3624 M-アクセルM 2020-12-22 17:00:00
債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ [pdf]

                                                                 2020 年 12 月 22 日
 各      位
                                               東京都中野区本町一丁目 32 番2号
                                               会   社   名    アクセルマーク株式会社
                                               代表者名         代表取締役社長 尾下 順治
                                               (コード番号:3624       東証マザーズ)



                       債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ



 当社グループは、本日、有価証券報告書を提出し、2020 年9月期決算において債務超過となったこと
から、株式会社東京証券取引所が発表した通り、有価証券上場規程第 603 条第1項第3号の規定に基づ
き、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となりましたので、下記のとおりお知らせいたします。



                                           記


1. 対象となる法定開示書類
  有価証券報告書(自          2019 年 10 月1日     至   2020 年9月 30 日)


2. 債務超過に至った経緯
  当社グループは、ゲーム事業において、スマートフォン(以下「スマホ」という)の普及拡大に伴い、
  スマホ向けゲームの企画・開発・運営を行ってまいりました。しかしながら、スマホの普及が一巡
  したことによりスマホコンテンツ市場の競争の激化が進み、開発費や広告宣伝費が増加する一方で
  ヒットタイトルを創出できず、業績不振から脱却できない状態が続いておりました。2020 年9月期
  は、ゲーム事業の赤字や新規事業への投資過多の状況が続いていたことから、ゲーム事業からの撤
  退及び協業体制への移行による新規事業への投資抑制等の事業構造の改革を行ってまいりました。
  併せて事業の譲渡による従業員数の減少や在宅勤務の導入を受けてオフィスを縮小することを決定
  する等、固定費用の削減に取り組んでまいりました。その結果、2020 年9月期において、営業損失
  652 百万円、ゲーム事業のソフトウエアやオフィス縮小に伴う固定資産の減損損失等 221 百万円の
  特別損失を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失 825 百万円を計上したことか
  ら、171 百万円の債務超過となりました。


3. 猶予期間
     2020 年 10 月 1 日から 2021 年9月 30 日


4. 今後の見通し
     当社グループは、2020 年9月期に実施した固定費用の削減並びに事業構造の転換が 2021 年9月期
     第1四半期中に完了することに加え、収益基盤を担う広告事業の成長及び収益強化に努め、利益体
     質への転換を図るとともに、既に発行している新株予約権等の行使による資金調達を併せ、早期の
     債務超過の解消を目指してまいります。


                                                                             以上