である広告事業がコロナ禍による影響を受けつつも広告業界におけるデジタ
ル化に伴う広告需要を取り込み前四半期に引き続き四半期会計期間として営業黒字を実現しております。
また、仮想通貨相場の変動により、当社が保有する仮想通貨などにかかる仮想通貨評価益を営業外収益として計
上および第2回無担保転換社債型新株予約権付社債及び第23回新株予約権の発行に係る払込みについては、金銭に
よる払込みに代えて、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債が出資されたため、発行価額の差額を社債償還益
として特別利益に計上しております。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高1,960,068千円、営業損失7,688千円、経常利益21,021千円、
四半期純利益58,825千円となりました。
なお、当社は当事業年度より非連結決算へ移行しており、前年同期比は記載しておりません。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
(広告事業)
広告事業の売上高は1,929,590千円、セグメント利益は90,359千円となりました。
アドネットワーク「ADroute」は、引き続きコロナ禍におけるインターネット利用時間の増大に伴うデジタルコン
テンツの消費が促進されたこと等により、堅調に推移しております。
運用代行サービス「トレーディングデスク」は、営業強化による新規大型案件の受注およびコロナ禍におけるEC
関連サービスの利用拡大に伴う広告需要を取り込み、過去最高の四半期売上高を更新しております。
(その他事業)
その他事業の売上高は30,477千円、セグメント損失は16,731千円となりました。
その他事業では、ブロックチェーンゲームの配信などのほか、今まで様々なサービスを開発、運営してきた実績
を活かして他社サービスのシステム開発を受託しており、新しい取り組みとして、これまでの広告事業で培ったシ
ステム開発力を活かしてアドネットワーク「ADroute」のOEM開発を受注しております。
なお、当セグメントは前事業年度の事業構造の転換などにより事業内容が変更となったことに伴い当事業年度よ
り報告を開始しております。
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アクセルマーク株式会社(3624) 2021年9月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期会計期間末における資産合計は、前期末に比べて877,676千円増加し、1,692,916千円となりまし
た。これは、主に現金及び預金が728,937千円、売掛金が92,344千円、投資その他の資産が60,665千円増加したこと
等によるものであります。
負債合計は、前期末に比べて140,514千円増加し、1,128,510千円となりました。これは、主に1年内返済予定を
含む長期借入金が150,000千円、未払法人税等が12,578千円、移転損失引当金が10,810千円減少したものの、買掛金
が70,991千円、転換社債型新株予約権付社債が249,245千円増加したこと等によるものであります。
純資産合計は、前期末に比べて737,162千円増加し、564,406千円となりました。これは、四半期純利益を58,825
千円計上したこと、転換社債型新株予約権付社債の転換及び新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれ
ぞれ337,092千円増加したことによるものであります。なお、2021年2月の欠損填補を目的とした減資により、資本
金が1,307,992千円、資本剰余金が1,960,863千円減少し、利益剰余金が3,268,855千円増加しております。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、2021年8月12日に公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご
覧ください。
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アクセルマーク株式会社(3624) 2021年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年9月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 400,950 1,129,888
売掛金 227,953 320,297
仕掛品 - 1,934
貯蔵品 503 4,904
その他 50,849 44,027
流動資産合計 680,257 1,501,052
固定資産
有形固定資産 20,874 17,996
無形固定資産 3,195 2,289
投資その他の資産 110,912 171,578
固定資産合計 134,982 191,864
資産合計 815,239 1,692,916
負債の部
流動負債
買掛金 175,038 246,030
1年内返済予定の長期借入金 150,000 -
未払法人税等 12,796 217
賞与引当金 16,115 6,510
移転損失引当金 10,810 -
その他 47,736 51,007
流動負債合計 412,496 303,765
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 575,499 824,744
固定負債合計 575,499 824,744
負債合計 987,996 1,128,510
純資産の部
株主資本
資本金 1,407,992 437,092
資本剰余金 1,960,863 337,092
利益剰余金 △3,538,143 △210,462
自己株式 △25 △25
株主資本合計 △169,313 563,697
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △8,306 △4,765
評価・換算差額等合計 △8,306 △4,765
新株予約権 4,863 5,473
純資産合計 △172,756 564,406
負債純資産合計 815,239 1,692,916
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(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
当第3四半期累計期間
(自 2020年10月1日
至 2021年6月30日)
売上高 1,960,068
売上原価 1,722,747
売上総利益 237,321
販売費及び一般管理費 245,009
営業損失(△) △7,688
営業外収益
受取利息 748
仮想通貨評価益 39,400
その他 3,557
営業外収益合計 43,707
営業外費用
支払利息 409
投資事業組合運用損 3,684
新株予約権発行費 6,385
新株発行費 2,287
その他 2,231
営業外費用合計 14,997
経常利益 21,021
特別利益
社債償還益 38,077
その他 826
特別利益合計 38,903
特別損失
投資有価証券評価損 893
特別損失合計 893
税引前四半期純利益 59,032
法人税、住民税及び事業税 206
法人税等合計 206
四半期純利益 58,825
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アクセルマーク株式会社(3624) 2021年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年12月22日開催の定時株主総会において、欠損の填補を目的とする無償減資について決議し、当該
決議について、2021年2月28日を効力発生日として資本金が1,307,992千円、資本準備金が992,914千円それぞれ減
少し、この減少額全額をその他資本剰余金に振り替えました。また、資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生
を条件に、その他資本剰余金3,268,855千円を繰越利益剰余金に振り替えることにより、欠損填補いたしました。
また、当第3四半期累計期間において、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の転換により、資本金が
133,742千円、資本準備金が133,742千円増加、第23回新株予約権の権利行使により、資本金が203,349千円、資本準
備金が203,349千円増加しております。
この結果、当第3四半期会計期間末において資本金が437,092千円、資本剰余金が337,092千円となっておりま
す。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第3四半期累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
広告事業 その他 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,929,590 30,477 1,960,068 - 1,960,068
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 1,929,590 30,477 1,960,068 - 1,960,068
セグメント利益又は損失(△) 90,359 △16,731 73,628 △81,316 △7,688
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△81,316千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であ
ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
2020年9月1日付でゲームの企画・開発・運営等に係るゲーム事業の一部及びその他サービスを譲渡したため、
第1四半期会計期間より、報告セグメントを従来の「ゲーム事業」、「広告事業」、「and Experience事業」の3
区分から、「広告事業」、「その他事業」の2区分に変更しております。
なお、第1四半期会計期間より四半期財務諸表を作成しているため、前年同四半期累計期間におけるセグメント
情報については記載しておりません。
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