3612 ワールド 2020-04-17 16:00:00
通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年４月 17 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ワ ー ル ド
代表者名 代表取締役 社長執行役員 上山 健二
（コード番号：3612 東証第一部）
問合せ先 グループ常務執行役員 中林 恵一
（TEL： 078-302-7600）
通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
及び配当予想の修正に関
当社は、2020 年 4 月 17 日開催の取締役会において、以下のとおり、最近の業績の動向等を踏まえ、昨
年 11 月 6 日の 2020 年 3 月期第 2 四半期決算発表時に開示した 2020 年 3 月期（2019 年 4 月 1 日～2020 年
3 月 31 日）の業績予想および配当予想を修正することとしましたので、お知らせいたします。
１．当期の連結業績予想数値の修正（2019 年 4 月 1 日～2020 年 3 月 31 日）
当 期 利 益
税 引 前
売 上 収 益 コア営業利益 営 業 利 益 （親会社の所有
当 期 利 益
者 に 帰 属 ）
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想（Ａ）
250,942 18,053 18,250 17,103 12,248
今回修正予想（Ｂ） 236,000 13,000 12,300 11,400 8,500
増 減 額（Ｂ－Ａ） △14,942 △5,053 △5,950 △5,703 △3,748
増 減 率（ ％ ） △6.0 △28.0 △32.6 △33.3 △30.6
（ご参考）
前 期 実 績 249,861 16,320 14,827 13,596 9,200
( 2 0 1 9 年 ３ 月 期 )
２．修正の理由
2020 年 3 月期の業績は、第 2 四半期累計期間までは増益基調で推移していたものの、下半期においては
10 月の消費税増税による駆け込み需要の反動減や台風等天候の影響による一部店舗の臨時休業に始まり、
暖冬に伴う冬物重衣料の低調も加わり、主にブランド事業での販売苦戦が続いたうえ、2 月後半以降の新
型コロナウイルスの影響による来店客数の落ち込みが追い討ちをかけました。
特に、3 月以降の外出自粛要請で一段と厳しさを増したことから、店舗売上が大きく減少したことに加
えて、催事等の延期・中止で期末の在庫消化にも多大な影響を及ぼしました。こうした環境下、期中より
経費削減に努めたことや、プラットフォーム事業の底堅い推移により、2 月までは前年並みの収益を維持
しておりましたが、3 月の想定以上の売上減少で第 4 四半期の収益未達が不可避となり、上記のとおり、
連結業績予想の修正をすることといたしました。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言の対象となる 7 都府県の店舗を中心
に、現時点では 1,400 を超える店舗で臨時休業しております。その他の地域においても営業時間の短縮
や、外出自粛による来店客数の減少が続いています。当社としましては、現下の状況ではお客さまと従業
員の感染拡大阻止に最優先で取り組んでおりますが、経費・仕入れ等の徹底した「支出コントロール」も
続けており、来たるべき再始動の時期に利益を伴ったビジネスの拡大ができるよう万端備えております。
３．配当予想の修正の内容
年間配当金（円）
第２四半期末 期 末 合 計
前 回 予 想 44.00 72.00
今 回 修 正 予 想 25.00 53.00
当 期 実 績 28.00
前 期 実 績
0.00 50.00 50.00
（2019 年 3 月期）
４．配当予想修正の理由
当社では、 財務健全性の改善や成長投資の実施に注力しつつ、 株主還元策として配当を段階的に増やして
いくことを目指しており、配当性向について、前期（2019 年 3 月期）の 20％を発射台として、当期（2020
年 3 月期）は約 24％を目安とし、3 年後の 2022 年 3 月期において 30％程度まで引き上げることを目標にし
ております。
当期は、 2 四半期累計期間の業績上方修正を受けて、
第 中間配当金を期初予定より 3.00 円増額して 28.00
円に修正し、期末配当金の予想を据え置くことで、年間配当金は１株当たり 72.00 円を予定しておりまし
た。しかしながら、上記のとおり、通期業績予想が前回予想値より大きく下回ることが見込まれるため、誠
に遺憾ではありますが、 期末の配当を 25.00 円に減配させていただきます。 株主の皆様には深くお詫び申し
上げます。
なお、当面の株主還元を強化する方法として、利益成長の持続と配当性向の引上げによる増配を目指す
方針に変更はございません。また、配当金を算出する利益については、一時的な収益や損失を除外した親
会社の所有者に帰属する当期利益を用いております。前述した期末配当金 25.00 円は、負ののれん計上分
の益金不算入という一時的影響（950 百万円）を除いて求めた一株当たり当期利益に対して、当期の配当
性向 24％を掛けて得られた年間配当金 53.00 円から、中間配当金の 28.00 円を差し引いて求めたものとな
ります。
以 上