3623 M-BS 2020-11-12 15:30:00
2020年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上場会社名 ビリングシステム株式会社 上場取引所 東
コード番号 3623 URL http://www.billingsystem.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 江田 敏彦
問合せ先責任者 (役職名) 管理本部長 (氏名) 長谷川 毅 TEL 03-5501-4400
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 2,077 25.1 139 126.6 139 130.4 86 324.5
2019年12月期第3四半期 1,660 △13.2 61 △74.9 60 △75.1 20 △87.1
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 94百万円 (291.7%) 2019年12月期第3四半期 24百万円 (△85.3%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第3四半期 13.60 ―
2019年12月期第3四半期 3.20 ―
(注)2019年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 8,664 1,958 21.7
2019年12月期 7,806 1,920 23.7
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 1,880百万円 2019年12月期 1,849百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 0.00 ― 8.75 8.75
2020年12月期 ― 0.00 ―
2020年12月期(予想) ― ―
(注1)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注2)2020年12月期の期末配当予想につきましては、現時点では未定としております。
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 2,967 29.5 158 47.6 158 47.3 96 ― 15.17
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
第1四半期連結会計期間において、連結子会社でありましたQCS株式会社を、当社を存続会社とする吸収合併を行ったことにより、
連結の範囲から除外しております。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 6,564,400 株 2019年12月期 6,564,400 株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 190,082 株 2019年12月期 190,082 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 6,374,318 株 2019年12月期3Q 6,374,321 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 5
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 6
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響によ
り、個人消費・企業活動が停滞し、経済環境は急速に悪化しました。
緊急事態宣言の解除を契機として、段階的に経済活動の再開が進み景況感は緩やかな回復基調にあるものの、感
染状況の収束は未だ見通しが立たず、第2波、第3波への警戒感も強く残るなど、依然として先行き不透明な状況
が続いております。
当社の属する決済市場におきましても、海外との往来に依然として強い制限があることからインバウンド需要の
減少による影響がでておりますが、一方で、中国や米国における越境EC市場の拡大や、国内においても、日本政府
が2020年7月に公表した「成長戦略実行計画」の中で、キャッシュレスの環境整備として、加盟店手数料の見直し
や公共料金のキャッシュレス化の推進などが盛り込まれていることから、電子決済市場は引き続き成長が見込まれ
るものと考えております。
このような状況の下、当社グループはクイック入金サービスや公共料金支払代行サービスなど既存サービスの着
実な運営、また即時口座振替サービスやスマホ決済アプリPayB、自動販売機向け電子マネー対応シンクライアント
型決済端末の販売など新サービスの開発に取り組んで参りました。
スマホ決済サービスPayBについては、ゆうちょ銀行や各メガバンクを始めとした金融機関と接続を完了し、稼働
を開始しております。2020年8月には株式会社ゆうちょ銀行と業務提携を行い、ゆうちょ銀行が提供するスマホ決
済アプリ「ゆうちょPay」内において、PayBに対応する払込票の支払いが「ゆうちょPay」から可能となるサービス
の取扱いを開始するなど、引き続き提携銀行の拡大と対象払込票発行企業の拡大を推進しております。
WeChatペイやAlipayについては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う訪日中国人の減少により、第3四半期も計
画値を大幅に下回る結果となりましたが、当該インバウンド対応事業は、当社事業の中ではまだ新たな事業領域で
あり、当社全体の売上に占める割合は低いため、その影響は軽微と考えております。
なお、WeChatペイについては、当社の業務提携先である財付通支付科技有限公司(Tenpay Payment Technology
Co.,Ltd.)がプラットフォームとして提供する「WeChatPayミニプログラム」を活用したサービスの提供を開始し
ており、2020年10月にはドラッグストア大手の株式会社ツルハにおいて同サービスを利用した越境ECサービスを開
始しております。
自動販売機向け電子マネー対応シンクライアント型決済端末の販売については、新型コロナウイルス感染拡大の
影響を受け、一部、売上の期ずれが生じておりますが、現時点で大幅な遅延はなく、概ね、計画どおり進捗してお
ります。
既存サービスについては、クイック入金サービスは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い株式市場や為替市場の
変動が大きかったため、第3四半期も取扱い件数が堅調に推移しました。その他の既存サービスについては新型コ
ロナウイルス感染拡大の影響は受けておりません。なお、収納代行サービスは、新規取引先の取扱件数が、第3四
半期も引き続き見込みを上回って推移したため、前年同期比で大幅な増収となっております。
なお、当社の連結子会社でありましたQCS株式会社は、当該事業の営業力の強化と経営の効率化を図ることを
目的として2020年1月1日付で吸収合併しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高2,077,705千円(前年同四半期売上高1,660,556千
円)、営業利益139,232千円(前年同四半期営業利益61,434千円)、経常利益139,889千円(前年同四半期経常利益
60,725千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益86,667千円(前年同親会社株主に帰属する四半期純利益20,417
千円)となっております。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は8,664,457千円(前連結会計年度末7,806,677千円)となり857,780千円
増加いたしました。その主な要因は、現金及び預金の増加478,169千円、商品の増加116,164千円、売掛金の増加
85,399千円などによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は6,705,980千円(前連結会計年度末5,886,631千円)となり819,349千円増
加いたしました。その主な要因は、預り金785,464千円の増加によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は1,958,476千円(前連結会計年度末1,920,045千円)となり38,431千円増
加いたしました。その要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益86,667千円を計上したこと、非支配株主持分が
7,539千円増加したこと及び剰余金の配当55,775千円を実施したことによるものであります。
- 2 -
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、前回予想(2020年2月13日発表)からの変更はありません。新型コロナウィル
スによる業績への影響につきましては(1)経営成績に関する説明の記載をご参照ください。
なお、本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
- 3 -
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,004,316 7,482,486
売掛金 199,630 285,029
商品 48,391 164,555
仕掛品 3,938 2,421
その他 306,789 431,221
流動資産合計 7,563,067 8,365,715
固定資産
有形固定資産 31,658 28,125
無形固定資産 114,531 96,632
投資その他の資産 97,418 173,983
固定資産合計 243,609 298,741
資産合計 7,806,677 8,664,457
負債の部
流動負債
買掛金 101,203 85,040
1年内返済予定の長期借入金 25,833 3,333
未払法人税等 6,647 29,165
預り金 5,694,475 6,479,940
賞与引当金 - 7,608
その他 45,090 87,468
流動負債合計 5,873,250 6,692,556
固定負債
資産除去債務 6,772 6,815
その他 6,608 6,608
固定負債合計 13,380 13,424
負債合計 5,886,631 6,705,980
純資産の部
株主資本
資本金 1,237,988 1,237,988
資本剰余金 83,900 83,900
利益剰余金 576,180 607,072
自己株式 △48,894 △48,894
株主資本合計 1,849,175 1,880,066
非支配株主持分 70,870 78,410
純資産合計 1,920,045 1,958,476
負債純資産合計 7,806,677 8,664,457
- 4 -
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 1,660,556 2,077,705
売上原価 1,146,918 1,464,981
売上総利益 513,637 612,723
販売費及び一般管理費 452,203 473,491
営業利益 61,434 139,232
営業外収益
受取利息 140 73
受取手数料 180 180
未払配当金除斥益 220 617
法人税等還付加算金 - 276
その他 27 12
営業外収益合計 567 1,159
営業外費用
支払利息 841 370
為替差損 434 133
営業外費用合計 1,276 503
経常利益 60,725 139,889
税金等調整前四半期純利益 60,725 139,889
法人税、住民税及び事業税 18,888 43,082
法人税等調整額 17,786 2,599
法人税等合計 36,675 45,682
四半期純利益 24,050 94,206
非支配株主に帰属する四半期純利益 3,633 7,539
親会社株主に帰属する四半期純利益 20,417 86,667
- 5 -
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 24,050 94,206
四半期包括利益 24,050 94,206
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 20,417 86,667
非支配株主に係る四半期包括利益 3,633 7,539
- 6 -
ビリングシステム株式会社(3623) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
「決済支援事業」以外の事業の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
- 7 -