3624 M-アクセルM 2020-06-18 15:00:00
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年6月 18 日
各 位
東京都中野区本町一丁目 32 番2号
会 社 名 アクセルマーク株式会社
代表者名 代表取締役社長 尾下 順治
(コード番号:3624 東証マザーズ)
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年9月期第3四半期連結累計期間において特別損失を計上するとともに、最近の業績動向等を踏ま
え、2020 年2月 13 日に発表した 2020 年9月期通期連結累計期間業績予想を下記の通り修正致しましたのでお知らせ
致します。
記
1.特別損失の計上
当社では、今般の新型コロナウイルス感染拡大に伴って全社的なテレワーク就業を実施しており、従来のオフィス
での就業と比べ同等の事業運営が行えております。こうしたことから、従業員の働き方に柔軟性を持たせるため、今
後も一部においてテレワーク就業を継続する方針であります。
また、本日開示しております「ゲーム事業の譲渡に向けた基本合意書締結に関するお知らせ」に記載のとおり、当社
のゲーム事業を譲渡する予定であります。
こうしたことを踏まえて、現在の当社本社オフィスに一部余剰が生じる見込みであることから業務運営体制の最適
化と固定費の削減を目的として、当社本社オフィスの一部解約等をして縮小することといたしました。これにともな
い縮小するオフィスの造作物等の固定資産の減損損失 12 百万円を特別損失として計上いたします。
また、オフィス縮小に伴って原状回復工事費用等が発生する見込みですが、精査中であり、今後、開示すべき事項が
発生した場合には速やかに開示いたします。
なお、一時的にこれらの特別損失を計上するものの、オフィス縮小に伴って従来に比べて賃料及び共益費が減少す
ることから、当社本社オフィスの縮小が実現する来期以降の業績改善に寄与する見込みであります。
2.業績予想の修正について
2020 年9月期通期連結累計期間業績予想数値の修正(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)
親会社株主に帰属する
売上高
当期純利益
百万円 百万円
前回発表予想(A)
3,000 △940
今回修正予想(B) 2,750 △923
増減額(B-A) △250 17
増減率(%) △8.3 -
(ご参考)前年同期実績
2,895 △1,200
(2019 年 9 月期)
3.修正の理由
2020 年9月期の業績予想については、スマートフォンゲームの市場が飽和に近づき、更に競争が激化していること
で、ゲーム事業の売上高が予想を下回る見込みとなりました。売上高の下振れによる減益に加え、上記「1.特別損失
の計上」に記載のとおり、特別損失の計上を行っておりますが、ゲーム事業における投資を抑制したことで費用が減
少し、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を上回る見込みとなりました。また、本日開示しております「ゲーム事
業の譲渡に向けた基本合意書締結に関するお知らせ」に記載のとおり、ゲーム事業を譲渡することについて、株式会
社オルトプラスと基本合意書を締結しており、その影響を踏まえ、通期業績予想を修正しております。
なお、適時開示基準に該当する修正ではありませんが、投資判断への重要性に鑑み、修正発表するものです。
4.今後の見通しと当社の取組みについて
当社は、2020 年 9 月期において、
「来期黒字化に向けて、赤字体質からの脱却」と「基幹事業の入替えによる事業
構造の転換」を事業方針として掲げ、ブロックチェーンゲーム関連サービス及び IoT サービスへと注力し、収益基
盤である広告サービスを拡充させるとともに当社での継続が困難なサービスについて移管や終了を進めてまいりま
した。
こうしたなかで当社では来期(2021 年 9 月期)に向けた取り組みとして、新型コロナウイルス感染拡大がもたら
した社会への影響による、消費者や企業の行動や消費傾向の変化やオンライン化の加速に合わせ、広告事業及び新
成長分野にて事業展開を進めてまいります。
さらに株式会社オルトプラスとの基本合意に基づいてブロックチェーンゲームにおける協業体制を構築し、ブロ
ックチェーンゲームのパブリッシング・運用等を共同で行う予定です。
また、上記「1.特別損失の計上」に記載のとおり、オフィスの一部について縮小することを予定しているほか、
ゲーム事業の譲渡やテレワークの導入に伴った事業運営体制の最適化を図るため全社的なコストの見直しを図りま
す。
これらの取組みにより、現時点で来期の業績を保守的に見通した場合には売上高 2,700 百万円、親会社株主に帰
属する当期純利益△140 百万円を試算しており、黒字化に向けて更なる取組みを行ってまいります。
なお、来期の業績見通しについては 2020 年 11 月に開示予定の 2020 年9月期決算短信において開示する予定であ
ります。
また、検討中の事項について、開示すべき事項が発生した場合には、速やかに開示いたします。
(注)文中の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の情
報の前提に基づいた見通しであり、リスクや不確実性を含んでおります。実際の業績等は今後の様々な不確定要素
により変動する可能性があります。
以上