3623 M-BS 2020-02-13 15:30:00
特別損失の計上及び業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                               2020 年2月 13 日
各    位
                                    会社名:ビリングシステム株式会社
                                 代表者名:代表取締役社長      江田   敏彦
                                            (コード番号:3623)
                                    問合せ先:管理本部長     長谷川    毅
                                         (TEL:03-5501-4400)



     特別損失の計上及び業績予想と実績値との差異に関するお知らせ



 当社は、2019 年 12 月期(2019 年1月1日~2019 年 12 月 31 日)の連結決算及び個別決算に
おいて、それぞれ特別損失を計上することとなりました。これを受けて、2019 年8月 13 日に公
表いたしました 2019 年 12 月期の業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記
のとおりお知らせいたします。



                            記


1. 特別損失の計上について
 (1)連結決算におけるのれんの減損損失
     当社は、連結子会社であるQCS株式会社の株式取得時に発生したのれんについて、同社
    の業績が当初策定した計画を下回って推移していたことから、2017 年 12 月期第3四半期に
    のれんの一部について減損損失を計上いたしました。しかし、その後も計画に対し進捗が遅
    延していることから、今後の事業計画を再度見直し、回収可能価額について慎重に検討した
    結果、のれんの未償却残高の全額を減損し、連結決算において 66 百万円の減損損失を特別
    損失として計上することといたしました。



 (2)個別決算における関係会社株式評価損
     「(1)連結決算におけるのれんの減損損失」と同様の理由により、当社連結子会社であ
    るQCS株式会社の関係会社株式について、関係会社株式評価損 78 百万円を特別損失とし
    て計上することといたしました。
     なお、本特別損失は、連結決算において相殺消去されるため、連結業績への影響はあ
    りません。




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2.業績予想との差異について
(1) 2019 年 12 月期通期連結業績予想値との差異(2019 年1月1日~2019 年 12 月 31 日)
                                      親会社株主
                                               1 株当たり
                  売上高  営業利益   経常利益    に帰属する
                                               当期純利益
                                      当期純利益
                   百万円          百万円            百万円        百万円        円   銭
  前回発表予想(A)        2,180          143            142            80   12.27
  実 績 値 ( B )      2,290          107            107       △24       △3.84

  増減額(B-A)          109          △35            △34       △105

  増減率(%)            5.0         △24.9          △24.4    △130.4
  (ご 参考) 前期実 績
  (2018月12 月期)     2,638          346            345           172   27.05
 (注)2019 年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
    これに伴い、2018 年 12 月期の1株当たり当期純利益については、当該株式分割を
    考慮した金額を記載しております。


 (1) 2019 年 12 月期通期個別業績予想値との差異(2019 年1月1日~2019 年 12 月 31 日)
                                            1 株当たり
                   売上高    経常利益    当期純利益
                                            当期純利益
                      百万円               百万円            百万円           円 銭
  前回発表予想(A)          1,981               136              88         13.42
  実 績 値 ( B )        2,011               131               3          0.58

  増減額(B-A)                 29            △4             △84

  増減率(%)               1.5              △3.5           △95.8
  (ご 参考) 前期実 績
  (2018月12 月期)       2,362               304             153         24.15
 (注)2019 年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
    これに伴い、2018 年 12 月期の1株当たり当期純利益については、当該株式分割を
    考慮した金額を記載しております。


 差異の理由
 ① 連結業績予想との差異の理由
     収納代行サービスや送金サポートサービス等の売上が順調に推移したため、売上高は前
   回予想を上回る結果となりました。一方、連結子会社である FinGo 株式会社の電子マネー
   対応シンクライアント型決済端末の販売については、前回業績予想修正時に、事業計画の
   見直しを行い、また駐車場精算機やコインランドリーなど、飲料自販機以外の販売に向け
   た開発も進めてまいりましたが、納期が翌期へ後ろ倒しとなる案件が多く、このため、営
   業利益、経常利益は前回予想を下回りました。
     また、
       「1.特別損失の計上について(1)」に記載のとおり、減損損失を特別損失に計上
   したため、親会社株主に帰属する当期純利益も、前回予想を下回る結果となっております。

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 ② 個別業績予想との差異の理由
    収納代行サービスや送金サポートサービス等の売上が順調に推移したため、売上高は前
   回予想を上回る結果となりました。一方、PayB/スマホマルチ決済関連の開発費用が増
   加したことなどから、経常利益は前回予想を下回りました。また、
                                「1.特別損失の計上に
   ついて(2)」に記載のとおり、関係会社株式評価損を特別損失に計上したため当期純利
   益は前回予想を下回る結果となっております。



3.配当金の予想について
  上述のとおり、通期の業績は下方修正いたしますが、今回公表の特別損失は一時的かつ
 非現金支出費用であることに加え、当社のキャッシュ・フロー及び現預金の状況等を総合的に
 勘案した結果、2019 年 12 月期の配当金につきましては、今回の業績修正に伴う変更はせず、
 1株当たり 8.75 円を予定しております。



                                            以   上




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