3612 ワールド 2019-05-08 15:00:00
セグメントの変更に関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 8 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ワ ー ル ド
代表者名 代表取締役 社長執行役員 上山 健二
(コード番号:3612 東証第一部)
問合せ先 グループ常務執行役員 中林 恵一
(TEL: 078-302-7600)
セグメントの変更に関するお知らせ
セグメントの変更に関するお知らせ
当社は、2019 年 3 月期第 1 四半期より、報告セグメントを変更することを決議いたしましたので、下記の
とおりお知らせいたします。
1.変更の理由
当社は、報告セグメントを「ブランド事業」
「投資事業」
「デジタル事業」
「プラットフォーム事業」の 4 区
分としておりましたが、IR等を通じて面談させて頂いた投資家の方々より、主に投資事業セグメントに係る
次の 2 点において「開示情報を分かり易くして欲しい」というご要望をいただきました。
① ポートフォリオの最適化を目的とした投資事業セグメントとブランド事業セグメント間の入替えや、M
&Aにより当社グループに加入した企業の経営統合(PMI)プロセスを経て、投資事業セグメントか
ら他の事業セグメントへ会社等の移管が発生すること
② グループ会社からホールディングスへの配当及び経営指導料が投資事業セグメントの利益に含まれてお
り、段階的にM&A等で外部より収益を得る事業を増やしているものの、現時点ではこうした内部収益
が投資事業セグメント利益の大部分を占めていること
このため、当社では、開示内容の改善を図るべく、当社グループの戦略との整合性を図りつつ、上記 2 点を
中心とした投資家の方々のご要望を開示に反映することを検討してまいりました。
そして、各セグメントの損益状況を継続的に確認できるようにすること及び事業部門の損益を共通部門と区
分して確認できるようにすることで、投資家の皆様に当社の事業理解をより促進することが可能であると考え、
下記のとおり報告セグメントの変更を行うことといたしました。
2.報告セグメントの変更の内容
報告セグメントの変更のポイントは、次図のとおり、投資事業セグメントを四つのグループに分類して再配
置することです。
まず、開発・改革中のブランド事業を営む会社(①開発・改革)は集中投資や構造改革が不可欠であり、M
&Aで加入したブランド事業の会社(②M&A(ブランド)
)については経営統合(PMI)のプロセスが必
要であるため、投資事業セグメントに配置しておりました。しかしながら、これらはいずれも多くのブランド
事業の会社と同様の小売事業を営んでいるため、ブランド事業セグメントに再配置いたします。
また、M&Aで加入してデジタル軸の事業を行っている会社(③M&A(デジタル)
)については、これま
で経営統合(PMI)プロセスを進める上で投資事業セグメントに配置しておりましたが、デジタル事業との
親和性が高いことから、これからはデジタル事業セグメントに再配置いたします。
子会社からの配当や経営指導料等を収入としてホールディングスのスタッフ等の費用を賄うコーポレート関
連(④コーポレート)については、事業セグメントには属さない共通部門を新設し、子会社からの配当を予め
連結消去して除いたうえで、そこに再配置することといたします。
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旧セグメント 新セグメント
ブランド事業 ブランド事業
① 開発・改革
② M&A(ブランド)
投資事業
③ M&A(デジタル)
デジタル事業 デジタル事業
プラットフォーム事業 プラットフォーム事業
④ コーポレート
共通部門
なお、こうした旧セグメントから新セグメントの組み換えについては、次表の視点でも整理しており、こち
らでは各子会社・関連会社が投資事業セグメントから四つに分類されたグループの何処に所属しているのかを
表しております。
旧セグメント 内容 会社 新セグメント
投資 バリュー 開発・改革 開発象限の事業や改革が必要な事業 ㈱インターキューブ ブランド事業
事業 アップ ㈱イノベーションリンク
㈱アダバット
ポートフォリオ 経営指導やポートフォリオ管理 ㈱ワールド 共通部門
管理 ㈱ワールドインベストメント ブランド事業
ネットワーク
M&A M&A(ブラン 事業ポートフォリオの最適化を目的と ㈱アスプルンド ブランド事業
ド) した中間持株会社である株式会社ワー ㈱W&D インベストメントデザイ
ルドインベストメントネットワークや ン
ファンドを通じた投資 W&D デザイン投資事業有限責任
組合
M&A(デジタ デジタル軸の新規サービス開発や技術 ㈱ティンパンアレイ デジタル事業
ル) の獲得等を目的とした投資 ㈱オムニス
以 上
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