3612 ワールド 2021-05-06 15:00:00
通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                           2021 年 5 月 6 日
    各   位
                                    会 社 名     株       式   会     社      ワ    ー    ル      ド
                                    代表者名      代表取締役           社長執行役員 鈴木               信輝
                                                      (コード番号:3612           東証第一部)
                                    問合せ先      副社長執行役員                        中林       恵一
                                                               (TEL: 03-6887-1300)

                   通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
                   通期業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
                     業績予想値と実績値との差異

 2021年2月3日に公表しました2021年3月期の業績予想につきまして、本日発表の実績値との間に差異が生じ
ましたので、下記の通りお知らせします。

1.2021 年 3 月期 業績予想数値と実績値の差異(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                                                       当 期 利 益
                                                       税  引  前
                売 上 収 益      コア営業利益      営 業 利 益                       (親会社の所有
                                                       当 期 利 益
                                                                       者 に 帰 属 )
                    百万円        百万円          百万円            百万円               百万円
前回発表予想(A)
                   178,000     △9,000      △22,200        △23,200           △17,500
実 績 値 ( B )        180,322     △6.499      △21,637        △22,556           △17,149

増 減 額(B-A)          2,322       2,501          563               644              351

増   減   率(%)           1.3         ―              ―              ―                ―
(ご参考)
前  期  実     績      236,265      13,065      12,351            11,437            8,080
(2020 年 3 月期)
    ※2020 年3月期の数値は、暫定的な会計処理の確定の内容を反映しております。

2.差異の理由
 第4四半期におきましては、2020年12月以降の新型コロナウイルスの感染再拡大を背景に、2021年1月に緊
急事態宣言が再発令されており、年始商戦が大苦戦するなど厳しいスタートを切りました。しかし、2月後半
以降は気温の上昇や緊急事態宣言の解除を受けて、客足が尻上がりに回復して春物商品も活発化しました。
このため、既存店売上とEC売上がプロパー主体で計画を超過したことに加えて、きめ細かな経費コントロー
ルが引き続き奏功したことで、本業の稼ぐ力であるコア営業利益が想定以上に改善しました。結果として、
コア営業利益は下期に黒字転換を果たし、第4四半期会計期間では対前年増益に転じました。

 一方、構造改革費用において希望退職者の増加で一時費用が増えたことや、コロナ禍において収益回復の
遅れがみられるショッピングセンターや服飾雑貨のブランド事業で将来計画を保守的に見直してのれんの減
損損失を計上しました。そのため、その他収支で一時的な費用・損失は想定より増加しましたが、コア営業
利益の上振れ分で吸収できたことから、営業利益並びに税引前当期利益、親会社の所有者に帰属する当期利
益はいずれも2021年2月3日に公表した業績予想から改善しました。

 当社グループでは、主にブランド事業を対象に実行した構造改革の効果が本格的に寄与してくる2022年3月
期において、早期に正常な収益力を実現できるよう、全社一丸で収益回復に努めてまいります。

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