3612 ワールド 2021-05-06 15:00:00
2021年3月期 決算説明会資料 [pdf]
2021年5月 株式会社ワールド
2021年3月期(第63期)4Q累計 決算説明会
創造全力、価値共有。
つねに、その上をめざして。
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目次
I. 前期レビュー ・・・・・・・・・・ P03
II. 今期プラン ・・・・・・・・・・ P15
III. 参考資料 ・・・・・・・・・・ P31
(留意事項)
本資料に掲載されている当社グループの業績予想、目標数値などのうち、歴史的事実や客観的事実以外の記述に関しまして
は、当社が作成時点で入手可能な情報に基づき作成した将来情報であり、これらはリスクや不確実な要因の影響を受けます。実
際の業績は、当社グループを取り巻く経済環境や市場動向など様々な要因により、これらの業績予想や目標数値と大きく異なる場
合があります。
本資料は、当社グループについてご理解を深めていただく目的で作成されており、投資勧誘を目的とするものではありません。
また、各種データ等については細心の注意を払って作成しておりますが、記載された情報の誤りや第三者によるデータの改ざんな
ど、本資料に関連して生じる障害や損害について、その理由の如何に関わらず、当社は一切の責任を負うものではありません。
当社は2013年3月期末より国際会計基準(IFRS)を適用しており、本資料上については、特段の断りがない限り、全てIFRS
ベースで記載しており、コア営業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。このほか、
各事業セグメントの構成については、P12をご参照ください。また、本資料に記述される略称や各種用語については、P34~35をご
覧ください。
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Ⅰ. 前期レビュー
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財務三表:損益計算書(P/L) 実績
① 本業の稼ぐ力として重視する「コア営業利益」は、前期に▲65億円の赤字転落と厳しい結果。ただ、3Q決算時に
下方修正した計画値からは巻き返し、下半期は20億円弱ながら黒字確保、4Qでは対前年で増益に転換。
② 構造改革に伴う一時費用・損失については、一部のブランドや店舗の将来収益力をより保守的に見積もり、のれ
んや有形固定資産で計画値以上に減損損失を計上。
③ 連結最終利益は業績予想の範囲内とはいえ▲170億円超と史上最大の赤字を記録。
2021/3期 2021/3期 2020/3期
実績 計画 対計画比 実績 対前年同期比
# (単位:百万円) 百分比 百分比 増減差 増減率 百分比 増減差 増減率
1 売上収益 180,322 100.0% 178,000 100.0% 2,322 101% 236,265 100.0% -55,943 76%
2 売上総利益 97,070 53.8% 95,200 53.5% 1,870 102% 138,171 58.5% -41,101 70%
3 販売管理費 103,569 57.4% 104,200 58.5% -631 99% 125,106 53.0% -21,537 83%
① 4 コア営業利益 △6,499 -3.6% △9,000 -5.1% 2,501 赤縮 13,065 5.5% -19,564 赤転
P5・6
参照
5 その他収支 △15,139 - △13,200 - -1,939 - △714 - -14,425 -
6 営業利益 △21,637 -12.0% △22,200 -12.5% 563 赤縮 12,351 5.2% -33,988 赤転
7 金融収支 △919 - △1,000 -
② 81
P7参照 - △914 - -5 -
8 税引前当期利益 △22,556 -12.5% △23,200 -13.0% 644 赤縮 11,437 4.8% -33,993 赤転
(a)
9 法人税等 5,407 - 5,700 - -293 - △3,357 - 8,765 -
親会社の所有者に帰属する
③ 10 当期利益 △17,149 -9.5% △17,500 -9.8% 351 赤縮 8,080 3.4% -25,229 赤転
(a) 法人所得税と非支配持分の両方を含んでおります。
※ 前年数値については、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定した内容を反映しております。
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財務三表:P/L補足①(既存店売上の推移)
COVID-19に振り回された一年。とはいえ、この一年間で蓄積した経験も大きく、各ブランドの新たな生
活様式への適用力も掌握できたので、しっかりと収益をコントロールできる体制の整備は進展。
(昨対伸び率) 既存店売上伸び率(月次)の計画と実績の推移
• 緊急事態宣言の段階的解除 • 集客力の高い立地で依然と • 主要顧客のオフニーズへの • 緊急事態宣言の再発令を前
に伴う店舗の再開が進展 して客数の戻りが緩慢 ニーズ変化の対応力の不足 に正月商戦が大苦戦 164%
• 再開後の既存店売上も想定 • 休日やセール初日等の時期 • 下期以降の収益正常化シナ • 2月後半より客足の回復を背
より力強く回復 ほど売上伸び悩みの傾向 リオは早々に崩壊 景に春物が活発化
144%
1Q 2Q 3Q 4Q
119.1%
緊急事態宣言の解除後 5/7 当初計画 116%
リベンジ消費 8/5 修正計画 105%
105% 101%
101% 97%
85.9% 96% 81.8% 96%
86% 93%
80% 91% 89%
73.9%
69.1% 85.6%
実績値 73.8%
73.1% 72.2%
72%
72% 66% 63% コロナ感染拡大
68% 60.2%
の影響一巡
2/3 修正計画
28.2%
前年に消費税引き上げ AWシーズンでMD修正しきれず、下期以降
34% 3月を中心として、
16% 9月 駆け込みの反動 の収益正常化に失敗。
10月 反動減のリバウンド 4QでコアOPが
追加の構造改革と業績の下方修正を発表。 前年増益に転換
15.5% 3%
4月 緊急事態宣言 発令 1月 緊急事態宣言 再発令
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
43.2% 72.0% 76.7% 82.1%
四半期単位で
56.8% 79.1%
減収率が縮小
68.1%
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財務三表:P/L補足①(主要指標)
下半期は店舗が営業休止に追い込まれる打撃がなくなり、上半期に比べて採算を重視する戦いに切
り替えた。下期の黒字確保や4Qの前年増益転換など、収益回復の糸口をつかめた点が成果。
P/L 主要指標 (四半期) ブランド 主要指標 (半期)
1Q 2Q 3Q 4Q
通期
55% 80% 648 83% 88% 上半期 下半期
売 600 577 538 538
上 461 475 期首店舗数 2,462 2,428 2,462
収 330 店 出店数 45 107 152
益 舗国 退店数 -79 -380 -459
(
億 数内 純増減数 -34 -273 -307
円 ※ M&Aに伴う増減数 0 0 0
) 2020/3 2021/3 2020/3 2021/3 2020/3 2021/3 2020/3 2021/3 期末店舗数 2,428 2,155 2,155
156% 155% 終息屋号(8/5公表分) 既 百貨店 47.0% 73.0% 60.4%
の影響除き 伸存
E ショッピングセンター(SC) 59.5% 81.6% 70.3%
C 126% び店
139% 137% 125% 126% 128% 雑貨 69.5% 83.5% 72.8%
売 率売
117%
上 上 合計 56.8% 79.1% 68.1%
123% 121%
伸 113% 112%
117% 116% 粗利益率(前期) 58.7% 58.3% 58.5%
び 粗利ロスの減少 M&A加入の粗利ミックス 0.2pp -0.1pp -0.1pp
率 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
139% 139% 121% 115% (123%) 粗 値引き販売インパクト -6.3pp -1.9pp -3.9pp
A
消化重視 粗利重視 利 評価・減耗損インパクト -0.4pp 0.2pp -0.1pp
89 4Q 益
68 B2B外販増の粗利ミックス -0.8pp -0.3pp -0.5pp
コ 増益転換 率
ア 44 販路の粗利ミックス -0.7pp 0.0pp -0.1pp
営 ▲98 2 ▲56 +3 粗利率前年差 -8.0pp -2.0pp -4.6pp
業 粗利益率(今期) 50.7% 56.3% 53.8%
利 ▲45 -25 在庫回転率(前期) 1.98X 1.91X 4.09X
益 -30 -28 回
在
(
-54 転
庫
B 回転率前年差 在庫回転率も改善 -0.40X 0.02X -0.55X
億 2020/3 2021/3 2020/3 2021/3 2020/3 2021/3 2020/3 2021/3 率
円 在庫回転率(今期) 1.58X 1.93X 3.54X
下期
)
黒字確保
19 ※フランチャイズの店舗数(79店・2021/3末)は含んでおりません。
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財務三表:P/L補足②(構造改革・概要)
8/5及び2/3の二回にわたって公表した構造改革プランは、費用対効果の視点では8/5プランが優勢。
それぞれ力点の置くポイントに違いもある。2/3プランは現在も進行中だが、予定通り着実に進捗。
損益インパクト (単位:億円)
概要 8/5公表プラン 2/3公表プラン
前提 一時費用 収益効果 前提 一時費用 収益効果
• 8/5プランはショッピングセンター(SC)とセレクトの2
業態を中心に5ブランドを終息、ほかに6ブランドの事
ブランド 業集約・移管についても実施済み 5 7
(事業終息) • 2/3プランでは百貨店レディスを中心に7ブランドの終 屋号 17億円 屋号 59億円
息に踏み切るほか、コロナ禍にMDや立地で適合が遅
れるSCや服飾雑貨で保守的にのれん減損を計上
• 8/5プランでは、退店交渉を計画通り進めるなか、賃 年間 年間
店舗 減合意による残置や代替出店が進み、当初想定より 459
11億円 51億円 25億円 35億円
(店舗撤退)
費用対効果が改善 店 452
2/3プランは • しかしながら、2/3プランでは収益低下で店舗資産の 店
現在進行中 減損も計上しており、出退店マネジメントでは安易な うち、
うち、
低収益店の先送りや判断基準緩和を許さない姿勢 代替出店
70店 代替出店
• 8/5プランと2/3プランの希望退職は、いずれも想定
7億円
以上の応募となり、損益改善の効果が拡大
• 他方、負荷が高まるため、“やらない業務”を決め、
人員 効率化を急ぐと共に、現場ケアと引継ぎを進める 309 125
(本部希望退職) • テレワーク常態化、希望退職者数の増加も踏まえて、 名 19億円 名 7億円
(オフィス集約) 10月以降オフィス集約を段階的に推進して目途つく
• テレワーク常態化に鑑み、社員の繋がりや戦略理解
の希薄化リスク。直接対話等を社長・幹部自ら実施
47億円
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91億円 7
財務三表:貸借対照表(B/S) 実績
① 前述した過去最大の最終赤字となったものの、IFRS対応永久劣後ローンの調達でその大半をリカバリ。
② 2021/3期末は当座貸越枠を使用せずにコミットメント枠の利用で着地。2022/3期末にシ・ローン(5年)の期限が
到来。
③ 構造改革に伴う費用・損失で固定資産が減少。終息屋号の在庫消化や仕入コントロールで在庫効率が向上。
2021/3期末 2020/3期末
# (単位:百万円) 百分比 百分比 増減差
11 現・預金 20,687 8.4% 20,242 7.7% 445
(b)
12 売上債権 16,843 6.9% 16,332 6.2% 511
(在庫:圧縮)
13 棚卸資産 21,778 8.9% 25,296 9.7% -3,518
コロナ前の一昨年に対して96%まで圧縮
③ 14 流動資産 65,523 26.7% 65,638 25.1% -115 ・ 2021SSシーズンの仕入コントロール
・ 終息ブランドの在庫消化も順調
15 有形固定資産 39,666 16.2% 43,411 16.6% -3,745
16 使用権資産 36,518 14.9% 48,121 18.4% -11,603
(のれん:減損)
17 のれん 60,365 24.6% 66,806 25.5% -6,442 旧ワールドのブランドを保守的に見積もり
18 無形固定資産 74,292 30.3% 80,003 30.5% -5,711 スタイルフォース ▲46億円
ファッションクロス ▲10億円
19 金融資産 13,156 5.4% 15,048 5.7% -1,892
インターキューブ ▲5億円
20 非流動資産 179,863 73.3% 196,358 74.9% -16,496 ワールドアンバー ▲2億円
フィールズインター ▲1億円
21 資産合計 245,386 100.0% 261,996 100.0% -16,610
22 仕入債務(b) 18,401 7.5% 20,512 7.8% -2,111
(借入金:非流動→流動)
23 借入金(流動負債) 78,268 31.9% 39,250 15.0% 39,019
② ・ コミットメントラインのフル活用
24 有利子負債(c) 79,965 32.6% 78,117 29.8% 1,848
・ 2022/3期末にシ・ローン借換を予定
25 負債合計 165,357 67.4% 178,668 68.2% -13,311
26 親会社の所有者に帰属する持分合計 78,435 32.0% 81,515 31.1% -3,080
(資本:増強)
27 資本合計 P9参照 ① 80,029 32.6% 83,328 31.8% -3,299
資本性資金として、主力三行より
28 負債及び資本合計 245,386 100.0% 261,996 100.0% -16,610
IFRS対応永久劣後ローンを調達
(b) 売上債権は受取手形及び売掛金、仕入債務は支払手形及び買掛金に限っております。
(c) 流動と非流動の借入金を合算しております。
※ 前年数値については、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定した内容を反映しております。
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財務三表:B/S補足①(永久劣後ローン)
今後の成長資金として資本性資金の調達を決断・実行。財務健全化と返済柔軟性を確保できる(IFRS
対応)永久劣後ローンが最適と考え、当社を深く理解する主力三行のバックアップで実現。
IFRS対応永久劣後ローンに取り組む三つのポイント
永久劣後ローン
目的・意義:「財務健全化」「成長の支援体制」「再編・淘汰備え」の三点 実行前 実行後
1. 資本増強をすることで、財務指標を改善。自己資本比率30%強やD/Eレシオ1倍といった指標を維持 負債
でき、財務基盤が健全にアップデートできる 1,006 854 854
1 2. これから当社グループがコロナ禍を克服して成長を目指すに当たって、主力行による強力なバック
アップのコミットを社内・外へ幅広く発信できる
借入金
800
3. 本格的に起こりうる業界再編・淘汰の流れに対して、当社独自の成長戦略の追求や第三極形成など 自己 781 945
への機動的な対応ができる 資本
0.94X
比率
資本
31.8% D/E 800
実行時期:コロナ禍ダメージからの回復道筋が見える今こそが最適 833
レシオ
655
• 2021/3期は▲171億円の最終赤字を計上。コロナ禍の影響もあって資本と負債のバランスが大きく 実績 見込 実績
崩れたが、これは収益回復を梃子に5年以内で十分に修復可能と思料
2 • 一方で、当社を取り巻く産業・業界環境は5年も待たずに大きく変化する可能性が高い。独自の成長
2020/3末 2021/3末
自己資本比率 26.7% 32.6%
戦略の追求や環境への機動的な対応に一定の資本増強が不可欠
D/Eレシオ 1.44X 1.00X
• 財務基盤を常に健全な状態へアップデートして成長追求の姿勢を示すこと、当社を深く理解する金融
機関の支援体制が盤石であること、などをいまこそ発信・訴求 投資計画 (3ヵ年・171億円)
収益源多様化
商品特徴:株主価値の希釈化を招かずに資本を増強できるメリット プラット
フォーム 厳選BR
• 公募増資等による資本増強は希釈化を招くことから、現状の業績状態やIPO後の推移から非現実的と 成長投資 デジタル 14 ブランド 集中投資
思料。一方、シニアローンのみの借入調達では、財務バランスの改善が見込めない (B2C) (アパレル)
21
3 • 永久劣後ローンは、株主価値の希釈化を招かずに財務改善できる点が最大の魅力。金利等の高さは 65
あるものの、IFRS会計基準において資本計上が可能 デジタル(B2B)
23
• B/Sは純資産に算入され、P/Lは最終利益以下の包括利益として処理。資金出し手に取得請求がなく、 47
ブランド 生活雑貨
ノンコール期間やリプレイス条項が任意で出口の柔軟性にも魅力 システム開発 (雑貨) 投資強化
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9
財務三表:キャッシュ・フロー(CF) 実績
① フリーキャッシュフロー(FCF)は前年同期比175億円の悪化ながら、税金・社保等の支払い繰延(コロナ禍を受け
て期中支払いを繰り延べて期末に一括払い)を補正すると、下期には前年に対して20億円弱の改善へ転換。
② リース債務の返済も反映した実質FCFは144億円のキャッシュアウトであり、今後の成長資金として3月末に主力
行より調達した資本性資金「IFRS対応永久劣後ローン」150億円によって補われた格好。
2021/3期 2020/3期
# (単位:百万円) 増減差 注記
31 税引前当期利益 △22,556 11,437 -33,993
32 減価償却費及び償却費 18,564 18,883 -319
(d)
33 運転資本 の増減額(△は増加) 896 3,743 -2,846 増減:売掛▲85億・在庫+62億
34 その他増減 7,251 △7,174 14,425 当期:構造改革費用+97億
35 営業活動によるキャッシュ・フロー 4,155 26,889 -22,734
36 有形固定資産の取得・売却による収支 △322 373 -695
(e)
37 有価証券 の取得・売却による収支 △232 △1,985 1,754 前期:ラクサス株式の取得
38 無形資産の取得・売却による収支 △2,394 △5,016 2,622 当期:デジタル投資ピークアウト
39 差入保証金の差入・回収による収支 1,654 △1,152 2,806 当期:退店店舗の保証金返還
40 その他増減 △1,385 △161 -1,224
41 投資活動によるキャッシュ・フロー △2,679 △7,941 5,262
① 42 フリーキャッシュフロー 1,476 18,948 -17,472 増減:実質FCF▲166億
43 借入金・社債の増減額(△は増加) 1,728 1,840 -112
支払い繰延を補正したFCFの上・下バランス
44 リース債務の返済 △15,902 △16,755 853 (単位:百万円) 上期 下期 通期
② 45 エクイティ関連の収入・支出 13,859 △2,590 16,450 当期:永久劣後ローン調達+150億 623
2021/3実績 853 1,476
46 その他増減 △830 △730 -100 上期繰延額 -6,766 6,766 0
47 財務活動によるキャッシュ・フロー △1,144 △18,235 17,090 繰延調整後 -5,912 7,388 1,476
2020/3実績 13,503 5,445 18,948
48 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 445 651 -206
前年増減 -19,415 1,943 -17,472
(d) 運転資本の増減は、売上債権の増減+棚卸資産の増減-仕入債務の増減で求めております。
(e) 有価証券には投資有価証券に加えて、子会社や関連会社の株式も含んでおります。
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財務三表:経営3指標の推移
147 159 160 163 172
117
144 145
131 (単位:億円) 総括
84 立て直しが急務
成 コア営業利益 -23
-65
長 持続的な向上 P/L
性 年率8%増 コア営業利益:過去一年間ローリング値
• 本業の稼ぐ力「コア営
業利益」でさえ赤字。
1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H
資産効率を語る以前
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 の状態で、損益改善
50.8% 43.7% 49.4% ROE(上段・オレンジ) が急務。
36.8% ROA(下段・ブルー)
ROE 28.5% 過去一年間ローリング値 • 但し、下半期では黒
10.0%以上 17.7%
字確保。四半期単位
収 6.1% 7.7% 7.7% 8.0% 8.0%
15.2% 15.7%
10.2% では減収率が縮小傾
益 4.3%
-0.9% -2.6% 向で、4Qでは対前年
性 ROA 8.1% 7.8% 7.4% 5.5%
(コア営業利益ベース) 5.9% で増益転換。
10.0%以上 -12.0%
-21.4% B/S
9.9X
D/Eレシオ
• 資本性資金「永久劣
8.4X
(デット(分子)には優先株式含む) 後ローン」150億円の
6.6X 各半期末トレンド 調達で財務体質の悪
5.4X
健 D/Eレシオ 4.1X
3.9X 化を食い止め、D/Eレ
全 (優先株式含む) シオ1倍を保持。
1.1X
性 0.5倍以下 1.0X 0.9X 0.9X 1.2X 1.0X
1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H 1H 2H
2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3
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セグメント情報:事業セグメント構成
グループ50社
当社/子会社44社/関連会社5社(※)
コーポレート D-GROWTH (※)持分法適用関連会社(斜体・下線)
ブランド事業 デジタル事業 プラットフォーム事業
国内アパレルブランド 国内ライフスタイルブランド B2Bソリューション 生産プラットフォーム(PF)
ミドルアッパー (2) 雑貨 (5) デジタルソリューション (4) 注1 生産 (9)
㈱フィールズインターナショナル 3 ㈱ワールドライフスタイルクリエーション ㈱ファッション・コ・ラボ ㈱ワールドプロダクションパートナーズ
㈱エクスプローラーズトーキョー ㈱ファッションクロス ㈱ファステック・アンド・ソリューションズ ㈱ワールドインダストリーファブリック
1 ㈱ライフスタイルイノベーション 注2 ㈱オムニス ㈱ワールドインダストリーニット
㈱ココシュニック ㈱ユナイテッド・ロジソル ㈱ワールドインダストリー富山
ミドルロワー (6) ㈱ヒロコハヤシ 社名 ㈱フレンチブルー
㈱スタイルフォース 変更 ㈱センワ
㈱アルカスインターナショナル ㈱ワンズテラス ㈱ラ・モード
212キッチン B2Cネオエコノミー
㈱ワールドフランチャイズシステムズ ㈱イディオム
㈱ピンクラテ (B2C)統合
ネオエコノミー (6) 世界時興(上海)貿易有限公司
㈱ケーズウェイ 投資
(シェアリング・カスタマイゼーション等)
㈱ナルミヤインターナショナル デッサン 開発・改革ブランド (2) ㈱ティンパンアレイ 販売プラットフォーム(PF)
統合 Original Inc.(グループ2社)
㈱インターキューブ
卸その他 (0) ㈱アダバット ㈱アンドブリッジ 販売 (1)
㈱イノベーションリンク ラクサス・テクノロジーズ㈱(グループ2社) ㈱ワールドストアパートナーズ
㈱ワールドアンバー
M&Aブランド (7) 1. ライフスタイルブランド事業(B2C)強化 シェアードサービスPF
海外 の一環で、生活雑貨業態「ワンズテラ
㈱ワールドインベストメントネットワーク 事務代行 (1)
㈱ヒロフ ス」「212キッチンストア」の一体運営
海外現法 (2) 注1 ㈱ワールドビジネスサポート
台湾和亜留土股份有限公司 神戸レザークロス㈱(グループ3社) 2. ライフスタイルプラットフォーム事業とし
World Saha Fashion Co.,Ltd. ㈱アスプルンド てクロスセル等のシナジー創出に向け、
㈱W&Dインベストメントデザイン 卸・コントラクトの集約 ライフスタイルPF
W&Dデザイン投資事業有限責任組合 3. ミドルミドルブランド「デッサン」を運営す
卸(B2B)
空間創造 (4)
るイノベーションリンクをミドルアッパー
卸・コントラクト(B2B) ㈱ワールドスペースソリューションズ
セグメント (レディス)の成長ドライバーとして統合
セグメント変更移管 世界連合時装(上海)有限公司
変更移管
㈱アスプルンド
注1:WORLD(CAMBODIA)CO.,LTD.、㈱シンクエージェントは除いております(清算手続き中)。 ㈱ワールドアンバー
注3 2
注2:㈱ワンズテラスは、㈱ライフスタイルイノベーションに4月1日付で社名変更しております。
注3:㈱ワールドアンバーと㈱アスプルンドは4月1日よりブランド事業からプラットフォーム事業にセグメントを変更しております。
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セグメント情報:事業セグメント別収益実績
① 主力のブランド事業が大幅な減収減益で赤字転落となり、構造改革費用の計上で(営業利益の)赤字拡大。ブラ
ンド事業の不振から経営指導料や配当収入も減り、共通部門の大幅な減収減益を招いた。
② デジタル事業は先行投資に加え、リユースの店舗が苦戦。ファッションウォーカー譲渡(▲13億円)が減収要因。
③ プラットフォーム(PF)事業は生産PFが中心となってコロナ禍に対応。外部収益を増やし、大幅な増益の達成。
合計
2021/3期 計 調整額
ブランド事業 デジタル事業 プラット 共通部門
(単位:百万円) フォーム事業
売上収益 161,188 26,319 88,556 7,114 283,177 △102,855 180,322
うち、外部収益 158,042 9,474 12,711 95 180,322 180,322
売上構成比 87.6% 5.3% 7.0% 0.1% 100.0% - 100.0%
前年同期比 74% 90% 112% 61% 76% - 76%
(※)
セグメント利益 △10,817 △1,915 4,181 2,320 △6,230 △269 △6,499
対売上収益 -6.7% -7.3% 4.7% 32.6% -2.2% - -3.6%
前年同期比 赤転 赤拡 195% 56% 赤転 - 赤転
営業利益 △25,003 △2,033 3,657 1,996 △21,383 △255 △21,637
(※) セグメント利益は、本業の稼ぐ力を表すコア営業利益と同じ数値であります。
合計
2020/3期 計 調整額
ブランド事業 デジタル事業 プラット 共通部門
(単位:百万円) フォーム事業
売上収益 218,293 25,119 106,353 8,957 358,722 △122,457 236,265
うち、外部収益 214,213 10,498 11,397 156 236,265 236,265
売上構成比 90.7% 4.4% 4.8% 0.1% 100.0% - 100.0%
セグメント利益 7,388 △581 2,143 4,124 13,074 △10 13,065
対売上収益 3.4% -2.3% 2.0% 46.0% 3.6% - 5.5%
営業利益 8,073 △2,117 2,297 4,107 12,360 △10 12,351
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セグメント情報:事業レビュー(サブセグメント評価)
サブセグメント別にセグメント利益(=コア営業利益)の昨対増減を見てみると、プラットフォーム事業が
生産PFの牽引で唯一の増益貢献を果たした。ただ、コロナ禍でも収益健闘した領域もある。
セグメント利益(コア営業利益)昨対増減
M&Aブランド 77 • SC販路主体のミドルロワー(ML)と百貨店販
海外 34 路のミドルアッパー(MU)という主力業態が
いずれも大苦戦。
卸 ▲ 378
• サブセグメントにおいては、M&Aブランドや
ブランド ライフスタイルブランド ▲ 1,084 台湾等の海外のごく一部が健闘。
開発・改革ブランド ▲1,258 • 個社レベルでは、アスプルンドやワンズテラ
スといった生活雑貨業態が好調。
ミドルアッパー(MU) ▲6,867
ミドルロワー(ML) ▲8,728 • B2Bは情報システムの開発投資に加え、Eコ
マース受託も販促・物流等の経費増。
B2Bソリューション ▲274
デジタル • B2Cでは、ラグタグがECシステム移行負担
B2Cネオエコノミー ▲1,059 や都心店インバウンド剥落で苦戦し、ラクサ
スのTVCMといった先行投資も重荷。
生産プラットフォーム 1,428
プラット シェアードサービスPF 322
• 生産PFは医療用ガウン(415万枚納品)に代
フォーム 販売プラットフォーム 296 表される外販伸張を背景として、国内工場の
稼働率や商社の収益が全体的に向上。
ライフスタイルPF ▲9
共通部門 ▲1,804 • 共通部門(コーポレート)の減益は、主力の
ブランド事業等の苦戦に伴う経営指導料の
共通部門 連結消去 ▲259
減少などが主因。
連結消去 連結 ▲19,564 ※ グループ子会社の配当は予め消去しております。
(単位:百万円) -24,000 -20,000 -16,000 -12,000 -8,000 -4,000 0
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Ⅱ. 今期プラン
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2021/3期 下期 基本戦略レビュー
ひとつひとつ地道な活動を推進してきた。二度にわたる構造改革もあり、ブランド事業は実行度・徹底
度に個別ブランドでの格差はあるものの、新常態への対応は確実に進展しつつある
2021/3期上期 リサーチ強化、原料開発、
決算説明会より抜粋 お客さまへの付加価値の再構築 ブランド改革
タスクフォース 新MD開発を推進
ドレッサーの能力解放 販売改革 ライブコマース、
タスクフォース スナップ等領域拡大
ブランド
BR
ソフト競争力強化 社内外プロチーム組成
CMC 各
社 VMD・内装・ささげ改善
売上コントロールの仕組み開発 GP企画本部
店舗・EC・SNS・メディア・
商品一体販促精度改善 新MD開発 販売のDX化
EC300% 通期EC127%増も
グループ総力でEC集中 タスクフォース
配送遅延課題発生
ソリューション外販拡大に ソリューション 人材課題継続も
デジタル 不可欠なリソース展開 事業本部 追加大型案件獲得
ソフト強化
次世代ビジネスモデル確立に向けた Dビジネス 出店・TVCM等での
グロース加速 事業本部 成長が加速
新規事業インキュベーションの本格化 F3 (Fashion For Future)
新たな手法での
複数事業開発開始
プラット
PF
プラット
コスト・サービス競争力の追求と フォーム 非アパレル提案拡大
各
フォーム 非アパレルへの営業拡大 事業推進室 社
複数の新規事業テスト開始
緊張感を維持しつつ 生販タスクフォース
年末商戦増枠に課題
攻めに転じたモノのコントロール ロワー期中対応力改善
GP執行役員
GP戦略アクション連動の引き締め 役員横断PJT開始
GP
グループ GP企画本部
全
社 全社BPRによる
全体 バックオフィス改革の推進 GP
バックオフィスPJT 業務改善
アパレル関連事業の人事改革の推進 MD人材育成へのキャリアモ
GP人事統括室
デル開発 非アパレルへのPF外販拡大
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中期ロードマップ:
New WORLD - 収益構造の転換へ
継続するコロナ禍に打ち勝つ収益構造と変化対応が試される1年。成長し始めた新たな非アパレル事
業の拡大・収益化と共に、3カ年かけて収益力を構造転換を伴って回復しながら中期ビジョンを実現
2022/3 2023/3 2024/3
新常態への適合 新たな収益基盤拡大 新たなワールドへ
“コロナ禍での黒字転換” “非アパレルの収益拡大” “収益構造の転換”
新常態での収益構造の確立 収益構造転換の開始 サステナブル社会に対応した
• 商売の原点回帰を通じた • アパレルブランドの安定化と 構造改革完遂
アパレルブランドの復活 新たなブランドのローンチ • ブランド事業とデジタル事業の
• ソリューション事業の • ネオエコノミー事業の収益化開始 持続的成長
収益化開始 • プラットフォーム事業の
収益再拡大
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中期ポートフォリオ戦略:
事業セグメントの最適化
アパレル復活が大前提。ライフスタイルを更なる収益源に育成しつつ、デジタルが成長を加速しながら
収益化フェーズに。プラットフォームは内販減をカバーしつつ、ポートフォリオを構造変化させていく
売上成長率
赤字 (前比,vs24/3平均成長) 安定黒字 高収益
B2Cネオエコノミー
B2Cネオエコノミー*
B2Bソリューション
2 デジタル事業の成長加速と収益化
高 システム投資・販促投資先行から収益化フェーズへ
成 ソリューション:売上確保・徐々に収益拡大
長 (案件獲得から収益化まで時間はかかるが着実に積み上がるモデル) ライフスタイルBR
ネオエコノミー:成長優先・遅れて収益化 ライフスタイルPF
ミドルロワー
B2Bソリューション
復 シェアードPF
活 ミドルアッパー
アパレルPF シェアードPF
コア営業利益率
奮
1 新常態下のアパレルの復活 (21/3,24/3)
徹底した投資の選択と集中: ライフスタイルBR*
闘
価格競争力あるアパレルとライフスタイルに
ライフスタイルPF*
3 プラットフォーム事業の収益再拡大
アパレルPF アパレルPF:
内販激減から人的投資をかけつつ外部収益拡大
急 ミドルロワー ライフスタイルPF:⤴高成長・高収益の実現
転 ミドルアッパー シェアードPF:←グループ貢献重視
21/3
63
(コア営業 66
24/3
利益額)
⋆各セグメント特徴を示すため、21/3期ネオエコノミーは㈱ティンパンアレイ、ライフスタイルは㈱ファッションクロス除く、ライフスタイルPFは㈱アスプルンドの卸・コントラクト部門を含めて計算。**実績値・計画値を元にイラストレイティブにした図
表。投資・海外セグメントを除いて記載
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中期ビジョン:
サステナブルな社会を目指して
ワールド・グループは20年以上前からロス・ムダのない世界を目指してきた。中期ビジョンを達成する
ことは、そのまま待ったなしのサステナブルな社会に適応した事業構造への転換を意味する
グループ ロス・ムダのない産業世界の追求
狙い 中期方向性
根本的にサステナブルな事業開発 3つのビジネスモデル仮説への挑戦
• ロスが全く出ないビジネスモデル • 「作ってもロスが全く出ない」ビジネスモデル
デジタル • 徹底的な効率化のためにデジタルネイティヴ • そもそも「作らない」ビジネスモデル
は大前提 • 「顧客と共にロスをなくす」ビジネスモデル
産業レベルでのサステナビリティ貢献 多様性を前提とした様々な活動の共通化
プラット • 同じ活動を企業個別に行うこと自体がロスに • 生産の共通化
フォーム • 多様な企業の個性を活かしながらも、いかに
ロスを極小化することに貢献するか?
• 販売の共通化
• 間接業務の共通化
企業レベルでのサステナビリティ改善 個別ブランド・企業での粗利ロス削減
• 在庫を作って売るビジネスモデル =1992年:SPARCS構想からスタート
ブランド =本質的に必ずロスが必ず出てしまう制約 • デジタルによるバリューチェーンのLT極小化・同期化
• 制約の中でサステナビリティを高めるには? • サステナブル素材の採用や店頭リサイクルの徹底、
サプライチェーンロスの削減
企業としての規律あるガバナンスの継続的な改善
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ブランド事業 基本指針:
新常態への変化対応と「基本」の徹底
全てはお客さまが起点。新常態への対応を確実に行いながらも、その「基本」が最も重要。お客さまに
資するデジタル化は躊躇なく進め、新しい価値提案にチャレンジし続ける事業体へと進化させていく
ワンズテラス 夏商材
オペレーション・エクセレンス
1 新常態下の変化対応を伴った商売の基本の徹底
• デジタルを駆使したブランディング・ヒト・モノ・ウツワ・PR再構築
• 責任を明確化した「タテ」のマネジメントへの移行
• 売・粗・経バランスコントロールの再徹底
ライフスタイルの成長加速
デッサン:SCから百貨店まで拡大
チャネルシフト
2 収益性を伴ったECの拡大
• 売り場・ブランド双方でのECへの資源の優先配分
• リアル-EC一体の販売・サービスのデジタル化加速
• EC基本品質の改善サイクル強化
価値・価格バランスを高めた事業
ブランドシフト
3 戦略ブランドの開発・拡大
シューラルー:フランチャイズも拡大
• 戦略プライスを取るデッサン、シューラルー出店加速
フランチャイズも更に拡大
• ライフスタイル業態であるワンズテラス、212キッチン
ストアの大型化・出店加速
• デジタル軸・ライフスタイル軸での新規ブランド開発 フランチャイズの拡大
(既存ブランド転換含む)
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ブランド事業 ライフスタイルブランド 基本指針:
既存ブランドの大型化と新たな価値提案
コロナ禍でも成長したライフスタイルブランドの充実を加速。店舗を大型化し、より多彩な品揃えを楽し
んでいただけるフォーマットへ進化。長年培った仕組みを活かして新たなライフスタイル提案を強化
one’s terrace MD多様化・大型化
ワンズテラスで長年培ったアパレルとは全く異なる
ライフスタイル雑貨で勝つ仕組みのフル活用
212 KITCHEN STORE MD多様化・大型化 新たなライフスタイル提案:出だし好調。ECが急成長
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デジタル事業 ソリューション 基本指針:
ソリューションの更なる充実とアパレルに留まらない事業拡大
投資をかけてきたソリューション開発の大詰めを迎え、大型案件の継続獲得による収益拡大が視野。
非アパレル市場のニーズも高く、一層のソリューションの充実と共に他社協業も活かした拡大を推進
提供済 ソリューション メニュー アパレル企業顧客
提供開始 Omni-Base(EC/OMOソリューション)&EC業務受託 大手アパレル 稼働中
大手通販 稼働中
開発中 ・ リアル店舗との連動を前提としたECシステム。大規模処理にも対応
・ サイト制作・運用、ささげ含め、運用面もトータルサポート 大手セレクト 導入中
・ 日本ユニシスへのライセンスアウト開始。他社協業で効率的な外販拡大 ・
・
・
重 物流コンサル&運用サービス 大手アパレル 導入中
点 ・ 大和ハウス工業との協業で物流全般に渡る改善提案から 大手セレクト 導入中
投 運用受託までサービス提供
・
・
・
資 大手アパレル 稼働中
に 店舗販売管理(POS・CRM)
よ ・ Omni-Baseの一部を個別にファッション業界対応POSとしても提供
・
・
る ・ OMO顧客管理に繋げることが可能 ・
ソ 在庫コントロール 大手アパレル 稼働開始
非アパレルの
リ ・ マニュアル作業の多い在庫配分・調整、店間移動、売価変更等の
・ ニーズも拡大
ュ 在庫消化の総合ソリューション ・
・
ー
シ 基幹システム G-Lite 大手アパレル 稼働開始
ョ ・ 販売・在庫管理から発注・仕入管理に至るファッション事業全体の
・
ン 伝票・基幹業務処理に対応 ・
・
開
発 帳票・分析ソリューション(業務系BI、EC系BI、CRM系BI)
が ・ ワールドのノウハウである各種業務・事業検証帳票のテンプレート提供
新たな
進 ・ 各社DBに応じてカスタマイズ可能な汎用ビジネスインテリジェンス機能
顧客開拓が
捗 生産管理ソリューション(業務系BI、EC系BI、CRM系BI) 可能に
・ マニュアルや紙の多い生産管理業務の総合ソリューション
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デジタル事業 ネオエコノミー 基本指針①:
生産ロスゼロのエコノミーの実現へ
製品はもちろん原料ロスもゼロとなる生産モデルがテクノロジーと服作りノウハウの融合で実用段階。
プロダクト・ドリヴンのデジタルマーケティングも本格化し、ピュアデジタルなビジネスモデル開発加速
デジタルサプライチェーン デジタルマーケティング
対象事業のセッション数が
150~250%改善
既存事業の
しがらみのない
生販一体の
ピュアデジタル
モデル構築
デジタル・エンジニア人材の社外採用による
他社協業によるオンデマンドプリントを
アクセラレーターチームを組成
フル活用した原料ロスゼロの独自生産モデル構築
様々なツールと共にプロダクト改善を伴った
企画から生産まで一気通貫でデジタル化
マーケティング基盤整備と活動が本格化
ブランド事業にノウハウや基盤を横展開しグループ全体でシナジーを発揮させる
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デジタル事業 ネオエコノミー 基本指針②:
リユース・シェアリングエコノミーの本格拡大へ
「つくらない」リユース・シェアリングエコノミーへの取り組みは国内随一と自負。市場認知を拡大すべく
積極的な販促施策を展開し、同時に海外でのテストも開始。仕組みの相互シナジーも発揮しつつある
オフプライス
&Bridge 収益モデル確立⇒出店加速
ひたちなか店・蕨店:出足好調
最大の成長ドライバーである調達力や
物流・システム・販売面での仕組みのシナジーも発揮しつつある
シェアリング リユース
ラクサス 国内TV CM・海外テスト開始 ティンパンアレイ(RAGTAG) 国内外EC強化
TV CMは当初想定を超える会員数増 当初想定を超える海外EC増
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デジタル事業 ネオエコノミー 基本指針③:
クリエイターエコノミーへの挑戦
資本提携先であるCAMPFIREとの連携を端緒に継続してきた多様なトライアルの集大成として、無数
の志あるクリエイターとファンを直接繋ぐ「第三のエコノミー」としてクリエイターエコノミー事業を本格化
CAMPFIREとの連携を機会とした POP-UPイベントを機会とした 社内外のネットワークを機会とした
個性ある個人デザイナーとの 様々なスタートアップブランドとの 著名芸能人・インフルエンサーとの
協業のトライアル 協業のトライアル 協業のトライアル
生産PF 販売PF デジタルPF ライフスタイルPF
開発ラボ・自社工場・ POP-UP・プレスルーム クリエイター向け
空間設計・什器設計等
生産人材提供等 ・展示会等 ECシステム・EC支援等
個人クリエイターそれぞれの固有の悩み・課題をワールド独自のノウハウや
プラットフォームで解決すべくトライ・アンド・エラーをこの数年蓄積
“WORLD Fashion Cloud(仮称)”
のβローンチを開始
想いあるクリエイターと共にその想いをカタチにし、
ファンと直接つながり、互いが求めるものだけを作る新たなエコノミーに対応した
持続性あるビジネスモデルの実現を目指す
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プラットフォーム事業 基本指針:
ライフスタイルプラットフォームの成長と非アパレルへの外販拡大へ
ファッションの強みを活かした「住」の総合事業体としてライフスタイルプラットフォームを再編し、相互
シナジーの発揮による成長加速。生産・販売のアパレルプラットフォームは非アパレルへの外販加速
㈱ワールドアンバーの旧来卸から ㈱ワールドスペースソリューションズの空間創造力と販売力
「美と健康」を軸とした新たな +中国ワールドの現地什器・家具製造能力
ライフスタイル商材調達力と営業力
㈱アスプルンドのハイセンスな個性あるブランドとデザイン性、コーディネート
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今期計画:連結P/L計画 (通期) P32参照
収益正常化に向けた第一歩として、コア営業利益で80億円を目指す。下期の黒字転換を見込む最終
利益と併せて、あるべき水準への通過点。配当性向30%を適用し、配当は期末31円を予定。
当期計画 前期実績 【前提パラメータ】
対前期比
既存店売上伸び率 121.5%
# (単位:百万円) 百分比 百分比 増減差 増減率
1 売上収益 196,400 100.0% 180,322 100.0% 16,078 109% 店舗純増減数 -374
出店数 P28参照 79
2 売上総利益 113,900 58.0% 97,070 53.8% 16,830 117%
退店数 -453
3 販売管理費 105,900 53.9% 103,569 57.4% 2,331 102%
EC売上伸び率 122.3%
4 コア営業利益 8,000 4.1% △6,499 -3.6% 14,499 黒転
※店舗数は国内の直営店舗を対象にして
おります。フランチャイズの純増数
5 その他収支 △1,650 - △15,139 - 13,489 -
(+15)は含んでおりません。
6 営業利益 6,350 3.2% △21,637 -12.0% 27,987 黒転
7 金融収支 △950 - △919 - -31 -
構造改革効果 +69億円
8 税引前当期利益 5,400 2.7% △22,556 -12.5% 27,956 黒転
8/5構造改革プラン寄与 +47億円
(1)
9 法人税等 △1,900 - 5,407 - -7,307 - 2/3構造改革プラン寄与 +21億円
親会社の所有者に帰属する
10 当期利益 3,500 1.8% △17,149 -9.5% 20,649 黒転
利益計画の上下バランス
11 発行済株式数(株) (2) 34,390,965 34,390,965 - -
上期 下期
12 EPS(円) (3) 87 △499 - -
コア営業利益 1,124 6,876
13 DPS(円) 31 0 - - 当期利益 △93 3,593
(1) 法人所得税と非支配持分の両方を含んでおります。 下期は最終黒字に転換
(2) 各期末時点の発行済普通株式数であり、短信の数値(期首・期末平均値)とは異なります。
下期での最終損益の黒字転換を前提に、
(3) 上記(#11)の発行済株式数にて算定しており、短信の数値(期首・期末平均値)とは異なります。
期末配当は配当性向30%相当の31円へ
当予想には、2021年4月以降の緊急事態宣言の発令等による、長期且つ広範な営業休止は織込んでおりません。
復配することを目指す
そうした事態が発生する場合、迅速に影響を見極め、速やかに必要な対応をする所存です。
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今期計画:売上前提
既存店売上はコロナ影響が小さな前々年(2020/3期)比で80%強を目指す。EC売上は終息の減収影響
を跳ね返して120%強の成長がターゲット。両販路とも収益性を重視し、値引きに頼らないことを重視。
既存店売上伸び率 (前々年対比) EC売上伸び率 (前年対比)
2021年4月以降の緊急事態宣言の発出等による、長期且つ広 8/5プラン(63期終息屋号) ハッシュアッシュ・サンカンシオン/OZOC/ア
範な営業休止は織込んでおりません。 既存店売上 ナトリエ/アクアガール等
そうした事態が発生する場合、迅速に影響を見極め、速やかに 前年比 2/3プラン(64期終息屋号) JET/スーナウーナ/スマートピンク/モディ
必要な対応をする所存です。 ファイ/エアパペル/ピンクアドベ等
469% 286% 91% 106% 109% 104% 104% 108% 112% 132% 108% 109% 前年上期はEC在庫消化に精一杯
値引き乱発による売上急増の反動
138.0%
180% 106% 108% 116% 事実、前々年比では上期の方が高い 135.4%
129.4%
126.7%
+16pp 129.7%
下期は、2月と3月を除いても、一昨年(20/3 130%
期)に対してハードルが上がるように見える。 120.1% 121.2%
コロナ感染拡大 126.6%
だが、2020/3期のAWは消費税引き上げや のリバウンド 123.1% 123.4%
台風・暖冬でコロナ前より苦戦したのが実態。 114%
112.9%
事実、2019/3期と対比すると、上期75.8%、
下期75.3%と一年を通じて同水準の前提。 105.8%
104.0% 終息影響は約14ppと推計される
88.6% 来年2月より一巡感がでる見込み
80.5% 79.8%
82.2% 88.6% 8/5・2/3
78.6% +5pp 82% 終息影響除
77% 77.9% 79.6% g
77.8%
72.5% 71.7% 141% 134% 118% 117% 128% 137% 139% 152% 143% 154% 131% 136%
130% 127% 145% 141%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
77.5% 76.7% 82.6% 95.4% 116.7% 111.8% 128.3% 130.8%
82.7% 122.3%
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今期計画:事業セグメント計画 (通期) P33参照
① ブランド事業は、構造改革の効果と成長分野の集中投資を背景に、尻上がりの収益改善を見込んでいる。
② デジタル事業はラクサスTVCM等の費用先行が続くものの、下期より来期の黒字転換に向けた兆しがでてくる。
③ プラットフォーム事業は外販強化に向けた人件費等の費用負担と医療用ガウン特需の反動減で大幅減益見通し。
合計
(※)
当期計画 計 調整額
ブランド事業 デジタル事業 プラット 共通部門
(単位:百万円) フォーム事業
売上収益 164,418 30,861 90,806 7,272 293,358 △96,958 196,400
うち、外部収益 160,522 12,720 23,064 94 196,400 196,400
売上構成比 81.7% 6.5% 11.7% 0.0% 100.0% - 100.0%
前期比 102% 134% 181% 100% 109% - 109%
セグメント利益(※) 6,563 △1,026 1,445 2,049 9,030 △1,030 8,000
対売上収益 4.0% -3.3% 1.6% 28.2% 3.1% - 4.1%
前期比 黒転 赤縮 35% 88% 黒転 - 黒転
営業利益 5,119 △1,002 818 1,988 6,923 △573 6,350
(※) セグメント利益は、本業の稼ぐ力を表すコア営業利益と同じ数値であります。
4月1日より下記2社のB2Bビジネスについて、ブランド事業からプラットフォーム事業にセグメント変更しました。
㈱アスプルンドの卸・コントラクト部門で約60億円、㈱ワールドアンバーで約37億円がプラットフォーム事業の増収要因(外部収益)です。
合計
(※)
前期実績 計 調整額
ブランド事業 デジタル事業 プラット 共通部門
(単位:百万円) フォーム事業
売上収益 161,188 26,319 88,556 7,114 283,177 △102,855 180,322
うち、外部収益 158,042 9,474 12,711 95 180,322 180,322
売上構成比 87.6% 5.3% 7.0% 0.1% 100.0% - 100.0%
セグメント利益 △10,817 △1,915 4,181 2,320 △6,230 △269 △6,499
対売上収益 -6.7% -7.3% 4.7% 32.6% -2.2% - -3.6%
営業利益 △25,003 △2,033 3,657 1,996 △21,383 △255 △21,637
(※) 当期期初にセグメント間移動があった事業の前期実績組替は行っておりません。
当予想には、2021年4月以降の緊急事態宣言の発令等による、長期且つ広範な営業休止は織込んでおりません。
そうした事態が発生する場合、迅速に影響を見極め、速やかに必要な対応をする所存です。
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最後に
まずはじめに、新型コロナ影響の下とはいえ、2月には下方修正を出さざるを得ず、結果として過去最大の赤字となりました。
特に、応援していただいた株主の皆さまには、無配転落という惨憺たる結果となったことにつき、心よりお詫びしたい。
誠に申し訳ございませんでした。
上期こそ計画超過で折り返したものの、下期での収益正常化は大きく躓いてしまった。ひとえにコロナ禍への変化対応が遅延した結
果と認識しており、まだまだチャレンジも変化へのスピードも十分ではなかったことを痛切に反省している。結果として、8月に引き続
き、2月に発表した構造改革完遂に向けて、いまなお社員に厳しい施策を展開し続けている状況。1年に2度に渡る構造改革を行わな
ければならなかったことは、ひとえに社長である私の責任であり、自らが最前線に立って改革を牽引する他ないと覚悟している。
一方、金融機関を始めとするステークホルダーの皆さまにも、未来への強い期待と支援をいただいている。特に主力三行には、上期
の事業継続に向けた当座貸越枠の設定に続き、先般は永久劣後ローンの調達に応じていただいた。コロナ禍のダメージを受けた中
でも、成長投資を継続する基盤を整えることができ、改革のスピードを緩めることなく事業構造の転換を進める所存。前期は強化し
てきたプラットフォーム事業が大きく貢献してくれたが、これまで重点的に投資してきたデジタル事業の収益化の目途もつき始めてお
り、今後の成長を牽引しうる新たな事業も芽を吹き始めた。株主の皆さまにも中期的な成長に期待していただきたい。
そのためにも、極めて厳しい業績結果となったアパレルブランドの復活が今期は非常に重要。2度に渡る構造改革と、新たな刺激をも
たらす社外人材の採用・登用を通じ、これまでの内向きなプライドや漫然とした慣習は徐々に変化しつつある。新常態への変化対応
に向けて、「チャレンジ」という言葉を社内に発信し続けているが、同時にお客さまと真摯に向き合う「商売の基本の徹底」を今期は掲
げている。社員一丸で「実行度」にこだわって、アパレルブランドの復活を成し遂げていきたい。
2021/3期の下期はコア営業利益で黒字を確保し、第4四半期には前年増益に転換して、復活への糸口は確実につかみつつある。
しかしながら、現在も緊急事態宣言が再発令され、多くの店舗が休業を余儀なくされていることも現実。昨年の経験を活かし、危機
対応は粛々と進めている。今回発表した通期業績予想には、臨時休業の影響は織り込んでいないが、影響が判明次第速やかに必
要な対応は行い、何としても通期黒字化を達成することで、応援していただいているステークホルダーの皆さまの期待に応えたい。
「創造全力、価値共有。つねに、その上をめざして。」
厳しい環境は継続しますが、常に前を向いて新たな価値をお客さまに届けるべくグループ全員で必死に取り組んでまいります。
引き続き、ワールドグループへのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
鈴木 信輝
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Ⅲ. 参考資料
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参考資料:連結P/L計画 (上期・下期)
上半期 下半期
当期 前期 当期 前期
# (単位:百万円) 実績 百分比 実績 増減率 計画 百分比 実績 増減率
1 売上収益 93,441 100.0% 79,075 118% 102,959 100.0% 101,247 102%
2 売上総利益 53,899 57.7% 40,053 135% 60,001 58.3% 57,017 105%
3 販売管理費 52,775 56.5% 48,443 109% 53,125 51.6% 55,127 96%
4 コア営業利益 1,124 1.2% △8,390 黒転 6,876 6.7% 1,891 364%
5 その他収支 △1,030 - △6,075 - △620 - △9,064 -
6 営業利益 94 0.1% △14,465 黒転 6,256 6.1% △7,173 黒転
7 金融収支 △475 - △474 - △475 - △445 -
8 税引前当期利益 △381 -0.4% △14,939 赤縮 5,781 5.6% △7,618 黒転
9 法人税等(1) 288 - 3,836 - △2,188 - 1,572 -
10 親会社の所有者に帰属する 当期利益 △93 -0.1% △11,103 赤縮 3,593 3.5% △6,046 黒転
(2)
11 発行済株式数(株) 34,390,965 34,390,965 34,390,965 34,390,965
(3)
12 EPS(円) △10 △323 97 △176
13 DPS(円) n.a. n.a. 31 n.a.
(4)
(前提パラメーター )
14 既存店売上伸び率 135.1% 56.8% 111.7% 79.1%
15 店舗増減数(5) △330 △34 △44 △273
16 出店数 45 45 34 107
17 退店数 △375 △79 △78 △380
18 M&A等による増減 0 0 0 0
19 EC売上伸び率 114.3% 139.3% 129.6% 117.8%
(1) 法人所得税と非支配持分の両方を含んでおります。
(2) 各期末時点の発行済普通株式数であり、短信の数値(期首・期末平均値)とは異なります。
(3) 上記(#11)の発行済株式数にて算定しており、短信の数値(期首・期末平均値)とは異なります。
(4) ブランド事業、デジタル事業、プラットフォーム事業にある全ての小売ブランド(国内)を対象にしております。
(5) 店舗数は国内の直営店舗数を対象にしております。フランチャイズの純増数(上期+8店舗、下期+7店舗)は含んでおりません。
当予想には、2021年4月以降の緊急事態宣言の発令等による、長期且つ広範な営業休止は織込んでおりません。
そうした事態が発生する場合、迅速に影響を見極め、速やかに必要な対応をする所存です。
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参考資料:事業セグメント計画 (上期・下期)
上半期 合計
上半期 計 調整額
ブランド事業 デジタル事業 プラット 共通部門
(単位:百万円) フォーム事業
売上収益 79,669 13,731 43,219 3,608 140,228 △46,787 93,441
うち、外部収益 77,896 4,995 10,501 49 93,441 93,441
売上構成比 83.4% 5.3% 11.2% 0.1% 100.0% - 100.0%
前年同期比 113% 121% 168% 96% 118% - 118%
セグメント利益(※) 1,347 △1,082 267 1,117 1,650 △526 1,124
対売上収益 1.7% -7.9% 0.6% 31.0% 1.2% - 1.2%
前年同期比 黒転 赤拡 9% 211% 黒転 - 黒転
営業利益 300 △1,045 △403 1,119 △29 123 94
下半期 合計
下半期 計 調整額
ブランド事業 デジタル事業 プラット 共通部門
(単位:百万円) フォーム事業
売上収益 84,749 17,130 47,587 3,664 153,130 △50,171 102,959
うち、外部収益 82,626 7,725 12,564 45 102,959 102,959
売上構成比 80.3% 7.5% 12.2% 0.0% 100.0% - 100.0%
前年同期比 92% 145% 194% 104% 102% - 102%
セグメント利益(※) 5,215 55 1,178 932 7,380 △504 6,876
対売上収益 6.2% 0.3% 2.5% 25.4% 4.8% - 6.7%
前年同期比 黒転 黒転 95% 52% 377% - 364%
営業利益 4,819 43 1,222 868 6,952 △696 6,256
(※) セグメント利益は、本業の稼ぐ力を表すコア営業利益と同じ数値であります。
注 当期期初にセグメント間移動があった事業の前期実績組替は行っておりません。
㈱ワールドアンバーと㈱アスプルンド(卸・コントラクト部門)のB2Bビジネスについて、
本年4月1日付にてブランド事業からプラットフォーム事業にセグメント変更しました。
当予想には、2021年4月以降の緊急事態宣言の発令等による、長期且つ広範な営業休止は織込んでおりません。
そうした事態が発生する場合、迅速に影響を見極め、速やかに必要な対応をする所存です。
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参考資料:略語・用語集(1/2)
番号 項目 内容
1 A AW 「秋冬(Autumn/Winter)」の略。
2 B(バーゲン) 定価から値下げして販売すること(⇔P(プロパー))。
3 BI 「Business Intelligence」の略。膨大なデータを収集して分析し、その結果を可視化し、業務の意思決定に活用する仕組み。
4 BR 「ブランド」の略。
B
テクノロジーを活用し、ファッションビジネスに必要なバリューチェーン全ての業務領域をカバーする企業向けのデジタルソリュー
5 B2B(ソリューション)
ションサービス。
6 B2C(ネオエコノミー) デジタル技術の進化に伴う購買行動の変化に対応し、テクノロジーを活用した消費者向け次世代型ファッションサービス。
7 CMC グループの商品鮮度向上とソフト開発を推進する「クリエイティブ・マネジメント・センター」の略。
C
8 CRM 「Customer Relationship Management」の略。
9 D D-Growth B2B、B2C等のデジタル事業を推進する当社のデジタル担当部門の呼称。
10 EC 「イーコマース(E-commerce)」の略。インターネットやコンピュータなど電子的な手段を介して行う商取引の総称。
E
11 EFS 「ECフルフィルメントシステム」の略。受注から決済までのEC業務をカバーするシステムのこと。
12 L LT 「リードタイム(Lead Time)」の略。
「Online Merges with Offline」の略。オンライン(SNSやWebサイト)でのアプローチを通して、オフライン(店舗など)へ顧客を誘導
13 O OMO
するマーケティング施策のこと。
14 P(プロパー) 定価で販売すること。(⇔B(バーゲン))
P
15 PF(プラットフォーム) 「プラットフォーム」の略。再現性のある業務の仕組みのこと。
「スパークス(Super(卓越した)、 Production(生産)、 Apparel(アパレル)、 Retail(小売)、 Customer Satisfaction(顧客満足))」
16 SPARCS構想
の略。消費者を起点に小売から生産までを一気通貫させ、ロス・無駄を価値に変えることを意味します。
S
17 SS 「春夏(Spring/Summer)」の略。
18 V VMD Visual Merchandising Displayの略称。
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参考資料:略語・用語集(2/2)
番号 項目 内容
加速器、加速装置、促進剤などの意味を持つ英単語で、ITの分野では機器やソフトウェア、システムなどに追加して性能を向上さ
19 アクセラレーター
せる機材などのことを意味する。また、新規事業の加速度的な成長機会の提供や成長支援の意味でも使われる。
「アパレル」は、従来型のブランドおよびこれらを支えるアパレルプラットフォームを指し、「非アパレル」は、雑貨、M&Aで加入したブ
あ
ランド、デジタルなど、従来型アパレル以外を指す。「アパレル」のコア営業利益は、ブランド事業セグメントの国内アパレルブランド
20 アパレル事業・非アパレル事業
と海外およびプラットフォーム事業セグメントの生産プラットフォーム、販売プラットフォームから構成され、「非アパレル」のコア営業
利益は、連結コア営業利益から「アパレル」のコア営業利益を除いたものとなります。比率は、未監査の数値となります。
21 オンデマンドプリント 必要に応じて必要な数を迅速に印刷する仕組み。
22 か コア営業利益(セグメント利益) コア営業利益は、本業の稼ぐ力を表す売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除したものでセグメント利益と同じ数値
23 ささげ ECにおける さ(撮影) さ(採寸) げ(原稿) のこと。
さ
24 セグメント利益(コア営業利益) セグメント利益は、本業の稼ぐ力を表す売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除したものでコア営業利益と同じ数値
25 は フルフィルメント ECで商品の受注から決済に至るまでの業務全般のこと。梱包・発送業務、在庫管理、物流管理などを含む。
26 や 屋号 店舗名、または、店舗として看板を出すブランド名又はストア名のこと。
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(ご連絡先)
株式会社ワールド
IR室
投資家・アナリスト 大野(室長)/重枝
マスコミ Tel:03-6887-1300
財務・経理部
金融機関 大野(部長)/中谷
Tel:070-1256-0671
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