3600 フジックス 2020-11-13 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上 場 会 社 名 株式会社フジックス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3600 URL https://www.fjx.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)藤井 一郎
問合せ先責任者 (役職名)常務取締役管理部長 (氏名)松尾 勇治 (TEL) 075(463)8111
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 3,074 △2.7 137 92.9 166 52.3 151 141.0
2020年3月期第2四半期 3,160 △0.9 71 ― 109 408.8 62 ―
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 165 百万円 ( ―%) 2020年3月期第2四半期 △11 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 109.77 ―
2020年3月期第2四半期 45.55 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 10,461 9,093 80.6
2020年3月期 10,560 9,037 79.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 8,434 百万円 2020年3月期 8,340 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 62.50 62.50
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 62.50 62.50
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,733 △5.2 131 206.0 193 59.0 171 ― 124.93
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名)― 、除外 ―社 (社名)―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 1,468,093株 2020年3月期 1,468,093株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 91,385株 2020年3月期 91,385株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 1,376,708株 2020年3月期2Q 1,376,725株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P.2
(1) 経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………P.2
(2) 財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………P.3
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………P.3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P.4
(1) 四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………P.4
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………P.6
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………P.8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………P.8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………P.8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………P.8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………P.8
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株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、経済活動の回復は
遅れ、雇用・所得環境の悪化や消費マインドの低迷もあって、景気動向は引き続き厳しい状況が続きました。
当社グループが深く関連するアパレル・ファッション業界におきましても、消費マインドの低下や購買志向の変化
が続いて、国内外において日本向け衣料品生産の抑制傾向は一層強まり、当社グループにおきましても主力である工
業用縫い糸の受注状況が一段と厳しさを増した一方で、外出自粛等による自宅での手作り需要は引き続き堅調で、手
芸材料である家庭用縫い糸の受注も高止まり傾向で推移しました。
これらの状況に為替換算レート変動による海外子会社の減収もあって、当第2四半期連結累計期間の売上高は
3,074百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
一方利益面につきましては、今夏の当社新社屋の営業開始に伴い、一過性の費用負担が発生したものの、昨年の販
売価格改正による利益率の改善や当社における家庭用縫い糸の増収、本社仮事務所の賃借料や対外営業活動停滞によ
る経費の減少等もあって、営業利益は137百万円(前年同期比92.9%増)、経常利益は166百万円(前年同期比52.3%
増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は151百万円(前年同期比141.0%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
日本
当第2四半期におきましても新型コロナウイルス感染症の影響が継続したために、外出自粛等による自宅での手作
り需要は引き続き堅調で、当社における家庭用縫い糸の受注も高止まり傾向で推移しましたが、アパレル・ファッシ
ョン業界におきましては、消費マインドの低下や購買志向の変化が続いて、昨冬から続いていた衣料品の減産傾向は
むしろ強まりつつあり、工業用縫い糸の受注状況は一段と厳しさを増しました。
当社グループにおきましては、当第2四半期連結累計期間には、当社は2020年4月から9月まで、国内子会社は
2020年2月から7月までの業績が連結されているため、2か月のずれがあることや、それぞれの事業分野や販売地域
も異なるため、状況は各社ごとに若干の相違が見られるものの、これらの状況から当セグメントの売上高は2,540百
万円(前年同期比0.6%増)となりました。
また、利益面につきましては、上述のとおり、今夏の当社新社屋の営業開始に伴い、一過性の費用負担が発生した
ものの、昨年の販売価格改正による利益率の改善や当社における家庭用縫い糸の増収、本社仮事務所の賃借料や対外
営業活動停滞による経費の減少等もあって、セグメント利益は80百万円(前年同期比851.0%増)となりました。
アジア
当セグメントに属する全ての海外子会社は、事業年度の末日を12月末日と定めており、当第2四半期連結累計期間
には、2020年1月から6月までの業績が連結されております。
アジアセグメントの主となる中国におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大によって大幅に制限されていた
事業活動は、4月以降、感染者の減少とともに制限も徐々に緩和されましたが、日本向け衣料品の生産はむしろ抑制
傾向が強まったことで、日本向け衣料品用の工業用縫い糸が主となる当セグメントの販売状況は、タイやベトナムの
子会社を含めて一段と厳しさが増した上、為替換算レート変動による減収もあり、売上高は533百万円(前年同期比
16.1%減)、セグメント利益は50百万円(前年同期比21.0%減)となりました。
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株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて99百万円減少し、10,461百万円となり
ました。主な増減は、電子記録債権の増加98百万円、投資有価証券の増加82百万円があったものの、現金及び預金の
減少125百万円、受取手形及び売掛金の減少87百万円、たな卸資産の減少79百万円などがありました。
負債は、前連結会計年度末に比べて154百万円減少し、1,367百万円となりました。主な増減は、買掛金の減少104
百万円、役員退職慰労引当金の減少33百万円などがありました。
純資産は、前連結会計年度末に比べて55百万円増加し、9,093百万円となりました。主な増減は、為替換算調整勘
定の減少55百万円があったものの、利益剰余金の増加62百万円、その他有価証券評価差額金の増加57百万円などがあ
りました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が当社グループに与える影響は不透明であ
り、業績予想数値の算定を行うことが困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測
等に基づき2021年3月期の連結業績予想を公表いたします。
詳しくは本日別途公表いたしました、「業績予想及び配当予想に関するお知らせ」をご参照ください。
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株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,385,605 2,260,121
受取手形及び売掛金 1,177,668 1,089,989
電子記録債権 195,831 294,386
たな卸資産 2,872,562 2,792,913
その他 78,049 70,264
貸倒引当金 △12,037 △8,066
流動資産合計 6,697,680 6,499,608
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,432,886 1,991,470
その他(純額) 1,226,136 733,198
有形固定資産合計 2,659,022 2,724,668
無形固定資産
その他 207,163 192,858
無形固定資産合計 207,163 192,858
投資その他の資産
投資有価証券 667,885 750,734
その他 340,194 301,787
貸倒引当金 △11,515 △8,371
投資その他の資産合計 996,563 1,044,150
固定資産合計 3,862,749 3,961,678
資産合計 10,560,430 10,461,286
負債の部
流動負債
買掛金 417,400 312,550
未払法人税等 24,397 53,204
賞与引当金 57,214 54,545
資産除去債務 5,169 1,534
その他 194,942 190,548
流動負債合計 699,124 612,383
固定負債
役員退職慰労引当金 221,662 187,953
退職給付に係る負債 137,742 128,372
資産除去債務 34,322 32,788
その他 429,606 406,163
固定負債合計 823,333 755,277
負債合計 1,522,458 1,367,661
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株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 923,325 923,325
資本剰余金 758,014 771,087
利益剰余金 6,526,873 6,589,538
自己株式 △109,249 △109,249
株主資本合計 8,098,963 8,174,700
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 116,073 173,976
為替換算調整勘定 238,483 182,518
退職給付に係る調整累計額 △112,893 △96,577
その他の包括利益累計額合計 241,663 259,917
非支配株主持分 697,345 659,006
純資産合計 9,037,972 9,093,624
負債純資産合計 10,560,430 10,461,286
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 3,160,072 3,074,363
売上原価 2,247,032 2,084,381
売上総利益 913,040 989,982
販売費及び一般管理費 841,795 852,566
営業利益 71,244 137,415
営業外収益
受取利息 5,708 2,692
受取配当金 14,897 14,313
賃貸料収入 11,691 10,918
売電収入 6,001 5,917
その他 12,744 8,127
営業外収益合計 51,044 41,968
営業外費用
支払利息 192 98
賃貸料収入原価 4,788 5,031
売電費用 3,083 2,719
その他 4,684 4,711
営業外費用合計 12,748 12,559
経常利益 109,540 166,824
特別利益
固定資産売却益 85 ―
特別利益合計 85 ―
特別損失
固定資産売却損 362 591
固定資産除却損 1,713 180
事業所改築関連費用 854 ―
特別損失合計 2,931 772
税金等調整前四半期純利益 106,694 166,052
法人税、住民税及び事業税 19,743 49,393
法人税等調整額 7,256 △47,524
法人税等合計 26,999 1,868
四半期純利益 79,694 164,183
非支配株主に帰属する四半期純利益 16,980 13,066
親会社株主に帰属する四半期純利益 62,714 151,116
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株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 79,694 164,183
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △24,185 57,903
為替換算調整勘定 △79,019 △73,279
退職給付に係る調整額 12,202 16,315
その他の包括利益合計 △91,001 940
四半期包括利益 △11,306 165,123
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △10,532 169,371
非支配株主に係る四半期包括利益 △774 △4,247
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株式会社フジックス(3600) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積りについて、前連結会計年度の有価証券報告書の
(追加情報)に記載した仮定に重要な変更はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
日本 アジア 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 2,524,436 635,635 3,160,072 ― 3,160,072
セグメント間の内部売上高
144,425 357,676 502,102 △502,102 ―
又は振替高
計 2,668,862 993,312 3,662,174 △502,102 3,160,072
セグメント利益 8,453 64,275 72,728 △1,484 71,244
(注) 1.セグメント利益の調整額△1,484千円は、セグメント間取引消去によるものです。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
日本 アジア 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 2,540,782 533,581 3,074,363 ― 3,074,363
セグメント間の内部売上高
107,275 306,902 414,177 △414,177 ―
又は振替高
計 2,648,057 840,483 3,488,541 △414,177 3,074,363
セグメント利益 80,389 50,785 131,175 6,240 137,415
(注) 1.セグメント利益の調整額6,240千円は、セグメント間取引消去によるものです。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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