3611 マツオカ 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社マツオカコーポレーション 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3611 URL https://www.matuoka.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名) 松岡典之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 内田修平 (TEL) 084-973-5188
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 41,575 △1.2 3,242 28.3 3,338 25.5 2,906 57.6
2020年3月期第3四半期 42,064 △12.7 2,528 △22.4 2,659 △16.0 1,844 21.8
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 2,514百万円( 102.4%) 2020年3月期第3四半期 1,242百万円( △9.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 290.54 288.45
2020年3月期第3四半期 184.10 182.36
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 44,371 26,706 54.2
2020年3月期 44,224 25,357 50.7
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 24,043百万円 2020年3月期 22,436百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - - - 40.00 40.00
2021年3月期 - - -
2021年3月期(予想) 40.00 40.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 52,000 △9.0 3,600 38.3 3,600 42.7 2,900 146.6 289.91
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
除外 2社 (社名) 依姿美(南通)服飾有限公司、南通天睦制衣有限公司
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 10,060,400株 2020年3月期 10,041,400株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 287,572株 2020年3月期 996株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 10,003,103株 2020年3月期3Q 10,017,327株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、一部で景気持ち直しの兆しが見られたものの、新型コロナウイル
ス感染の勢いが収まらず、先行き不透明な状況が継続しております。中国においては、経済活動の再開後も感染拡大
の抑え込みに成功し、コロナ禍前に堅調であった投資や輸出が下支えとなって、経済は回復基調にあります。欧米で
は、一部ワクチンの接種が始まったものの、感染拡大が深刻化し、一部地域ではロックダウンとなるなど経済活動へ
の悪影響が顕著で、景気の長期停滞も懸念されています。
わが国経済においても、経済活動の再開に伴い、さまざまな経済施策も実施され、景気に持ち直しの動きが見られ
ましたが、足もとの感染者数急増により、景気回復のペースは鈍化傾向にあります。ワクチン普及により世界的な経
済の改善が期待される一方で、感染再拡大の収束は見通せず、個人消費や設備投資といった内需の低迷や、雇用所得
環境の悪化等が想定され、景気停滞の長期化への懸念が高まりを見せております。
当社グループの主要な取引先であるアパレル業界においては、引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響が大き
く、消費マインドの回復には至りませんでした。消費者ニーズの的確な把握と対応、販売形態等の違いによって、業
績に二極化が進む等、業界を取り巻く環境は、より一層厳しいものになりました。
このような状況の中、当社グループでは、売上高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続き、アパレル市場の
需要減少に伴い既存製品の受注が低迷しましたが、上半期における布製マスクの生産が下支えし、ほぼ前年同期の水
準を維持しました。利益は、売上高と同じくコロナ禍の影響があったものの、経費の削減等に努めたことにより増加
しました。
生産の状況といたしましては、引き続きグローバルに展開する工場のネットワークを活かして、コロナ禍における
アパレル製品需要の急減による受注の減少に対して、安定的な生産体制の維持に注力いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は415億75百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は32億
42百万円(同28.3%増)、経常利益は33億38百万円(同25.5%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、
特別利益として中国での土地使用権と建物等の売却に伴う固定資産売却益を計上したこと等により、29億6百万円
(同57.6%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べて1億46百万円増加し、443億71百万円となりまし
た。主な要因としては、受取手形及び売掛金の減少19億36百万円、仕掛品の減少4億25百万円等があったものの、現
金及び預金の増加27億71百万円等があったことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて12億2百万円減少し、176億64百万円となりまし
た。主な要因としては、未払法人税等の増加2億86百万円、長期借入金の増加2億28百万円等があったものの、支払
手形及び買掛金の減少14億35百万円、短期借入金の減少4億49百万円等があったことによるものです。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ13億49百万円増加し、267億6百万円となりまし
た。主な要因としては、自己株式の取得7億43百万円、配当金の支払4億1百万円、非支配株主持分の減少2億58百
万円、為替換算調整勘定の減少1億78百万円等があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利
益剰余金の増加29億6百万円等があったことによるものです。
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株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、当社グループにおける最近の業績動向や景況感を踏まえて見直
しを行った結果、2020年11月13日に公表しました業績予想から変更しております。
(参考)
2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 50,000 3,200 3,500 2,900 288.63
今回修正予想(B) 52,000 3,600 3,600 2,900 289.91
増減額(B-A) 2,000 400 100 - -
増減率(%) 4.0 12.5 2.9 - -
(ご参考)前期実績
57,112 2,603 2,523 1,175 117.33
(2020年3月期)
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株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,263 12,035
受取手形及び売掛金 9,954 8,017
商品及び製品 2,210 2,348
仕掛品 4,275 3,849
原材料及び貯蔵品 2,322 2,437
その他 3,095 2,732
貸倒引当金 △10 △9
流動資産合計 31,111 31,411
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,622 5,052
その他(純額) 4,617 5,095
有形固定資産合計 10,240 10,148
無形固定資産
その他 1,457 1,224
無形固定資産合計 1,457 1,224
投資その他の資産
その他 2,984 3,170
貸倒引当金 △1,568 △1,583
投資その他の資産合計 1,415 1,586
固定資産合計 13,113 12,959
資産合計 44,224 44,371
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株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 8,928 7,492
短期借入金 2,967 2,517
1年内返済予定の長期借入金 257 341
未払法人税等 433 720
賞与引当金 314 317
その他 1,369 1,394
流動負債合計 14,270 12,783
固定負債
長期借入金 3,519 3,747
退職給付に係る負債 350 347
資産除去債務 199 226
その他 528 558
固定負債合計 4,597 4,881
負債合計 18,867 17,664
純資産の部
株主資本
資本金 560 574
資本剰余金 2,525 2,539
利益剰余金 18,642 21,146
自己株式 △2 △746
株主資本合計 21,726 23,513
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 16 11
為替換算調整勘定 730 552
退職給付に係る調整累計額 △37 △33
その他の包括利益累計額合計 709 530
非支配株主持分 2,921 2,662
純資産合計 25,357 26,706
負債純資産合計 44,224 44,371
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株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 42,064 41,575
売上原価 36,217 35,148
売上総利益 5,846 6,427
販売費及び一般管理費 3,318 3,184
営業利益 2,528 3,242
営業外収益
受取利息及び配当金 43 24
為替差益 47 -
持分法による投資利益 37 85
補助金収入 - 183
その他 164 111
営業外収益合計 293 405
営業外費用
支払利息 82 81
為替差損 - 133
貸倒引当金繰入額 - 47
その他 79 47
営業外費用合計 162 309
経常利益 2,659 3,338
特別利益
固定資産売却益 - 669
特別利益合計 - 669
特別損失
関係会社清算損 - 82
特別損失合計 - 82
税金等調整前四半期純利益 2,659 3,925
法人税等 686 1,086
四半期純利益 1,973 2,838
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
128 △67
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,844 2,906
6
株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 1,973 2,838
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 △4
為替換算調整勘定 △700 △321
退職給付に係る調整額 1 5
持分法適用会社に対する持分相当額 △30 △2
その他の包括利益合計 △730 △323
四半期包括利益 1,242 2,514
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,180 2,726
非支配株主に係る四半期包括利益 61 △212
7
株式会社マツオカコーポレーション(3611) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症の影響で、外出自粛及び休業要請により店舗における衣料品販売が大幅に減少し、
経済活動再開後も、消費マインドの回復までには至っていない等、アパレル業界は依然として厳しい業界環境を余
儀なくされております。
先行きは不透明ですが、当四半期連結会計期間の末日現在において入手可能な情報に基づき、当連結会計年度中
はその影響が継続し、その後は緩やかに回復していくと仮定して、貸倒引当金及び固定資産の減損会計等の会計上
の見積りを行っております。
なお、これらの見積りには不確実性があり、新型コロナウイルス感染症の状況や経済への影響が変化した場合に
は損失額が増減する可能性があります。
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